平成12年度 学校基本調査結果(名古屋の学校)

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平成12年5月1日現在で実施された文部省所管の平成12年度学校基本調査(指定統計第13号)のうち、名古屋市分集計結果(概要)についてお知らせします。
この調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的として昭和23年より毎年実施しています。
なお、数字は後日文部省が公表するものを確定値とします。

• 学校数は837校で昨年度よりも7校減っています。在学者数は349,773人で、同じく5,084人、1.4%減っています。
• 1学級当たりの生徒数は、幼稚園が26.1人、小学校が30.5人、中学校が34.8人で、小学校と中学校では引き続き減少傾向にあります。
• 女性教員の割合は、幼稚園が92.1%、小学校が60.3%、中学校が41.8%、高等学校が27.6%となり、平成2年度と比べると小学校で5.8ポイント、中学校で5.1ポイント、高等学校で4.8ポイント伸びています。

• 幼稚園数は200園で昨年度よりも1園減り、園児数も35,143人と昨年度よりも64人減少しています。
• そのうち3歳児は10,824人で昨年度よりも280人増え、全体に占める割合も30.8%に拡大しています。4歳児は11,851人で昨年度よりも705人減り、5歳児は12,468人で昨年度よりも361人増えています。
• 区別の状況をみると、園児数が最も多いのは名東区の4,194人、最も少ないのは中区の420人で、中区は名東区のわずか1割の人数となっています。

• 児童数は118,839人で、昨年度よりも1,741人、1.4%減っています。児童数は昭和55年度をピークに減少しており、本年度はピーク時の57.9%の人数となっています。
• 区別の状況をみると、児童数が最も多いのは緑区の13,637人で、最も少ないのは中区の2,544人となっています。また、緑区は小学校数が26校と本市全体の1割を占め、さらに教職員数、学級数も16区中最大です。
• 平成11年度間に30日以上学校を欠席した長期欠席児童数は1,339人で、昨年度よりも130人減り、4年ぶりの減少となりました。全体に占める割合も1.1%に縮小しています。このうち不登校による欠席者は295人となっています。

• 生徒数は65,238人で、昨年度よりも1,738人、2.6%減っています。生徒数は昭和61年度以降減少しており、本年度はその63.5%の人数となっています。
• 区別の状況をみますと、生徒数が最も多いのは緑区で6,601人、最も少ないのは中区で1,226人となっています。学級数も緑区が185学級で最大となっています。学校数と教員数、職員数については千種区がトップで、それぞれ13校、417人、43人となっています。
• 長期欠席生徒数は2,403人で昨年度よりも32人減り、7年ぶりの減少となりました。しかし生徒数が減少する中で、全体に対する割合は3.6%に拡大しています。このうち、不登校による欠席者は1,222人となっています。

• 生徒数は72,047人で昨年度よりも479人、0.7%減っています。生徒数は平成元年度をピークに減少しており、本年度はその69.5%の人数となっています。
• そのうち普通科の生徒は50,972人で、全体の7割を超えています。
• 普通科の生徒を男女別にみると、平成元年度以降は女子の割合が高くなっていますが、今年度の女子の割合は53.6%と昨年度の54.0%を下回っています。

平成12年度学校基本調査の名古屋市分集計結果の詳細については『統計なごや2000年10月号』(総務局企画部統計課)をご覧ください。