ページの先頭です

ここから本文です

資料編「考古1」について

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2015年8月31日

ページID:2722

ページの概要:旧石器・縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡、遺物を編集。

『新修名古屋市史』資料編「考古1」 概要

資料編「考古1」の特徴

旧石器時代から古墳時代の主要な遺跡と考古資料を三章構成で掲載しています。

第一章 名古屋の地形と遺跡の分布との関係、旧石器時代から古墳時代までの全国及び愛知県の歴史状況と名古屋の遺跡の関わりについて整理しました。

第二章 主要遺跡として、旧石器・縄文時代の遺跡33か所、弥生時代の遺跡50か所、古墳時代の遺跡98か所を取り上げております。

第三章 縄文時代の土偶、弥生時代の銅鐸・青銅製品・土製模造品、古墳時代として熱田神宮に所蔵されている馬具についても取り上げました。

本書について

B5版 965ページ(上製本) 定価4,500円 平成20年5月21日販売開始

名古屋の地形図の画像

名古屋の地形図

白鳥塚古墳墳航空写真(北東から、平成17年撮影)の画像

白鳥塚古墳航空写真

『新修名古屋市史』資料編「考古1」 目次

第一章 時代の概観(総論)

第一節 名古屋の地形と遺跡の形成
第二節 旧石器・縄文時代の名古屋
第三節 弥生時代の名古屋
第四節 古墳時代の名古屋

第二章 主要遺跡解説

第一節 旧石器・縄文時代の遺跡
第二節 弥生時代の遺跡
第三節 古墳時代の遺跡

第三章 特論

第一節 市域の旧石器資料
第二節 土偶
第三節 名古屋の銅鐸
第四節 青銅器
第五節 土製模造品
第六節 古墳時代の重要資料

遺跡一覧表及び遺跡分布図
用語解説

『新修名古屋市史』資料編「考古1」 本文抜粋

本文抜粋 第2章 主要遺跡解説 古墳-5 白鳥塚古墳

 東谷山の山麗、東谷橋から県立看護大学、フルーツパークへむかう途中の右手の森の中にある。・・・
 ・・・平成18年の調査で、墳長115メートル・後円部径約75メートル・くびれ部幅約25メートル・前方部長約43メートル・・・となることが明らかになった。・・・
 段築は、後円部3段・前方部2段築成と推定されている。また、前方部端1か所、前方部北側面1か所、後円部1か所の3か所以上に造出を設けた可能性がある。
 墳丘の平面形は、後円部径と前方部長の比率が1:0.57と、後円部径に比して前方部長が短く、前方部はあまり広がらない。このような平面形は奈良県柳本行燈山古墳に類似するという(深谷2007)。
 また、墳丘裾の調査区から葺石が検出され、部分的に白色の石英質の割石が使用されていた。白色石がかつて後円部頂に敷きつめられていたというが、葺石としても使用されていた可能性が高い。
 後円部墳頂で行なわれた物理探査の結果、主軸を南北方向にとる埋葬施設が、東西に並列して存在する可能性が指摘された。

このページの作成担当

総務局行政DX推進部市政資料館庶務係

電話番号

:052-953-0051

ファックス番号

:052-953-4398

電子メールアドレス

a9530051-01@somu.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ