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危険物安全週間のおしらせ
令和5年6月4日日曜日から6月10日土曜日は危険物安全週間です。
危険物施設での火災や事故をなくすため、昭和消防署では危険物安全週間を中心に、危険物施設での消防訓練や危険物施設で働く職員を対象とした講習会を実施しました。
今年の推進標語は「意志つなぐ 連携プレーで 事故防ぐ」で、推進ポスターはカーリング女子日本代表のロコ・ソラーレがモデルになっています。
消防訓練を実施しました
令和5年6月6日火曜日、昭和区塩付通にあるグランド石油株式会社と合同で消防訓練を実施しました。
訓練の想定は、給油中の乗用車から出火したということで、ガソリンスタンドの職員と消防隊が連携して消火活動にあたるというものです。
訓練では、訓練用消火器を使用した初期消火や119番通報する訓練、訓練用消火剤を使用した泡放水を実施して、従業員と消防隊の火災対応力の向上を図ることができました。
身近に潜む危険物!!
危険物というとあまり馴染みがなく自分に関係ないように思ってしまいますが、実は身近なところで使われているのをご存じでしょうか。
ガソリンや灯油などはイメージしやすいと思いますが、スマートフォンやモバイルバッテリーなどにも危険物が使われています。
特に、モバイルバッテリーで使用されるリチウムイオン電池には、電解液として危険物が使用されており、近年では、リチウムイオン電池から出火する火災が増加傾向にあり、場合によっては、爆発的な燃焼に発展することがあるため、取り扱いには注意が必要です。
リチウムイオン電池を使用した電子機器を使用する際には、次のようなことに注意しましょう。
衝撃を与えない
外部からの衝撃が加わり、バッテリーがへこむなどすると内部ショートが生じ、発煙や発火に繋がります。
リチウムイオンバッテリーを搭載した製品は小型のものも多く、手を滑らせて落下させたり、ポケットに入れたまま座って体の下敷きにすることで事故になることがあります。
非純正品のバッテリーの取り扱いに注意する
インターネットで購入したリチウムイオン電池搭載製品の事故が多く発生しています。
純正品ではないバッテリーを使用すると、制御機能が正常に働かず事故に至る恐れがあるため、純正品の仕様が推奨されています。
一般ごみと一緒に捨てない
一般ごみなどと一緒に廃棄されると、ごみ収集車の中で圧縮されることで火災が発生するほか、ごみ収集車の破損、収集作業員のケガの原因となることから絶対にやめましょう。
名古屋市内でリチウムイオン電池を廃棄する場合は、電池にセロハンテープを張って絶縁し、指定袋以外の透明・中身の見える半透明の袋に入れて、プラスチック製容器包装と同じ日に出しましょう。
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