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市会だより第197号 議案外質問から

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ページID:189263

最終更新日:2025年9月1日

 6月20日から24日の本会議では26人の議員が市政全般に対する議案外質問を行い、市長はじめ市当局の考えをただしました。

 主な質問・答弁の概要は次のとおりです。(発言順に記載してあります。)

6月20日(金曜日)

鈴木孝之議員 (減税)

アジア・アジアパラ競技大会のボランティア募集

【質問】名簿による募集は適切だったのか。市が応募者にリストへの記載段階での参加意思を確認すべきでは。

【答弁】名簿による募集は新しい選択肢の提供につながった。意思確認は名簿を取りまとめた方から連絡するのが円滑な確認となり合理的だと考えている。(総務局長)


沢田ひとみ議員 (自民)

アジア・アジアパラ競技大会のサポートの新たな枠組み

【質問】大会で名古屋を訪れる方々に対し、外国人住民、特に留学生にサポートしてもらえる枠組みを検討しては。

【答弁】大会全体のボランティアとのすみ分け等の課題を整理しつつ、新たな本市独自の枠組み「名古屋版ウェルカムサポーター」を前向きに検討する。(広沢市長)


日比美咲議員 (民主)

アジア・アジアパラ競技大会における宿泊拠点の設置

【質問】名古屋港ガーデンふ頭に設置する意義と、一過性で終わらせずレガシーにつなげることへの考えは。

【答弁】成熟した都市での持続可能な新たな宿泊のあり方として評価されており、大会後の再開発も見据え地域の発展につながるよう関係機関と調整する。(広沢市長)


さかい大輔議員 (公明)

アジア・アジアパラ競技大会を契機とした多文化共生

【質問】アジア各国を中心に多くの人々が訪れることを踏まえ、多文化共生都市の実現へ向けどう取り組むか。

【答弁】各局が推進する多文化共生施策とも連携を図りつつ、国籍等の異なる人々が互いを認め合って幸せに生きられるまちとして発展するよう取り組む。(総務局長)


中川あつし議員 (創政)

中川区役所整備に当たっての考え

【質問】浸水等を考慮した災害に強い区役所の建て替え整備に対する考えと、地元学区による要望の受け止めは。

【答弁】地域防災活動拠点として支障なく活動できるよう構造面も含め検討していくものと認識しており、今後検討する際は総合的に検討したい。(スポーツ市民局長)


大村光子議員 (減税)

おむつのサブスクリプションサービスの導入

【質問】全国的に導入が進む中、本市でもモデル実施を踏まえて全ての公立保育所で導入するべきでは。

【答弁】本格実施に向けた課題を整理し、取扱事業者へのヒアリング等を行い、各園の状況を確認しつつ、可能な限りの早期導入を検討していく。(子ども青少年局長)


渡辺やすのり議員 (自民)

生涯学習センターの老朽化に伴う改修および魅力向上策

【質問】喫緊の課題ともいえる早期改修と、より親しみやすく身近な施設とするための取り組みへの考えは。

【答弁】体育室への空調整備も併せた改修の方針を策定し魅力向上に取り組むとともに、施設を広く知ってもらうべく令和8年度の愛称公募を検討する。(教育長)


久田邦博議員 (民主)

中学校部活動の地域展開に係る取り組み

【質問】指導者の質の担保を図り、維持していくための方策として、本市独自の指導者認定制度を導入しては。

【答弁】指導の質の確保や安全性の向上等に資する有効な手段であり、研修を受講し確認テストの合格者を指導者として認定する制度を導入していく。(教育長)


田辺雄一議員 (公明)

盲導犬サーブと身体障害者補助犬への理解促進

【質問】サーブを題材とした教育活動や、身体障害者補助犬の普及啓発に関するイベントを行っては。

【答弁】学習資料に取り入れ、社会福祉について考える契機としたい。また、サーブ像設置40周年の機会を捉え、普及啓発イベント開催を検討する。(広沢市長、教育長)


田口一登議員 (共産)

訪問介護事業所および居宅介護支援事業所への支援

【質問】基本報酬引き下げにより苦境に陥っている訪問介護事業所等の現状認識は。市独自の支援が必要では。

【答弁】本市独自で物価高騰対策支援金を支給しているが、厳しい経営状況と認識しており、引き続き国に基本報酬引き下げへの対応を要望していく。(健康福祉局長)


6月23日(月曜日)

永井ゆり議員 (減税)

教職員の業務改善のためのAIの利活用

【質問】AIを利活用した業務改善についての考えは。また、AIに精通した教職員の活躍の場を設けるべきでは。

【答弁】働き方改革を推進する「かいぜんプロジェクト」の成果をプロジェクト校以外にも展開し、並行して生成AIの活用アイデア等の募集・発信を検討する。(教育長)


村瀬きよみ議員 (自民)

東部・西部医療センターの病室のWi-Fi環境整備

【質問】入院患者の利便性向上のため、病室全体でWi-Fiが利用できる環境を整備することについての考えは。

【答弁】市立大学においても利便性の向上に資すると認識している。導入に向け取り組んでいくとのことであり、本市も早期実現に向けて働きかけていく。(総務局長)


橋本ひろき議員 (民主)

持続可能な敬老パス制度の構築に向けた提案

【質問】一部負担金の一律値下げにこだわらず、利用回数に応じ負担金のプランを選択する仕組みを検討しては。

【答弁】興味深いアイデアだが、マニフェストの「利用料の値下げ」はコロナ禍による交付率低下等を踏まえると広く恩恵があり最優先に取り組みたい。(広沢市長)


月森たくや議員 (公明)

搾乳可能であることを明示する搾乳マークの周知と導入

【質問】安心して搾乳が可能な空間の整備や、社会的理解の促進のため、搾乳マークの周知と導入を推進しては。

【答弁】市公式ウェブサイトで理解を広め、局所管施設の授乳室にマークを掲示し、授乳室を設置する事業所や全庁に協力依頼して導入を進める。(子ども青少年局長)


大島英勲議員(維新)

男女共同参画における行政の役割

【質問】行政の役割は、価値観を押し付け賃金や管理職割合を均等にすることではなく、公平・中立性に配慮し、機会や選択肢が平等に得られる社会をつくることでは。

【答弁】市民が自分の意思で納得して生き方を選択できる社会の実現を目指すことが肝要である。(広沢市長)


佐藤ゆうこ議員 (減税)

東区役所整備に係る庁舎の必要面積の算定経緯の検証

【質問】中村区や千種区と比べ、職員1人当たりの面積が大きく設定された必要面積の算定経緯をプロジェクトチームで検証するべきでは。現地建て替えの可能性は。

【答弁】約7,800平米が必要面積と考えている。現地建て替えの可能性はある。(広沢市長、スポーツ市民局長)


浅井正仁議員 (自民)

名古屋城の金鯱のうろこと鹿

【質問】焼失前の金鯱のうろこの枚数が通説と違う可能性や名古屋城の鹿の名前のPR、鹿の絶滅対策が必要では。

【答弁】うろこや鹿についてウェブサイト等での周知を検討し、以前鹿の寄贈を受けた和歌山城と同じ和歌山のアドベンチャーワールドに職員派遣したい。(広沢市長)


くにまさ直記議員 (民主)

AI高所監視カメラの導入による災害初動体制の強化

【質問】災害時に市民の命と財産を守る目となるAI高所監視カメラの導入に早急に取り組む必要があるのでは。

【答弁】老朽化した高所監視カメラの更新について関係局と調整を進め、AIや高画素カメラ等による機能強化に向け他都市調査を行うなど早急に検討する。(消防局長)


6月24日(火曜日)

辻󠄀まさお議員 (公明)

児童相談所と一時保護所の環境整備

【質問】子どもの生活環境と職員の執務環境の改善のため児童相談所と一時保護所の環境整備を進めるべきでは。

【答弁】子どもの権利を守るための一時保護所の個室化も職員の執務環境改善も重要。改善に向けた方策について今年度中には一定の方針を立てたい。(広沢市長)


北角嘉幸議員(新生)

千種区の図書館整備の経緯

【質問】旧星が丘ボウル跡地への整備方針について、どのように決め、また、市民意見は十分に聴取したのか。

【答弁】総合的に検討し旧星が丘ボウル跡地が適地だと教育委員会が判断した。市民へしっかりと説明した上で今に至っていると認識している。(広沢市長、教育長)


くずや利枝議員 (自民)

災害救助犬の消防活動への協力に係る協定の締結

【質問】災害発生時の迅速な出動要請のため、災害救助犬の運用団体と消防活動への協力協定を締結しては。

【答弁】救助活動に効果をもたらすと認識しているが、相互理解や制度整備も必要。運用団体と協議を重ね今年度中の締結完了も含めた早期実現を目指す。(消防局長)


赤松哲次議員 (民主)

名古屋市におけるカスタマーハラスメント対策

【質問】支援の枠組みにフリーランスの方を含めるべき、また高リスクの交通局など、市職員を守る対策もすべき。

【答弁】フリーランスの方への支援拡充を前向きに検討する。また、交通局独自で基本方針を策定し、今年度中に録音機付き電話機を整備する。(経済局長、交通局長)


木下優議員 (公明)

千音寺土地区画整理事業に伴う市バス路線の拡充

【質問】住民の利便性向上のため、富田巡回系統の経路見直しと、中村公園駅等へ接続する路線の整備の考えは。

【答弁】富田巡回系統の経路は道路幅員の課題が解決した場合速やかに見直し、中村公園駅等への接続路線は需要が見込まれる状況となれば検討を進める。(交通局長)


神ひろし議員 (自民)

ペットの正しい飼い方の周知啓発

【質問】飼育放棄や多頭飼育崩壊を防ぎ、終生飼養を啓発するため、飼い主責任全般の具体的な実践方法のガイドラインを定め、分かりやすい啓発冊子を作成しては。

【答弁】市独自のガイドラインを新たに定め、冊子を作成し広く市民に周知啓発していきたい。(健康福祉局長)


久野美穂議員 (民主)

福祉業務の申請・届出に係る受付場所の制限の撤廃

【質問】1年以上前に区役所でも支所でも受け付けできるよう検討すると言ったのに、一体いつ実現するのか。

【答弁】今年度に鋭意検討を進め、令和8年4月1日から、課題が解決できたものから段階的に区役所でも支所でも受け付けできるよう取り組む。(健康福祉局長)


服部しんのすけ議員 (自民)

歴史・文化的つながりのある北海道八雲町との交流促進

【質問】旧尾張藩の時代の約150年前から続く本市と八雲町のつながりを市民に周知し、交流を進めるべきでは。

【答弁】今後交流を進めるためまず本市が訪問する機会を設けたい。イベント等でつながりを広報し、市民に認知していただく取り組みを進める。(観光文化交流局長)


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