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9月14日の本会議では、提出議案に対する個人質疑を行いました。
主な質問・答弁の概要は次のとおりです。
【質問】リハビリテーションセンター附属病院の市大病院化により、医療と福祉の一体的な連携はどうなるのか。
【答弁】運営主体は別れるが、医療から福祉への切れ目ない支援を地域に拡大できるよう市立大学や地域の医療機関等と連携し、支援強化に取り組む。(健康福祉局長)
9月14日から19日の本会議では、28人の議員が市政全般に対する議案外質問を行い、市長はじめ市当局の考えをただしました。主な質問・答弁の概要は次のとおりです。(発言順に記載してあります。)
【質問】市民の利便性向上と効率的な書籍管理に向け、市立図書館にICタグシステムの導入を進めるべきでは。
【答弁】利用者に寄り添ったサービスが展開できると考えており、基幹システムの改修等の課題を踏まえ、導入を段階的に進めることも含めて検討する。(教育長)
【質問】電動キックボード等を安全に利用してもらうため、どのように交通ルールの周知を進めていくのか。
【答弁】交通事故の発生を防止するため、交通ルールを正しく理解し守っていただけるよう、さまざまな機会を捉えて広報啓発に取り組みたい。(スポーツ市民局長)
【質問】乳児に絵本を配布するブックスタート等を実施し、幼少期における絵本の読み聞かせを促進する考えは。
【答弁】図書館での乳児への絵本配布を検討するとともに乳幼児健診の配布冊子に読み聞かせの意義等を掲載し、絵本の読み聞かせを多くの家庭に広げたい。(教育長)
【質問】現在の県体育館周辺で確認された遺構について、体育館の解体に先立ち、調査を積極的に進めるべきでは。
【答弁】令和元年に確認された遺構は二之丸を構成する重要な要素の一つとして保存すべきであり、県等と連携し来年度にも調査を開始したい。(観光文化交流局長)
確認された遺構の写真
【質問】松蔭公園整備に関し、昭和22年の計画から76年が経過している。高齢になってから立ち退きを迫られる住民の気持ちに寄り添った対応をすべきでは。
【答弁】長きにわたりご不便をおかけし申し訳ない。ご事情をしっかり伺い丁寧に対応していく。(松雄副市長)
【質問】災害時に有効な情報収集や伝達手段の一つとなる公衆無線LANについて、広く周知啓発を行っては。
【答弁】公衆無線LANについて、今後、市公式ウェブサイトへの掲載や総合防災訓練等の機会を通じ、市民へのさらなる周知啓発に取り組む。(防災危機管理局長)
【質問】依存症相談件数の増加を踏まえ、スタッフの配置に必要な初期費用等の補助など、市独自の支援を行い、依存症専門医療機関を早期に確保すべきでは。
【答弁】依存症専門医療機関の確保に向け、初期費用の負担軽減を含めた支援を検討する。(健康福祉局長)
【質問】医療的ケア児の増加が見込まれる中、市民の理解を深めるため、さらなる周知啓発を進めるべきでは。
【答弁】医療的ケア児の特性や必要な配慮等を広く知ってもらうことが必要であり、さまざまな手法を視野に入れ、来年度の実施に向け検討する。(子ども青少年局長)
【質問】市立小学校における新たな運動・文化活動に関し、検証委員会の提言から1年が経過しても成果指標の検討が進んでいないことの受け止めと今後の取り組みは。
【答弁】指標を定めることは活動の充実に必要と認識しており、速やかに成果指標を設定したい。(教育長)
【質問】熱田区役所南地区の再開発に関する機運の高まりを捉え、開発計画の事業化を本格的に始動すべきでは。
【答弁】隣接する名鉄神宮前駅の開発計画の進展やリニア開業により交流人口が増加する時期を見据え、事業化に向けた取り組みを進めたい。(住宅都市局長)
【質問】地域の方を対象に中区で開催した、なごや子ども応援サポーター研修は、地域での見守り活動に資する重要な取り組みであり、全市に拡大すべきでは。
【答弁】今後、この取り組みを全市に拡大するとともに、継続して実施できるよう検討したい。(教育長)
【質問】学校の樹木について、児童生徒の安全のため適切な維持管理に配慮した樹木マネジメントを進めては。
【答弁】緑政土木局や樹木医といった専門家の協力を得ながら調査に着手し、管理基準を作成するなど継続的な樹木のマネジメントができるよう考えたい。(教育長)
【質問】公共交通空白地における交通課題の解決のため、地域ニーズに対応できる新しい移動手段が必要では。
【答弁】AIオンデマンド交通などの新しい移動手段を有力な選択肢と考えており、候補地を選定し、できる限り早期に実証実験に取り組みたい。(住宅都市局長)
【質問】初期の日本語指導が必要な児童生徒のため、初期日本語集中教室を各区1クラス程度に増設すべきでは。
【答弁】人材と空き教室を確保する必要があり全行政区への設置は困難だが、今後は対面指導を効果的に行える設置場所や指導方法等を調査、研究する。(教育長)
【質問】たばこ税の受動喫煙対策への活用を促す総務省の事務連絡を受け取りながら、何も対応してないのでは。
【答弁】総務省の事務連絡については健康福祉局とも内容を共有しており、その内容を踏まえて全体の事業展開がなされると思っている。(財政局長)
【質問】火葬後に残った有価物を含む残灰について、その売却益と使途を市ウェブサイト等で公表すべきでは。
【答弁】残灰を売却して得た収入の状況や大切に活用させていただいていること等について、市ウェブサイトや広報なごやに掲載していく。(健康福祉局長)
【質問】特定検診の受診率向上に向け、案内封筒にそっと後押しする「ナッジ理論」を盛り込んだ記載をしたり、スマートフォンのショートメッセージを活用しては。
【答弁】未受診者の興味を引く文言や、新たな手法としてショートメッセージの活用を検討する。(健康福祉局長)
【質問】生物多様性の損失を止め、反転させるための緊急行動をとるネイチャーポジティブの実現に向けて積極的に取り組む決意を宣言し、各主体をリードする考えは。
【答弁】積極的に取り組む決意を表明することは意義深く、宣言することを含め前向きに検討する。(環境局長)
【質問】福祉タクシー利用券について、来年度からより利用しやすくなるよう1回の乗車で複数枚の利用ができるようになるが、利用上限枚数についての考えは。
【答弁】一般タクシーで10枚、リフト付きは5枚と考えているが障害者の意見も伺い検討する。(健康福祉局長)
【質問】入院中の子どもに付き添う家族を支援する施策について、より一層周知、啓発をする必要があるのでは。
【答弁】緊急保育等の支援策についてHP等で周知しているが、当事者が自分事と捉えられるよう具体的な状況を示すなど工夫した広報を検討する。(子ども青少年局長)
【質問】支援を必要とするヤングケアラーのニーズに的確に対応するため、相談窓口を速やかに設置すべきでは。
【答弁】ヤングケアラーが気軽に相談できる環境づくりが重要であると考えており、相談窓口を含め、相談支援の在り方について鋭意検討したい。(子ども青少年局長)
【質問】子育て世帯への支援として、住宅供給公社と連携し、公社賃貸住宅における子育て世帯に特化した家賃減額について、本市が支援すべきでは。
【答弁】子育て世帯の負担軽減を図るため、公社賃貸住宅の家賃減額に対する支援を検討する。(住宅都市局長)
【質問】ドナーが骨髄等を提供しやすくなるよう、企業や大学へドナー休暇・公欠制度導入に向け働きかけては。
【答弁】経済団体等の機関誌への記事の掲載や大学に対しての依頼文の発出等により、ドナー休暇・公欠制度の導入を積極的に働きかける。(健康福祉局長)
【質問】子育てをするお母さん、お父さんの応援のため、市立高校において民間事業者を活用し昼食を提供しては。
【答弁】既に校内でパン等を販売しているが、民間を活用した弁当配送も含めさまざまな取り組みを周知し、各校が生徒のニーズを捉え実施できると考える。(教育長)
【質問】メタバースを活用し、家から出られない子どもに対しオンラインで学習、相談等の支援を行う考えは。
【答弁】令和6年度にはメタバースを活用した実証事業に取り組み、オンラインを活用した不登校の児童生徒への支援を一層推進できるよう検討したい。(教育長)
【質問】生きづらさや働きづらさの解消を目指すワークダイバーシティの実現に向け、まずは具体的施策として就労支援の実証実験に本市も果敢に取り組むべきでは。
【答弁】働く意欲のある方を就労につなげる意義深い事業であり、来年度より実施する。(健康福祉局長)
【質問】体調不良の子どもを近隣市町村が病児・病後児保育施設で相互に受け入れる広域連携についての考えは。
【答弁】まずは広域連携について前向きな回答を得た自治体と相互利用が行えるよう協議を行いながら、できる限り早期の開始を目指し取り組む。(子ども青少年局長)
【質問】救急需要は昨年をさらに上回る勢いであり、今年度運用を開始した救急隊のBlue EIGHTについて、救急需要の実態を踏まえて増隊するなどの考えは。
【答弁】救急需要に迅速かつ確実に対応できるよう来年度の救急隊の増隊を視野に入れて検討する。(消防局長)
本会議での質問などや委員会での議論の様子は、本会議・委員会中継(外部リンク)からパソコンやスマートフォンなどで録画中継を視聴できます。
市会情報 市会事務局調査課図書広報担当
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