市会だより第181号　議長に岩本たかひろ議員（自民）、副議長に金庭宜雄議員（公明）を選出

　私たちは、このたびの5月臨時会において、第97代議長並びに第105代副議長に就任いたしました。歴史ある名古屋市会の議長並びに副議長への就任について、大変光栄に存じますとともに、その責任、使命の重大さを痛感しております。
　さて、新型コロナウイルス感染症や国際情勢の変化による物価高など、本市を取り巻く状況は急激に変化しており、市民の皆様の生命や暮らしを守るための迅速な対応が強く求められております。また、本市においては、第20回アジア競技大会の開催やリニア中央新幹線の開業が控えており、このダブルインパクトを本市のさらなる発展につなげるためにも、国や県と密に連携し、未来につながる投資を積極的かつ戦略的に行っていくとともに、アフターコロナを見据え、名古屋の魅力を国内外に発信することが重要と考えております。さらに、市民の皆様が求める行政サービスを迅速かつ正確に提供できるよう、遅れている行政のデジタル化も推進していかなければなりません。
　このような状況の中、私たち名古屋市会は、健全で自由闊達な議論により多様な意見を集約し、議会としてのチェック機能を適切に果たすことで、暮らしやすいまち名古屋、災害に強いまち名古屋の実現に努めるとともに、社会情勢の変化に応じたデジタル化の取り組みを進めてまいりたいと考えております。
　そのためにも、議長・副議長として、活発な議論が行える土壌づくりに取り組むとともに、円滑な議会運営に努め、市民の皆様により身近で信頼していただける名古屋市会の構築のために精励してまいる所存です。
　市民の皆様におかれましては、より一層のご理解とご協力を心からお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。