市会だより第176号　議長に服部将也議員（民主）、副議長に中村満議員（公明）を選出

　私たちは、このたびの5月臨時会において、第96代議長並びに第104代副議長に就任いたしました。歴史ある名古屋市会の議長並びに副議長への就任について、大変光栄に存じますとともに、その責任、使命の重大さを痛感しております。
　さて、大都市であり基礎自治体である本市は、昼夜を問わず市民生活に広く関わり、重大な責務を負っています。今もなお猛威を振るう新型コロナウィルス感染症について考えてみても、市民の命と生活、そして未来を守るため、本市が果たすべき役割はさらに重要度を増していくと思われます。また、こうした状況にあっても先を見据え、世界都市名古屋としての要件を整備し、次代を担う若者が夢や希望を抱くことのできる施策を忘れてはなりません。その前提として、市民生活の向上、福祉施策の充実を図りつつ、南海トラフ巨大地震や近年激甚化する風水害への備えも行っていくなど、誰もが安心して暮らすための施策も着実に推進する必要があります。このような施策を推進し、名古屋を華やかさと堅実さを兼ね備えた魅力を持つ都市として発展させていかなければならないと強く感じております。
　このような状況の中、議会の役割や責任が軽く小さなものであって良いはずはありません。施策を実施する執行部側と切磋琢磨し、議会がより一層建設的で活発な議論と行動をもって本市の針路を力強く示していかなければなりません。
　そのためにも、議長・副議長として各議員との意思疎通を密に行い、和やかで円滑な議会運営に全力で取り組むとともに、議会が市民から深い信頼を築いていけるよう尽力していく所存です。
　市民の皆様のご理解とご協力を心からお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。