市会だより第173号　令和元年度決算認定案について

　「令和元年度名古屋市一般会計歳入歳出決算の認定について」など各会計決算認定案19件については、全会一致または賛成多数により、「認定」または「原案どおり可決及び認定」しました。

• 歳入決算額は1兆2,352億円余、歳出決算額は1兆2,232億円余でした。
• 前年度に比べ、歳入は304億円余増加し、歳出は266億円余増加しました。
• 翌年度繰越財源40億円余を差し引いた実質収支は79億円余の黒字でした。

　「令和元年度名古屋市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、採決に先立ち、日本共産党から反対討論（理由：金持ち優遇の市民税減税は見直すべき。中部国際空港の2本目滑走路建設や、リニアを前提とした名古屋駅前開発は見直すべき。市民合意のない名古屋城天守閣木造復元は中止するべき。）が行われました。

• 令和元年度の焼却灰の埋め立て量を踏まえた焼却灰の資源化に対する考え方、および食品ロス削減に向けた取り組みに対する見解
• 住民票の写しなどのコンビニ交付の導入に対する認識

• いのちの支援なごやプランを踏まえた自殺対策に対する考え
• 陽子線治療施設整備事業に係る訴訟に要した主な費用

• 区役所・支所における児童虐待への対応体制
• なごや子ども応援委員会における子どもや保護者との信頼関係構築のための取り組み、およびスタッフの育成

• バス事業における民間活力の導入状況、およびその効果
• 河村市政における道路・街路樹・公園に係る維持管理費、および施工量の推移

• 商店街の活性化に向けた取り組み内容、および従来の施策に捉われない商店街支援の検討状況
• 令和元年度の経緯を踏まえた名古屋城天守閣木造復元の竣工時期に係る認識

• 令和元年度に実施した名古屋駅周辺地下公共空間整備の検討内容、および早期事業化に向けた認識
• 感震ブレーカー設置助成の執行率の低さの原因と、木造住宅密集地域とその他地域との助成率の差に関する認識

委員会の議論の様子は、名古屋市ウェブサイト（市会情報）から録画中継を視聴できます。