新型コロナウイルス感染症への対応などに関する補正予算5件については、いずれも全会一致により原案どおり可決しました。
主な内容は以下のとおりです。(1万円未満は四捨五入しています。)
新型コロナウイルス感染症対応
医療・福祉
- 民間病院経営維持資金貸付金(2億5,000万円)
資金繰りが悪化している第二次救急医療を担う病院などを運営する従業員数301人以上の医療法人に対する無利子・無担保の資金の貸付 - 住居確保給付金の支給(2億4,451万円)
やむを得ない休業などにより収入が減少し、離職と同程度の状況にある方を支給対象に追加 - 医療費の公費負担等(2億2,144万円)
感染症患者の医療費とPCR検査費の公費負担、PCR検査用試薬などの購入 - 愛知県医療従事者応援金に対する負担金 (1億5,600万円)
感染症患者が入院した医療機関に対し、県が交付する医療従事者応援金の本市患者分の一部を負担 - 介護施設の簡易陰圧装置等整備補助(1億4,845万円)
ウイルスが外部に出ないよう居室の気圧を低くする簡易陰圧装置と定期的に換気ができる換気設備の設置費に対する補助 - 通所系介護・障害福祉サービス等継続支援事業(9,800万円)
通所系介護・障害福祉サービス事業所等における訪問サービスの提供に必要な経費などの補助 - 障害者就労継続支援事業所生産活動支援事業(7,500万円)
生産活動事業収益が減少している障害者就労継続支援事業所の設備整備や販路拡大などの経費に対する補助 - 障害者就労継続支援B型事業所工賃支援事業(6,300万円)
製品の販売などによる収益の減少が見込まれる障害者就労継続支援B型事業所に対する工賃支払いの補助 - 障害福祉サービス事業所等の衛生管理体制確保支援事業(6,000万円)
- PCR検査前処理自動化機器の購入(3,000万円)
- 介護施設等の個室化改修補助(463万円)
教育・子ども
- 児童生徒用タブレット端末の購入 (41億6,408万円)
児童生徒用タブレット端末を小学校117校、中学校98校に一人1台ずつ配備 - ひとり親世帯臨時特別給付金の支給(23億2,110万円)
児童扶養手当受給世帯等や収入見込額が児童扶養手当受給対象となる世帯への5万円支給など - 家庭オンライン学習支援サービスの導入(7億7,723万円)
中学生・高校生が各家庭で自学自習することができるオンライン学習支援サービスの導入 - 学校再開に伴う対策の強化等(6億3,900万円)
衛生用品の購入やトイレの手洗場増設等、学校ごとに必要な対策の強化など - 妊婦への分べん前PCR検査等(3億1,963万円)
希望する妊婦への分べん前PCR検査、感染した妊産婦への訪問などの支援 - 児童福祉施設等利用料の軽減(3億1,828万円)
本市からの保育所等の利用自粛要請に応じた方などに対する補助など - 留守家庭児童健全育成事業等特別開所助成(2億5,047万円)
臨時休校に伴い、平日の午前中から開所した留守家庭児童育成会などに対し、運営費を追加で補助 - 家庭学習用モバイルルータの購入(2億3,193万円)
緊急時における児童生徒の家庭でのオンライン学習に必要な貸出用モバイルルータの購入 - 障害児通所給付費(1億8,840万円)
臨時休校による障害児通所支援事業所の利用増などに伴う給付費の増 - 児童福祉施設等の衛生用品購入等(1億7,072万円)
トワイライトスクール・トワイライトルーム、児童養護施設等へのマスクや消毒液等の購入など - 学校給食調理業務委託(1億3,500万円)
- 学校給食事業者補塡金(9,699万円)
- 高等学校給付型奨学金の支給(8,210万円)
- 児童養護施設等の個室化改修等補助(1,400万円)
経済・観光
- 観光消費喚起事業(3億2,000万円)
市内観光施設の入場、飲食、交通機関等で使用できる3,000円相当分のクーポン券などを発行 - 屋外誘客イベント・屋内展示会のモデル実施(9,000万円)
適切な感染対策を行うモデルケースとして、屋外誘客イベントと感染症対策をテーマとした展示会を開催 - 地域経済活性化促進事業(8,500万円)
市内商業団体などが実施するプレミアム付商品券発行事業に係るプレミアム経費の助成率の引き上げ
防災・消防
- 指定避難所衛生用品等の備蓄(1億4,335万円)
災害時の指定避難所における対応として、非接触式検温器、マスク、消毒液、パーティションなどを備蓄 - 感染症患者等搬送資器材の購入(1,560万円)
その他
- 民間障害者グループホームの整備補助(3,354万円)