市会だより第166号　議長に丹羽ひろし議員（自民）、副議長に岡本やすひろ議員（民主）を選出

　私たちは、令和という新たな時代が幕を開けた直後の5月臨時会において、第94代議長並びに第102代副議長に就任いたしました。歴史ある名古屋市会の議長並びに副議長への就任は、大変光栄であると同時に、その責任、使命の重大さを痛感しております。
　去る4月に実施された名古屋市議会議員一般選挙においては、前任期の議員定数より7名減となる68名の新たな議員が選出され、これからの4年間のスタートとして、市民の皆様の声を市政に反映できるよう、より一層努力していかなければならないと決意を新たにしているところです。
　さて、本市では、南海トラフ巨大地震や想定を超える豪雨などの自然災害に対する懸念、少子化・高齢化の進行など、さまざまな課題に対応していかなければならない状況にあります。また、2026年の第20回アジア競技大会開催や2027年のリニア中央新幹線開業に向けて、本市の魅力を積極的に発信しつつ、本市の飛躍につながるまちづくりを進めていかなければなりません。
　名古屋市会は、こうした状況に迅速かつ的確に対応していくため、二元代表制の一翼を担う選挙で選ばれた市民の皆様の代表として、市長とは相互に独立対等な立場で緊張関係を保ちながら、是々非々の姿勢で、その役割を着実に果たし、より良い市政を実現していきたいと考えております。令和最初の議長・副議長として、「令和」の文字が持つ意味や名古屋市会の象徴である円形の議場に込められた思いを踏まえ、円滑かつ円満な議会運営に全力で取り組むとともに、市民の皆様にとって、議会や市政をより身近に感じていただけるよう尽力していく所存です。
　市民の皆様のご理解とご協力を心からお願いいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。