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市会だより第162号 6月定例会特集号

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このページを印刷する最終更新日:2018年9月1日

ページID:108870

 6月定例会は、6月19日から7月4日までの16日間にわたって開かれ、補正予算、条例案や人事案件など市長提出案件19件、議員提出議案5件についての審議などを行いました。

6月定例会の日程

6月定例会の日程
月日会議
6月19日開会
本会議
市長提出案件について市長より提案説明
6月22日から6月26日

本会議
個人質疑
議案外質問

6月27日から7月3日常任委員会
市長提出案件について審査
7月4日本会議など
市長提出案件などについて議決
閉会

名古屋城天守閣木造復元に関する「契約の締結」について可決

「契約の締結」については、本会議で個人質疑、経済水道委員会で審査を行うなど慎重に審議を行い、賛成多数により原案どおり可決しました。

概要

名古屋城天守閣木造復元に先行して、天守閣の主要な構造部材となる桧や松などの木材の手配、製材を行うものです。

契約の主な事項

  • 木材本数 2,323本(大天守1,828本、小天守495本)
  • 工期 本契約成立の日から2022年12月16日まで
  • 契約の相手方 株式会社竹中工務店名古屋支店
  • 契約金額 94億5,540万円
現在の名古屋城天守閣大天守、小天守の写真です。

現在の名古屋城天守閣(右が大天守、左奥が小天守)

経済水道委員会での審査の主な内容

【質問】文化庁からの現状変更許可の取得がスケジュール的に厳しい状況であるとの認識が示された中、現段階において木材調達を行っていく必要性は。

【答弁】木材の手配に当たっては、契約後、まずは木材調達に係る調査期間として4カ月を要し、また、未伐採の木については、夏場成長期に伐採すると性能が劣るため、秋から冬にかけて伐採する計画であると、契約の相手方からは伺っており、今回の機会を逃すと木材伐採の時期が1年遅れとなり、その分だけ工事が遅れることになると考えている。また、木材を今回の契約で確保していれば、仮に、現状変更許可の取得が遅れた場合においても、相手方との協議により、2022年12月に間に合う工程を組むことができる可能性があるため、この時期に契約する必要があると考えている。

【質問】総事業費の上限505億円と2022年12月の完成期限の遵守についての認識は。

【答弁】基本協定書の中でも上限を明示しており、たとえ条件に変更があったとしても、総事業費と完成期限の遵守について、最大限努力することは本市と契約の相手方との共通認識であると考えている。市長においても、常日頃から総事業費505億円と2022年12月の完成期限については市民との約束であり、全力を尽くして実現していくと発言していることから、当局としても、それに従って事業を推進しているところである。

  • 本会議での採決に先立ち、日本共産党から反対討論(理由:文化庁が現天守閣の解体・木造化を許可する見通しがない中で、木材調達を先行させるという強引なやり方は、市民にさらなる負担をもたらすおそれがある。)が行われました。

民間ブロック塀等撤去助成などの補正予算を可決

「平成30年度名古屋市一般会計補正予算(第1号)」など補正予算5件は、いずれも全会一致により原案どおり可決しました。

主な内容(1万円未満は四捨五入)

  • 民間ブロック塀等撤去助成(2,740万円)
     大阪府北部を震源とする地震を受け、道路に面する高さ1m以上の民間ブロック塀等の撤去費の助成について、制度の広報を行うとともに助成件数を60件から300件に拡充するものです。
  • 第20回アジア競技大会の招致金(748万円)
     2026年開催予定の第20回アジア競技大会の開催都市契約締結後にアジア・オリンピック評議会に支払う招致金及び送金手数料を計上するものです。
  • 小学校入学準備金の支給(7,450万円)
     準要保護の児童生徒を対象に支給している就学援助費のうち、これまで入学後に支給していた入学準備金を来年度の新小学1年生から入学前に前倒して支給するものです。
提出案件の賛否については、6月定例会提出案件の賛否をご覧ください。

このページの作成担当

市会情報 市会事務局調査課図書広報担当

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