市会だより臨時号　正副議長からの新年のごあいさつ

　あけましておめでとうございます。平成30年の年頭にあたり、市民の皆様に謹んで新年のお慶びを申し上げます。
　さて、昨年を振り返りますと、4月には金城ふ頭にレゴランド・ジャパンがオープンし、9月には入場者数の合計が100万人を突破しました。また、10月にはフランス・ランス市との姉妹都市提携の調印がこの名古屋で行われ、イタリア・トリノ市以来12年ぶり、6番目の姉妹友好都市が誕生いたしました。
　名古屋駅周辺や栄地区等で再開発が進む中、本年は、3月には名古屋城「金シャチ横丁」のオープン、6月には名古屋城本丸御殿の完成公開が予定されており、名古屋のにぎわいづくり、魅力発信の千載一遇のチャンスの年と言えるのではないでしょうか。
　また、今後10年の間には、2026年に第20回アジア競技大会が当地で開催され、2027年度にはリニア中央新幹線の東京―名古屋間の開業が予定されています。本市においては、時代の大きな転換期を迎えており、今後もスピード感を持って未来につながるまちづくりを進めていく必要があります。
　一方で、南海トラフ巨大地震等の発生が強く懸念される中、災害対策は喫緊の課題であります。また、本市においても少子化・高齢化が進行しており、まもなく人口減少に転じることが予想されますが、こうした人口減少や人口構造の変化にも的確に対応していかなければなりません。
　　名古屋市会といたしましては、こうした状況を踏まえつつ、今後とも議会のチェック機能をしっかりと果たしてまいるとともに、皆様のさまざまな声に耳を傾け、市民の視点から今何が必要であるかを見据えた政策立案・政策提言を行い、市民の皆様の生命と財産を守り、この地域の活力と元気を一層高めるため、全力を傾けてまいる所存であります。
　本年が皆様にとりまして幸多い年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。