名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
【質問】久屋大通公園の公園施設の建ぺい率を、都市公園条例における建ぺい率の特例である10%を超えて14%に緩和することは、公園の貴重なオープンスペースを損なうことになるのでは。
【答弁】今回の建ぺい率の緩和は、あくまで上限を示したものであり、建物の配置やオープンスペースとのバランスも考慮されるべきものと考えている。久屋大通公園の再生において、オープンスペースの機能を十分に確保するよう配慮していきたい。(住宅都市局長)
久屋大通公園
【質問】構想案により、おはなし会のある図書館とない図書館、蔵書が15万冊もの図書館がある一方、1万冊にまで減らされる図書館もできる。図書館格差が生じるのでは。
【答弁】公共図書館には、すべての市民にサービスを提供する責務がある。図書館の利用状況や市民ニーズを踏まえ、便利な場所での貸出返却や福祉施設への出張など新たなサービスを展開することで、誰もが気軽に利用しやすいサービス網の再構築を検討したい。(教育長)
【質問】当初の予定から大幅に進捗がおくれている事業の再建にあたっては、公平公正な第三者の判断を仰ぎ、関係者の責任分担を決めるべきでは。また、抜本的な事業再建について、市の決意は。
【答弁】事業再建に伴う責任分担については、公平公正な第三者の手続きによる決定が必要であると考えている。事業の施行主体の切りかえも含め、本市が中心となり、早期の事業再建に向けた道筋をつけたい。(住宅都市局長)
【質問】増加の一途をたどる日本語指導を必要とする児童生徒への支援を進めるため、母語学習協力員の配置の大幅な拡充や、未配置校への対応改善の考えは。
【答弁】一定の基準により母語学習協力員の学校への配置を進めているが、配置校1校につき一人の配置であることから、対象児童生徒が増加する中、同一校に複数配置できるよう検討したい。また、対象児童生徒数が少なく、配置されない学校には、母語学習協力員の増員を図る中で巡回指導の充実を図りたい。(教育長)
【質問】成年後見制度の利用が進んでいるとは言いがたいが、現在の課題認識は。また、成年後見制度利用促進法や国の基本計画を受け、いつまでに市の計画を策定するのか。
【答弁】制度の利用が必要な方を適切に利用につなげるため、福祉関係者へのさらなる普及啓発などの取り組みを充実する必要がある。平成30年度には本市の現状を把握し、多様な専門職団体や家庭裁判所などと協議を進め、平成31年度を目途に計画を策定していきたい。(健康福祉局長)
成年後見あんしんセンターでの相談の様子
【質問】小学校の卒業式における服装について、過度な華やかさを競うような服装は、費用の面から悲鳴を上げている保護者も多くいると思われ、慎むべきではないかと考えるが、市長の考えは。
【答弁】卒業式は、フレンドリーで愛情にあふれた式になるのがよい。まず、アンケートを取って、保護者がどう思っているのか現状を把握して、非常に高額で保護者がみんな悩んでいる状況であれば、本当にやめさせなければいけないと思う。(河村市長)
【質問】小学校給食費について、経済的に困難な家庭は就学援助を受けられるという従来の姿勢から前進し、まずは第3子からの無償化を検討しては。
【答弁】本市の小学校給食では、食材費相当額のみ負担いただいているが、献立の工夫などにより、給食費は政令指定都市の中では最も安い金額となっている。給食費の無償化は、費用面が大きな課題となり、他の政令指定都市でも事例はまだないため、今後、国の動向や他都市の動きを注視していきたい。(教育長)
【質問】名古屋城の真東という恵まれた場所にある地下鉄旧名城工場跡地の活用について、どのように進めていくのか。
【答弁】この土地は名古屋城を臨む恵まれたロケーションにあり、名古屋城周辺のにぎわいづくりにも寄与できるよう、民間活力を生かした資産の有効活用を考えている。まずは今年度、専門的な調査を民間に委託し、調査結果を踏まえ、来年度には公募に向けた準備に入り、準備が整い次第、事業展開に向けた作業を進めていきたい。(交通局長)
【質問】名古屋の南北の観光名所などをめぐることができる「メーグル」の熱田神宮ルートを整備すべきでは。
【答弁】熱田神宮ルートについては、名古屋城を核とした魅力軸上の観光施設をつなぐものであり、観光名所の周遊が容易になるなど利便性も向上すると認識している。今後、熱田神宮界隈の回遊イベントなど、当局が行う事業との相乗効果を図る上でも、しっかりと検討していきたい。(観光文化交流局長)
なごや観光ルートバスメーグル
【質問】ヒアリの拡散防止対策として、積荷の運搬に利用した車両の輸送経路を情報分析し、モニタリング調査を行う必要があるのでは。
【答弁】今後、環境省が、ヒアリが発見された地点の周辺2Km程度に規模を拡大してモニタリング調査を実施する予定である。本市としては、関係機関と連携し、この調査が迅速かつ着実に行われるよう積極的に協力するとともに、輸送経路での拡散の可能性を考慮した調査となるよう働きかけていきたい。(環境局長)
【質問】地下鉄車内でのリュックサックの持ち方について、本市の車内アナウンスや車内のつり下げ広告には、「網棚に上げる」、「体の前に抱える」という部分がない。車内アナウンスや掲示内容を変更すべきでは。
【答弁】お客様の意見なども踏まえてマナー啓発に努めているが、継続的な取り組みが必要である。今後とも、さまざまな機会を捉え、適宜・適切に状況を踏まえながらマナー向上の取り組みを行っていきたい。(交通局長)
【質問】来年度からの国民健康保険の都道府県単位化は、国からの財政支援の強化により、過去最高水準の保険料を引き下げるチャンスである。保険料引き下げについての認識、決意は。
【答弁】国民健康保険は、平成30年度から都道府県が財政運営を行うことになる。本市の国民健康保険料への影響など詳細については、今後分析していくが、本市としては、制度改革によってこれまでの保険料水準に大きな変化がないよう努めていく。(健康福祉局長)
【質問】現在、本市では、あらかじめ医療機関と調整しておき、医師が救急車で現場へ出動するシステムを検討している。救命率のアップという観点からも、市民にとってこれ以上ない取り組みであると考えるが、今年度からの実施を目指す市長の考えは。
【答弁】1分1秒でも早く医師に診てもらえるというのは、究極の市民サービスである。命を救うことなので、すぐにでも始めるという気持ちでやっていきたい。(河村市長)
【質問】本市の小学校では、給食調理場に空調設備が1校も設置されておらず、部分的に冷却するスポットクーラーでさえ11校にしか設置されていない。非常に高温多湿な環境で調理が行われているが、子どもたちが口にする給食をつくる環境改善のため、給食調理場への空調設置について早急に対応すべきでは。
【答弁】現場で働いている人たちをもっと大事にしなければいけない。直ちに見に行って、来年度からでもやる決意でやっていく。(河村市長)
【質問】学区が古紙の持ち去り対策として拠点回収から各戸回収に切りかえた場合、市から学区への事業協力金は3分の1になってしまう。学区が各戸回収に移行しやすくするため、事業協力金の引き上げを含めた見直しの考えは。
【答弁】各戸回収は拠点回収と比較して被害の発生が少なく、持ち去り対策に有効な方策の一つとして認識している。実施団体が各戸回収に移行していただけるよう、事業協力金の引き上げを含めた方策について検討したい。(環境局長)
【質問】市役所駅構内から7番出入口までの通路壁面には何もなく殺風景に感じる。駅構内にパネルやポスター等を掲示するなど、名古屋城への期待感づくりが必要では。
【答弁】市役所駅の7番出入口手前の壁面に「名古屋城内郭絵図」を設けるとともに、出入口の上屋を高麗門に模して改修し、名古屋城最寄り駅としての雰囲気づくりに努めてきた。駅の現状から一定の制約はあるが、場所の提供にできる限り協力したい。(交通局長)
【質問】発達障害のある生徒の高校での教育環境についての認識は。また、市立高校でも通級による指導に取り組む考えは。
【答弁】高校においても、発達障害のある生徒に対し、特別な支援体制を整える必要性は認識している。現在、定時制高校や工業・商業高校に就労支援アドバイザーを配置しているが、普通科高校でも「針路支援アドバイザー」の配置を検討している。市立高校における通級による指導については、研究していきたい。(教育長)
【質問】則武地区で予定される開発や、リニア開業に向けた工事や開発などに伴い、名古屋駅周辺部で交通渋滞の影響が懸念される。渋滞対策も含めた事業の調整を行う体制がまちづくりの視点からも必要では。
【答弁】名古屋駅周辺部における地域生活者の利便性や経済活動に支障を来さないよう、渋滞対策などの事業調整に全庁を挙げて取り組むため、市長を本部長とするリニア中央新幹線関連まちづくり推進本部に新たな部会を設置する。(住宅都市局長)
【質問】本年4月の県費負担教職員にかかる権限移譲により、産休・育休代替の常勤講師の勤務条件設定の権限も愛知県から本市に移譲されたが、県と市では一部勤務条件に大きな隔たりがあり、常勤講師の流失による教育の低下も危惧される。勤務条件の改善に早急に取り組むべきでは。
【答弁】常勤講師が不足している学校現場の現状を踏まえ、常勤講師の勤務条件の改善など、働きやすい職場づくりに向け努力していく。(伊東副市長)
【質問】水道水を10度に冷やして連続供給できるウオータークーラーは、学校現場における熱中症対策に大変有効である。まずはアンケート調査などを行い、設置を望む声が多く寄せられた学校などを中心に、来年春頃の設置を目指しては。
【答弁】学校へのウオータークーラーの設置については、各学校の状況に応じた熱中症対策や、財政状況などを踏まえ、検討していきたい。学校に対する調査については、今年度中に実施していきたい。(教育長)
【質問】3月8日の国際女性デーや3月第2週の週末の「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」に合わせ、ナゴヤ女性ウイークやナゴヤ女性デーを設定し、女性の活躍推進をテーマに市民の機運を醸成しては。
【答弁】3月は多忙でウイークにすることは厳しいようだが、この地域が女性を大事にするということを、強調してもし過ぎることはない。3月のマラソンの時期が自然だが、他の時期も含めて、いろいろ検討するよう指示したい。(河村市長)
【質問】災害発生時に区長が速やかに参集できるよう、区役所近くの住宅を公舎として借り上げ、原則、区長が平常時から区内に居住する制度を設ける考えは。
【答弁】防災上の観点から公舎を借り上げ、区長の参集体制を強化することは、風水害対策、地震災害対策のいずれにおいても迅速かつ適切な初動対応に寄与するものであり、大変意義があると考えている。来年度当初から実施できるよう、堀場副市長に指示したい。(河村市長、堀場副市長)
【質問】平成22年度の勤務時間削減に伴い、交通指導員は健康診断が受けられなくなった。交通指導員からは健康診断を望む声が多く、子どもたちの安全を守る観点からも、健康診断を復活させるべきでは。
【答弁】実施するならば、同様の条件で雇用されている嘱託職員もしないといけないと思うが、子どもの名前を覚えて気軽に声をかけてもらっている皆さんであり、健康診断は実施して当たり前だと思うので、受けられるようにしたい。(河村市長)
【質問】路上禁煙地区について、路面表示やステッカーなどに外国語表記を加えては。また、多言語で記載したチラシを中部国際空港で配布しては。
【答弁】路面表示には禁煙である旨を英語で併記しているが、張りかえ時には英語での過料表記を追加し、ポスターやステッカーも、できる限り英語、中国語、ハングルの表記をふやすことなどを検討したい。また、空港関係者などに観光案内所でのチラシ配架などの協力を要請したい。(環境局長)
路上禁煙地区の路面表示
【質問】土地の資産価値に見合った有効活用の視点から、東京都のような、地域性を考慮し民間活力を活用した市営住宅の建てかえについての考えは。
【答弁】老朽化した大規模団地を建てかえる場合は、地域特性を踏まえつつ多様な世代に配慮し、生活支援施設の導入を図るなど、地域のまちづくりに貢献する団地再生を推進したい。また、民間活力導入の例も参考にしながら、建設コスト削減や土地活用の手法も検討したい。(住宅都市局長)
【質問】神楽の認知度を高める方策について、どのように取り組むのか。また、後継者不足を解決するため、例えば山車と同様に、協議会のような連絡網をつくって支援しては。
【答弁】神楽の認知度を高めるため、リーフレットの作成や市民向けの講演会の開催を検討したい。また、後継者不足を解決するため、神楽保存団体相互のネットワークづくり、未来の担い手である子どもたちの神楽見学会や神楽太鼓体験会などの開催を検討したい。(教育長)
神楽
【質問】20・30代で末期がんと診断された方の在宅療養にかかる国の支援制度はない。本市でも横浜市のような支援制度が必要と考えるが、導入する考えは。検討に際しては、他都市より手厚い制度としていただきたいが、いかがか。
【答弁】他都市の実施状況を調査し、課題を整理した上で、早期に導入できるよう前向きに検討したい。導入にあたっては、患者の意見を聞きながら、安心して利用できる制度となるよう検討していく。(健康福祉局長)
【質問】今回の若宮商業高校の閉校に向けた進め方について、どのように評価しているのか。市立高校全体の将来像がまとまるまで、個別の閉校については議論しないということでよいか。
【答弁】今回の計画策定の進め方について、市民との相互理解や共通認識を図る努力が不足していた。市立高校全体の将来像について、一旦立ちどまり、改めて丁寧に議論した上で、しっかりと市民に説明し、その上で、魅力ある市立高校づくりを進めていきたい。(教育長)
自民 | 自由民主党名古屋市会議員団 |
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民進 | 民進党名古屋市会議員団 |
公明 | 公明党名古屋市会議員団 |
共産 | 日本共産党名古屋市会議員団 |
減税 | 減税日本ナゴヤ |
市会情報 市会事務局調査課図書広報担当
:052-972-2094
名古屋市役所 所在地、地図
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