市会だより臨時号　正副議長からの新年のごあいさつ

　　新年あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
　昨年は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックで日本人選手が大活躍し、大きな感動が巻き起こりました。この感動の祭典が2020年に東京で開催されますが、本市においても愛知県との共催で、アジア最大のスポーツの祭典であるアジア競技大会の2026年の開催が決定しました。また、2027年度に開業予定のリニア中央新幹線の工事が本格化し、名古屋駅周辺のまちづくりも急速に進展しています。さらに、本年4月にはレゴランドジャパンが金城ふ頭にオープンするなど、人々の交流が一層活発になり、名古屋大都市圏の中心都市である本市に新たな価値と魅力が創出される明るい兆しが見られます。
　本市の人口が初めて230万人を超えたという喜ばしい話題もありましたが、将来的には本市の人口も減少に転じることが予想されています。次代を担う子どもたちを生み育てやすい環境をつくり、人々が安心して暮らすことができるまちづくりを着実に進めていかなければなりません。
　また、本市と同じ政令指定都市である熊本市を含む九州地方や鳥取県を大きな地震が襲い、当地域においても大規模な自然災害の発生を懸念する声が一層高まっています。喫緊かつ最優先の課題である南海トラフ巨大地震などの災害被害を最小限に抑えるための対策にも取り組んでまいります。
　名古屋市会としましては、今後とも市民の皆様の声を反映させた政策の立案や提言を行うとともに、みずから議会改革に取り組んでまいります。市民の皆様の生命と財産を守り、この地域の活力と元気を一層高められるよう全力を傾け、市民の皆様の負託に応えうる名古屋市会、そして名古屋の明るい未来を築いてまいりたいと存じます。
　本年が皆様にとりまして幸多い年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。