名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
市会の6月定例会は、6月14日から29日までの16日間にわたって開かれ、「名古屋市議会議員及び名古屋市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部改正について」など市長提出案件16件、議員提出議案3件についての審議などが行われました。このほか、市選挙管理委員及び同補充員の選挙が行われました。
月日 | 会議 |
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6月14日 | ―開会― 本会議 市長提出案件について 市長より提案説明 |
6月17日から6月21日 | 本会議 個人質問 |
6月22日から6月28日 | 常任委員会 市長提出案件について 審査 |
6月29日 | 本会議 市長提出案件などについて 議決 ―閉会― |
名古屋市特別会計条例の一部改正について
2020年7月までに名古屋城天守閣を木造で復元するため基本設計などを実施するための予算、特別史跡名古屋城跡における石垣の現状把握や危険度評価などの詳細な調査を行い、石垣カルテを作成するための予算、国際展示場新第1展示館整備事業者選定審議会委員の報酬に係る予算などを計上するとともに、必要な規程などを整備するものです。
【委員質問】2020年にとらわれない木造復元に対する認識は。
【河村市長答弁】天守閣の耐震性能や名古屋の経済発展のことを考えると、一日でも早く、木造復元を実現したいというのが偽りのない気持ちであるが、議会での議論や2万人アンケートの結果を踏まえると、耳を傾ける必要もあると考えているため、木造復元を目指す時期を、2026年や2027年を目途に見直すことも、名古屋にとって大きな起爆剤になり得ると考えており、今後とも、議会と手を携えて進めてまいりたいと考えているのでご協力いただきたい。しかしながら、現時点では、優先交渉権者の法的な位置づけの整理などに若干時間を要することから、決断にもう少し時間をいただきたい。
【委員質問】入場者数・収支の見込みについて、第三者機関による調査の実施に対する当局の見解及び調査結果に対する当局の対応は。
【市当局答弁】入場者数・収支の見込みについては、市として算出したものであるが、より様々な方向からの分析が必要であり、そうした分析は有効な判断材料になると認識していることから、日数及び費用を要することではあるが、第三者機関に精緻な調査を依頼していきたいと考えている。また、その結果が、市の見込みと乖離があった場合には、乖離の大きさにより、事業総額や、一般会計予算を投入しないというフレームを変えない中での収支計画の変更の検討を含め、市長と相談してまいりたい。
【委員質問】収支計画に対する財政局としての評価及び予算案提出に至った経緯は。
【市当局答弁】名古屋城天守閣木造復元整備に係る収支計画の実現可能性について、関係局からは他城の実績などに基づいて算定しており、不可能な計画ではないと聞いているところであるが、年間360万人の入場者数を40年以上維持し続ける必要があるなど、容易に達成できるものではないと考えている。予算案の提出に当たっては、関係局との議論を経て、2万人アンケートの結果の反映を含め、市長とも、予算案を提出するか否かについても議論を行い、慎重に手続きを進めてきたところであるが、最終的には市長の強い思いもあり、今回の補正予算を編成した。
市会情報 市会事務局調査課図書広報担当
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