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市会だより第151号 副市長の解職について―人事案件(副市長の選任)の取り下げに関する議論等について―

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このページを印刷する最終更新日:2016年7月1日

ページID:83941

平成28年5月9日 議会運営委員会

 河村市長より、副市長の選任について、人事案件を提出する予定であるとの発言がありました。

平成28年5月17日 議会運営委員会

 河村市長より、岩城副市長、田宮副市長を5月23日をもって解職することとし、後任に元名古屋市幹部職員2名を副市長として選任したいとの発言がありました。

平成28年5月18日 議会運営委員会

 河村市長より、提出を予定していた副市長選任の人事案件について、諸般の事情により提出しないこととしたとの発言がありました。
 本件に関し、委員会では以下の質疑等がなされました。

  • 委員…副市長選任の人事案件を本会議の1時間前に急きょ取り下げた理由は。
  • 河村市長…同意が得られるよう精一杯努力してきたが、議会での議決が困難な状況になったという認識を持つに至ったため取り下げることとした。

※市長の答弁に対して、委員から、より具体的な取り下げの理由がただされましたが、上記の答弁が繰り返され、それ以上の説明はありませんでした。

  • 委員…両副市長は市政の課題について、一定のめどがついたと考えているのか。
  • 岩城副市長…発展途上の段階で、子どもの貧困問題や、第3児童相談所も作ろうとしているところであり、最後の一瞬までこの仕事を務めさせていただきたい。
  • 田宮副市長…今年度はリニア関連のまちづくりについて、地元や国、県と大変厳しい調整を行う年だと思っていた。
  • 委員…住民の信用を失墜するような非行や病気等により職務を行うことができないという理由がないにもかかわらず、任期の途中で解職することとした理由は。
  • 河村市長…後進に道を譲っていただき、新たな挑戦をしていく時になったと考えた。地方自治法には、地方自治体の長は副市長を解任できる権限が定められており、それに基づき決めたものである。

※市長の答弁に対して、委員から、市長本人の成果をただしましたが、はっきりとした答弁がありませんでした。反面、副市長は着実な成果を収めており、かつ、本人が道半ばであり副市長の職を続けたいとの意向を示している。そうした中で副市長を解職する重大な事由があるとは考えられないとの意見がありました。

  • 委員…解職について、市長からいつ、どのような話があったのか。
  • 田宮副市長…4月11日に市長から、女性登用等をしたいので、副市長を替わってくれないかと告げられたと記憶している。時間は数分だったと思う。
  • 岩城副市長…4月11日に市長から、人事を刷新したいので来月辞職してほしいと告げられた。時間は1、2分だったと思う。

※本件について、委員から、コミュニケーションの取り方に問題があるのではないかとの意見がありました。

  • 委員…6月定例会に同じ人事案件を提出することはないか。
  • 河村市長…これからのことであり、今の状況で言えることではない。

このほか、委員会では以下の発言などがありました。

  • 人事案件を取り下げることに関する市長の責任
  • 副市長の解職を見直す考え
  • 副市長との意見の対立が解職に与えた影響
  • 河村市長が任命したすべての副市長が任期途中で退任していることへの責任
  • 副市長が1人になることによる市政運営への影響

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