名古屋市会では、子どもたちが住むまちの議会という身近な場を実際に体験することによって、市政に対する興味・関心を高めてもらうため、市内に在住・在学する小学5・6年生を対象に、「なごや子ども市会」を開催します。「なごや子ども市会」では、子ども同士の話し合いや岩手県陸前高田市の子どもたちとの交流を通じ、お互いを思いやる心をより一層育む機会を設けます。
メインテーマ
大好きな名古屋を笑顔があふれるまちにしよう
‐届け、わたしたちの思い‐
内容
- 子ども議員が、委員会(グループ)ごとに分かれて、現場視察や事前の話し合いをもとに、本会議で、テーマごとに意見を発表します。
- 陸前高田市の子どもたちへメッセージを送ります。
参加できる人
名古屋市内在住・在学の小学5・6年生75名
募集締切
応募方法
参加希望の方は、小学校または区役所・支所にある所定の応募用紙に、必要事項を記入の上、名古屋市会事務局総務課あて応募してください。
お問い合わせ先
名古屋市会事務局総務課 電話番号052-972-2083
日時
- 8月18日(火曜日) 午後1時から午後5時 事前説明会・事前研修会(1)
- 8月24日(月曜日) 午後1時から午後4時30分 事前研修会(2)
- 8月29日(土曜日) 午後1時から午後4時20分 本会議
「なごや子ども市会」の開催に当たり、子ども議員のメッセージを送る陸前高田市に議長が訪問しました。
6月11日、藤沢ただまさ議長が陸前高田市を訪問し、伊藤明彦市議会議長や戸羽太市長と面会しました。
藤沢議長は、両市の子どもたちの交流を深めるため、子ども議員一人ひとりのメッセージをお届けしたいと伝えました。
右:藤沢ただまさ名古屋市会議長
左:伊藤明彦陸前高田市議会議長
エピソード 子ども市会と「ぞう列車」
名古屋市では戦後間もない昭和20年代前半に子ども議会が開催されていました。絵本にもなった有名な「ぞう列車」を走らせたのは、その当時の子ども議会の要請でした。東山動物園に戦後生き残った2頭の象を東京の「台東区の子ども議会」の代表が名古屋市に借りに来ました。しかし、2頭の象を東京まで移動させることができませんでした。その代わりに、全国の子どもたちが東山動物園の象を見られるよう「ぞう列車」を走らせることになったのです。
「象を貸してください」と陳情に訪れた東京の子どもたち代表(昭和24年)