名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
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都市計画道路 伏見町線(枇杷島橋)
事業概要
枇杷島橋が架かる都市計画道路伏見町線は、名古屋市から清須市を経て、名古屋環状2号線(302号)に至り、その先は、都市計画道路名古屋岐阜線として、一宮市や岐阜市に至る主要幹線道路であり、尾張地区における南北軸を形成するとともに、第二次緊急輸送道路にも指定されている重要な路線です。
枇杷島橋が架かる地区は、庄内川の狭窄部であるとともに、桁下高が低く、橋脚の間隔が狭い橋が近接しており、平成12年の東海豪雨では、洪水が橋桁に衝突するなど危険な状況となっていました。このため、国土交通省による特定構造物改築事業の一環として、国による堤防整備工事にあわせて、枇杷島橋を改築し、河道断面の確保を図ります。
あわせて、現在の枇杷島橋は都市計画道路幅員が確保されていないため、都市計画道路整備事業として道路幅員を拡幅し、円滑な交通の確保を図ります。
改築イメージ
![改築内容](./cmsfiles/contents/0000154/154396/image1.jpg)
経緯
平成12年 9月 東海豪雨により庄内川・新川流域で大規模な被害が発生
平成14年度 国土交通省による枇杷島地区特定構造物改築事業が採択され、整備事業に着手
令和 2年 3月 枇杷島橋改築事業の事業認可取得
令和 2年度 国土交通省による堤防整備工事概成
令和 3年10月 枇杷島橋改築工事に現場着手
工程表(予定)
![工程表](./cmsfiles/contents/0000154/154396/kotei2.jpg)
施工順序
![工事の流れ1](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step1_6.jpg)
・令和3年10月に工事着手
・下流側に迂回路仮橋を設置
![工事の流れ2](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step2-6.jpg)
・令和5年度迂回路へ切り替え
・現在の橋を撤去
![工事の流れ3](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step3-6.jpg)
・新橋の橋台、橋脚を施工
![工事の流れ4](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step4-6.jpg)
・新橋の橋桁を施工
・取付道路の整備
![工事の流れ5](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step5-6.jpg)
・新橋へ交通切り替え
・仮橋の撤去
![工事の流れ6](./cmsfiles/contents/0000154/154396/step6_6.jpg)
・令和12年度完成予定
着手前
完成イメージ
![完成イメージ図](./cmsfiles/contents/0000154/154396/pasu2.jpg)
美濃路と枇杷島橋
美濃路は、江戸時代、東海道宮の宿(熱田区)と中山道垂井宿(岐阜県)をつないだ脇街道です。
元和8年(1622)に庄内川に枇杷島橋が架けられると、美濃路の通行が一層便利になり、青果市場など繁栄を極め、往来が盛んであったようです。
当時の橋は、現在のような1本橋ではなく、川中の中島で分かれる2つの橋があり、檜材がつかわれ眺望もすばらしかったため、多くの人々が往来する名古屋の名所でした。
既設橋に設置中の銅板パネル(新橋に移設予定)
左:当時の枇杷島橋
右:西枇杷島まつりの様子
(江戸時代当時の風景画)
このページの作成担当
緑政土木局道路部橋梁施設課橋梁整備担当
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