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街路樹の維持管理

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ページID:80127

最終更新日:2025年2月7日

ページの概要:街路樹を適正に管理し、健全に育てていくために剪定や除草・病害虫駆除などの維持管理を行なっております。

維持管理について

 根を張り、枝葉を広げながら、大きく生長していく街路樹は、まちに風格を感じさせる大切な財産です。街路樹は生き物ですので、まちの財産として健全に育てていくためには、様々な手入れが必要です。植えた直後は問題がなくても、大きくなるにしたがって信号や電柱、地下の埋設管などの施設と競合したり、道路の舗装を根が持ち上げたりすることも起きてきます。限られた道路空間の中で、街路樹を適正に管理し、健全に育てていくために、主に以下のような維持管理を行っています。

 

剪定(せんてい)

剪定中の様子

限られた道路空間において交通の安全や建築物等へ支障を及ぼさないように樹形を調整するとともに、樹木全体に日照や通風を確保して健全に育てるために、街路樹の枝葉を切り詰める作業(剪定、せんてい)を行っています。剪定は樹木の成長の早さにより樹種ごとの剪定頻度を基本に樹木の大きさや沿道状況、周辺状況を勘案して実施しています。また、十分に広い歩道幅があるなどの条件がそろった路線では、できるだけ自然の樹形に近い姿を維持するように管理しています。

刈込み

刈り込みの様子

歩道と車道の境界沿いにある低木などの植え込み(植樹帯)には、まちに彩を添えるため、ツツジやアベリアなど花の咲く種類を多く植えています。枝が伸びすぎると、安全な通行の支障となるため、樹種に応じて年に1回程度の刈込みを行っています。

除草・清掃

除草活動

本市では、街路樹の根元や植え込みなどについては、年に1回除草と清掃を実施しています。また、街路樹愛護会が設立されている路線などでは、市民の方にボランティアで歩道の清掃や除草などを行っていただいています。

病害虫駆除

病虫害の葉

本市では、病害虫の生息状況に関わらず、特別な事情を除いて農薬の使用を行なわないこととしています。街路樹に害虫などが発生して沿道に多くのご迷惑を及ぼす場合には、被害を受けた枝葉を切除するなどして対応しています。

街路樹診断

街路樹診断の様子

街路樹は、地下の埋設管や電柱・電線との競合や自動車からの排気ガスなど、様々な制約やストレスの中で生育しています。工事などで根が切られるとその部分から木部に腐朽菌が入り何年か後に倒れる可能性もあります。こうした事故が起きないよう、街路樹の倒木危険度を診断し、倒木や幹折れの恐れがある場合は街路樹を撤去しています。

根上がり修繕

根上がりの様子

樹木が大きく育ってくると、地表に近い部分の根が太くなり、周囲のブロックや舗装面を持ち上げることがあるため必要に応じて修繕しています。また、各種道路施設の不具合を修繕したりするなどの維持管理を行っています

維持管理に関する問い合わせ

街路樹の維持管理は、各区の土木事務所で行っています。

お気づきの点がありましたら、各区の土木事務所にご相談ください。

土木事務所の一覧は、こちらに記載しています。


また、街路樹に関する不具合(草の繁茂、根上がり、病害虫、枯木)などを名古屋市公式LINEから通報できます。

自動応答に従って通報項目を選択し、写真(近景・遠景各1枚)と位置情報を送信することで、手軽に通報することができます。

(注意)写真と位置情報のみで通報する仕組みです。写真の補足説明など、メッセージ(テキスト)を送信することはできません。


詳しくは、名古屋市公式LINEメニュー「道路公園損傷通報」をご覧ください。


このページの作成担当

緑政土木局緑地部緑地維持課街路樹担当

電話番号

:052-972-2494

ファックス番号

:052-972-4143

電子メールアドレス

a2481@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

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