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第5回専門家会の議事内容は以下のとおりです。
- 「環境に配慮した道づくり専門家会」(弥富相生山線)説明会の概要
- 整備案について
「環境に配慮した道づくり専門家会」(弥富相生山線)説明会の概要
2002年11月29日(金)に行った説明会において住民の皆さんに記入していただいた、アンケートの結果を報告しました。(「環境に配慮した道づくり専門家会」(弥富相生山線)説明会の概要のページ参照。)
アンケートの回答には、「歩道は必要」「歩道は必要ない」という両方の意見がみられましたが、将来の道路利用も考えると、歩道を望む意見の方が上回っていました。
整備案(線形・幅員)について
専門家案(歩道なし)と計画案(歩道あり)をもとに、説明会でのアンケート結果をふまえて2つの整備案を検討しました。
専門家案
- 説明会アンケート結果から→歩道を設置
- 専門家(インスペクター)の意見から→歩道を整備するなら、自転車道を分離した方がよい
計画案
- 停車帯を縮小し、幅員構成を見直し
↓
整備案A
- 幅員12メートル
- 歩道あり(歩行者道と自転車道を分離)
- 専門家線形
整備案B
- 幅員12メートル
- 歩道あり(歩行者道と自転車道を分離しない)
- 停車帯を設置
- 計画線形
整備案(構造)について
第4回専門家会の議論をもとに、整備案Aを例として、構造物を適所に配置した整備の方針を示しました。沢筋を横断するところには橋梁構造を、大きな切土のり面が発生するところにはシェルター構造を配置しました。
シェルター
- 切土による大きなのり面が生じる場所を覆土し、植生を回復させることによって緑地の連続性を高めることができます。
擁壁
- 盛土による大きなのり面が生じる場所の改変面積を小さくすることができます。
橋梁
- 道路の下の沢筋が分断されません。
- 道路の下を中型・小型動物が移動できます。
- 道路の下を人が通行でき、散策路が分断されません。
専門家(インスペクター)からの意見
整備案について
- これまで車道のみの構造を提案していたが、地元住民の意見を尊重し、歩道の設置を検討しても良いと考える。
- しかし、歩道をつけると幅員が広くなり、自然環境への影響は大きくなる。構造物を取り入れるなどして自然に配慮した整備手法を駆使し、影響を極力小さくできるように、今後検討を重ねていかなければならない。
「環境に配慮した道づくり」専門家会の今後の進め方について
- これまでの検討結果を現時点で整理し、環境に対して配慮すべき事項を提言書としてとりまとめ、名古屋市長に提出する予定である。
- 最終的な線形や具体的な構造等の決定は名古屋市の役割である。専門家会としては、環境への配慮に関する提案を行いたい。
- 今後はより詳細な施工設計段階に進んでいく。提言書では、「パートナーシップ型のワーキンググループで、具体的な施工設計段階における配慮事項を検討していくこと」を要望したい。
このページの作成担当
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