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第2回専門家会の内容

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このページを印刷する最終更新日:2015年10月15日

ページID:70689

第2回専門家会の議事内容は以下のとおりです。

  • ゾーニング
  • 各ゾーンの環境と課題
  • 経路別所要時間調査

ゾーニングについて

 計画路線は、環境や地形などの条件の異なるところを通ります。そこで、環境面の様々な課題を整理するためには、計画路線をいくつかのゾーンに区分し、ゾーンごとに問題点を挙げた方が、第1回専門家会において挙げられた課題が明確になるのではないかと考えました。

 土地利用状況や地形、植生等から判断して、計画路線を5つのゾーンに区分しました。各ゾーンの特徴と問題点を示します。

(1)ゾーン

 畑地として利用されています。

問題点

  • 降雨時には路面排水の流末となります。

(2)ゾーン

 湧水があります。

 比較的急な斜面地です。

問題点

  • 林縁が後退します。
  • 地下水や沢水を保全する必要があります。

(3)ゾーン

 民家に近接しています。井戸を使用している家もあります。

 比較的急な斜面地です。

問題点

  • 林縁が後退します。
  • 地下水や沢水を保全する必要があります。

(4)ゾーン

 谷部であり、沢筋となっています。

問題点

  • ヒメボタルの生息が確認されています。
  • オアシスの森の散策路と接触します。
  • 沢筋を分断します。
  • 新たな林縁が形成されます。

(5)ゾーン

 緩やかな傾斜地です。一部埋立地があります。

問題点

  • ヒメボタルの生息が確認されています。
  • オアシスの森の散策路と接触します。
ゾーニングについて

 ゾーニングの結果、第1回専門家会で挙げられた、専門家(インスペクター)からの意見に関わる問題点が(4)ゾーンに多くあることが分かりました。そこで、4.ゾーンについてはできるだけ影響を小さくするために、線形による回避も含めて検討していくこととしました。

線形の複数案について

 北廻り線形と折衷線形の回避線形案について説明しました。計画線形については、土工案の他に、(4)ゾーンを橋梁で通過する案を、橋梁の高さを変えて2案提案しました。

計画線形

 原案の都計線形。土工案、橋梁低案、橋梁高案の3案を提案。

北廻り線形

 4.ゾーンの沢筋と、オアシスの森散策路を迂回する案。

折衷線形

 北廻り線形と、計画線形の折衷案。

線形の複数案について

専門家(インスペクター)からの意見

線形

  • 北廻りはコナラ林や散策路への影響があるので、南廻りの線形を考えてはどうか?

ヒメボタル

  • 線形を検討するのであれば、森全体のヒメボタルの調査を実施すべきである。

 (これまでの調査は、オアシスの森の散策路を中心に実施しているため。)

このページの作成担当

緑政土木局道路部道路建設課事業計画担当

電話番号

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