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令和4年度総合水防訓練を実施しました!

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このページを印刷する最終更新日:2022年8月2日

ページID:154387

訓練の概要

令和4年5月29日(日曜日)西中島小学校で総合水防訓練を行いました。

総合水防訓練とは、台風などが発生しやすい出水期を前に、水害の未然防止を目的として、関係機関(消防署や消防団、土木事務所等)や住民の協力のもと行われる訓練です。

大規模発災時、小学校は避難所になるとともに、地域の統括的な役割を果たす地区本部になるなど、学区の重要拠点となりますので、毎年、小学校で訓練を実施しています。

今年度の水防訓練では、地区本部で必要となることや、台風や集中豪雨に備えて住民レベルでできることなど実践的な訓練を実施しました。

訓練項目は以下のとおりです。

  1. 無線伝達訓練(中川区役所)
  2. パーテーション作成、浸水時の清掃方法(名古屋なかがわ災害ボランティアネットワーク)
  3. 簡易水防工法(中川消防署、西中島学区消防団)
  4. ペットの災害対策(中川区保健福祉センター、名古屋市動物愛護推進員中川区会)
  5. 仮設トイレ設置訓練(中川環境事業所)
  6. 土のう作製訓練(中川土木事務所、(社)名古屋建設業協会)
  7. 地下式給水栓操作訓練(上下水道局中川営業所)
また、当日訓練の様子をまとめた動画を作成しましたので、ぜひご覧ください。


【動画】令和4年度総合水防訓練を実施しました!(中川区):YouTube版(外部リンク)別ウィンドウで開く

訓練の様子を紹介!

1.無線伝達訓練(中川区役所)

無線訓練の写真

小学校は災害時、区役所と地域をつなぐ学区の防災拠点になります。
学校に配備されているデジタル移動無線を実際に使って、区役所の職員に対し、被害状況の報告や、物資や人員の応援要請等を行いました。

2.パーテーション作成、浸水時の清掃方法(名古屋なかがわ災害ボランティアネットワーク)

災害ボランティアの講話中の写真

避難所生活において、プライバシー確保や飛沫感染防止に役立つパーテーションを、身近にある段ボールを使って作成する方法を学びました。
また、家屋が浸水被害にあったときの対応、清掃の仕方についても学びました。

3.簡易水防工法(中川消防署、西中島学区消防団)

簡易水防工法の写真

簡易水防工法とは、小規模な水災の初期段階に行う対策です。
家屋への浸水を防ぐことができます。
ポリタンク・レジャーシートなどを使用し、家庭で簡単にできる水防工法訓練を行いました。

4.ペットの災害対策(中川区保健福祉センター、名古屋市動物愛護推進員中川区会)

ペットの災害対策講話の写真

平常時から飼主が備えておくべきペットの災害用品を展示し、避難所に避難した場合に困らないために必要なしつけなどについて学びました。

5.仮説トイレ設置訓練(中川環境事業所)

仮設トイレ設置訓練の写真

避難所には「汲み取り式」・「下水道直結式」などの災害用仮設トイレが備蓄されています。
住民自らが仮設トイレを設置できるように組み立て訓練を行いました。

6.土のう作製訓練(中川土木事務所、(社)名古屋建設業協会)

土のう積み立て訓練の写真

水防工法で活用する土のうの作製方法や、小型土のうをどのように積めば効果的に水流をせき止められるかなどを学びました。

7.地下式給水栓操作訓練(上下水道局中川営業所)

地下式給水栓操作訓練の写真

被災時の緊急な水需要に応えるため、避難所では応急給水施設・給水車による給水が行われます。
住民自らが操作して飲料水を確保できるように「地下式給水栓」の操作訓練を行いました。

さいごに

現在も続くコロナ禍により、地域での防災活動が思うようにできていない状況かと思います。

しかしながら、災害はコロナ禍においてもいつ起こるかわかりません。

たとえ地域で防災活動が行えていなくても、みなさん一人ひとりが災害を他人ごとと思わず、日ごろから防災に対する意識を持つことで、いざというとき、自分や大切な家族を守ることができます。地域で力を合わせれば、よりたくさんの命を守ることにもつながります。

今回の訓練記録が、皆様が防災意識をもつきっかけになれば幸いです。

このページの作成担当

中川区役所 区政部総務課庶務担当

電話番号

:052-363-4306

ファックス番号

:052-363-4316

電子メールアドレス

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