彫刻・工芸入賞作品紹介（第64回中川区美術展選考会開催結果）

題名：姫路城
出品者：松浦　勝子さん
講評：着物を染める時に使用する「渋紙」という紙を刃で巧みに彫り、制作した作品が市長賞となった。
山脈や城のある風景を2羽の白い鳥が飛んでいる風情のある作品に仕上がっている。
デザインを決めて刃で粘り強く緊張感を持って彫っている。
来年も次回作を楽しみにしたい。

題名：ぼたんに集う
出品者：田中　政子さん
講評：実物の花を作品に貼り込んだ「押し花作品」が区長賞を選出した。白い牡丹の花と2羽の黒蝶が画面に配置され、美しい野の風景を構成している。
白く淡い牡丹の色がとても美しい。黒蝶の2羽の色や大きさに変化をつけると、さらに良くなると思う。
次回作も頑張って制作してほしい。

題名：サッカーボール
出品者：大矢　峰司さん
講評：サッカーボールとサッカーシューズを刃で巧みに彫った作品が栄えある教育委員会賞を受賞した。
複雑なサッカーシューズの形を見事に刃で彫っている。
根気強く、時間をかけて彫っていると思うが、制作にかかった時間数を聞いてみたい。
ぜひ来年も出品して市民の眼を楽しませてほしい。

題名：名古屋城・鯱一対
出品者：林　峯子さん

題名：無題
出品者：田中　好雄さん