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中川まちなか博物館「名古屋の漁師町 下之一色商店街」

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このページを印刷する最終更新日:2016年4月14日

ページID:78507

銘板の概要

昭和30年代まで盛況を極めた漁師町・下之一色港の紹介とその当時の商店街の写真です。

イメージ画像
下之一色の銘板
銘板の本文

 下之一色でいつから漁業が始まったかははっきりしないが、寛文十三(1673)年には漁師町として成立していたといわれている。明治三十六(1903)年には漁業組合が組織され、広い範囲での漁業権を獲得し、昭和二十年代には、千二百人以上の漁師と、四百隻を有する、伊勢湾でも有数の漁師町に発展していった。 昭和三十四(1959)年の伊勢湾台風を受けての高潮防波堤建設に伴い、漁協は漁業権を放棄し、歴史ある下之一色の漁業は幕を閉じた。

 商店街の中心は戦前まで浅間社のある大門通りであったが、空襲で大きな被害を受け、戦後は本町通りに移った。当時は本町通りに約百店舗あり、大層なにぎわいであった。上の写真は本町通りで夕方、水揚げした魚を売る露店の様子がみられ、にぎわっていた当時が偲ばれる。今でも迷路のような路地や、漁師たちが疲れをいやした銭湯など特徴のある町並みが残っている。

設置場所

下之一色郵便局前
下之一色町字北ノ切33番7(下之一色郵便局前)

このページの作成担当

中川区役所 区政部 地域力推進室 地域力推進係
電話番号: 052-363-4321
ファックス番号: 052-362-6562
電子メールアドレス: a3634319@nakagawa.city.nagoya.lg.jp

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