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名古屋テレビ塔

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ページID:186395

最終更新日:2025年6月2日
昭和29年名古屋テレビ塔

名古屋テレビ塔(テレビ塔)は、日本発の集約電波塔として1954年(昭和29)6月に完成、開業しました。
2011年(平成23)地上アナログテレビの電波送信が終了、テレビ電波塔という役割を終えています。
現在のテレビ塔は、名古屋栄の観光スポットとして親しまれています。
終戦後の昭和、名古屋にテレビ時代の幕開けを示し、戦後復興のシンボルとなった「まちの記憶」をもつ名古屋テレビ塔について紹介します。

名古屋テレビ塔について

テレビ電波塔としての経緯

1950年(昭和25)6月1日 放送法、電波法、電波監理委員会設置法の電波三法施行。(6月1日電波の日)

1951年(昭和26)9月1日 中部日本放送(CBC)開局。(全国初の民間ラジオ放送開始。)

1953年(昭和28)2月1日 NHK東京局テレビ本放送を開始。

同年7月1日 名古屋テレビ塔株式会社設立

同年9月19日  名古屋テレビ塔建設工事着工

1954年(昭和29)6月19日 名古屋テレビ塔完成。

同年6月20日名古屋テレビ塔展望台を開業。

同年8月22日NHK名古屋放送局が、総合テレビジョンの放送をテレビ塔から送信開始。

1956年(昭和31)12月1日 中部日本放送がテレビ放送を開始。

1958年(昭和33)12月25日 東海テレビ放送がテレビ放送を開始。

1961年(昭和36)3月27日 NHK教育テレビジョン(NHK Eテレ)がテレビ放送を開始。

1962年(昭和37)4月1日 名古屋テレビ放送(メ~テレ)がテレビ放送を開始。

2011年(平成23)7月24日 地上アナログテレビジョン放送終了。

テレビ塔の誕生話

  • この頃、国に申請認可されるテレビ放送局は、東京で3局、大阪で2局、名古屋で2局ありました。東京、大阪では、それぞれの放送局が電波塔を建てており、高台の場所などが選ばれ似通った近い所に鉄塔が乱立することとなっていました。
  • 名古屋では、電波塔を各局1基ずつで造るより、一つにまとめたほうが建設費や設置場所など無駄がなく合理的であると考えて話し合い、集約電波塔を建設する話を進めていたようです。
  • 中部日本放送株式会社(CBC)と名古屋商工会議所を中心とする企業・事業所等によって、名古屋テレビ塔株式会社を創設、この会社と日本放送協会(NHK)が共同でテレビジョンアンテナ塔を建設することとなりました。
  • 実は、名古屋テレビ塔株式会社が設立する1か月前にイギリスでエリザベス女王戴冠式が行われたのですが、その戴冠式に参列していた当時の愛知県知事や中部日本放送株式会社の副社長などの会社設立に関係する人たちが、その帰りにパリのエッフェル塔を視察し帰国後、観光施設であるエッフェル塔は、テレビ塔として利用されていることなど報告されました。
  • そして、愛知県、名古屋市、商工会議所、県観光連盟、市観光協会、NHK、CBCなどの各方面に相談した結果、都心の久屋大通公園の場所に東洋のエッフェル塔を建設し、名古屋の新名所としようとなったようです。

タワー初、国の重要文化財

技術的に優秀で歴史的価値の高い建造物として、令和4年12月12日、国の重要文化財に指定されています。

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