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中区将来ビジョン2028

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ページID:174736

最終更新日:2024年8月7日
中区将来ビジョン2028表紙

区を取り巻く社会状況の変化を踏まえ、目指すべき区の将来像とその実現に向けた令和6年度から10年度までの中長期の取り組みを示した「中区将来ビジョン2028」を策定いたしました。

めざすべき区の将来像「いつまでも輝きつづける中区をめざして」

「中区将来ビジョン2028」の全文はこちらをご覧ください

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概要

 「中区将来ビジョン」は、名古屋市が策定する「名古屋市総合計画」にあわせて中区が策定する中長期の将来計画です。

 「中区将来ビジョン」で掲げた「まちの姿」を実現するために取り組む具体的な事業内容については、毎年度策定する「区政運営方針」に掲載し進捗管理を行います。

計画期間

令和6年度から令和10年度

中区-名古屋の歴史・文化の中心地-

 慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、尾張の中心地をそれまでの清須から那古野(名古屋)に移すことを決定し、慶長17年(1612年)には名古屋城がほぼ完成しました。

 築城に伴い、武家、町家、寺社、橋梁に至るまで、清須のまちすべてを名古屋に引越しさせる大移転事業、いわゆる「清須越」が敢行され、名古屋の城下町は碁盤の目のように区画されました。現在の中区においても碁盤の目の街区をみることができます。

 中区の西側を流れる堀川は、慶長15年(1610年)名古屋城の築城と時をほぼ同じくして福島正則により開削されたと伝えられており、江戸時代から昭和中頃までは、物流の大動脈として市民の生活やまちの発展を支えるとともに、花見の名所など多くの人々に親しまれる憩いの場でもありました。堀川沿川では歴史的建造物が随所に残されており、堀川文化(名古屋城築城以来約400年間にわたり堀川と本町通によって育まれてきた文化)にふれることができます。

 中区内には、寺社や文化財など歴史的建造物が各所に点在しているほか、「祭り」や「山車」、「からくり人形」、伝統産業「名古屋仏壇」、「和菓子文化」など、多くの歴史的・文化的な魅力があり、名古屋における歴史・文化の中心地といえます。

区の特性と課題

社会増が続いており自然増減はほぼ横ばい

中区は転入者、転出者ともに増加傾向にあり、20年以上常に転入超過となっており社会増が続いています。一方、出生者数と死亡者数はともに微増していますが、自然増減はほぼ横ばいとなっています。

現住所での居住期間は短め

中区に居住している人で現住所での居住期間が「1年未満」の人は8.7%で、16区で最も高くなっています。また、居住期間が「20年以上」の人は13.9%で、16区で最も低くなっています。このことから、中区に長年居住する方は比較的少ないと推測されます。

他区と異なる人口比率

中区の15歳未満人口の割合は6.0%と減少傾向が続いており、16区の中で最も低くなっています。また、65歳以上人口の割合は19.4%で人口の約5人に1人が65歳以上となっていますが、こちらも16区の中では最も低くなっており、15歳から64歳の生産年齢人口は74.6%と16区の中で最も高くなっています。

単身者割合が高く世帯構成も他区と異なる

中区の単身者の割合は50.1%で16区でも突出して高くなっています。また、65歳以上人口のうち単身である方の割合は43.9%で16区で最も高くなっています。世帯構成では、1世帯当たり人員は1.44人と16区で最も低く、子ども(15歳未満)のいる世帯の割合も7.0%と16区で最も低くなっています。

高い昼夜間人口比率

中区の昼間人口(従業地・通学地による人口)は常住人口(常住地による人口、いわゆる夜間人口)の3倍以上となっており、16区でも突出しています。また、流入人口(中区に従業・通学しており常住地が中区以外)も常住人口の2倍以上となっています。昼間人口には買い物客や観光客、ビジネス来訪者などは含まれないため、実際に昼間中区にいる人はさらに多いと考えられます。

区民の約10人に1人が外国人

中区の外国人人口の割合は10.1%と16区でも突出して高い割合となっています。国籍別では中国、フィリピン、ネパール、韓国・朝鮮、ベトナムで全体の8割以上を占めており、特にフィリピンとネパールの割合は他区よりも高くなっています。

4つのまちの姿および区政運営の取組み

中区では、「いつまでも輝きつづける中区をめざして」、まちづくりの主体である、区民、地域団体、学校、企業・事業者、行政が、それぞれの立場で連携・協力しながら、よりよい地域づくりをめざす「多様な主体との連携」を意識し、4つのまちの姿の実現に向け取り組んでいきます。

まちの姿1 誰もがいきいきと暮らし活躍できるまち

施策1 生涯にわたる心身両面の健康づくりを支援します

施策2 障害者が自立して安心して暮らせるよう支援します

施策3 高齢者が個々の状況に応じて地域で自分らしく安心して暮らせるよう支援します

施策4 誰もが意欲を持って働けるよう、就労支援をすすめます

施策5 生涯にわたる学びやスポーツを通した生きがいづくりを支援します

施策6 人権が尊重され差別や偏見がない社会をつくります

施策7 多文化共生をすすめます

まちの姿2 安心して子育てができ子どもや若者が豊かに育つまち

施策8 安心して子どもを生み育てられる環境をつくります

施策9 子どもや若者が豊かに育つよう支援します

まちの姿3 人が支え合い安心・安全に暮らせるまち

施策10 防災・減災対策をすすめるとともに、地域防災力の向上を支援します

施策11 犯罪や交通事故のない安心・安全な地域づくりにつとめます

施策12 衛生的で快適な環境を確保します

施策13 地域主体のまちづくりをすすめます

まちの姿4 魅力と活力にあふれるまち

施策14 歴史・文化に根ざした魅力向上をはかるとともに、市民による魅力発信を促進します

区政運営の取組み

施策15 情報発信・情報公開をすすめます

施策16 区民サービスの向上をすすめます

指標一覧

中区将来ビジョン2028指標一覧
施策 指標一覧 当初値
(令和5年度)
目標値
(令和10年度)
まちの姿1 1 健康づくり事業の参加者数 902人 1,200人
2 ホームヘルプサービスを利用して地域で生活する障害者の数 304人 460人
3 中区いきいき支援センターの認知度 41.4% 50%
4 就労支援コーナーを利用し求職活動を行う生活保護受給者の就労開始率 49.6% 55%
5 スポーツ・文化行事への参加者・来場者数 3,153人 4,600人
6 人権関連事業の参加者数 488人 500人
7 多文化共生推進関連事業の参加者数 246人 350人
まちの姿2 8 中保健センターで妊娠中や子育て中の方が相談をすることができること(子育て総合相談窓口)を知っている人の割合 46.8% 70%
なかっこ広場(おやこで一緒に楽しめる子育て広場)の満足度 93.8% 95%以上
9 青少年健全育成活動への参加者数 1,689人 2,000人
まちの姿3 10 地区防災カルテを活用した防災活動に取り組んでいる学区の割合 100% 100%
地域に密着した実践型の自主防災訓練の回数 16回 18回
家庭内において災害に対する備えをしている区民の割合 68.6% 100%
11 刑法犯認知件数 3,307件
(令和5年)
2,600件
(令和10年)
年間交通事故死者数 1人
(令和5年)
0人
(令和10年)
12 健康危機管理講座の実施・感染症予防編 15回 18回
クリーンキャンペーンの参加者数 1,671人 2,500人
13 地域活動やボランティア活動に参加したいと考える人の割合 66.5% 75%
まちの姿4 14 中区の歴史・文化・魅力を伝え、発信する事業の参加者数 382人 450人
区政運営の取組み 15 区の情報提供に不満を感じる区民の割合 11.1% 7%
16 区役所窓口における対応に満足している区民の割合
(令和6年度よりアンケート方法変更)
- 100%

中区将来ビジョン2028(案)に対する意見募集の結果について

令和6年1月10日(水曜日)から令和6年2月9日(金曜日)に、中区将来ビジョン2028(案)に対する意見募集を実施しました。意見募集の結果は、以下のファイルからご覧いただけます。

このページの作成担当

中区役所区政部企画経理課

電話番号

:052-265-2308

ファックス番号

:052-261-0535

電子メールアドレス

a2652307@naka.city.nagoya.lg.jp

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