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令和7年9月1日 市長定例記者会見

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ページID:189575

最終更新日:2025年9月30日

報告事項

  • 防災週間を契機とした家庭における備えの再確認について
  • 敬老パス利用者向け外出促進施策について
  • 電子申請サービスの利用促進について
  • 新型コロナウイルス感染者の状況について

会見動画

報告内容

防災週間を契機とした家庭における備えの再確認について

(市長)

 それでは、皆様、おはようございます。9月1日の定例会見を始めさせていただきます。

 まずは、報告事項からです。本日は、まず「防災週間を契機とした家庭における備えの再確認」についてご報告いたします。こちらですね。

 本日、9月1日は「防災の日」でございますが、毎年8月30日から9月5日まで、こちらが「防災週間」と定められております。

 名古屋市におきましても、南海トラフ地震が今後30年以内に80%程度の確率で発生するとされておりまして、発災時には甚大な被害が生じると想定をされております。

 発災時に一人でも多くの命を守り、少しでも被害を減少させるためには、市民お一人お一人が災害を「我が事」として捉え、迅速かつ主体的に避難行動などを取れるように、自助・共助の取組を強化していただくことが必要不可欠となります。

 市民の皆様方には、この防災週間を契機といたしまして、ハザードマップを用いて自宅等の周辺の災害リスクや避難場所・避難経路をはじめ、発災時における連絡手段やご家族等での集合場所、こちらを改めてご確認いただければと思います。

 また、地震が発生した際に命を守り、被災した後でも自宅で安全に過ごせるよう、自宅の耐震診断・耐震工事のほか、家具の転倒防止や窓ガラスの飛散防止、感振ブレーカー、地震を感知する感震ブレーカーの設置、非常持出し品や備蓄の準備などの対策を実施をいただくなど、家庭の備えについて再確認いただきますよう、お願いいたします。

 また、大規模災害時には停電や断水などにより自宅のトイレが使えなくなる可能性がありまして、食料や飲料水の備蓄と併せて災害用トイレを備蓄することは大変重要となってまいります。

 災害用トイレを備蓄することの重要性につきまして、市民の皆様にお伝えするために、9月2日(火曜日)から7日(日曜日)まで、中日ドラゴンズ公式戦開催時に、バンテリンドームナゴヤ内の106ビジョンにて、災害用トイレの備蓄に関する啓発も予定をしております。

 さらに、9月7日(日曜日)には、「令和7年度各区総合防災訓練」を予定しており、各区の訓練会場において、避難所運営等に関する様々な訓練を実施する予定でございます。

 当日は、私も南区と守山区の訓練を視察する予定でございます。

 本市では、防災週間を中心として、SNSなどの広報媒体を通じて、家庭の備えの促進について、市民の皆様への呼びかけを実施してまいります。

 市民の皆様におかれましては、防災週間を契機として、家庭の備えの再確認、そして防災訓練への参加などを通じて防災意識を高めていただければと思います。

敬老パス利用者向け外出促進施策について

続きまして、「敬老パス利用者向け外出促進施策」について、ご報告いたします。

こちらでございます。

 コロナ禍以降、高齢者の方の外出が減り、敬老パスの利用者も少なくなってきておりますが、健康維持のために、もっと多くの方々に敬老パスを利用して外出をしていただきたいと考えております。

 そのため、今回、秋のお出かけシーズンに合わせて、9月12日(金曜日)から12月15日(月曜日)まで、敬老パスをより楽しく、よりお得にご利用いただける2つのキャンペーンを実施いたします。

 1つ目は、「敬老パスで楽しむ新しい体験!敬老パス外出応援キャンペーン」でございます。

 これは、敬老パスICカードの特色を生かした全国初の「敬老パスによる福引キャンペーン」となります。

 期間中、地下鉄栄駅の交通局栄サービスセンター前に専用の端末を設置いたします。こういうような端末。端末の絵はないですね、これね。端末が設置されます。

 専用端末に敬老パスをタッチしますと、電子ルーレットが回りまして毎回10ポイントが必ずもらえるということでございますが、ルーレットが当たりますと最大200ポイントが獲得できます。なお、ポイントの獲得は1日1回までとなります。

 キャンペーン期間中に獲得したポイントは、キャンペーン終了後の抽せんに使用されまして、10名様に5万円分、100名様に5,000円分のマナカチャージ券が当たります。期間を通じて獲得したポイントが多いほど当選確率がアップするというものでございます。

 また、交通局特別賞といたしまして、本キャンペーンに参加し、期間中に敬老パスで市バス・地下鉄を30回以上利用した方の中から、抽せんで200名様にマナカチャージ券1,000円分を贈呈いたします。

 本キャンペーンの参加費は無料ですので、ぜひ参加していただければと思います。

 2つ目は、「アクティブシニアキャンペーン」でございます。こちらですね。

 これは、キャンペーン対象店舗での飲食やお買物の際に敬老パスを提示をしていただくと、割引やドリンクサービスなどの特典が受けられ、お得にお出かけをしていただくことができるというキャンペーンでございます。

 昨年度は2か月間だったこのキャンペーン期間、今年度は3か月に拡大をしたほか、シニア世代の方に、より幅広い店舗でお得に楽しんでいただけるよう、対象店舗もカラオケなどの娯楽施設を追加いたしました。

 さらに、新たに名古屋城や名古屋市科学館といった市営5施設がキャンペーン対象施設に加わり、敬老パスと敬老手帳をご提示いただくことで、期間中何度でも無料でご入場いただくことができるというものでございます。

 また、対象店舗利用時にもらえるシールを集めて応募すると、抽せんで1万円分の旅行券など、豪華賞品が当たるシールラリーも、昨年度に引き続き実施をいたしますので、お出かけすればするほどお得にお楽しみいただけるチャンスとなります。

 まだまだ暑い日が続いておりますが、これから少しずつ涼しくなり、活動しやすくなってまいりますので、敬老パスの新たな魅力をご活用いただき、ご家族やご友人とともに、秋の行楽シーズンを名古屋で楽しんでいただければと考えております。

名古屋市電子申請サービスの利用促進について

続きまして、「名古屋市電子申請サービスの利用促進」について、ご報告いたします。

 名古屋市では、デジタルを活用してあらゆる市民サービスや市役所の業務を「変革」し、市民一人一人により適した市民サービスの提供を目指しております。

 その取組の一つとして、「行政手続のオンライン化」を進めておりまして、いつでもどこでもスマートフォンやパソコンから行政手続のできる「名古屋市電子申請サービス」を導入しております。

 このたび、株式会社中日ドラゴンズ及び株式会社ナゴヤドームと名古屋市が、令和6年5月に締結をいたしました包括連携協定に基づく公民連携による取組の一環として、名古屋市民をはじめ、多くの方に広く親しまれている中日ドラゴンズのマスコットである「ドアラ」が出演する「名古屋市電子申請サービス」のPR動画を作成いたしました。

 「ド」「ア」「ラ」を頭文字にした「ドこでも アいた時間に ラくらくオンライン申請」というキャッチコピーとともに、「合言葉はドアラ」という直筆メッセージを持ったドアラが出演いたします。

 掲出場所によりデザインが異なりますが、動画の一例をこちらに準備いたしましたので、30秒になりますが、ご覧いただければと思います。

 ということでございまして。こちらの動画は、区役所支所の行政情報モニターや、名古屋市広報課公式SNS等で順次掲出してまいります。

 この名古屋市電子申請サービスにおきましては、住民票の写しや戸籍証明書の交付申請、所得証明等の税務証明の交付申請、要介護・要支援認定の申請等の介護関係の手続の申請、児童手当の申請等の子育て関係の手続の申請、本市主催の講座やイベント・施設利用の申込みなど、多くの手続やイベントの申請をオンラインで行うことができます。

 まずは、「名古屋市電子申請サービス」とブラウザ等で検索いただきまして、トップページのキーワード検索窓に、申請したい手続名やイベント名を入力するだけで簡単に必要な手続が表示されますので、この機会にぜひ便利なオンライン申請をご利用いただければと思います。

新型コロナウイルスの感染者の状況について

続きまして、「新型コロナウイルス感染者の状況」について、ご報告いたします。

 8月18日から8月24日までの第34週における市内定点医療機関から報告のあった新型コロナウイルス感染者の総数は584人でございまして、定点医療機関当たりでは11.68人でした。

 直近4週間における定点医療機関当たりの患者報告数の推移は7.36、7.12、8.26、11.68となっておりまして、7月末から徐々に増加し、今回10を超える値となったというところでございます。

 昨年の本市の最高値は21.44でございました。本日から夏休みも終わり新学期が始まりますので、今後の動向に注視する必要があるというふうに考えております。

そうしまして、こちらですね。

 新型コロナウイルスの入院患者につきましては、市内3医療機関でモニタリングをしておりまして、8月18日から24日までの1週間において20名の報告がございます。

 感染者数の増加に伴い、入院患者数も増加の傾向を示しており、20名の入院患者のうち17名が70歳以上の高齢者となっているというところでございます。

 10月15日(水曜日)からは、高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン定期接種が開始をいたします。

 接種対象者は、接種日において満65歳以上の方、または満60歳から満64歳の方で、心臓、腎臓、もしくは呼吸器の機能障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害を有する方となりますので、該当する方は接種をご検討ください。

 定期接種の期限は、令和8年2月28日までとなっております。

 こちら、感染症の予防ということで、市民の皆様方には、手洗いや換気といった基本的な感染防止対策の徹底、そして、体調が優れないときは無理せずに休むといったことをいま一度心がけていただき、感染症の予防に努めていただければと思います。

 報告事項、私からは以上でございます。

質疑応答

教員の逮捕について

(記者)

 ありがとうございます。まず、幹事社のほうから質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

教員の盗撮共有事件の関係なんですが、8月31日、昨日外部の委員によるアンケートの方が一旦区切りを迎えたと思うんですが、こちらの回収状況だとか、あるいは内容ですね。現時点で集まっている内容について、市長のほうからご説明いただければと思います。よろしくお願いします。

(市長)

 はい。分かりました。昨日までに寄せられた情報でございますけれども。まず、数で言いますと、教育委員会関係、いわゆる学校関係ですね。教育委員会関係でございますけれども、教員の児童生徒への接し方などに関する情報が27件届いたということでございます。また、子ども青少年局関係ですね、児相(児童相談所)等の。こちらにおきましては、施設等の職員の児童への接し方などに関する情報が6件ということでございます。なので、合計33件が届いております。

 ちなみに、直ちに警察による捜査を求めるような情報提供ですとか、また逮捕教員によるSNSグループというのがございますが、これに直接関係するようなそういう情報提供はなかったとのことでございます。

 これらの情報提供は速やかに調査員のほうに提供されておりまして、今後、それを基に調査委員会のほうでどのようにしていくかということで聞き取り等を行っていくことになろうかと思います。最終的に、この報告が出るということでございますので、こちらに関しては、それを見守りたいというところでございます。

(記者)

 ありがとうございます。関連してなんですけど、今後のスケジュールについて伺いたいと思います。9月中に集まったものを分析されて、公表なりを委員のほうからされると思うんですけれども、再発防止策とかそういったものがいつ頃までに出す方向なのか、こちらも市長のお考えをお願いいたします。

(市長)

 拙速にならない範囲でなるべく早くやりたいとは思っています。いつまでという期限、今申し上げることはできないんですが、本当になるべく早く。これは極めて関心の高いところでございますので、これは本当になるべく早くやりたいと。これは調査員の皆さんのお力もお借りしながら、なるべく早くしたいと思っています。

(記者)

 ありがとうございます。幹事社からの質問はこちらで終わらせていただきます。

それでは、各社さん、ご質問がありましたら、よろしくお願いします。質問がある方は、挙手していただいた上でご質問をお願いいたします。

(記者)

 教員のアンケートなんですけど、接し方への情報提供ということでしたが、具体的にどういう接し方があったとか、何か一例でも、二例でも出していただければ。

(市長)

 それは、例えば授業中であるとか、部活動であるとかの中で、そういう教員が児童生徒に対する接し方に関する情報提供と。今言えるのはそこぐらいまでで、あまり具体的なことは差し控えさせていただきます。

(記者)

 あと、情報提供は原則実名でという呼びかけがあったと思うんですが、この33件については、実名、匿名、どんな感じか分かりますか。

(市長)

 これはどうですか。

(当局)

 失礼します。届いています情報としては、実名の方が多くいらっしゃいますけれども、一部匿名でお名前を名のらずに情報提供いただいている方もいらっしゃいます。

(記者)

 具体的に実名何割とか。

(当局)

 ごめんなさい。ちょっと直近の数字もあるもので、昨日届いたような情報もあるものですから、具体的な数が、すみません、今ぱっと出てきませんけれど。多くは実名を出されての情報提供というふうに受け止めています。

(記者)

 じゃあ、また後で教えていただければ。

あと、締切り前に必要に応じてヒアリングもしていくということだったんですが、実際に現時点でヒアリングしているケースというのはあるのでしょうか。

(市長)

 もう既にヒアリングをしたかと。これはどうですか。調査委員がもう既にヒアリングしたケースはありますか。この情報提供を基に。

(当局)

 今現在、情報提供者の方に直接ヒアリングまで至ったものはなく、前後の状況確認ということで、学校であるとか事務局に情報を確認しているところまでというふうに伺っています。

(記者)

 市長に、この33件の数字について、率直にどれぐらいの数、多いのか、少ないのか、こんなものなのか。

(市長)

 そうですね。そう多くもなく、そう少なくもなくといったところかなとは思います。学校の数、そして、うちの施設の数から言いますと、これぐらいなのかなという感じはあります。

(記者)

 ある意味、想定の範囲。

(市長)

 そうですね。ええ。

(記者)

 分かりました。ありがとうございました。

(記者)

 よろしくお願いします。今の教員の件に関してだったんですが、この33件のうち、例えば複数同じような意見が、例えば特定の教員とかに対して寄せられているというのはあったのでしょうか。

(市長)

 これはどうですか。

(当局)

 同じ人ではないかなというふうに想像できるような通報内容もあるんですが、具体的にそれが同一人物であるかというのは、今後、その内容確認と精査の上ということですので、すみません、確定的なこととしては控えさせていただきます。

東区役所の整備について

(記者)

 ありがとうございます。

話が替わって、東区役所の整備に関して、6月から7月にかけてアンケート調査をやられて、つい先日結果が出たかと思うんですが。様々なアンケート項目がありまして、場所についての部分で、「東区役所の整備する場所について何が重要だと考えるか」という項目においては、「地下鉄で行きやすい」というのが26.2%で、「現在の場所と変わらない」というのが22.4%と、それぞれかなり拮抗したような数字だったかと思うんですが。まず、率直にこのことに関する受け止めはいかがでしょうか。

(市長)

 そうですね。現在の場所を求める方というのが一定数いる反面、やはりもっと、今の場所はいわゆる地下鉄からはちょっと離れているということで、地下鉄に近いという方が多いというのもそういう理由だろうなと思いますし。あとは、車で行かれる方も多いので、結構あそこは混むときは車がなかなか入れなかったりしますので、もっと駐車場が欲しいという声とか、本当に様々な声をいただいているなというところです。これらを総合的に判断して、今後、決めていくことになろうかと思います。

(記者)

 この判断に関しては、いつぐらいまでにとか、そういった時期の目安などはございますか。

(市長)

 そうですね。非常に区民にとっては重要な案件ですので、とは言いながらも、やはり相手方もあることですので、そう遠くないうちに結論を出さなければいけないとは思っております。

(記者)

 そう遠くないうちというのは、年度内とかそういうようなスケジュール感ですか。

(市長)

 そんな感じだったと思いますね。

(記者)

 ありがとうございます。この件に関しては、前市長の河村たかしさんも、以前住民団体の代表として署名を持って来られて、現地新築を求めるなんていうこともありましたけれども。改めて、前市長が一旦は白紙に戻して検討を再度行っているところだと思うんですが、そのことに関してはいかがですか。

(市長)

 河村さんが持って来られたというのも、あれもその市民の現地での、また新築の建て替えを求める方々のお一人として持って来られたというふうに受け止めておりますので。そういう声があるというのは当然承知をしておりますが、一方、やはり東区もコンパクトであるものの、結構エリアが広いですので、幅広いお声をお聞きして、どこが一番区民全体にとっていいのかと。これはいずれをとっても違うほうがよかったという方はどうしても一定数出てしまうことにはなろうかと思うんですが、そんな中でも、最大多数の最大幸福じゃないですけども、どこが一番妥当なんだということは判断していかなければいけない時期が迫ってきているというふうに捉えています。

(記者)

 この整備場所に関して決めるに当たって、一番今後重視していきたい点というのはどういったところなど、もしあれば。

(市長)

 これは、まずは名古屋市の方針というものもございますので、まずは大前提としては、行政というのは最も少ないコストで最も高い効果を生み出す必要がありますので、そこにかなっているかということ。そして、またこの区役所整備の方針もございますので、それに沿ったものになるかどうかということ。そして、あとは何より区民の皆さんが新しい区役所ができてよかったというふうに思えるかどうか、こういうところを重視したいですね。

(記者)

 ありがとうございます。あと、最後にその立場もあるので、そのポジションからのお話だとは思うんですが。現地建て替えを望む方からは、アンケートの採り方が移転の方向のほうに偏っているのではないかという意見もありましたけれども、このことに関してはどう捉えていらっしゃいますか。

(市長)

 私はそうは、例えば誘導尋問的にこっちにしましょうというような内容ではないとは思いますね。

(記者)

 ありがとうございます。

(市長)

 もともと調査費つけたりとか、一定の方向性は持って進めてきた事業ですので、そういう内容を紹介する必要があったので、それをそう捉える方もいらっしゃるかもしれないですけれども。こちらとしては、基本ニュートラルな状態で本当にどこがいいですかと、それぞれコストがこれぐらいでとかいうのをお示しをして率直なご意見をお聞きしたかったというところです。

(記者)

 ありがとうございました。

教員の逮捕について

(記者)

よろしくお願いします。1点、先ほどのやり取りの確認で、細かいことで恐縮です。市教委(名古屋市教育委員会)のお話の中で、直接のヒアリングまではいっておらず、学校や事務局の状況を確認したところまでというお話でした。これ、そういうふうな確認をした主体は市教委(名古屋市教育委員会)ということでしょうか、それとも調査委員ということでしょうか。

(市長)

 確認というのは。もう一度。

(記者)

 アンケートの結果、33件ありましたと。これら、ヒアリングをしているケースまではまだいっていませんが、学校や事務局の状況を確認している段階ということでお話をいただいたんですが、これ、確認した主体が市教委(名古屋市教育委員会)からの確認か、調査委員か。

(市長)

 主体は市教委(名古屋市教育委員会)ですか。

(当局)

 失礼します。確認につきましては、確認をする相手等を調査委員にお尋ねをして、その確認を得た上で、実際の問合せをしている者は事務局の職員ということになります。

(記者)

 市教委(名古屋市教育委員会)としてというふうに伺っていいかなと思いました。ありがとうございます。

アジア・アジアパラ競技大会の予算について

(記者)

 それ以外に2点。お時間があれば2点目もお伺いしようと思います。

1点目です。アジア・アジアパラ大会に向けてあと1年というタイミングが近づいてきております。2016年あたりでしたでしょうか、誘致の際に予算の金額が出て、その後、パラ(アジアパラ競技大会)分も含めて債務負担行為としての予算措置が県・市でなされていると理解しております。その後、競技の決定や物価高騰ももろもろありますが、これ財政状況はどこも厳しいというところでもありますが。現時点で、市長の大会の枠組みとか、骨格とか、開示状況といいますか透明性、それと予算も含めての透明性、これ、どのように見られているかお尋ねしてよろしいでしょうか。

(市長)

 まず、一番気になる予算でございますけれども。これ、まだ組織委員会のほうから総枠と言いますか総額、こちらの提示がないのでこれは何とも申し上げにくいというところでございます。

 ただ、そうは言いましても、実際にこれ、元の予算からはもう既に膨らんでいるという状況でございますので、なるべくそこを抑える形で。なかなか本市も財政状況は市税が伸びているとは言えども、やはり扶助費等も伸びていますので、厳しい中でどこまで伸びるかというのは非常に注視をしながら見守っているところでございまして。恐らく、そんなに時間かからず、その辺り決まってくると思いますので、それが出てからまたいろいろと検討したいと思います。

(記者)

 ありがとうございます。そんなに時間かからずというのは、1年切るタイミングまでには出るかな。

(市長)

 これは、特に別に何か目当てを持っているわけではないんですけど。そろそろもう1年ですので、総額等について発表があるか、もしくは検討がなされる。そういう時期であろうかと思います。

生活保護申請について

(記者)

 ありがとうございます。もう1点、お尋ねします。これ、いきなりの質問なので所感レベルのお尋ねです。報道で、生活保護の申請時に、鈴鹿、三重県の自治体で財布の中身を出させて小銭までというお話がありました。これ、どのように思われていたのかということと、あと、名古屋市ではそういう、通告なしの質問ではありますけど、名古屋市ではそういうことはないよねという感覚でいらっしゃるか、お尋ねだけ。

(市長)

 あれはちょっとやり過ぎですよね。財布の中身を見せろとか、どういうつもりで言ったのかはあれですけど。普通、そこまではしないはずですので。当然、それは名古屋市ではそういう、ある意味プライバシーに踏み込むようなことにもなりますので、そういうことはしないです。

(記者)

 ありがとうございます。

教員の逮捕について

(記者)

 度々すみません。市教委(名古屋市教育委員会)の件に関して、いわゆる接し方に関して情報提供があったということなんですが。この接し方というのは、いわゆるスキンシップとかそういった意味合いで捉えてよろしいんでしょうか。

(市長)

 これも、私も本当に具体的なことは申し上げにくいんですけど。一般論的に言えば、今回聞いている内容からすると、やっぱりそういうことは含まれるかなとは思いますね。

 これ、また一般論ですけど。ままそういう膝の上に乗せたりとか、ちょっと肩を組んできたりとか、そういうボディタッチ的なことは、これは本当に名古屋だけでなく一般的によくあったという、そういうふうに聞いておりますので、そういうことも含まれるかなと思います。

アジア・アジアパラ競技大会の予算について

(記者)

 ありがとうございます。

ちょっと話、替わるんですが。先ほどのアジア・アジアパラ(競技大会)についてだったんですが、まだ総額は出ていないということで、まだ市長のところにも情報が来ていないということなんですが。もう既に夏も間もなく終わるというところで、来年度の予算編成に向けて動き出している時期かなと思うんですが。来年度の予算編成への影響といいますか、やっぱり遅くなるとそれだけ全体の構想が見えてこないとかっていうデメリットもあるかと思うんですが。このことに関しては、どう捉えていますか。

(市長)

 そうですね。予算編成に影響が出るところまで遅くはならないというふうには考えております。なので、本当にそろそろかなと。

(記者)

 ありがとうございます。

(市長)

 何かアジア系で補足があれば。いいですか。今日、来てない。すみません、今日、当局がアジア系来てないので。

(記者)

 アジアの全体経費の今のお話なんですけれども。そろそろかなというお話の根拠といいますか、何か感触的なものなのか、何か根拠があっておっしゃっているのかというのは、どう受け止めれば。

(市長)

 これは、やはり基本、これは県・市が実行委員会(組織委員会)、会長、会長代行をやっておりますので、当然行政の手続上に何か遅れが出るような、そういうスケジュールにはなろうはずがないということからすると、そろそろかなという。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 各社さん、よろしいですか。ほかにないようでしたら、市長定例会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

(市長)

 ありがとうございました。

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市長室広報課報道担当
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