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令和7年6月2日 市長定例記者会見

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ページID:186972

最終更新日:2025年6月12日

報告事項

  • 家庭における水害への備えについて
  • 小・中・高生を対象とした起業家人材育成事業の実施について
  • 子どもの体験活動交通費助成モデル事業の小学生モニター募集について

会見動画

報告内容

家庭における水害への備えについて

(市長)

 おはようございます。それでは、6月2日の定例会見を始めさせていただきます。

 まずは、報告事項からです。まず、家庭における水害への備えについて、ご報告いたします。

 こちらは、ハザードマップでございます。これは、洪水のハザードマップですね。6月に入りまして、雨の季節になってまいります。

 本市におきましては、平成12年の東海豪雨、そして平成20年8月末の豪雨など、これまでに大きな水害を経験をしてまいりました。

また、近年の自然災害は、激甚化、頻発化しており、毎年我々の想定を超える水害が全国各地で発生をしております。こうした水害から命を守るためには、皆様一人一人の命を守るための行動が非常に重要となってまいります。

 そこで、これから梅雨や台風など雨の多い時期を迎えますので、ご家庭における平時からの水害への備えとして、次の2つをお願いしたいというふうに考えております。

 こちら、まず一つ目ですね。この「マイタイムライン」の作成と。つまりは、もし起きたらどうしていくかと、これをあらかじめ定めようというものでございますけれども。このマイタイムラインというのは、災害時に「いつ」「誰が」「どのように行動するか」これを時間の流れに沿ってあらかじめ考えていただくと、そういうものでございます。

 マイタイムラインを作成するには、水害リスクの確認、そして避難先の確認、そして避難のタイミングの確認の3つのステップが必要となります。それで、こちら、このような「なごやハザードマップ防災ガイドブック」というものを、これを名古屋市では作成をしておりまして。ぜひ、マイタイムラインを作成する際には、こちらの「なごやハザードマップ防災ガイドブック」をご活用いただければと思います。

 こちらは、令和5年3月に全戸配布したものでございまして、もしお手元にないという方は、市のホームページでもご覧をいただけます。

 そして、この6月号「広報なごや」でございますけれども。こちらでは、このハザードマップを見ながら、ご自宅における水害リスク、そして避難行動について、そしてこのタイムライン(マイタイムライン)を書き込んでいただきまして、切り取っていただける保存できるページというのがございます。こういうような、これもこういうふうに出ておりますので、これをぜひ、この6月号をご覧いただければと思います。

 そして、ちょっと小さくて恐縮なんですけど、ハザードマップのここにQRコード(二次元コード)が載っておりますので、こちらからご自身のお住まいのところのハザードマップをぜひご確認をいただければというふうに思います。

 災害発生が迫ったときには、素早い判断、そして行動がとれるようにマイタイムラインをぜひ作成をしていただきまして、防災行動を事前に考えていただきたいというふうに思います。

 そして、2つ目のお願い、こちらでございまして。この備蓄、そして非常持ち出し品の確認ということでございまして。万が一、避難生活を送ることになった場合に備えまして、ふだんから食料品や飲料水、そして日用品などを備蓄をしていただきたいと思います。

 家に備えておく備蓄につきましては、食料品などは大体一家で7日耐えられる。7日もし外へ出なくても食料に困らないと、その辺りを目安に備えていただきまして。また、いざというときに持ち出すというものは、本当に命を守るための最低限のものを3日分程度、これを目安に準備をいただければというふうに思います。

 自然災害は、本当にいつ、どこで発生してもおかしくないということになりますので、水害から自分や家族の命を守っていただくためにも、平素より水害への備えをしていただくようにお願いをいたします。

小・中・高生を対象とした起業家人材育成事業の実施について

 続きまして、「小・中・高生を対象とした起業家人材育成事業の実施」について、ご報告いたします。

 こちらです。名古屋市では、起業家精神を備えた人材を育成し、次世代の起業家の創出を促進するため、このたび小学生・中学生・高校生向けに、成長段階や関心に応じたプログラムを実施いたします。

 昨年度の取組では、いずれのプログラムも、終了後のアンケートにおいて「起業に興味を持てた」と答えた小中高生が9割程度にのぼるなど、非常に好評を得ているところでございます。

 これらの3つのプログラムの募集が始まりましたので、ご紹介をさせていただきます。

 まず、小学生向けでございますけども、「小学生起業家たまご塾」ということでございまして。これは、カードゲームなどを通じて、児童が経済の仕組みについて楽しく学びながら起業を身近に感じられるプログラムとなっております。私も過去2度見学をしたことがありますけれども、これまで累計1,878人にご参加をいただいた非常に人気の高いワークショップで、昨年度からは保護者の方と一緒にアイデア創出に取り組むワークショップも実施をしております。

 続きまして、中学生、高校生を対象とした「NAGOYA AI YOUTH CAMP」でございます。AIと冠がついておりますけども。こちらは、昨年度まで実施をしていました起業を学ぶプログラムと、そしてIT・AI、これらを中心にプログラムを統合したもので、IT・AIを活用したビジネス創出を体感できるプログラムとなっております。

 実は、私自身もIT系で2度起業しておりますけれども、当時より技術の進歩は目覚ましく、生活のあらゆる場面でこのITそしてAIが浸透しているところは、もう皆様ご承知のとおりだと思います。このAIを使って仕事をすることが当たり前になる現在、AIの第一歩として今話題の生成AIを使った課題解決に挑戦するという、こういう機会を提供するというものでございます。

 最後に、この「そらLab」というものでございまして、これは高校生を対象としたものでして、近年、宇宙産業が急速に発展をしておりますが、その中でも特にロケットを使用せずに到達できる「成層圏」、宇宙空間より手前といいますかね。相当上のほうですけどもね。こちらは、打ち上げのコストや技術的リスクの低さから、魅力的なビジネス領域となっているというところでございます。

 この「そらLab」では、この「成層圏」に着目をしまして、宇宙をテーマにした講演会のほか、高校生自らがアイデアを出して、ビジネスの視点を学び、仮説検証のためのモジュールを作成して、実際に成層圏に打ち上げるという実践的なワークショップを実施いたします。

 いずれのプログラムも、学校教育だけでは得難い、第一線で活躍する起業家との交流、そして将来性豊かなビジネス分野における実践的な経験を通じて、子どもたちが自らの可能性を大いに広げていただけると考えております。

 私も起業というチャレンジを実際に経験をしておりまして、大変な思いもした一方、それ以上に得難い経験をしてまいりましたし、本当に何よりやっているときは非常に楽しかったという思い出がございます。

 これからを創っていかれるお子さんたちには、自分の力で考え、そして果敢にチャレンジすると、そういう気持ちを持っていただきたいと思います。

子どもの体験活動交通費助成モデル事業の小学生モニター募集について

 次に、「子どもの体験活動交通費助成モデル事業の小学生モニター募集」について、ご報告いたします。

 こちらですね。こちらは、親子で様々な場所に出かけて、お子さんが様々な体験をしていただけるように、今年度新たに「子どもの体験活動交通費助成モデル事業」を実施するというものでございます。

 この事業は、小学生が夏休みに体験活動に出かけるための交通費助成として、マナカチャージ券3,000円分をお配りし、その体験活動に関するアンケートに回答していただく小学生モニターを募集するものでございます。

 モニターは、市内在住の小学生7,000人でございまして、お申込みには体験活動を行う小学生モニター本人の小児用マナカが必要となります。モニターの募集期間は、来週6月9日(月曜日)から6月27日(金曜日)までで、応募者が多数の場合は抽選となります。

 名古屋市公式ウェブサイトにアクセスをしていただき、名古屋市電子申請サービスをご利用いただいてご応募いただきたいと思います。

 今年度の、今年の夏休み、この事業も活用していただきながら、親子で様々な場所に出かけ、様々な体験をしていただき、たくさんの名古屋の子どもたちにいろいろな体験をしていただきたいというふうに考えております。

 私からの報告は以上です。

質疑応答

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

 先週、話題になりましたアジア・アジアパラ大会のボランティアの件ですけれども。同意なく登録されていた問題で、その後、その市議の皆様からの登録ですとか、参加の意思確認をされるということもありましたが、その進捗状況はいかがでしょうか。

 また、その後、同意していないのにメールが届いたなど新たな問合せはありますでしょうか。

(市長)

 前回、ああいう件が生じましたので、一度確認をしたいというふうに申し上げました。それを、まだ実際には実行できてないんですが。近々、本当に近々、その書類をご提出いただいたところを通じて、各団体さんですとか、各市議さんですとか、それを通じて意思確認を行っていただきたいというふうに思ってはおります。

 今、もう一つの質問で、これまでにそれ以外何件あったかということについては、追加で、前回12件あったということですけど、そこからプラスして3件、合計15件。そういう状況でございます。以上です。

(記者)

 確認なんですけど、上園議員の件が何件だったんでしょうか。

(市長)

 あれが5件ですね。5件です。その他7件で、合計12件。プラスして3件で15件。そういうことです。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 まず、今質問があったアジア・アジアパラボランティアに関連してなんですけれども。その3件追加であったというものは、どういったものなのかということと。これも無断に登録されたものではないという認識なのかということを伺えたらと思います。

(市長)

 これは、それらも含めて、これから今から一斉にお尋ねする中で確認しようかなと思ってます。といいますのは、今回、かなり社会問題化したといってもいいぐらいにたくさん報道がされまして。それによって全員にメールがいっておりますので、どれだけ追加で反応があるのかなというふうにしたところ、3件であったということで。やはり、今回のこの上園市議の一件は、やはりかなり特殊なケースだったんだろうなという、これがまず一つ。

 そして、その3件について、あまり詳細は差し控えたいと思います。これ、これから各市議さんであるとか団体さんに対して、全員のそういう意思が本当にありますかということを確認をお願いする段でございますので、その辺りも含めて全て取りまとめてまとまった時点で数週間かかりますけど、そこで発表したいなというふうに思います。

子どもの体験活動交通費助成モデル事業について

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。あと、すみません、別件なんですけど。先ほど冒頭のところにありました交通費助成モデル事業に関してなんですけれども。これは、広沢さんの市長選のときに掲げられていた公約にも関連するものがあったように認識しているんですけども。その思いと狙いみたいなものがあれば伺えたらと思います。

(市長)

 私のマニュフェストに一応子どもパスという、これ、掲げさせていただきました。これは、小学校から高校生まで、いわゆる未成年ですよね。交通費がかかる、幼児は無料ですので、交通費がかかるようになってから高校生段階までの方々に子どもパスを支給しまして、それでいろんなところにお出かけをいただきたい。いわゆる敬老パスの子ども版、これを想定しております。

 ただ、これ結構システム改修等いろいろとかかるということで、まずはその需要の見込みであるとか、どれぐらいに求められているとか、実際にお配りしたところ、どういうところに出かけるところが多いとか、そういうようなことを把握したいということもありまして、それの一つの前段階として今回の助成をさせていただこうというところでございます。

 これで実際にデータを取ってみていろいろと知見がたまりましたら、それによって実際、どういう形で実施するのがいいかというのを考えていきたいというふうに思います。

備蓄米の販売について

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。あと、ごめんなさい。全然別件で申し訳ないんですけど、今日、名古屋市で備蓄米の販売がイオン熱田店で始まるということで、結構朝から多くの方が並ばれて購入されているようですけれども。この備蓄米の販売が市内で始まることに関して、何か受け止めがあればお願いします。

(市長)

 そうですね。これも本当に社会問題化したと言ってもいいぐらいの相当なことになっておりまして。そんな中で、結果として安いお米を求める市民が多いと。これは事実ですので、しかもそれに応えるべく備蓄米を販売されるということはいいことではないかと思いますね。なので、そこに大勢の方が買いに来られるというのも自然のことですし。いろいろと味のこととかいろいろと言われておりますけど、これは実際にこれからお買い求めいただいた方がいろんな発信をされるのではないのかなと。従来のお米と比べてどうかとか、あまり問題がないかとか。

 ということなので、実際安いお米が出回るということ自体は、私はいいことだと思っております。

物価高騰対策について

(記者)

 分かりました。この物価高騰に関連して、東京都で水道費の助成が出るですとか、いろんなところで対策を打たれてますけれども。名古屋市として、この物価高騰ですとか生活支援みたいなところで独自に何かされる考えというのはありますでしょうか。

(市長)

 そうですね。水道費というのは、基本的にはこれは受益者負担で成り立っているというものですので。仮にこれ、例えば名古屋で水道費減免しますというと、減免した分はどうなるというと、これは結局税金で補填することになりますので。水道代を安くして、結果、水道を使っている人、使ってない人全員で割り勘するみたいなことになるので、それはちょっといかがなもんかなとは思いますね。

 例えば、仮に水道会計が非常に潤沢で、もう水道会計だけの中で値下げできるような状況であれば、それはやぶさかではないですけど。そういう状況ではございませんので、名古屋では基本的に水道を値下げすると、そういう発想は、そういう施策は取らない予定です。

 この物価高騰は、名古屋市独自の施策として間もなく始まる金シャチマネー(プレミアム付き商品券)、あちらのプレミアム商品券ですので、実際に当たった方のみにはなりますけれども、3割のプレミアム分がついてということで、あれはある種の物価高騰対策になるのではないかというふうに思っておりますし。何と言っても減税しておりますので、これも全国で名古屋だけという、これが物価の下支えに既になっているのではないかなというふうに思ってます。

(記者)

 ありがとうございました。

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

 まず最初にあったアジパラ関連のボランティアの件で、メールが全員にいったということだったんですが、これは現時点でトータルで名古屋市分としては何人にお送りしたものになりますか。

(市長)

 これは、電子と紙と両方合わせてということ。

(記者)

 そうですね。全体で。

(市長)

 これはどうですか。ちょっと局から答えます。

(当局)

 今、メールは応募が完了した方向けでございまして、市議・団体向けのところも鋭意やっているところでございますが、正確な何件というところではございませんけれども、大体1万2,000から3,000件というところで登録完了のメールがお手元にいっているというところでございます。

子どもの体験活動交通費助成モデル事業について

(記者)

 ありがとうございます。すみません、先ほどあった公約に掲げられていた子どもパス関連のお話で、今回子どもパスに関しては現時点でのお考えでは何年度を目途に導入したいとか、現時点でのお考えはございますでしょうか。

(市長)

 そうですね。これも当然私の任期中にとは考えておりますけれども。それをどこまで、いつの段階でできるか。これ、かなり結構予算を食うやつなので、いつの時点でどこに予算に入れられるかというのはこれから精査していきたいですが、これは任期中にはと思ってます。

(記者)

 ありがとうございます。今、結構予算を食うという表現がありましたけれども、ざっくりとした計算で構わないんですが、大体年間で幾らぐらい、何人利用すると幾らぐらいという想定がございますか。

(市長)

 そこが今のところないんですよね。それも併せて、今回のこの実証実験で、実証実験ではないですね。今回のこの事業でどれぐらい使われるんだというところもちょっと見てみたいなと。それによって、もしパスにした場合にどれぐらいかかるのかというところを見てみたいというとこです。

(記者)

 ありがとうございます。あと、今回の実証実験を踏まえてにはなると思うんですが、いわゆる敬老パス方式の定額の一定程度の使い放題という方式だけではなくて、例えば今回のようにある程度のマナカチャージ券として配るという手法も考えられるというところでしょうか。

(市長)

 そうですね。本来で言うと、マナカチャージ券というとほかにも使えてしまうという、コンビニで買物ができてしまうとか、そういうようなある意味、本来の意図と違うことで使われてしまうという可能性もあるので、できれば、交通系のみで使える手法はないかなと思ってまして、いろいろと今検討中です。例えば、一日乗り放題券というのがあるので、それを配布するという手法もあるでしょうし。あと、期間限定で、しかもそれを予算の関係もありますけど、例えば期間限定で夏休みだけにできないかとか。いろんな今検討をして、まずできるところから進めていきたいと。

 なので、狙いは子どもに交通費を気にすることなくたくさん出かけてもらえる、そういう施策をしたいというところですので。それをどういうのが一番近道かというのは、これから局と相談しながらやっていきたいと思います。

(記者)

 ありがとうございました。

(記者)

今の話に関連してなんですけれども。これ、夏季休業中に体験活動に出かけるためという、その体験活動というのが大分抽象的な表現だなと思ったんですけど。市には科学館ですとか、東山動植物園とかいろんな施設があると思うんですけども。そういうところに出かけてほしいという思いなのか、広沢市長のこの施策に対する狙いというところを教えていただいてもよろしいでしょうか。

(市長)

 もともとの子どもパスの狙いとしては、できれば子ども同士集まって、小学生の場合は保護者同伴になると思いますけど。市内にいろんなところがありますので、そういうところに出かけていただきたい。例えば、志段味の古墳を見に行ったり、あとは有松に行ったり、動植物園とか水族館、これもいいんですけれども、ふだんあまり行かないようなところにちょっと行って、乗り放題だったらちょっと行ってみようかなというところを狙いとしているものですから、名古屋の隠れた名所と言っていいかどうかあれですけども、ふだんあまり行かないようなところにぜひ行ってもらいたいですね。例としては、志段味の古墳とかですかね。すみません、ふだん行かないかどうか分かりませんけども。

(記者)

 ありがとうございます。

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

市長、こちらをお願いします。ボランティアの件で改めて確認です。3件新しい問合せがあったというのは、確認なんですけれども。上園議員のように市議の方が登録したいわゆる特例的な枠の中の登録者の中から3件あったという理解でいいんでしょうか。

(市長)

 これは、どっから出どころというのはあまり申し上げないでおこうかなと思います。これは、今から確認を行いますので、その中でそういう情報も含めてこういう方からこういうのがありましたよというのもお伝えして、そういう方の確認もちゃんと取っていただきたいというような。今回、この上園市議の件もこちらに寄せられたのに対して、その議員さんにフィードバックしてますので、同じような対応としてこちらにあったら紹介者経由で、こういうのがありましたけどどうですかと、こういうのをやっていただくということになろうかと思います。それで、今回は全員に一応確認をお願いしますというふうにお願いをしますので、その中で一緒に合わせて聞いていただいても結構ですし。

 これ、根本的には、恐らくこの件数からしても、やはりこの上園市議の件が非常に普通はない話だったかなと。全く想定外、我々も想定外でしたし、ほかにそういう事例がばんばんあるかというと、恐らくそういうことはないということかなというふうに捉えておりますので。あまり例えばここで名古屋市から全員の方に二千何百人に全員ご連絡をして、本当にあなたは自分の意思ですかみたいなそういうことをやる気はしておりません。やはりこれ、皆さん大半の方はボランティアで一緒にアジア・アジアパラ大会を盛り上げていこうという心のある方ですので、そういう方の気持ちを考えて、基本的にはもうこれ、ぜひ前向きにやっていきましょうと。もし、そういうイレギュラーな反応があったら、それはそれで個別に対応していくということで、基本はもう皆さんでぜひ来年のアジアパラ(アジア・アジアパラ競技大会)を成功させていきましょうと、こういうムードを大事にしたいというふうに考えています。

(記者)

 ありがとうございます。あと、すみません、もう1点、関連なんですけれども。一応調査はされるということで、一方でリストを提出された市議の方とか団体を通じて確認されるということで。これ、仮にですけれども、上園議員のように市議の方が同意を得ずにリストを書いていた場合、その確認窓口が市議の方になるというふうなことだと、ご本人の方への意思がどうだったかというのが当局として直接確認できない。市議の方が間に一回かむということで、これ、調査方法としてこれが適切なのかなというのはちょっと疑問があるところなんですけど。この調査方法については、市長はどういうふうにお考えでしょうか。

(市長)

 これ、我々、ボランティアに関しては、出だしのところで本当にそれを自らの意思で書きましたかとか、そういうのを確認するべき、我々名古屋市としてそれを必ずやるべきかというと、ここはちょっと疑問がありまして。これはあくまでこの団体さんを通じて、例えば団体さんですとか市議さんを通じてこの名簿が提出されたと。今回、本当に特殊なケースが発生したので、念のためにそこを通じて本当に大丈夫ですよねということをご確認をいただきたいということをお願いをするというものでありまして。いわゆる疑いをかけるような、本当にこれ自分の意思ですかという疑いをかけるようなこれをしたいわけではないんですね。ですので、我々のほうから直接2,800人の方に対して、これ本当にあなたの意思ですかというのをやるという考えは持っておりませんし。これ、同様に愛知県さんのほうでも多数集められておりますけど、愛知県さんのほうでも特にそういう確認はされないということでございます。

 また、実際にこれ、もし仮に身に覚えのない登録があった場合でも、これから何度も実際いつできますかとかやり取りは発生しますので、その中で自分はこんなのやったことないよというのが出るかもしれないですよね。これはオンラインであっても、名前とか住所とかメアド(メールアドレス)が分かっていれば、他人のふりして登録できてしまう可能性もありますので。それは、後々のやり取りで、いや、それは自分が覚えがないと言えば、じゃあ、これは抹消させていただきますねというようなそういう対応になろうかと思います。私もそれが妥当かなと思っています。

(記者)

 先ほどのボランティアの意思確認なんですけど。そうすると同じような質問になっちゃうんですが、市議の方、団体の方が意思確認をしたかどうかという確認はどのようにされるのでしょうか。

(市長)

 それは、出だしのところでですか。

(記者)

 今後行われる調査で、意思確認をしたかどうかは市議の方を経由してということなんですけれども。市議の方がボランティアをやると言った方に意思確認をしているかどうかというのは、もう市議の方がしているということであればもうそれで。

(市長)

 それはそうですね。

子どもの体験活動交通費助成モデル事業について

(記者)

 分かりました。あと、もう1点。子どもの先ほど発表いただいた体験活動なんですけど。選挙のときからも子どもの通学費の助成という観点と、子どもの体験活動という観点が2つ話が違うと思うんですが。市長としては、子どもの体験活動に出かけていってほしいという狙いの今回の事業ということでしょうか。

(市長)

 はい。もともと子どもパス、特に高校世代にとっては結構通学定期が高いと、そういうお声もいただきましたので、このパスがあればそれの軽減になる。これも、もともとの子どもパスの狙いの一つです。プラスアルファ、ただ通学に使うだけじゃなくて、土日とか夏休みとかはいろんなとこに出かけてもらえる、せっかくパスがあるなら行こうかと。志段味まで行くのにこういってこういって、片道500円かかる。これ、往復1,000円だったらやめとこうかなと思ったところが、パスがあるなら行ってみようかというふうに活動の範囲が広がるという。その2つの狙いがありまして。今回のこの実証実験に込めた思いは、その後のほうの活動を広げるというほうについて、どれぐらいの需要があるとか、実際にどこへ行くお子さんが多いとか、その辺を調べるためということで、まず第一歩というふうに捉えてます。

(記者)

 そうすると、通学費に向けた事業というのは、今のところ考えていない。

(市長)

 通学費については、これはだいたいお子さんがどれぐらいの通学定期を買われてて、この辺はデータで分かりますので。これをあとは子どもパスを幾らに設定するかでこれぐらいかというのは、ここは大体机上で分かるところですので。データ上で。そこはあまり実証実験をする必要もないかなと思ってます。あと、そこは予算だけの問題です。あとは、どれぐらい、幾らに設定するかによって、どれぐらい需要が生じるかというあたりも、これもデータ上でシミュレーションができると思ってます。

(記者)

 そうすると、体験活動と通学費の話は別で進めていくと。

(市長)

 そうですね。最終的には、これ、一体になる話なんですけど、子どもパスという私のもともとの目指しているところで言うと。いわゆる敬老パスみたいなものなので、乗れる。多少の上限があれども、ほぼ乗り放題に近くなるということの効果が2つあるというお出かけのほうですよね。それの可能性を今回探るという。今回に込めた思いはそういうところです。

名古屋城バリアフリーに関する市民討論会における差別事案について

(記者)

 ありがとうございます。最後なんですけど、名古屋城に関してなんですが。観光文化交流局の総括が出てから2週間がたちましたけれども。その後の進捗はどのような状況でしょうか。

(市長)

 それを今、各障害者団体さんのほうにいつぐらいに、どういうスケジュールでご報告に上がろうかということを今局のほうでアプローチをしているというふうに聞いています。なので、恐らく近々、こういうスケジュールで。結構数がございますので、いつぐらいにどうやってやっていくかというのを、今詰めているところです。

(記者)

 市長自らもご報告に出かけられるという話でして。まだ、それは実施されていない。

(市長)

 まだですね。はい。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

繰り返しで申し訳ないんですけど、ボランティアの無断登録で。追加の3件については、詳細は差し控えるということで出所を申し上げないというのは理解しましたが。そもそものところで、来たざくっとした形というのは、要するに身に覚えのないメールが組織委員会から届いたという申出という。

(市長)

 それはそうですね。

(記者)

 そういうものが追加で3件あったという理解でいいですか。

(市長)

 はい。

(記者)

 そのボランティアなんですけども、そもそもとしてこういう、大きな国際大会でボランティアの方々を多数の方にご協力願うと。ただ、一方で、考え方でアルバイトを使うという手もあると思うんですけど。ボランティアの方々をご協力いただくということの根本的な狙いとか、意義とか、そういったところはどのようにお考えでしょうか。

(市長)

 こういう大型のオリンピックをはじめとする大型のスポーツイベントには、今ボランティアの存在が欠かせないことになってまして。これは、単にいわゆるアルバイトよりもコストがかからないとかそういうことではなく、そこに一員として参加をいただくことに意義があるというふうに考えておりまして。それが、一つのまたこの地で大会をやったということの、ただテレビで見たとか、ちょっと試合を見に行ったというのとまた違う、自分も参加したんだというそういう記憶に残るという、これも大きな狙いでございますので。より多くの方にご参加をいただいて、そこから年月がたって振り返ったときに、あのときにボランティアしたなという、そういう思い出が残るとともに、あれは非常に良かったということでボランタリーな気持ちが根づいて、またじゃあ今度こういうのをやってみようかと。いろんなところでこのボランティアというのはこういうスポーツイベントに限らず募集していますので、やっぱりボランティアをして、そこに参加をして一緒に声を出して汗をかいて、大会が成功して非常に満足感を得たなという、そういう体験をぜひ持っていただいて、将来のボランタリーな気持ちの醸成というんですかね。そこにもぜひお願いをしたいですし、それも含めてこの大会のレガシーにしたいなという思いがあります。

理科の実験中の事故に係る対応について

(記者)

 分かりました。話、ちょっと変わるんですけども。先週の金曜日には、これ、市教委(名古屋市教育委員会)の話なんですけども、理科の実験中に児童が大やけどをしたということで、これがそもそもとして指導した講師、指導の方法がそもそも間違っていたということがあった上に、本来だったら救急車を呼ぶべき事案だったのに呼ばなかったという二重の市教委(名古屋市教育委員会)側のミスというか、学校側のミスが重なって。さらに、紹介してもらった病院で専門の病院を紹介され、そこでも断られ、たどり着いたのは3か所目の病院だったわけです。そこで入院に至って、最初の見立てでは3週間ほどかかり、かつ手術も必要だということでなかなかかなり痛ましい事案だと思うんですけども。市教委(名古屋市教育委員会)の事案ではありますけれども、この事案についての受け止めをどのように、教えていただけますでしょうか。

(市長)

 本当にけがをされた児童、そしてその保護者の方には大変申し訳ないという気持ちでいっぱいです。一義的には、やはりその講師が誤った実験方法を採ってしまったと。直接火にかけたということで、当然それはまずそこに第一の大きなミスがありましたし。そこから引火した後の処置も、今ご指摘のとおりに早めに救急車を呼ぶべきでしたし。そういうことが重なったということは、本当に私としても大変申し訳ない気持ちですし、そういう理科の実験とか特に火を扱うということに関しては、今後より一層気を付けていかなければいけないと思います。

 その反省を生かして、今後の、これは市教委(名古屋市教育委員会)のほうで当然重く受け止めて、そういうことは徹底していくと思いますけども。私からも市教委(名古屋市教育委員会)のほうに、そういうふうに、それはちゃんと。理科の実験というのはいろんなことをやりますので、中には火を使ったり、多少劇薬に値するようなものも扱ったりもしますので、そういう取扱いには重々気を付けてやってもらうように依頼をしたいと思います。

 そして、けがをされた児童の方と、そして保護者の方に本当におわびを申し上げたいと思います。

(記者)

 こういう事案が二重のミスが重なるということだったんですけども。こうしたミスが起きた背景とか、そういったものというのはまだどうでしょうか。

(市長)

 そうですね。それが背景、例えば今回は講師の方でしたけど、そういう何か背景的なものというのはまだレポートは上がってきてはいないんですが。例えばそれが何か構造的な問題があるのかどうか、その辺についても教育委員会に今度聞いてみたいと思います。

(記者)

 それから、入院に至って手術も必要ということで、今後賠償的な側面も発生してくると思いますけど、その辺についてはどのように。

(市長)

 それはもうしっかりと対応したいと思いますので。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

 まず、アジア・アジアパラ大会について、先週の会見でお話しいただいた件についてなんですけど。イレギュラーであったというのは確かにそうなのかもなと思いつつ、我々にとっては、この事案が起きるまで市議も副議長という立場にある信頼の置ける方というふうに見ていたわけで。市長が思われるイレギュラーであるとする根拠というのはどういったところにあるのかなと、改めてお伺いしたいと思います。

(市長)

 イレギュラーというのは、私の考えるところで言うと、まずボランティアというのは基本的にその名から示すように、ボランタリーな自発的なところから当然発するべきものですので。そもそも、そのボランティアの応募に勝手に登録されるということは基本的にはないものだと。しかも、これを確かにいろんな団体さんを通じて、私もいろいろとお願いをしたりもしましたし、足りないんですと、助けてください的なことも申し上げましたけども。だからといって、知らない他人を登録されるということは全く想定をしていなかったという。要は、それをすることのインセンティブがほぼ見当たらなかったので、別にそれをしたからといって何か、しなかったから何か、例えば営業のノルマみたいにそれをしないと自分の給料が下がるとか、何か怒られるとか、そういう想定はしていなかったので。あくまでボランティアですので。これから数を足りるために他人を登録するという、そういう発想というか、そうする方がいるという前提が全くなかったという意味において、ちょっとイレギュラーかなと。

 実際に、名古屋市のみならず県(愛知県)のほうでもたくさんやっていて、実際に集団的にああいうふうに知らない方をというのは、今のところあの1件だけですので。そういうことからして、やはりちょっとイレギュラーだなと。普通はないはずのことであろうと思います。

(記者)

 ちょっとだけ。私どもも確かに取材する中で、あくまで目安であったからノルマとは考えてなかったという話もお聞きする一方で、その目安というのをお受けになっていた皆さんにお話を聞けるものではないものですから。何人の方が上園さんと同じ考え方をされてたかというのが見えない部分があるというか、ほかにも、もしかしてノルマと考えていた人っているのかなと思ったりするんですけど。そこの部分についても、ほかにはあまりノルマと考えていた人は少ないんじゃないかなというふうなお考えでしょうか。

(市長)

 そうですね。市議さんも当然このアジパラ(アジア・アジアパラ競技大会)は応援をしていただいている立場なので、むしろノルマというよりやるぞという、そういう一肌脱ごうというそういうことでいろんなところにお声をかけていただいていた。これがほぼ大半だったんではないのかなと。なので、みんなでこのアジパラを成功させよう。そして、このボランティアたくさん参加してもらってみんなで盛り上げようと。先ほど申し上げましたけど、いい体験になるからどうですかという、こういうお声がけはそういう気持ちから発せられてたというふうに受け止めてましたし。今でも大半の方は、大半というかもう上園さん以外の方は多分そういう気持ちでやられていたんだろうというふうに今でも信じておりますので。本当に、だからそういう意味も含めてイレギュラーだったというふうに受け止めています。

 なので、これ、実際に市会議員さん、県会議員さんというのは、もっと厳しいノルマというものもついたこともあるんですね。例えば、パーティー券を売るとか、こういうのも例えばみんなでこれこれのパーティーをやるっていったら、それこそノルマがあるわけです。そういうのは皆さん、こなされてきてるはずでして。これ50枚ねとか、30枚ねとかという、それはお金を集めなきゃいけないというそういう厳しい状況の中でも皆さん、それをやられてきた方々が多いと思いますので、そういう方にとってみたら、ボランティアを集めるというのは別にお金を頂くわけでもないので。皆さん、これぜひ登録してくださいと。どれだけやれるかまた後で、1日しかできなくてもいいのでというのは、そんなにハードルとして私も肌感覚で高いという気持ちがなかったので。それを名刺から抜き取らなきゃいけないという、それが非常に驚きでもありますね。

子どもの体験活動交通費助成モデル事業について

(記者)

先ほどの子どもの体験活動の交通費助成ですけども。先ほど市長がおっしゃったとおり、マナカチャージ券だとコンビニでも買物ができてしまうという懸念があるということでしたけど。今回はそういうのは防げる仕組みになっているんでしょうか。

(市長)

 いや。それは特になってないです。マナカのチャージ券なので、マナカに入れた。ある?ちょっと局から答えます。

(当局)

市長がおっしゃるとおり、チャージしたものの使い道自体を防ぐことはできないんですけれども。実際使っていただくに当たって、チャージするマナカの番号というのを事前にご登録していただくことと、あと、使った履歴のデータを私どものほうで確認させていただくことの同意を得た上で事業のほう進めたいと思っておりますので、実際にお買物だけに使っている場合は、私どもとしては把握できるような状況という形で事業を進めたいと思っています。

(市長)

 といっても、別にほかに使ったから何かペナルティーがあるとか、そういうわけではないですよね。

(当局)

 ペナルティーというか、実際の3,000円は交通費として使っていただくようなお願いをさせてもらっておりますので。

(市長)

 お願いですよね、これ。

(当局)

 お願いベースで3,000円分に達するまで使っていただくような形で。もし、夏休み中に使い切れなければ、その後秋とかの連休とかもありますので、その時期にも使っていただくようなお声がけをしたいというふうに考えております。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

アジア大会ボランティアの無断登録について

(記者)

 アジパラ(アジア・アジアパラ競技大会)ボランティアの話に戻るんですけれども。3人が特例枠から登録された人かというのは分からないということでしたが、上園市議が登録した26人の中ではないですよね。

(市長)

 ではないですね。それは、それではない。それではないです。その方々ではないですね。その方々には、多分というか、あの件でご連絡はいっているわけですよね。

(当局)

 上園市議から直接謝罪をされたという話は聞いておりまして。その上で、身に覚えがないというところの削除の手続きについて、今調整しているところでございます。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

アジア大会のボランティアの意思確認の調査などされるとのことで、近々に行われるとのことですが、その目安、今月中であったり、その辺りはいかがでしょうか。

(市長)

 お願いをするのは本当に近々なので、できれば今週中にはお願いをしたいなと思います。そこから結構たくさん2,800人もいらっしゃるので、ある程度は時間を取らなければいけない。そこから二、三週間、今月中とかその辺りに結果を聞かせていただければなと思っております。

(記者)

 あと、もう一つ。今回、こういった勝手に登録されるなどの事案があったように、今後何か県民の方々が不安に思うことなどあるかもしれませんが、それも踏まえて、開催までアジア大会にどのように取り組んでいきたいかなど、改めて伺えればと思います。

(市長)

 そうですね。何よりやはり今回のことが本当に痛いなというのは、このボランティアの応募という極めて前向きな気持ちを多くの方が、名古屋市内だけでも1万人以上の方がこのボランティアに登録いただいたという非常に前向きなお気持ちを持っていただいたことに本当に水を差す形になってしまったというのが、本当に返す返すも残念なことでして。

 とはいえ、私、ちょっと懸念したのも、そういうふうにいろいろと社会問題化すると、何か問題が起きているのだったら辞めるわというようなそんなお声がたくさん来たらどうしようかなというふうに思ったんですけど。今のところ、そういう、そんなばたばたしてるなら辞めるというお声はいただいてないようですので、全くゼロかどうかは分かりませんけれども。

 なので、やはり多くの方はアジパラのこのボランティアに対して、引き続き前向きな気持ちを持っていただいていますし。我々としては、そういうお気持ちを大事にしながら、残りの1年3か月を、さらなる機運醸成をしていく。当然、その中にはこの個人情報とかそういうことにはしっかり気を付けながらではありますけれども、この機運醸成をとにかくこの1年3か月でしっかりやってすばらしい大会にしていきたいというふうに考えています。

(記者)

では、定例会見を終了します。

(市長)

 はい。ありがとうございました。

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