名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
〔動画〕令和7年3月24日 市長定例記者会見(YouTube)(外部リンク)
機器の不具合により、一部配信できませんでした。内容を確認したい場合は、下記の反訳をご覧ください。
(市長)
それでは、皆様おはようございます。令和7年3月24日の定例記者会見を始めさせていただきます。
まず、報告事項でございます。まず中区で発見されました不発弾でございます。2月14日に発見をされました不発弾につきましては、先週3月20日(木曜日)に無事撤去を行うことができました。
当日は、午前9時から避難対象区域の皆様に避難をしていただきまして、午前10時から自衛隊による信管除去作業を開始し、午後0時59分には処理を全て終えました。
市民の皆様をはじめ、自衛隊、愛知県警など様々な関係機関の皆様のご協力の下、スムーズに作業を進めることができました。誠にありがとうございました。
また、2月24日に発見されました不発弾につきましては4月5日(土曜日)に、また、3月1日に発見をされました不発弾につきましては4月20日(日曜日)にそれぞれ処理が予定されております。
避難対象区域にお住まいの市民の皆様、関係機関の皆様におかれましては、改めてご協力のほどよろしくお願いいたします。
続きまして、シティプロモーションのブランドロゴ決定と、シティプロモーションサイト・プロモーション動画の公開について、ご報告いたします。
名古屋市では、「住みたい」「働きたい」「訪れたい」「投資したい」都市として、人や企業から選ばれる名古屋となることを目標に掲げ、今年度からシティプロモーションの取り組みを始めております。
今年度はその立ち上げの年度ということで、シティプロモーションのツールとなるブランドロゴを検討してまいりました。
1月にデザイン案を3つお示しをし、インターネットなどを通じて1万5,911件の投票をいただきました。大変多くの方にご協力いただきまして、ありがとうございました。
投票の結果、こちらのデザインをブランドロゴとして決定をいたしました。こちらでございます。
ブランドロゴは、市民や事業者の皆様にご参加いただきましたワークショップなどを経て策定をいたしましたブランドコンセプト「やさしい大都市」を表現したもので、平仮名の「な」、名古屋の「な」ですね。こちらと、やさしさを象徴する「ハート」を掛け合わせたデザインとなっております。左上、これは市民の皆様方になじみの深い「丸八」の中の「八」、こちらをあしらっております。実際にこういう感じですね。これがこうなるとハートに見えると。ここが「丸八」のこれとこれ。「丸八」のこの要素を、これをそれぞれこういうふうにやってここの「な」を構成しているということで。これが「な」に見える。そして、これが「ハート」に見える。そういうようなコンセプトとなっております。
そして、この背面のバックボードもそれに本日しておりますし、あと、このたび製作いたしました法被。こういう法被でございます。
なお、この法被は、ビームスジャパン様に製作をしていただいたものでございます。本日は、ブランドコンセプト策定のワークショップからご参加をいただきました、ビームスクリエイティブのプロデューサー、佐野明政様にお越しをいただいておりますので、一言いただきたいと思います。
(佐野明政氏)
ただいまご紹介にあずかりました、ビームスクリエイティブの佐野です。僕は、実は名古屋出身で、名古屋・愛知の魅力を広く国内外に伝えたいなということで、「ビームスジャパン大名古屋展」を2019年から5回開催してきました。今回、名古屋市のシティプロモーション活動に共感をし、今回の法被をデザインさせていただきました。やさしさを表すベージュ、名古屋のシンボル、金シャチの金、ゴールドを襟にあしらって華やかなデザインに仕上がっていると思います。これからスタッフの皆さんがこの法被を着て活動をしてくれることをとても楽しみにしています。これからも「ビームスジャパン大名古屋展」を通じて名古屋市の魅力発信をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(市長)
どうもありがとうございました。佐野明政様でございました。
今後、このブランドロゴ、あらゆる場面で露出をいたしまして、市内外の皆様方に知っていただく取り組みを進めていくとともに、行政だけでなく市民や企業の皆様方にも愛着を持って使っていただけるようにしてまいりたいと考えております。
また、名古屋のよさを改めて認識していただくこと。まだ見ぬ名古屋の魅力を知っていただくことを目的として制作をしたプロモーション動画もご覧いただきたいと思います。
(プロモーション動画再生)
(市長)
ということでございました。そして、本日より名古屋の魅力をまとめたシティプロモーションサイトというのもございますので、こちら出ますかね。シティプロモーションサイト「やさなご」、優しい名古屋で「やさなご」です。
ああ、これですね。はい。サイト自身はここには出ないですね。ということで、すみません。そういうサイトがもうスマホでもご覧いただけるというシティプロモーションサイトを本日から公開をしております。
お手元にサイトの内容をまとめた資料を配布させていただきましたが、名古屋の住みやすさをはじめ、名古屋の魅力が多く掲載をされておりますので、ぜひご覧いただければと思います。この件は以上でございます。
(市長)
続きまして、名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会の設立についてご報告いたします。
このたび、令和8年(2026年)の大河ドラマ「豊臣兄弟!」を契機に、本市の観光振興を進めまして、地域経済の持続的発展を図ることを目的とする『名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会』を設立いたします。
設立に当たりまして、本日3月24日(月曜日)午後2時より、名古屋城本丸御殿孔雀の間において設立総会を開催いたします。
当協議会では、行政のほか、観光関連団体、交通事業者、地域団体などが参画をし、各分野のノウハウを基に『豊臣秀吉・秀長の生誕地“尾張中村”』の歴史・文化・魅力を全国に情報発信をしてまいります。
特に、中村公園内に設置する歴史観光推進施設を当協議会が運営していくことで、官民連携の下、歴史観光推進施設を盛り上げる取り組みを実施し、豊臣秀吉・秀長兄弟ゆかりの地、名古屋・中村への観光誘客につなげてまいりたいと考えております。
さらには、本市には名古屋城をはじめとする多くの歴史的なスポットがございますので、歴史観光推進施設を本市の一つの観光拠点とし、市内圏域への周遊を促すことで、広い範囲に好影響を及ぼすような展開を進めてまいりたいと考えております。
以前、私、着任時に、三英傑に例えるなら誰だというふうに聞かれたときに、「信長ではないので秀吉かな。」というふうに答えたこともありまして、秀吉さんにはご縁を感じておりますので、しっかりと私も事業推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(市長)
続きまして、『「2026アジア・アジアパラ競技大会NAGOYAビジョン」の改訂及びPRデザインの作成』についてご報告いたします。
本市では、アジア・アジアパラ競技大会を「触媒」というふうに位置づけておりまして、一過性のスポーツイベントで終わらせることなく、大会の開催効果をスポーツの振興をはじめ、交流人口の拡大、国際交流の促進、共生社会の実現、国際競争力の強化、都市環境整備の促進など、様々な分野につなげていくことが重要であるというふうに考えております。
NAGOYAビジョンは、「夢や希望を育み、誰もが自分らしく生きる」「アジアとともに歩み、更なる飛躍を遂げる」をコンセプトに、大会の開催を契機として本市が目指すまちの姿を明らかにするために令和元年10月に策定をいたしました。
このたび、名古屋市総合計画2028が策定されましたことに伴い、令和7年1月にNAGOYAビジョンを改訂いたしました。このNAGOYAビジョンの改訂に合わせ、市民の皆様や関係者の皆様などへ、NAGOYAビジョンの普及及び理解促進を目的に、PRデザインを作成いたしました。
こちらでございます。こういうデザインですね。こちらのデザインは、drawropeのグラフィックデザイナー白澤真生さんに作成をいただきました。
白澤さんは、文字や幾何学的なイラストを使ったアートワークを得意とされ、様々な賞を受賞されております。
「PRデザイン」につきましては、市公式ウェブサイトにて公開をしているほか、市役所本庁舎地下連絡道においても掲出をしておりますので、ぜひご覧をいただければと思います。
2026年のアジア大会まで残り544日、アジアパラ大会まで残り573日でございます。市民の皆様方も参加しやすい大会にして盛り上げてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(市長)
続きまして、「愛知・名古屋2026 ボランティア募集」について、ご報告いたします。こちらですね。
このボランティアの募集締切となる4月30日まで残り1か月という状況を踏まえまして、改めて皆様方にボランティア募集のご案内をさせていただきます。
愛知・名古屋2026大会全体で約4万人規模のボランティアを想定しております。名古屋市としては、約1万人を想定をしております。
ボランティアの皆様方は大会運営の現場を支える大変重要な存在でありまして、「大会の顔」として参加者を迎え入れ、大会の成功に大きく貢献していただく役割を担っていただきます。
また、国際総合競技大会でのボランティア活動は、新たな出会い、交流、ホスピタリティの向上など、参加する皆様方にとっても大変貴重な体験となるというふうに考えております。さらに、この経験が互いに支え合う共生社会の実現にもつながるものと考えております。
2026年4月1日時点で18歳以上の方であれば、つまり来年ですね。来年の4月1日の時点で18歳以上の方であればどなたでもご応募いただけます。
活動期間は1日から可能で、グループでの応募も歓迎しております。ご応募は2025年4月30日まであと約1か月となっておりまして、ボランティア募集特設サイト内の応募フォームからお申し込みいただけます。
参加をいただいた方には、ユニフォーム一式を提供するほか、食事や交通費の補助もございます。
また、ボランティア活動保険に自己負担なしで加入していただけるため、安心してご参加をいただけます。
名古屋市においては、3月18日時点で3,798名の方にご応募をしていただいておりますが、引き続き、一人でも多くの方にご参加いただけるよう、現在追い込みのPR、広報に注力をしております。名古屋市内で1万人を目標で、現在が3,798名ということですので、まだまだ多くの、あと6,000人くらいの方にご応募いただきたいという状況でございます。
今後は、本市といたしましても、関係団体などと連携をし、別途募集を進めていく予定でございます。その過程で、応募に際しての不安や疑問を解消できるよう努めてまいります。
締め切りまで残り1か月となりましたが、ぜひ一人でも多くの方にこの機会を生かしていただきたいと考えております。
「スポーツの祭典を支え、名古屋を世界に発信する」この貴重な経験を、ぜひ皆様とともに創り上げていきましょうということでご応募、お待ちしております。
(市長)
続きまして、「八事斎場の再整備」についてご報告をいたします。
八事斎場は施設の老朽化に伴う再整備を行うため、令和7年4月1日から人体火葬を停止いたします。人体、なのでペット等(の火葬)はまだ引き続き行えますが、人体火葬を停止いたします。
新しい八事斎場は、令和10年6月から供用を開始する予定でございます。
なお、動物の火葬につきましては、工事期間中も引き続き八事斎場で行ってまいります。
新しい八事斎場は、故人様とお別れをしていただくお部屋を、火葬炉1基につき1室設けるなどプライバシーに配慮した施設になるとともに、高度な排ガス処理設備を導入する予定にしております。
八事斎場の稼働停止中は、港区にあります第二斎場をご利用いただければと思います。
第二斎場では、市民の皆様に火葬をお待ちいただくことがないよう、1日当たりの火葬件数を58件から87件まで増やすとともに、工事期間中は元日を除きまして毎日開場することにより体制を強化をしてまいります。
さらに、市民の皆様が予約を優先的に取れるように、市民優先枠を新たに創設をいたします。なお、いわゆる友引日は火葬の予約が取りやすい傾向にありますので、混雑を緩和するためにもご協力をお願いいたします。
市民の皆様に安心して最後のお別れをいただける静謐な火葬場を整備してまいりたいと考えておりますので、ご不便をおかけいたしますが、何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
(市長)
続きまして、「VR地震体験車 NGKクロコくんシミュレーター」の運用開始についてご報告いたします。こちらです。
このVR地震体験車は、VR映像と連動して地震を体験できるもので、愛知県内で初めて導入されます。
前後・左右・そして上下といった3次元の揺れに加えまして、昨年の能登半島地震をはじめ過去の地震の揺れも再現できるようになっているというものでございます。
視覚・体感とも、よりリアルな地震体験をしていただけるものとして、市民の皆様に地震の揺れの怖さを実感していただき、防災への具体的な行動につなげていただきたいというふうに思っております。
本日の会見終了後、市役所本庁舎正面玄関前にて車両をお披露目するとともに、私も乗車をする予定でございます。
「NGKクロコくんシミュレーター」というこの愛称は、日本碍子株式会社様とネーミングライツ契約によるものでございまして、マスコットキャラクターの「クロコくん」の愛嬌ある姿で市民の皆様に親しみやすさを感じてもらうとともに、地域防災をクロコとして支えるという、そういう意味が込められております。
令和7年4月からの運用開始を予定しております。防災訓練や防災教育等へ派遣可能でございますので、ぜひ様々なところでご活用いただければというふうに思います。詳しくは、お住まいの区の消防署の総務課までお問い合わせをいただければと思います。
私からの報告事項は以上でございます。ありがとうございました。
(記者)
それでは、市政一般について、各社さんお願いします。質問のある方は、挙手の上マイクを受け取ってからご質問をお願いします。
(記者)
何点かあるのでまとめてになってしまうんですけど。まず、シティプロモーションに関してです。今回のシティプロモーションのロゴができたということなんですけれども、そもそも名古屋という都会の都市でシティプロモーションを行う意味を何かと考えられるかということと。今回サイトを立ち上げられていると、動画もつくられていると思うんですけれども。これはどういう人に向けて、どういうところがターゲットで、どう見てほしいかということ、まず、それを伺えたらと思います。
(市長)
はい。そうですね、名古屋、当然名古屋自身の知名度というのは低くはないと。これはそのように感じておりまして、大変利便性もいいですし、そしてまた市民の方からは非常に住みやすいというふうにそういう評価はいただいているところでございます。
ただ、なかなかこれだというイメージがないという、そういうお声も実はいただいておりまして。名古屋って知ってるけれども、名古屋といえばああだよねとか、こうだよねとか、こういうところだよねという、そういう名古屋のイメージというのが一般的に定まってないのではないか。そういう問題意識を持っておりまして。そこを一度見直して、もう一度それ、発信力の弱さもあると思いますので、それを見直して。じゃあ、名古屋ってどういうまちなんだというのを見直した結果、この「やさしい大都市」というこのテーマとともに、一度このシティプロモーションというのをやっていこうと。これ、狙いとしては、名古屋市民の方向けでもありまして、いわゆるシビックプライドの観点で。市民の方向けには、やはり自分の住むまちに誇りを感じていただきたい。本当にシビックプライドですね。その意味合いがあります。
そして、また市外の方につきましては、やはり名古屋に対していいイメージ、ポジティブなそういうイメージを持っていただきたい。そして、住んでみたい、そこに働いてみたい、また名古屋に投資をしてみたいと思えるような、外から名古屋に入ってきていただくそういう動きを加速させたいと。そういう思いもございます。
総じて言いますと、日本全国、また世界中もそうなんですけど、やはり人や企業から選ばれる名古屋市になりたいと、そういう思いも込めております。以上です。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。人や企業から選ばれる名古屋市にしたいというところで言うと、広沢さんご自身は過去に東京で起業されているということがあると思うんですけれども。そのお立場からこのプロモーションはどうご覧になっているか。
(市長)
そうですね。今ご指摘がありましたように、私も大学で東京へ出ました。また、大学を出てから一旦Uターン就職で来ましたけど、またそこから転職や独立で東京へ行って、そこからまた名古屋へ戻ってきてということで。社会人人生で言うと、東京と名古屋を本当に半々ぐらいで行ったり来たりをしているという、そんな人生を過ごしてまいりました。
そういう観点からしますと、確かに東京というのは非常に魅力があるまちでして、これは昨今東京だけでなく全国いろんなところが都市の魅力を磨き上げるということをやっております。そんな中で、実際にデータとしてこの名古屋という地域は、特に若年層、特に女性に顕著ですけど、やはり関東圏、特に東京に流出しているということがありまして。そういう方にお話を聞きますと、やはり東京のほうが刺激が多いですとか、きらきらしてるとか、魅力にあふれてるという声もいただきまして。そこを、これが名古屋のある意味弱点になっているというところもありますので、その観点から東京に出ていくという必要はないぐらいに名古屋市民に対して、特に若者にとって名古屋でも十分楽しいし、名古屋で起業しようと思えばそういう環境も整っているし。となれば、他都市でお暮らしの方が起業するなら名古屋非常にいいんじゃないのというふうに思っていただけるようにすることが、名古屋の持続可能性の点からしても非常に有益なのではないかというふうに考えております。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。あと、アジア大会の関係なんですけれども。先ほどボランティアの数字、現在3,798人とおっしゃったと思うんですけれども。この現在の数字というのはいつ時点のどのボランティア、いくつか種類があったと思うんですけれども。どのくくりでその3,798という数字なのかということと。あと、一回締め切りを延ばしたにもかかわらず、結局あと6,000人というほぼ2倍近い数をまた集めなきゃいけない、この1か月でという、ここまで集まっていないことについてはどう考えていらっしゃるんですか。
(市長)
そうですね。まず、日付については、これは3月18日時点で3,798名でございます。ちょっとジャンルってありますか。
(当局)
現在、一般公募をしておりますボランティアの皆様につきましては、特にジャンルを限定した募集とはしておらず、応募の中でアジア競技大会、あるいはアジアパラ競技大会、どちらか選んでいただく、あるいはその両方を選んでいただく、そういった内容で募集をしているところで、特にジャンルというのは限定しておりません。
(記者)
ごめんなさい。ちなみに、この大会ボランティアと都市ボランティアがあると思うんですけれども、どちらのことなのかなということで伺ったんですけれども。
(当局)
失礼します。大会ボランティアと都市ボランティアにつきましても、応募の中で選択をしていただけるようになっております。
(市長)
じゃあ、最初はまずどちらでも。どっちも含んでいるということで、まだ分けてないという。
(当局)
左様でございます。
(市長)
それで、今もう一つご質問の、なぜそれが思ったように集まっていないかということでございますけれども。やっぱり大きなのは、まだこのアジア大会・アジアパラ大会への機運が十分に盛り上がってないというのがあるかなと。なので、やはりこれは機運醸成とともに、このボランティアというのも募集をしていかなければいけないというところでございますので。しっかりとその辺りは限られた時間ではございますけれども、周知をしていきたいというふうに考えております。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。あと、今日広報にない話で申し訳ないんですけれども。今日の10時投げ込みでありました高齢者宅に向けてエアコンの設置費を補助するという話。結構珍しいと思うんですけれども、これって今日伺ってもいいですか。
(市長)
これはどなたか。今日は。
(記者)
いらっしゃらない。
(市長)
ごめんなさい。
(記者)
市長の受け止めだけ伺っても。
(市長)
もう一回、お願いします。高齢者宅。
(記者)
高齢者宅にエアコンの設置費用を補助するというのがありまして、熱中症対策「在宅高齢者エアコン設置等助成事業」という名前だと思うんですけれども。
(市長)
それはもう、大変いいことだと思います。何といっても名古屋は暑いですから、夏が。最近本当に熱中症とかで搬送されるケースも増えてますので、そういう補助で救われる命もあるかなと思いますので、大変いいことだと思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
八事斎場のことについてなんですけれども。まず1点目が、八事斎場が休止するに伴って市民にどんな影響が考えられるか。もう一つが、市民以外、市外の人たちの利用にどういう影響が及ぼされるか。もう一つが、冬場は火葬待ちの発生が予想されると思うんですけれども、その辺りはどのように対応されていく予定なのかということについて教えていただきたいです。
(市長)
はい。ありがとうございます。影響と言いますと、先ほど申しましたように、第二斎場のほうを強化いたしますので、市内で多大な待ちが発生するというのは、これは想定をしておりません。ですので、影響としましては、そうですね。八事(斎場)で最後を迎えたかったという方が、その数年間は八事(斎場)には行かれないという、これは影響としてはあるかと思います。
また、名古屋の北部ですとか東部の方には第二斎場までお越しをいただかなければいけないと、その間は。そういう影響はあろうかと思いますが、いわゆる火葬自身は滞りなくやっていけるかなというふうに考えております。
また、市外の方にとりましては、これは特に市内・市外かかわらずですけど、もし市外の方でこれまで名古屋市でこの火葬をしていただいていたところにつきましても、これは一定の多少の影響はあるかと思いますけれども。場所を第二斎場まで来ていただかなければいけない。ただ、これはいろんな場所によりけりでございますので、そのほかの別の場所で行っていただくという方のケースもあると思いますし。それなりに影響はあると思いますけれども、そんなに大きな影響はないのかなというふうに考えております。
また、冬場ですよね。冬場、これ、どうでしょうね。どっか、当局、何かコメントがあればお願いします。
(当局)
冬場の火葬が増えるというのはおっしゃるとおりでございますけれども。まず、市民優先制度というのを先ほど市長のほうからご説明させていただきましたが、冬場に火葬が多くなったときにつきましては、市民優先制度の活用を強くして市民の方がお困りにならないようにといったことで対応していきたいと考えております。
(市長)
これ、市外の方の影響、何かありますか。
(当局)
市外の方につきましては、今申し上げたとおり、市民優先制度を設けますので、今まで名古屋市の火葬場をご利用いただいていた方につきましては、名古屋市の火葬場を利用することができない場合も生じてくると。そうなりますと、名古屋市以外の火葬場をご利用いただくということでの影響はあろうかと思います。
(市長)
それ、どれぐらいと見込んでいるとか。
(当局)
ちょっとお待ちください。令和5年度の実績で申し上げますと、年間2万8,624件だったところが、2,828件が市外の方がご利用されていたということで、10%程度ご利用されてました。ただ、今市民優先制度を設けまして4%ぐらいまでという形で私ども試算しておりますので、その6%ぐらいの方はほかの市の火葬場をご利用いただくということになろうかなと考えております。
(市長)
今で(約)2,800件なのが、第二(斎場)だけになったときは市外の方をどれだけ受け入れることができるか、つまりどれだけあふれるかというのは、特にそれは試算ありますか。
(当局)
今申し上げました2,828件のうちの6割程度が影響があるのかなと。
(市長)
そのうちの6割ということですね。
(当局)
4割程度、受け入れることができるのかなというふうに考えております。
(市長)
ということです。
(記者)
ありがとうございます。もう1点いいですか。
(市長)
はい。
(記者)
その市外の人が受け入れしにくくなるとなると、しわ寄せというのがほかの自治体にいくというのは、もう致し方ないんですか。
(市長)
これは大変心苦しいところではありますけれども。そうですね、八事(斎場)のこの整備期間中はご迷惑をおかけしてしまう面もあろうかと思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
アジア・アジアパラ競技大会のNAGOYAビジョンの改訂の件なんですけれども。最初に作成したのが令和元年10月ということで、今回2028総合計画の策定に伴って改訂したということですけども、改訂の主な点はどちらになるんでしょうか。
(市長)
改訂の。
(記者)
主な点。どの辺を改訂されたのかなと。
(市長)
はい。では、局から説明いたします。
(当局)
今お手元に冊子っていってますか。改訂の主な趣旨ですけれども、今回改訂に当たりまして大会の開催価値とかそういったところに少し力点を入れて改訂をさせていただきました。例えば、3ページ、4ページ辺りのビジョンの位置づけですとか、あと1ページ戻りまして申し訳ございません。2ページのところに、大会をやることによって複合的に施策を展開して、それが名古屋のレガシー形成になっていくというような部分ですね。そういったところを新たに追加させていただいたところでございまして。そういった開催意義とか開催価値を皆さんに知っていただくとともに、こういったものに向けて各局で取り組んでいく事項ということで、個別の施策を掲げさせていただいております。そういった意味での総合計画の策定に合わせて、今回改訂させていただいたという内容になっています。
(記者)
何かを変えたというよりは、追加で加筆したというような、そんなような受け止めでいいんですか。
(当局)
はい。もともと大きな流れとしては変わっておりませんで。今私が申し上げたような内容を新たに追加したというような理解で結構かと思います。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(記者)
先週、市議会の最大会派の自民党市議団が、市長の公約検証第二期の検証結果を発表したんですけれども。例えば市民税減税とか、中高一貫とか、敬老パスとか、主要なマニフェスト公約について5項目を挙げていずれも引き上げということを発表されまして報道も出たんですけれども。このことについて、どのように受け止めていらっしゃいますか。
(市長)
そうですね。まず、素直に嬉しく感じております。そもそも私のマニフェストを逐一検証していただいたということにつきましては感謝をしておりますし、しかもこの議会でのいわゆる論戦を通じて、私も基本的には柔軟な姿勢でいろいろとご指摘をいただいてなるほどと思うところは柔軟に改めるなりというような姿勢を示しておりますので。それによってこの5項目ですか、この評価が変わったということは、議会と私もちゃんと向き合えてるという、そういうことでもあるのかなと。また、それを議会の皆様にも評価をしていただいた結果なのかなと思っておりまして。そういう点で非常に嬉しく感じている次第ではあります。評価が上がったということもさることながら、ちゃんと議会と向き合えて話し合いができていると、議論がちゃんとできているという点が嬉しい点かなと思います。
(記者)
本会議とか委員会とかの中で、例えば市民税減税もいろんな考えを広沢市長、おっしゃっていたと思うんですけれども。今後、議会との対応で、特に減税についてどのようなスケジュールで、どのような方針でやっていくのかというのを改めて教えていただいてもよろしいでしょうか。
(市長)
これも私も委員会に出席をいたしましていろいろと委員からのご質問に答える中で、やはり減税の財源というのを行革で生み出すというふうに定められておりますので、じゃあ、その行革をじゃあどうやってやっていくのかというこの議論の中で、私からはそのプロジェクトチームというのを立ち上げて、その中で全庁的にどこで予算を、いわゆる行革を行えるかというのを判断をしていきたいというふうに表明いたしまして。新年度が始まりましたら、そのようなPT(プロジェクトチーム)をつくって全庁的にこの行革をさらに深掘りをして、どこまでできるか、どれだけ予算を生み出せるか、これをやってまいりたい。
また、その行革をしただけですぐに減税ができるというものではございませんので、その後、その行革で生み出した財源をどれだけ減税に振り分けられることができるかという点も含めて、このPT(プロジェクトチーム)の中でしっかりともんでいって、最終的に議会にこれだけの行革をやってこうなりましたのでこういう減税をしていきたいと、そういうふうにお示しをしていきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。初めての新年度予算、それから、それに伴って2月定例会があったと思うんですけれども。自民党の公約検証の評価とは別に、広沢市長、新年度予算編成を終えられて、自身の手応えといいますか、評価といったらおかしいのかもしれないですけども、どのように手応えを感じているか。
(市長)
私、着任したのが11月の末でございましたので、来年度予算については1から10まで自分でやれたというところは実際はなかったわけでございます。予算というのは夏ぐらいから固めていって、もう秋になる頃には相当固まっているという。私はそこを引き継いで、何とかその中で自分の色をどこまで出せるかということでやりまして。少ない期間ではありましたけれども、自分の掲げたマニフェストの中でやれる範囲は一応盛り込めたかな。一つは、私自身の給料の引き下げについてのこと。そして、予算にかかることで言いますと、やはり金シャチマネー、プレミアム商品券の継続、それは達成をできたかなと思ってます。そのほかにも、今回の議会でもいろいろと議論させていただきましたけど、名古屋城の本丸外の無料開放の実証実験ですとか、そういう将来に向けての布石はいくつかは打つことができたかなというふうに感じておりますので。そういう意味では、手応えはこの議会は十分にあったというふうに感じております。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
アジア大会のボランティア募集のことでちょっとお伺いしたいんですけど。先ほど、市長、ボランティアが集まってない主な要因として機運が十分に盛り上がっていないんじゃないかというお話があったと思いますけど。開催まであと1年半というこのタイミングでまだ機運が十分に盛り上がってないとすれば、その理由とか背景ってどういったところにあるとお感じでしょうか。
(市長)
これ、非常に難しい問題でございまして。各種いろんな機会を捉えて、このアジア大会・アジアパラ大会が来るその意義であるとか、大会の規模であるというのは発信をしてきたつもりでございますけれども。なかなかこれがですね、じゃあ、市民の間、また市外の皆さんも含めて盛り上がっているとは残念ながら言えない状況であると、こういう認識をしておりまして。この理由は、なかなかに複雑にわたっているので一概には言いづらいところでございますけど、やはりちょっと物量的にこのアジア大会・アジアパラ大会が来るぞというのを目にする機会がなかなかに少ないのかなというふうには感じておりまして。これもこの点、これから残された1年数か月の間でしっかりとプロモーションに力を入れまして、さらにいろんな機会を捉えてこのアジア大会・アジアパラ大会というのがどういう大会であるかということ、そして、そういう機会に名古屋がどう変わっていけるか、レガシーも含めて。これをしっかりアピールするしかないかなというふうに考えております。
(記者)
ありがとうございます。もう1点、ちょっと話は変わるんですけれども。一部報道でありましたけれども、副市長の中田さんと杉野さんについて、5月末で任期満了ということなんですけど。そこで再任する意向を固められたと一部報道ありましたけど、こちらについて市長の受け止めなどを。
(市長)
これは、報道にあったということは私も承知をしておりますけれども。まだこれは正式に決まったことではございませんし、今現在は熟慮中、検討中ということでお願いをいたします。
(記者)
各社さん、よろしいでしょうか。
(記者)
アジパラ大会のボランティア関連でもう少し伺いたいんですけれども。今もなかなかまだ市外の皆さんも含めて盛り上がっている状況ではないのかなといった中で、1か月で6,000人を集めなければならないというこの現状について、改めてどのように思われているのかということを伺いたいのと。万が一、目標に達しなかった場合、4月以降さらに延期するのかとか、何か現時点で分かる範囲で教えていただきたいです。
(市長)
はい。まず、まだ集まらなかったらどうするというのは想定の質問はお答えをしづらいところではございますけど。とにかく、残り1か月でしっかりと周知をして一人でも多くの方に応募していただくということに尽きるかなと。もし、その結果については、その後またいろいろと考えていく。何か局からコメントありますか。
(当局)
失礼します。仮に集まらなかったときの具体的な対応というのは、まだ検討もしていないという状況でございますが。例えば有償のスタッフですとかそういったところでの対応というのは検討していく必要があるのかなというふうに考えております。
(市長)
ということです。
(記者)
わかりました。
(記者)
それでは、市長定例会見を終了いたします。ありがとうございました。
(市長)
ありがとうございます。
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