ページの先頭です

ここから本文です

令和6年7月8日 市長定例記者会見

このページを印刷する

ページID:176509

最終更新日:2024年7月30日

報告事項

  • 市立なごやか中学校について
  • コモドオオトカゲの導入について

会見動画

報告内容

市立なごやか中学校について

(市長)
 はい。それでは、おはようございます。令和6年7月8日ということで、定例記者会見を始めてゃあと思います。
 まずは、市立、市立なごやか中学校についてご報告いたします。モニターに資料の掲出があります。学校説明会のチラシというこっでございます。来年4月に開校するなごやか、名古屋中学というのもあるでね、「か」を間違えんように入れんといかん。なごやか中学校は、名古屋市立の夜間中学であり、市立笹島小中学校内に新しい中学校として設置いたします。義務教育の年齢、15歳を過ぎた方で、様々な理由で義務教育を修了できなかった方、また、本国で義務教育を修了していない外国籍の方、それから不登校などの事情により義務教育が十分に受けられなかった方が入学できます。来月8月3日土曜日から、令和7年4月入学の方の入学願書の受付を開始いたします。なごやか中学校への入学を希望する方や、夜間中学に興味のある方は、まずは8月3日の土曜日、8月20日火曜日、8月(正しくは9月)19日木曜日、10月6日日曜日に名古屋国際センター第3研修室で開催します学校説明会にご参加くださいということでございます。市立なごやか中学校の概要、教育内容及び願書の提出方法等を説明するほか、疑問点や不安なことを個別に相談できます。なお、学校説明会は、事前の申込みが必要ということになっております。
 市民説明会のチラシということで、これがそうです。また、9月7日土曜日には名古屋国際センター別棟ホールにて市民の皆様が夜間中学について知り、夜間中学について考える夜間中学市民説明会を開催いたします。来年3月に全国の劇場で公開される夜間中学を題材としたノンフィクション『35年目のラブレター』の著者であります小倉孝保さんに夜間中学についてご講演をいただきます。この方ですか。小倉孝保さんということでございます。こちらも事前申込制で、定員は先着200名となっておりますから、ぜひご参加ください。
 各申込方法など、詳細は市公式ウェブサイトをご覧ください。夜間中学は多様な背景を持った方たちがともに一生懸命学ぶことができる場所でございます。本市はそういった学びたいという強い意欲のある方を全力で応援してまいりますということです。

コモドオオトカゲの導入について

(市長)
 それから次は、コモドオオトカゲ君のことでございますが、導入につきましてご報告いたします。モニターに資料掲出ありという、この方でございます。この前(机上)にある方もそうでございます。これはインドネシアの、(導入される個体は)そこからでは今回ないのですけど、タマンサファリ動物園というとこから頂いたコモド島の木で作った彫刻だと言っていましたけど、かっこいいでしょう、なかなか、これは。(全長)3メーターぐらい、ちょっと読んでいきますと、導入する個体は上野動物園が所有し、現在シンガポール動物園で飼育されております。先日ワシントン条約に関するシンガポール政府の輸出許可が下り、導入することとなりました。到着は7月18日木曜日、到着は7月18日木曜日を予定しております。先ほど言いましたように、コモドオオトカゲといいますけど、一応「コモドドラゴン」というのが割と親しまれる名前でございまして、これは学術名とはまた違うらしいんですけど、イギリス、英名でコモドドラゴンと、中日ドラゴンズとはちょっと違いますけど、コモドドラゴンということでございます。コモドドラゴンは、全長最大3メーター以上にもなる世界最大のトカゲで、大型ほ乳類などを食べ、かみついた際に口の中の毒で弱らせ捕食しますということでございまして、これは前にNHKだったと思いますけれども、コモドドラゴン同士のけんかというか、戦いをビデオでやっておりましたので、一遍また見ていただくとですね、うちの嫁はん(妻)なんかは、あんなどえらい気持ち悪いもの、何考えとるのと言っていましたけど、反対に子どもの小さい子は恐竜みてゃあでどえらいかっこええがやということでございまして、なかなか爬虫類というかのを好きな人もようけござるらしいんでですね、大いに見にきていただいて、応援したってちょうということでございます。インドネシアの国宝だと言われておるということで、依然インドネシアのタマンサファリ動物園とは、依然交渉を続けとりますけど、大統領の判がいるという状況で、まあちょっと交渉がホットステージに来とるんですけど、そういうときにどえらい上野動物園のありがてゃあお話でですね、シンガポールで育てとったというか、のを上野(動物園)に戻すということだったんだな、上野(動物園)に戻すんだけど、上野(動物園)に場所がにゃあと場所がにゃあと上野動物園がということで、かつてから名古屋は非常にこのコモドドラゴンを導入しようということで熱心だから、そちらでどうぞと言っていただいたいう極めてありがてゃあ上野動物園のご配慮によって来ることになったと。ちなみにこれはわしのマニュフェストにやっぱり書いてあったね。見たらですね、コモドドラゴンなどの珍しいというか、動物をゲットしよみゃあということで、いよいよ実現をまずまずね、インドネシアのタマンサファリ動物園の場合、2匹ペアでといっておりましたけど、今回はこのお兄ちゃん(雄の個体)だけというこっでございまして、また女の方(雌の個体)がお見えになりゃあ、またそれはええということですけど、インドネシアのほうはペアでということですが、まあちょっと後になるということでございます。
 これは読んだかな、動物園にいるのは13歳の雄で、愛称は「タロウ」、全長約2メーター70センチ、体重80キロということでございます。到着後しばらくは新しい環境に慣れさせる必要がありますんで、公開は到着後1か月程度経過してからということでございますので、厳密には1か月程度いうことになれば、7月18日から8月18日、まあ夏休みの終わりのときぐりゃあは来てまあえるかと、ね、どうや。
(当局)
 頑張ります。
(市長)
 頑張りますと、なんか相撲取りみたいなことを言っておりますけど、ということでございまして、ぜひ特に子どもさんででゃあ好きな方がようけ見えますんで、これを見て今日も言っとったんだけど、あれだろうな、これ、学校の部活で生物というのもあるらしいですけど、まあまあちょっとせっかく名古屋の東山動物園(東山動植物園)いうのは、なんですか、あれ、レッドリストというのかどう言うのだったかな、日本一なんだろう、そういうのを持っておる数。ちょっと名乗ってみいや、一遍。
(当局)
 東山動植物園ですね、動物については絶滅危惧種100種以上を飼育しておりまして。
(市長)
 何種以上。
(当局)
 100種以上。
(市長)
 100種
(当局)
 はい。国内では一番多く飼育しております。
(市長)
 はい、まあそういうこっでございますので、まあちょっとあれだわな、生物の授業なり部活を学校の中でやるのもええですけど、この東山(動植物園)の中でずっと深めてもらうと、小学校時分からダーウィンがやってきたじゃにゃあけど、そういうことで科学者に世界のトップクラスの科学者を生めるような名古屋になるとええんでにゃあかと思いますわな、これは本当に、だから教育委員会か知りませんけど、裏金ばかりをやっとらんと、教育と、それから子どもさんたちのやはりそこはかとない興味ですわね、好きなこというか、それを育ててくというのは、アメリカ型の教育らしいですわ。日本はそれと全く違って、裏金と受験勉強という、話にならんわな。ほんだでようけの子どもさんが残念ながら中学校時代に自ら命を絶っちゃうという、それもいじめばっかじゃなしに、受験だとか進路ということで悩んでしまうとことですので、こういうちょうどコモドドラゴン様がご来臨あそばされたもんだで、これで生物の世界をずっーと深めると、ダーウィンかメンデルか知りませんけどね、子どもさんたちを名古屋で生み出していくというふうになるとええんでにゃあかと思いますけど、それで現在日本で飼育している動物園はありませんので、国内でコモドドラゴンをご覧いただけるのは、この名古屋の東山動植物園だけということになります。ぜひ皆さんで盛り上げましょうということでございます。少しでも早くご覧いただけるよう準備を進めていますので、市民の皆様も楽しみにしていてちょうでゃあと、昔わしが勉強したときには、札幌の(円山)動物園だったかな、札幌と上野には前に来たことがあるんだけど、どういう理由かは忘れましたけど、皆お帰りになられましてですね、今んところ日本にはこの方はお見えになりませんので、ぜひ本物がやってまいりますということで、僕も選挙の公約がずっと努力しておりましてね、何遍もじゃないけど、インドネシアも行きまして、向こうの園長さんイエンセン(正しくはヤンセン)さんというんですけど、よく話をしたりして、首を長くというか、だけじゃなしに必死に交渉してまいりましたけど、ようやく来ることになりましたので、非常に楽しいことだと思っております。
 はい、私からは以上でございます。

質疑応答

コモドオオトカゲの導入について

(記者)
 それでは、市政一般について、各社さん、お願いします。質問のある方は挙手の上、マイクを受け取ってからご質問をお願いします。
(市長)
 わしが前勉強をしたところでは、このコモドドラゴンちゃんとワニとどっちが強えかというのが結構テーマとしてありまして、やっぱりこっちの(コモド)ドラゴン君のほうが毒があるらしいもんで。
(記者)
 市長、いいですか。
(市長)
 はい。
(記者)
 コモドドラゴンの件ですけれども、名古屋市は過去に結構前の数年前からこのコモドドラゴン導入、飼育・展示したいということで、各国に働きかけ続けてきてたと思うのですけれども、そもそもどういう経緯でいつからどういう思いでこの飼育・展示を目指してこられたのかっていうのを伺えたらと思います。
(市長)
 一番最初というか、もともとはコモド(ドラゴン)だけじゃなしに、名古屋といったら名古屋のお城がありますけど、もう一個東山動植物園で、これは相当なもんなんですよ。入場者数も上野(動物園)に次いで2位じゃなかったかな、これ。
(当局)
 そうです。
(市長)
 上野(動物園)はあの有名なパンダちゃんがおりますんで、当たり前といえば当たり前で、パンダちゃんという声もありますけど、なかなか中国はちょっとわしもなかなかいろいろなことがありましてですね、これは若干いかんということがあって、じゃあどうしたらええかということで、どっかしらあまり具体的になると感じ悪いですけど、どっかしらんの動物園やっとると、民営化(正しくは民営)の動物園ですけど、この爬虫類ですね、こういうのはやっぱあ非常に好きな人も多くて、コモドドラゴンちゅうのがあるよと、コモド島(正しくはコモドドラゴン)はインドネシアの国宝なんだと、今日本にはこれ(コモドドラゴン)がないと、にゃあと、いうことで、ぜひ河村さん、お願いをしてみたらどうだということがきっかけですわ。調べてみたら、インドネシアのタマンサファリ動物園というとこにありまして、インドネシアのコモド島というところにおるんですけど、タマンサファリでアジア大会の何のときだったかな、あれ、何のときかでジャカルタへ行ったときに、密かに抜け出しましてというわけでもにゃあですけど、ちゃんと言ってですけど、タマンサファリ(動物園)に行かせてくれと言って、向こうの園長さんとお話をして関係者の方とね、ぜひ名古屋でしっかりした飼育施設を造るんでちょうでゃあと、プリーズギブミーコモドドラゴンという話をして、そっから始まって、3年ぐらいになりゃせんかな、3年、4年ぐらいになるかな、3年はなっとるな、まず。
(当局)
 そんなぐらいです(正しくは、6年前)。
(市長)
 ほんなもんだよな。ほんで何だといって、河村は言うだけでうそだがやというご批判もありましたけど、そうじゃなくて結構大変にインドネシアの国宝というぐらい大事にしておるもんらしいもので、手続が要りまして、まあちょっとのところでそっちにもう来ておったのです。動物園の中には予算をちゃんとつけたりまして、檻というか檻の下の配管とか何かなんだったかな、配管と冷房だか何やら、そういうのを動物園の中で設備を造ったところだろう、これからだったかな。
(当局)
 コモドオオトカゲのですね、今回来るコモドオオトカゲの設備は既にあるゴリラの施設を転用しまして、そこにはもともと空調、エアコンもありますし、あとは紫外線を与える必要がありますので、紫外線を発する照明を取り付けます。
(市長)
 で、元の本当のインドネシア、初めから当初から期待しとったものについても何か設備で予算をつけてやりかけたのなかったっけ。
(当局)
 現在ですね、計画しております新しいコモドオオトカゲ舎につきましては、現在は準備工事、例えば今ある既設の整備予定地にある施設の撤去工事等を今進めているところでございます。
(市長)
 準備工事いうのか何かまあよう分からんですけど、そういう段階だったところで、このたび東京の上野動物園からね、大変ありがてゃあオファーをいただいたということでございます。
(記者)
 ぱっと出てこないので申し訳ありません、たしか先ほどもちょっとおっしゃってたように、市長の公約とされていたような気がするんですけれども、コモドドラゴンを呼ぶというのは、それに関しては公約を一旦果たせた形になると思うんですけど、それに関してはどうですか。
(市長)
 どえらけにゃあ嬉しいこっだわね、なかなかいろいろ言いますけど、公約もそう簡単にできるもんではありませんし、減税も公約なんですけど、誰も褒めてくれえせんいうよ、ジャーナリズムもひどい状況ですので、その中でこれは嬉しいことだし、子どもさんたちのやっぱ名古屋に対する東山動植物園に対する愛情いうのがありますけど、さっきから言っておるように、受験勉強ばかりやって内申点をつけられてよ、偏差値つけられて悩むことはもうやめないかんの、これ。だからこういう中でコモドドラゴンや何かの実物を見て、やっぱ生物といいますかね、地球の進化というのはすごいなということで、そのプロがようけ生まれ出ずることを名古屋から、そういうふうに祈っておりまして、子どもさんを一人も死なせない名古屋というのからして、今度のキャリアパスウェイというかキャリアラボというか、キャリアタイムの一環として大変いいことだと思うんでね。
(記者)
 すみません、NHKから最後なんですけれども、市長、インドネシアで実際にコモドドラゴンの実物をご覧になったことがあるということで、こういうところがすごいからこう見てほしいみたいなのが、市長の感想も含めて伺えたら。
(市長)
 それは恐竜ですからね、大体雰囲気が。恐竜。毒があるいうことで、先ほども途中になりましたけど、ワニとどっちが強えんだという理論の中では、やっぱりこっちのコモドちゃんのほうが足をぱくっと食うと、じわーっと効いてくる毒らしいんですわ。これが。そういうことでは迫力ありますよ、これ。人間もそういうのがおりますで、気つけていただいて、大いにですね。
(記者)
 ありがとうございました。
(市長)
 あれがありますね、NHKじゃなかったかな、どっちだ、民放だったかどっちかちょっと分からんけど、テレビでこのコモドドラゴン、あれはNHKだったかな、コモド(ドラゴン)同士のけんかみたいなやつ、やっとっただろう、あれ。迫力がありますよ、さすがに。知らず知らずのうちに毒が効いてくると、すぐに死ぬんじゃなしに、あたかも人間社会のようなうそにまみれた政治の世界というような気持ちでぜひ見ていただきますといいかどうか分からんけど、生物の学者がこういうのを通じて出てくるとええわね、ほんとに。名古屋からもね、受験勉強ばっかりじゃなしに。
(記者)
 他にありますでしょうか。
(記者)
 (コモド)オオトカゲの関係で、借受けということなのですけれども、借用期間がいつまでというのがあるのかどうかと、今後繁殖計画とかがあれば、概要だけ伺いたいです。
(市長)
 いつまでというのはあれへんだろう、まあ別に、ずっーとええんでにゃあの。
(当局)
 1つ訂正で、先ほど市長、ジャカルタに行かれたのは6年前。
(市長)
 6年もなるきゃあ。すごいこったな。
(当局)
 失礼しました。
 ご質問の件ですけれども、借用期間というのは特にございません。期限を定めたものではないですけども、ただ形式上一定の期間を定めて、自動的に特に上野動物園さんのほうから返してくださいということがなければ、更新されていくものになります。
 繁殖計画については、今回のコモドオオトカゲが。
(市長)
 マイクが何かしらガサガサするな。マイクが。
(当局)
 学術目的で導入しておりますので、現在繁殖計画というものはないですけども、今後インドネシアからですね、導入する際には、しっかりと繁殖計画を立てて導入していくこととなります。
(市長)
 それと寿命があるもんだで、15歳だったかな。
(当局)
 13。
(市長)
 13歳で、寿命が三十いくつだと言っとったかな。
(当局)
 30年ぐらい。
(市長)
 30年ぐらいですから、あと15年ぐらいしかご存命あそばされとらんわけですわ。だで、その間に返してくれというのはいくら何でもないと思いますので、長生きもしていたでゃあて、本当はベイビーちゃんもつくっていたでゃあてということでございますが、すぐに1週間で帰っていくとかそういうのはありませんので。
(記者)
 各社さん、よろしいでしょうか。

市立なごやか中学校について

(記者)
 なごやか中学校の件で質問ですけども、これは市内で入学対象者となるのは、何人ぐらいいて、大体どれぐらいの人数の入学を想定しているのかというのは分かりますでしょうか。
(市長)
 それはどのぐらいだと聞いたのだけど、ちょっと分からんようなことだったから、一遍ちょっと答えてもらえんか。
(当局)
 全国の夜間中学の様子、名古屋市の人口等を加味して、1クラス20名、3クラスで60名を想定しておるところでございます。
(市長)
 3クラスということですか、60名。
(当局)
 1学年20名の3学年で60名ということでございます。
(市長)
 そうかね。それは夜間になるのかね。
(当局)
 はい、夜間でございます。
(市長)
 夜間になるのね。
(記者)
 ありがとうございます。

コモドオオトカゲの導入について

(記者)
 (コモド)オオトカゲのことでもう少しお伺いしたいんですが、これは所有者が上野動物園ということなんですけれども、上野動物園には今はいないんですよね。
(市長)
 シンガポールにおるんだ。
(記者)
 これは日本で展示されるのは初めてというわけではなくて。
(市長)
 私のつたない知識によりますと、かつて上野と札幌にいたことがあると、違いましたっけ。ええだろう。
(当局)
 はい、私も調べた限りでは、近年は上野動物園に1995年から2008年まで、札幌市の円山動物園に2008年から2010年まで飼育されていまして、国内で初めてということではないですが、東山動植物園での飼育は初めてとなります。
(市長)
 現状においては、日本中にはいないと。
(当局)
 はい、現在国内では飼育されてませんので、今回導入で国内唯一の飼育となります。
(記者)
 今回ですね、導入の経緯で繁殖スペースを確保するためっていうふうに紙には書かれているんですけれども、シンガポール動物園がですね、このあたり、もう少し詳しくというか、これまで市長、2018年頃から導入に向けてやられていたところで、これが何で今回導入が達成できたのかというところをもう少し詳しく教えていただけないでしょうか。
(市長)
 ここはちょっと正確に言っておいたほうが、いきさつを。
(当局)
 今回、シンガポール動物園、今2頭コモドオオトカゲを飼育しているのですけれども、新たに雌を導入して繁殖に取り組もうと、そういう考えを持っています。それを実行するために雄2頭を飼育できないということで、東京都上野動物園が所有する雄を上野動物園の方に返したいと、そういう話が上野動物園にありまして、上野動物園がそのコモドオオトカゲを飼育する場所がないものですから、どうしたものかということで、東山動植物園がコモドオオトカゲを導入するためにいろいろと努力しているということは、上野動物園の耳にも入っておりましたので、お話が上野動物園から東山動物園に来て、シンガポール動物園を含めた三者で調整をした結果、今回導入できることとなりました。
(記者)
 それはいつ頃の話ですかね、時期を教えてもらえないでしょうか。上野(動物園)に返したいとか、上野(動物園)から話があったというのは。
(当局)
 シンガポール動物園から上野動物園に返したいというお話があったのは、令和3年4月頃です。上野動物園から東山動植物園に話があったのが、令和3年5月頃でありまして、その後東京都とも(上野)動物園が東京都とも話した結果、令和3年12月に東京都が名古屋市への移動に合意したということで、そこから上野動物園とシンガポール動物園と東山動物園で導入に向けての調整が図られることとなりました。
(記者)
 ありがとうございます。
 あと、これは受け入れるための努力ということをおっしゃったのですが、市長がお願いをする以外に何か設備を整えたりとか、何か具体的なことってこれまでにやられていたんでしょうか。
(当局)
 今回の導入に関してですと、東山動植物園は飼育をしたことがなかったものですから、シンガポール動物園をはじめとして各方面から飼育に向けての情報をいただいたというのと、飼育施設についても、その情報の中で必要な設備の工事を行ったということがあります。
(市長)
 ゴリラだったか、オラウータンだったか。
(当局)
 もともとゴリラが飼育されていた施設でして、大きさとかはそちらで何とかなりましたので、先ほどお話をした紫外線のランプの取付けなどを行っております。
(記者)
 それは導入前、上野(動物園)から話が来る前からそういうことをやられていたということなのですか。
(当局)
 いえ、上野(動物園)から話が来る前は、別の件でインドネシアから導入に向けていろいろと調整をしておりましたので、インドネシアから導入するために施設の建設に向けた努力をしてまいりました。
(記者)
 具体的に導入前に造ったとかというわけではないということでいいんですか、具体的に何か努力をしていたというのは、東山動物園が受け入れたいっていうことが上野(動物園)に伝わっててという理解でいいですかね、市長も希望していて、特に努力というと、設備を造ったりとかそういうのがあったからというわけではない。
(当局)
 今回の導入に関しては、施設を造る、そういう努力があって来たというものではないです。
(記者)
 分かりました、ありがとうございます。
(市長)
 何で上野(動物園)のもの(個体)がシンガポールにあるのかということは疑問に思えへんかな、何で名前も「タロウ」といって日本人の名前がついているけどどうなっておるんだといったら、上野(動物園)におったときのお母ちゃんの、誰から生まれたか国籍を決するらしいんだわ、どうも。上野(動物園)におったときはお母ちゃんが上野(動物園の)ものものだったんだな。したがってその子どもも日本人に「タロウ」君になったと。
(当局)
 先ほどちょっとお話をさせていただきましたように、以前上野動物園でコモドオオトカゲを飼育されていまして、2008年まで飼育されていたんですが、それが雌のコモドオオトカゲで、1頭で飼育されていましたので、繁殖の望みが薄いと、ないということで、シンガポール動物園の方に雄がいたものですから、そちらに移動して、上野動物園からはいなくなりました。そして移動した先の上野動物園(正しくは、シンガポール動物園)でその雌が卵を産んでふ化しまして、子どもが生まれたということで、その子どもが「タロウ」になるんですけれども、お母さんはその後死亡してしまいまして、子どもの雄、そして上野動物園の所有となっておりましたので、その雄タロウがやってくると、そういうことになります。
(市長)
 そうだね。
(記者)
 各社さん、よろしいでしょうか。
(市長)
 インドネシアのほうも(交渉は)継続しておるんだよね、これ。
(当局)
 インドネシアからの導入につきましても、引き続き交渉を行ってまいります。
(市長)
 はい。インドネシアのタマンサファリ動物園というのは、私もこういう仕事をさせていただいとるもんで、姉妹都市や何かであっちやこっちの動物園に行きましたけど、なかなかインドネシアの動物園ということで、非常に原産地というか、見せるほう、見せる活動もしていますけど、原産地の動物園いうことでタマンサファリというのは非常にええらしいですよ。有名どころでいうとオランウータンだとかいろいろとありまして、そういう面ではいろんな交流をさらに深めて、名古屋の大人も好きな人がおりますけど、子どもさんのがきっちょの元気な科学的興味、好奇心を皆で育てるにはインドネシアと非常にいい関係になっとると、またいろいろな次から次へといろいろと導入していきたいと思っていますけど。
(記者)
 よろしいでしょうか。
 それでは、これで市長定例会見を終了します。ありがとうございました。

このページの作成担当

市長室広報課報道担当
電話番号: 052-972-3136
ファックス番号: 052-972-3355
電子メールアドレス: a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ