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令和6年6月10日 市長定例記者会見

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ページID:175572

最終更新日:2024年7月24日

報告事項

  • 想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定及びリスクシナリオについて

会見動画

報告内容

想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定及びリスクシナリオについて

(市長)

 はい。こちらはええですけど。

(記者)

 それでは、市長、お願いします。

(市長)

 はい。それでは、6月10日月曜日、定例の記者会見を始めてゃあと思います。

皆さん、グッドモーニングということで。本日は想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定及びリスクシナリオについて、ご報告いたしますと。

 モニターに資料掲出ありということでございまして。

 ここにはちょっと書いたりませんが、これ、一応日本最大のゼロメートル地帯だというふうに言われとりますわな、これ。大体、伊勢湾台風が来たときの浸水の図面がありますけど。当然ですが同じようになっとりますわ。市境とか、県境とか、ああいうのはありませんので、要するに自然災害は。あれは後の世になって、何かよう分かりませんけど一定の権力闘争の結果、市境・県境ができたんでありますので、こういうように一応浸水しますんでね、これ。

 というと、住んどるのはいかんがいうふうになっててまうけど。それは、それに対していろんな防ぐというか、いろんな手だてをしてくということでございます。

 6月も中旬に入り、梅雨や台風の季節を迎えます。

 近年、全国各地で大規模な風水害が相次いでおりまして、この地域でもいつ大きな被害をもたらすような風水害が発生してもおかしくありません。

 そのような状況を踏まえ、平成27年に水防法が改正され、新たに想定し得る最大規模の風水害への対策の推進が求められることになりましたということで。

 わし、いつも思うけども、これ、地震は結構、津波も例えば平安時代ぐりゃあからの記録は残っとりますわね。風水害はあまりにゃあんだけどね、これ。平安時代にどえりゃあ台風がきたとかですね。紫式部、昨日もやってましたけど。あれ、季節どっちだったか分からんけど。物すげえ台風で困っとるとこ、あまりきたこともにゃあし、NHKもあまりやらんもんだでよう分からんですけど。

 まあ、相当やっぱり風水害って物すげえのが集中的にきとったんでねえかと。温暖化はよう言いますけどね。温暖化は、ただし平安時代は物すごあったかかったと。だで、昨日も紫式部も、雪が降るとこでいろんなことやってましたけど。あんなもん、普通やっとったら寒くてしようがねえっすよ、あれ。だけど、淡々とやっとりましたんで、やっぱり平安時代はあったかかったと。反対に、江戸時代はどえりゃあ寒かったと言われとりますわね、これ。ほんだで、三大飢饉ということで何百万人、全体でいうけど亡くなったと。何百万までいかんか分からんけど、そういう悲劇があったということで。

 まあ、そういう人たちに言わせると、いやいや、地球寒冷化に比べれば温暖化のほうが間違いなくええじゃないかと、人間にとって。特に、最近の温暖化は北海道のほうで温暖化がなっとりますんで。非常にそういうことでは喜ばれるこっだにゃあのかと。何を考えとるんだと、一体と。温暖化がいかん、温暖化がいかんと言って狂っとると。狂っとるいう、何か日本の自動車メーカーをぶったたこうと、そういう意図があるのではにゃあかというふうに言われとりますわね。それと、原発推進論者の皆さんのためにと。それはそれですけど。

 台風も、あれ、にゃあもんな、本当に。どうもよう分からんの、わしも、これ。一番ようけいあって室戸台風だにゃあかと。明治に入って台風の何かってありますか、これ。地震はあるんだな、明治24年があれですから。あっこの何だった。何だった言ったらいかんけど。直下型地震のどえりゃあやつ。関東でねえ、岐阜であったやつ。濃尾地震というこっでございますので、一遍皆さんもちょっと考えられたらどうかと。記録がにゃあのはどういうことなのかと。

 それについて、わしがちょっと思っとるのは、ナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)のすぐ南は崖になっとりまして、あれ。茶屋ヶ坂の通りのとこから焼き肉屋がありまして、そこからずっとナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)に崖が落ちとって。その崖の一番先端のところに何があるかいうと、晴明神社ってあるんです。安倍晴明。あの辺の地名を晴明山というんですよ、また。だで、あそこへ安倍晴明さんが来て、あれから北側ずっと見るとナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)のとこから物すげえ、どう言うか、大水害があったんではないかと思われますけどね。安倍晴明さんが必死にご祈祷をされたと思いますけど。ぜひ、NHKでやっていただくと有名になるかと思いますけどね。一遍、行かれるといいですよ。本当に崖の上にありますから、晴明神社。いうことでございます。

 ということでありまして。どこまで読んだか分からんようになりましたが。そのような状況を踏まえ、平成27年に水防法が改正され、新たに想定し得る最大規模の風水害への対策の推進が求められることとなりました。

 本市では、想定し得る最大規模の風水害に対応したハザードマップを令和5年3月に全戸配付し、市民の皆さんに災害への備えを行っていただくよう周知・啓発を行ってまいりました。

 しかし、ハザードマップだけでは災害時のイメージがわきにくく、具体的な備えにつながらない方もいらっしゃるかと思います。

 そういったことから、災害を自分事として捉えてもらい、さらなる備えにつながるよう、想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定及び風水害リスクシナリオを作成することとし、有識者等による検討を重ね、このたび、6月7日の防災会議にてその内容が報告されましたということで。

 何やら、ようけいこれが書いたりますけど。これもよう、わしもずっと分からんのですけど。「被害想定」とは、各ハザードマップで想定しているような状況になった場合の市民を取り巻く状況がイメージしやすいよう、建物被害や人的被害、ライフライン被害の状況を算出したものですということですが。

 一番ひでぇ(ひどい)、ひでぇ(ひどい)わけじゃねえか。これが大体1,000年に1回だと。この間、その会で質問しましたら座長(正しくは、部会長(風水害等災害対策部会))が言ってました。1,000年に1回だでというこっでございます。

 例えば、想定し得る最大規模の「洪水」が発生すると、「洪水」いうものは、堤防の上を越水という水がばーっと越えてくるパターンと、堤防を壊して越水だにゃあやつをどう言うんだった、あれ。越水だにゃあのを何とか(正しくは、破堤)言うんですけど。要するに、堤防を越えて水があふれるやつは「洪水」ですわ。

 全壊する建物が約8万3,000棟、発災時に全居室が浸水等により被害を受ける直接被害者が52万2,000人、ライフライン被害の最大影響人口が、上下水道、電力、通信などで100万人を超えるという甚大な影響があるという予測となりましたと。

 甚大な影響いうふうにえらく軽く書いとりますけど、100万人を超えると大体名古屋市の半分ですから、これ。どえらけねえことですわな、これ。ただし、1,000年に1回と。1,000年に1回というのは、そうすけねえ(少ない)ことではないでね。有名なあれが、東北の震災が、貞観地震か。何で地震だけ記録があるのかな、あれ。貞観地震が大体1,000年以上じゃないっすかね。あれに1,000年に一遍のが来たのがこの間の東北の震災ということですから1,000年に1回。この風水害のほうだけ何か別世界みたいな気持ちでみんなおりますけど、とんでもにゃあことで、伊勢湾台風がありますからね、名古屋は。つい何年前になるか、36年だったか、昭和(正しくは昭和34年)。私、小学校5年の時ですけど。名古屋だけじゃないけど、5,000人の方が亡くなっとりますでね、これ。ついこの間あったんで。この1,000年に1度いうのはえらい簡単に軽い気持ちで言っとりますけど。100万人を超える甚大な影響があるという。100万人を超えますと名古屋の人口の半分ですので、これ。どえらけねえ、えりゃあこっだということです。

 モニターに資料掲出あり。風水害シナリオの表紙と。

 これが、何かよう分かるか、分からんようなもん。かえって分からんようになったいうこともありますけど。上のほうから来て、3日前から。ここが発災ですから。ここで発災して、ここに書いたりますけど、このシナリオ、1,000年に1回のシナリオでいきますと100万人に影響がありますから。全員避難所に行くわけじゃありませんけども、そのような状況が名古屋市内の人口の半分に予想されるということですわ。

 まあ、日本最大のゼロメートル地帯ということで、あまり言うと嫌になってまうか分からんけどね。要するに、木曽川水系のあれですか、土砂の運搬力がすごいということかな、これ結局。デルタ地帯ということでしょう、木曽川水系。木曽川水系いうのは、長良川、揖斐川も含んだとこでございますけど。の、どえりゃあとこに住んどると。

 今度できるリニア(中央)新幹線名古屋駅も、その場所でございます。場所いってもぎりぎりのとこですけど。熱田神宮からちょうどここの市役所の、ここんとこだけ高いんです、名古屋は。ここは。あと見ていただきますと、西のほうを見ていただきますと、どーんと急に下がっとりまして。あとずっと、ほんで大垣のほうだわな、これ。ほれから、三重県のほうもずっと海というとこでございます。

 その被害想定の結果を踏まえ、想定し得る最大規模の台風や豪雨による大規模な災害発生時に想定される被害や状況等を、時系列に整理したものが風水害リスクシナリオです。

 雨・風・河川の状況や指定緊急避難場所、ライフラインなどの事項ごとに、発災3日前から発災1週間後における状況をそれぞれの事項、それぞれの時点においてどんなことが起こるのか、イメージできるように示しております。

 風水害は多くの場合、気象情報や避難情報等から事前に災害の切迫度を把握できることが多いため、災害時の自らの行動をあらかじめ決めておくマイ・タイムラインの作成など、日頃からの備えをすることで被害を軽減できますということでございます。

 あらかじめ、避難行動を考えるに当たっても、大規模風水害時には身近な学校の体育館やコミュニティセンターなども浸水する可能性があるほか、たとえ自宅の上階が浸水しなくても長期的な浸水の継続で孤立してしまうことも想定されます。

 そのため、浸水区域外の親戚・知人宅やホテルなども含め、多様な避難先を考えておくことも大切です。

 このように大規模災害が発生した場合には、「公助」だけでなく「自助」「共助」も重要になってきますということで。

 ここにも書いたりますけど、地震はいつ来るか分からん。いろいろ予知してますけど、ほとんどことごとく外れとりますわな、あれ。ええっというとこで大体起きてます。だけど、台風とか大雨は、これ、分かりますでね。まあ、気象台のだなぁても、今ネットでもずっと雲が近づいてくるのがよう分かりますけどね、これ。あれが何でようか分からんけど、線状降水帯ですか、何だった、あれ。線状降水帯というのがテレビを見とると出てきますけど、赤い色のやつ。あれは西から東へずっといく。何で西から東へ行くいうかというと、地球が西から東へ回っとるもんで、それにつられて引っ張られるんだろ、あれ。

 そうだとすれば、同じスピードで引っ張られるんだったらそこへ留まっとるはずだけど若干に、雲のほうが早いということはどういうことかと。地球が回ってくやつに引っ張られる。引っ張られる雲のほうが早く動くということなのかということは、自分で一杯飲みながらいつも考えとりますけど。なぜ、こういう状況が起こるのかと。考えんか、これ。ということです。

 いずれにしましても、雨が降るのは分かりますので、今言った名古屋で100万人被災すると。半分被災するやつが情報で3日ぐらい前から分かるわけです、これ。どえりゃあ、雨が降るらしいぞと。となると、どうしたらええかということは大問題だわな、実際は、これ。本当に。逃げる言ったって、100万人逃げるとえりゃあことだで、これ。本当に。いうことでございますので、そんなことは起こらせんわとみんな思っとるということでございます。災害いうのはそんなもんで。

 わしのとこは起これせんわと。僕も小学校5年生ですけど、伊勢湾台風のとき。あんときは小学校5年だであまり詳しくは分からなんだけど。全然、そんなもの、何なんだという感じだったですね。ということでございますが。

 実は1,000年に1回というのは、そう捨てたもんではにゃあというか、起こり得ると。ほんで、この風水害リスクシナリオを活用していただき、風水害を「自分事」として捉え、災害から自分や大切な家族の命を守るため、市民一人一人が主体的に避難行動や事前の備えをしていただきますよう、お願いいたしますということで。

 雨がどのぐりゃあかいう話だけど、どこいった、あれ。雨の。大体雨が1時間に名古屋で言うと、60ミリ(正しくは、名古屋市総合排水計画では1時間63ミリ)降った場合でも水があふれんようにというのは、名古屋の今やっとるとこでございまして。この1,000年に1回で何だった。24時間。

(当局)

 今、内水氾濫の状況としましては、1時間に156ミリの雨が市内全域に降ったような場合。24時間でいうと836ミリの雨が降ったような場合に、名古屋市全域が被害に遭うような状況でございます。

 あと、すみません。ハザードマップを出している洪水につきましては、川ごとに降る量というものが違いまして。今回の場合、庄内川の流域で24時間で578ミリの雨が降ったということを前提に算出しております。

(市長)

 ほんだで、ここでわしもよう分からんのは、24時間で578ミリ。ということは、だーっと24時間降り続けとることなのか、そん中の1時間か30分でもどわっと降ったやつをかける12倍とか、24時間に換算したのか。どっちなんだ。

(当局)

 これは、もう実際に24時間かけて578ミリ降ったという累積になりますので、一時的に降ったものを何倍して24時間に換算するとかそういったものではございません。

(市長)

 だけど、それ、どれだけの雨だで、そんな1時間も降ったらいったら。大雨がくる、くる言ってしょっちゅうテレビでやっとるやつの、ありゃあ大体時間50ミリから60ミリで物すげえ雨ですけど。それでも1時間降っとれせんぞ、あれ。俺の感覚では。んだで、そうやって瞬間的には物すご降ったやつを1日に換算しとるんじゃねえの、違うのかな。

(当局)

 そういったものではないです。

(市長)

 間違いないわな。

(当局)

 はい。間違いないです。

(市長)

 役人のシミュレーションいうのは外れますんでね、これ。本当に。本当かしらんというふうに思えるんだね、これ。だで、東海豪雨のときは1時間、何やった、あれ。

(当局)

 1時間、名古屋の気象台で97ミリ。

(市長)

 97ミリいうのは、1時間降っとったわけだにゃあだろ、あれ。

(当局)

 実際、大体夕方18時から19時ぐらいの間が一番ピークだったんですけども、そのときに実際、1時間97ミリの雨が降ったというのが記録として残っています。

(市長)

 時間いうて、1時間ちゃんと計測して、どっかで升でも作ってそれが97ミリ。10センチ増えたと。

(当局)

 そういうことです。

(市長)

 いうこと。いう雨だったと。本当かね、これ。これ一遍、皆さんもそれぞれのジャーナリストの力を駆使していただいて。ぶわーっと降ったやつを1時間に換算しとるんじゃにゃあかと。違うか。

(当局)

 違います。

(市長)

 違う言っとるらしいで、どうもそうらしいですわ。本当かねと思われるんだけど。まあまあ、そういうことでございますので。

 要は、何が言いてゃあかいうと、一日中降っとらないかんけど。大豪雨という、名古屋は90何ミリ降っとるか。100ミリ降ったとして6倍かね。1時間の6倍だから、ちょっと数字がいかんので。

(当局)

 ちなみに、東海豪雨のときでいいますと、1日当たりで534ミリ降ったというのが。

(市長)

 ほな、もうそれで、これ、あふれるとこだったわけだ。1日降りゃあ、そのまま。

(当局)

 1日、24時間で534ミリ降ったと。

(市長)

 東海豪雨の雨がそのまま24時間降り続けとったら、100万人大体被災者ができただろうと。

(当局)

 (東海豪雨の際に記録した24時間で)大体534ミリの雨が、それが庄内川の流域全体に降ったらこのような状況になると。

(市長)

 広さもあるわね、これ。

(当局)

 今回は1エリア、限られたエリアがその雨量でしたけれども。それが庄内川流域全体に578ミリ24時間で降ったとき(想定し得る最大規模の降雨が降ったとき)には、このような状態になるというようなことです。

(市長)

 というこっでございますけど。一応、普通はあるのかねえのか知りませんけど、どうも記録がないもんだで非常にリアリティーに乏しいわね、これ。平安時代にどえりゃあ大雨が降ったと。紫式部がどえりゃあ困ったとか。そういうのがないですからね、これ。地震はあるんだよ、不思議に。というのがちょっと不思議だなと。気象のほうのね。

 何か、突然今になって温暖化だ、温暖化だ言って、ゼロカーボンシティだなんて言ってますけど。これはちょっと関係ないけど。ゼロカーボンシティをやってない大都市(正しくは、政令指定都市)は名古屋だけですから。誇りある地位を堅持しとります、これ。

 しかし、今回の電気自動車のことでも大体分かってきたわね。どうも河村さんが言っとるのはやっぱり正しいんじゃねえのかと、これ。ねえ。あまり関係にゃあですけど。

 大雨のほうは、しかし、分かりますので。これ。今、庄内川流域だ言っとったけど、この間ちょっと専門家に聞いたったら、大体雨が降ると半分ぐらいがそのまま木曽川に流れてくると。川に。半分ぐらいは地球の下へいくと。らしいですよ、大体。

 んだで、ほんだったら、もう3日ぐらい前から今の気象データだったら分かるが言って。どんだけ庄内川の水位が上がるかとか。早よやりゃええが、それを言って、言っとるわけですけどね。なかなか予測ばっかしとってですね、物すごい雨が降ってきたら、ポンプに庄内川は河口に物すげえポンプ(河口排水機場のポンプ)がないっすけど。大阪の淀川なんかすごいポンプがありますんで、ポンプでだーっと猛烈に汲み出すとかね。河口堰が、俺もそうか、河口堰賛成派じゃにゃあもんであれですけど。内地のちょっと向こうまで。海はどんだけ水を汲み出したってええらしいですよ。海は。そういう対策をすりゃええじゃないかと今言ってましたけど。

 それにしても、何で歴史的な事実が分からんのかというのは、ちょっと分からんな。洪水がきたって何か知っとる、あんた。この地域に。

(当局)

 いろいろと過去、治水の歴史というのはいろいろあると思いますので、そういった。安全なところに建物を上に持って行くとかありますので。洪水の歴史というものは非常にあるのかなと思いますけども。ちょっとどこまでそれが体系立てて整備されているかというと、ちょっと分かりません。

(市長)

 それなりに名古屋大学に行くと、防災研究所か、センター(正しくは、名古屋大学減災連携研究センター)かありまして。そこに江戸時代のやつは結構各地の水害の記録は残っとるけどね。それより前になるとあまりにゃあで、これ。でもにゃあのか、勉強不足か。怒られるか分からんで、ええ加減なことはやめときますけど。そこらを感じながら、やってていただくと。

 安倍晴明さんの話が非常にええと思いますけど。安倍晴明。NHK、出てくるがや。紫式部さんと一緒に。ねえ。あれ、本当にナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)のすぐ。ナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)に行くと分かるけど、すぐ南側は崖なんです、ずっと。茶屋ヶ坂行くところ。あっこが山なりですから、そっからどんと矢田川へ下りてくとこ、崖ですので。その崖の一番先端のとこにあります。晴明神社。一遍、ぜひ一つ。名古屋は名古屋城だけじゃにゃあぞいっていうことで、行かれるとええかと思いますけど。はい。

 こんで終わりじゃねえか。確か、私からはこんだけだと思いますけど。はい。


質疑応答

想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定及びリスクシナリオについて

(記者)

 それでは、市政一般について、各社さん、質問をお願いします。

(記者)

 今回のこの新しい災害シナリオ(想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定)についてなんですけれども。確認したいんですが、これ、ハザードマップというのはこれは新しく今回作ったということなんですか。それとも、これ、今まであるものなんですか。

(市長)

 ハザードマップは今まであるわな。まあ、言ってちょうだい。

(当局)

 ハザードマップ自体は既に公表されておりまして、実際、令和5年3月にも全戸配付したものになっております。

(記者)

 そうすると、今回新しく作ったものというのは、この被害想定の調査結果という右側の部分になるんでしょうか。

(当局)

 そうですね。ハザードマップでは浸水域というものは表現しておりましたけれども、そこで人的被害だとか、建物被害だとか、そういった数字というものは出しておりませんでしたので、今回改めて出したというのはその部分になります。

(市長)

 どうぞ。

(記者)

 すみません。それを基に、こっちのこの表(想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定)は、これは新しいんですか。

(当局)

 はい。そうですね。今回、そういった被害想定ということで被害の状況が見えてきましたので、それを市民に分かりやすく伝えるために時系列で表現したというものがそのリスクシナリオというものになります。

(記者)

 じゃあ、これは今まで例えば地震とかそういうものはあったけど、洪水とかはなかったということなんですかね。

(当局)

 はい。リスクシナリオという形で災害の前から整理したというものは、今回初めて出します。

(記者)

 これをまた、市民の皆さんに配るみたいなことなんですか。

(当局)

 そうですね。やはり風水害は事前にある程度分かりますので、その備えが大事ということになりますので。今回お渡ししたそういったリスクシナリオを基に、3日前から今回それは示しておりますので、ご自身で備えをできるように。それを見て何が必要かということを事前に考えていただきたいということで作ったものになります。

(記者)

 分かりました。

(記者)

すみません、今回で一番伝えられたいことというか、市としてこれで伝えたいことっていうのは、新しい情報というのはこの被害想定調査の結果というこれがいわゆる新しいものになるんですかね。

(当局)

 そうですね。新しく出すものということとしては、被害想定のそういう数字的なものになりまして。それを基に、そういった被害があるということが分かりますので、市民に一番伝えたいこととしては、そのリスクシナリオを見て事前に自分のハザードマップとかも確認して、事前の備えをしてほしいというのが一番伝えたいことになります。

(市長)

 数字、ちょっと出してみや。これ、もう1回。

 これだわ、これだろ。この洪水。まあ、市民の皆さん、ずっとこれ、訳が分からん。俺も初め何だ、よう分からんかったんだけど。洪水は、堤防を壊すなり、越えるなりしてあふれた水と。ほれから、内水氾濫は、堤防を越えないけど下水の処理能力が間に合わんためにあふれたと。高潮は、伊勢湾台風、ほれから3.何メートル(正しくは、伊勢湾台風では最大3.98メートル)だったかな。沿岸の水位が上がって、低気圧によって上に上がったのがそうということで。

 これが、ほんだで全部1,000年に1度のことが起こると。

(当局)

 はい。

(市長)

 だけど、何を河村さん、1,000年に1度と大げさなことを言っとる言うんだけど。そう難しい、どえりゃあ起こらんことではないっすよ、今言いましたように、先ほど。なると、全壊で洪水が8万3,000(棟)、内水(氾濫)で7,300(棟)、高潮で11万1,000(棟)と。人的被害もこれ、何ですか。(洪水で)直接被害者52万(正しくは52万2,000人)とか内水(氾濫)で27万(正しくは、27万8,000人)っち物すげえ数ですな、これ、本当に。えりゃあことの被害が起こる可能性がありますよと。

 だで、名古屋市もいろいろ時間62ミリ対応(正しくは、名古屋市総合排水計画では1時間63ミリ)とか、相当やってますけど。それでは、あまりずばり言ってまうといかんけど、及ばん事態が生じますよいうこったわな、これ。1,000年に1度だと。

(当局)

 そうですね。もう1,000年に1度になると、そういったハード整備ではなかなか及ばないところがありますので、やはり市民の皆さんにできるだけ早めの避難だったりとか、そういったことをしていただきたい。備蓄とかもしていただきたいというのが今回の趣旨でございます。

(記者)

 関連してお願いできますか。これ(想定し得る最大規模の風水害に係る被害想定)に関してなんですけれども、例えば洪水が発生するような規模の雨量があった場合には、内水氾濫とかもあると思うんですけど。それは別々に検討しているということになるのでしょうか。

(市長)

 どういうことや、これ。

(記者)

 もし、細かくはまた後のほうがよければ、それでも構いません。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 同時に起きるだろう。やっぱりそれは。これ、同時だにゃあのか、これは。

(当局)

 それぞれの災害ごとにやっておるんですけれども。すみません。ちょっと条件が。確認します。

(記者)

 すみません。お願いします。

(記者)

 先ほど、市長も何回も。ごめんなさい、これ、市長に伺いたいんですけれども。1,000年に1度という話をされてますけれども。1,000年に1度の風水害ですって聞かれると、もちろん意識の高い方はこれで準備されようという方も多くいらっしゃると思うんですけれども。1,000年に1度だったらここまでは起きないんじゃないか、自分のときにってどうしても正常化バイアスというか、そういうのが働いてしまう人も一定数いると思うんですけれども。そうじゃなくて、これだけ備えてほしいですよ、自分事としてほしいですよということで多分定められたと思うので。市民の方に呼びかけることが一言あれば、お願いしたいんですけれども。

(市長)

 まず、1つは、名古屋、この辺は日本最大のゼロメートル地帯であると。よっぽど気つけないかんということ。伊勢湾台風が特に、ついこの間だったですから。大被害を5,000人の方が、名古屋だけじゃないけど亡くなったと。だで、注意してかなかんけど。

 1,000年に1回ということですが、そう、それはとんでもない珍しいことではないということなので。名古屋は時間60ミリ(正しくは、名古屋市総合排水計画では1時間63ミリ)ですから、何分の1になるわけだ。想定を。1,000年に1度の。

(当局)

 24時間といっても、その24時間の中で均等に降るというわけでもなくて、一応想定というのが、山、ピークがあってという形の雨量の降り方を想定をしております。一律、例えば578ミリを24で割ったら25ミリぐらい。じゃあ、1時間25ミリでこうなるのかというと、そういうわけでもないものになります。

(市長)

 まあまあ、そういうような洪水対策をしとるということです、一応。だけど、1,000年に1回になると、もうたまりませんよということですわな、これ。

 名古屋駅も、そこも低いとこですから、あそこ。なっちゃうわなと。

(当局)

 あと、1,000年に1回というのは、地震とかですとそういった周期とかメカニズムみたいなのがありますけれども。やはり風水害だとそういった特に周期というものがあるわけではないですので、1つの表現としては年間に発生する確率が0.1%ということで、それを言い換えると1,000年に1回程度というような言い方をしておりまして。我々が算出するに当たって参考にしているのは、1年間に発生する確率が0.1%の大雨というのはどれぐらいなのかという意味で算定をしておりますので、1,000年前に実際こんなことがあったのかとか、そういう周期の話ではないです。

(市長)

 市民の皆さんに言いたいのは、地震のことは盛んに言いますけど、どえらいのが来たらどうすると。特に、東北の震災がありましたんで、分かりやすいですけど。この大雨のほうは、意外と何でかよう分からんけど、ほんなもん、こうせんわと、来てもええわと思いがちですけど。そういうもんだにゃあよということをお伝えするということで、こういうのを作ったということですか。

(記者)

 それで備えを進めてほしい、各家庭でマイ・タイムラインとか備えを進めてほしいということでしょうか。

(市長)

 まあ、そういうこっですわね。避難所いって決まっとるけど、避難所に行く前に足さらわれてまういって、味鋺の人が昔言っとったで。近所のうちで4階建て以上のコンクリートのうちに事前に頼んでくほうが固いでいって。逃げる場合。例えば。そういうことでしょう。

 風水害の特色は、分かるいうこったわね、これ。データで気象庁か、NHKか、アメリカ軍は一番早いのはどれか知らんけども。分かりますんでね、これ。どういうことかということだけど。

 まあ、思うのはあれですわね。日本列島に比べると、太平洋ってどえらげねえ大きいもんだで。ほんだで、例えば何ですか。100メートルぐらいの高潮なりね、物すげえのが来ても、そう別に自然の目から見ればあり得るこったねえかなと言われたってしようがないと思いますけどね、わし。海は広いな大きいないって歌がありましたけど。そりゃあれですけど。思いますね、わし。

(記者)

 被害想定調査の結果とか、今回リスクシナリオをまとめて、今後、市としてはこれをどういうふうに反映していくのか、対策していくのかというのを教えてください。

(市長)

 そこが一番どえらい難しいとこで。こうやって、まず心がけてもらうということでしょう。真実を知るという、リアルなことを皆さんに知ってもらうというのはまず大前提ですわな、これ。

 そん中で、ちょこちょこ。この間、国交省(国土交通省)の人としゃべっとって分かったのは、名古屋は東京・大阪と比べると明治時代に若干、明治政府に嫌われとったもんだで、防水対策は低いんじゃないかと、そもそも。尾張名古屋は。と言ったら、そうでもにゃあんだけど、中流域の何ですか、水害対策はちょっと低いということは言ってましたけど。

 そればっかじゃなしに、どうしたらええかということですけど。全力を挙げてやらさせていただいとると。だけど、時間60ミリ(正しくは、名古屋市総合排水計画では1時間63ミリ)と、それはいうことですので。このような24時間ですけど、時間は20何ミリって3分の1だけど、1日降り続いた場合はこういう名古屋市民の半分ぐりゃあが被害を被ることになるということなんだろう。

(当局)

 そうです。今回、こういった大規模な災害、被害が出るということもこの結果、分かりましたので。名古屋市としては、昨年度末に「想定し得る最大規模の風水害に係る対応方針」という方針を作っております。そこで大きく2本柱を作っておりまして、その1つが、なかなか防ぎ切ることは難しいですので、少なくとも市民が命を守るために市民一人一人に適切な避難行動をしてもらうという、そういった啓発をしっかりとやっていくということが1つ。

 あとは、もう1つとしては、防災拠点機能の確保ということで、こういった被害がありますけれども、防災拠点機能が麻痺しては今後の復旧だったり、復興だったり、そういうところにも影響がございますので。そういった防災拠点機能の確保ということは進めていくということで、防災拠点機能の確保と災害対応力の強化というそちらも柱にしている、大きく2つを柱に対策をしていくということを考えております。

(市長)

 前言っとるよ。例えば中川運河なんかは、もうほとんど魚が死んではかわいそうだで、魚が死なん程度に水位をどんと下げてくと。分かりますから、大雨が来るの。とかね、そういう方法いうのは、やっぱり相当今までやってたことでにゃあこともやってもええだにゃあかと思いますけど、私は。

(記者)

 そのほか、ご質問がある方はいらっしゃいますか。

(記者)

 ちょっと確認なんですけど、100万人と(市長が)おっしゃってたのは、洪水、内水氾濫、高潮の直接被害者を足した数のことですか。100万人。

(市長)

 100万人はどっかに出てくるだろう。

(当局)

 100万人は、ライフラインでの影響は100万人を超える部分はありますけど。

(市長)

 ライフライン被害予想か。

(当局)

 はい。

(市長)

 これが118万(正しくは、118万2,000人)、高潮だ。洪水140万(正しくは、147万7,000人)よ。上水道が被害に遭うということになるんかな、これ。

(当局)

 そういう大規模な。

(市長)

 仮になったらという。伊勢湾台風のときは、上下水道ともによかったんです、あれは。よかったと言われとるけど。上水道もあれか、駄目になると。どうやって駄目になるんかな。

(当局)

 様々な理由があります。供給側の施設が浸水することもあれば、需要側のほうが停電とかすると、そちらのほうが水が使えなくなるということもありますので。そういった合わせた数字になっております。

(記者)

 つまり、ライフライン被害想定の個別の100万人以上のところがあるということで、一応100万人という数字をおっしゃっているわけですか。

(市長)

 そうそうそう。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 先ほど市長がおっしゃっていた日本最大の海抜ゼロメートル地帯っていうことをおっしゃっていたんですが、こちらって何かそういうデータとかがあるんでしょうか。すみません。あまり知らなくて申し訳ないですが。

(市長)

 いろんなものに書いたるわね。

(当局)

 そうですね。一般的にそう言われていることは認識しております。具体的な資料までは確認がいっておりませんけれども。はい。

(市長)

 グーグルでも出てこおせんか。

(記者)

 もし、何か確認できれば。例えば何をもって日本最大。五大都市の中で一番とか、日本地図の中で一番とか、そういうのがもし分かればお願いします。

(当局)

 はい。確認します。

(記者)

 あと、すみません。1,000年に1度の確認なんですけど。この1,000年に1度というのは、この1,000年間にあった最大規模の災害をピックアップして、それに応じたハザードマップと被害想定を行ったという理解ですか。

(当局)

 そういったものではなくて、今、年間で最近の降雨量等のデータを基に、この1年間で発生する確率が0.1%以上の大雨を想定最大規模という言い方をしておりますので。特に、過去1,000年前、1,000年間の間にこういうような大雨があったかどうかというようなものではございません。

(記者)

 今年起きる0.1%以上の災害という。

(当局)

 そうです。そういう。

(記者)

 だから、1,000年に1度という。

(当局)

 という言い方で。はい。

(記者)

 なるほど。分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 各社さん、よろしいでしょうか。

(記者)

 今の説明にちょっと追加で質問なんですけど。今言ったような年間0.1%を1,000年に換算したという手法自体は、これは国全体で推奨というかやっている手法なのか。あと、他の自治体も同様の手法で同じように風水害の最大被害想定を算出しているかどうかという点を教えてください。

(当局)

 想定最大規模の風水害に備えなさいというのは、今回水防法のほうで定められておりますので、それは全国共通でございます。想定最大規模の算出の仕方についても、一律のものになっております。

 ただ、他都市でここまで、水防法ではこういった1,000年に1度の風水害に備えたハザードマップを作って市民に知らせることということは決められておりますので、それも全国でやっていると思います。

ただ、この被害想定まで出して公表して市民にやっているかというと、それは、ほかには把握はしておりません。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

 すみません、度々。これ、被害想定の人数なんですけれども、それぞれ何区が多いとか、この辺の地域の人が何人とかっていう、そういうこれの内訳みたいなものって、もしあればもらいたいなという。記事にするときに、この辺が特にとかというのがあったほうが。

(当局)

 人的被害と建物被害につきましては、区別の内訳を持っておりまして。それは、今ホームページのほうにも掲載させていただいておりますので、もし見ていただければそこに載っております。

 ライフライン被害とかについては、区別までは載っていないという形です。

(記者)

 その人的について、ランキングみたいになっているんですか。

(当局)

 区別で何人というのが表になっていますので、見ていただければ何区は何人というので。

(記者)

 なるほど。分かりました。できたら、ここが一番多いとかというのを教えていただけたら。間違えるかもしれないので、すみません。

(市長)

 私は使わにゃあな思いますけど。ChatGPTとか何や言っとる、AIがどうのこうのいって。ほんだったら、雨がどんだけ雲が近づいてきたと、線状降水帯を形成するかどうかは別としても。その頃からずっとその辺のところでChatGPTに尋ねたら答えてくれるんじゃにゃあのかね。これで庄内川の水位はどんだけ上がりますかと。3日後に。これ、できんか。このぐれぇやってまえんかね、あれ。

(当局)

 今でもいろいろと国レベルでやって、気象庁が予報とか出して何時間後にはこうなるよとか、台風のルートだったりとかいろいろ出しているんですけれども。なかなかそれもずれることもあるというのが現実かなと思いますので。まだ、なかなかそこは国レベルで検討は。

(市長)

 台風の進路に関しては、昔からに比べると物すごい精度が高なったと思いますよ、わし。自分で見て。だけど、雨の降る量が、雨が半分ぐらいそういうの、あるらしいわ、研究成果が。どんだけ地球の中へいって、どんだけ地上から川へ下りてくるか。それが下りてきて、何日後には庄内川の中川区の何々地点においては、こんだけ水位が上がるというぐらいのことはやってまえんかな、これ。せっかく毎日、テレビでやっとるわ、ChatGPTがどうやらこうやらいって。AIがどうやらこうやらいって、ねえ。頼んででちょう、一遍。

(当局)

 また、そういったことを受けて出させていただきます。

(市長)

 本当に。

(記者)

 各社さん、よろしいでしょうか。

(市長)

 生きるか死ぬかだで、できゃあ(でかい)ですよ、これも。

(記者)

 それでは、これで市長定例会見を終了します。


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