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令和6年4月22日 市長定例記者会見

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ページID:174253

最終更新日:2024年5月22日

報告事項

  • 豊後水道で発生した地震について
  • 子どもの転落防止のための補助錠の配付について
  • 児童虐待防止推進月間における広報啓発の取り組みについて
  • なごや平和の日について
  • 紅麹を含む食品による健康被害について


会見動画

報告内容

豊後水道で発生した地震について

(市長)

 木曽川の水を飲まさせていただいてと。はい、うみゃあ、うみゃあと。はい。すみません。

(記者)

 それでは、市長、お願いします。

(市長)

 はい。それでは、4月22日月曜日ですか。定例記者会見を始めたいと思います。

 皆さん、こんにちはということで。報告に先立ちまして、4月17日に豊後水道で発生いたしました地震によって被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。

 被害に遭われた方々の速やかな回復と、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げております。


子どもの転落防止のための補助錠の配付について

 それでは、報告に移らせていただきます。

 本日は、まず「子どもの転落防止のための補助錠の配付」ということでございます。

 現物は皆さんとこにはないんですね。これが現物の補助錠というやつですけど。色が違う言ってましたけど。色がくれぇ(黒い)と。色がくれぇ(黒い)。あ、これが本物。これが本物と。これがいくつになるんだったか。何万という数字。あれ、何で書いてなかったか。書いてあった、それ。下から2番目。7万9,000世帯ですか。7万9,000世帯に配られるということですけど。

 飛ぶけども、これはだけどサッシやなんかがようけいあるもんで、1世帯1つかね。

(当局)

 はい。今回1世帯1個、まずはそうさせていただきます。

(市長)

 ん?

(当局)

 1世帯1つです。

(市長)

 まず、1世帯1つと。

(当局)

 はい。

(市長)

 だで、全窓に、ウインドウにいくわけではにゃあわけ。

(当局)

 そうですね。1世帯1つ、1か所ですね。

(市長)

 なるほどね。まあ、そういうこっでございますけど。こういうのがいきますんで。

(記者)

 市長、もう少し分かりやすいように。写真撮りたいので。

(市長)

 ちょっと待って。どういうふうに。ええきゃの。

 はい。先週16日火曜日に、広島市で3歳の女の子がマンションから転落するという誠に痛ましい事故がありました。ご遺族に対しましては、心から哀悼の意を表します。

 名古屋市でも、昨年の3月24日に、2歳の双子の兄弟がマンションから転落する事故があり、これを受けまして、関係局による庁内会議を設置するとともに有識者による懇談会を開催し、11月には「子どもの転落防止対策 最終とりまとめ」を策定したところでございます。

 その中で、速やかに着手する防止策の1つとして、小さなお子様がみえる世帯に補助錠をお届けする準備を進めてきましたが、このたび、6月上旬から8月上旬にかけて順次お届けすると。郵送ということらしいです。郵送でお届けできる目途が立ちましたと。

 対象は、市内にお住まいの5歳以下の子どもさんのいる約7万9,000世帯ということでございます。

 補助錠が届きましたら、ご自宅で子どもの転落事故が発生する危険性を減らす環境づくりに役立てていただきたいと思います。

 ということで、1世帯1個ですからね。ですから、当然サッシが1つだけいうことはあり得ませんので。かといって、そこの向こうの柵の状況なんかにもよりますけど。これも大抵日本で初めてじゃないっすか、これ。どうでゃあ、これ。

(当局)

 こういった取組は、ほかではやっているというのは把握していないので、初めてだと考えております。

(市長)

 はい。まあ、そういうことだと思います。

 本当に何が起こるか分かりませんので、小さい子どもさんの場合はですね。ぜひ、役立てていただきてゃあということと。郵送でいきますもんで、ぜひ、マスコミのジャーナリズムの皆さんにもちょっと各家庭にこれが行くけどと。ただ、6月上旬から8月上旬にかけてということでございますので、なるべく早よできんかとは言っとりますけど。届きましたら、何だなというふうに思いますわな、これ。何を送ってきたと。どうやってやるんだいうこともありますんで。ぜひ、皆さん、お知らせを1つ、よろしくお願いしてゃあと思います。

 それと同時に、保育園とか幼稚園、ほれから小児科のドクターとか、保健センターからスーパーなんかもお母ちゃんが行きますんで。そこら辺にこういうのがいきますよということで。

 それから、何だ、回覧板なんかも実際に協力をお願いするとかいうこともあれへんかと思いますけど。ぜひ、皆さん、有効にこれ。7万9,000個というこっでございますので。若干、自分で心配だいう方は幾つか買ってもらわなかんか分からんけどね。これ、1個だもんだで、今んとこ。そこらも含めて、ぜひジャーナリズムの皆さんには、報道を1つ、市民の皆さんにこういう事実が届くようにお願いをしたいと思います。


児童虐待防止推進月間における広報啓発の取り組みについて

 それから、次には、「児童虐待防止推進月間における広報啓発の取組」ということでございます。

 モニターに資料掲出あり。チラシと。これですね。「189(いちはやく)」と。

 名古屋市では、平成25年4月に「名古屋市児童を虐待から守る条例」を施行いたしました。条例では、子どもを虐待から守るための基本理念と、行政や市民などの役割を定めるほか、毎年5月と11月を「児童虐待防止推進月間」としております。

 特に、5月は、名古屋市独自の「児童虐待防止推進月間」でございます。

 期間中は、5月5日日曜日に「とだがわ こどもひろば」で児童虐待防止キャンペーンとしてクイズの実施や啓発グッズを配付するほか、小中学生と保護者向けの広報・啓発などの取組を行ってまいります。

 啓発グッズをお示しくださいということでございますが。こういうのとか、こういうのですか。これは何ですか、これは。

(当局)

 ハンドタオル。

(市長)

 ハンドタオル。英語だな、それは。手拭いのことか。違うか。

(当局)

 ミニタオル。

(市長)

 ミニタオル。それも英語だけど。まあ、ええけど。かわええもん。それから、バッジとこれちょっと違うけどな。何だな、これ。

(当局)

 マグネットクリップ。

(市長)

 マグネットクリップ。それも英語ですけど。どういうもんだ、これ。何か挟むやつかね。磁力で。リニア、リニア新幹線とか関係あるか。

(当局)

 簡単な紙とかチラシとか、そういったものを挟んでいただけるようにという。あと、しおりとしても使えるかなと。本のしおりとしても使えるかなということで用意させていただいております。

(市長)

 昔からの銀色のゼムクリップという、ああいうようなもんかね。紙を何枚か。

(当局)

 もう少しぱちっと開いて、ぱちっと閉じるという、磁力を使ってやっておりますので、気軽に使っていただけるものかなと思っております。

(市長)

 磁力。なるほど。リニア新幹線。関係あるかにゃあか、知りませんがと。ということでございます。

 子育て中のご家庭におかれましては、困り事やストレスをためてしまうことがあれば、一人で悩まず、お近くの区役所や児童相談所などにお気軽にご相談ください。

 昨年の2月からは、「親子のための相談LINE」を開始していますので、24時間、365日、LINEによる相談もできます。

 また、身近な場所で心配なご家庭を見かけた方は、児童相談所虐待対応ダイアル「189(いちはやく)」にご連絡くださいということで。

 モニターに資料掲出ありですが。

 これが、ほんだでね、僕は大変に重要視しておりまして。書いてあるところによりますと、名古屋市の児童虐待の状況ですが、児童相談所が虐待として対応した件数は、令和2年度から3年連続で減少したところでございますが、児童虐待は子どもに対する重大な権利侵害であり、将来に大きな影響を及ぼすことがありますということで。

 これ、全国のはこれ赤ですねこれ。名古屋、これ青ですから、明らかに違うよな、これ。これは、どえりゃあ重要なことで、まっと何でアピールせんのやと言っとるんですわ。このことを。ええことですよ、なしになるのが一番ええけど、これ。なかなかすぐなしにはならんですけど。

 ここの令和、これは何だ。3年、4年のこの減り方。この減り方は日本一大きいらしいです。減り方は。それと、今言っとったけど、減りかけたら、元年、2年、3年、4年か。元年からずっと全部減っとるのは、どうも名古屋だけだと。政令市で、という状況らしいですわ、これ。らしいんだろ。

(当局)

 はい。確かに政令市の比較ですけれども、3年連続で減っているのは名古屋市だけということになります。

(市長)

 はい。これは、いろんな政治のパフォーマンスというか、数字とりとかありますけど。ものすごい善政を表しとんじゃないっすか、これ。こういうやつ。悪口を政治の自民党の大裏金のああいう悪口を言うことが政治の評論というか、当たり前になっとりますけど。これは、しかしええんだにゃあか言うんだわ、これ。相当強く言っても。

 何でこうなったかと、問題は。ああ、ほんでまず、何で言わんのだ言ったら、またどういうことになって増えるか分からん言うけど。それは増えんほうがええに違いないけど、それはほかの都市だって同じようなことはあるんだけど。少なくとも、1年だけだとちょっと弱いけど、3年にもわたってこうやって減少が続いとると。日本一という、名古屋だけど、政令市でという現状ということで。

 何でなんだと、これは。ほな、一遍本当に名古屋市立大学にデータサイエンス部とか何かできましたんで、英語にすりゃええいう問題じゃにゃあで。こういうのを分析してくれるとこが、そういうデータサイエンス部じゃにゃあけ、これ。知らんか。関係にゃあか。

(当局)

 児童虐待の原因自体が、もともといろいろな要因があって。もちろん、経済的な問題もあれば、保護者の精神的な不安、また子ども自身の育てにくさみたいなのも、いろんな要因が重なって発生しているので。なかなか特定するというのは難しいかなというふうに思ってますけれども。

 私どもとしては、1つには、いろんな子育てに関する相談支援策、これまで充実させてきたところもあると思っておりますので、そういった様々な場面でご相談いただけるような先が増えてきたというところが、児童虐待という深刻な状態に至る前に支援につながっていただけるようになってきたという部分もあるのではないかなと思っているところでございます。

(市長)

 はい。名市大(名古屋市立大学)のデータサイエンス部でそういうことをやっているかどうかについての答弁はありませんでしたけど。まあ、そりゃあ、ええですけど。

 いろんな要素があるのは、そりゃ当然ですわ、それは。当然だけど、まあ、私どもからすれば、やっぱりお母ちゃん、働くお母ちゃんでなくてもお母ちゃんのストレスですね。経済的なストレスがものすごい大きいですから。まあ、名古屋がやってきた経済対策ですね。僕がよく言いますけど、減税で毎年100億(円)ですから、わし市長にならせてもらって17年(正しくは、15年)で1,700億(正しくは、令和4年度決算額までをみると1,400億円)ですか、これ。減税で。全体で。その代わり、私が4億円お金を受け取らずに皆さんに返したのが引き金になって、公務員が行革(行政改革)をやりまして1,500億円。ほれから、信長基金(ナゴヤ信長徳政プロジェクト)ということで、非常に借りやすくしたお金が8,500億(円)、これ。ほれから、もう1個は、今回の3割お得な商品券、あるいは金シャチマネーで、あれが800億(円)ぐらい。800億(円)だにゃあ、750億(円)だったかな、ぐらいになりまして、合わせて1兆円を超えとりましてですね、これ。名古屋の経済大国は。真水で。

 1兆(円)だでね、これ。言っときますけど。真水で名古屋市民の皆さんとこに届けられたというこったもんで。それによる、本当は失業率が緩和されとるとかですね、そのほかのものがにゃあかというんだけど。わしからすりゃあ、そういうこと。ほれから、地域での活動も結構名古屋の人たち、みんな固くやっとるもんだで。割と子どもさんの異常な泣き声が聞こえたようなときに早く通報して、それに地域社会やら、当局も含めてテイクケアできるかどうかと。そういうのも含めてこういう。

 まあ、ええとは言えませんけどね、数が。子どものは本当にゼロになることが当然の目標ですけど。だから、精いっぱいやらさせてもらっとるということは、わしゃあ、言えると思いますけどね。これは。

 いかんわな、誰も褒めてくれえせんでな、これ。どういうことですかね、世の中。酒飲まなやっとれんと。余り記者会見で言うこったにゃあですけどよ。75(歳)になら、自分の感情を何でも、これでも言いてゃあ放題は言わんようにしとるほうですけど。言ってかないかんなというこっでございます。

 んだで、経済的にやっぱりちょこっとでも豊かにするということは、児童虐待の防止だとか。戦争を起こさん道は何があるかというのは、これ、何千年の人類の歴史の中で一番大きいですけど。やっぱ、まあ経済的にちいとでも豊かにして失業をなくしていくというのは、やっぱ一番ええわけでしょう。戦争起こさんいうことには、相当熱を入れとるというか、実際にね。

 これ、普通の政治の話じゃにゃあっすから、これ。普通の政治の今、よう当然選挙のあれやっとりますからわしも行きますけど。こうします、ああしますいうのはようけいありますけど。今、これ言っとるのは実績ですからね、これ。ええ。全然違うんですよ、これ。実績ということでこうなっとるというこっでございますんで。

 ゼロを目標にして、あくまでね。ゼロを目標にして。ゼロって実際に言っとるのは、子どもさんを自殺ですけど、一人も死なせないいうのはゼロということですけど。こちら(児童相談所における児童虐待相談対応件数)も減ったと言っても何ですか、これ。名古屋市で3,000(件)、令和4年で3,000(件)か。3,000(件)だな、これ。まあ、大変なこっでございますんで、こういうことにもよう言っとりますけど。

 ぜひ消防の皆さんにもよ、あまり消防長言ってくれるな言ってますけど。まあ、皆さんの、例えば消防で言えば、皆さんのどえりゃあ努力によりまして消防団やら地域の人の。大体火災って3分の1ぐらいになっとんですわ。だで、あとは、こういう子どもの虐待というようなことについては、民生児童委員の方たちもみえるけど。消防の方だと制服着とるし、トレーニングされとりますんで、夜でもがらっと開けて入ってくということも若干でもお願いできせんかということを頼んではおりますけど。それは、しかし、国の分厚い縦割りがありまして、消防は消防、それからこういうことは大抵民生児童委員か、ストレートに言うと。

 だで、民生児童委員さんでもえらいこっですよ。女の人もええし、いろいろ大変悩ましいご家庭のうちに入ることにもなりますよね、これ。そういうことをやりながら、これもゼロを目指してやっていきてゃあということでございます。


なごや平和の日について

 それから、次には「なごや平和の日」ということで、ご報告をいたします。

 まあ、これもようようここまできましたですね、これ。本当に何年かかった、これ。本当に。杉山千佐子さんという空襲被害の全国の会長さんが名古屋にみえて、千種区に住んでみえたんですけどね。ほんで、中日新聞の岩崎さんという記者さんと一緒になって。割と目立つのは、この空襲の日もありますけど、空襲被害者への補償をちゃんとしてくれという話をずっとやってきましたけど。そっちのほうをまず言わないかんけど。

 まあ、しかし、これ、日本国大丈夫かい、これ。空襲被害者の補償なしと、これ。本当にね、信じられんですわ、これは。士農工商だもんな、やっぱり。軍人、軍属で、それも何年以上とありますけど。そういう人たちはしっかり補償もらえますけどね。そうでない空襲被害者の方、銃後の守りというやつかな、これ。名古屋でも3万人の方が第二次大戦で亡くなってますわ。2万人が軍人です。1万人はいわゆる空襲で亡くなった方で。亡くならずにというか、いろんな傷を負った人たちがやっぱり私たちもお見捨てになるのですかというのが、1つの標語でしたけど。やってこられまして。これは、浜松がちょっと前にありまして、名古屋も始めたと。

 これ、わりいけど、俺もいつ死ぬか分からんで言っとけど。民主党のあれで、わし、よう伏見のところにその事務所があるんだ。杉山さんとよう行きまして、政権とったら補償する言ってましたよ。本当に。これ。どうなったんですか。英語で言うとナッシングだ。いかんですよ、こういう嘘は、本当に。だけど、名古屋はちゃんと約束どおり守ってやってきてと。今、大分亡くなられて。あまり金額はやめとくか。相当なまあまあの金額をお届けさせていただいて。涙流して喜んどった言うて、岩崎さんがこの間僕に言ってましたけど。

 まあ、こういうことはよ、こういうことで保守だいうもんだで。俺、一遍官房長官に言いにいったったことがあるんですよ。ちゃんと空襲被害者とかそういうとこにきちっとやりなさいと、補償を、これ。何が自由主義社会だというのよ、これ、本当に。

 まあ、依然駄目でしょう、日本は。自民党全然駄目だと思いますよ。これ。まあ、ひでぇ残虐な国だと思いますよ、子どもの自殺もええけど。ねえ。本当に。いうことですが。

 岩崎さんが言っとったけど、これ、最後の遺言の3つあったら、1つはその空襲被害者の補償、ほれから、この名古屋空襲の日ということで。大分時間かかりましたけど、ようやく議会も議決されてですね、始まることになったと。5月14日、これが名古屋空襲で名古屋のお城が焼け落ちた日が5月14日ですわね。だで、9時ぐらいに空襲が始まって、1時間、2時間燃え続けたと言われとりますけど。この日を「なごや平和の日」ということで、委員会(正しくは協議会)を作っていただきまして、委員会(正しくは協議会)の皆さんでご議論いただいて決まったと。

 今年5月14日火曜日当日には、岡谷鋼機名古屋公会堂にて「なごや平和祈念式典」を開催します。

 式典では、献花や黙とうに加え、平和継承企画として、学生有志が語る「なごや平和の日」制定までのあゆみの発表や、名古屋空襲体験者による平和メッセージ、市長と学生有志による平和合同宣言を行います。

 事前申込み不要で、先着500名様にお入りいただけますので、ぜひご参加ください。

 また、5月25日土曜日には、「なごやピースデー」としてバンテリンドームナゴヤで行われる中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの試合で、名古屋空襲に関するパネルの展示や来場者先着2万名の方に記念品のプレゼントなど、平和を願うイベントを行います。

 なお、「なごやピースデー」への参加には当日の観戦チケットが必要となりますので、ご注意ください。

 今後も、7月には平和に関するフォーラムを、12月には平和継承イベントの開催を予定しております。

 年間を通じて名古屋空襲をはじめとした戦争について学べる場を創出していきますので、そちらにもぜひご参加いただき、平和について考える機会にしていただければと思いますということでございまして。

 ようやくここまでやってまいりました。まあ、1つ大変残念だったのは、このときに名古屋空襲に参加したアメリカの兵隊さんがみえてですね。彼は爆弾を落とす役目じゃなかったけど、通信兵としてB29に乗って参加したと。ちゃんと記録が残っとりまして。名古屋空襲5月14日に参加した人がおみえになって、名古屋に行ってぜひ話してくれんか言って、わし、頼んだもんで総領事館に。いいよというこったけど、残念ながら亡くなられちゃったですわ。テキサス州のどこらに住まれとってね。ぜひそのときに見られた79年前かね、8年前か。上空から見た名古屋のまちと、ほれから、今78、9年後の今の名古屋と名古屋城も1つ見ていただきますとね、いろんなお話があったんでにゃあかということで。これから仲良うしようみゃあかというふうに必ずなっただろうと。これはリアリズムだからものすごい強いですね。とは思っとります。

 この日にまだ決まっとりませんけど、この間、東邦学園の、東邦学園と金城学院、ほれから何だったか。もう2つぐりゃあ、あったんだよな。当日、何だった。

(当局)

 今は多分東邦学園、まだ言えないんですけども、金城学院と2校にはお声をかけさせていただいていますので。特に東邦学園さんのところが前向きに検討いただいているという状況になっていますので。

 金城学院のほうは、これから声をかけさせていただきます。市長の発言もありましたので。

(市長)

 はいはい。もう2校あるんですよ。いわゆる学徒動員で亡くなった、あそこのナゴヤドームのところでね。20名が亡くなっとりますんで、それ、教職員も入れて20名ということでございます。金城学院さんのほうは、これもよう言っとりますけど、前の勉強会みたいな会では、3人女の子が手をつないだままそのまま死んどったと。亡くなっとったという現実もありますんで。そのご遺族というか、親戚の方とか、ほれからあそこのナゴヤドームの空襲のときに、現にあそこにいて、今ご存命の方もみえるらしいです。九十幾つになるということですけどね。その方にもぜひ、来てまって話をしてもらおうじゃねえかと思いますけどね。一般的な平和の日もありますけど、やっぱり慰霊というのもありますから、何と言ってもね。ということでございます。

 これはもうええかな。


紅麹を含む食品による健康被害について

 ほれから、次は、「紅麹を含む食品による健康被害」についてでございます。

 ここに資料がありますけど。4月21日日曜日までに、紅麹を含む食品に関する市民からのご相談等への対応件数は120件と。これですか。120件ありまして、そのうち健康被害が確認された方は、疑いも含め市内で29名を把握いたしました。そのうち、入院された方は5名ということでございます。

 健康被害が確認された29名の方の主な症状は、倦怠感、頻尿、ほれから尿の泡立ち、食欲不振、手足のむくみなどと伺っております。

 名古屋市では、関係自治体と連携し、回収命令対象の食品をこれ以上流通させないようにするため、引き続き回収状況の確認などを行ってまいります。

 回収命令の対象となっている食品は、直ちに食べることをやめていただきまして、ご心配な方はお住まいの区の保健センター食品衛生担当にご連絡ください。もし、体調に異変を感じる場合には、医療機関の受診をお願いいたしますということでございます。

 以上でございます。


質疑応答

子どもの転落防止のための補助錠の配付について

(記者)

 それでは、市政一般について、各社様お願いします。質問のある方は、挙手の上、マイクを受け取ってからご質問をお願いします。

(記者)

 最初にご紹介いただきました、子どもの転落防止の補助錠なんですけど。これ、1つ幾らぐらいですか。

(市長)

 これは幾らやった?

(当局)

 7万9,000個、一度に調達したという前提で、税込みで300円(正しくは200円)ちょっとということになるんですが。1個、2個市販で購入しようと思いますと、なかなかその値段では厳しいと思います。

(市長)

 一遍に買ったから300円(正しくは200円)と。1つずつ買うとそれはちょっと買えんかもしれん。

(記者)

 市販で、ホームセンターなんかで売ってるんですか。

(当局)

 はい。ホームセンターでも売っておりますが、いわゆる定価というものがなくてですね、お店によって違っていたりとか。あと、ネットでもサイトによって違っていたりということで、なかなか値段というのが流動的な商品ということになってございます。

(記者)

 市長もおっしゃったように、サッシが1つのご家庭というのはなかなか、だけというのはないと思うので。やはり、これ1つ送ることによってたくさん買ってもらったりとかということを促すような、そういう効果も期待しているという、そういう。

(市長)

 まあ、わしはそう思いますけどね。そのくりゃあは1つと。ご負担になりますけど子どもさんのためだでと。そういうことでしょう、結局。

(当局)

 はい。まずは1つ送付させていただきまして取り付けていただけたらと考えておりますが、当然中には2つ、3つ欲しいという方もいらっしゃるかと思います。そういった方に対しましては、今年度から住宅都市局のほかの部署のほうで住宅改修助成制度、これを創設いたしまして。助成ですのでただではないんですけれども、全額ただということではないんですが、その助成制度の中でこちらの補助錠も扱うような形で今調整しておりますので、そういった助成制度をご活用いただけたらと考えております。

(記者)

 それも、何か郵送で送られたときに紹介するような文書なんかも。

(当局)

 はい。郵送で補助錠をお送りしますが、その中にそういった助成制度の案内も同封させていただこうと考えております。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 まあ5つぐらいは普通ありそうやわね。5つぐらいはつけるとこが。

(当局)

 まあ5つぐらいはあるかと思うんですけれども。ただ、やはり生活のライフスタイルに応じて、出入りが激しいようなベランダのところにつけられるとなかなか面倒くさいと思われる方もご家庭によってはありますので。そういった場合は、どういった対応がいいかというのはまた別にあるかと思うんですが。いわゆる一戸建てということになりますと5つぐらいはあるかと思います。

(市長)

 5・5・25、500円、500円として2,500円か。5つだで。

(当局)

 はい。500円で5個だと2,500円になると思います。

(市長)

 まあ、ということで。別個の融資というか、2,500円ではちょっとあれだもんで。何かほかのことと一緒にやられるかどうか知りませんけど。まあ、そこらも皆さんがやりええように考えてゃあと思うけどね。


PTAから学校への寄附について

(記者)

 そのほか、いらっしゃいますでしょうか。

(記者)

 PTAの寄附についてなんですけど、PTAの寄附について。

(市長)

 はいはい。

(記者)

 考え方の基準が示されたガイドラインが今日から(名古屋市公式ウェブサイトに)アップされていますが、これによってどんな部分がこれまでと変わるのか、どういうふうに運用していきたいのかというところで、市長のお考えを伺いたいです。

(市長)

 まあ、相当な、例えて言うと卒業証書を入れる筒っぽですわね。あれ。あれはどうなんだと。まあ、あれは一応市の考え方としては、やっぱり学校のほうから支出すると。ああいう物は。という感じでいくということだわな、これ。確かそうだ。教育委員会、おれせんか。まあ、おらんでも。おらんかね。

 まあ、よほどそのどういうかね。今、時計はいれせんでな、スマホでええもんだで。昔の典型的なやつは、ハイテクと大きなのっぽの古時計と。玄関のとこに、ぼよーんとありましたわね。チックタックチックタック鳴るやつが。ああいうやつは寄附のシンボルだね、あれ。大きなのっぽの古時計と。おじいさんの時計と。100年休まずに続いていた。なあ。ああいうものはお気持ちでどうというんだけど。

 要するに必需品的なやつですね。卒業証書の筒っぽは、一般的にいやあ、必需品じゃないっすか。あれは持って帰るときに。だで、そういうのは学校のお金でやるようにすると。そういうことですわ。ほんでいいきゃ。それでええと思うけどな。教育おれへんけど。裏金が嫌で逃げてってたか。そういうわけだにゃあか。

(記者)

 これ、何か他都市のガイドラインとか、他都市の先行事例を参考にされているのか。

(市長)

 はい。それも調べました。あれ、どこだ。川崎(市)だったかな。川崎(市)だにゃあ。川崎(市)さんにも直接電話しまして、市長に。それはいろいろ先行事例でええとこはぜひまねして。だで、本当の良心的にねえ。仰げば尊し我が師の恩と。そうなるようなふうでねえといかんわな、そもそも。本当に気持ちで。

(記者)

 今回のガイドラインを見たところだと、結構そういうふうに学校側からの働きかけの部分とか、そういうところもきちんと明記されてましたけど。今後、どういうふうに運用していきたいかという部分では、いかがですか。

(市長)

 ほんだで、本当にありがてゃあなと心から思う場合のみにしてくださいということだわ。これ。仰げば尊し我が師の恩いうて。そんなところが裏金作っとったらいかんわな、本当に。

(記者)

 ありがとうございます。


なごや平和の日について

(記者)

 「なごや平和の日」いよいよ5月14日なんですけども。これ、条例案決まったときもそういうお話になったかもしれませんが、当然、日にちを決めるのにものすごい時間がかかった平和の日だったんですけれども。

 改めて、5月14日の空襲だけではなくて、熱田空襲とか大規模な空襲もこの太平洋戦争期間中は相次ぎました。それぞれ犠牲になった方とか、存命されていらっしゃる方、名古屋空襲、この日、私にとっての追悼の日っていうのはそれぞれ違う人たちがいると思うんですけれども。この市公会堂でやるこの式典ですね。市長、改めて5月14日に決めたということと、そのほかの空襲でもご家族とか犠牲になった方々に対して呼びかけというか、ありましたらお願いします。

(市長)

 これ、今言われましたように、議論は何日かありますんで。一番ようけい亡くなられたのは3月19日ですかね(正しくは6月9日)。これはうちのおふくろのおふくろも死んどりますけど。一番被害者の数が多かったのは3月19日だと思った。熱田空襲か。熱田空襲もあったけどな。

(当局)

 多分、一番亡くなられたのは6月9日の熱田空襲ですけれども、被害戸数でいくと多分市長が言われた3月19日とか変わってきます。いろいろあります。

(市長)

 ある中で、やっぱりセレモニーを1つ。ばらばらでええじゃないかいう説もあったんですけど、やっぱり1つやろうじゃないかと、みんなでですね。いうことになって、これ、委員の方が協議されてそうなったと。

 やっぱシンボルは名古屋のお城で。うちのおふくろも生きとるうちに言っとったけど、「お城が燃えたらしいと。こんで終わりだわ言うて。」と言ったと言ってますからね。まあ、一応どっか一日とするんだったら5月14日というのが、皆さんが受け入れやすい日でにゃあかと思いますね。まだ、焼けるのを見とった人って生きてますからね。これ。

 ほれから、結局、受験勉強があるでいかんのだと僕は思うけど。中学校やなんかでね。なら、こういう戦争がなぜ始まってったのかと、これ。300万人死んどるわけですわ。日本全国、名古屋で3万人です。2万人が軍人で、1万人がいわゆる空襲被害者の方ということについて、まあ、勉強しませんわね。はっきり言って。何でしないか言うたら、受験に出ないからです。これは。受験に出ないということですんで。これを機会に一つ、最近のウクライナとロシアのことやら、イスラエル、ハマスのことも含めて、人はなぜ殺し合うんだというとこら辺のところを一遍、ようみんなで考えてみると。

 僕らの時代いうのはベトナム戦争があったもんで、どっちかいうと日本はとんでもない侵略戦争をやったと。犯罪国家であるというような言い方が多かったですけど。これはどうしても。だけど、しばらくたつと、おかしいな、それはということになってくるんですけど。まあ、そういうのを学校なんかでも一遍よう考えてみるということと。

 やっぱりそのことがならずして死んでいった人たちに思いを寄せないかんね。だで、この間あれもそうですけど、トリエンナーレもそうですけどね。最高裁(最高裁判所)であんなとんでもねえ判決になりましたけど。まあ、しかし、あの中にありますお墓みたいなのがあって寄せ書きがあるんですけど、軍人の。イディオット・ジャポニカと。間抜けな日本人と。だから、軍人として命を失ってくというのは、祖国のために命を捨てるいうのは、まあ相当高度な道徳的行為であるということは間違いにゃあですね、実は。右翼じゃないですよ、しかし。それは世界の常識ですよ、そんなこと。だで、そんなことをみんなで一遍よう考えてみると。

 満州事変の頃からでもいいですけど。何でアメリカと戦争やっちゃったというところですね。受験には出ませんけどね。考えてみないかんのでにゃあかということを僕は期待してますけど。

(記者)

 この平和の日をきっかけに、5月14日に決めましたけども、やはり今おっしゃったようにこれをきっかけに学習なり、ほかの空襲でも亡くなられた方たちを追悼するというシンボリックな。日は決めたけども、決してほかの空襲の人たちのことも軽く見ているわけではないということですね。

(市長)

 ええ。ありません。

(記者)

 そういうことですよね。

(市長)

 遡っていやあ、もっとずっと前からだもんで。


名古屋市長4期目の市政運営について

(記者)

 よろしくお願いします。27日で市長の4期目の任期が残り1年になるかと思うんですけれども。3年前の市長選で、市長は4期目を総仕上げをいうふうに位置づけられたかと思うのですが、4期目の市政運営の実績を2つ、3つあげていただいて、あと自己評価もお聞かせください。

(市長)

 まあ、何か1つと言えば、やっぱり何遍も言ってますけど、一人の子も死なせないということでしょう、これ。だから、若干、アメリカ型だというと。要するに、高校入試廃止ですわ、一言で言えば。子どもさんを苦しめちゃいかんと。それを実際的に、まあ確か何億(円)だったかな、キャリアで5億(円)だったか。

(当局)

 4億(円)ぐらい。

(市長)

 4億(円)ぐらい。あの人、問題のある教育委員会におりましたから。4億(円)、1日1時間ね。飲食、いわゆる料理関係に進むとか、公務員になるとか、ジャーナリストになるとか、ああいうのを1日1時間ずっとやってくんですわ。それをやって、子どもさんたちに生きる人生の選択肢をやっぱり大人は作ってってあげたいと。数学なんかできんだっていいじゃないですか、別に。できてもええですけど。そういう話ですわ。それが第一ですね。

 2つ、3つ言うて簡単に言われますけど。大体いろいろやっとる。減税は続けないかんし、もっと大きくしてもいいんだけど。名古屋の実績見とると。減税しますと税収は増えますんで、これ。実は10%減税をもう1回きちっとやれば、税収って増えますよ。だけど、これは厳しい戦いですね。その話ばっかすると中日が嫌がるもんでやめときますけどね。本当にね。そりゃ、士農工商と戦うということですわ。減税ってそういうことなんです。士にいった税金を商に返すということ。減税というのは。

 ほれから、まあ1個何だいって。やっぱりお城(名古屋城)ですか。ねえ、お城(名古屋城)を本物を皆さんで残して。これ、一遍、前、各報道編集局長かな、集まってもらって説明したことあるけどね、大分前に。もう何年になるか、5、6年になるんじゃないかな。要するに、ポイントはお城(名古屋城)ね。お城(名古屋城)天守のエレベーターをつけてええかどうかというお話ですけど。まあ、市民のお城(名古屋城)だいって全員上がれるようにするという価値観も1つあるでしょう、それは。

 それから、もう1つは、令和2年に文化庁が出した基準(正しくは、令和元年8月 史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループ 天守等の復元の在り方について(取りまとめ))ですけど、これ。それはそれだと。しかし、歴史的な史実になるべく近く造ったものについては、高い蓋然性を持って造った建物言ってますけど。これは別個の建物の価値が与えられるべきだと。そういうに文書に令和2年。これはちょっとうそ言うたらいかんけど、みんな知りませんよ、これ、皆さん。だから、そっちを選択するか、これ。価値判断の問題なんです、これは。そんなことええと燃えてまったら終わりだというのも確かに1つでしょう。

 しかし、文化庁が言っとるように、あった真上に造って、ほれから図面等が残っとって完全に。ほれから、材料も木で。もともとのやつは燃えちゃってますけど。でやってるというのは、別個の文化財として。直ちに文化財ではないがと書いてあります。ここ、今ちゃんと。しかし、一定の価値が与えられるべきだということで、それは文化庁の偉い人が僕に言いましたけど。ぜひ、それでやってもらって、200年たったらもう1回、国宝にしましょう言ってましたけど。僕は200年はおらんで、かんわ言って言いましたけど。そっちを選択するかと。私はそちらのほうを選択すると。名古屋の宝のほうをね。先人がやってきた努力というやつを。その選択が問題なんだけど。それはやっぱり皆さんにその論点を分かってもらうほうが重要ですね、これ。

(記者)

 4期目の市政運営の自己評価もお願いします。

(市長)

 自己評価は、130点ぐらいでしょう。

(記者)

 その理由をお願いします。

(市長)

 そりゃあ、まあこんだけ精いっぱい、やけくそだけどやっとるがね。これ。4億円も受け取らずに。本当に。まあ、こんなもんね言いますけどね、誘惑の手なんて幾らでもあったんです、世の中。こんなとれぇこと頑張っとらずに、もっと上手に楽に生きりゃええがないかな。某何々党に入ってちょうよと幾らでもありましたよ、言ってきますけど。断ってきたわけです、私は。裏金もありました。受け取ってくれと、ないしくれと。両方ですけど。それも断ってきたわけです、これ。

 まあ、疲れるな、こういうことやっとると。本当疲れます。それをカバーできるのが、いよいよただいま登場した日本保守党だけではないかと僕は本当に思いますけど。今までいろいろ言ってきたけど、全部駄目だと。議員の非家業化というテーマについてはね。

(記者)

 すみません。ちょっとお決まりのようであれなんですけども、5期目を目指すお考えはありますでしょうか。

(市長)

 まあ、なんまんだぶだわ、これは。一応、すみませんけど。いろいろありがたゃあことに私みたいな者にもいろんな。

(記者)

 今日はなんまんだぶですか。

(市長)

 南無阿弥陀仏か。南無阿弥陀仏。浄土宗はわりと南無阿弥陀仏とちゃんと言いますけど、浄土真宗はなんまんだぶと。

(記者)

 分かりました。じゃあ、すみません。最後にもう1点。今後、残りの任期で市政運営をどう取り組んでいくか、何に力を入れていくかの意気込みをお聞かせください。

(市長)

 本当は、今言いましたように、士農工商を打ち破ってくというのが自分の生きとるレーゾンデートル(存在価値)というやつだな、これ、結局。なかなかできませんからね、言ってきますけど。自分の給料を4億円も受け取らずに市民に戻すいうのは。それが市民に戻した1,400億になっとるんだけど。まあ、そういうのを貫いてくというところで。だんだん火葬場も近づいてきますんで、ええんじゃないっすか。

 ありがたいよ、ほんでもいろんなとこ応援に行きますとね、ようありがたいことに僕みたいな者でもよ、声かけてくれるよ。江戸でも。三河でも。

(記者)

 すみません。士農工商を打ち破っていくのがちょっと分かりにくいので、ほかの言葉で言い換えて。

(市長)

 分かりにきぃきゃ、これ。ほうかな。

(記者)

 士農工商じゃないですからね、事実として、士農工商ではないので、もう少し分かりやすく。

(市長)

 そりゃあ、あんた、皆さん優秀なマスコミの偉い様でおるでだ、それは。

(記者)

 市民に分かりやすいように。

(市長)

 市民に分かりやす言うと、税金を払うほうが苦労して。いわゆる商のほうね、実際は。ほんで、税金で食っとるほうが楽をしとると。これが士ですわ。それはひっくり返さないかんということです。分からんか。かえって分からんか。

(記者)

 市政の意気込みを聞かせて。

(市長)

 いやいや。そういうのがやってくだね、名古屋なんか。ちょうどこれ、独立国ぐらいの規模があるし、周りにいわゆるどえりゃあ大都会という。まあ、ええわ。


なごや平和の日に関連した市長発言について

(記者)

 すみません、市長、1点だけ確認させていただきたいんですが。先ほど「なごや平和の日」の関連のときに、「祖国のために命を捨てるのは、相当高度な道徳であることは間違いない」っていうご発言があったんですけれども。これ、もう少し具体的にどういう意味か教えていただけないですか。

(市長)

 まあ、やっぱり世界に、まだ世界連邦というのはないんですわ、世界中にね。まあ国際連盟を作ろうとしてやって、第二次世界大戦を起こして無茶苦茶になりましたけど。ほれから、第二次世界大戦後に国際連合というのも作りましたけど、現にウクライナの戦争はあるし、イスラエルの戦争もやまらんしということになると、やっぱり各々のそれぞれの国という存在自体がやっぱり皆さんの生存というかですね、を守っていかざるを得ないという状況ではあるんです、これ。これは。でしょう。

 だで、その国というものに対して、自分の命をささげてくというのは、大変なこれ、勇気のあることだし。みんなでサンキュー・ベリー・マッチといわな、やっぱりみんなの福祉も平和も何も保てんのじゃないですか。残念ながら。

(記者)

 つまり、これは流れとして先の大戦の流れの話で出たんですけれども。太平洋戦争で祖国のために命を捨てたことは相当高度な道徳であったという、そういう理解。つまり、戦争に行って死ぬことが相当高度な道徳であるということなんですかね。結構、捉えようによってはかなり。

(市長)

 太平洋戦争に限らんですよ。

(記者)

 限らずですけど。あと、学校で教えなきゃいけないみたいな話もあったんですけれども。市長のお考えとしては、例えば今の学校の中で祖国のために命を捨てるというのは相当高度な道徳だということを考えるべきだというようなお考えなんですか。

(市長)

 まあ、それはやっぱり一定考えないかんでしょう。国が守られるのは当たり前であると。自分たちの国の若者の血は流さんけど、アメリカ人の若者の血は流してもええと。そういう考え方はやっぱり物すごい不幸を導くんじゃないっすか、日本なら日本にとっても。

(記者)

 一応、日本国憲法上は戦争放棄をうたってるわけなんですけど、その辺りとの整合性というか。

(市長)

 日本国憲法は、あれはできたときにアメリカに占領されとったときにできた憲法ですからね。だから、これだけの名古屋港だったら貿易黒字で7兆9,000億もあるという話ですわね、去年1年間。世界で皆さんにもうけさせていただいて、そういうところの今とは、全然状況が違うということだと思いますけど。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 ほか、質問のある方いらっしゃいますでしょうか。各社様、よろしいでしょうか。

それでは、これで市長定例会見を終了します。


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