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令和6年3月4日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月5日

ページID:172815

報告事項

  • 愛岐処分場浸出水処理施設からの浸出水流出事故について
  • 教員団体からの金品の授受について
  • 農業センターのリニューアルオープンについて

会見動画

報告内容

愛岐処分場浸出水処理施設からの浸出水流出事故について

(市長)
 はい。それでは、3月4日というこっでございまして、定例会見を始めてゃあと思います。
 おはようございます。報告に先立ちまして、愛岐処分場浸出水処理施設からの浸出水流出事故について、申し上げます。
 一昨日の3月2日土曜日15時頃、廃棄物の埋立施設である愛岐処分場において、浸出水処理施設から未処理の浸出水が河川に流出をいたしました。
 当該処分場があります多治見市及び周辺の市町の皆様へおわび申し上げます。
 モニターに資料掲出ありと。事故状況ということでございまして。ここのところ(原水槽)からあふれて、このポンプは止まっとったんかな。止まったままになっとったとこに、こういったんかな。
(当局)
 そうですね。こっち(旧水処理施設)が停電がずっと、停電のままで。
(市長)
 停電になっとって、ここから入ってきたためにあふれて出たということでございます。申し訳ありません。
 愛岐処分場は、昭和57年の開設以来、本市で排出される焼却灰等の埋立てを行っている一般廃棄物最終処分場でございます。愛岐処分場では、令和6年4月からの稼働を目指し、老朽化した水処理施設の改築工事を行っておりまして、一連の工事をほぼ完了し、新処理施設の試運転を行っております。
 3月2日土曜日午前9時から、処分場内を全て停電して、新旧処理施設の電気系統の切り替え作業を行っておりました。作業終了後、新処理施設を復電させた際に、旧処理施設側の電源を復電させておらず稼働していない状況の中、浸出水をためておく調整池から旧処理施設に浸出水を送る仮設ポンプのみが稼働し送水を始めました。
 先ほど言いましたように、ここ(旧水処理施設)を止めたままにしといてこっち(仮設送水ポンプ)から送ってきたということでございます。
 そのため、浸出水が旧処理施設の水槽の貯留量を超え、沢を経由して庄内川の上流部である土岐川へ約60立方メートル流出いたしました。
 事故原因は、作業手順の認識不足により、送水ポンプの電源を切断していなかったことから、復電した際に送水ポンプが稼働してしまった。送水ポンプいうのは、こっち(浸出水調整池)側だな。こっち(浸出水調整池)側が稼働してしまったけど、肝心のところ(旧水処理施設)がストップになったままであふれてしまったと。
 直接(直後)の対応としまして、浸出水の流出確認後、直ちに送水ポンプを停止させて、関係機関に事実関係の報告を行いました。今後、関係者で作業手順を再度確認し、再発防止に努めてまいります。
 また、庄内川の水を採水し、水質調査を実施しているところでございます。
 地元の皆様や関係の皆様をはじめ、多くの方にご不安の思いやご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
 ということで、これ、処分場を造る際は煙の問題もありますけど、水の問題というのがどこでも基本的なことでございまして。下に防水シートをちゃんと入れたりしていろいろやるもんで、ちゃんと処理した水しかいかんというのは絶対的な住民の皆さんのオーケーをとるための条件でございますが。こういうとんでもないことも起こりまして、誠に申し訳にゃあということでございます。
 報道によりまして、多治見の市長さんからも大変お叱りをいただいておりますんで、当局も謝罪は当たり前ですけど、真相解明をしっかりしてくると。再発防止に努めるということは当たり前のことでございますので、しっかりやりたいと思っとります。誠に申し訳ございませんでした。

教員団体からの金品の授受等について

(市長)
 続きまして、教員団体からの金品の授受に関して、先日、指導室関係でさらなる報道が出ました。市民の皆様には、さらなる不信を招いてしまい、大変申し訳ございません。
 私としては、調査検証チームに徹底的に調べてもらいたいと考えておりますと。淡々と書いたりますけど、私としては、調査検証チームに徹底的に調べていただくというのはもとより、自分自身も何遍も言っとりますけど、市長は教育におきましても学校教育法6条(正しくは5条)の管理権というのもありますし、ほれから、予算調製権は市長が持っとりますんで、当然、予算をつくる上に置いては徹底的に自ら調べないかん義務もありますんで。
 何か皆さん、本当にいろんなとこで話しますけど、まあ、驚いてござるわね、これ。本当に。校長先生だでね、言っときますけど。人間には身分はありませんので、憲法14条に従って全員平等でございますので校長だからということはあんまり言うのもあれですけども。僕らの世代も仰げば尊し我が師の恩ということでね。歌はあんまり歌わなんだけど、あったぐりゃあでございまして。教職というのは、一つ身分の高い、江戸時代で言やあ、士農工商の士の中でも最たるもんだと。それが明治(時代)にきまして師範学校ですか。いうところでございまして。
 何の金をそんな集めないかんかと、これは。何に使うつもりだったと。部下にリポビタンDとかですね、名古屋で言やあ、キューピーコーワゴールドですけど。そういうものというのも、ちょっと考えられんですね、これは。しかし。200万(円)、300万(円)ということになってきますと。だで、何ぞこれは何を使う予定だったいうことと、予定だった以上に過去ずっと使っとりますんで。これはヒアリングの中で徹底的に明らかにせなかんです。領収書つきで。領収書がなかったものはなかったと。そこのとこに何か接待したんだったら、誰がおったと。そこまで徹底的にせないかんと思っとります。
 まあ、政治関係の議員さんの話も聞きますし、はっきり言いまして。思っとります。
 同じことを国の何とか審いう。何やった、あれ。りんせいしん、政倫審か。あれもたりいな。たりいこと分かっとるけど、もし、わしがおったらね、自民党の議員さんにね、あなた、事務局長とか事務総長やで、あなたの関係のある地方議員または仲間にどんだけ金配ったのと。領収書要らん金を。ほんで、もしくは、どんだけ金よこせと。そう言わんとあんたの公認の判を押さんぞと、どんだけ言われましたかということだけを何遍も聞きますけどね。いや、言われとります。本当ですか、それ言って。もしばれたら、議員辞職せないかんですよ言って。という話ですわ。
 ですから、ここらは、調査チームも大変しっかりやっていただけると思いますし。私もそれに丸投げという格好じゃなくて、調査義務がありますし。よほど市民の皆さんも、ええ加減にしてちょうと。
 僕はこの間言いましたけど、むちゃくちゃ怒っとるのはね、これ、本当に。一人の子も死なせない名古屋ってやっとるじゃないですか。だけど、あんまり数字で言うのは僕も面白ろにゃあけど、去年で10人の中学生、ほとんどですけど自ら命を失ったという状況で。未遂もありますけどね。だけど、やっぱあ子どもを一人も死なせない名古屋ということで、そういうことに熱心な人。今、名古屋でやっとる常勤スクールカウンセラーも一つですけど。それは一つですわ。まだいろいろ、こんなやります、アメリカでいやあ、キャリアラボとか、キャリアパスウェイとか。どういう人生には選択肢があって、今たまたま成績がようにゃあけど、そんな学校の成績みてゃあ、どうでもええよとは申しませんが。そん中の一つの、またそのかけらだと。だから、人生、どういう選択肢があるかということをちゃんと学校時代にみんなに分かってもらうと、子どもさんに。親にも分かってもらう。親が大事ですね。親にも分かってもらう。そういうことをやりてゃあわけですよ。
 そのときに、やっぱり校長がどういうふうかというと、どえりゃあ大きいわけですよ。当たり前ですけど。400人おりますから。その校長さんがそういうことをやってこうというね、少なくともアメリカ、この間アメリカの関係の方に聞いたら、アメリカとカナダしかまだにゃあと言って、そこそこの関係の人は言ってましたけど。そういうことを自ら行ってですね、ロサンゼルスへも。
 まあ、持って他山の石とするじゃないけども、それを調べる、そういう意欲のある人に校長さんになってもらいてゃあわけですわ、これ。当たり前ですけど。それが、こんなことで。まあ、何ですか、こんなことで校長が決められてくということになると、まあ、これ、義務教育止めたほうがええんじゃないの、これ。これ、義務教育の放棄だと思います。すなわち。学校の教師の方々もほとんどは違うと思いますよ。それは、自分らも理想を持ってねえ。まあ、自分の好きなことをやってく子どもたちを育ててこうと、今後の日本のためにと思って入ったところが、みんな上いくのは一定の金持ってかな、なれえせんと、校長、教頭、教務主任にね。ほんなら、わやじゃ。そりゃ、義務教育だいうことになっとるとに、大変なこれ、本当にわし、犯罪性あれへんでねえかと思いますよ、これ。あるのではないかと。そう思うのが当たり前でしょう。
 ということで、怒っとるんですわ。
 まあ、大抵、アメリカだと教育委員となりますけど、あれ、選挙してますから、アメリカの教育委員は。ものすごい強いし、PTAでもスクールカウンセラー、アメリカから来た人が言っとったけど、そんなんPTAの役員になる人がならん(いない)なんてないよ言ってましたわ。ものすごい強いわけです。
 そもそもおっかさんいうか、親が受験勉強がありませんので、アメリカでは。みんなインディペンデントで強いんですよ、自分の意見を言いますから。んなこと言っとったね。
 まあ、そういうことでございますので、徹底的にやりてゃあということでございます。やりてゃあじゃない、調査をしたいと。したいじゃない、します。ということでございます。

農業センターdelaふぁーむのリニューアルオープンについて

(市長)
 ほれから、本日は報告事項ですが、農業センターdelaふぁーむのリニューアルオープンについて、ご報告いたします。
 モニターに資料掲出ありということでございまして。
 今は、こっからこれ、こっからやってきまして左側の奥のほうですね。ヤギがおったんでにゃあかと思いますけど。ヤギはおらんかったか分からんけど、乳牛はおったようでございますが。温室なんかがあるとこだろ、これ。確か。いうこっでございまして。
 ここは、昭和40年に開設されました野菜と家畜をテーマにした農業公園として市民に愛され親しまれている施設でございます。民間事業者のノウハウを生かし、さらなる魅力向上を図るため、民間活力導入によるリニューアル整備を進めてきました。
 令和5年10月6日に産直市場やバーベキュー広場、ウッドテラスなど一部エリアを開園したところでございますが、このたび、畜産エリアの整備が完了することから、3月23日にリニューアルオープンいたします。
 こっち側ね。入っていって左側になるここです。畜産エリアがオープンすると。リニューアルオープンでございます。
 オープニングセレモニーには私も出席しましてお披露目をさせていただきます。
 モニターに資料掲出あり。施設イメージということでございます。
 全面改装された成牛舎では、動物福祉に配慮した牛舎で過ごす乳牛と、牛舎で過ごした牛乳(正しくは乳牛)による乳牛(正しくは牛乳)ですね。と最新鋭の搾乳ロボットなど、新しい畜産の風景をご覧いただけます。
 また、子どもたちと一緒にゆったりくつろげるレストハウスやカフェ、ふれあい動物園などを整備いたしました。市民の皆様により身近に農業と畜産に触れ合っていただけるよう、魅力ある施設を新たに整備しましたので、ぜひ来てちょうでゃあというこっでございますが。
 来てちょうでゃあはええけど、さっきあったいっぴゃあ(一杯)飲めるのかいって当局に聞きましたら、分かっとらんでいかんわ、どうだかなとか言って。まあ、東山(動植物園)はビールだけだ、ヒャアボール(ハイボール)は。何か言いたそうだ。
(当局)
 緑政土木局の都市農業課ですけれども。
(市長)
 まあちょっと、もう一回、ちゃんと。
(当局)
 イベントにキッチンカーとかが来るんですけれども、そこでお酒類をお楽しみいただけるかと思います。常設の部分は、まだ今調整中です。
(市長)
 なるほど。ちょっと話が違っとったな。どうも秘書室(正しくは市長室)打ち合わせの段階では、どうも飲めんらしいと。だけど、持ち込むのはええよと。
(当局)
 売ってないんじゃないかと。
(市長)
 売ってないんじゃないかと。
(当局)
 今の段階では、常設していくかどうかは今調整中と。
(市長)
 まあ、結局こんなもんですから。公務員がやっとるとよ、別に、そんなことどっちでもええんですわ。倒産せえへんもんだで。民間が経営しとってみやあ、絶対すぐ答えるぞ、これは。
 取り締まっとるのが役人、だけだがね。ほうでしょう。役人上におるもんで、指定管理者とか何か言って。全部、生殺与奪の権は役人が持っとるもんだで。なあ。
 んだで、訳が分からんいう状況でございましたと。だから、会見で言いますわと。大人からすりゃあね、一応。東山(動植物園)は、あれ、最近ハイボールが飲めるようになったぞ、ヒャアボール(ハイボール)。初めビール、いかん言っとったろ。
(当局)
 今、ビールはお召し上がりいただけると思うんですけど、ハイボールはちょっとあるかどうか。
(市長)
 まだ、ほんなもんだがね。要は。ヒャアボール(ハイボール)はだめだって俺、聞いたことありますよ。ほうすっとビールとヒャアボール(ハイボール)の違いはどうなんだということになりましてね、これ。まあ、これが役人、公務員の世界ですから。どういうもんですか、これが。ここにようけおりますけど、こっち側にね。
 まあ、そんだけ、どう言うかな。やっぱりお客さんにどんだけ楽しんでまうかという視点は全然違うわね、だから。完全民間だったらやっぱり倒産しますからね、これ。本当に、お客が来んようになると。
 というこっでございますんで、一応、結論のほうを言いますと、当局は、東山動植物園でビールは飲めますけどヒャーボール(ハイボール)については知らんという極めてつれない返事をされたと。ほれから、ここの農業delaふぁーむにおきましては、キッチンカーが用意しとるときはそれを飲んでちょうと。だけど、常設ではありまへんというこっでございますね。
 まあ、しかし、わしはその辺はよ、ほんなら東山(動植物園)でビール、始めわしが市長になるとき駄目だったけど、まあ出すようにしましたから、ビールは。あれで何か事故が起こりましたか、あれで。
(当局)
 起きてないです。
(市長)
 起きてないでしょう。ということですわ。
(当局)
 調整中ですので。
(市長)
 まあちょっとちゃんとしゃべらしたり、せっかくだで。しゃべりたそうだで。
(当局)
 農業センターも調整中ですので、いずれはお楽しみいただけるんじゃないかというふうに思っております。
(市長)
 はい。まあ、そう言っとりますので、近日中に。ヒャーボール(ハイボール)も一緒にやりゃあ、ほんだで。ヒャーボール(ハイボール)も。いうことで、来てもらう人が喜んでもらえるようにね。確かに車でようけ来ますんで、屁理屈つければね、飲酒運転の誘発になるじゃないかということになるけども。そうでにゃあ、やっぱりそんなこと言ったら、世の中いくらでもあるんでですね。ほら、まあ、おかあちゃんが運転して来るときもあるし、おとっつあんが来るときもあるけど、やっぱ子どもがこうやって遊んどるときに自分は自分でね、いっぴゃあ(一杯)飲んでちょっと幸せな気持ちになろうかと。農業の片鱗に触れてというのは、わしはええと思いますよ、これは。
 それと、教育的効果言いますけど、子どもにとってすりゃね、そんな純粋的な全く無味乾燥じゃにゃあけど、そういう社会の姿を見るんじゃなくて。大人は大人で、ああ、こうやってお酒ってここで飲むんだなっていうことを分かったほうが、そのほうがその子の人生にとってもわしはええと思いますけど。ということでございますが。
 というこっでございまして、ぜひ、またわしも行きてゃあと思っとりますけど。なかなかええとこですよ、これは、本当に。行かれますと。都市農業というのも非常に重要なポイントですからね。それと、子どもさんも人生の中でまあまあいろんな学校の入学試験なんてろくでもにゃあ入学試験をはよ廃止せないかんけど。まあ、農業なんかで生き物に触れてくということというのは、非常に人生の生き方の上の一つの大きな選択になると。これはまあ、言われとりますわね。
 だから、キャリアの、キャリアラボには何でか農業なかったけど。キャリアハイウェイ、パスウェイだな。キャリアパスウェイの高校のほうには農業がやっぱり入っとりました。これは。人生、農業で生きてこうかという選択もみんなで応援できるように、まあ、名古屋市としてやっていきてゃあと思います。
 ということでございまして、ありがとうございます。

質疑応答

教員団体からの金品授受等の問題について

(記者)
 ありがとうございます。幹事社から質問をお願いいたします。
 さっきの話とかぶってしまうところはあると思うんですけれども。先日、第2回目の市教委(名古屋市教育委員会)の金品授受の検証チームが開かれたと思うんですけれども。その中で、年度末までにまずやることとしては、新しい年度の人事への影響はどうなのかということをやっていくと決められたと思うんですけれども。そうした第2回目の(検証チーム会議の)受け止めについて、市長のお考えをお願いいたします。
(市長)
 座長さんも3月中に一定の報告を必ずすると言っとられますので、これ、出てくると思います。
 問題は、人事のほうはね、どうするかだわね、これ。名前も正直言ってある。なかなか実名でマスコミが書いとるというとこまでは、いってませんけど、大体ほとんど分かっとるという状況の中で、僕はとにかくどこまでこの疑惑が深まって、本当に贈収賄罪または懲戒処分のほうまでいくのかということが分からんから、取りあえず保留にしてたらどうと。分からん分はということでしたけど。
 そりゃ、そういう部分もあるけど。ある程度関与しとるところは、とりあえずその立場から離れてまうと。市民の皆さんの不安を払拭するためにもね。そういう説もありまして。それはそれでいいんじゃないのと。ちょっと細かいところは分からんもんで、その辺のところは。というふうに僕は申し上げております。
(記者)
 ありがとうございます。なので、3月末までにはそういう人事の話を中心にという話ですけれども。懲戒であるとか、そういったほかのところまでどこまで市長としては求めていきたいのかなというふうに思っているのでしょうかね。
(市長)
 まあ、一応幹部のところでしょう。ですから、今の何ですか、教職員課、それから今度問題になっとる指導室。そのいわゆる管理しとる人たちのところについては、明らかにちょっと外れてまったほうがええと思われる人はちょっと外れてもらって、そのほかはとりあえず疑わしきは被告人の利益というのは一応の原則でございます。In dubio pro reoと言うんですけどね、これ。普通の原則ですので、そういう対応をするということになると思いますけど。そのほかで、また特別の事情がある方は別ですけど、これ。はい。
(記者)
 ありがとうございます。それでは、市政一般について、各社さん、お願いいたします。質問のある方は、挙手の上、マイクを受け取ってから質問をお願いいたします。
(市長)
 ああ、大毎日新聞も論説に書いていただきまして。なかなかしっかり答えを。これ、いかんですよ、本当にこれは。はい。
(記者)
 お願いします。市長にというよりは、ごめんなさい、当局の方がいらっしゃるのが見えたので伺えたらと思うんですけれども。最初に触れられた指導室のほう。
(市長)
 何のほう。
(記者)
 指導室の一部報道に関しては、事実関係としては今どこまで確認されているかということを改めて伺えたらと思います。よろしくお願いいたします。
(市長)
 はい。ほじゃあ、お願いします。名乗ってな。
 あんたは、ほんだで教員であるのか、ないのか。どっちだね。
(当局)
 教員ではなく、行政職の職員です。
(市長)
 はい。行政職ですわ。事務ね。
(当局)
 事実、報道3月の2日ですかね。報道があったことについては、おおむね事実だと確認しております。
(記者)
 ごめんなさい。分かっている範囲で具体的に説明してもらっていいですか。
(市長)
 まず、ちょっと俺から聞きてゃあのは、報道に出て当局は分かったのか。分かっとって、その後に報道に出たのか。どっちですか。
(当局)
 具体的には、前回2月23日にも報道があったかと思うんですが、その報道後に私ども、調査検証チームで報告する必要があったものですから、報告するために事務局内部で事実確認、関係者からの聞き取り等を行いました。
 そうした中で、今回の報道にあったような事実については、先日2月29日の調査検証チームに情報として報告した内容とほぼ同一だったんですが。そういったことは聞き取りでやっておったんですが、今回3月2日に報道された後、改めて我々総務部のほうでも現認をしたという状況でございます。
(記者)
 そしたら、ごめんなさい。私からの質問に戻っていただけたらと思うんですけれども。その2月29日のチームに報告した内容とほぼ同一だったということですけれども、そのチームに報告した内容は差し支えのない範囲で構わないんですけど、いただけますでしょうか。
(市長)
 マスクしとるでかどうか、聞きにくいね、言葉が。
(記者)
 花粉症ひどくて、ごめんなさい。
(市長)
 いやいや。
(当局)
 報告した内容といたしましては、実際に教員団体から現金や商品券が指導室に対して提供されていたということが判明しましたということと。
 あと、実際これまで指導室に金品を提供した団体名とか数、また金額とか、あといつ頃から行われていたかといったことは、今まだ確認ができていませんということと。
 今年度、令和5年度につきましては、愛知教育大学の同窓会など少なくとも10以上の団体から90万円以上の金品の提供が確認されていたと。
 また、前年度からの繰り越し分が約200万円と、合わせて約300万円の現金が保管されていたということです。
 その使途について金銭を管理していた職員から確認したところ、指導室の勤務が深夜に及ぶときのタクシー代ですとか、あと深夜に及ぶ際のおにぎりとか、お菓子とか、そういった食べ物の代金に使っていたというふうに。また、私的な友好費等へは使用していないというふうに聞いています。
 また、一部の団体では、教職員課のほか指導室に対しても推薦名簿が提出されていたのではないかということも報告しています。以上でございます。
(市長)
 報告していますって、誰が誰に報告しとる。
(当局)
 調査検証チームに。
(市長)
 に、あんたたちが調査検証チームに推薦名簿も、指導室までにも提出されていたのではないかと報告していると。そういうこと。
(当局)
 はい。そうです。
(記者)
 ありがとうございます。そうしたら、ここから市長に伺いたいんですけれども。今の指導室の話でもありましたし、教職員課の話でもあったんですけれども、現金の使途として深夜のタクシー代の利用、終電がなくなってしまった後に帰る場合のタクシー代の利用ということが結構何度か報道でも取り上げられていますし、既に確認されている部分もあると思うんですけれども。
 深夜の帰宅するに当たって、それで集めた金を使わないといけない構造というのは、それについては市長はどう考えられますでしょうか。
(市長)
 今の、後で言いますけど。1つ、ちょっともう一回確認したいんだけど。教職員課に金が結局は300万だけど、いっとったというのは、先ほど言った話がちょっと途中で違うんだ。初めは、マスコミに出てからあなたたちが確認したらそうだったと。なのか、そもそも知っとったと、それは。わしも何かから聞いたけどな。そりゃ、あんたらが知っとったことがマスコミに出たのか。どっちが正しいですか。
(当局)
 具体的な金額などは、実際、報道がされてから聞き取ったんですが。指導室にも金品が団体から出ているんじゃないかということは、報道される前から情報としては入っていましたが、実際、出ている団体の聞き取りとかそういったこと、職員からの聞き取りとか、そういったことができていなかったものですから、それは本当に推察の段階でございました。
(市長)
 はい。なるほど。20年ぐらい前からやっとるわけかね、結局。
(当局)
 そこも今後。現時点では分かっておりません。
(市長)
 分からんと。分からんと。
(記者)
 市長、すみません。
(市長)
 今の話。
(記者)
 記者会見なので。はい。
(市長)
 タクシー代。タクシー代については、まあ、そんな本当に必要なお金だったらタクシー代、出ますからね、役人でも。これ。私は、タクシー代を使ったことはほとんどないですけど。公金の。東京から帰ってきて、何でか知らんけど公用車が。私用の場合は使いませんけど、絶対自分の金で帰りますけど。
 だから、普通の一般職の職員の皆さんもタクシー代、出ますよ、税金で。だから、教員も何もこんなことやらんでもですね、堂々と申請してくれれば、これは予算の中に入れますよ、そりゃ。これ。じゃない、必要な経費として。
 給料そのものは、教員には残業代は出んようになっとると。その代わり、教員の給料そのものが上げられたというのが過去の歴史だけど。タクシー代でどうしても本当にタクシーでしか帰れんと。公務をやっとってですよ。その場合は、そのぐりゃあの金はありますよ、名古屋市。いくら何でも。これは。と思いますけどね。
 ほんだで、タクシー代をそういう変な金で払う必然性は全くないと、これは。何か余分なことを考えとんじゃにゃあかと思わざるを得んですね、これ。本当に。
 だから、タクシーに乗った人でチケットがそこには判が押してあって、どこのタクシーチェーンか分かっとるようになっとるとも聞きましたんで。これも全部調査チームで明らかにして、タクシーに乗った人、全部明らかにせないかんです、これ。はい。と思いますけど。
(記者)
 分かりました。ごめんなさい。市長に聞く話じゃないのかもしれないですけれども、そのタクシー代として勤務を使っていて、終電が終わってしまった後の部分はもう100%出るということなんですね。
(市長)
 僕が聞いたのは、そのタクシーにある乗った人がおって、そこにはどこのタクシーだいって分かるようになっとったと聞きましたから、分かると思いますよ。きちっと調べれば。
(記者)
 分かりました。ありがとうございます。
(記者)
 そのほか、ございませんでしょうか。

愛岐処分場の浸出水の流出事故について

(記者)
 愛岐処分場のことなんですが、多治見の市長さん、お怒りといいますか、これに対して改めて河村市長の対応と、それから、今回一番の原因になったのはどういったところかということを踏まえた今後の対応というものを改めて聞きたいと思いますけれども。
(市長)
 多治見の市長さんには、まだ連絡しとりませんけど。まず、当局が謝罪するということを言っとりますので、それはそれですけど。私も改めて、おわびに行きてゃあと思っとります、これは。
 だで、どうしてこういうことが起きたのかということですけど、まだ今のとこでは聞いとるとこではちょっと分からんけど。40分ぐらいのことで、いつも監視するようになっとったのかどうかということですわね。だけど、業者さんがやっとったということですけど。それは免責理由になりませんので、役人は。だで、まあちょっと調べが進まないかんということだと思いますけど。
 先ほど言いましたように、この水の浸透水、ごみの処分場の水については、燃やした場合の、ようありましたダイオキシンだとか昔で言えば。ああいうのと同じにものすごい気つけとるとこですから、これは。だで、ちょっとそう簡単な問題ではにゃあと思いますけど、わし。やっぱりどっかで管理があみゃあのかなと思いますけどね。
(記者)
 分かりました。ありがとうございます。
(当局)
 このたびは、大変愛岐処分場の浸出水の流出事故ということで、多治見市を初め地元の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしまして大変申し訳ございませんでした。
 ただいまのご質問でございますけれども、当日、停電をして工事をするということでいくつかの業者さんが複数、錯綜して工事をしているという状況の中で起こった事故でございます。
 原因としましては、停電、それから復帰をさせる際の手順が、予見可能性も含めてしっかりとなされていなかったというところで。これから、詳細につきましては、複数の業者さんが入っていると申し上げましたので、ここの中でしっかりと聞き取りのほうをしていきつつ、しっかりとした原因調査を進めてまいりますが、作業手順、こちらのほうをしっかりとまずは作業開始前に定める。予見可能性を含めてリスクを見ながら定めるということは当然重要かと思います。基本的なこととは存じますけれども、まずその点をしっかり今後行っていく。そういったことで再発防止に努めていきたいというふうに思っております。
(記者)
 その他よろしいでしょうか。
(市長)
 ええですか。
(記者)
 それでは、こちらで定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

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