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令和6年2月26日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年3月14日

ページID:172590

報告事項

  • 名古屋市防災アプリのリニューアルについて
  • 令和6年能登半島地震にかかる本市の支援状況について

会見動画

報告内容

名古屋市防災アプリのリニューアルについて

(市長)

 それでは、2月26日、二・二六事件の日ですよ、これ。でございますが。まあ、こんにちはと。How are youということでございます。定例記者会見を始めてゃあと思います。

 本日は、まず「名古屋市防災アプリのリニューアル」について、ご報告いたします。

 モニターに資料掲出ありということで、チラシと。

 元日に発生しました令和6年能登半島地震のように大規模な災害が発生した際、自らの命を守り、地域で助け合うためには、市民一人一人が防災・減災の意識を持ち、日頃から備えていただくことが何より大切です。

 ということで、名古屋市でも、今後南海トラフ地震の発生が危惧されておりますので、本市では、災害への備えに役立つツールとして、平成25年(正しくは平成25年度)に作成しました「名古屋市防災アプリ」を今回、より使いやすくリニューアルいたしました。

 このアプリでは、避難情報などの緊急の防災情報がプッシュ通知で配信されます。プッシュ通知って何じゃ、これ。わしから聞いとってかんけど。いやいや、あんまり使わん言葉や、プッシュ通知。

(当局)

 そして、プッシュ通知というのは、そうですね、こちらが待っていても情報が送られてくるという意味でございます。なので、アプリをダウンロードしていれば、災害の情報が送られてくると。自動的になっていって。

(市長)

 ああ、向こうからね。

(当局)

 はい。向こうから送られてくる。

(市長)

 プッシュ型支援とか。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 そういうやつなの。

(当局)

 はい。そういう意味でございます。

(市長)

 デマンドと、要求しなくてもええということですか。

(当局)

 はい。そうです。

(市長)

 なかなか立派な、経済学のお詳しい方かどうか知りませんけど。分かりました。

 待っとるだけで向こうからプッシュ型でくるということですか。はい。

 また、震度や浸水深などの災害リスクが一目で分かる防災マップ機能や、楽しく防災を学習できる防災クイズ機能などもあります。

 さらには、自分や家族の避難行動計画である「マイ・タイムライン」を簡単に作成できる機能もありますので、ご自宅周辺にどんな危険があるか、どこに逃げるかを確認して、いつ・誰が・どのように行動するかの計画を立てていただくようにお願いします。

 自然災害はいつ、どこで発生してもおかしくありません。まずは、この「名古屋市防災アプリ」をダウンロードしていただき、いま一度、災害が起きたときにどうするのか、日頃からの備えができているのかをご確認いただき、災害から自分や大切な家族の命を守ってくださいというこってございます。

 私も入れましてやっとりますけど、全部まだよう分かりませんけども。ほんでも、山奥の川の水位だとかずっと分かりますでね。だで、ああいうのは全部分かるいうと、本当にあれだわな、これ。庄内川なら庄内川でどんだけ水が来るかというのが分かりますんで。だで、ものすごい早い時点で伊勢湾に汲み出すと、でゃあぶええんだないかと思いますわな、これ。堤防のかさを上げるいうのも重要だけど。というこってございまして。

 ほんだで、この間も言っとりますけど、ここまできたら本当に雨が降るというのは、地震は残念ながら予知はできませんのであれですけど。台風だとかいうのは分かりますよね、これ、大雨は。だで、二日、三日、ここからどのくりゃあ雨が降ると木曽川なり、庄内川の水位がどんだけ上がるいうのは分かるもんだで。それによって排水を。海はどんだけ放水してもええらしいです、わし、聞いたら。さすが太平洋はどえりゃあ大きいらしいですわ。これは。

 ほんだで、はよだから、気象情報をキャッチしてですね、今ものすご早いもんだで、これ。二日、三日前からもう水位を総合的に調整して水害に備えるということができぃせんかと言っとりますけど。なかなか難しいとは言っとりますね、これ、意外と。国交省(国土交通省)も。研究はしとるらしいわ。半分ぐりゃあ、半分ぐりゃあずつですわ、地表を表面から流れてくるのと地中の中へ入るのといろいろあると言っとりますけど。まあ、本当にそういうふうになってくると思いますけどね。まあ、ええですわ。

令和6年能登半島地震にかかる本市の支援状況について

(市長)

 それで、次に、「令和6年能登半島地震にかかる本市の支援状況」について、報告いたしますと。

 震災発生当初から名古屋市は、石川県七尾市への対口支援を初めとして、被災地のニーズに応じた様々な支援を継続的に行っております。

 現地の状況としましては、発災から2カ月経過した現在において、指定避難所の数は23カ所、避難者数は734名、2月20日時点となっております。

 発災後最多であった指定避難所35カ所、今23ですね。避難者数2,681名、今が734名と比較すれば減少傾向は見られるものの、一定数の避難生活の長期化が予想されるところでございます。

 現在、避難所運営等支援業務として40名、建物被害認定調査として20名、被災住民の健康相談として保健師など3名を石川県七尾市へ派遣しているほか、水道の応急復旧など様々な業務で多くの職員を石川県の被災地へ派遣しております。

 本市では、2月22日時点の数字にはなりますが、167名を派遣し、延べ人数では2,000名を超える職員を派遣しております。

 ということですが、これは公務員の数ですな、これは。こちら側は。公務員の数いうことで。この間、某土木、水道なんかもやってますけど、150名ぐりゃあある名古屋の会の人といろんな話を1杯飲んでですけど。んなことは言わんでもいいけど、しとりましてですね。ほうしゃあまあ、(名古屋市は)努力してやっとるよと、今でもいうこっだけど。思いのほか、やっぱりひどいんで、状況は。だで、まちづくりやなんかも私ら行こうかと、ほいじゃあ、みんなでグループつくって、ぼーんととは言ってましたね。民間の団体で。そのほうが、その人らが言っとったのは、役所がそりゃ、やってまってもええけど、役所だと2週間かな。なんかで(派遣職員が)一応変わるらしいんだわ。これが。それが意外となかなか難しい点があると。だで、僕らの民間業者でぽっと行ってまちづくりまで含めて、どういうのか、すべからくやらせていただくようにしようかって言ってましたわ。そのぐりゃあの気持ちはあるよということで、今検討中でございますけど。そのやり方はね。

 丸ごと支援って今までやってきました。またちょっと違うやり方ですけど。ちょうど能登と名古屋というと、ちょうど名古屋が中心なんだろう、今回のいろいろな防災の。ねえ。

(当局)

 七尾市については、名古屋市が対口支援ということで中心としてやっております。

(市長)

 まあ、そういうことで。何言っとったか分かりませんけど。それはそれだけど。今後いろいろあるわけです。上水道もそうだし、ほれから、肝心の道路を造らんならんし。住宅もちゃんと造ってかないかんということになると、相当な、市を1個つくってくような作業も要るみたいだ言っとったよ、本当に、これ。

 んだで、ほんだったら、行きましょうかと、向こうへ。その代わり、プレハブでようあります、現場に建っとるやつね。ああいうのを作らないかんと。この間、しかし、ある人に聞いたら、河村さん、平地が多いとこならええけど、やっぱりこっち(被災地)はかなりそれが難しいんだ言ってましたね、これは。場所が。ぼんと。向こうの名古屋市だけじゃなしに、当然七尾市なり、珠洲市なりね。向こうの業者さんと一緒になってまちづくりを一気に進めてくと。で、商売もやれるようにすると、早くね。そういう提案がありましたので、今検討中でございますけど。俺は大賛成、ほいじゃあ、それでやりましょうと、これ。ということで。

 ここに書いたるのは、これ、公務員の数。というこってございまして。公務員も頑張っとりますけど、民間には実は能力はぎょうさんありますので。予算でも役所の予算より民間の予算のほうが当然多いわけです。予算って言いませんけど。民間の経済活動ですかね。名古屋で言うと、大体予算で言いますと、名古屋市の予算が全部形式的に足すと3兆円。重複を外すと2兆ちょっとですね、これ。民間の経済そのものは14兆ありますから、これは。ラーメン屋のおやじから始まってね。だから、そちらの14兆の皆さんの力でやると、そりゃあ、まあ違いますわね、これ。ものすごはよ、能登の皆さんの商売やっとる人が、テレビによう出てきますがな、今。風呂屋のおとっつあんが出てきて、もう一回再開したいとかね。いろいろ言ってござるがな。大変ですよ、これ。本当に民間の仕事がなくなっちまうもんで。これ、どうやって生きてくんか知らんけど。そういう応援もやってこうと、今検討中でございます。はよやろみゃあ言うんだわ。俺、電話するでええわ言って。向こう(被災地)のほうには。現地の業者の方と仲良うしてやってくと。公務員とも仲ようやるで言ってましたわ。そのほうが長く続けれると。そう言ってましたよね。そういう支援の仕方もあるよと。

 そのほか、名古屋市に避難された方や支援策や義援金の受付などにつきましては、市公式ウェブサイトにも掲載し定期的に内容を更新していきますので、そちらもご覧いただきますよう、お願いいたします。

 今後も本市は、被災された方々に一刻も早く日常の生活に戻ることができるよう、引き続き全力で石川県七尾市を初め、被災地を応援してまいります。

 私からは、以上でございます。

質疑応答

教員団体からの金品の授受について

(記者)

 ありがとうございます。幹事社から質問はございませんので、各社さん、ございましたら市政一般についてお願いいたします。必ず挙手の上、マイクを受け取ってからの質問をしていただきたいと思います。

(市長)

 今日は、午後で変則ですけど。この間、うち、ちょっと記者会見が少ななっとんだにゃあかって言ったんだわ。これ、どうもわしの肌感覚で。

(記者)

 おっしゃるとおりです。

(市長)

 ほうでしょう。ほら、賛成者もおるで、これ。要するに、河村にしゃべらせるなと。反河村の人もようけいおりますで。私は議員批判やなんかしますんでね。だで、それではいかんと、これ。私、確か当選したときに毎週1回ずつぐりゃあ、こういう記者会見やって皆さんの市民の知る権利に奉仕するということを言ったはずだもんで。今日、ちょっと何かこういう異例の時間になっとりますけど。それが理由かどうか知りませんけど。そういう説があるで、おい。(当局)

 今日は議運(議会運営委員会)があったので(記者会見は)午後です。

(市長)

 何か言っとりますけど。

(当局)

 これからもそういう風で、きちんと記者クラブと相談して、しっかりやっていきます。

(市長)

 いやいや、毎週一遍やっててまわないかんですよ。

(記者)

 各社さん、いかがでしょうか。

(記者)

 お疲れさまです。中日新聞さんの報道で。

(市長)

 声がちいしゃあぞ。(マイクが)入っとらんわ。どういうこと。

(記者)

 大きな声で話します。

(市長)

 これ、ちょっとやっぱり声を大きしたほうが。入っとるの。

(当局)

 すみません、よろしくお願いいたします。入ってないです。

(市長)

 ノット・アライブ。英語だがや。

(記者)

 それで、教育委員会の金銭授受の問題で、教職員課だけじゃなくて指導室も受け取ってたというのが報道があったんですけれども。こちらについて、今、市としてどこまで事実確認をされているのかというところを教えてください。

(市長)

 まあ、僕もそういううわさを聞きましたけど。今んとこ、そこについては確かなことはちょっと分からんですけど。今度のチームで徹底的にやるということですけど。

 これ、市民の皆さんも安心してほしいんだけど。この間も第1回の会合で言いましたけど、教育委員会というと何か独立行政委員会と言いますけど、いわゆる行政と切り離した独立したもんだと、そういうふうに言われとりますが、市長は市長で別個に予算調整権が全部市長にあります。予算をつくるのは。ほれから、一般的な全体的に対する行政の調整権というか、のもありますんで。これ、教育委員会は教育委員会で、これ、やるとしても、市長にはちゃんと別個のというか、まあまあ相談しながらやるんだけど調査権はありますので。これは。そうでないと、こんな教育委員会そのものの体勢がおかしいんじゃないかいうときにですね、教育委員会しか調べれんいうことは自己矛盾でですね、市民の皆さんからすると、そんなばかなということになりますよ、これ。(金品の授受について)20年も分からんかった言っとるわけでしょう。この間の話で。誰だったか忘れたけど。

 まあ、そんなことでございますので、私は私で独自にいろんな関係者に当たりまして、教育委員会との(調査検証)チームとも、総合教育会議なんかでやりまして相談しながらやっとりますけど。そうやってやっとるというこっでございまして。

 まず、僕独自のほうも、今言った指導室。指導室はちょっと今んとこまだ手がついとりませんけど。

(記者)

 そうすると報道された内容については市の方では何も確認されてないということですか。

(市長)

 確認していないという状況じゃないっすか。はい。

(記者)

 なるほど。教育委員会の方は今日はいらしてないんですか。

(市長)

 ああ、おるがや。ちょっと名乗ってしゃべってちょう。

(当局)

 今、市長おっしゃったとおり、本件についても調査検証チームに調査を依頼して、今後実体解明に向けて調査を行っていく次第でございます。

(市長)

 あんたは、あれだろう。事務職のほうだな。

(当局)

 はい。おっしゃるとおりです。

(市長)

 事務職のほうなんですよ。

(記者)

 そうすると、今のところ教育委員会でも報道べースで担当者として何も分からないということでよろしいですね。

(当局)

 はい。詳細は確認できておりません。

(記者)

 それは、確認はしているんですか。

(当局)

 はい。今後は、調査検証チームに確認を依頼しようというふうに考えておりますので。

(記者)

 じゃあ、何もしてないという理解でいいですか。一応、その指導室のほうに金銭が渡ってるっていう話が出てて。それが出て3日ぐらいたっているんですが、今(調査)検証チームに任せるということで、教育委員会としては何も例えば聞き取りだとか、指導室、たぶん室長とかに聞けば分かる話だと思うんですけど。室長とかも何もその辺はおっしゃってないという感じですか。

(当局)

 はい。その件について、内部的には調査検証チームで確認をしようと考えておりますので、我々として個別には確認していない状況です。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 今の話は、市民の皆さんからすると、実は分かりにくいんであって。教育委員会から校長は誰かと決める教職員課。ほれから、もう一つ指導室いうのは、あれは何やっとんだった、あれ。何だ、あれ。仕事は。

(当局)

 学校に対しての教科に関する指導ですとか、そういったことが主な仕事になろうかなと思います。

(市長)

 そういうことをやっとるんですが、例えば、教職員課でいくと六、七十人(正しくは45人)おって、3分の2(正しくは6割)は実は彼らは教職じゃないんですよ。だろ。なあ。

(当局)

 指導室にも、はい。事務の職員おりますが。

(市長)

 そっちは3分の2ぐりゃあ、やっぱりそうかね。

(当局)

 今正確な数字は持ち合わせてないんですが、指導室はどちらかというと指導主事という職員が多い部署であるかなというふうに感じます。

(市長)

 職員ということは、教員でないのか、あるのか、どっち。

(当局)

 指導主事ですと教員出身になります。

(市長)

 教員の人が割と多いと。

(当局)

 はい。

(市長)

 まあいっぺん、また教えてちょうだい。

(当局)

 はい。承知しました。

(市長)

 そういうことで、同じ部局の中におって分かったとか、分からんとか一般市民の皆さんからすると、どうなっとんので、一体と。これ、今の誰を校長にするかとか人事については、(教職員課が担当し、職員)70人(正しくは45人)ぐらいの中の3分の2(正しくは6割)は実は一般職の教員じゃない人たちなんですよ。あとの人たちが教員なんですわ。

 で、教員の分については、僕も本当かうそか知りませんよ、そんなことあるかどうか。同じ部屋におるんだろう、これ。同じ部屋におるわけです。これ。だけど、20年も分からんかった言っとるわけですわ。だで、いろんなややこしい話は、今んとこ僕は一般職全部かばうつもりも何もにゃあけど、教員のほうのグループだけでやっとったということなんです、これは。だから、こんなことができたという話だと。

 これ、市民の皆さん、ちょっと分かってもらわなかんいって理解する必要もないですけど。そういうふうなんですわ。

(記者)

 すみません、一応確認なんですけど。今は、担当者の方、調査されてないとおっしゃってたんですけれども。当然、指導室長とかそういうところに内部的に一切何も聞き取ってないという理解でよろしいんですよね。

(市長)

 本当に全然聞いとらん。

(当局)

 おっしゃるとおり、詳細については私も。

(記者)

 詳細についてはじゃなくて、聞き取ってないんですよね。だって、調査してないんですもんね。うそじゃないですよね、大丈夫ですよね。聞き取ってないんですよね、本当に。次長も、部長も、誰も指導室長から何も聞き取ってなくて、何も記録に残してないということでよかったですか。

(当局)

 はい。詳細については聞き取っておりません。

(記者)

 詳細っていうのは、何ですか。

(当局)

 そのような事実があるということは聞いておりますが。

(記者)

 聞いてるじゃないですか。じゃあ、それをちゃんと話してくださいよ。

(市長)

 聞いとるんだいうのはどうこと。

(記者)

 聞いてるじゃないですか。詳細について。

(市長)

 マスコミから聞いとるのか、直接指導室の担当の教師から聞いとるのか。どっちですか。

(記者)

 事実があるって、誰から聞いてるんですか。

(当局)

 事実があることについては伺っています。

(記者)

 それは、誰から聞いてるんですか。調査で分かってるんですか。中日新聞の報道で知ったんですか。知ったというか、中日新聞の報道だけで事実を把握したとしてるのか。それはそれで多分、大分問題だと思うんですけど。

(当局)

 申し訳ありません。誰から聞いたかということにつきましても、今後の調査に影響がある可能性があるものですから、そこは申し訳ありません。回答を控えさせていただければと思います。

(記者)

 じゃあ、一応調査をして、市教委(市教育委員会)としてはどこまで事実を把握したんですか。何の事実を把握したんですか。指導室にお金がいっているということを把握したということですか。

(当局)

 その事実だけでございます。

(記者)

 それが幾らで、それはどうやって把握したんですか。どっからお金がいってるっていうことを把握したんですか。

(当局)

 そこにつきましても、申し訳ありません。今後の調査検証に影響がございますので、申し訳ありません。回答は控えさせていただきたいと存じます。

(記者)

 ごめんなさいね。細かくて。市教委(市教育委員会)としては、教員団体から教職員課だけじゃなくて指導室のほうにも現金、金品が渡っていた。まあ、いいや。現金が渡っていたということは、それは事実として確認されているという理解でいいですか。

(当局)

 はい。そのような事実は聞いておりました。

(記者)

 確認しているのかどうか。聞いてるのは私だって聞いてるんですけど、ちゃんとした手続で確認してるのかどうかっていうことなんですけど。だから、市教委(市教育委員会)として、指導室に現金がいったっていうことを、それが事実だとしているのか。うわさじゃなくて事実だっていうふうに認定しているのかどうか。

(当局)

 はい。事実だということで確認しております。

(記者)

 すみません、その場合は、ちゃんと調査してないとかですね、そういう、それ、普通にうそになっちゃうんでそういうことをちょっと気をつけていただきたいと思います。

(当局)

 申し訳ございません。

(市長)

 わしに言ってくれなかんがよ、ほうだったら。

(当局)

 はい。

(市長)

 まず。ほうでしょう。そりゃ、言えるで、それは。実はこういうことが分かりましたいって。わしは、本当にこれは当局からは聞いておりません。まあ、よそから、某中日新聞以外からも聞いとりましたけど、これは。それは言ってくれなかんで、これ。そういうふうだもんで、今回の問題は相当根が深くて、これ。よほどの気持ちでやらないと、教員が1万人おりますから、これ。この支配といいますか、明らかにならんと。

 だけど、これ、16万人の子どもさんの問題じゃないですかね、これ、言っときますけど。誰が校長になるかとかね、これ。指導だったら、今言った話で、いろんなカリキュラムをどうするかとか、そういうことをやるわけでしょう。ものすげえ大きいわけですよ、これ。子どもさんの義務教育で。

いうことだもんで、わしも本当に徹底的にやらなかんけど、今みたいな状況だもんで壁が厚いわけですよ。中でもそうなる可能性がある。教員との壁だけじゃなくて、役人の中でもこれ、教員をかばうとか出てくるんですよ、これ。でしょう。

 まあ、ええわ。座っとれ。あんまり言うと、役人をあんまり責めるとよ、なかなかわしも人生やりにくなるんだ、これが。んなこと言っとったらいかんけど。本当に。

 わしはそれ、関係にゃあわけではにゃあけども、しっかりやらなかん、本当に。子どもの人生は大きいですよ。一人の子も死なせないという公約してやっとるんだで。でしょう。なら、どういう人を校長にするかなんてものすご大きい問題ぞ、これ。だもん。ほうでしょう。そんなことじゃなくて、ほかに別に上手に今までやってきたと。人事のグループに入ってね、これ。その人たちがみんな校長になってくいうことだったら、できぃせんがね。新しい、今度キャリア教育と日本流になるもんで、アメリカで言うとキャリアラボとか、そういう人生の選択肢を教えてくいう学校のあり方だけど。そういうことをやろうとする校長さんは、本当にそれ、校長になるんですかね、これ。なれるんですかね、こういうことのグループなら。すみません。

(記者)

 市長がこれまで教員の方々から情報の提供の呼びかけをされてこられたと思うんですけれども。

(市長)

 はい。

(記者)

 実際、どれぐらいどういう声が集まっているのかというのを伺えますでしょうか。

(市長)

 一応、(市長)ホットラインや何かで。ほんでも30か40ぐらいじゃないっすかね。どうだい、秘書室(正しくは秘書課)のほうは。全部見てますけど30件ぐらい。30件ぐらいは情報提供があります。はい。

(記者)

 どういう声が寄せられていますか。

(市長)

 それは、ちょっとどういう。内部情報的なのもありますけどね。徹底的にやってくれと、そういう意見が多いですよ、これは。学校のことですから。だけど、具体的に決定的に固有名詞があるのもありましたけど。あるのもありましたけど。ええ。

(記者)

 それについては、今後、どういうふうに調査に反映するとか、改善に役立てるとか、どうされますか。

(市長)

 いや、だから、この調査委員会(正しくは調査検証チーム)が近日中にやれると思いますけど、2回目が。寺脇座長も来てくれるという話だもんですからね。そこん中で、こういう項目からも調べてくださいよと、そういうことでお願いすると。そういうことですね。それと、僕自身も調べてくと。はい。

(記者)

 次回の日程がもし決まっていれば、教えていただけますでしょうか。

(市長)

 ちょっと、それはまだ言わんでてちょうということになっとるんで。アイムソーリー。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

 調査が検証チームが立ち上がって進んでますけども。年度末が近づいてきて、いよいよ人事ですね。特に、教員人事という、もちろん役所の人事もそうですけど、教員人事、これは今のところ市教委(市教育委員会)のほうで作るんでしょうけれども。新年度の人事は、今のところ、市長、どういうお考えでしょうか。

(市長)

 一応、地教行法(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)だったかな、あれは。によって、教育委員会が人事をやるとなっとりますんで。だけど、今はできんわね、これは。わしが言っとるのは。返事、聞いてませんけど。仮置きにしてくよりしようがないじゃないかと、これ。これ。変なことやってですね、新たにこんなことが出てきたいうことになって辞めさせなかんとかね。そうなると、またいかんもんで。ここは、これ、本当にほぼ全員じゃないですけど、1万人教員おる、俺一緒にするないう人が見えるで1万人じゃないけど。そういう状況ですので、僕は、とりあえず仮置きにして、もうちょっと調査が進んで一定の人事的にきちっとした評価ができるまでは、仮置きでいくと。どうだと言って、この間、僕の意見は言いました。

(記者)

 仮置きっていうのは、具体的にどういう意味。

(市長)

 今のままですわね。

(記者)

 仮置きっていうのは、いわゆる据え置きというか。

(市長)

 まあ、今のだから、教育長は教育長ですけど。次長誰々、ずっといるじゃないですか。

(記者)

 ただ、今回、教職員課が主な調査対象になると思うんですけど。結局、そういう金品授受の話で、その人たちがまた新年度同じポジションにいるというのは、またこれはこれで市民からは何か批判とか出てもおかしくないような気もするんですけども。

(市長)

 まあ、本当は批判が出てくるとこだけど、まだ確固たる懲戒処分にするとかですね、できぃせんもんね、今の状況だと。だで、刑事上の問題もありますけど、贈収賄罪の。もう一個は、やっぱり懲戒の問題があるわけですわ、これ。だもんで、ちょっと人事はやりにくいというふうでいいじゃないの。変なふうになるより。

(記者)

 これ、最終的に結論が出るのはいつ頃になりそうですかね。

(市長)

 まあ、一応、3月中には一定のヒアリングがあって。どうですかね。まあ、夏ぐらいまでか、名古屋市の教員の皆さん、1万人いますから、そこまで全部アンケートとったりいろいろ聞くと、秋口ぐらいまではかかるんじゃないっすかね。

(記者)

 その人事についての市長の今ご見解がありましたけども。これを最終的に市教委(市教育委員会)なり、市として決める時期っていうのはいつ頃になりそうですか。

(市長)

 まあ、やらないかんでしょう、しかしこれ、人事は。どうなっとんのや、これ。

(当局)

 教員人事に関しましては、例年3月の中旬頃に行われる教育委員会のほうに人事案を諮りまして決めていってるという状況でございます。

(市長)

 あんたは、教員か、事務かどっちだね。

(当局)

 私は行政出身の者です。

(市長)

 ああ、行政ですか。こういうことなんですよ。教員さんは出てこおせんわけだ、こういうとこに。

(記者)

 そうなると、教育委員会の辺りで最終的に新年度の人事、どうなるかっていうのが決まってきそうな流れという理解でよろしいでしょうか、今のところ。

(市長)

 例年ならどう。

(当局)

 市長、おっしゃったとおり、例年であればそこでということになっております。

(市長)

 3月半ば頃。

(当局)

 3月中旬ぐらいだと思いますけど。

(市長)

 中旬ぐらいね。

(記者)

 今回のその人事の特別なケースになってしまいましたけども、今回のこの新年度の人事に対する結論についても、市長が考えているようになるのか、別のようになるのかということは教育委員会で最終的に決まるんでしょうか。

(当局)

 ちょっとまだ、その辺りがどのようになるかはまだ決まっていないというところです。

(記者)

 分かりました。

(市長)

 私は意見を申し上げとるということです。

(記者)

 すみません。今の質問の関連なんですけれども、もし(教員人事を)仮置きにする場合っていうか、据え置きにする場合、校長先生とかだと退職される方とかも多数いらっしゃると思うんですけれども。そういったところの処置っていうのはどうされるんですか。

(市長)

 まあ、そこはちょっと教育委員会の教員のほうに聞いてまわんと分からんわね。今言ったように、分けるようですけど、そこ(会見場)に2人おるのは事務職、事務屋ですから、これ。

(記者)

 まあ、そうなんですが。実際、市長がおっしゃったような据え置きをするということになると、辞める方はたくさんいらっしゃるじゃないですか。校長先生に限らずなんですけれども。そう考えると、そこには人は手当しないといけないから。そうすると、また玉突きも起きるんで、ちょっとなかなかそれは難しいんじゃないかなと思ったりもするんですが。

(市長)

 辞めても再任用する方、結構いますんでね、これ。ほうだろう。

(記者)

 ただ、あれですよ。再任用された方も辞めちゃいますから。今、再任用されてる方たちが。

(市長)

 そこは個別に1個、1個やってくよりしようがないんじゃないの。それぞれ。

(記者)

 市長としては、全体としては据え置きで、抜けてしまうところに関しては個別でちょっと。

(市長)

 個別に私はどうしても辞めるという方がおったら、そりゃあ、どなたか充てるよりしゃあないわね。

(記者)

 そうするとかなり何十人とかっていう規模だと思います。

(市長)

 校長で。全体で三役(校長、教頭、教務主任)で200人だもんで、3で割ると3×7=21。60人とか、校長さんで60人、教頭で60人、教務主任で60人と。まあ、そんな状況ですわ。

(記者)

 あと、すみません。先ほど指導室の件に戻っちゃうんですけど。指導室に金品という話は確認できたということなんですけど、推薦名簿の件は確認できてるんでしょうか

(市長)

 そりゃ、わし、知らんけど。どうだね。

(当局)

 失礼します。それについても確認できておりません。

(市長)

 ん。

(当局)

 確認できておりません。

(市長)

 おりません。はい。

(記者)

 金品だけということ。金品の授受があったということは確認できているけれども。

(当局)

 はい。

(記者)

 その額とか、推薦名簿とかは確認できていないということですか。

(当局)

 はい。

(記者)

 あと、すみません。最後、1点です。指導室自体には、いわゆる人事評価をする権限というのはあるんでしょうか。

(当局)

 すみません。申し訳ありません。把握しておりません。私が把握できておりません。申し訳ありません。それは、学校の職員のということですか。

(記者)

 そうです。分からなければ、ちょっと後で教育委員会にお尋ねします。ありがとうございます。

(市長)

 まあ、教育委員会にようけいお見えになるけど、人事、校長、教頭、教務主任、そういうのは全部教員なんですわ。あとの労務管理とかありますわね。先生の残業はにゃあか。どうするかとか、そういうのをまた事務畑がやっとるということだろ。だから、人事的なことについては分からんと。聖域になっとったというのが正しいとこじゃない。ちゃうんかね。

 俺が聞いとってかんけども。20年も分からなんだいうと、そうでないとおかしいでしょう。それがええとは言いませんけど。

(当局)

市長、おっしゃるとおり、教員学校の人事については、これまでは教員出身の職員が人事異動等作成していたというのはおっしゃるとおりだと思います。

(市長)

 そういうことなんですわ。学校いうのは教師支配なんですよ。教師支配と。あんまり言うと感じわりいけど、ええ人もおるんですよ、それ。全員悪いわけじゃないですけども、そうなっててまうがな、権力があると。こういうふうに。

(記者)

 よろしくお願いします。市教委(市教育委員会)の金品授受に関連して、ちょっと確認でお伺いするんですけれども。当初からお話のあった(調査検証チームの)年度内に中間報告というスケジュールは、もう今週で2月が終わるんですけれども、3月中に必ずやるという方向で変わりはないんでしょうか。

(市長)

 それは、変わりはないと。1回目の会合の中でもそういう話があってそうするとに聞いとりますけどね。中間報告は。はい。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 今先ほどの指導室のほうに戻るんですが、指導室の件を事実確認したというのは、報道があってから、それ以前から把握されてたのか。その辺の状況っていかがでしょうか。

(市長)

 それはちょっと。わしは、本当か言っていうぐらいのとこで聞いとりましたけど、報道の前に。僕のことはね。だけど、当局はどうだった。

(当局)

 報道の前から事実については聞いておりました。

(記者)

分かりました。それで関連しますと、やはり指導室までというと結構衝撃的な話だったんですけど。ほかの教育委員会の部署で、ほかの部署でそういう話はもうないっていうことでよろしいですか。そこが一番気になるところなんですけど。

(当局)

 ほかの部署につきましても、現時点では確認ができておりませんでして、大変申し訳ありません。今後、そこも含めまして調査検証チームで調査をしてまいりたいというふうに考えております。

(記者)

 今の同じレベルでといいますか、今回の指導室のようなそういう情報があるというレベルの話の次元でもないって言っていいですか。

(当局)

 現時点では確認ができておりませんので、そこも含めまして(調査検証)チームでどういったふうに調査をしていったらよいかというところも含めて、今後相談して進めてまいりたいと考えております。

(記者)

 分かりました。

(記者)

 市長がお考えの人事を据え置くっていう範囲はどこまでかというのを確認をさせていただきたいのですが。

(市長)

 まあ、一般的にあれじゃないですか、まあまあの教務主任以上なのか。ちょっとそこはちょっと聞いて(市教育委員会に)まわんとちょっと分からんけど。まあ、そのくらいの感じですわ。教務主任以上だと200人ですかね、大体。200人。

(記者)

 学校現場に新年度変わるときに、かなり影響の大きい話だと思うので。

(市長)

 はい。

(記者)

 教育委員会の事務局の中だけで収めるものなのか。実際に、校長、教頭、教務主任まで範囲に含めるおつもりなのかというのはいかがでしょうか。

(市長)

 そうでないとできせんでしょう、これ。教務主任に上がってくところから一定のグループの力が非常に大きく働いとるというふうに言われとるわけだ。私の調査によりますとだけど。

 だから、そこら辺のところはまあちょっと調べないかんけどね。これは懲戒事案だなというになってくると、懲戒権者(正しくは任命権者)は僕でなくて教育委員会ですけど。はい。ちょっといかんでしょう、それはそれで。それ、可能性があるのだったら、この200人ぐらいじゃないかと思うけどね、僕は。

(記者)

 教育委員会内の事務局と三役(校長、教頭、教務主任)を含めて200人ぐらい。

(市長)

 じゃないかと。

(記者)

 を据え置かないといけないんじゃないかと。

(市長)

 全然ええ場合はええだろうけど。難しいね、これ。難しなってくるもんで、ほんだったら、取りあえず据え置こうかと。子どもさんの授業に影響の出んようにね、これは。いうこと。だから、いいんじゃないですか。授業というか学校の活動に。

(当局)

当局から。

(当局)

 すみません、失礼いたします。今、4月に向けた教員人事の件についてご質問と市長からもお話しいただいておりますが。今後、調査検証チームのほうでも、4月に向けてやはり保護者、子どもの方が不安な気持ちのままそういった始業式、人事をするというところはやはりいけないのではないかというところもありまして、やはり3月を目途に中間報告をしてまいりたいと。そういうことを調査検証チームの委員の方もおっしゃっております。

 私どもとしては、現時点では、4月の人事については市長からそういうご意見も伺っておりますが、この調査検証チームの調査の進捗も踏まえて、人事異動についてどうしていくのかというのはしっかり市長ともご意見もいただき、考えながらしっかりと検討してまいりたいなと考えています。

(市長)

 最大で200名と。だけど、大抵そこまではいかんと思いますけど。やってみんと分からん。もうちょっと進めてかないと。じゃないかと。

名古屋城市民説明会について

(記者)

 おはようございます。ちょっと名古屋城について、前々回の会見で私、通常の市民説明会を市長が(名古屋城バリアフリーに関する市民)討論会の(差別事案に係る検証委員会の)中間報告が出た後に年度内にやりたいというふうにおっしゃってましたけれども。今日、午前中の時点で、名古屋城管理事務所(正しくは名古屋城総合事務所)に確認しましたところ、そういう予定はありませんと。年度内にやる予定もありませんというふうに言っていました。これについて、市長、説明をお願いします。

(市長)

 普通のもう一回やろうかというのは、必ずやるいうんじゃなしに、チャンスがあれば何回もやってきておりますんで、やることにやぶさかじゃないよと、そう言ったんじゃないですかね、私。違うかね。

(記者)

 いや。市長は年度内にやりたいと、市長自身はやりたいと言ってましたけど。

(市長)

 まあ、一遍やりたいとこですわね、これは。

(記者)

 それは、まだ名古屋城管理事務所(正しくは名古屋城総合事務所)には指示はしてなかった。

(市長)

 まだ、わし、してない。本当は、ここ(会見)で言ったやつは普通はそのままというか、改めて指示せんでも、普通は役所というのはそういう発言があったでどうだというふうに普通は言うもんだで。な。

(当局)

 確認しておきます。

(市長)

 そういうふうになっとるもんで。だから、今回のことを受けて、皆さんに相談するということは大事なことだと思いますけどね。丁寧にやるいうことなら。

(記者)

 普通は、年度末数カ月で会場を押さえて、広報もしてということはなかなか常識で考えれば難しいのかなと思うんですけれども。市長としては、どういう規模の説明会というのをイメージして。

(市長)

 無作為抽出でなければ、今まで何回もやってきましたんで。本当はここで決まっとりゃ、ここで広報して、市のウェブサイトぐらいでやりまして、自由参加いうことならできますわね。もう何回もやってきましたから、これ。今の状況でどうだというのを市民の皆さんに説明するいうのも、また必要なことだにゃあかと思いますけど。どうかな、これ。一遍。

 相談するんだけど。お話ししてもいいですよ。いいですよじゃなくて、話せないかんわな、これ。

(記者)

 もし、年度内に今のところできなさそうなんですけども。できなければ、市長としてはさらにどうしたいですか。

(市長)

 いや、何回ともやって、ええと思いますけど。私が一番言いてゃあのは、要するに、令和2年の文化庁基準(史跡等における歴史的建造物の復元等に関する基準)というのがあるんですわ。令和2年だもんで、非常に最近なんですよ。それも、俺が、俺がいってあんまり言いたにゃあけど、僕は木造のお城なんか燃えちゃう。石と違って。そういう場合は何もなくなってしまうのかと。だで、やっぱり市民感覚として、燃えたら終わりじゃねえのかということを言われるんで。

 いや、文化庁は、その場合でも歴史的史実に高い蓋然性という言葉を使ってますけど、令和2年基準でも。そうした場合は、(令和元年8月「史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループ天守等の復元の在り方について(取りまとめ)」において)新築建造物であり、直ちに文化財ではないがが続くんですよ。これ、文書を見ますと。ネットで、ぜひ、今見とる人は、文化庁の令和2年復元基準(正しくは、令和元年8月「史跡等における歴史的建造物の復元の在り方に関するワーキンググループ天守等の復元の在り方について(取りまとめ)」)と。ないがと、その高い蓋然性を追求したような建物の場合は、別個の価値が与えられるというふうに書いとるんですよ。これは。そこのところをやっぱり市民の皆さんに。そういうふうにチャレンジしていくのかどうかという選択の問題です、これは。だから、そこを説明したいよね、皆さんに。

 名古屋市というか、名古屋市というより、僕もそうですけど、ものすげえ多くの方がそういう選択をしてみえると。僕からすれば。バリアフリーはバリアフリーで日本一のバリアフリーの都市を造ろうじゃないかと。だけど、文化財のそういう復元基準に合うような建物はもうないですから、これ。これは、そちらを追求していくというのを市民の皆さんに説明せんと分からんよね、これ、なかなか。燃えたら終わりかという問題ですわ。平たいこと言うと。

 ということだで、一遍、早う相談してきますわ。ほいじゃあ。やったらどう、ほんだで。

(当局)

 きちんと当局と議論してやらないと今回の(「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」における差別事案に係る検証委員会の)中間報告でもいろいろ拙速で時間がない中でやったことが一つの大きな原因となったと言われてますのでそういうのも含めてきちんと観光文化交流局と議論をして、また市長のところに報告に上がらせるようにします。

(市長)

 はいはい。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(記者)

 各社さん、よろしいでしょうか。

 それでは、市長、ありがとうございました。

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