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令和5年11月13日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年2月22日

ページID:169259

報告事項

  • 令和5年度世界エイズデー関連事業について
  • 中小企業者を対象とした価格転嫁促進支援金について

会見動画

報告内容

令和5年度世界エイズデー関連事業について

(記者)
 それでは、市長、よろしくお願いします。
(市長)
 はい。いいですか。それでは、11月13日月曜日ですが、定例の会見をはじめてゃあと思います。
 まず、おはようございます。グッドモーニングということでございまして。本日は、まず「令和5年度世界エイズデー関連事業」についてご報告いたします。
 毎年12月1日は、WHO・世界保健機関が定める「世界エイズデー」です。バックボードのデザインがエイズに対する理解と支援の象徴である「レッドリボン」に代わっております。代わっとらんがや。あ、後ろか。これかね。バックボード言ったらこっちのことかね。失礼いたしました。
 モニターに資料掲出あり。ポスター。これがポスターですか。
 名古屋市におけるHIV・エイズの発生動向は、令和4年のHIV感染者数が57件で、そのうち約3割はエイズを発病して初めて感染に気づいた方でした。
 エイズの予防には、性的接触の場合、避妊具の使用が有効で、エイズの早期発見・早期治療のためには検査を受けることが重要でございます。
 そこで、本日は、世界エイズデー関連事業について、2つご報告いたします。
 1つ目は、普及啓発イベントの開催です。11月23日木曜日・祝日の正午から、アスナル金山におきまして普及啓発イベント「レッドリボンライブ名古屋2023」を開催いたしますので、楽しみながらエイズについて学んでいただける機会となりますんで、ぜひご参加をくださいと。
 2つ目は、エイズの無料検査会です。12月10日日曜日に中区ナディアパーク6階の国際デザインセンターにおいて、エイズ、梅毒、B型肝炎、C型肝炎の無料検査を実施いたします。事前予約制でございます。11月27日月曜日から受付開始となっておりますんで、なごやHIV・性感染症ガイドからご予約ください。
 ぜひ、この機会にエイズについて考えていただければと思います。
 また、梅毒患者が増えておりますので、梅毒についても考えていただければと思います。
 ということですが、このエイズは私も民主党におりましたんで、このあれですね、ミドリ十字(社)の非加熱製剤のことで薬害ということで戦ってきた記憶が大変新しいとこでございますけど。
 最近、相当効く薬が出てきたという話らしいね、これ。違うかね。そうでしょう。まあ、一応ちょっとあるかね。
(当局)
 以前はですね、複数のお薬をたくさん飲まないといけないという状況でしたが、最近は非常によく効く副作用も少ないお薬が出ておりますので、1日1錠、人によっては数錠になりますが、そういったところで服用していただければ、普通の方と、普通の方と言っては失礼ですね。感染をされていない方と同じような生活を送ることができるようになっているということでございます。
(市長)
 はい。まあ、いろいろ振り返りますと、非加熱製剤はあぶにゃあということを知りながら使用を続けたんではないのかという、確かそういう話だと思うね。ミドリ十字(社)さんがやっとりまして。ほんで、何だったやな。まあ、ええ加減なことを言ってはかんけど。(危険性を)知っとったんではにゃあかということでしたか。某大学の教授が学閥みてゃあになっとって、これはええんだという話でやってったということでございましたか。
 その前のサリドマイド、その辺のとっから薬害とは昔からあるんですけど。やっぱ日本でこれがクローズアップされたのはこのエイズのときですわね。んで、まあ、いろんな厚生省(厚生労働省)内の利権というか、出世というか、そういうもんと関連しながらどういうことか。もみ消しとって机の中に入っとったと。そのあぶにゃあというデータが。非加熱製剤の。いうのを民主党の某議員さんというか、あれは大臣になった人か、総理なった人か、見つけたとかいうようなことが思い浮かびますね、これ。まあ、そういうときもありましたというこっでございますけど。
 まあ、僕からすると、子宮頸がんワクチンでもそうだけど、やっぱ名古屋は実はワクチン推進派なんですけど、いろんな面においては。特に子どもさんの。最近は年寄りの帯状疱疹なんかも熱心に、これ、半分の価格でできますんで私も打ちましたけど、これは。推進派なんだけど、薬害ということについては非常に丁寧にやってきたということは言えます。ワクチン推進するがゆえに、反対に薬害の可能性については名古屋スタディという、これは英語になりました名古屋の論文もありますけどね。やってきたということがありまして。民主党時代のことをいろいろ思い出しますね。
 国会議員いうのはよう活躍したですよ。何人かおりまして。党内NPOですけど。不正をただすと。特に役所の。議員のほうもやってましたけど。大きな材料がこのエイズの話だったということでございます。

中小企業者を対象とした価格転嫁促進支援金について

  それで、次に「中小企業者を対象とした価格転嫁促進支援金」というのがありまして、モニターに資料掲出あり。パンフレットというこっでございまして。
 これは何やといいましたら、国から出とる10億円を使うということでございますけど。エネルギー価格や原材料費など様々なものが高騰しているにもかかわらず、適切に価格転嫁できていない中小企業者に対して、価格転嫁に向けた取組を促進すると。
 だから、価格転嫁そのものを担保するものではにゃあわけですよ。こんだけ値上げせんでその分、補助金くれというわけじゃないけど、価格転嫁いうか、お得意さんに頭下げに行くわけだわ。こういうふうで原材料が上がっとるしこういうことでいかんで、ちいと値上げしてちょ言ってもなかなか民間企業はそう簡単に上げてくれません、そりゃ。何言っとんだいって。そりゃ、よう言われるのは、よそは何も言ってきとらへんぞいって。あんまり言うんだったら、よそと代わるで。ほんで、明日から来んでもええわと。これが一番強烈でして。そういう体験がにゃあのがこの公務員というこっでございます。
 ええわな、公務員は。みんな人事委員(会)勧告で今度(職員の給与を総額約)35億値上げしてくんだで、これね。というこっでございまして。徴税権というおどろおどろしいものを持っとりますから、これ。人間、徴税権があったら簡単に生きれますよ、みんな。これ。人から強制的に金を取り上げる権利を持っとるのは公務員だけですから、これは。でしょう。民間の企業が、ほんな強制的にこんだけくれ言ったら、ばかもん言って殴られて終わりですわ。終わり、殴られもせん。明日から来んでえわ言って。その一言で終わりという恐怖の中から生きとるのが民間企業ということでございます。
 んで、ここにありますいろいろ書いてあるけど、価格転嫁サポート窓口と連携しまして、とにかく値段を上げてくれんということを言えばええそうでございます。ほんで、何だ、(世界の)山ちゃんで一杯飲んでもええのか言ったら、ええそうです、これ。お得意さんと。ええんだろ、これ。
(当局)
 基本的には、市場調査をしていただくですとか、売上げ原価を把握していただくとか、そういった価格転嫁に取り組む取組に対して使っていただきたいということがございますけれども。あくまで、支援金ということですので使途は限定していないというところでございます。
(市長)
 そういうことです。そんなん、資料作るっていったって、そんなもん、すぐ値上げできんなってもすぐ目の前にあるもんだで、これ。原価が、仕入価格がこんだけ上がったと。売り上げが上げてくれえせんが。そんな調査なんかゼロ秒だが、こんなもん。こんなの。
 ほんだもんで、まあまあ、そんな嫌味ばっか言っとったっていかんけど、いろんな対応は別にありませんので。お得意さんと、まあ、そう言わんと、一杯(世界の)山ちゃんで飲みませんかいうのもええそうですわ。何でもええ言うと、またこれいかんで。そこら辺は、相当な常識的な範囲においてご対応いただきたいというこっでございます。
 申請(方法)は、ウェブサイトの電子申請または郵送による申請ということでございまして。ウェブサイトに詳細な支払い要件などが記載されておりますということで。ちょこっとでもお力になれんかということでございまして。10億円以上の直近1期の売り上げの方で(支援金は)10万円ということでございますが。それでも、大きいというのか、ちょっとでも力になれないかということが出ますので、ぜひ、ご利用いただきてゃあということでございます。
 以上でございます。

質疑応答

いじめ相談の電話対応の際に保護者を呼び捨てにした件について

(記者)
 それでは、市政一般の質問について、各社さんお願いします。あれば。
(市長)
 はい。どうぞ。
(記者)
 先週の件なんですけど。
(市長)
 ん。
(記者)
 先週の件ですが。
(市長)
 はい。
(記者)
 各社、市教委の対応について報じておると思うんですけれども。つい2年前にも第三者委員会のほうでいじめの関係の報告書の中では、被害者等に対しての誠実な対応をするようにというような求めがあったと思うんですけれども。実際、こういうような今回の問題が起きてしまいまして、あまり状況が変わってないんじゃないかというようなご意見もあります。
 そういった状況の中で、市長として教育委員会に対してどのようなご対応を今後されていくんでしょうか。
(市長)
 この間、テレビだったかね。どっかのテレビ(の取材)もやりまして、電話がかかってくるのを呼び捨てにしたか何か。電話を切るのを忘れてそのまま置いてぇて、大変失礼なことを申し上げたというか。
 私もその方の電話、何回も出たことありますけど。(教育委員会の職員に)怒っといたですよ、これ。まあ、とにかくよぉ、大変だとか大変だっていいますけど、それは。それ、仕事ですからね、これ。悪いけど。学校関係者にとっては。だで、学校は何のためにあるのかいう基本的な意識がやっぱり違っとるんだねえかと懇々と言いましたけど。まあ、言うだけでいかんで、これどうするかだね。
 何が言いたいかいうと、学校は何のためにある。子どもを守るためにあるんじゃないのかというのが、私がここ10年ぐりゃあ、アメリカでスクールカウンセラーやった人に教えていただいた考え方ですわ。
 しかし、多くの学校関係者が、学校は勉強を教えるところだと。こういうことです、これ。そうすると、子どものそういう悩みとか、家庭の悩みだとかいうなるの、どうしてもなんちゅうの、俺らの仕事じゃにゃあと思いがちなんですよ、これ。
 だで、一遍根本的なところですね。学校は何のためにあるのかと、これ。子どもを守るんじゃないっすか。家庭のことだいって、この間、某あれは弁護士かな。河村さん、学校のこといろいろ言うけど、家庭の問題のことも多えんだけど。家庭の問題ったって、子どもからすりゃですね、親が、家庭がよけりゃいいですよ。家庭がいかんかった場合、どこへ行きゃええの、本当にって。自分で自転車乗ってどっか国立病院でも行くんですかと、これ。
 ほうでしょう。だで、やっぱあ学校によく来ます。一応、子どもが義務教育になってますから。義務は法律的には親の義務ですけど、実際行くのは子ども。やっぱり学校が子どもを守る。家庭の事情であろうと守ってくんだという気持ちを持たないと、これ。教師も全体に。
 なくならんのよ、これ。だけど、もう十何年言ってきましたからね、これ。なくなれせんがや、これ、ほんだで。受験勉強みたいなむちゃくちゃなことやっとるとこういうことなんですわ、要は。
 だで、大変申し訳にゃあということで。丁寧に扱うという言葉だけじゃなしに、本当に子どもを守るとこだいうのがにゃあといかんですよ。はい。
(記者)
 学校といいましても、今回学校というよりも教育委員会の中の話で。先生の話でも、先生ももちろんだと思うんですけども。そうじゃないところでもそういう対応の不備というのが起きていることに関しては、どうでしょうかね。
(市長)
 いやいや、教育委員会ったって、学校の先生だ。今回のはあれか、一般の公務員か。対応したのは。電話に出たのは。どうもそうらしいけど。ほんだで、そりゃ、そんなもん、いい訳であって、教育委員会の仕組の中でやってますから。そりゃ、学校の体質いう部分がディープなもんがあるんですよ。勉強教えとりゃええいう。本当に。
 抑止的な機能については、例えば盲学校だとか、聾学校だとか、そういうのがありますわね、いろいろ。そういうような対応でええんだと。包括的に学校が子どもを守るためにあるんだという気持ちを持ってもらうにはどうしたらええっすかね。法律には書いてないですから、これ。一応、学校教育法ないし、地教行法(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)にも確か。そういう意味は書いてないけども、語源的に言うたら、スクールというのはスコーレというのは、あれはギリシャ語か何やら忘れたけど、休むとこ(余暇)という意味なんですよ、あれ、スコーレというのは。だで、子どもにとって休息の場所だというのが原点なようですよ。昔は児童労働とかあって大変だったでしょう、子どもも。だで、休むとこと。
 だで、あんなことばっかり言っとってしようがないが、これ。ただ、受験勉強が諸悪の根源。(私の)75年間のほぼ結論ですよ、これ。民主主義を育てる上においても、本当にいかん。高校入試を早く廃止できるかどうかと。少なくとも、まず名古屋市立だけでもね。ほうなると、子どもを守らないかんでしょう、もう、これ。となってくると思うんだわ。
 まあ、どうも申し訳ないことでつらい思いをさせましてね、すみませんということです。
(記者)
 市長、ありがとうございます。
 ほかにご質問ある方。

「なごや平和の日」制定について

(記者)
 名古屋平和の日の制定についてなんですけれども。今日からパブリックコメントが始まりましたが、市民に今一度、名古屋空襲のこととか平和のことを考えてもらって意見をもらう機会になると思います。
 市長から呼びかけの一言をいただけたらなと思います。
(市長)
 一番最初は、杉山千佐子さんという女性の方、101(歳)で亡くなられたかな。名古屋の千種区に住んでおられて、空襲を受けて爆弾の破片が目に刺さって、戦争中に麻酔なしで目を抜かれたという方で。一つ言っておられたのは、空襲被害者にも国はちゃんと補償してくれという話。名古屋はやっとります。名古屋のちょっと前に浜松がやってますけど。名古屋は今、お一人、お金(民間戦災傷害者援護見舞金)、感じ悪いですけど10万円。もう一つの彼女というと悪いけど、たまにお見えになりましたけど、やっぱり空襲被害者の日を作ってほしいというのがあって。某地元でゃあ新聞にお勤めの記者の方と後ろ盾みたいになって、ずっとこれをやられたということで。
 私もたまたまうちのおふくろのおふくろが、中区役所のすぐ隣の東側のところで空襲で死んどりますんで、それもあることも事実ですけど。
 まあ、やっぱりよ、自由主義というのは、一応今、日本は共産主義じゃなくて自由主義で営まれておりますけど。自由主義いうのはなぜ認められるかいうと、自由主義になるとどうしても人間の能力は差があるから不平等になってくわけです。そのときに、最も自由主義で傷ついた人に最大の愛を注ぐというのが自由主義の認められる相当根源的な理由なんですよ、これ。
 だから、戦争で名古屋でいうと3万人亡くなってますけど、2万人は軍人です、これ。こちらの方におふくろの兄貴がガダルカナルで死んでますけど。1万人は空襲被害者で亡くなってる方に、やっぱ最大の愛をみんなで注ぐという非常に自由主義を成り立たせる重要な考え方なんです、これ。補償もするけども、被害者の亡くなった方の日をちゃんと作って、皆さんのおかげでよお、河村さんは毎晩ヒャーボールばっか飲んでとか、こうやって皆さんと記者会見もやれてありがたいことだと。
 僕は慰霊というのも大変大きいですけど、だで、サンキューと、感謝すると。皆さんの地獄の苦しみを経てね、こういうふうにわしも思うようにならんことばっかだもんでね。やけくそでうそに包まれた政治の世界でやっとりますけど。だけど、そりゃあ、ありがてえことでしょう。相当多くの方が自殺されとるんですよ、これ。空襲被害者っちゅうのは。要するに、焼夷弾か何かでバァンやられると、顔を焼かれるわけですよ。そうすると自分で生きるのが大変な苦労があって、自ら命を絶った方もみえるんです。そういう中で、みんなでちゃんとそういう日にちをつくって。僕からすりゃあ、皆さんの地獄の苦労を経てこうやってやっとりますと。だで、ありがとうというのをやるというのが、僕からすると大きいんです、これは。
 それと、やっぱり歴史の勉強もやっぱりちゃんとせないかんわな。私らの世代というのは、中学校、高校からその辺のとこはベトナム戦争があったもんで日本は悪い国だと。とにかく侵略戦争で。そんな話ばっかだったがね、ベトナム戦争、アメリカ悪だった。ロシアは美しい国だと。ソ連ですね。USSR(Union of Soviet Socialist Republics)、ソ連は美しい国だと。で、ダークダックスやなんかロシア民謡を歌って、「モスクワ郊外の夕べ」だとかよ、「ヴォルガの舟歌」とか。あれ、またロマンティックなもんだで。そういう日本人っちゅうのは非常に悪いことをした国民であると。犯罪国家だという時代を、そういう先生ばっかだったもん、実際。そうか知らん思ったけど、しばらく勉強すると、どうも違やせんかという話になってくるんだけど。
 まあ、そういうやっぱ歴史の真実とこういう空襲の日をきっかけに向き合って。学校でもぜひ、受験勉強ばっかじゃなしに、歴史の授業でやらんじゃないですか、この辺のとこは。なぜ日本は太平洋戦争をやったんだというやつですわ。そういうこともやっぱり広く。
 ほんで、両側の立場からちゃんと考えて、ある人は侵略戦争だと言うと。ある人は、自衛戦争だと言うと。なぜこんな300万人も死んじゃうことをやってまったんだろうかいうことを、ちゃんとリアリズムで知っていただくということを、これを機会にぜひ空襲の日をつくることによってね、やっていきてゃあと。
 惜しかったのはよお、一人アメリカの軍人さんでね、この5月14日にちょうど名古屋を攻撃に来て、爆弾を落とした人じゃないけど通信士の人がおったんですよ、これ。ほんで、名古屋来てもええ言っておられた。なら、ぜひ来てもらいたいと。あのときの上空から眺めた名古屋のまちはどういうふうだったと。名古屋城は燃えちまったんだけど。そのことを聞きたかったんだけど、お亡くなりになっちゃったんで極めて残念ですね。リアリズムの世界から言うと。
(記者)
 市長、すみません。高校生たちの提案から始まったやつなので、ちょっと簡単に一言だけ市民にお声がけいただけたらと思います。
(市長)
 ほんでまあ、その杉山千佐子さんの話もありましたけど。実際に行動を議会にも起こされたのは、東邦(高等学校)の皆さんですね。あそこで今の名古屋ドームのあるとこで学徒動員で亡くなられた東邦(高等学校)だとか、金城学院(高等学校)、ほれからまだ二、三校ありますよ。の皆さんが、やっぱりみんなで何が起きたんだと、名古屋で、これ。ということを勉強してみましょうという日を作ってくれという陳情というか請願がありまして。これは非常に重要なことだもんだでね。その趣旨に沿って、パブリックコメントをやって今度条例案を提出させていただくと、こういうことでございますので。大変ええことなんではにゃあかと。
 なかなか優しい高校生だね、あれみんな。わしがよう覚えとるのは、金城の子ども(学生)さんですけど、名古屋ドームのとこで空襲がありまして。子ども(学生)さんが、女学生が3人で手をつないだまま亡くなっとったということを言ってましたからね。そういう悲しい思い出を経て今の自分たちがあるんだということを考えるきっかけに若い人がなってくれたら、大変にええことではないかと思いますけど、これは。

神田財務副大臣の税金滞納について

(記者)
 ほかにご質問ある方。よろしいでしょうか。
(記者)
 すみません、もう一つお願いします。
 神田(財務)副大臣の税金の滞納の関係で、市の税金も滞納していますけれども。市長として受け止めをお願いします。
(市長)
 まあ、最低だわな、これ。情けねえの。JRパスを議員終わってから使った人もいますけどね。まあ、それとなんかよう似たような感じでですね。まあ、ほんだで、わしも神田さん、一遍よお、本当のこと言ったらどうだと。何で4回も、不思議なのは。4回滞納しとる(正しくは4回差押えが執行されている)いうことは、滞納したらどっかからまた金が入って戻しとるんだろ、これ、結局。
 だで、商売で失敗してうまいこといかなんだで税金滞納したというのは。そういう場合は、ええこと、悪いこと、人生ってそういうことありますんで、別に。正直に言やあええんですよ。申し訳なかった。商売、大変失敗こいてまったと。じゃあ、立ち直るで、応援してちょういう。国会議員がそう言ったとしてもね、全然悪いことじゃないですよ、そりゃあ。
 だで、不可解なのは4回、ああいう津波じゃねえけど、波みたいに周期的に来るというのはなぜなんだと。ある時期、誰かに金を使って、ある時期になると、またその金が補填されとったのかと。というふうに僕は非常にあれ見とって不思議に思います。そうでないかもしれんけど。だで、説明してまいてゃあと。往々にうそに包まれた政治の世界。裏金持って来いと、そういうのがあったんでにゃあのかと。あんまり言うとディープになってきますけど。それ、疑いが生ずるんで説明してくれいうことでしょう。必ずしも事実がどうか分からん。で、しばらくやると、またその裏金類似のものが上から降って来るわけです、日本の政治いうのは。そういう周波、何やのかな。商売で失敗しますとね、そのままどんといってもう破産宣告まで受けてまって駄目なのか。それとも、反対に努力してまたがっと上がってくのかという。
 大抵1回とか2回、よういって2回とかそんなもんじゃないっすか。おかしいと思わんきゃ、あんたたち。あんたたちいってはかんけど、これ。ほうでしょう。4回というやつ。不思議でしょうがにゃあな、わし。だで、ご本人が出てきて説明してまいてゃあと、ちゃんと。これは、思いますけど。

キャリア教育推進センターについて

(記者)
 ほかによろしいですか。
(記者)
 先日、キャリア教育の関係で、センターが箱ではないですけど組織というか、枠組みとして立ち上がって。地域の企業であるとかいろいろな団体に今協力を呼びかけて、これから来年度のキャリアタイムに向けて具体的にやっていくというところまできたと思うんですけれども。
 改めて、考え方というか、今回のセンターについての考え方、ご意見についてお願いします。
(市長)
 ありがとうございます。子どもの悲しみを救わないかんもんで、一人の子も死なせないということと、GAFAに負けんようなスペシャルの技能を持った、受験勉強ばっかできとるやつじゃなしに、藤井八冠。藤井君と言うと怒られるで。あの人は天才だけど、ああいう人がいろんな分野で育てていかないかんがね。ということの2つの意味があって。
 今日、幹部会でも言ったんだけど、大きい違いはやっぱりアメリカはまず受験勉強がないと。これ、ロサンゼルスに非常に学んでおりますんで、ええとこは学びゃええんだけど。人生の選択肢を中学生ぐらいから、またもっと前からでもええと思いますよ。人生って、こんないろんな生き方があるんだぜということを1日1時間、1日1時間ですよ、ずーっと。あとは一般教育もどうもやっとるようですけど。当たり前ですけど、数学とか社会とか理科とかね。英語とかを子どもさんたちに見せてこうと。だで、7項目。ロス(ロサンゼルス)のを見とると7項目とか11項目。例えば、料理を作ると。ケーキを作る、ラーメンを作る。そういうものを。その代わり、この場合は、そういう職業的人生の選択をする場合は栄養というのはどういうもんだとか、そういうとこもずっと学んでって。ほれから、ドローンならドローンとか、医者になるかとか、優秀な公務員になるかとか、な。
(当局)
 ありがとうございます。
(市長)
 とかね。人生の選択として。うちのおやじはラーメン屋のおやじだけど、公務員という道も人生あるみたいだぞというのを中学生ぐらいから。やっぱり子どもさんで一番重要なのは、そのアメリカのスクールカウンセラー10年やった人が言っとったけど、河村さん、子どもと話をするときは、あんたの好きなことは何なんだいうて聞かなかんぞいって。夢を持てとか言ったらいかん言って、押し付けては。好きなこと言ったって、そう分からんのですよ、みんな、これ。私も商売屋の本当の零細企業の息子だったもんで、うちの仕事やるもんだしかにゃあぐりゃあ思っとったわけだ。それを、好きなことを発見するための人生の選択肢をずーっと1日1時間、7項目の場合か、11項目の場合か。子どもさんにみんなで見せてあげると。人生、どうやって生きてったらええかと。
 わしは、数学でサイン、コサイン、タンジェント分からんけど、あんまり関係ねえな、これは人生にいって。それはそれでええんですわ。農業をやろうかとか、ねえ。そういうような趣旨だもんで。これ、職業訓練でどっかの工場行って、何か工場見学に行ってというのも当然中に入ってくると思うけど。それにとどまらない。だって、教育委員会が一応どっか所管事務が要りますんで、ここが所管するいうんだけど。本当は全市であげないかん、全市で。子どもに何が好きかということを分かるためのガイダンスみたいなの。
 もう一つ、分かりやすく言うと、これは寝ながら考えとったけど、中学生ぐらいから専門学校のガイダンスをやるという感じですね、これ。この言い方のほうが分かりやすいんじゃないか。いろいろな料理の専門学校とか、いろいろありますわな、専門が学校が。のガイダンスをやると。あるいは、もっと広い概念になると思うけど。
 だけど、そこで大抵妨害というか、難しいのはやっぱり受験勉強ですね。ここで出てくるのは。高校入試とか、中学入試もありますわな、これ。それがみんな出てくると、そんな大きなったら何になるんだ、俺はラーメン屋になる、そういうことを言っとるより、とにかく、何でもええで、受験勉強やってええ学校行けというのは、多分親と一緒になって出てくるんですよ、これが。本人の気持ちの中でも。だで、そういうことをどうするかと。そんなことが始まってくということでございます。日本で初めてです、これは。やるのは。

藤井八冠に総理大臣顕彰が贈られることについて

(記者)
 今日、藤井八冠に総理大臣顕彰が贈られることに午後なってるんですけれども。ゆかりのある名古屋市としての受け止めですとか、あと、かなり藤井八冠がこうやって活躍されることで経済効果が地元にももたらされているのではないかという試算もあるようなんですけれども。その点からの受け止めもお願いできたらと思います。
(市長)
 はい。まあ、藤井さんは見とるだけでも楽しいといいますか。何でかいうと、わし、港でJT杯か何か見とったら、後ろからぽんと肩を叩く仁が、なんかしらん、僕、藤井ですけど言って。そういう人間ですよ。応援しとるでよ言っていうことですけど。
 まあ、総理大臣顕彰を贈られるいうこっだもんで、今から名古屋市顕彰というよりも。この間、杉本(昌隆)さんに裏とってもらってもええけど、(杉本)八段に電話しまして、いや、こんだけの天才ではあるけれどもよう育ててくれたと、これ。お生まれは瀬戸ですけど、その杉本(昌隆)さんの将棋の塾も名古屋にあります。うちの近所です、これ。ありますし、名大附属高校(名古屋大学教育学部附属中・高等学校)にも通っとらしたしね。だから、その地元でスーパースターを誕生させたご労苦のみんなで応援して育てた方を表彰させてまいてゃあけどいって、杉本(昌隆)さんに電話しましたけど。ちょっと待ってちょうというふうになっとりますけどね。はい。そんな感じで僕はいきてゃあということでフォローするようには言ったるけどね。まだご返事というか。
(当局)
 まだ。はい。
(市長)
 ご返事はな。やっぱりご返事一応、acceptedっていうけど。ええですよと言ってくれんと無理やり賞状を出すわけに、賞状というかいきませんので。育てたほうもすごいないう感じじゃない。おっかさんがナンバーワンだと思いますけど。おっかさんに賞状を出すん、おかしいで、やっぱり。そんなふうでおります。はい。
(記者)
 ほかによろしいでしょうか。よろしいですか。
(市長)
 はい。
(記者)
 じゃあ、一部はこちらで終わりにします。
(市長)
 はい。

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