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令和5年10月30日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年2月22日

ページID:168869

報告事項

  • なごやネイチャーポジティブ宣言について
  • 障害福祉の仕事フェア2023の開催について

会見動画

報告内容

なごやネイチャーポジティブ宣言について

(市長)

 はい。10月30日でございますが、定例会見を始めてゃあと思います。

 皆さん、グッドモーニングということで、まずは、「なごやネイチャーポジティブ宣言」について、ご報告いたします。

 これ、英語にすりゃええもんだにゃあんですけどね。これ、なかなか。内容は、非常に重要ですよ。だけど、今日もちょうど幹事会(正しくは幹部会)で言いましたけど、後でちょこっと言いますけど。

 「ネイチャーポジティブ」とは、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せるという考え方で、生物多様性の新しい世界目標においても、2030年までの実現を目指しております。

 このたび、本市としても、ネイチャーポジティブの実現を目指す決意表明として、先週土曜日の10月28日に「なごや生物多様性センターまつり」の会場で「なごやネイチャーポジティブ宣言」を行いましたと。

 モニターに出てまいりますが。

 一番最後で言うか。途中で言うと、何か訳が分からんようになってもあれだな。私の。

 ここにあげた4つの方針のもと、市民・事業者の皆様とともに生物多様性の取組を進めてまいります。なお、このような宣言は、政令市としては初めての宣言ということでございます。

 また、宣言と併せて、ネイチャーポジティブの実現に向けた機運の醸成を図るため、シンボルマークを募集しますというこってございまして。

 ネイチャーポジティブの大切さを分かりやすく伝え、親しみの持てる名古屋オリジナルのシンボルマークを公募しますので、ぜひ多くの方にご応募いただければと思います。ちなみに、賞金を3万円ということで、多いのか、少ないのか、非常に悩ましいところでございますが。税金でございますので、多分ですね。非常に多いのではないかということでございます。

 また、宣言と同時に「生物多様性なごや戦略実行計画2030」を新たに策定しましたということでございます。

 今後は、本実行計画に基づいて、2030年のネイチャーポジティブの実現に向けて、着実に取組を進めてまいります。

 これは、コメントですけど、そのときに、昨日、おとといか、天白のその会場で言いまして、生物学者(正しくはアウトドアタレント)と一緒に若干、話をいろいろしましたけど。「河村さん、書いてあることと全然違うこと言うな。」言うもんだで、「何言っとん。これがネイチャーポジティブだ、そういうのは。」言って。いう話で。ネイチャーというのは自然というか、人間の性格というのもあるで。I have a Nature to be positive .私はいつも積極的な性格ですと。ほんなもんで、言いてゃあのは、英語にすりゃいいもんではないけど、非常に日本においては実は重要な宣言なんですけどね。これ、こういうの。

 んだで、一つ言えることは、生物多様性だいうと、普通今地球温暖化がいかんように言ってますけど。明らかに寒冷化よりは温暖化のほうが生物は多いですよ。私は生物学者ではないですけども、いわゆる科学者ではないけど。それは寒冷化すりゃですね、細胞の活動が非常に鈍りますんで。それと、日本の歴史で言うと、江戸時代に飢饉で日本は大変な被害を被っとるわけです。何だったで、3つあったわな。享保、何や知らん。受験勉強の話だもんで、何十年前で忘れてまったね、これ。ものすごい寒冷化は人類に対して被害を及ぼすと。飯が食えんようになるからですわ。それとか、あれがそうですわ。ゲルマン民族の移動。あれも寒なったもんで、ゲルマン民族、ドイツの方の人が南下してくると。あれが確かローマ帝国と大変なことになったと思いますけど。

 ほんだで、ネイチャーポジティブ、これ(モニターに掲出した生物多様性なごや戦略実行計画2030の表紙画像)ね、これ。みな、暖かそうじゃないですか、これ。想像。ようけい生物がおるいうことはええことなんだけど。じゃあ、その辺のとこはええのかと。右の手で温暖化いかん言うとって、左の手でネイチャーポジティブということはどうかということだ。まあ、いずれにしろ、極端なことはいかんということが一つと。

 それから、重要なのは、ネイチャーで避けれて人間の性格というか、そういうも入っとんですよ。だから、日本みたいにこんな受験勉強やって子どもに内申点つけてですね、成績を苦にして子どもが自殺せなかんようなですね、世の中を作っといてね、ネイチャーポジティブ。まあ、反対にネイチャーポジティブと言って、子どもたちももっとポジティブになるように。そういう管理型の社会、マイナンバーカード、そういうようなものについては、いかんというふうだったら、なかなかさらに非常に意義のある宣言だと思いますね、私は。そこりゃがええ加減に何でもええで言ってきゃええわという問題じゃなしに、やっぱり考えながらというか、やらにゃあかんと。人間のネイチャーポジティブをものすごい大事にせないかんということです、言いたゃあのは。ええ。人間がまっと、特に小さい子がね。

 伸び伸びというか、伸び伸びよう言いますけど、まあ、自分の人生いろんなことがあるけど、どういう選択があるのかと、人間の世の中の中には。そういうことを小さいときから教えて、昨日か、中川の区民まつりにいっとったら、横に吉田さんって有名なきしめん屋があって、そこにいっとったら、小学校6年(生)だ言うけど、千種区から来た言うとったね。子どもさんとおとっつぁんとおっかさんがおって。「まあ、みんな10時ぐりゃあまでも勉強漬けで、えらいことですわ。」言って、そう言っとったですよ。これ、小学校6年生です。まだ、自分らはこれからだけど。自分も塾行っとる言うとったけど。

 特に子どもに強く言わな。文部省(文部科学省)につよ言ったれや、ほんならばと。もう受験勉強やめようと、もう。かわいそうだで。なあ。昨日も(教育)シンポジウムがありましたけど、学校で成績を苦にして自殺しやならんということはええんですかね、これ。本当に。非常にわしは疑問を感じますよ、これは。そもそも。なあ。義務教育でしょう、これ。義務教育じゃ、法律的には親の義務ですけど。行くのは子どもですからね。今こそ、だから人間も含めたこういうネイチャーポジティブ宣言って初めて出た。おまえさんが英語にすりゃええだにゃあぞ言ってますけど、ものすごい必要な時代だということが私は本当に言いたゃあと。

 カーボンニュートラル宣言は(名古屋市では)しとりませんけど。こっちはええよということで、真剣に取り組まなかんわいうの、それだったら。特に、人間のほうのね。ということで、あんまりややこしいことばっかり言っとってもあれですが。

障害福祉の仕事フェア2023の開催について 

(市長)

 次は、「障害福祉の仕事フェア2023の開催」について、ご報告いたします。

 モニターに資料掲出、チラシと。

 令和5年12月7日木曜日に「障害福祉の仕事フェア2023」を開催いたします。時間は、午前10時30分より午後4時30分まで。場所は、ウインクあいち6階展示場で行います。

 現在、多くの障害福祉現場で人材不足が課題となっております。

 途中ですけど、これ、本当にね、これでも障害と出てくるでしょう、ぼかんと。これ、アジア大会で言っとるんだけど、皆さん知っとるかどうか知らんけども、障害いう言葉そのものが差別用語じゃないかと。害に障るということです、これ。だから、厚労省(厚生労働省)で何十年も前からもうこれ、議論になっとんですわ。だけど、審議会なんか、ネットを見ると出てくると思いますよ。結局、そんな難しいこと考えんでもええわいうことになって。今んこと、名古屋でもどっちかいうと、そいういう傾向がある。こういうこと。だけど、まあ、感じわりいわね、これ、本当に。害に障るいうのは。だから、英語ではないですわね。DisabledあるいはChallengedだとか。

 ここで、今日も幹事会(正しくは幹部会)で言いましたので言っときますけど、この間、名古屋ドーム(バンテリンドーム)でちょっと不自由な方の野球、世界野球大会(第5回世界身体障害者野球大会)がありました。世界の。そこで、関係ないで名前はやめときますけど、某県会議員どのが長嶋茂雄さんの野球の、コメントを読んだんですよ。そん中に、日本語は、障害者、どういって書いとったかね。障害者いうてどわっと出てきます。ほんで、わし、ちょうど国際大会だったで英語の字幕見とったんですわ、グラウンドの。英語の字幕にないですね、障害者って。あ、にゃあがやと。その代わり、ドリーム・ベースボールと。ベースボールのところにドリームと書いてある。だもんで、まあ、それをせめてアジア大会のときにね。これ、こういうきっかけをつくりましょうと、呼び名を変える。パラにしたらどうだというのはあるけど。まあ、僕はドリームがかえってええなと思いますね。と思っとるんですけど、当事者の皆さんがどういうか非常に大きいんで、これはですね。

 だけど、役所でいろんなことがありますと、あんなことええがいうふうになってまうんですわ。しかし、言葉は大きいよ。言っときますけど。言葉を変えるということは。だで、わしはこれ、結構こだわっとんの。という話でございまして。これは、何遍も言いますけど、昔からの何十年も前からのテーマです、これは。厚労省(厚生労働省)でも議論されておりますけど、変わらないと、日本はいうことです。

 現在、多くの障害福祉現場で人材不足が課題となっております。そこで、障害福祉の仕事に興味を持ってもらうきっかけづくりや、求職者と障害福祉事業所のマッチングを目的に仕事フェアを開催します。

 市内で障害福祉サービスを提供する20法人による就職相談会では、各ブースで障害福祉の仕事の内容や魅力を紹介します。また、採用担当者による就職・転職希望者の個別相談会を実施します。申し込み不要、入退場自由ですと。

 同会場では、車いすユーザーが多数派になった架空の世界を体験し、「障害は社会がつくり出す」という「障害の社会モデル」を学ぶことができるバリアフルレストランを東海地方で初めて開催するほか、「障害のある方と共に働く魅力」をテーマにセミナーを開催します。

 セミナーとバリアフルレストランは、事前申し込みが必要となります。申し込みはウェルネットなごやをご覧ください。

 先着150名の方に、市内の障害福祉サービス事業所作成のクッキーをプレゼントします。障害福祉に興味のある方や、現在仕事を探している方など、多くの方にご参加いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

市長の公務外日程における所在の把握について 

(市長)

 それから、先週お話ししました、私、河村たかしさんの「市長の公務外日程における所在の把握」について、各指定都市に確認をしましたので結果をお知らせします。

 名古屋市を除く19市のうち、現時点で14市から回答が得られました。その内訳は、「全てを把握している」が4市、「市長または私設秘書等から情報提供があったもののみ把握している」または「全てとは言い切れないがある程度把握している」が合計10市、「把握していない」が0市という結果でございましたと。都市名は公表できませんと書いてありますが。何でいかんの、こんなこと言ったら、公表しないということで電話(等)でアンケートをとったからということだろう。まあ、そんなことでございまして。

 後でちょっと市長室長に弁明してもらわなかんけど、あんまりよう、こんなこと言いたにゃあけどよ。何か新聞の記事が、これ、某地元新聞かどうか分かりませんけど。河村市長の無断上京波紋と。これ、無断上京という言葉の中には、普通はルールがあるけど、それを破って無断で行ったというのが普通の解釈からすりゃ、受けとるほうの意味からですが、そうなりますわな。あんた、無断で昨日休んだないうたら、言わなあかんときに言わなかったということ。ほれから、「4時間所在不明 市秘書課・議会も問題視」ということでございますが。

 市議会は、18日、市長を危機管理上、率先して対応することを求められる立場とした上で、電話、再発防止を要請する市長宛ての文書を提出した。秘書課職員の間では、政務の内容はともかく、行き先ぐらいは伝えてほしいとの声があがっているというこってございますので。本当なのかと、これ。ということで、今日、ここの市長室長にちゃんと釈明してもらわないかん。許さんよいって、こういう話は。

 私は今まで長いこと政治をやってきましたけど、大体分かるんです。まあ、首長をやったのは今回初めてですけど。まあですね、公務は当然ね、捕捉、自ずと捕捉されますけど。もう一つは、危機管理上、連絡がとれるようにしていくというのはこれは当然の前提だと思います。私も当然、そうしとるんであってですね。あとのものをですね、ちゃんと言ってかないかんルールいうのはね、やるんだったらルールで決めてくれと。ないし、その代わり1,700自治体あるから全部連絡せないかんでいって、これ。だから、ほかは違うはずだと、これはということで。

 自分でまず三つの都市、一つは秘書課、あと二つは市長さん本人に連絡しまして、やっぱ僕が思っとったようにですね、公務は連絡するけどあとは災害対応はしてると、緊急連絡は。あとは、そりゃその場合によってあるんであって、全部連絡しとるわけではないと。こうはっきり言いましたよ、これ。ええ。

 だで、何かよ、これ見ると、河村さんがルールを破ってどっかへ消えてまったいうように見えますんで。もう、違うで言っとんですよ、本当に。頼むで言って。僕が電話したある市の市長さんなんかは、やっぱそれ、公務をほいじゃあ、どこにどういう。緊急連絡は別ですよ、いってきますけど。それはしとることは前提。緊急連絡がとれるようにしとることは前提ですけど。政務なら政務でね、それとプライベート、それなんかは、何で言わなあかんのだ、それいって。総理大臣ならちょっとわしもよう分かりませんけど。そこまでくると。

 だで、それと、先ほど話しとったけど、総理大臣、ある大臣なんかも僕も聞いたとこによりますと、いや、公務以外は連絡しませんよいって、それはと言ってました。某国(の省庁)のあれ(大臣)が。だけど、SP(セキュリティーポリス)なんかもおるかもしれませんわね。だから、それはやっぱり警察のそういう警護の問題、別の問題だいうことです、それは。

 だで、聞いたってみいや、首かしげとるけど。ほんなら。そんなもん、1,700の首長にかけたら、まず、何言っとんですかということになると思いますよ。だけど、河村さんとこの場合は、うちの秘書に、私設秘書に聞いたら、いやいや、別にルールがあるわけじゃないけど、せっかくだで役所に大体お伝えしとったと。99.9%とか言っとったな。少なくとも、99%は市長室にこちらの気持ちで伝えとったわけです、これは。分からんより分かったほうがええかなということなんで。

 あたかも、まあこの無断上京というのは、もう撤回して謝罪してほしいんです、私からすりゃあ。これ。それから、市の秘書課も問題視していると書いてありますね。秘書課の弁明を今から聞きますんで、ちょっと市長室長。

(当局)

 今、市長が申し上げましたように、市長の公務外の居場所につきましては、明確なルールというのは何も定めておりません。現在も定めておりません。

 ただ、そういう中にあって、市長の事務所と秘書課とで情報はほぼ全てと言っていいほど共有はされていた。これは事実でございます。当然、私どもは、ある意味、それが当たり前だというふうに役人的には思っていたところではございますが、今回このような調査をしたところ、他都市の状況を見ると全てではない。言ってくれたものは捕捉はしてますけれども、全てではないというようなお答えがかなりの部分を占めたところでございます。

(市長)

 過半数以上だ。はっきり言わないかん。

(当局)

 過半数以上ですね。14の返事が来た中で10市がそういう状況でございます。

 そういうような状況を鑑みまして、私どもとしては、役人的なあれになりますけども、今後もこのような形での情報提供を続けていただいて、しっかりと捕捉はしていきたいなと思いますけれども。市長さんのご日程、いろいろなプライベート、それから政務等もあろうかと思いますので、言える範囲、教えていただける範囲での把握には努めていきたいというふうには考えております。

 改めて申しますけれども、今までそういうようなルールというものはなく、暗黙の中で情報共有をさせていただいていたというところでございます。

 以上です。

(市長)

 はい。だで、わしゃ、無断上京という言葉を使うあれではなかったんじゃないかね。無断上京かね、あれ。え。

(当局)

 ちょっと、私、なかなかそれは市長さんのお考えで。

(市長)

 何を言っとんの。自分だけかばっとったらかんで、それ。あなた、無断ですよと、無断上京だいう場合は。まあ、そりゃ、定義があるわけじゃありませんけど。普通はルールに反してますよという場合だわな。

(当局)

 なかなか私、国語が苦手なもので申し訳ございません。

(市長)

 何を言っとんの。まあ、あんなことばっかり言っとりますけどね。それが一応の今の状況だということですわ。だで、もしあれならいいよ、言って。緊急連絡(できる)状況にあるというのは、これ、もう当然のこととして。そりゃ義務でしょうね、大抵。大抵そうだと思います。そうでない公務以外のプライベートの行動だとか、それからあと何ですか、今言った政務みたいなものについて、ルールを定めるなら定めてちょうよと。その代わり、1,700か今、前3,300。自治体にみんな確認して、皆さんに迷惑をかけることのないようにせなかんで、そりゃあ。ほりゃほうですよ。全部報告しよいう、仮にルールならルールにすると、一定大変なことになると思います、それは。

 公務員が政治の、状況によりますけど、いろいろ政務というやつについて全部知っとらな。んだで、そういうとすぐどこの場所におったまで言わんでもええで、県外におるとか言ってくれとかなるけど。これ、おもしろいのは、県警(察)は確か、警察は県外に出るときは報告せないかんと。それと違いがおもしろいんですよ、これ。またちょっと警察にもそのルールの立て方をもう一回確認しますけど。

 そりゃ、やっぱり警察は警察の仕事自体がとういうことだが。ちゃんと皆さんの安全を守るいうか。だで、県外に出るとき言わないかんのやな、あれ。だけど、市長やなんかはないんですよ、そういうルールは。これ。だで、ちょっと違うでと。

 だけど、ええですよ。名古屋市が盛んに言って、ここに書いてあるように、政務の内容はともかく、行き先ぐらいは伝えてほしいとの声が上がっていると。秘書課職員の間ではと、こうなってますけど。ほんならそうで、定めてまわな、わしも困るわ。99%以上、自分の気持ちで伝えとったんだけど。ほんだもんに言われるとなると、市民が見ると、あんた、河村さん、何だ言って、これ。ルール破りしとんのかということよりも、ぱっと思うのは、緊急連絡がとれんのはいかんのじゃないやろうかと。そういうふうに誤解をされますわな。それはいかんですよ、やっぱり。市長は。幾ら副市長がおるといっても、それはいかんと思いますよ。だから、今回のことでも、まあ確実に連絡はとれたわけです、これは。という状況にしてあったということで。

 わし自身も、もし、これが北海道とか、それこそ網走か、稚内か、沖縄に行くという場合は言ったかもしれませんね。そりゃ、幾ら内緒にしててくれといっても。それはやっぱりちょっと連絡、ただとれるだけでも携帯だけでも遠いですから。言ったかもしれませんけど、それはちょっと分からんけど。

 大いに気にはさせていただいとるということでございますので、しかるべく、訂正ないし、まあ、謝罪というと鬱陶しいけども、適切な対応をとられたいということでございます。

 1部はそういうことですか。はい。そういうことですね。

質疑応答

保育所等における虐待事案について

(記者)

 幹事社から質問です。保育所での児童虐待事案についてです。

 先週、名古屋市内の保育所で2件児童虐待があって、その改善勧告をしたという発表がありましたが、それについて11月児童虐待防止月間ということもありますけど、ほかの保育所についても調査を行っていくというところについて、お願いします。

(市長)

 2つでありまして、子どもさんは大事にせないかんもんでということでございまして。無理やり食事をさせたというような事例とかですね、ありましたで。今、注意喚起をしておりまして、事実関係を把握するため調査していると。11月22日がその(改善勧告における指摘事項に対する報告の)返答期限になっとりますんで、それを受けて、しっかり当局からすると保育所等に対してしっかり指導していくというのが当局の書いたやつですけどね。

 まあ、どういう。俺が言っとったってしようがないけど、やっぱりご飯はしっかり食べるようにという気持ちで、そういう気持ちが強く出過ぎたのかちょっと分かりませんけど。そこら辺は、ちゃんとしっかり対応してゃあと思っとります。

 11月22日が期限で返事が来ますので。

(記者)

 特に、ほかの園については調査をしていくということは、今のところないということですか。

(市長)

 いや、これはアンケートは全部とっとんだろ、これ。当然。大体、何やかんやで1,000件ぐらいあると思いますわね、これ。保育園やら。

(当局)

 今、ほかの園についての調査をしないかということでございますけれども、通常、こういった園に対しては指導監査ということで園のほうに年1回基本的に入ることになっておりますので、そういった中でそういった虐待ということがないのかどうかとか、きちっとした防止の取組がなされているかどうかというのは確認させていただいているというところでございますので。今年度についても、必要な園について監査をやっておりますし、今回あった園についてもしっかりと見させていただきたいというふうに思っておりますし、ほかの園についてもしっかり見ていって、もしそういうことがあれば指導をしていきたいというふうに考えております。

(市長)

 ほかの園に対しての調査、アンケートにするのか、調査か知りませんけど、するんでにゃあのかね。するもんだと思っとったで、これ。

 まあ、こういうようなことが発生しましたので、お宅の園につきましては、その辺のところはどうですかというような話を、注意喚起。

(当局)

 そうですね。注意喚起のほうは、もう既に10月23日にさせていただいておりますので。その一報として、まずさせていただくということと。ほかの取組としましては、全ての保育所、公立、民間、かかわらず、そこの施設の長または職員に対する研修ということもやって、注意喚起を深めていくと。保育の現場で、そういったあってはならないことが二度と起きないように、研修ということもして保育の質の向上につなげていきたいというふうに考えております。

(市長)

 この2園だけじゃなくて、ほかのところのちゃんと丁寧にやって頂戴よ。予防的なケアということになりますよね、これ。そういうことですわ。はい。私からすりゃ、ほかの園も注意喚起をしたというこっだけど、さらに丁寧にやってちょうだゃあと。子どものこういう虐待事案がないようにね。お願いします。

(当局)

 分かりました。

(記者)

 ありがとうございます。それでは、市政一般について、各社さん、お願いします。

市長の公務外日程における所在の把握について 

(記者)

 お願いします。

(市長)

 はい。

(記者)

 先週の会見に出ていなかったので、その公務外日程の関係、ちょっと。

(市長)

 ん。

(記者)

 公務外で東京に行かれてた件なんですけれども。これっていうのは、災害対応としては副市長がいらっしゃるということでお話をされてたと思うんですけれども。副市長には事前に連絡をされて行ったんでしょうか。

(市長)

 いや、しとりませんよ。

(記者)

 その場合というのは、副市長に市長としての現場指揮の役割を副市長に代行してもらう形になると思うので、副市長にあなたに代行してもらうよということは事前にお伝え、一言されるべきじゃないかと思うんですけれども。

(市長)

 まあ、そこまではやっとらんと思いますけどね。これ、大体過半数超えるところが公務以外は別に必ずしも連絡するもんではないと答えてますので。

(記者)

 そのアンケートというのは、公務以外で連絡する必要がないというのは、例えば、近所のスーパーにお買い物に行くとか、そういったことを含めているのか。東京に出るとか、大阪に行くとか、そういった一定の距離を行くところも含めて聞かれているのか。どういった聞き方なんでしょうか。

(市長)

 当然、その後者だと思いますけど。

(記者)

 後者ということでよろしいんですかね。

(市長)

 うん。ほうだろ。アンケート用紙、見せてあげてもええよ、別に。そんなスーパー行くようなそんな話はね、あり得んがね、そんな話。

(当局)

 よろしいですか。今、おっしゃられたように、ご質問にあったような当然県外に出る、市外へ出る、そういうことも含めて公務以外のこと。災害対応やなんかのために緊急に連絡がとれるというのは大前提のもと、それ以外の日程もどれぐらい把握してますかと。そういう形で聞いておりますので、もちろん東京に行く、北海道に行くと、そういうことも全部想定の上での返答だというふうに思っています。

(記者)

 じゃあ、そういうことを踏まえて、このアンケートもあるように、市長はほかの市もそうやってしているから、ご自身の行動も問題なかったという認識ということでよろしいでしょうか。

(市長)

 そりゃ、99%こちらはグッドウィルというか、気持ちで伝えとったでね。こういうような絶対言ってくれるなというような話があるときには、それはええんじゃないですか、幾らなんでも。これ。いかんのかね、これ。本当に。なかなか信じられませんがね。

 ほんならそれでいいですよ。ほんなら、それでルール作らないかんわ。ルールを。その代わり、大問題になりますわね、日本中ですから。1,700首長さんがもう必ず、4時間なら4時間どっか行くときに連絡せないかんですよ。役所に言わせると、県外(などの行き先)でもええ言ってますけど。本当にええのか。どっちかいや、内容はええけど行き先ぐらいは伝えてほしいと。新聞のコメントにあるけど。行き先を言わないかんいうことになるわけです、これ。

 まあねって。ある市長さんは、急に連絡が入るときがあるでね言うて、県外でもと言っとったです。

(記者)

 いざ、災害が発生したとき、例えば東日本大震災級の大きな災害が発生したときは、電話もつながらなくなりますし、例えば帰宅難民とかもかなり発生して、道路もかなり渋滞して。それは名古屋市内にいらっしゃっても、愛知県のほかの都市にいらっしゃっても発生することだとは思いますけれども。余計、東京ですとか遠いところに行ったら、その分帰ってくることも大変になると思います。そのときは、ご自身の責任において対応されるということですか。

(市長)

 その場合は、実際あったのが公務でしたけど。大村知事と一緒に、あれは公務で何か財務省か何かの陳情に行ったときですわ。新幹線で横の席におったんですけど、大村氏も。富士山の辺で止まりましたわね、地震でばーんと。あれ、相当長時間おりましたよ。あんときに。だけど、あれは、公務もあったいうこともあり連絡とれますんで。だで、当然、僕は動けんわなぐりゃあは連絡したと思いますけど。それはそれで、市長対応というのか役所対応ですわね、その場合は。だから、別に滞りなくいってもおかしいけど、そんな大災害があったときにね。だけど、こっちの名古屋市としての事務については、滞りなくいってますわね。これ。あれ、大分止まりましたね。あのとき。

 んだで、いやいや、そういうふうならそういうふうで、ルールを定めなあかんです。ほんなら。いかなるときにおいても、居場所ははっきりさせよと、市長はね。知事もですから、ほれ、だから首長たる者は、何が起こるか分からんから居場所を連絡しておかなければならないと。そういうルールを作れという意味ですね、それは。

(記者)

 いや、特にルールとかいう話ではないんですけれども。例えば、国の場合は、総理大臣がいらっしゃらないときは、官房長官がその分、それも把握された上で守られていたりですとか、そういった対応をとられていると思うので。個人としては、副市長にはちゃんと連絡するべきだったと。もし、そういうことで副市長対応が発生すると考えられるなら、そちらには連絡しておかないと、仮に3人いらっしゃるからといって副市長の方が皆さん出られていたら、じゃあ、現場対応は誰にするのという話になったと思うんですけれども。

(市長)

 ああ、しかし、常にあるがな、そうなったら。副市長対応いうのは。副市長対応なのか、現場の課長か局長対応なのか、よう分かりませんけど。これは。まあ、ほんで、ルールを作らないかんわですわ、ほんなら。市長は必ず所在を明らかにすることと、これは。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 総理大臣はちょっと別だと思いますけど、わしは。

オアシス21のハロウィーンにおける臨時閉鎖について

(記者)

 お願いします。ちょっと別件になるんですけれども、ハロウィンについてちょっとお伺いしたいんですけれども。土曜日からオアシス21が一部閉鎖されていたと思うんですけれども、一応この土日トラブルはないと伺っていますが、市としてもそのような認識でよろしいのかというのが1点と。

 またただ、一方で、オアシス21の規制エリア外にこの土日多くの人が集まっていたんですけれども。そちらについて、市としてはエリア外にたくさんの人が集まっていることについての受け止めをお伺いしたいのが2点目。

 最後に、明日がハロウィン当日ということで、改めて市長のほうから市民の方に対して呼びかけがあればお願いいたします。

(市長)

 一番けつのほうから、印象が強いもんでですけど。本当に皆さんの楽しみを制約するいうのは、僕はあんまりええと思わんのだけど。テレビで韓国の事故のことなんかもようやってますわね、これ。本当に悲しい事故が起きとりますし、日本だと明石の歩道橋事故も起きとりますんで。やっぱり予防というのは相当必要なんでにゃあのかということでございますので。ご辛抱をいただけんかというのが、市民の皆さんへ言いてゃあことですわ。

 ほれから、市のあれはどうだって言ったら、まあ、異常はなかったと、一応。明日かね。ああさって、明日か。ハロウィン当日。だで、それはちょっとこれからですけど、今んとこは異常はなかったと。

 オアシス21、あそこの外についての話はちょっと聞いとりませんけど。まあ、あんまり異常があるような状況というのは入っとりませんわね、これ。一応いうことで。まあまあ、平穏に推移しているという認識ですけど、今んとこ。違うけえ。

(記者)

 微妙にエリア外のバスのところとかにかなり多くの人が集まっていたりするのも、一応、市としては混乱を招かないようにエリアを規制された一方で、その近く、エリアの本当に際際のところを狙われてたくさんの方が集まられたということについての、市長の市として受け止めはいかがですか。

(市長)

 僕は昨日は今池のところを公用車でずっと回りましたときにも、何か今池、ようけいおるな言って、仮装した皆さんがという認識だったけど。これ、雑踏事故が起きるというそういう認識では全然なかったです。今池ですけどね、昨日は。まあまあ、このくりゃあで気つけながら。

市長の公務外日程における所在の把握について

(記者)

 おはようございます。ちょっと行ったり来たりで申し訳ないんですけれども。ルールを説明していただいた例の市街を離れる問題なんですけど。

 公務の話は間違いなく、皆、上層部は把握しているんで、先ほどの大村知事と富士山の辺りで止まったという話は、これはもうやむを得ない話だと思うんですが。やはり、ほかの、20政令市(政令指定都市)のうちの河村市長は、やはり政党の代表であるというところがやはりほかの政令市(政令指定都市)とちょっと大阪以外違うところもあってですね。やはり政務で外出するケースというのはこれまでも多かったと思うんですよね。先週の会見では、その場合でも99.9%って言葉がありますけども、可能な限りおっしゃっていたという実績があるわけで。

 今回、日本保守党の結党に当たり、日本保守党側から口止めされていたとはいえ、やはり政党代表とか幹部を務められるお立場があるもんですから、やはり可能な限り、少なくともこれまでどおり、東京なら東京に行くっていう一言あればよろしいんじゃないかなというのがこちらの意見みたいになってしまって申し訳ないですけど。そうやって言っていけばいいんではないかなというのが今回の問題かなと思ってるんですよね。

 だから、ルールを作るとかっていう話じゃなくて、これまでどおり、引き続き市長室とコミュニケーションをとればいいんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

(市長)

 別に、とるのはとってもええですよ。今までやってきとったんだで、これは。ほかの都市の大抵首長さん、100%いうとこはあるようですけど、本当に100%かどうかは確認しとらんもんだで。本当に。そん中では、よう連絡とってきたと思いますけど。

 そりゃあ、とるに越したことはにゃあけど、しかし、政務上絶対黙っとってくれというような要請があった場合は、それも大きいですからね、これ、一応。

(記者)

 ただ、何というかしら、市長にはあまりよく聞こえないかもしれませんけども、東京行ってくるってだけでもよかったじゃないですかね、やはりね。公務がもうあれで終わってて、別に公務を無断で中断して行くわけじゃないですから。当然のごとくね。

(市長)

 いや、現実言うと、どなたかとは言いかねるけど、あるジャーナリストが、うちの一緒に東京行っとったのに、何か今度東京へ行って、東京では例の保守党の会見があるで、あれに出るんじゃにゃあかということを聞いてきた人はおるんです。みえるもんで。いやいや、そんなことはよう分からんというふうで、まあ、そう言っとるんです。だから、相当特殊な例であっていうことですけどね。はい。

(記者)

 今後も、別に記者クラブが何か言うわけじゃないですけど、中日新聞が何かと思ったわけじゃないですけども、市長室長とのコミュニケーションを持続されればよろしいんじゃないかと思います。以上です。

(市長)

 そりゃあ、まあ、そうで。俺からすると、そんなこと言われるのが心外だわなっちゅうことですわ。

(記者)

 ちょっと先ほどのNHKさんの質問にちゃんと答えられてなかったのでお聞きしたいんですけれども。南海トラフ地震みたいな大災害が起きたときに、市長、東京にいた場合に連絡手段を持ってたとおっしゃるんですけれども。衛星電話みたいなものを持たれてたんですか。普通の携帯だとつながらなくなる可能性が結構高いと思うんですが、その場合の対応とかって何かあったんですか。

(市長)

 そりゃまあ、そんな特殊な電話を持てというようなとこまで、そういうこと、そういうんだったら、それをルール化してくれんと。

(記者)

 いや、ルール化の話じゃなくて、そういうどうするおつもりだったんですか。市長としては特に問題はなかったっていうお話なんですけれども。携帯がつながらなくなった場合は、市長としてはどうするおつもりだったんですか。

(市長)

 そりゃ、ホテルがありますから。ホテルの固定電話から連絡を入れたんでにゃあですか、分からんけど。

(記者)

 いや、だから固定電話とかも大災害級が起きると使えなくなったじゃないですか。東日本(大震災)のときも。

(市長)

 そういうときもあるし。

(当局)

 その場合、連絡がとれなくなった場合、多分その日だったら市長が東京に行ってらっしゃった時間で秘書課がそのことを把握してなかったときに、市長、どこにいるんだということになると思うんですけれども。

(市長)

 それやったら、うちの古出来町の事務所におったうちの秘書が役所へ行ったんじゃにゃあですか。すぐですから、15分ぐらいですから。はい。

(記者)

 秘書が役所に行って伝える。

(市長)

 秘書が事務所で待機してましたから。古出来の事務所で。

(記者)

 それは、そういうことは秘書には伝えていたんですか。もし、じゃあ、こういう大災害級が起きたら直接行って。

(市長)

 そんなことは言ってないけど、当たり前のことだから、それは。

(記者)

 じゃあ、古出来の事務所の秘書が市役所に大災害が起きたときには行くから、連絡手段としては大丈夫だったという理解でいいですか。多分、普通に本当にあのクラスの震災が来た場合って、古出来からここまで来るのにも結構時間かかっちゃうと思いますけど。当然、交通網もめちゃくちゃになりますし。

(市長)

 ほんなら、まあ、ルール化しないかんわ。大災害でそういう連絡途絶も起こると。携帯電話もつながらなくなる場合はありますからね、これ。

(記者)

 じゃあ、市長としては、ルールがなかったから別に問題はないということなんですか。ルール化されるんですか、そしたら。

(市長)

 いや、どうするんだって言っとる。

(記者)

 じゃあ、市長としてはどっちがいいと思いますか。

(市長)

 その代わり、全部に影響しますから。総務省にも言って、これ。

(記者)

 だから、市長としては、今回問題があったわけですよね。問題があったというか、大災害があったときに連絡がとれない事態っていうのは想定できるわけですよね。別にルール化しなくたって、別に市長がその都度言えば。

(市長)

 これまで言っとったんですよ、別に。

(記者)

 いや、これまで言っとったっていっても、別に100%じゃなきゃ、それ、意味ないじゃないですか。99%とか95%じゃあ、その1%とか5%のときに何かあったら意味なくないですか。

(市長)

 それはね、ほかの自治体みんなそうやって運用しとったわけでしょう。

(記者)

 ほかの自治体がどうかは別に関係なくて。

(市長)

 そりゃあ大きいです。

(記者)

 市長としては、それは適切だったんですか。

(市長)

 それは、僕は適正に行動しとったと思いますよ。私は。

(記者)

 じゃあ、今後もいわゆる秘書課とか副市長とかに伝えずに、どこか東京なり、大阪なりですけど、県外に出られるということは全然あり得るということでよろしいですか。

(市長)

 あり得るいうか、まあ、別にええですよ。今回みたいな例は大抵死ぬまでないですわ、それは。特別に言わんといてくれと言われたような事情はね。それでも4時間で会見が始まったらすぐ連絡しとるわけです。こういうふうでと。そこまでやれば、まあまあ普通は十分だと。それ以上やりなさいということだったら、まあ、ええですよ。全部伝えてくれいって。

(記者)

 すみません。ちょっとお聞きしたのは、今後もいわゆる4時間だか、3時間だか、2時間だか何でもいいんですけど。いわゆる秘書課とか副市長には伝えずに、県外なり東京ぐらいの、北海道なら言って東京なら言わないという理屈もよく分からないんですけど。東京なりに行かれる可能性っていうのは。それ、東京に行ったとしても、それは市長としては全く問題ないというご認識ということで。

(市長)

 まあ、言うようにする言っとるがね、せっかく今までずっとやってきてよ、99%連絡しとったっちゅうんだで、これ。

(記者)

 すみません。どっちなんですか。言うんですか。今後はないってことですか。

(市長)

 なるべく言うようにしますということです。

(記者)

 あと、どっちなんですか。だから、なるべくっていうのは、じゃあ、100%ではないということなんですね。

(市長)

 まあ、そんなもん、なるべくは99か100かの区別みたいなものがあり得んことを言っとったってしゃあないがね。

(記者)

 いや、あり得ないことじゃなくて。すみません。あり得ないことじゃなくて、ごまかさないでください。

(市長)

 あんたがごまかしとんじゃないか。

(記者)

 今後もあるんですかということを。

(市長)

 その100%の状況を問い詰めたってしゃあないがな、そんなもの。なるべく言うようにする言っとりゃ、そういうことじゃないの。やっぱり市民の皆さんに一応どこにおるか。どこにおるかは言わんでもええという人もおるけど、県外に行くいうことだけで言ってくれとか、いろいろありますけども。なるべく分かるようにしますよと。

(記者)

 秘書課としては、それで十分ということなんですかね。市の危機対応としては。

(当局)

 今までも県外に出る場合は、例えば東京都だとか、県外だとか。県外という形ではあったかどうかはあれですけれども。災害なんかが起きた場合に、ただちにこちらに駆けつけられないと、そういう状態であるということは、公務だろうと、政務だろうと一緒の場合なんかもありますので。そういうことさえ把握していれば、それは副市長さんとも共有をしますので、そういうような状態であって、そういうときに何かが起これば第一の副市長、第二の副市長やなんかが代わりでいろいろとりあえず陣頭指揮、それから参集をするということになろうかと思います。

(記者)

 つまり、市長が秘書課とか副市長とかに連絡をせずに東京くらいの距離の場所にいたとしても、それは秘書課としては特に南海トラフとかそういう事態が起きたとしても、危機対応上特に問題はないという。秘書課というか、市としては問題はないという理解でいいんですか。

(当局)

 基本的に、教えていただきたいというのは当然、私ども役所ですのでそういう思いはありますが。何ていいますかね、公務で当然ですけどそういうような状態というのも当然起こり得るわけですので。

(記者)

 公務で連絡せずに行くときってあるんですか。

(当局)

 いやいや。公務で県外にいて、市を離れていて、そして災害が起こるということもあるわけですので。そういうときでも、必ずしも連絡がとれるという状況にはない。そういうこともあります。そういうことは想定されますので、あるいは、例えば市内にいたとしても、市長自身が被災をするだとか、そういうようなことっていうのはあろうかと思います。そういう場合には、あらかじめ定められた順序で、この周辺にいる副市長が代行していくという形にはなりますので。

 ですから、あらかじめそういうことを言っていただければ、当然ですけど一番いいとは思うんですけども。せめて県外に出るときには、県外だというぐらいは教えていただけないかという話は市長さんにはさせていただいております。今後とも、そういう形で緊密にきちんとコミュニケーションをとりながらやっていきたいというふうに思ってます。

(記者)

 ありがとうございます。すみません。市長、今のを受けて特にお考えは変わりないという感じでいいですか。

(市長)

 なるべく言うように今までやってきましたんで。今回のは、例外中の例外でですね。それもこっちとすると、秘書が待機しとって、なおかつ携帯は当然ですけど。それは変な山奥に行ったわけじゃない。新橋の第一ホテルですかね。だで、連絡は普通はとれるという状況ですんで。こんなことはないですよ。ないというか。無断だというのは誤解を受けるでいかんと言っとるわけ。これは。

(記者)

 関連で、これまで99.9%は善意じゃないですけど言ってたと、伝えていたと。

(市長)

 それはこっち(当局)が言っとる話だ。

(記者)

 これは、逆に言うと、やっぱり市長としての立場もあるんで、政務で名古屋市を離れるときっていうのは、やっぱり危機管理上のリスクとかもあるんで伝えていたと、そういう理解でいいですか。

(市長)

 それは、なるべく連絡してこうと。

(記者)

 その認識の中には、やっぱり持ち場というか、ここを離れるときには伝えておいたほうがいいという、そういう認識は市長にはあると。

(市長)

 認識はありますよ、そりゃ。はい。

(記者)

 すみません。関連で。99%って話もありましたけど。

(市長)

 それはこっち(当局)が言っとる話だでね。

(記者)

 市長もこれまでも何回かご自身でも言及されてたので、ちょっとお伺いするんですが。

(市長)

 秘書課の発言を受けて言っとる。

(記者)

 これまでも、市長ご自身の判断で、市長、さっき善意でというような言葉も使われましたけど。

(市長)

 ん。

(記者)

 ご自身の善意でというか、自分から言っていたというふうにお話されましたけど。

(市長)

 はい。

(記者)

 これまで、自分から言っといたほうがいいだろうということで遠出される際には行き先を告げていたからこそ、今回、上京される際に何も言ってなかったことが、かえって何かあったときのために誰かにこっそり伝えて有事の際の対応を頼んでおくとか。そういう有事の際の対応よりもご自身の政務を優先させたような印象を与えているんじゃないかと思うんですが。

(市長)

 なに、すぐ連絡とれるし。ほれから、本当に政務の人事もありましたんで、これ。

(記者)

 そうです。だからこそ、余計に万が一に備えておくよりも、政党の人事を優先させたような印象を与えてこれだけ問題視されているんじゃないかと思うんですが。

(市長)

 何で問題になるんか、本当、俺、よう分からん。これ、みんな、日本中こういうような運用でやっとるんだもん、ほとんど。市長は。

(記者)

 ほかの他都市の例もあると思いますが、今はあくまで名古屋市長としてお伺いしてるんですけども。

(市長)

 いやいや。ほんだけど、ほかの市がどういうことかも大きいじゃないですか。そりゃ。ほうでしょう。みんなどうやってやっとるかいうのは。こっちは、まあ、当局に言わせりゃあ99%は連絡してもらっとったというけども、これはそういうような要請で公開しないようにということがあった場合、そりゃ若干それも聞いて。それも始まったらすぐ連絡しとるわけでしょう、こっちへ。うちのほうから。今、東京におって今日泊まるいって。これ。

(記者)

 じゃあ、今のお答えにあったように、何が問題だったかよく分からないというのが市長の本音ということでよろしいですか。

(市長)

 ほかの都市と比べて、そこまではやっていないということですわ。言えるのは。

(記者)

 そのほかの都市もやってないので、名古屋もそこまで習う必要はないということですか。

(市長)

 すぐそういうことを言う。ええように今までやってきたんだけど、そういう要請があったときに従うのもまた必要なんじゃないの。そういうときに。それも4時間でしょう。時間が短かったいうわけじゃないけども、すぐこっちから電話しとんだもん、これ。うちの秘書から。今日、東京に泊まりますよ。東京におりますけど言って。ほりゃ、結構丁寧な対応だったと思いますよ、僕は。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

オアシス21のハロウィーンにおける臨時閉鎖について

(記者)

 すみません。先ほどのハロウィンの話に戻ってしまうんでけれども。今回のハロウィンで、先ほどもおっしゃっていたんですけれども、オアシス21をほぼ閉めていても、やはり若者とかが集まることがあったというところで。中には、主催者や取り仕切る人などがいれば、警備面についてもある程度コントロールできたりだとか、明確な目的がないから帰るに帰れないのではないかという声もあったんですけれども。市として、こういった声について検討される予定とか、そういったこととかって聞いてしまってもいいでしょうか。

(市長)

 何を。

(記者)

 オアシスとかを閉めたとしても、主催者とかハロウィンについて取り仕切る人とかが、もしも市としてやっていたりとかすれば、警備面についてもある程度コントロールできたのではないかという声があったと聞いていまして。こういったことについて、市として検討される予定とかって。

(市長)

 警備を取り仕切る。

(記者)

 はい。例えば、この時間になったら帰りましょうみたいなことを市としてもしもやられたりしてくれたのであれば、明確な目的がなくてただ盛り上がるだけの若者がいたと思うんですけれども。そういったところについて、市として検討されたりとかってあったりしますかという質問です。

(市長)

 ちょっと意味は不明ではあるけど、まあちょっと会場において何時まではこうだと。

(記者)

 そうです。市として、そういった取り決めとかがもしあったりだとか、取り仕切る人がいれば、もっと警備ができたりだとか、コントロールできたりだとかという声があったと聞いていまして。それについて、市としてこういった行為について検討されたりとかってあったりしますかという質問です。すみません。分かりづらくて。

(市長)

 まあ、あったかもしれんけど、当局からすれば、やっぱり韓国の事故が大変大きくて。あそこで裁判にもなっとるようですけど。役所として何ができたか、何ができんかったかということになっとるもんで。結局、そういうここはこうしてくれ、ああしてくれと言ってもうまくいかんのじゃないかと。だで、一律に残念ながら入場禁止にすると、そういうふうにしてしまったんじゃないですかね、これ。と思いますけど。そういう細かい対応をしてみんなで楽しめるようにするいうのもできたらええこっちゃね。

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