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令和5年10月23日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2023年11月13日

ページID:168694

報告事項

  • 第69回名古屋まつりについて
  • オレンジリボンキャンペーン2023(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて
  • 先進技術体験イベントHatch Technology Fes.2023について

会見動画

報告内容

第69回名古屋まつりについて

(市長)

 10月23日でございます。定例記者会見と。皆さん、おはようございます。グッドモーニングということで、報告に先立ちまして、10月21日、22日日曜日に開催しました第69回名古屋まつりについて一言申し上げます。

 おおむね天候にも恵まれましてというか、どえりゃあ暑かったな、あそこのところ。市役所の前だけ暑いんかどうか知りませんけども。どえりゃあ、暑かったです。2日間で合計約167万人の方に名古屋まつりをご覧いただくことができました。開催に向けてご協力いただいた関係者・関係機関等の皆様には、改めてお礼を申し上げます。

 しかしながら、22日日曜日の郷土英傑行列におきまして、信長役の方が落馬をされまして全治3から4週間の負傷となる事故が発生をいたしました。こうした事故が起こってしまったことは非常に残念でありまして、負傷された方の一日も早い回復を願っております。

 今後、こうした事故が再び起こることがないよう、関係者や関係機関と対策を協議しながら名古屋まつりの安全な運営に努めてまいります。

オレンジリボンキャンペーン2023(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて

(市長)

 それから、次に、「オレンジリボンキャンペーン2023(児童虐待防止推進月間)の取り組み」について、ご報告いたします。

 モニターに資料掲出あり。189の電話があります。

 本日、バックボードも、児童虐待防止のシンボルマークの「オレンジリボン」と児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」のデザインになっております。

 本市では、「名古屋市児童を虐待から守る条例」において、5月と11月を「児童虐待防止推進月間」と定めております。11月は、こども家庭庁を中心として、全国的に「オレンジリボンキャンペーン」が実施されており、本市でも毎年児童虐待防止のPR活動を実施しております。

 主な取り組みとして、イオンにご協力をいただき11月3日金曜日・祝日と4日土曜日に児童虐待防止推進のキャンペーンを開催します。本市のマスコットキャラクターのはち丸くんと一緒に啓発グッズを配布いたします。

 啓発グッズをお見せくださいとなっとります。これだな。こういうような何かよう分かりませんが。これは一応、何かよう分かりませんが小さいタオルということでございます。それから、これは何だこれは。

(当局)

 マグネット。

(市長)

 マグネットかね。マグネット。ほれから、これが小さいタオル。さっきがたのですね。まあ、こういうことでございます。

 はい。どこまでいったな。あ、ここだな。このグッズには、児童虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」の案内と、人気子育てユーチューバーとコラボ企画した子育てのとっておきのコツがわかる動画を案内しております。

 モニターに資料掲出あり。コラボ企画というこっでございまして。かわええやつがありますね。

 この動画は、子育ての負担感を軽減するためシリーズで作成しており、名古屋市公式YouTube「まるはっちゅ~ぶ」で配信しております。

 また、多数の民間企業様にご協力いただき、ポスターの掲示などを行っていただくとともに、地下鉄駅構内、車内でのPRなどを実施します。

 配付資料4ページ目に、今回のオレンジリボンキャンペーンの特徴を紹介しております。

 今年は、全国で募集された児童虐待防止推進キャンペーンの標語の最優秀作品に、千種区役所の取り組みから、椙山女学園大学の学生さんの作品「あなたしか 気づいてないかも そのサイン」が見事選出されました。

 また、「名古屋市児童を虐待から守る条例」の制定から10年が経過し、市民の皆様の関心と理解をより深めていただけるよう、「中部電力 MIRAI TOWER」のライトアップに、LEDビジョンでのPRを加え、市役所本庁舎時計塔も合わせてライトアップします。

 モニターに資料掲出あり。ライトアップということでございます。

 区役所においても独自の取組を実施しており、瑞穂区役所では、区政80周年を記念し、地元の伝統工芸「名古屋提灯」によるオレンジリボンツリーを作成いたしました。

 これでございます。オレンジリボンツリーと。

 また、西区役所では、プロバスケットボールチーム「ファイティングイーグルス」とのタイアップイベントで児童虐待防止のPRを実施します。

 その他、各区役所における取り組みについては、配布資料の別紙に掲載しております。

 モニターに資料掲出あり。グラフと。これ。これはぜひ見てほしいんですが、名古屋だけどえりゃあ低いんですよ、児童虐待。低いというより下がっとる。数は多いですけども。これは、これ、ちょっと説明します。

 なお、昨年度の児童相談所における児童虐待相談対応件数は、ご覧のように3,183件で3年連続で減少していますが、依然として高い水準にあります。児童虐待の防止に向けて、引き続き、早期発見・早期対応に努めていく必要があると考えております。

 今年度も様々な取組から、児童虐待に対する市民の皆様の関心と理解を深めていただき、地域における見守りが広まるよう、積極的なPRを進めてまいりますので、この11月、報道の皆様方にもぜひPRにご協力くださいということで。

 これ、何で低いかと。ほかの都市とのやつがあったんですけど、比較が。それはまあ、ありますけど、また一遍出すと。それが一番分かりやすいですけど。名古屋低いですね、やっぱり。フローがね、全体数からすりゃあ、これでも3,183件もあるいうことで、どえらい悲しいことですけど。

 何で低いかということについては、僕は、これはやっぱり経済がええんだと思いますね。減税、ほれから信長基金(金融機関と連携した融資制度「ナゴヤ信長徳政プロジェクト」)で8,000億円のお金が、7,000億だったかな、8,000億だと思ったけどな。8,000億のキャッシュですからね、これ。金融機関を通じて。融資ですけど、融資いったって返さんでもええよと僕言ってますけど。

 本当にね、誤解しちゃいかんですよ。お金っちゅうのは、利息を払うのが資本主義の大変なところで。利息も企業を潰してはいけないんです。詐欺はいけませんよ。ええ。それが非常に重要、雇用を守るということが。ほれから、例の500億を超えております3割お得な商品券とかね。ああいうものすごい対策によって、誰もほめてくれへんですけど、名古屋経済、商売を守ることで。一番でかいのはトヨタ自動車ですけど。ラーメン屋のおやじも頑張ってパートのお母ちゃんの雇用を守っとるわけですよ、みんなで、これ。そういうフラストレーションに対する対応は、名古屋はいいのではないかと言っとりますけど、なかなかそうだということを当局は断言しませんけど、これは。まあ、実際はそういうことでしょう。

 ほんで、児童虐待の起きた関係で言いますと、僕はやっぱりおやじさんとおっかさんが離婚しちゃって。ほんで、後で違う男と女が入ってきてということのトラブルが多いかと思われるけど。実父と実母が多いんだよね、これ。実際は。虐待をする主体。ということになると、やっぱり家庭上のこともないわけじゃないと思うけど、やっぱり経済的なストレスというのは、やっぱり人間当たり前ですけど、飯が食えんようになったと。ラーメン屋から解雇されたという話ですね。ほれは、やっぱり一番多いですよ、人間は。ここにはそういう苦労をしとる人がおれせんもんだで、分からんわ、これ。公務員は完全に給料守られとるし。有力な、優秀なジャーナリストの皆さんも、そりゃあ、雇用守られとる人ばっかだから。

 だから、名古屋はそういうパートのお母ちゃんたちを守るために、経済でものすごい熱入れとるというところが、僕は必ず響いとるなと。響いとるいうか、お母ちゃんたちの日々の生活に若干でもゆとりというか、心の平安を与えとるんではにゃあかと。そう思わなやっとれんわな。その代わり、私は4億円も受け取らずに今まで。その代わり、1,400億円も皆さんに減税して。トータルでね。2,400億、税収を増やしとると。そういう政治の根幹的な努力いうのは、そういうことなんですよ、これ。

 政権交代で、昨日の結果でどうのこうのやってますけど、みんな同じだろう。稼業化された議員ばっか出てきて。本当に。そん中で、名古屋の取り組みがちょこっとでもパートのお母ちゃんの力になっとらんかなというのが、この数字でございまして。これって、また増えてまうといかんでな、これ。だけど、またこれが下がってきて。

 ほれから、ケースワーカーさんというか、あれですよ。家庭訪問(型相談支援)事業もやってますからね、名古屋は。これ、不登校になった子やら、何やらのいうことで、一人の子も死なせないという。こういうのの一番いかんケースが子どもの自殺いうことになるんだけど。そういうことに対して、大変なデリケートな配慮をしとるということは、たまにはええことも書いてちょう、本当に。全然だでな、これ。減税がいかんいって、減税がすばらしいなんて書いとるとこどっこもありゃせんがな。減税は実は税収を増やして、可処分所得を増やすことによって。

 まあ、ええ。そんなええとこで途中で止めるなっちゅうの。本当に。それ、役人も減税きりゃあなんですよ。本当に。議員も嫌いですわ。はっきり言って、税金使うほうは少ななるから。権限が少ななる。ほんで、可処分所得を増やして、これが皆さんの。だから、税収が増えますので。で、福祉、日本一いい福祉につなげとるというのが名古屋市の政治であるということを力んどきます。誰もほめてくれせんで。

先進技術体験イベントHatch Technology Fes.2023について

(市長)

 はい、次に、10月27日金曜日、28日土曜日に開催予定の「先進技術体験イベントHatch Technology Fes.2023未来につながる技術体験」について、ご報告いたします。

 チラシが出ております。はい。これが、何か英語にすりゃええいうもんでねえ。Hatchって何だいう話になりますけど。それはまた、ながなりますんで。

 名古屋市では「実証実験都市なごや」を目指し、先進技術の研究開発や社会実装を促進するため、Hatch Technology NAGOYAに取り組んでいます。

 これまで、例えばVR技術等を活用し、地下50メートルの上下水道工事の様子を市民の皆様に見学いただく実証実験や、海洋ドローンを利用して川に浮かぶごみを回収する実証実験などを行ってきました。

 こうした先端技術を市民の皆様に体験していただくことで、広く社会に受け入れていただくきっかけとなるよう、先進技術体験イベントHatch Technology Fes.を今年も開催します。

 出展ブースでは、小型ドローンの操縦体験を初め、デジタル合成されたスタジオセットでアナウンサーのようにVTRに合わせて原稿を読む体験など、様々なブースを用意しています。

 ステージイベントとしては、河野太郎デジタル大臣やタレントのマツコ・デラックスさんそっくりのロボットを開発し話題となった、大阪大学の石黒浩教授の講演や、元中日ドラゴンズの吉見一起さんらが登壇するパネルディスカッションなどを予定しております。

 私も昨年このイベントに行って、VRといわゆる黒ひげ危機一髪を組み合わせた新世代のゲーム体験や、メタバース空間での新しいコミュニケーション体験など様々な先進技術を実際に触れてまいりました。

 非常に先進的なものばかりでおもしろく、今年もまた体験しに会場に行く予定です。楽しみにしています。ぜひ、当日は会場にお越しいただき、先進技術を体験していただきたいと思います。

名古屋市会議長からの「本市の危機管理に関する要請書」について

(市長) 

 それから、質問予定もあるようですけど、こちら側のほうから、名古屋市会議長からの本市の危機管理に関する要請書について、ご報告をいたします。

 皆さんに議長のとこに持ってきましたので、その原文をお届けしたいと思います。

 まず、こっち読んだほうがいいんじゃないか、本当は。同じことですけど。こっちをまず読みますわ。回答書。

 これを議長んとこに持ってってあります。現物ですので。どういうことがあったか、事実のほうをまず知らせてくれということですので。

 令和5年10月17日火曜日の公務、9時20分登庁、9時45分各局との打ち合わせ。10時55分港区公職者(会)から要望書を受領。12時15分退庁。

 2番、秘書課が事前に把握していた公務外の予定。13時30分から20時、事務所打ち合わせ。場所は、当日決定とだけ聞いており、県外へ行くとの認識はなし、ということですが。当日決定するということでちゃんと言ってありまして、別に全然分からんようになるということではありません。

 3番、秘書課が東京滞在を把握した経緯。16時30分頃、河村たかし事務所秘書から、秘書課主事に対して、市長が東京におり一泊して翌朝に帰名すると連絡をちゃんと入れとります、これ。16時45分頃、秘書課主査から河村たかし事務所秘書に対し、危機管理の観点から遠方へ行く際は早急に連絡をもらわないと困るので、決まった時点で連絡をもらいたかった旨を申し入れがあります。市長及び河村たかし事務所秘書は、携帯電話等で常に連絡はとれる状況であった。また、河村たかし事務所秘書は、名古屋の事務所にずっと待機しておりました。

 対応でございますが、18日水曜日は滋賀県にて開催される第119回中部圏知事会議に出席予定のため、秘書課主査が公用車で8時頃に市長自宅へ迎えに行くところを、名古屋駅出迎えに変更した。

 18日水曜日9時30分頃、市長室次長から、河村たかし事務所秘書に電話し、危機管理上遺憾である。このようなことがないように申し入れた。

 18日水曜日17時35分頃、市長室長から市長に対し、課長(正しくは議長)からの要請書について報告を行ったと。これは今、既に持ってった本物でございます。議長んとこへ。

 で、まあ、わしも言いたいことはあるんよ、これは。本当に。大体、3市の市長に、市長と、市長2人、ほれからあと1人は秘書課秘書室に電話しました、これ。どうなってんだと。端的に言うと、公務は当然捕捉されてますわね、これ。完全に。公務が終わった場合、それはプライベートとか、政務とかいろいろありますわ。全部、逐次、言ってあるのかと、それ。これ。

 危機管理は大変重要ですので、市民の皆さんにもぜひご安心いただきてぁんだけど。連絡がとれんということは絶対ありません。これは。私は。携帯電話つながらなかったいうより、私の名古屋の事務所は、これ25年ぐりゃあやっとるやつですけど、ゴルフ行ったんじゃなくて事務所で待機しとったんですよ、ちゃんと。これ。いつでも連絡とろうと思や、とれたと。もし、いろんな緊急事態があった場合にどうのこうのいうのは必ずとれるようにしてあったということでございまして。

 昨日、某所で何か行方不明になったみたいな記事だったね。違いますよ言って。冗談じゃありませんわ言って。普通のときでも、こちら側は非常に丁寧にですね、普通のときでもうちの秘書に聞いたら、別にそれ、ルールがあったわけじゃないけど、普通のときでもどこに行っとるかいうのは言うようにしとったというか、言っていたことも多かったということだったんです。

 何か、新聞記事見ると、僕がおらんようになって大変だったいうような、そういうふうには書いてないかも分からんけど、受け取るほうはそうだと。昨日、そう言われましたから。

 いやいや言って。わし、ほかの都市、どうなっとるか言って。だから、結論を先に言いますと、政令市でも20市ありますから、全首長だと1,700ありますから。それぞれの市町村が公務以外の仕事ありますわね。仕事というか、プライベート並びに政務とかいろいろあります。それを全部役所に連絡しとったかどうかと。せないかんのかどうかと。これ。緊急連絡がとれるようには絶対せないかん、それは。それはいけません。

 ということを、今3市確認しました、これ。1市は秘書室、2市は市長本人です。ほしたら、どう言っとったかいうと、それぞれまた具体的に言いますけど、いや、してませんと、それは。公務は当然ですけど、してませんいうのは全くしてないじゃないです。正確に言わないかん。するときもあるし、しないときもあるということです。ただし、緊急連絡はとれるようにしてます。

 という、1市はそれ、確認しとらんけど、あとはそう言ってましたね。そりゃそうだわね言って。という対応ですよ、これ。そうでしょう言って。そりゃ、ある市の市長なんかは、大体政務をですね、役所に報告せないかんいうのはおかしいじゃないかと。そういうふうに言ってましたけどね。市長は政務やりますから、役人に全部報告せないかんのかと、それ。

 何遍も言いますけど、緊急連絡はとれるようにしとかないかん。これは絶対です、これ。だから、僕も昨日某所におったら、何か行方不明になったようなことで。冗談じゃにゃあですよ、言って。こんなもの。すぐ連絡とれたし、うちの秘書はゴルフ行っとったんじゃないですよ、事務所にちゃんとおったんです。古出来町におって、それこそ何かあったら別に携帯電話でなくても、別に普通の電話でもとれますし、行くこともできますわね。15分ぐらいで行きますから。こういう事故があったから、市長、戻ってきてくださいとかね。すぐ連絡がとれるように実はなっていたということなんで。

 ほかの市の対応もこれから1,700市(町村)全部電話するわけにいきませんので。まあ、しかし相当の市には連絡します。これ。私がこういうことで行方不明になったと思われるのは極めて心外であってですね、そうではないということで。

 日頃も、市役所の職員に聞いてもらや分かるけど、そこまで言わんでもええんだけど、別に。ほとんどの対応はしとったと。どこどこの、東京行くとかね。それと、わしも自分で思ったんだけど、仮に札幌行くとか、沖縄行くいうんだったら、大抵言ったと思いますね、それは。やっぱそれでも戻れんときがあるか分からんもんで。しかし、東京の新橋のホテルの会見に行く場合はですね、まあ、これはですね、緊急事態はちゃんと連絡とれるようにしてて、秘書は待機しとるし、事務所で。ええんでないかということですわね。

 後で出てくるか知りませんけど、何遍も来てくれとる人がありますけど。これは本当に、保守党のほうからですね、絶対に秘密にしといてくれと人事があるから、これ、まずいんでと。変なふうになると。人事は本当に潰されますからね。いうことからまずいんで黙っとっていうことで、うちのかみさん、うちの家族にも言ってなかったと。言ったのは、記者会見のわずか5分ぐらい前です、それは。

 まあ、しかし、市民の皆さんに迷惑は絶対にかからんようにきちっと連絡はとれる体制はきちっとつくっとったというこってございます。

 ほんで、今のこれ、せっかく文書。今の言ったようなことが書いたりますけど。せっかく作りましたこれ、2枚ありますけど。せっかくだで読んでいきます。

 10月17日の件について、議長から10月18日に要請書を受けとりましたが、先ほど議長宛てに回答を提出しましたので報告させていただきます。なお、記者の皆様にも回答書を机上配付しておりますのでご覧ください。

 まず、当日の私の動きとしては、昼過ぎに市役所内で公務を終え、私の事務所秘書に市役所へ迎えに来てもらい政務として東京に向かいました。その日は東京で宿泊し、翌朝名古屋に戻ってまいりました。

 次に、私のスケジュール管理についてですが、公務は当然場所や内容を含めて秘書室(正しくは市長室)秘書課で調整管理しております。公務以外の行動については、私の事務所が秘書室(正しくは市長室)秘書課へ情報を共有しながら調整管理しております。書いてありますけど、これ、全部じゃありません。これは。だけど、たまたまうちの場合は、これうちの秘書に全部言ったるのか言ったら、まあ、そういうルールでいっとんじゃないけど、なるべく知らせたほうがええだろうということで気持ちでやっとりますということでございました。

 私の事務所が秘書室(正しくは市長室)秘書課へ共有する情報には、少なくとも大まかな場所が含まれておりますので、秘書室(正しくは市長室)秘書課は内容の詳細までは把握しておりませんが、私の公務以外の行動について少なくとも前日までには場所は把握できるようにしておりますということですけど、これは当たり前じゃにゃあということですわ。今んとこ私が確認したところでは。3市ですけど。2市は政令市、あと1市は政令市以外です。

 しかし、17日の件については、私も極秘裏に進めていた案件であり、まして市長室秘書課には場所について当日に決まると伝えておりました。そして、東京についた後の16時30分頃、事務所秘書から現在東京にいることと、そのまま宿泊し、翌朝名古屋に帰ることを秘書室(正しくは市長室)秘書課に伝えましたということでございます。

 市長室秘書課からすると、私が市役所を出てから連絡をした16時30分頃までは所在が把握できなかったいうことですから、何時間ですかね。出たのはいつだったか、書いてないな。

(当局)

 12時15分。

(市長)

 12時15分。12時15分から16時30分までですね。4時間ほどです。ですが、連絡は、私自身の携帯電話と、うちの嫁さんのとこもつながりますし、秘書もつながりますから、これ。だから、もし何かがあった場合は、すぐ対応できたというこってございます。

 ないし、秘書がおりますから、電話どころじゃなくて、事務所に。これ。市長どこにおるんだと、何か災害でも仮に起こった場合ね、すぐ市長戻ってきてくれいうときは、そりゃあ、まあ、そのまま伝えたと思いますよ、私も。どうするかと。だけど、副市長ってのがおるからね、言ってきますけど。これ。市長には。そういうときには副市長が対応すると。例えば、名古屋市内におったとしても戻れんときあるわけですよ。交通渋滞やらいろんなことで。そういうときに、やっぱり副市長が3人おりまして、そういう対応をするというのがこれは市長のルールということでございます。

 市長室秘書課からすると、私が市役所を出てから連絡をした16時30分頃までは、所在が把握できていなかったという状況だったかもしれませんが、私は携帯電話で、私自身はね、携帯電話で常に連絡がとれる状況でしたし、事務所秘書は名古屋の事務所で待機し、携帯電話等、等といいますのはおりますんで、固定電話も通じますしですね、これは。等で連絡をとれるようになっておりましたので、私としては所在不明であったという認識はありません。これは。だけど、そういうふうに誤解してみえる方が昨日おられました。

 私は、危機管理上、当然必要なことと認識しておりますので、政務、プライベートを含めておおよそ全ての予定について、少なくとも市内であれば何々区、県内、市外であれば市町村名、県外であれば都道府県名は、市長室秘書課と共有しております。これは、うちの秘書からすると、まあ、親切にいうか、丁寧にですね、これ。やっとったと。僕がどこに行っとるかいうのは別に隠すべき事実もありませんので、私の場合は。それに話をしとったと。

 一方、どこの都市とは言えませんが、3都市、私が直接確認したところ、政務やプライベートについてはそこまでは全部はあれをしていないと。これは、ある市があれと言ってましたけど。とはいいながら、秘書課とは何となくは知ってますがと。市長から話があるものは把握しているが全てではないと。言うときもあれば、言わないときもあり、全ては伝えていないという返事でございました。直接確認しとります、これは。

 今回のように、場所は当日に決まると伝えてることは極めてまれではありますが、事務所で待機している事務所秘書や妻を含め、事務所の誰かには必ず連絡がとれるようにはしていますし、役所の秘書から尋ねられれば差し支えない範囲でお答えしますし。今回、役所の秘書は、私に尋ねなかったことを反省しとりましたと言っとります。ここにおりますけど。いうこってございます。

 今後は、より一層コミュニケーションがとれるようにいうことですが、これ、調べてもいいんですけど、ルールを作るなら作ってもええよと。その代わり、公務以外の予定はどう把握するかと。だけど、これ、1,700自治体ありますんでね、これ。これ。なかなかですよ、これ。本質論までちゃんとやらないと、これは市長というものは、副市長もあり、代理も務められる状況になっとると。しかし、公務が終わった場合、今のプライベートないしその他、特に問題は政務ですけど。政務いうのは、やっぱりなかなかこれは非常に大変重要なことでございまして、これは。ええ。だで、そういうものを全部どこにおるかということを言わなきゃいけないのかどうかということで。

 ある方は、これは首長じゃないけど、河村さん、警察は県外に出るときは言わないかんというふうになっとるようです。これは、国会議員のときもわし、それは知っとって。どっかしらの県の警察官が県外に出たのは、何とNシステムで分かってまったと。車のあれでというのがあってですね。それもやっぱり公務員とは若干違うんですよ、市長は、これ。政務とかありましてね。だもんで、まあ、その辺のところをルールを定めるなら、定めてもええけど、定めてちょうと、ほんなら。だけど、公務以外でも全部どこに行くかというと、役人はせめて役人は知りてゃあもんだで、何で言ってくれんのですかって言うんですよ。そういうもんでもないぞ言って、わりいけど、これ言って。ということは、わしは言っとります。だけど、一層コミュニケーションがとれるようには考えてまいりますということでございます。

 私からは以上でございます。

質疑応答

市の危機管理に関する要請について

(記者)

 ありがとうございます。幹事社からの質問が今の件だったんですけども。今回、現地についてからの報告で、県外にいるということとか一泊するという報告が直前になったということなんですけど。市長の考えとしては、危機管理上はもう問題はないということでよいでしょうか。

(市長)

 問題ないという、その言葉の射程がどこまであるか知りませんけど、これは。まあ、一般的な状況では問題ないですよ。きちっと絶対連絡とれるようになっとったわけですよ。特に、事務所に秘書が待機しとるんですよ。これ、私の。だから、もし本当に超緊急事態が生じた場合は、で、携帯も連絡とれないという場合は、もう来ていただきゃあ15分で行けますから。そんなのはまずほとんどないと思いますけど。そういう対応になっていたということで。

 ほかの都市と、問題はほかの都市と比較して考えないかんですよ、こういうのは。これは。だで、ぜひ、私もこれからさらに確認をとってきますけど、みんな。今んとこ、公務は当然ながら全部捕捉と。当たり前ですけど、どこにおるかまで。ほれから、あとのプライベートと政務という問題については、言うときもあるし、言わんときもあると。その代わり、緊急連絡はとれるようにしているというのが3市の市長さんの。まあ、ざくっとまとめた場合にそういう見解でしたね。ということだけど。

(記者)

 今の件で、1点関連でお伺いします。今の東海テレビさんへのお答えの中で、一般的には危機管理上の問題はなかったというふうにお話をされてましたけれども。一方で、先ほど、市長ご自身、今後一層コミュニケーションをとれるようにしていくというふうにおっしゃってましたが。例えば、今後、同じように事前に秘書課に行き先を告げずにまた留守にされる可能性もあるということですか。

(市長)

 それは分からんですね、そんなこと。そう言われたって。非常に特殊な事例であって、普通は今まで僕の場合はほかの市町村よりも、ほとんど言っとったって言ってますよ、99%以上。今、うなずいてますけど。言っとったんです、普通のプライベートであっても。ちょっと東京行ってくるでよとか。まあ、そんな話ですわ。

 だけど、今後何が起こるかいうのは分かりませんし。なかなかこれね、ある市の市長が言っとったけど、本当に市長の政務なんかがある場合に、これ、本当に言わないかんのか。ほんならほれで、ルール作らないかんですけど。なかなか大きな問題ではありますよ、そうなると。これは。ルールを作りゃ、従いますよ、当然。だけど、1,700ありますから、それぞれの。徹底してくださいよ、こういうのは。やる場合は。全マスコミあげてとは言いませんが、市長になったら全スケジュールを役所に届けるべきだと。届けなければならないと、仮に。地方自治法に書いたらどうですか、ほんなら、これ。

 これはね、なかなかの問題ですよ、これ。プライベートもあるけど、政務があるからね、これ。だで、お答え、ちょっとどういうことが発生するか。ほとんど発生しないと思いますけど、今までの例で言うと。でまあ、役所に言わせると、いやいや、場所ぐらいせめて県外におるとかぐらいはどうだというようなことを今日言ってましたけど。そりゃ、県警は言わなあかんらしいですけど。県警と市長は同じですかね。さらに厳しいですか。この辺は。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 警察はそういうのはやっぱり、警察行政を行うというのは仕事そのものですからね、これ。ほうでしょう。市長はどうなんですか。これは。市長は。今回の場合、ちょっと今政務じゃねえもんだ、余り言うとややこしいけど。

LGBT関連の施策について

(記者)

 すみません、市長、そしたら別件でもう1点お伺いします。

(市長)

 はい。

(記者)

 名古屋市、今、ファミリーシップ制度を導入されていると思いますが。

(市長)

 はいはい。

(記者)

 一方、また政務の話も半分絡んでくるんですけど。先日、市長が共同代表に就任された日本保守党はLGBT法にすごく反対する立場で、それを結党理由の一つにもあげていらっしゃったと思うんですけど。

(市長)

 はい。

(記者)

 今後、名古屋市におけるLGBT関連の施策に何か影響はあるんでしょうか。

(市長)

 うん。まあ、そこんとこは、有本さんが特に熱心に主張されとるけど。特にLGB「T」のほうですわね。言ってますね、トランスジェンダーというの。自分で小さいうちから僕は男だ言っとるけど、実は女なんだと。こういうやつを認めるかどうかというのは、やっぱりもっと慎重にやっぱり議論しないかんのじゃないのという立場ですわ。これは。だから、ファミリーシップ制度なんかには全然反対してないよと。それはそれでいいじゃないのと。だけど、特に女とか女性の場合、女性の風呂に男が入ってきて、俺は女だと言っても、そんな事例ないじゃないかという人がいますけど。

 昨日、某ロサンゼルスの人がいまして、それ、ちょっとしゃべっとったんですよ、これを。そしたら、今アメリカの子どもの自殺でトランスジェンダー系のが非常に多いと。小さいうちからね。僕は女になりたいというようなことでですね。そのように手術してしまったり、それになった場合にそれで悩む子がものすごい多いっていうことは言っとったですよ。だから、その人は、私はやっぱり河村さんらの考え方のほうがええと思うと。何でもかんでもええというふうにはしないほうがいいと。人間の幸せ。特に子ども、女性の幸せのためにはと。そういうことを言ってみえたですね。

 ちょっと調べようと思ってます、今。アメリカで本当に子どもさんがそういう自分で割と早い時点で違う性を選択しちゃってですね、あとそれで非常に悩んで自殺をする子が一番だ言ってましたよ、昨日は。ロサンゼルスの人は。だで、ちょっとこれは又聞きですので、ちゃんと調べまして、したゃあと思いますけど。そういうことは有本さんも言ってみえたですよ。なるほどなと。そういうことです。

(記者)

 今の件で、国が法律に定めたLGBT法っていうのは、地方自治体にも国の施策で差別をなくしてならないとか、そういう啓発ですね。そういうことに関して、地方自治体も国の施策に従って流布しなきゃいけないというような目標が書かれているんですけども。名古屋市としては、今後、国の法律に従って施策を進めてくっていう認識でよろしいんでしょうか。

(市長)

 進めてきますけど、極端になるようなことは、法律は別に法改正を主張すればいいんであってですね、それは。間違った法律でも、それは法律だ言うなら、ソクラテスが昔言ったらしいけど。そういうもんではありませんので、民主主義社会は。だから、本当に子どもさんやら、かといって、今度最高裁で判決が出るんだろう、これ。大法廷で。だから、この間のトイレの話もそうだけど、そういう出るとどうするかいうこと、ありますけど。

(記者)

 トイレっていうのは経産省の話ですか。

(市長)

 うん、経産省。ああいうようなことになって、自分で思えばそれでええんだと。自分で女だと思えば、それを尊重せなきゃいかんということでええのかどうかね、これ、本当に。やっぱ特に子どもは余程慎重に考えたほうがええと思いますね、私は。わりぃですけど、前後しとりますけど、アメリカのやつを調べて、また調査が来ましたら報告しますわ、皆さんに。

市の危機管理に関する要請について

(記者)

 あと1点。危機管理のほうに戻りますが、市長、秘書が名古屋におられて、ご自身も携帯電話で連絡をとれる状況であったとおっしゃいますが。結局、今回の例はもちろん、もともと特別な例、人事のことがあるんでどうしても保秘にしなきゃいけなかったというお話もありましたが。あの会見中、やはり少なくとも携帯電話をとる状況が可能だったのか。あと、緊急事態があった場合、市内とかであればともかく、県内ならともかく、やはり250キロ離れた東京で新幹線のトラブルがあるなど移動にも差し支える可能性が緊急事態の場合はあり得るんですけれども。そこら辺の見解はいかがなんでしょうか。

(市長)

 まず、携帯電話はあんときは持っとったと思いますね、僕。会見中。映っとらんきゃ、これと。ああ、今持っとらんけど。王将という将棋の駒がストラップでついたやつ。映っとるかどうか分かりませんけど、確か持っとったんですよ。名古屋におるときは、割と秘書が直前に預かっときます言って、音が出るといかんもんで取られますけど。

 あのときは、僕、持っとったと思いますけどね。それ、持たせる人がおらんかったはずだで。だから、もし連絡があればそこに入りますし。そんなことしなくても、そりゃ、一緒に行っとる廣澤元副市長もいましたから。もし、そこだったら連絡とれるんで、渡邉(河村たかし事務所秘書)からすぐかかってきて、携帯、記者会見中でもちょっと市長と言ってくると思いますけど。それが一つと。

 まあ1個、何だった。

(記者)

 移動の関連です。仮に新幹線が止まるような有事が。

(市長)

 まあ、そりゃあ、まあいうことがあった場合にどうするかということですけど。本当に動けんようになった場合は、そりゃあ、やっぱり副市長の対応ということになると思いますね。ほれは。そのために副市長がいますし。前、かつてあれは止まったのは一遍あったな。東北の震災のときに、僕とかつて仲の良かった頃の大村知事が横におりましてですね。一緒におったもんで、議会で質問が出たことがあります。

(記者)

 それは、公務だったんですか、政務だったんですか。

(市長)

 公務ですね、あれ。公務で行っとったけど止まりました。富士の辺だと。よう覚えてますけど、地震で。それで止まって、一緒におったけどいう質問がありましたけど。いや、ちょっとそれもね、わざわざ分けて行かないかんかということですね、これ。1本や2本、空けたとしても、地震の間は止まったんじゃないですかね。現実、知りませんけど。そういうことがあって、実際あり得るべきいうか、ないことじゃないですわね。だけど、その場合は、副市長3人もおりますし。あの場合、どういうその後の直にやらないかん対応があったかどうかはきちっと覚えておりませんけど。堤防なんか見に行った記憶がありますんで、あんとき。堤防へなんか。その日だったか、その日だったと思いますね。だで、そういう対応ができるようにはなっていると。

第69回名古屋まつりについて

(記者)

 分かりました。あと、もう1点。名古屋まつりの昨日の事故ですね。4年ぶりの完全復活だったんですけども、アクシデントだったと思うんです。安全管理もそれなりにちゃんとしている中でのアクシデントだったんですけども。今後、来年以降、信長の選考とか、例えば報道の仕方とかの規制とか、何か改めて運営について考えなきゃいけない、考えるお考えはあるんでしょうか、市として。

(市長)

 まあ、でも、一応僕も初め聞いたときには、頭から後頭部からぐらい落ちますとね、本当に大事故になる場合ありますから心配しとったんだけど。今、先方言った三、四週間ですか、ということでございますんで。

 まあ、しかし、信長が馬に乗っとるいうことになってますんでね。注意するいうことですけど、こういうことで、僕が若干思ったのがよ、これ。信長殿が聞いとることやら、気悪するか分からんので事実言いますと、ここでどっちだ、こっちだと、ここでずっとパレードで来るじゃないですか。そんときに、信長ね、手綱を持たずに両手で万歳ってやっとったんですよ。ほんで、わしも馬に乗ったこと、ちょこっとだけでもありますよ。結構怖くてですね、あれ。手綱を持たずにやるとあぶにゃあことはあぶにゃあ。んだで、そこらの運用は、あることはあるんだにゃあかなと思いますけど。どうしたらええか、これからちょっと。

 事故原因、まあちょっと馬が暴れたという話になっとりますんで、そこをちょっときちっと正しく事故原因の把握には務めさせていただきまして。ほれからちょっと考えさせてくださいと。

(記者)

 一つ、クラブとして言いたいのは、(事故の)発生が2時だったんですけど、広報(報道発表)が出たのが午後7時で5時間経ってたんですね、最初の広報が出たのがね。

(市長)

 ああ。

(記者)

 だから、それはさすがにやはりこれ、警察でいう事件事故に当たる話だもんですから、いろいろ事実確認がある中、かなり衆人の前で起きた事故だったもんですからね。観客の方もすごく心配されているということもあるもんですから、メディアがそこを補する義務もあって、今後、こういうときの迅速な対応をお願いしたいなと思います。

(市長)

 そりゃそうですね。そんなかかりましたか。僕が聞いたのは、そっから南口から出てくときだで、何時頃だ、あれ。あんたもおったがや。

(当局)

 2時20分ぐらいだったと思います。

(市長)

 2時20分か。わしには早かったんだ、やっぱり。すぐだったですよ、これ。これは本当に頭から落ちとうせんか、大丈夫かいって言った記憶がありますけどね。

(記者)

 結局、(名古屋まつり)協進会と観光推進課でどっち電話しても(名古屋まつり)協進会はもう、(観光)推進課に聞いてくれというようなどっちつかずみたいな対応にどうしてもなるもんですからね。そこら辺の報道対応というのは、もう一回、再考したほうがいいんじゃないかと思います。

(市長)

 本当ですね。こういう事故は、ほんだでこういう場合はどうなってくわけだ。知っとったのは、まずあんたが知っとるいうことは正式に連絡が入ったいうことだろう、秘書室(正しくは市長室)に。なあ。

(当局)

 連絡は、関係の部署には入っておりますんで。報道発表を行うとまでは聞いてはおりましたけども、多分事実確認等少し手間がかかったのかなということで、その辺を整理した上で昨日は出されたと思いますけども。おっしゃるように、できるだけ分かっている情報で出せるように、関係部署のほうにも申し添えさせていただきますので。

(市長)

 本当だわね。

(記者)

 多分、一番時間がかかったのは、多分容体のこの三、四週間っていう医者の診断だと思うんですけどね。それはともかく、まず、何が起きたかっていうことは速報するのは必要かなという印象があります。

(市長)

 まあ、慮ると。こういうことを言うと嫌われるけどよ。やっぱ名古屋まつりで、これ、パレードで初めてですよね、これ。僕の記憶では。だから、若干、それについて戸惑うところがあったんでにゃあかと思うけど。どうでゃあ。いかんか。誰も答える気がありませんので。秘書室長(正しくは市長室長)。

(当局)

 きちんと(名古屋まつり)協進会やなんかの方に申し伝えますので。どちらつかずにならないように迅速に第一報なり、何なり。で、第一報それから続報というようなあると思いますので、それは必ず伝えます。

(市長)

 えりゃあことが起きたなという認識が僕も、えー言いましたから。あって。取りあえずちょっと様子を見ようというようなふうな心理が働いて、皆さんに連絡が遅れたんじゃにゃあかと。とすれば、申し訳ございませんでした。事故はね、特に気にされるし。名古屋まつりの信長さんですので、それもいわゆる、ありゃ公務か、やっぱり。公務といやあ公務。公務の重要なとこですので。皆さんも伝える義務がありますのでと思いました。一遍、またよう調べまして対応いたします。なるべくはよ調べれるようにと。

(記者)

 同じく、名古屋まつりの件で。現時点、今調査中というところだと思うんですけれども。一応、安全管理の面について、もちろん、細心の注意を払われてやっていたとは思うんですけれども。ちょんまげもしているのでヘルメットもできないだったりだとかというところがある中で、市としては、安全管理としてはいかように、具体的にどのようなことをしているのかというのを聞いてもいいでしょうか。

(市長)

 はい。それはちょっと、どなたか答えれるかな、これ。名古屋まつり、パレードだね。パレードにおける。パレードでええわな、安全管理を。馬ですわね、あとはあれに乗っとるだけだもん。乗っとるだけ言うと怒られるけど、フロートに。

(当局)

 担当部署がいないので、またお答えします。

(市長)

 ああ。そりゃ何だ。何局だ、そりゃ。

(当局)

 観光文化交流局。(名古屋まつり全体の担当は観光文化交流局、郷土英傑行列の担当は財政局)

(市長)

 呼び出したれ、今から。出てこい言って。どっかにおるに。

(当局)

 いろいろと今、ほかの名古屋まつり関係のほかの業務がまだありまして。ちょっと今日の都合がどうしてもつかないところがございましたので、またその質問について担当局のほうにお伝えしまして、また改めて報告させていただきます

(記者)

 分かりました。安全管理上は問題はなかったというところの認識でいいんですか。

(市長)

 まあ、今まではねと思いますし、やっぱり信長さんは馬に乗ってまおうということになっとるじゃないですか、やっぱり。ヘルメットはかぶれんという話になってくるわな、これ。となるけど、それもルール違反でにゃあかと言えんこともにゃあか。そうでもにゃあのかな、ああいう場合はええのか。馬に乗る場合は。知らんけど。

 僕が思ったのは、先ほど言いましたように、両手で手綱を持たずに、ここでですよ、ここでは手綱を持たずに万歳されとったと。気持ち、分かるけどね。ええ、そりゃ気持ち分かります。

(記者)

 牽引してる人とかも、馬の扱いに慣れている人だったりとかっていう対策も。

(市長)

 なるほどな。そこらをね。分かりました。それ、まだ分からんだろ。馬のどういうんだろ。ここの持って歩く人がね。首のところにある。

(当局)

 また確認をして、報告させていただきます

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 じゃあ、報告します。

教科書検定について

(記者)

 よろしくお願いします。ちょっと政務にも関わるんですけれども、日本保守党の共同代表になられたところの関連で。日本保守党が教育と福祉の重点施策のところで、教育のところで教科書検定。

 だから、それ、関わるから。教科書検定の制度、特に歴史を全面的に見直すっていうところがありまして。これ、何か日本保守党が目指す教育、歴史教育的なところは、今後名古屋市の市立学校とかで進めていこうとかっていうことは考えられてますでしょうか。

(市長)

 まあ、別に日本保守党が目指すところはリアリズムだと思いますんでね、私は。だから、別に悪いことはにゃあという中で、教科書検定については、私も以前から疑問を持っとりまして、これは。何人かの教育委員だけで決めますけど、これもいろんな関係が深く入り組んどりまして。わしも長いことやっとるもんで。まあちょっとですね、ニュートラルなリアリズムに基づいた歴史の教科書をやっぱり書くべきではにゃあかということですね。

 まあ、考えようによるかもしれませんけど、日本の起こした、日本の起こしたいうといかんけど、かつての第二次世界大戦が侵略戦争であったのか、自衛戦争であったのかということについても、若干やっぱりリアリズムに基づいた記事を教科書にすべきだというのは思っとりましたから。そりゃ、そういう立場でやるほうがいいと思いますけど、私。

 まあ、私はとにかく、私らの中学校か高校か何か知りませんけど、侵略戦争いって一辺倒でしたから、これ。ベトナム戦争もあったで、わしも本当にそうかしらんと思っとった時代が僕らの団塊の世代、みんなそうですよ。だで、その後ちょっとおかしいんじゃないかとこれはというふうになってきていう状況ですので。

 そんな意味で言っとるわけで。保守の精神というのは、やっぱり問題ですわな、これ。これをやっぱり一遍議論せんと、保守というのは何なんだと、保守反動の保守かと、違いますよ、これ。

(記者)

 お考えはよく分かったんですけども。いわゆる自衛戦争であったとか、太平洋戦争がそういったところを名古屋の市立学校の歴史教育で独自に教えていこうとか、そういったことは現時点では考えられてますか。

(市長)

 両方の立場でいいんじゃないですか。名古屋の副読本って作りましたけど。その中の一番最後のページ、あれ、僕が本当に書いた文章ですけど。名古屋は何でこんな不幸に、3万人も死んじゃってですね、2万人軍人で、1万人一般市民ですけど。死んじゃって、こんな不幸が起こったんだろうかと。日本でいうと300万人死んじゃったわけでしょう。そりゃ、一般的にわしらの時代でいうと侵略戦争になるわけだ、これは。だけど、本当にそうだったのかと。自衛戦争だったという説もあると、これ。共産主義の誤りのほうが大きいでないかという説があると。両方の立場でやっぱり、何だ、ありゃ中学校ですね。中学校の皆さん、一遍、日本に起きたことを考えてみましょうというのが僕の書いてある文章です。

(記者)

 両方の立場。

(市長)

 ええ。両方の立場で。侵略であったのか、自衛であったのかということですよ。だから、それは非常にそういう立場で考えるのは、僕は必要だと思いますよ。本当に。やっぱ戦争に負けてますので、300万人死んだわけですよ。名古屋でいうと3万人。だから、これはね、まあ、大変いろんなものが勝者の論理になりますから、これ。だけど、そこはリアリズムでいこうという立場ですね。僕は。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

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