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令和5年8月28日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年2月22日

ページID:166826

報告事項

  • 防災週間の取り組みについて
  • 名古屋市博物館の休館セレモニーについて
  • 新型コロナウイルスワクチンの接種について

会見動画

報告内容

防災週間の取り組みについて

(市長)

 そこ、よかったけ。(記者が)来とらんけど。ちょっと早いけど。誰だった。ええか。はい。

 はい。それでは、8月28日というこってございまして、定例会見を始めてゃあと思います。

 まず、皆さん、おはようございます。本日は、まず「防災週間の取り組み」ということになっとりまして。8月30日から9月5日までが防災週間と。これは、いわゆる関東大震災、1923年9月1日から100年というこってございますが。

 まあ、本当は、まあ今わし、市長なってすぐいっとったけど。名古屋は、伊勢湾台風のときをやらないかんわね。これ。9月ですわね、これ。やらないかんと思いますが。一応、名古屋市の職員で平和公園の奥へ行きますけど、やっぱ市民皆さん全体として、名古屋市はやっぱ日本最大のゼロメーター地帯にあるというのが意外と分からんっすかね、これ。あれ、都市部でいうことだったかな。都市部でじゃにゃあか、全体でかな。

 とにかく、日本最大のゼロメーター地帯はこの濃尾平野です。な。

(当局)

 濃尾平野を中心に名古屋市も港区、南区を中心としてゼロメーター地帯が広がっております。

(市長)

 日本最大と。

(当局)

 日本最大級だと思います。

(市長)

 最大規模がついておりますんで、自信がにゃあかと思いますけど。日本最大のゼロメーター地帯いうことで。大変なことなんですよ、これ。大垣の辺まで図形を見ますとずっと。ゼロメーターかどうか知りませんけど、緑色のあれなりますわね、これ。いうこってございますんで、気つけてくださいと。

 書いたとこによりますと、名古屋市においても、南海トラフ地震が30年以内に70から80%の確率と言っとりますが。誰が70、80%の確率って、そう言ったんだいうて、いや、どうも国が言っとるらしいって。国の言っとることで間違っとることなんて、とにかく世の中にめっちゃくちゃようけいありますんでね、これ。

 地球の中いうのは、非常に難しいらしいね、やっぱ。まあ、今宇宙船もあがりまして、いろいろどっかの星まで行くいうてやってますけど。地球の中の構造いうのは、これは科学者に聞きましたけど、ものすご難しいと。どうなっとるか。だもんで、例の静岡(県)の川勝大先生(知事)も力んでおられますけど。わしは仲ええですけど。まあ、両方の言い方ができると思いますけど。地上に降った雨がどっちへ行くのかと。非常に分からんと。ということだで、危険とみるのか、非常に分からんということですので。まあ、それを言っとったら切りがにゃあなと。世の中のトンネル、1個もつくれんだにゃあかと。1個もは言い過ぎですけど。という話もあると。

 だから、地球の中の構造って分からんから地震の予知はできんのですよ、これ。いろいろ言っとりますけど。全然違うところで起こるじゃないですか。地震がね、これ。言っとったところでにゃあとこで。三陸は昔から、中学校のときからリアス式海岸ということで勉強しとりましたで、あれは知っとりましたけどね。

 貞観地震でしたか、1000年ぐりゃあ前の。ここより下に住むべからずって石碑まであると。だけど、あの陸前高田の方が言っとりましたけど、本当に油断しとったという話であんな大悲劇が起こっちゃったんだけどね。まあ、そういうこっでございますが。地震は本当にいつ起きるか分からんということで。

 まあ、名古屋城もそうですよ、これ。いろいろ言っとる人はいますけど。Is値0.14と、めちゃめちゃ5階(正しくは7階)部分が低いんですわ、あれ。耐震性が。ほんで、地震起きとれへんだにゃあかと。だでなかなか分からんわけだ、これは。いうことですけど。常識的に言うと、名古屋市内の公共建築物、今の状況だと公共建築物ですわ。コンクリートの博物館ですから、名古屋城は。わしらが言っとるのは、国宝を造ろうと。しばらくしたらね。まあ100年ぐりゃあで国宝にしょうみゃあと。図面があるから言っとりますわ。いうことの中で。まあ、本当に危にゃあという建物ですけどね。そういうことでございますけど。

 ここに書いてありますけど、発生時における家族との安否確認手段、集合場所の確認、家具や窓辺など自宅内における危険箇所を確認と。家具の固定や窓ガラスの飛散防止などの対策を検討、実施いただくとともに、家庭の備蓄品について、賞味期限等、いま一度ご確認をいただきたいということでございます。

 僕もこれ、74年間、まあすぐ75年の地獄の節目の後期高齢者いうことになりますけど。これが、伊勢湾台風を経験しとるけど、震度4(の地震)は一遍遭った記憶がしますけど。できゃあ地震は本当ににゃあですね、これ。よっぽど気つけていただきたいと。

 名古屋市の総合防災訓練、令和5年度は、訓練の実施は9月3日日曜日、各区では特色のある訓練も実施予定でございます。

 この間、報道もされましたけど、タクシー事業者さん、名タク(名鉄タクシーホールディングス株式会社)さんが電気自動車を活用した電力供給に関する協定を結んで、ラッピングしたタクシーにおいて災害時の電源確保を呼びかける啓発を行っております。タクシーやったらはよ来れるということで、避難所に集まって、そこでタクシーから電源をもらってスマホの充電に皆さん使っていただくということでございます。

 家庭においては、寝室やリビングに懐中電灯を備えておくことや、スマートフォンのモバイルバッテリーを準備しておくなど、停電対策にも取り組んでくださいと。

 自然災害はいつ、どこで発生してもおかしくありません。防災週間に合わせて、本市からSNSや広報なごやでも広報を行いますので、災害対策についていま一度、ご確認いただき、災害から自分や大切な家族の命を守ってくださいということです。

 大きい地震いうと、三河の大地震ですか。終戦間際にあったということですけど。戦争のこともあってあまり情報が実は提供されてなかったということですけど。あれ、明治20年(正しくは明治24年)だったかな、濃尾大震災。あれはいくとよいですよ、岐阜の断層、根尾の断層。今はあんまりよう分からん、一応がくっと車で行くと下がりますんで。博物館いうのもあります。濃尾地震の。あれ、国内最大級の内陸型の地震と言われてますわね。御嶽山が噴火してみたり、この地球の中のことは本当に分からんということらしいです。

 この間、その科学者に、地球の一番真ん中はどうなっとん、液体か、個体か、どっちだ言うたら、よう分からんようなことを言っとったけどな。市長室長は分かっとんじゃにゃあか。分からんか。市長室長も分からんそうでございますけど。

 地球のど真ん中はどうなっとるかと。ずっといくとブラジルのほうへ行くらしいですけど。そん真ん中に地球のコアを通ってかないかんでしょう。一番中心。ほら、どうなっとるかな思ってね、わしも液体か、個体か。気体ということはちょっとにゃあと思うけどな。幾ら何でも。そうでもにゃあか。市長室長でも分からんかね。という話でございますんでほんとに何もにゃあのがええんですけど。まあ、地震はね。富士山が割と危ないと言われてますわね、今。確かに、何百年に一遍ずつ大噴火が起こりますんでね、これ。

 えらあもんですよね。河村城言って、うちの先祖のお城が小田原からちょっとずっと入っていったことにあるんですけど。あそこへ行って発掘したら、やっぱ富士山の噴火の地層がざっと出てくるいうことやね。これ。あそこの辺までいよいよ(火山灰が)飛んでくわけだね、これ。爆発だと。いうこっでございますので、ぜひお気をつけてということでございます。

名古屋市博物館の休館セレモニーについて

(市長)

 ほれから、次に、名古屋市の博物館の休館セレモニーということでございまして。これが本年10月より3年間に、長期の休館になると。休館前の最終日である9月30日土曜日において、市民の皆さんと一緒に博物館のこれまでを振り返り、リニューアル後の新たな博物館への期待感を共有するセレモニーを開催いたします。

 思い出メッセージというのを皆さんから募集するというこってございまして。ぜひ、ご応募いただいた思い出メッセージは、休館セレモニー会場に掲示するとともに、博物館の公式ウェブサイトにて紹介させていただきますと。

 募集期間は、9月24日日曜日までと。これまで半世紀にわたってご利用いただいた博物館でございますので、たくさんの思い出をお聞かせください。リニューアル後は、令和8年度に本館がセミオープンし、特別展から順次公開する予定でございます。新しい博物館にご期待と書いてありましたんで、わし、今、市長室に指示したいうのがどんだけ有効かどうか、よう分かりませんけど。

 まあ、建物造るだけで芸がにゃあぞ言って。なあ。例えば、去年秀吉さんの書いた文書を重要文化財ですけど買いましたけど。名古屋だったら、やっぱり侍の三英傑と、信長、秀吉、家康さんにまつわる何かを集中的に集めるとか何かやったらどうでゃあ言っとんです、そういうやつを。で、市民の皆さんに呼びかけて。わし、例の何とか鑑定団。何だった、あれ。何でも鑑定団。テレビ愛知。何か昨日、どまつりテレビ愛知がライブ配信してくれたらしいね、あれ。1時間か2時間。ディレクターか何かわしんとこ、寄ってきまして、「市長、明後日(生中継)やるでよ。」言うて、「ありがとう。ありがとう。」言っときましたけど。「テレ東(テレビ東京)もやるのか。」言ったら、「テレ東(テレビ東京)はやっとらん。」言うとったけど。いうこっでございまして。

 何を言ったかちょっと忘れましたけど。やっぱり名古屋だったら、憎たらしいけど文化不毛のまちだとか言っとる人はおるがね、これも。本当。街が空襲で燃えてまったということと、その後の戦災復興事業で道路ばっかつくっとったということでございますので。まあまあ、よう言っとるけど、名古屋いやあ侍だろうね、やっぱり一言で言えば。一言で言わんと、なかなか頭に入らんでよ。大阪はやっぱ経済でしょう。商人というか。近松門左衛門のああいう文化もありますけどね。東京は政治と。京都は貴族と。名古屋何だいうことになると、やっぱ侍ということになるがね。昨日も1時間ちゃんと(大河ドラマを)見ましたけど、石川数正さんの裏切りのいたるところを。ずっとこれ、この辺のことばっかりやるわけですよ、1年間NHKで。ぐりゃあ、やっぱ京都の貴族文化、中世のどろどろとした訳が分からん。ね。

 もう1個、政治もあるけど、宗教というすごい核がありましたので、訳が分からん時代で、殺し合いばっかりやっとったわけ。それを治めてったのは、いわゆる3代かかりましたけど、(織田)信長、(豊臣)秀吉、(徳川)家康と。これはみんなこの辺の人だったというこってございます。それに関ずる文物を集めなあかんわ。とにかく。これ。

 何言うとったか忘れたのを思い出したけど、何か何でも鑑定団に出てくる思文閣とかいう、あるわな。あれ、見とらんか。いや、ちょっと電話して話しとったら、やっぱりこの尾張地区はようけいありますよ言うとったよ。さすが尾張というとこだもんで。蔵があるとこも、にゃあとこも、いろんな昔の文物はようけいあると言ってましたんで。一遍、名古屋市で呼びかけて、市民の皆さんに。何ぞよ、そういう何でもええんだけど、とにかく三英傑ないし侍、貴族の文化を打ち壊してきた、中世を打ち壊してきたこの近世の曙というのにまつわる物をみんな、ちょっとうちの中で発掘してちょうというのを博物館でやるとええわな、これ。

 おもしろいですよ、これ。だで、市役所の職員で古臭いうちをずっと一軒、一軒、全部尋ねるだわ。な。(職員が約)3万5,000人もおるんだで。どれほどぞ、これ。一人100軒行ったら終わってまうで。(名古屋市の人口が約)230万人ですから、(職員数が約)3万5,000人ですから。何か古い昔の名古屋、特に侍に関係するものはにゃあですかというのでやってちょうと言ったりますけど。全然むなしく響いとるだけで。

(当局)

 また教育委員会とはきちっと話しておきます。最初の家はじゃあ河村家で。

(市長)

 河村家はありゃせんのよ。やっぱ古いうち、行ったほうがええね。若干残っとる。ぜひ、そういうことで雰囲気を出してまえんかと。名古屋のお城もありますで。

新型コロナウイルスワクチンの接種について

(市長)

 それから、コロナのワクチンのことにつきましてでございますが。これは、一遍、当局来ておりますで、きちんとどういうふうで。これワクチンそのものにつきましては、ものすげえ説が今ようけいありまして。少なくとも言えることは、日本は大体欧米に比べて人口当たりで大体倍接種してますよ、これ。日本の方は。まあ、嫌々だけどうなずいてますよ、あそこで。当局。倍ですよ、世界で。日本人がワクチンを打っとる数は。

 かといって、今度のコロナもまた今割と増えとりますんで、注意はしてもらわなかんですけど。じゃあ、倍打っとるで(感染者数が)倍減ったのかというと、そうではにゃあだろうと。よう分からんけどね。数字が、両方の説が相当入り組んでおりまして、これは。ワクチンを打つことによって、かえってコロナに感染する人が増えるという人もいますし。いや、そうでもにゃあ。とんでもにゃあ間違いだと、それはと。やっぱりワクチンの力はすごいんだという人と分かれとりますんで。

 ぜひ、皆さん、それをネットのやつを「今日、記者の皆さんに配ろうか。」言ったら、「やめてちょう。」言わせるもんでよ、役所が。これ。何でやめるんだいって。な。それはきちっと出てますよ、世界のデータで。これが。というこってございますけど。ようお考えいただきまして、ご対応をお願いしたいということでございまして。

 令和5年5月8日に開始しました「令和5年春開始接種」につきましては、オミクロン株BA.4-5対応2価ワクチンを使用して実施しており、昨日までに32万4,409名、うち65歳以上の方では26万9,013名、約47%の方が接種を終えております。令和5年春開始接種については、令和5年9月19日火曜日で終了しますので、希望される方はお早目の接種をご検討ください。

 問題の「令和5年秋開始接種」ということでございますが、モニターにこういうふうに入りまして。何遍見てもよう分からんな、これ。わしは打たないかん、どうなっとるって案内でも来るのか、来んのかと。74(歳)のおじいがですね、どうなっとるんだと言っとりますけど。後でちゃんと説明をいたします。

 初回接種を終えた生後6カ月以上の全ての方を対象に、オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンによる追加接種が開始されます。令和5年9月20日から、令和6年3月31日まで。

 今回、新たなワクチン接種開始に伴い、使用されるワクチンがXBB.1.5対応1価ワクチンに変更されるほか、接種の努力義務や接種勧奨の義務といった公的関与規定の接種(正しくは適用)を受ける方は、65歳以上の高齢者と、生後6カ月から64歳までの基礎疾患がある方などとされていますということで。

 次に、接種券等の送付について詳細。本市では、12歳以上の方で、令和5年春開始接種の期間にオミクロン株対応2価ワクチンを受けた方など約30万人の方に、9月19日以降、前回接種から3カ月経過した方に速やかに接種券を発送いたしますと。

 また、令和4年秋開始接種を接種済みで、かつ、令和5年春開始接種の期間に接種券が送付されていない方など、約31万人の方については公的関与の規定を受けないこととされたため、接種を受けるかどうかのご検討いただけるよう、本日8月28日から案内はがきを送付するということで。

 これは、名古屋のやり方ですけど。こんなものは別に案内せずに全部接種券を送ってしまうところも結構あるということだね。だけど、名古屋は特に子どもさんのときに始めましたけど、一旦皆さんで考えてまうと。ストップ・トゥ・シンクですか。してもらうということで、案内はがきがいくことになっております。

 なお、本市発行の未使用の接種券がお手元にある方は、その接種券を使用して接種を受けていただけますと。このほか、5歳から11歳までの方、生後6カ月から4歳までの方にも接種を受けてから3カ月経過し、未使用接種券をお持ちでない方に対しましても案内はがきを送付いたします。本市から送付される郵便物の種類などにつきましては、モニターのフローチャートをご確認くださいと。

 モニターにフローチャートが出てきますけど、まあ一回、どっちにせよ、担当から順番に、歳の順番にずっといって、あんたのこれ、みとらっせる方にとって、わしはどうしたらええんだと、どうなるんだというのが分かるように説明を一つやってちょうでえ。

 こっちまで来てよ。接種場所は、市内約1,100カ所の医療機関で実施しますので予約をお願いします。また、視覚・聴覚障害者への予約支援も引き続き行いますので、こちらもご利用ください。

 じゃあ、こっち出てきて。説明の前に言うのも何ですけど、先ほど言いましたように、大体世界の2倍打っとりますんで、日本人は。だで、これ以上打ってかんと。何を言っとるんだ。案内なんか一切送るなという方もお見えになります。しかし、そうでにゃあと。やっぱりワクチンの効果はあるというところは、NHKと一応厚労省(厚生労働省)はそういう言い方だわね。取りあえず、違うか。ということでございますが。

(当局)

 今回、令和5年秋開始接種の開始に当たりまして、接種券が必要となってまいります。今回、接種券を本市から送る方、それから案内はがきを送る方、それから、お手元の接種券を使ってご希望される場合は接種をしていただく。この3つの状況が生まれることとなりますので、説明させていただきます。

 まず、本市から発送される郵送物、机上の記者提供資料にもございますが。一番簡単に説明をさせていただこうとすると、やはり今まで接種券が届いて、それを使わずに今まだ手元に持っているかどうかをご判断いただくのが一番早いと思っております。

 具体的には、初回接種、年代にもよりますが、基本的に1・2回目接種を終えられた後に、必ず3回目の接種券、以降それぞれ接種券をお送りしております。ただ、その時点でお手元に届いた接種券を今回どうしようかなと考えられて、じゃあ今回は見合わせよう、やめておこうと思われた方、必ずお手元に未使用の接種券が残ります。ですので。

(市長)

 ほかってまったのもおるぞ。ほかってまった仁が。

(当局)

 ええ。その場合は、紛失等の場合は再発行が必要だろうというところにいたります。なので、基本的には、3回目接種以降、必ず名古屋市は接種状況を確認して接種券をお届けしております。それが、接種を何回目かで見合わせて、今回はやめておこうということになった方は、必ず一応お手元に接種券があると思われます。

 なので、接種券がある方については、まずお手元の接種券で接種を今回もしていただく。そのような方が今回、記者提供資料で大体の人数が書いてありますけれども112万人の方がそういった方に該当するわけでございます。

 お手元に未使用の接種券がないという方は、基本的に令和4年秋開始接種というオミクロンの1回目の接種を打たれている方か、もしくは、今実施しております令和5年春開始接種、オミクロン2回目接種済みの方。このどちらかに該当いたします。

 それらの方は、12歳以上であるか、以下であるかによって、さらに今回例えば12歳以上の方でありますと、5月8日から9月19日まで、これは令和5年春開始接種の期間中に受けた方。この方には必ず接種券が届くと。

 こちらにいくとですね、12歳以上の方でこの期間に受けていない方というのは、具体的には去年オミクロン1回目を打ったけれども2回目は打っていないという方になります。そうなると、今回案内はがきが届くと。今、令和5年秋開始接種については、生後6カ月から11歳の方も該当になりますので、そういった方については、基本案内はがきが届くということです。

 まずは、ご自身の今接種券の状況を、これまで接種済み証であったり、お手元に届いている接種券の残りであったり、こういったものをご確認いただいて、どこに該当するのか、自分が届くのかというのをまず確認していただくのが一番分かりやすいと思います。

 さらに、今市長のご指摘もありましたが、紛失された方、もうどこにいっちゃったか分からないという方については再発行を受け付けておりますので、接種を希望される場合は、ぜひ再発行で接種を受けていただきたいというふうに考えております。

 この辺り、実際にじゃあ、どうやって市が接種券を抽出して発行するのかというのが、この記者提供資料の3番以降に細かく書いてあります。全てを網羅しようとしますと非常に細かい抽出条件になっていまして、非常に分かりにくい部分も出てまいりますけど。大きな柱としては、今回の(令和5年)春開始接種を打たれた方は、まず接種券が届きますよと。去年1回オミクロンワクチンを打ったけれども、今回は今打ってないよという方は、恐らく案内はがきが送られる方が非常に多いだろうと。これが大きな枠組みです。それ以外に、市外から市内に転入された方、もしくは、ごく最近2回目、もしくは3回目、いわゆる初回接種を終えられた方については、様々細かい条件が出てまいります。それは例外として。様々な抽出条件を書かせていただいておりますが。基本的な大きな枠組みとして捉えていただいて。

(市長)

 案内がな、どうされますかというのが来ると。

(当局)

 案内はがきのほうは、あなた、今回対象ですよと。こういったQRコード※でいろいろ情報を飛ばしてありますのでご覧いただけるような状況で、ぜひ接種を受けるかどうかを検討してくださいという案内はがきを送らせていただきます。

(市長)

 はい。受けたねえ場合は、ほかっときゃええわけか。

(当局)

 おっしゃるとおりです。接種券、その場合はもう要らないよということであれば、そのままほかっといていただければ接種券も届きませんので。

 こんな説明でございます。ちょっと分かりにくくて申し訳ございません。精いっぱい説明させていただきました。

(市長)

 何かよう分かりません、よう分からんけど。12歳以上で普通の人は。ようけい打っとる、この7回目ぐらいになるんだろ、これ。

(当局)

 接種機会全て接種をしていただいた方になりますと、7回目になります。

(市長)

 大丈夫きゃあ、ワクチン7回も打って。

(当局)

 常々、市長さんのご指示をいただいて、私も精いっぱい勉強しておりますけれども。今のところ、他のワクチンに比して、もしくは副反応等のいろんな医学的な調査を大きなマスのデータで厚労省(厚生労働省)等で調べておりますけれども。接種について、安全性について懸念されるような状況は今のところないというふうに我々は説明を受けております。

(市長)

 というのは、大本営発表だわ。これはねっていうこっだけど。まあ、ぜひネットか何かで見ていただゃあて、そうでにゃあという意見の学者、専門家もようけい見えるでね。気つけていただいて。名古屋、それがあるもんだから、すぐ接種券を送らずに特殊な一応、どういうんか。何だった、あれは。自分、何とか班の自分の持病じゃにゃあけど、どういうんじゃった。

(当局)

 副反応。

(市長)

 副反応だなしに。自分が糖尿であったり。

(当局)

 基礎疾患。

(市長)

 基礎疾患。基礎疾患がある人は分かっとんですよ、名古屋は。そこへは、気つけてちょうだいよいって送りますけど。反対に、基礎疾患の人のほうが打つとあぶにゃあという説もあります。説も。そういう人には送りますけど、そうでにゃあ人には自分で考えてちょうだいよと。しかし、対象者で今なってますのでと。ということで、案内はがきを送ると。

(当局)

 今市長、ご発言いただきましたのは、基礎疾患のある方というのは、基本的に接種を希望される方は恐らくこの令和5年春開始接種も打たれているだろうと。そうすると、そういった方に接種券が届くと。

 ただ、基礎疾患があっても今回(令和5年)春開始接種を見合わせた方については、お手元の接種券がもともとあるので、その接種券を打っていただくと。基礎疾患がある方は、多分こちらとこちらの流れになる方が多いかなというふうに思います。

 案内はがきについては、基礎疾患のない方が中心になるかなというふうに思います。

(市長)

 はい。これ、案内はがき、こうやってやっとるとこって日本中でどのぐりゃああるんだ。

(当局)

 私ども確認しておりますのは、名古屋市ともう1都市、2都市でございます。

(市長)

 2都市だけ。

(当局)

 もちろん全てを確認しているわけではありませんけれども。他の指定都市の中では、案内はがきは名古屋市だけと。

(市長)

 名古屋だけと。

(当局)

 指定都市の中では。

(市長)

 指定都市でね。名古屋、あったけえこっでございますよ。これ。だで、ぜひ案内はがき来ましたら、ちょこっと考えていただきてゃあと。NHKが言っとることが正しいのか。ネットで言っとることが正しいのか。ほりゃあ、難しいとこだね、これ。

 ただ、ワクチンは、よう言ってますけど、結核が一番大きいですけど、現代においては。ものすげえ人の命を救ったのは、これ、事実ですので。BCGですけど。これは。これが、また樋口一葉とか、正岡子規だとかね。なかなか明治時代の優秀な文学者、結核で若いうちに亡くなってくと。樋口一葉さんが有名だわね、あれ。いうことを考えると、このワクチンによる人類を救った功績っていうのは、ものすご大きいんだけど。一方、薬害というのも現実にありますんで、これ。いうことでございます。

 どうも、ご苦労さんでした。

 というところで、しばらく出しませんでしたけど、これは名古屋だけですけど。ワクチンによる長期的な副反応。これ、しばらく出しませんでしたけど、相談窓口をこうやってきちっとナースさんたち、(愛知県)看護師会(正しくは看護協会)、看護師の皆さんとまたドクター、(名古屋市)医師会の皆さん、ご協力して持っとるのは、これは名古屋だけでしょう。こんだけしっかりやっとるのは。これは名古屋だけでございますので、ぜひ、泣き寝入りせんように。

 ただ、ワクチンの副反応と、コロナそのものの症状と似とると言われとってですね、これ。なかなか難しいんだけど。しかし、ワクチンを打ったところが本当に体の調子がおかしいと。頭がくらくらする、会社へも行けんと、学校へも行けんという方は、泣き寝入りせんように。相談窓口、090―1886-6370と090-1886-6380まで、ぜひお電話をいただきまして。

 2,402件、相談をいただいとりまして、医療機関の案内が1,100件を超えとります。これ、名古屋(市在住)でない人も、別に人の命は市境関係にゃあですから、ぜひ、お電話をいただきたゃあと思います。

 なかなか分からんらしいんだわね。だで、精神科いったらどうかとか、それに言われちゃって、自分だけ泣き寝入りしとられる現状の方もようけいお見えになると聞いとりますんで。ここにありますように、しびれとか痛みというのは、やっぱり一番多いようですね、これ。一番多いようですわ。遠慮なしにお電話いただきてゃあと思います。

 これは本当に名古屋だけのサービスで、それも(愛知県)看護協会の皆さんと、ほれから名古屋市医師会の皆さんの協力を得ましてきちっとやっとりますんで、医学的にも。ご安心いただいて、お電話をいただきたいと思います。誠意ある対応をしたいと思います。

 ほれから、前一遍厚労省(厚生労働省)に持ってきましたけど、これは出えへんか。これでどうなったいう話、こっからが。問題は。(ワクチン副反応について)相談はええけど、治ったのか、治らんのかと、まず。ほれから、どういう薬を飲んだのか、飲まんのかと。どういうテイクケアをされたのかということについて、症例集をつくっとりまして、これをCase Collection Of NAGOYAと英語でいうらしいんですが。今、前回第一報をこれは厚労省(厚生労働省)に持っていきました。そんときの政務官が女性の方でしたけど、大変貴重な資料だということで。ほかのドクターも参考になるわけです。患者さんが来たときにいろんなことを症状を言われるんだけど。こうしたときにはこうすると、治ったとか、治らんとか、そういうことが分かりますんで。

 それの第2集(正しくは報)ということでございまして、8月17日に検討会を開催しまして、委員の皆さんからご意見を頂戴し、9月末頃の公表を目指しておりますと。症例集の第2報が、臨床の場における治療の参考としてワクチン接種後の長期的な副反応にお困りの方のお助けとなるよう、鋭意作成に努めてまいります。

 いうことで、第1回目が20ケース。ほれから、今回が23ケースで、(合計)43ケースということ。まあ、少ないと思われるか分からんけど、大変貴重なことで、こういうのが医学、薬学の進歩に貢献できりゃあ、非常にありがたいということでございます。

 こういうのをよくやったのは名古屋で、子宮頸がん(ワクチン)の大分前になりますわ。これもよう言ってますけど、女の人は体がだるいとかそういうのがありましたもんで。ほいじゃあ、7万件じゃなかったかな、案内を出しまして。返事があったのが2万から3万だと思いますけど。そこで、こういう状況の場合、どうなったかいうのを。因果関係が子宮頸がんワクチンと関係あるか、ないかというのをやったのは、これ、名古屋だけですけど。

 んで、これがどうなったかと言いますと、実は因果関係はないというふうに結論が出まして。私もちょっとびっくりはしたんですけど。わしも一応、民主党のほうにおりましたんで、薬害エイズだとか、サリドマイドはちょっとその前ですけど。薬害についてはいろいろ勉強させていただいとりましたんで。(因果関係が)ないとなりましたが、そのドクターに、ぜひ、税金も使って7万人、実際返事があったので2、3万だと思いますけど。ものすごい調査ですから、やったんで。ぜひ、学会に論文あげちゃってくださいよと、一つの意見としてね。データとして。ということで、電話かけましたら、「分かりました。」っちゅうことで学会にあがりまして。これは名古屋スタディと言って、名古屋の名前がついた論文になって発表されとります、これは。

 ええこともやっとんだがねということを。まあ、よう自分でええことやっとんだがねって、自分で言わんせやがよ、ほめてもらえせんで、これ。この世界は。うそに包まれた政治の世界でよ。そういうこともしとります。

 そんなことで、ぜひ、皆さんご注目をいただきてゃあというとこでございます。

 僕からは以上でございます。


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質疑応答

「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」における差別事案に係る検証について

(記者)

 それでは、市政一般について各社さん、お願いします。質問のある方は挙手の上、マイクを受け取ってからご質問をお願いします。

(記者)

 今週の水曜日に、名古屋城の差別発言の関係の検証委員会、第1回目開かれますけれども。ヒアリング対象とかはその場で話し合って決まっていくようなんですけども。

(市長)

 はい。

(記者)

 市長としての検証会を通じてこうしていきたいとか、ちょっと今名古屋、冷たい市役所だみたいなイメージがちょっと例の件で出てしまっているところもあるんですけれども。そのイメージ解消とか分からないですけど、会を通じてどういうふうにしていきたいとか、何か言葉をいただければと思います。

(市長)

 私も自分、ヒアリングしてくれと言っとりますけど、まだ通知はありませんけど。あんまりこれをしろ、これをするなということは一切言っとりませんので。言っとるのは、(差別発言を受けた)ご本人からですね、もうとにかく早くやってほしいという、そっとしてほしいと。体の調子もちょっと悪いのでという話は伺っとりますんで。やっぱり丁寧だけど早くきちっとやってくれと。それと、(検証するのは)やっぱり僕というか自分のね、あの集会(名古屋城バリアフリーに関する市民討論会)での出来事に絞ってやってくれと、これは。という話をはっきり伺っとりますんで。そういう方向で、はよ進んでほしいというふうに。

 で、何が起こったかいうのを順番に。ほんで、名古屋市(役所)の中で起こったこと、ついこの間ですから、すぐ出します、出せるわけです、これは。僕も順番に何日に何があって、何日に何があってだったら、全部記憶の限り当然しゃべりますし。

 だけど、いろんな報道等によって河村さんが差別発言したと思っとる人がおるけど、わしゃ違うで言うんだわ。それで別に謝罪というか、免罪をしたいとは思いませんけどな。そういうことで。何か僕にとって非常にはよ言いてゃあのは、まあ、会の初めと終わりに私が挨拶しとりまして。そりゃ市の主催のやつだでしますわね、これ。ほんで、初めは、ぜひこんな無作為抽出を(名古屋市の人口が約)230万人で有権者180万ぐらい。そん中から(アンケートを送る方が)5,000人だったかな、選んで、そん中から36人だったですか。出席してもええという方が本当にありまして。

 (市民討論会に出席する方が)そのほかにもという話があったんだけど、僕はこれは意見を言いました。やめといたほうがええと、それは。みんな来てもええということになると、やっぱりあんまりええ言い方じゃないけど、固まった一つの特定の意見に集中することもあるわけ。だから、本当の皆さんのフラットなと言った記憶がありますけど。気持ちがいってまうのがええということで言って、(市民討論会で発言した)8人のうち6人がまずしゃべられたかな、あれ。確か。あと二人の方のところで、まあ問題発言があってということですけど。

 初めに話した後も、大いに盛り上がって良かったと言いましたけど。まあ、それらについて、それが差別発言だというふうに書いたるものがありますけど。そういうに思われや、そういうにかもしれませんけれども。私は差別発言の気持ちなど一切なくてですね、あのときは。初めの、それから名古屋市は全く対応しなかったと書いてあるマスコミの記事等あります。それは間違いです。(差別発言を)1回目発言された方が、2回かやりとりがあったんかな、我慢せえということで、おまえこそ我慢せよというのがあって。それから、名古屋市のほうがすぐ駆けつけまして、市の職員が。あれでぱっと収まったんですよ。あれで。それからも、まだぐわっとなっとりゃ、ちょっとそりゃ別でしたけど。

 ほんなら、僕も、まあ良かったなと思ってですね。そういう状況で。名古屋市が何もしなかったわけではないけども。まあ振り返りますと、あのとき司会をやっとった人が言ってましたけど、これ、民間の人ですけど。普通は、差別発言というのはほとんど普通はないと。だけど、けんかみたいになるときがあると。市民、本当の皆さんの一般というか、利害関係のない人たちばっかでやると言い過ぎることがあると、お互い。だから、そういうことにはけんかにならんように気つけてくださいねというような発言をするんだけどなあと、普通は。だけど、こんときはしなかったと。そういうことをね。

 やっぱあれは気いつけないかん。危機管理が至らんかったということは言っとりましたけど。確かに、振り返るとそうだわね。それと、今回の場合は、そういうバリアフリーの話ですから、差別発言なんかが出るやっぱり可能性もあるぐらいのことはちゃんと視野に入れて、危機管理上、そういうことのないようにということで事前に言ってくべきだったなと思いますけど。それは僕の感想ですけど。粛々とやっていただくようにお願いしてゃあと思います。

子どもの転落防止対策について

(記者)

 すみません、一部報道で未就学児の転落防止の補助錠支給について出ているんですけれども。全国初の取組ということなんですが、このような事実があるのかということと。もし、支給するのであれば、市長の受け止めをお願いします。

(市長)

 はい。本当にこの間、中区でしたかね、あれ。東区だったかな。中と東の境目でしたけどね、二人。

(当局)

 中区です。

(市長)

 中区だね。お子さんが亡くなられまして、悲しいことで。一人の子も死なせない名古屋というのは、主に学校の中でのそういうような話が対象になることが多いんですけど。今回も同じでしてね。そういう事故をなくそうということで、早速委員会(子どもの転落防止対策懇談会)つくって検討してちょうよと。そういう中で、やっぱり補助錠というのは、非常にまず有効だということになっとりまして。該当のご家庭には全部お配りしようということでございます。

 あと、そういうことにならんように、業者、マンション等の業者の方とか、ご家庭の方、子どもさん自身にも若干、それはどこまででどうか分からんけど。注意をもってもらうということを名古屋でやってこうかということですけど。

 本当は、これ、なかなか難しいんだけど、もう一つありまして。やっぱり子どもさんのいわゆる自殺ですね。中学生が中心ですけど。ほとんどやっぱり飛び降りなんですよ、これが。高い高所からジャンプしちゃったというこっだもんで。これは、私も昔、何か心理学の本で読んだことがありますけど、やっぱ高いところに子どもさんが住むというのは非常に危険だというのは書いたったことありますわね、これ。死が本当に身近に簡単にあるというところはよくないというふうに書いたった話があって。これに対してどういう対応ができるかっちゅうのは大変に難しい困難なことですけどもね。そういうことも、この際、この際言ってはいけませんけど、考えるべきじゃにゃあかということは、その委員会(子どもの転落防止対策懇談会)で私、発言はしとりますけど。

 ちょこっとでも子どもさんの命が助かったらええこっじゃないかと。あったきゃあ名古屋市だと思いますけど、こういうのも。はい。

(記者)

 全国初の取組なんですか。

(市長)

 ん。

(記者)

 全国初なんですか。

(市長)

 初だ。何かどっかしらんで。まあ、ええか。せっかくだで。

(当局)

 我々としては、ほかの自治体で。

(市長)

 あんた、ちょっと担当しゃべれりゃ。

(当局)

 よろしくお願いいたします。

 我々としては、ほかの自治体でこういったことをやっているというのは把握しておりません。

(市長)

 そういうことです。

(記者)

 すみません、関連でいいですか。よろしくお願いします。

 今の関連で、懇談会として今後、それも全国初になると思うんですけれども、子どもの転落防止に特化した条例をつくっていこうという流れがあると思うんですけれども。先ほど、市長、業者の役割とかというような発言もあったと思うんですけど、市長の中で恐らく条例の種類としては啓発条例みたいになるんだと思うんですけど。市長の中でのどういうことを盛り込みたいか、そしてつくるのか、つくらないのかっていうのは今の時点での思いを聞かせてください。

(市長)

 まあわしはぜひ、罰則つくったりそういうもんじゃないけど。やっぱり、子どもさんの命は大事にしようみゃあと、本当に。子ども青少年局じゃにゃあかな、なんだった、国が今わあわあ言っとるやつ。

(記者)

 こども家庭庁。

(市長)

 こども家庭庁とか言って、予算のこといろいろ言っとりますけど。僕は今回のこともそうだし、何かねえ、あってもいいじゃないですか、住宅つくるときの法律。いろんな相当細かいことまで規制してますからね、これ。そん中にこういう小さい子どもが落ちんようにというのぐりゃあ入ってきてもええし。それと、学校ですね、やっぱり。学校。学校行っとらん子もあるけど、小さい子の自殺。これも知っとるとこではほとんど転落事故ですから。そういうのを防ごうと。

 となると、やっぱり受験勉強やめようやと。高校入試廃止しようみゃあと、そういうような議論に進んでいくと思いますけど、私は。

(記者)

 すみません、条例はつくるおつもりはあるんでしょうか。

(市長)

 はいはい。

(記者)

 つくる。

(市長)

 ええのをつくりてゃあと思いますね。気持ちを込めた。

(記者)

 あと、ハード対策だと、例えば学校にはその学校に今一律に例えば柵つけるとか、そういうことをしようと思ったら予算かかると思うし。民間の住宅で、東京都が集合住宅に限るんですけど、そういう小さいお子さんがいる転落防止の住宅の改修については費用の一部を補助するっていうのを今年度から始めていて。それ、先進的な取組なんですけど。

(市長)

 はい。

(記者)

 名古屋市として、今後、そういうことに着手する可能性はありますでしょうか。

(市長)

 まあ、そういうことですね。はい。住宅の改装とかのお金は応援する。それと、本当に子どもさんのこの不幸をなくするよう、自殺のほう。何とかこちらのほうからでもならんかなと。こんだけじゃないけど。成績と進学を苦にして子どもが自殺してくと。世界の中の幸福度ランキングは日本最低じゃないっすか。37カ国中36位ぐらいですよ、これ。幸福度ランキング。

 そちらのほうで、何か考えれんかな。学校から飛び降りる子どももいますからね、これ。4階ぐらいだと亡くなっちゃうわけだわな。この間、児相(児童相談所)でも一人死んじゃいましたけど。3階ですね、あれ。ということですね。

(記者)

 すみません、事実関係として確認させていただきたいんですけれども。その条例をつくるというのは、自殺防止と子どもの転落というとちょっと状況が違うと思うんですけれども。今回の条例をつくるというのに関しては、子どもの転落にということでよろしいんでしょうかということと。あと、スケジュール感としてどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

(市長)

 ん。

(記者)

 スケジュール感。もう今年度中にやりたいとか、来年度を目指したいとか、できるだけ早くやりたいとか。お願いします。

(市長)

 うーん、まあ、ほんでもこういうとこでみんなで子どもを守ってこうと、死なせんようにしよういうことを一種の訓示規定になると思いますけど、こうにしようと。重要なこっじゃないですかね。ええと思いますよ、私。転落もそうだし、ほれから、学校の3階、4階のところには飛び降りれないようにするというような工夫とかですね。

 それより、社会の中でそう思わないかんし、学校が思わないかんわ、まず。

(記者)

 そうしますと、市長の考えとしては、子どもが誤って窓から転落してしまうとかそういう事故だけではなくて、自殺による転落、子どもの意思によって転落することも防ぐためのハード対策とかそういうことをまとめてやろうという考えでいらっしゃるんでしょうか。

(市長)

 僕はね。だけど、どうも役所で話しとると、これが今言った前のほう(転落の防止)は住宅都市局になるわけですよ。あと(自殺の防止は)、学校になるがね、また、これ。だで、何かね、ちょっと雰囲気はあんまりええ雰囲気じゃにゃあな。

 そりゃあ必要だで、大いにやってこうと。ほうでしょう。でにゃあですわ。

(記者)

 市長の考えとしては、それ、まとめてやりたいと思っていらっしゃるけど。なかなか市全体として、まとめてやるというのはちょっとまだ現実的にはちょっとまだ時間がかかりそうっていうことなんですか。

(市長)

 ほんなことはにゃあけど、一応わし市長をやっとりますんで。一応みてえなもんだわ、これ、本当に。このぐれえやってまわなどうすんの、一人の子も死なせないと言っとるのに。それには、誤って小さい子が転落しちゃう場合と、ほれから中高生になって飛び降りちゃう場合と。まあ、同じじゃないですか、それは。ねえ。というとこは両方やらんと、こども家庭庁の理論ではいかんでしょう。

 文部省(文部科学省)だって、この間、全国で514人だったかな、自殺した子が。あれ、未遂が入ってないけど。名古屋の10人は未遂が入ってますけど。514人の、1回目はしゃべったと思いますけど。後で、その理由として、成績とか進学だと言わんかったで、あれ、確か。僕が間違っとるか分からんよ。NHKが言わせたか知らんけど。それはにゃあと思うけど。そんなふうだもん。

(記者)

 そうなると、その条例っていうのは、啓発条例って先ほど中日(新聞)さんが質問の中でおっしゃってたような形になるのかもしれないですけど。どちらかというと、ハード対策、それを元にハード対策、転落をしないように補助錠ももちろんそうですけど。子どもの意思で飛び降りてしまうのを防ぐためには補助錠だけではない柵とか、そういったまた別のハード対策も必要だと思うんですけれども。

(市長)

 いやいや、そうだ。

(記者)

 そういうことも含めて考えていかれるということですか。

(市長)

 僕はそう思ってますけど。根本原因を直さんことにはねえ。と思いますけど。だけど、学校ないし文部省(文部科学省)からすると、やっぱり成績とか進学を苦に子どもが死んでくいうのは、とても自分らの存在価値そのものを否定されるに近いことですからね、これ。下手しますと、これ。

 だけど、そんなこと言っとったらいかんわな。子どもさんのためを思ってやらな。本当に。

(記者)

 すみません、今の転落防止の関係なんですけれども。これ、記事のことについてお答えいただいたんですが。市として、これ、正式に発表するのって今日とか、紙とかっていただけたりとかってできないのかと思って。

(市長)

 いや、ほんだで。はよ一刻も早くやらないかんもんで、これは。子どもさんの転落防止ですから。

(記者)

 実行はそうなんですけど、今、市長がこういう条例をつくりますとか、補助錠を配る予算を考えてますということをおっしゃっていただいたんですけど。そういうのって、正式に発表とかって今日されないんですかね。今日の資料にはなかったんですが。

(市長)

 ええ、まあ。

(当局)

 住宅都市局ですけど、明後日、子ども転落防止の懇談会を公開で開催することを予定しております。その中で、先ほどの条例の話も含めまして、5月にやった第1回の懇談会よりもう一歩踏み込んだ中身をお示しさせていただきまして、また有識者の方々からご意見を頂こうと考えておりますので。明後日、そういった内容につきましては、我々のほうから一定の内容はお示しさせていただこうと考えております。

(記者)

 そうなんですけど、今日、市長もご担当者さんも口頭ではやりますっていうふうに公式の場でおっしゃったんで。もし、何か資料があったら頂けないかなという。そっちのほうが、多分この後、各社担当課に電話をかけて確認をとってとかいう形になると。

(当局)

 ですので、明後日、そういった公開の場に。

(記者)

 だから、明後日だと明日のニュースに多分皆さん出そうと思っているので。

(当局)

 明後日のニュースに出していただければと考えておりますので、よろしくお願いします。

名古屋城木造天守復元について

(記者)

 あと、名古屋城に関してなんですけれども。市長、エレベーターを設置とかバリアフリー化と、あと史実に忠実な復元っていうところで、よく文化を守る戦いをしているということをよくおっしゃると思うんですけど。ここの真意みたいなところをちょっとお聞きしたくて。

(市長)

 真意って、あんまりよう分かりませんけど。戦いをしとるいうて、あんまりそういう表現を使ったことはないとは言えませんけど。そう言わんのだけど。

 まあ、私どもこうやって生きとりますけど、これ。わしも70もうすぐ5年間名古屋で、先祖まで入れると400年生きとりますけど。昨日のNHKの(大河ドラマで徳川)家康さんが上ったであろう、もうちょっと後に出てきますけど、名古屋のお城の(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保護法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であったと。それもですね、これ。その名古屋城から大阪の陣に出陣していくわけです。(徳川)家康さんは。(豊臣)秀頼を殺しに行くわけですよ。孫まで殺してますからね、これ。それで260年間の元和偃武といいますが、一応平和な時代をつくってったと。

 そういうシンボルとしての建物というのは、(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保護法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号として名古屋にあったわけです、これ。これは、これ、守る務めがあるんじゃないの、これ。同じように造っていくと。文化的遺産と。ということです。私らのこれ、任務だと、これは。僕はそう思いますけどね、これ。ええ。観光施設と違いますんで、これ。テーマパークと違うんですよ、これ。これは。

 たまたまですけど、昭和5年に(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保護法と共に同法に改廃)」により指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号になって、昭和7年に、今ちょっと調査中ですけど名工大の、名古屋工業大学ですね。学長さんがものすご熱心で(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保護法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号ということになったんで詳しい設計図をつくろうということで(実測調査を実施し)、近代測量によります戦前のものすごい詳しい図面が残っとって。徳川家康が上ったであろうでええんだけど、これは。上ったも、上らんも資料はないんだけど、上ったことは確実だと思いますけど。そのお城は寸分たがわぬいって100年ちょっと後に宝暦の改修ってやってますけど。そういう言い方じゃなくて、とにかくそのものの姿が、やっぱ俺、何かこれ本当に復元してゃあけどね、これ。

(記者)

 この資料は大変よく残ってってというのは、もうそれもよく理解しているんですけれども。30日に始まる検証委員会でもそうなんですけれども、いわゆるずっと言われているのが史実に忠実か、エレベーターをつけるかで二項対立みたいな構図が起こってしまっているんじゃないかと言われてまして。その辺り、市長の認識としては、そういう対立が起きているというようなご認識とかってありますか。

(市長)

 まあ、どう言ったら、分かりませんけど。この間、車椅子でお見えになった(障害者の自立と政治参加をすすめるネットワークの)議員さんに、わし、頼んだけど、これ。とにかく、僕本人、それから私の周りの人たちは、みんな本物をとにかく名古屋に宝を残していきてゃあんだと言っとるんだで。頼むで、やらしてまえんかねと、それを。という感じですね。

(記者)

 その一方で、エレベーターをつけてほしいとおっしゃってる方もいて。別にどっちが正しいという話をしたいわけじゃないんですけど。いらっしゃって、そこが対立している中で、市長が本物、本物、本物って言うと、ある種、エレベーターをつけてほしいと言われている人たちが排除されてるっていうふうに思ってしまうのも自然なのかなと思うんですが。

(市長)

 それは考え方で。その方も、私らは犬山城にエレベーターをつけてくれとは言わないと言ってました。本当、犬山城と名古屋城の違いって何があるかと。大きさもありますけど、これは戦争で燃えたかどうかだ。燃えりゃあ終わりなのかと、問題はね。そういうことですよ。燃えりゃあ終わりなら、前も言いましたけど、例えば松本城、沖縄(の首里城)についても、仮に燃えた。沖縄(の首里城)は燃えました。あそこはちょっと裏にまた別個のエレベーターみたいなのがついとるの、本体にはついてないんですけど。いうことがあって若干違うか分かりませんけど。木の文化って言ったらこういうふうじゃないですか。燃えちゃうんですよ。なくなっちゃうわけです。なくなりゃ終わりかという考え方です。私は終わってないと。ただし、名古屋城の場合のように写真も図面も完全にそろってる、奇跡的ですね。

 ほれから、車椅子のみなさんに言ったけども、これで最後だよ言って。わし、そこに議員さんもおったで、私、わりいけど、名古屋の施策の中でこういう車椅子の方たちを区別した、差別なんかするわけないですけど。一遍もないと思うけど、どうだ言って。ただの一遍もないですよ、これは。名古屋なんかものすご福祉があったかいと。そう焦らんどってもええわ。一遍もないですよ。だけど、名古屋の宝一つしかないと、これ。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保護法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であって、全ての資料も残っとる場合は、それは残させてもらえんのですかと言っとるんです、わしは。みんなの願いを言っとるんよ、わし。名古屋の人の。全員とは言いませんけど。わし、そう思うんだけどな。

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