ページの先頭です

ここから本文です

令和5年8月21日 市長定例記者会見

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2024年2月26日

ページID:166576

報告事項

  • 海外出張について

会見動画

報告内容

海外出張について

(市長)

 はい。ありがとうございます。ちょっと水を。

 はい。8月21日でございますが、定例の会見を始めてゃあと思います。

 おはようございます。本日は、海外出張についてご報告いたします。現地での各種公式行事などに出席し、より一層の友好交流を図るためロサンゼルス市へ税金で出張してまいりましたと、いうことで。名古屋市だけで100、ちゃんと出したらどうだ、税の支出を。100、いやいや、俺1人で、だで600万ぐらいだ言っとったな。まあちょっと正確に言ってちょう。ちょっと名乗ったほうがええぞ。

(当局)

 すみません。大体600万ぐらい使わせていただいております。

(市長)

 名古屋市だけね、それ。

(当局)

 はい。

(市長)

 市役所。

(当局)

 そうですね。

(市長)

 それに議会の分もありますんで。

(当局)

 ちょっと議会のほうはすみません、把握しておりませんで。我々市長さん以下の市のほうのところに係る経費として600万ぐらい使わせていただいております。

(市長)

 議会のことは、知っとるくせに言わんというこっだと思いますが。人数ですると、議会何人行っとったね。

(当局)

 5名ですね。

(市長)

 5名ですか。

(当局)

 はい。我々も5名です。

(市長)

 議員さん、3人と。

(当局)

 4名と、あと事務局が。

(市長)

 事務局が1人。議員4名と事務局が1人。

(当局)

 はい。

(市長)

 こちら側は、僕と、あと。

(当局)

 局長さん以下4名で、全部で5名です。

(市長)

 5名、5名と。で、10名ということでございます。

 この間も言いましたけど、ぜひ、そんだけのやっぱり成果を出さないかんわな、これ。いうことで。何遍も言うのは何ですけど、商工会議所の偉い様がロサンゼルス行ったときに、向こうの副市長に「ミスター河村mayorはどうしとる。」と。これ、言ってもええと言っておられましたんで言いますけど。「今までようけの人が来たけど、みんな写真撮ってっただけだと。これ。ほんで、河村さんは。」、常勤スクールカウンセラーのことですけど、それは。本当にロスのやり方を参考にじゃなくて、その通りではないですけど導入しまして。名古屋で、もう既にもうすぐ10年になりますわな、これ。

 一番最初の動機は、ある区で子供さんが上から高いとこからジャンプされちゃって亡くなったと。そこで遺書が書いてありまして、「もし、来世があるなら見ています。」と。「さようなら。ありがとう。」いって亡くなったいうのが動機で。やっぱりアメリカなんかはね、そういうことは非常にやっぱデリケートなはずなんですわ。1人の子も死なせないアメリカかどうか知りませんけど。いうことで、どういうやり方でやっとるだいうことで相当いろんなヒアリングしまして、ロスからも、ロスのスクールカウンセラーに来ていただいてやりまして。名古屋で今度10年。ちゃんと数は言わなかんな。20万人近く、20万件だな。

 何人で。教育の人、おらんか。はい。何人になる、あれ、スクールカウンセラーの今までの。

(当局)

 はい。これまで20万件以上のお子さんの対応・支援をしておりまして、ちょっと今正確な数字をお出ししますのでお待ちください。

(市長)

 はい。

(当局)

 これまで、令和4年度までで22万2,036件のお子さんの支援をさせていただいております。

(市長)

 人数。

(当局)

 はい。人数につきましては、これまで令和4年度までで3万6,720人のお子さんの相談をさせていただいております。

(市長)

 件数いうのは、一人一人の対応で何回かかかったということで、3万6,000。

(当局)

 はい。

(市長)

 確か4万と20万と覚えようと思ったんですよ。大抵。

(当局)

 はい。4万は、令和4年度の1年間での件数が4万2,890件ということです。

(市長)

 件数ね。

(当局)

 はい。

(市長)

 令和4年度の。トータル人数で3万6,720人。

(当局)

 はい。

(市長)

 3万6,720人。

(当局)

 はい。

(市長)

 の、子供さんにいろんなアプローチをしまして。命が助かった方はちょっと数字になかなか出てきませんので分からんけど。まあ、それだけの数ですから、ようけの子供さんを命を助けてきたと、に思いますけど。まだまだ不十分ですけどね。いうのは、このロサンゼルスの行って分かったことです。これが。だで、さらにもっといろいろアメリカのええとこは大いに取り入れてこうということでやっとります。

 これこれこれ。文明の利器(デジタルサイネージ)がいろいろ表示しておりますけど。

 これは、黄色いネクタイしとるのが私で、横におるのは市長さん。カレン・バスさんと。市長、女性の市長でございますけど。なかなかフレンドリーですわね、雰囲気は。ということでございます。

 そういうことで、来年2024年の姉妹都市提携65周年。もうなぎゃあんですわね、これ。65周年言うと、伊勢湾台風と、ほれから名古屋城(天守閣の再建)と同じになるんだな、これ。ロサンゼルスも一番古いんじゃないの、これ。名古屋が。確か。確かそうなんです。ロサンゼルス側からいっても大分あったでしょう、あれ。姉妹都市は、ロサンゼルスは。幾つだった。

(当局)

 今、ロサンゼルスが一番最初の姉妹都市になってます。

(市長)

 いや、ほんで。

(当局)

 6つあります。

(市長)

 名古屋はね。ロサンゼルス。

(当局)

 ロサンゼルスのほうは25ぐらいあります。

(市長)

 25ぐりゃああるか。中で一番古いということでございまして。

 しゃべってきたことも書いとるか。一番最初には、後で出てくるか知らんけど、市議会でちょっとしゃべらさしていただくと。ちょっとというのは、あんまりね、わしもこれは、そう言いたにゃあことではありますけど。市長が来ますと、大抵名古屋でもしやる場合は、やっぱり議会も、議会のご判断ですが、やっぱりきちっとしたセレモニーをやるわけです、市長としてのね。国会なんかだと、私もあれ、クリントンの奥さんか。ほれから、韓国の大統領が記憶がありますけど。きちっとやっぱりみんなそろってやりますけど。ロサンゼルスの場合は、こういうフレンドリーにやるのかどうか知りませんけど、いろんなNPOなり、そういう人たちと一緒に市民意見表明会みたいなものの中の一員としてやるということで。

 私からすると、ラボンジさんという向こうの市会議員さんがみえまして。わしがこんで何回、まあ4回ぐらい行っとんだよな、これ。必ずこのラボンジさんがご担当で出てみえて、ハリウッドの有名なハリウッドで看板があるとこね。あそこへ車で連れてってくれたり。その他、お互いに。ラボンジさんは、グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホームですわ。あれは何だ、トムジョーンズを、初め歌ったのは誰か知らんけど。The old home town Look the sameってやつで。As I step down from the trainというのを歌うんだよね、これ、また。ほりゃあ、なかなかなもんですよ。で、こっちはこっちでだから、「can’t help falling in love」とかですね、エルヴィス・プレスリーの。歌ったりして非常にフレンドリーの方が亡くなられまして、その感謝とお悔やみを申し上げてきたというこっでございます。

 来年が(姉妹都市提携)65周年と。さらに協力体制を継続していくことということで。相当やっぱりせっかくですから、名古屋もあんまり言うといかんというわけじゃないけど。まあ、とにかくパレードをやるんですよ、パレード。これ、ロサンゼルスの目抜き通りをやるわけじゃないです、これ。リトルトーキョーというところでやるんですけど、そこで向こうの議員さんとトムジョーンズみたいな顔しとる議員ですけど。話、英語でしとったんだけど、そしたら「名古屋ってどういう街だ。」言うもんだで、「どういう街って、こうだがね。」って、「東京ばっかしか知らんでしょう。」言ったら、「いやいや。何とか。」言って、「知らんな。」言って。「人口、どのくりゃああるで。」「2.3million、230万あってね。ほんで貿易黒字で7兆円、7trillion yen」って言うんですけど。「7兆もあって。」言ったら、「ほお。」言って。ほんで「何や東京より北にあるのかどっちにあるんか。」言うもんで、「ちょっと待ってちょう。」言って。これ、本当に。「違いますで。」言って、「東京と大阪の真ん中にある。」と言いましたら、「ああ、そうか。」言って。

 まあ、そういうこったで、これ、嬉しいと思うのか。なあ、課長。嬉しいと思うのか。まあ、よっぽどええ意味で目立つように努力せなかんなというふうには思いましたね。せっかくですから。という状況でございまして。

 さらに、そういう古いつながりですんで、伊勢湾台風のときからだからすごいですよ、これ。あのときにすごい援助を貰ってますわね。ロスから、伊勢湾台風のときに。ああいう大変恩もあるとこでございます。ということで、これはこれで。

 ほれから、総領事の曽根健孝さん。この方はなかなかね、ハイクラスな雰囲気でね。河村さんと全然雰囲気が違うというこっでございまして。フレンドリーな、奥さんも大変達者な英語をしゃべっておられましてですね。総領事でございました。なかなか品のええ顔しとるな、しかし。北海道の方だって言ってましたけどね。いうことでございます。

 それから、このコルトン学区。これが一番大事で、まあ一個某新聞に載せてくれた最後の記念撮影がありますけど。このキャリア・ラボというやつですね。で、こないだ教育委員会のほうが行ってきたのは高校のほうでして。キャリアパスウェイと。パスウェイというのは「道」ですけど、キャリアへの道と。ラボというのは、中学生ぐらいのところの。あんた、人生いろいろあるけど何が好きでゃあも、というのをね、包括的にばっとやれるようになっとんですわ。これが、何やっとるとこだったな。医者になりたい女の子がおったでな。俺、直接話して何になりたい言って。

 というこっだけど。今日、幹部会でも言いましたけど、やっぱり根本的に違いますわね。子どもさんというか、教育に対する考え方が。日本は受験勉強ですわ、今んとこ。ちょっと前は富国強兵ですわ。一つの枠にはめて、そん中できちっと生きてけというやつです。その根底には、やっぱ朱子学と士農工商の身分制度がある。徳川家康が、昨日テレビでやってましたけど。これはこれとしましてもですね。まあ武力で日本を統一したと、徳川家康。その後に、精神的にもきちっと統率せなかんということで、日本は朱子学という。士農工商と、人間には身分があると。河村のばかみたいな零細企業出身がですね、総理になりてゃあとかですね、名古屋市長になってどうのこうの、とろいこと言うなと。商売は商売と。一番上はここにようけおる士農工商の士の皆さんが。違うか。士ですわ。まあ、侍というか、役人というんが取り仕切るんだというのを日本中に広めたんですよ、これ、驚くべきことに。これ。それに基づいてやっとられますので、日本人っていうのはやっぱり一つの枠の中で真面目に生きやあと。それを踏み外しちゃいかんよいう、そういうふうに江戸時代260年間、それから100年というのも300数十年やってきとるわけです。これが。

 なもんで、見た感じが日本だと、先生が前に立ってざーっとやりますわね、並んで。ほんで中間テストがあり、期末テストがあり。ほんで、俺、聞いたったんだけど、「子供に順位をつけるいってありますか。」言って聞いたった。これ。ほしたら、「その科目ごとに、例えば数学だとかそういうのについてそれなりに優秀か何かって、そういうのはあるけど、学年で1位とか2位とか3位とかね、そういうのはありません。」言ってましたよ。「なんですか、それ。」言って。

 というのはアメリカですね、これ。好きなことをやってくということで。早速、これを中学校から取り入れよみゃあと、早く。早速、これは。どうやってやるか言ったら、このぐらいの教室ですよ。この教室。この教室、このくらいの教室よりちょっと多いか、こんなもんだな、これ。こんなもんに7個セクションが僕が行ったとこはありました。一番スッスと入ってったら、みんなでケーキ作っとるんだわ。ぴゃっぴゃっぴゃっぴゃって、生クリームや何かで、やっとるわけ。みんな、ごちゃごちゃ、わにゃわにゃ言ってますわ、食べながら。ええ。河村さんも食べや言って1個食ってきましたけど、スイートをね。横には、医者か何かのコースみたいなのがあって。で、女の子が、「あんた、大きなったらどうするん。」言ったら「私はメディカルドクターの医者になりてゃあ。」言って。中学生ですよ、これ。と言っとったと。

 それから、そのケーキ作っとる女の子が2人おって、「あんたよ、日本へ来ると塾いうのがあって、受験勉強いうのがあって、みんな昼も夜も勉強だわいって。あんた、これ、学校終わったらどうするの。」言って聞いたら、「寝てます。」言ってました。本当に。英語ですけど。このぐらいの英語は間違っとらんと思います。

 だから、要するに根本が違うんですよ。子供に合わせるんですよ。大人が士農工商の枠づけで、こいつは国家公務員上級職、それから名古屋市役所入る、それにふさわしいちゃんと事をやれというのと違うんです。その子供がやりたいことを自分で発見できるように、まず応援してあげないと意外と分からんでね。自分の息子に聞いたってみよ。おまえ、何になりてゃあ言うと。うち、孫に聞いたったら、「コンピューターゲームだ。」言ってましたけど。それはそれでいいんだけど。なかなか分からんで、日本社会いうのは。受験勉強だけずっとやって、そこで落ちこぼれたらさようならというのは日本型ですけど。それではいかんと。根本から直さなかんですわ。ええ。

 そういう学校は何のためにあるか。子供の好きなことをみんなで発見してもらうように応援するとこだというふうに根本を変えなかんで大変ですよ、これ。

 こんなこと言うと、PTAの父兄が「もう河村さん、とろいことやめてくれ。」言って。「ええ学校へとにかく入れてくれ。」言って。「何やっとんのですか。」言って言われる可能性もありますんでね、これ。

 んだけど、繰り返し言っときますけど、1人の子も死なせない名古屋と言ってますけど、去年で10名と。自殺も入れてですけど亡くなっちゃって。また、いろいろ引き続いて、そういうことがあります、いうことをなくするためには、ちぃとでもやる気のある楽しそうなことをやっぱり発見させるように応援してあげないかんわね。子どもだで分からんから、これは。農業だとかいろいろ。農業いったって分からへんじゃないですか、そんなもの。とかいうことをやってくと。

 ほれから、あれですわ。今どういうテレビか何か見とっても、日本産業はもう落ち目だいって。そんなことばっかり言っとるがね。もうGAFAに負けてまって。これが。だから、そういうふうじゃなしに。藤井君は将棋。藤井君言ってはいかんか。藤井天才殿は将棋ですけど、ああいうようなスペシャリティを持った人間をいろんな産業界に生み出してくいうの。そうせなかんでしょう。これは。彼はちょっとスペシャルですけど。それやってくためには好きなことをやってまわないかんのだって。

 俺は受験勉強が好きだいうのがおった場合どうするかだけど、これはね。それは受験勉強いう人生の過程を作るかと、ほんなら。いうぐりゃあの話ですわ。その代わり、多分、何の糞の蓋いうといかんけど、何の役立てへんぞ言って。俺は某模擬試験で1位だった言って一生威張るだわそれ言って。そんなことだわな。「××大学いけました。」言って、「ああ、そう。」言って「それが何なの。」と、こうなるわけだけど。ということで、やってまいりましたということでございます。

 これをやりゃないかんのだわ。設備も意外とものすごいものじゃないということが、中学校の場合は。まあまあ7項目ですけど、そんなすごいもんじゃないですよ。じゃあ、わしらがやってきた職業教育。僕らが中学校のときは、名門かどうか知りませんけど桜丘中学で旋盤だとか、ほれから家庭科も何かあったな、そういや。男も。何やらあったぞ。針で縫う仕事が。

(当局)

 やりました。

(市長)

 やったわな、あれ。やったですわ。あれは。何か作るのも作ったか、料理を。何かああいうことで。部分的にちょこちょことやってくと。

(当局)

 小学校の時は私はゆで卵から始めましたけどね。

(市長)

 ゆで卵みてゃあの簡単にできるがや、そんなもの。(小学校)3年(生)でかね。温泉卵。それじゃにゃあか。

 まあ、そういうことと全然違うんですよ。ずっとモジュールと英語で言いましたな。モジュールってなんだいってGoogleでひきましたら単位のことのようですけど。そういうのが1日に1時間、これ。1日1時間ですよ、これ。ずーっとやってくんですわ。ほんで2週間ぐらいで1課程を終えるんだったかな。2週間で。2週間ずつ変えて回ってくんだわな。7つあるで、14週間要るわけだ。で一巡ぐるっとしていくと。

 試験なんかはない言っとったでしょ、確か。試験じゃなくて感想というか、発表ですね。プレゼンテーションして、自分とすると、この中に何か目標があったのか、なかったのかね。そういう話をしていくというのをやっとると。

 だから誤解してかんけど、「普通の授業もやるんでしょう。」言ったら、「やります。」って。数学や、英語や、社会や、物理はどうか知りませんけど。普通の授業もあります。だけど、5時間ぐりゃああるとすると、そん中の1時間はこういうことをやっとるわけです。1年間ずっと。

 ということで、民間のどういう7つのあれを使うかについては、その地域の商売というか産業の比率に合わせとるようなこと言っとったな、確か。せっかくだでしゃべらさせたりゃあ。

(当局)

 その地域の産業分布の人口の多いものに労働力が供給できるようにということで、配慮しながらその7つを選んでいるというふうにおっしゃっていました。

(市長)

 そういうことですわ。だから、昔の先生方からすると産学一体だとか言ってばかにしとりましたけど、めちゃくちゃ。そうじゃなくて、やっぱり子供の将来、何らかの職業就かなかんもんで、その職業がこういうもんだよ、こういうものもあるよということをもう中学時代から実務を持って教えていくと。

 やっぱりチームもあるみたいですよ。中に。学校の他に。あるわな、あれ。何か来とったもん、そういうの。

(当局)

 コーディネーターさんと、あと先生とでやってらっしゃるというお話でした。

(市長)

 そういうことなんですよ。コーディネーターがいるんです。まあ、わしも75(歳)になったら、そういう人生のほうがええな思いましたけどね。子供にいろんなことを知っとるで。政治いうのはなかったような気がしますけど。まあまあ、そういうことでございまして。

 また、関係者が来ていただいて、もう来年度から始めるいう予算措置もしていくということで、もう、ぜひロサンゼルスの皆さんに絶大にご協力。Not only get aloneと。ただ仲ええだけじゃなくてvery closeと、お互いに本当に親密にやっていきましょうという約束をしてきたということでございますので。名古屋では、実際、実現されますので。来年度からね、予算で。ご期待をと。子供さんも期待しとってちょうでゃあ。自分の好きなことが見つかるか分からんよそん中で、ということでございます。

 それから、ロサンゼルス、あとは教育委員会の全体の。これがあれですね、ロサンゼルスの教育委員会。教育委員会ですけど、アメリカの場合は選挙もやっとりますんで、やっぱり違いますけどね、雰囲気が。教員というより、やっぱり教育委員会ということでございまして。

 子供さんの自殺についてお話をしまして、ロスも同じぐらい残念だけどあるみたいですけど。「学校の教師とか校長の責任はにゃあのか。」言って聞いたったら、あんまりすぐ「うん。」と言わんもんでどういうことか思ったら、コレクティブ・リスポンサビリティー、要するに、「みんなの責任だ。」というふうに言ってました。学校、校長、教師、ほれから、親はちょっとよう分からんけど、そういうようなですね。それから周りとか、みんなの責任できちっとやってますよ言って、対応をということです。

 向こうの場合は、精神的なというか、若干病気的な感じですか、で亡くなる子みたいですね、これ。日本みたいに成績と進学いうのは、えーという感じですね。とにかく。そういうことでございまして。

 あとは、ロサンゼルス港湾局。ネクストページはにゃあのか。港湾局におきましては、「港の水がどえりゃあ綺麗だろう。」言って言っとりましたら、「いや。そうでもにゃあよ。」という日本人がいました。近くに寄って見てみよ言うたら、「やっぱきれいだね。」いっていうことを言ってましたけどね、これ。いうことと。

 ほれから、例のサイバーセキュリティーの問題はロサンゼルスでも深刻な問題だと。日本は、私が名(古屋)港管理組合に確認したところ、2日半前までのデータがバックアップされていたと。これ。だから、その後に引っつけることによってずっと後の作業が続けれたということで。2日半の被害というか、済んだというこっだけど。

 問題は、しかし私がそこで言いましたけど、バックアップ取らなかんでしょう言って、問題は。ネットの場合は。これ、相当将来もあるんだけどディープな問題なんですよ。ほんだで、電子投票はいかんと言われとんです。バックアップ取らないかんわけです。何かでなしになっちゃいますから、これは。だで、「どうなっとるんだ。」と言いましたら、「それは重要な問題で、深刻に検討せなかん。」というとこで終わりましたけどね。

 これは何遍も言ってますけど、リトアニアだったかな。リトアニアで、人口はあれは名古屋より多いか。のところで半分の人口のデータをハッキングされてしまったと。これですね。某超大国にハッキングされたんではないかという疑いが指摘されとりますけど。ほんだで、データについては、自国じゃないところに置いていくというような対応をせないかんという状況です。

 まあ、それにもかかわらず、我が日本国においてはマイナンバーカードでですね。本当に大丈夫かな、これ。自民党は大丈夫ですか、これ。国を守る気概はあるですか。これ。本当に皆さんのデータが今、医療のデータと一緒についてますんで、これがぽっと某隣にスーパーパワーの国がありますんで、そこがひょっと抜いたらどうなるんですか、これ。ねえ。医療データがどうのこうの言われとりますけど。ほりゃあ、恐ろしい時代だなという話もしとりました。

 ということで、あとはロサンゼルス空港。ロサンゼルス空港には、ぜひネットに出てくる言ってましたんで、出てこんかな。管制塔が2つあるんですわ。管制塔が。1個は今使っとるやつ。もう1個は昔から使っとったやつ。昔から使っとったやつは、戦後ですよ、60年か70年。だけど壊せませんと。これは。「何でだ。」言ったら、空港におられた外国人、外(国)人の方は「文化財だから壊せないと。これは、地震でもうだめだということは分かっとっても壊せない。」言ったら、日本航空の支店長に、「と、言われとったけど、どうなんだ。」言ったら、じゃあ聞いてきてくれて、「あれはランドマークだから壊せない。」という話ですわ。60年、70年の。

 となるとよ、何が言いてゃあか言ってよ。名古屋城の天守いうのはランドマークなんか。ランドマークでも壊せないんですよ。これは、今のやつを壊せと言うんじゃない。たまたま今のやつじゃなくて、名古屋城の場合は非常にラッキーというわけじゃないけど、先輩のおかげだけど。完全な図面を残したと。近代測量によるね、これ。第二次大戦の前に。第二次大戦の前に戻せるわけです、これ。写真もあるし。ただ一つでしょ、世界中で、これ。これを戻ったときの名古屋城いうのはランドマークなのか、何ですかね。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号ですよね、これ。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号。

 あれはね、やっぱそういうものを壊せない状況にするいうか、残して大事にしていくと。今はね。そりゃそうだわないって思いましたね。ええ。ロサンゼルス空港は一遍行って聞いてりゃあ。戦後の建物ですよ。戦後の建物なんだけどランドマークだから壊せないと。じゃあ、今のも壊さんときゃええがやと。かもしれませんが、たまたま名古屋のお城は先輩のおかげで図面や写真等も完全に残っとると。となれば、元の本当のオリジナル。オリジナリティって、authenticityとか、本物性とか、リアルとか言いますけど。戻すのは、ほれは世界的な常識だと思いましたね、私、これ。ということがありました。俺ばっかしゃべってかんけども。

 二世週クイーンのコロネーションボールやパレードにおいてということで。はい。以上でございます。すみません。

質疑応答

名古屋空襲の犠牲者を追悼する日(仮称)について

(記者)

 戦後78年を迎えまして、10日には高校生による名古屋空襲に関するワークショップも開かれたんですけれども。現時点で、いつまでにその日を制定し、いつを日にするつもりなのかという現時点の市長のお考えをお聞かせ頂ければと思います。

(市長)

 はい。ありがとうございます。これ、ようやくここまで来たかという感じですね、これ。何年前に言っとったかな、これ。杉山さんが生きとった時分から、これ。

 んでね、結論を言いますと、今いろんな議論しとるとこで、審議会(有識者による協議会)といいますか、そっから提案が頂けると思いますけど。いつの日がええかいうことでね。制定するいうことは絶対やってこうということになっとりますが。その提案を非常に重要なものとして考えていきますけど。

 わし、これ、いろんな議論の中でよ、いろいろ言いますけど。やっぱりね、若干思うのは、その戦争で亡くなった人たち、特に空襲被害者、今回の場合はね。やっぱりね、リスペクトというかね、感謝の気持ちで僕は、何でやるかいうと。何で戦争が起きたいうのも非常に重要ですよ、これは。なぜ日本はアメリカと戦争をやっちまったと。何でもうちょっと早よ、やめれんかったと。少なくとも原爆投下の前ぐらいにはね、とか。ソ連に和平工作しとったらしいけど、何を考えとるんだというような。

 ようありますけど、侵略戦争か、自衛戦争か、どっちだとこれはと、いうことについて勉強を深めてもらういうのも非常に大きいです。それやらないと、戦争で祖国のために死んだ人たちは浮かばれません。これは。これ、祖国のために命を落とすいうのは大変に価値の高い行為だとされとって。何でかいうと、今大変幸せですけど、これ。貧富の差もあるし、ね。いろんな不公平もありますから問題ですけど。しかし、皆さん幸せじゃないですか、これ。ねえ。私も毎晩ヒャアボール飲んで、缶入りの、サントリーの角のニューというやつを。ありゃうみゃあですよ、缶。わあわあ言っとりますけど。

 そりゃあ、やっぱりそうやって亡くなってった人たち、これ。非軍人軍属の人らも大変大きいですよ。軍人そのものも、名古屋でいうと大体3万人亡くなってますわね。2万人が軍人です。1万人がいわゆる空襲被害の皆さんと。その人にやっぱね、リスペクト、尊敬するいうか、感謝の気持ちもっとらないかんわ。

 皆さんのとても耐え難い苦痛のもとにこうやって幸せな日々が送れとると。それを深く考えるという意味があって、こういう日にちをちゃんと設定してやると。サンキュー・ベリーマッチと、皆さんね、いって。ええ日本を作りますからいって。そういう気持ちでこの日を作ってかないかんと。平和な名古屋というのは当然じゃないですから。これは。当たり前のように空から降ってきたわけじゃないということを感じてもらうと。

 それと、こないだ言ったか知らんけどよ。本当にね、これね、名古屋空襲に参加した人がこの前まで生きとったんですよ。アメリカで、アメリカ軍人で。日本へ、名古屋行ってもええ言っとったんだ。わしゃ、早よ来てもらおうと、これ、言っとったんだけど、お亡くなりになっちゃったもんだから。残念ですね、これは。本当に。何なんだと思いますよ、これは。あんまり言うと役人に悪口になるけど。どうなっとんだね、これ。本当に。

 その人はB29らしいけど、いわゆる爆撃手じゃなくて通信使だったらしいけどね。通信使だから、反対にこの空の上から名古屋城見とったか分からんわね、これ。名古屋城の空襲の日に参加した人です。それは、アメリカはそういう資料しっかりしとるから。で、分かったんです。総領事が調べてくれたと、前の総領事が。だけど、ぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ言っとる間にお亡くなりになられちゃったわな。

 だで、本当に空から見た昭和20年5月14日の名古屋城はどういうふうであったかと。名古屋のまちはね。一遍話を聞いてみたかったね。これ、本当に。わしも新聞記者になったら絶対聞いてみてゃあと思いますよ、そりゃ。どうだったんだ。今見た場合、どう思うだろうかと。これは。この発展した名古屋のまちを見てね。人間いうのは、いかに罪深いものかということが分かるし。これからは仲ようせなかんなというのは分かると思いますけどね。そういうことが一つありましたということで。

 なるべく早く制定するいうことで、今の何ですか、検討会、有識者による協議会。第3回は9月1日開催予定でございますので、提案を頂くことになっとりますので、それを参考にしながら決めていきたいと思います。ええきゃ。

キャリアラボについて

(記者)

 市長、ロサンゼルスの関係でキャリアラボのところなんですけども。来年度から予算措置もというご発言がありましたけども、高校のほうだと結構特殊な設備というか、本当に実技的な施設だと思うんですけど。多分、市長、中学校を念頭に発言されたのかなというふうに感じたんですけども。実際に具体的に来年度から、例えば特別教室みたいなところを作っていくイメージなのかとか、キャリア教育のセンターも立ち上がりますし、実際に来年度どういうイメージで進めていくかというのをもう少し具体的にお願いします。

(市長)

 具体的に言いますと、こんで予算編成に、来年度の予算編成でもうやってくということで立てますので。もう8月、9月中ぐりゃあには、まず教室の改造が要りますね。僕のイメージからすると、名古屋市内で5つやったらどうかと思いますね。衆議院の選挙区が5つ分かれてます。大体規模的になりますから。そこで、1つずつ中学校に1つ。だけど、このくらいの部屋ですわね、アメリカの場合は。まあちょっと多くても、7つそのままいくなら7つです。ケーキ作ったり、何ですか、いろんなものを。その予算と、それ作ると。

 ほれから、やっぱり初めは、ケーキ作る仕事について、あれ、先方言ったけど、ロスはやっぱり先輩が教えとると思うんだわ、わし。教師は1人、全体で1人いただけだ、全体で。だけど、アドバイザーみたいな人、ようけおりましたんで、多分、ケーキ屋ならケーキ屋の。1年間やりますから、1日1時間ずつ。そんだけのカリキュラムというか、作らないかんわな、これ。どういうふうにケーキ、ケーキじゃなしに、どこいってまったな。今日のあれにはついてましたけど、食べ物ですかね。

(当局)

  調理学。

(市長)

 調理学。何で学になるのか知らんけどよ。調理ですわ。それ、学問という雰囲気じゃないですよ、別に。楽しそうにみんなでケーキ作ったりなんか、そういうのをやりまして。じゃあ、4月1日の第1限はどういうことを勉強するのか。1日目、2日目は火曜日、3日目とずっといくわけです。1日1時間ずつ。だからそれをつくらないかん。大至急、これを。作らないかん言って、ロサンゼルスのまずものまねをするいうことでええと思いますけど、これは。

 だから、それをやるのにまず民間の事業、商売やっとる人のコラボレーションというか、協力が要りますわね、これ。そんだけの人数も入れて、僕の直感では3人ぐらい経営者がいりますよ、経営者が。これ。役所にやろうとしても無理なんではないかと。愛知教育大学教員養成部ですか。何があるか知らんけど。そこではそういうことは教えとらんと思いますので、これ。一応全米でやっとるらしいね、これ。ちょっと後で聞いたら。だから、これ、日本よっぽどしっかりせんと勝てんですよ、もうこれ。子供の伸びが違うからそうなってくると。

(記者)

 キャリア教育推進センターを本年度中に立ち上げると思うんですけど。それと連携して事業をつくっていくというイメージでいいんですか。

(市長)

 まあまあ、それは協力してやりますけど。

(記者)

 先ほどのお話だと、5校程度来年度モデル校を中学校につくって、費用としては教室の改修費で簡単な実技ができるところとか。あと、あれを見ると、多分タブレットとかパソコンでいろいろ職業について調べるんだと思うんですけど。そういうのをつくってくという。

(市長)

 ええ。

(記者)

 もうあれですか、関係当局とはやりとりは。

(市長)

 しとるで。とにかくまず、来てもらわないかんや。何だった、大阪にござる言っとったが。よう知っとる人が。まず、その話を聞いて、まず。本当のプロフェッショナルの人たちの話を聞いて相談せないかん。

(当局)

 私どもが今考えてますのは、まずキャリアタイムということで体系的、系統的なキャリア教育の実践をしていくということを根底にしております。

 その中で、市長がおっしゃられましたキャリアラボにつきましては、要は、本物の人だとか、物だとか、事と出会える、そういったような場ではないかと思いますので、そういったものもキャリアタイムの中に入れていきまして、具体的に今検討をしているところです。先ほどのいろんな理念も生かしながら、参考にしながら考えていきたいと思っております。

(市長)

 どうでもええけど、ちゃんとわしと相談せなかんよ。やっぱりよ、75年も生きとるでね、違うんですよ、やっぱりこれは。

(記者)

 これ、先ほどおっしゃってた5校程度のモデル校っていうのを含めて検討していくってことでよろしいですか。

(当局)

 はい。具体的な数値までは、まだちょっと私どもも詰めていませんので。ただ、モデル校といったような話もありましたが、それも含めて5校というふうに言われるとちょっと難しいんですけれども。繰り返して恐縮ですけど、本物の人、物、事が出会えるようなそんな場の提供をしていきたいということと、モデルについては、何らかの形でしていきたいと思いますが、具体的な数値まではちょっとまだ私からは言えません。

(市長)

 多分ね、わしは直感で分かるんだけど、教育委員会の場合は、外の工場見学とかね、ああいうのをやるんです、すぐ。だけど、現実的にロスなんかの場合は学校の中にも入ってきとるわけです、これ。学校の中に。そちらにしないと大きな変革にはならんよ。

 だけど、学校側は嫌がるでしょう、多分。学校の先生も、なかなかそんな自分でケーキ作ることがよう分からんがということになってくもんだで。しかし、やっぱり中でやらないかんです。教室を作ってちゃんと。そこが一歩踏み越えれるかどうかというのを感じましたね、これ、わしは。そこを踏み、ジャンプできるかどうかと。日本の教育の今までの受験勉強候のやつとね。それ、やってかないかんのよ。

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

ビッグモーター店舗前の街路樹枯死の土壌調査について

(記者)

 先週の金曜日に、名古屋市内のビッグモーターの街路樹の4店舗から除草剤が検出された件について、改めて市長の受け止めと、被害届を提出する方針だというふうに聞いているんですけれども、市としてはいつ頃出されるのかというのをお願いします。

(市長)

 この間、ぶら下がりで言いましたけどもと。4件全部で成分が検出されたと。3つは、植木が枯れちまったということでございますので、3つのとこについては被害ということになりますので被害届を提出するという。まだしてないと思いましたかな。まだしてないと思いますけど。

(当局)

 被害届の準備をしておりまして、速やかに提出ということでですね、予定ですと、今日の午後から提出するような形で今進めております。

(市長)

 幾らぐらいになるの、あれ。被害額。

(当局)

 実際には、各店舗で枯れている本数が違いますので、算出を今各事務所のほうで算出しておりますけれども。おおよそ3店舗ですと100万円以上かかるんじゃないかなということで今考えているところです。

(市長)

 3つでね。

(当局)

 はい。

(市長)

 30万ぐらいと。

(当局)

 ええ。今、詳細に被害金額を事務所の方で出しておりますので、そういった形で被害額を出さないといけないということで聞いておるもんですから、3店舗で100万円以上はするんじゃないかということで聞いております。

(記者)

 何の容疑で被害届を出されるかもいいですか。

(当局)

 警察の人とも相談をしないといけないと思っておりますけども、恐らく器物損壊になろうかということで考えております。

(市長)

 1カ所については、2ブロックぐりゃあ枯れとるでしょう。1ブロックで15万ぐらいいうことか。

(当局)

 そうですね。大きな高木が枯れているところが名東店のところでもありますし、南店のほうでは低木だけが枯れている状況になるもんですから、そこの場所だとかのところでそれぞれ規模が、被害額が違うと思いますので。今事務所の方で算出して被害額を算定して届を出すということにしております。

(記者)

 市長の受け止めも改めて聞いていいでしょうか。すみません。

 今回、4店舗から土壌調査で出た件についての受け止めも、再度改めて聞いてもいいですか。

(市長)

 まあ、そりゃ入り口の木を枯らしてまういうのは、ちょっととんでもないことでありますわな、これ。なかなかちょっと想像を絶する話ですけど。適正な手続をとるということでええんじゃないですか。器物損壊罪になるわけでしょ。植木まで枯らしてまって。高木は写真に出とったやつかね、あれ。

(当局)

 はい、名東店のほうでは切り株が枯れてる状況の写真を皆さん方のほうで報道されているかと思いますけれども。名東店では、ちょうど地面から30センチか40センチくらい出ていたところか、切り株が出ているところで写真が出ております。

(市長)

 切り株いうことは、何だね。そんなもんやってあんだけの木が枯れてまったいうことかね。

(当局)

 そうです。名東店では、大きさが大体目通りで言いますと、私ども目通りって言っているんですけども、直径30センチぐらいの高木ですね。樹木、街路樹になりますけども、それが2本枯れているということで。

(市長)

 ということで、ちゃんと適正にやらさしていただきますということです。

ラーケーションについて

(記者)

 ちょっと脱線するんですけど。愛知県が2学期からラーケーションという年間3回、家庭の事情というか父親の仕事に合わせて休んでも公欠扱い、休んだ扱いにしないという独自の制度を始めるというのはご存知だと思うんですけど。

 そもそも、市長の受け止めというか、この制度の導入についてどのように考えているかというのを伺わせていただけますでしょうか。ラーケーションというのは、ラーニングとバケーションを組み合わせた言葉なんですけど。すみません、ご存じだと思うんですけど、いかがでしょうか。

(市長)

 そりゃあ、名古屋はやらないとなってますわね。こりゃ、しかし名古屋は愛知県の植民地じゃないですから、これ。そもそも、これは。

 それと、教育委員会ということを言ってますけど、学校が休む言うのは、親、どうするんすかね、これ。ほうでしょう。親にとってもものすごい利害が大きいわけです。保育園はどうする、幼稚園はどうする。ほれから、その他いろいろありますけど。市役所、休むんですか。どうなるいうことで。

 それも、わしも1億歩譲ってですよ。1億歩、愛知県の誰か偉人がおったと。誰もが尊敬する。ほりゃあ、カレーのココイチの社長なんかええと思いますけど。ああいう方が、その人の生まれた日をね、みんなで休んで。俺らも。

(当局)

 ラーケーションですので、質問は。

(市長)

 ランケーション。

(記者)

 ラーケーション。

(市長)

 ええがや、ほんなもん。それ、別に同じだがね。ほんだで、そういう。

(記者)

 愛知県の日とちょっと違う気がしますけど。

(市長)

 愛知県の日でするんだろう。

(記者)

 違います。親が有休を使って、いつでもいいんですよ。だから、明日休みますとかいうふうな。別に特定の日じゃなくて、愛知県の日じゃなくても自由に取れるんですよ。

(市長)

 自由に取れると。

(記者)

 はい。教育現場ではちょっと混乱があるんじゃないかという。勝手に休んだらそのときの復習をどうしたらいいのかとか、混乱も予想されるという指摘もあるんですけど、市長のお考えはどうかなというところで伺えればと思いますけど。

(市長)

 むちゃくちゃな受験勉強をやらせてといて、何ですかね、それ。突然それだけ。本当に。ほんなら、高校入試ぐりゃあ、やめやあと。それは、もっと自由に子供が親と相談して休めるいうのは。そう思いますけどね、わし。

(記者)

 分かりました。すみません。ありがとうございました。

キャリアラボについて

(記者)

 さっきのキャリアラボの話で一つ確認なんですが、ロスでは1つの授業で7つの職業についてみんなが学ぶというか。それで何かやりたいことを見つけるというようなスタイルなのか、もうある程度お子さんが、自分はこれをやりたいというふうに決めて、7つのそういう部門から特化してそこに、例えばメディカルならメディカルのものを学ぶとか。そういうやり方だったのか、市長が視察されたときというのはどんな感じだったんですか。

(市長)

 今んところ僕らが見てきたのでは、もうちょっと深めないかんか分からんけど、1時間、1日1時間の中でその7つを2週間ずつ。

(記者)

 全部。

(市長)

 全部回ってくと。そういう感じです。

(記者)

 だから、こういう職業はありますよっていうのを子どもに見せつつ、子どもがそれに興味を示すものが出てくればというような。

(市長)

 やりながらね。

(記者)

 という教育なんですね。

 河村さんが目指しているようなキャリアラボも、それを参考にやり方としてはそういうやり方で。特化させずに。

(市長)

 まあ、ええんじゃないですかね。やっぱりね、これは本当に世界で、アメリカはほとんどやりかけとるいうんだけど。だけど、5年か10年だ言ってましたよ、まだ。

 となると、やっぱそれはええとこは真似した方がええと思うんですよ、わし。いろんな積み重ねがありますから、それ。

(記者)

 その7つのやり方っていうのは、ロスでは地元の産業を重視して、産業の労働力が多い業種を選んでいると、教育委員会が。

(市長)

 労働力が多いというのは、俺はちょっと英語で聞かなんだけど。そう言っとったか。

(当局)

 産業分布を考慮しながら決めていくというような言い方だったです。

(市長)

 そん中でね、そういうふうに言えるかも分からんということだ。

(記者)

 じゃあ、名古屋では、どの業種を選ぶかっていうのがそこが一つの大事なところ。

(市長)

 ええ。非常に重要ですわ。非常に重要。

 だけど、名古屋いってもそれで産業分布というか構造いうのは大体よう似てはおりますけど。アメリカのやつは、ちょうど配るとよかったに。それができとったで。今、あんたからだろう、もらったの。7つのやつ、モジュールという。英語を和訳したやつあるんですよ。それと、もうちょっと細かくして10項目とかもあるんですよ、これ。配ったらどうだ。役員会で配ったに。後言うて、おらんようになってまうで。今のうち配ってかないかんわ。あれ見ると具体性が分かるんですよ、やっぱ書いてあるから、みんな。こうやって分けてやるんだと。だ、持ってりゃあ、はよ。はよ。As soon as possible.本当にええことだで、これ、広めなかんからやなかんのですよ。ちゃんと。

 今日、あのときに持っとったわ。幹部会で。

(記者)

 あと1点。市長、もともと今年の予算を決めるときからはキャリアパスウェイのほうをむしろ重視して、何て言いますか、子供の特性を見出して育ませるという施策だったんだけれども。市教委のほうが5月に視察したのと今回の市長の現地視察を見て、若干そのキャリア教育についてはより具体的になったという言い方もできるんだけども。

(市長)

 そういうこと。そういうこと。

(記者)

 ちょっと方向性が変わってきてるんですかね。

(市長)

 向こうの通訳も言っとったけど、やっぱりキャリアパスウェイのほうも同時にやってかんと、キャリアラボだけではいかんよと言ってました。多分、両方やってくことになると思います、これは。

(記者)

 それは、中学校、高校という。

(市長)

 まあ、そういうことですね。だけど、そこにご承知のように高校入試という地獄のハードルがありますから、日本では。だから、それを父兄の皆さんにも理解してもらわないかんわな、これ。そんなことやるより高校入試、教えたりゃあ言って。そっちは塾行ってくださいと、そうなるかね、実際の話。そのハードルは大きいけど、進まないと進めませんよ、これ日本でやってませんけど、これは。

 何おどおどしとるん。いや、本当にちゃんと配ってかなかんで。

(当局)

 はい。用意しますんで。

(市長)

 はい、本当に。あれ見るとね。

(記者)

 ほか、皆さん、よろしいでしょうか。

(市長)

 さすがになと思うんですよ。

このページの作成担当

市長室広報課報道係
電話番号: 052-972-3136
ファックス番号: 052-972-3355
電子メールアドレス: a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ