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令和5年5月22日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2023年6月7日

ページID:163945

報告事項

  • 名古屋市役所インターンシップ参加者の募集開始について
  • 鶴舞公園リニューアルオープンについて
  • 「アジアの熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎」のオープンについて

会見動画

報告内容

名古屋市役所インターシップ参加者の募集開始について

(市長)

 はい。それでは、5月22日ですけど、定例会見を始めたいと思います。

 まずは、「令和5年度名古屋市役所インターンシップ等参加者の募集開始」についてご報告ということで、モニターにこういう格好でやりますんで、ぜひ申し込んでちょうでゃあということです。

 本市では、学生の就業体験を通じまして、職業意識の醸成や実社会への適応能力の向上、市政への理解の促進を図ることを目的として、インターンシップ等の受け入れを行っております。 この「等」という意味は、国は何だこれ。5日以上で大学3年生以上ということになっとるんですけど、名古屋は5日以内というか未満か。未満と、大学3年生以上ですから、大学3年生未満、大学2年生までですか、についてもオッケーでございますと。一日とか短期プログラムもオッケーということで。710プログラム(正しくは71プログラム)、定員316名と用意しておりますんで、ぜひ、受けたってちょうでゃあ。受けたった申し込んだってちょうでゃあと。

 申込期間は、本日から6月14日までと。名古屋市電子申請システムよりお申し頂けますということでございますので、公式ウェブサイトよりどうぞご覧になってちょうだいと。学生の皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げておりますということでございます。

鶴舞公園リニューアルオープンについて

(市長)

 それから、鶴舞公園。これは歴史的に「つるまい」なのか「つるま」なのかという歴史的な論点がある。まあ、どっちでもええでにゃあかと思いますが、「つるま」のほうが確かヒストリカルな歴史的な価値があるんじゃなかったっけ。違うか。知らんかね。

(当局)

 はい。公園は「つるま」です。

(市長)

 公園は鶴舞公園。地下鉄の駅が「つるまい」かね。なんで分かれた。いかんがね。秘書室長(正しくは市長室長)という立派な方が答えられんということがございますわな。ええ加減なもんだな。いうことでございます。今日は、副市長おれへんけど、どうなった、これ。

(当局)

 私がずっと代理でこれからはずっといます。

(市長)

 ああ、ほうかね。はいはい。えりゃあですな。

リニューアルした、ここにありますけど、これはどっちがどっちになるんだ。中央線の駅はどっちだ、これ。上が北か。これ、重ねたら。

(当局)

 中央線の駅がここです。

(市長)

 ああ、中央線の駅、その辺か。はい。中央線の駅がありまして、まあそこらにもゆったりくつろげるレストランやカフェなど14店舗が出店します。

 今でも中央線の駅の近所には、結構何軒か居酒屋とか、中華料理屋さんだとかありますわね。あれは結構、なかなかはやっとるで。わしもたまに行きますけどね。

 もっと楽しく、もっと過ごしやすくなった鶴舞公園にぜひ遊びにきてちょうと。オープン当日の正午には、オープニングセレモニーを開催しまして、私もご挨拶にお伺いさせていただきますと。

「アジア熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎」のオープンについて

(市長)

 ほれから、次に、東山動植物園の「アジアの熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎」のオープンについてお知らせいたします。

 モニターに、おお、どえりゃあ迫力がありますね。やっぱ文明の利器いうのはうみゃあもんだな、これ。えりぁ、ぱっと出てくるで。

 東山動植物園では、東山動植物園再生プラン新基本計画に基づき再生事業を推進しておりまして、このたび、再生プランの第3期事業の主要施設である「新トラ・オランウータン舎」の整備が完了し、7月14日の9時半からと、オープン式典を行ったあと、一般公開させていただきます。

 東南アジアの生息地、インドネシア、ベトナムで絶滅危機にある「スマトラトラ」「スマトラオランウータン」や「コサンケイ」を同じエリアにて観察することができます。

 動物の姿を間近に観察できるビューイングトンネルや、三次元的に動く姿を観察できる屋外運動場など、動物たちがのびのびと暮らす姿や野生に近い動きをご覧頂けると、頂きたいと思っております。

 モニターに掲出、スマトラトラ。ああ、迫力ありますね、これ。なかなかね。

 また、仙台市八木山動物公園からメスのスマトラトラ1頭が6月26日来園することになりました。スマトラトラは合計2頭となりますので、楽しみにしてくだしゃあと。やっぱトラは迫力あるわね、これ。インドネシアのタマンサファリ、あれをコモドドラゴンを交渉しとるとこですけど。あそこ行くと、この小さいサファリみてゃあな状況になっとって。トラの放し飼いのとこ、横を通ってくんですけどね。ほらあ、なかなか20頭ぐらいおったんじゃにゃあかな、これ。だで、名古屋でも何だ、動物園の向こう、名古屋オリンピックすかたん食った場所がありますんで。あそこでミニサファリみてゃあなトラでやろみゃあと言っとりました。トラは喧嘩するらしいわ、あれは。どうも。群れは群れで、群れにならんいうのか。やるならライオンだ言ってましたけどね。ほおきゃあ言って、それでもええがやということで。

 ぜひ名古屋の東山動植物園いうのは、来るお客さんの数だと上野(動物園)に次いでだったと思ったけどね、これ、確か。上野(動物園)、東京の上野(動物園)。なかなかでございますんで、ぜひ。名古屋城だけじゃにゃあぞということで。一遍、ぜひこのトラはやっぱり迫力がありますんで。ねえ。

 ほんだで、野球は関係にゃあか。トラとドラゴンは。野球は龍だけど、全然いかんがや、これ。関係にゃあか。

(当局)

 これからだと思います。

(市長)

 これからか。まあ、これから。最近、某中日新聞おるで言いにくいけど、本当に一杯飲んどるとよ、「河村さん、本当によドラゴン、中日はあかんで。みんなで球団つくろみゃあ。」言う人、ようけおりますよ、これ。本当。冗談じゃなしに。ああ、ほんだで。大抵、中日も金がにゃあで喜ぶんじゃにゃあかいって。と言っとりますけど。

 やっぱ、名古屋は大都会で1個しかにゃあでね、球団が。普通、東京、大阪だと幾つかありますでね。だけど、そんだけの洗脳度がたきゃあわけだわ。これね。まっと読売に頑張ってもらわなかんいうことか。読売、一時価格競争やっとったけどやめてまったらいかんわな、あれ。談合かどっちか知らんけど。はい。ああんまりディープな話ですので、そのくらいにしとして。

 はい。まあ私からは以上でございます。

質疑応答

木曽川水系導水路事業について

(記者)

 市長、ありがとうございます。

 まず1点。先日、木曽川導水路事業の意見交換会があったかと思いますが、そこで市民からの反対意見が相次いでいましたけれども。今後、どのようにしてその市民の理解を得ていくのかというところと、あと、工事の着工時期等もし目途等立ってましたら教えてください。

 あと、すみません。もう1点が、先日マイナ保険証の誤登録問題がありましたけれども、それについての受け止めと、もし例えば市として独自の対策等をとる予定があるようでしたら、教えてください。

 以上、2点お願いします。

(市長)

 はい。導水路ですけど、僕がもう一つの条件とした木曽川導水路いう名前は、同一性を何となく思い出させるので名前変えよみゃあと言っとったんですわ。用途も違うし今度の考え方は。言っとったら、会場の中から、「ありゃあ、木曽川導水路じゃない。揖斐川導水路じゃにゃあか。」ということを言われた方がいましたね。

 それから、反対意見が相次いだというふうに言われとりますけど、貴重なご意見としていろいろご拝聴をいたしておりますけど。そうでもにゃあですけどね。どうしてもああいう格好になると大変熱心な方はようけみえますし、よう勉強されとる。勉強しとると反対したなるんですわ、これ、大体。大分経ちますけど、20年ぐらい前の話ですけどね、これ。

 いうことでございますんで、某新聞社がえりゃあ様が僕んとこへ来まして、某毎日新聞の方でしたけど。何となくどういうふうに河村さんが変わったか分からんじゃないかと言ってましたんで。それ、説明しとるけどな俺、いって。だで、一応、ちょっと頭には入れてていただいて。毎日のトップとネクストの人がこの間代わられたでござったんですわ。

 そのときに、一番の大本は、繰り返しますけど、水の需要が大体今名古屋で使っとる水が秒速10トンと。1秒間に10トンずつ使っとんです、木曽川の水を。ところがその3倍の、途中で修正してますけど、一番もとからすると、だから30トンじゃなかったかな。ちょっと違うか分からんけど、数字が。大体3倍の見積もりだったと。名古屋市は、こんだけ使うようになるでしょうというのは30トン。実際は、3分の1に、3分の1減ったんじゃない。3分の2減って3分の1しか使っとらんということで。

 その当時から市民団体の皆さんが、わしも長良川河口堰も反対しとったもんで、木曽川フルプランと言いますけど、あの水需要はおかしいと。そんなとろくさいこと、ありもせん水需要のほうがいかんがやと言っとったんですよ、これは。これは。だけど、わしが決めたんじゃにゃあでね、あれ。つくるほうは。だけど、わしがつくったんではありません。つくってまったわけですよ、これ。3,300億、3,341億か。全工事は。いうこってございますけど。つくってまったと。ところが、今までに建設費、うち、徳山ダム建設費525億、これ。のうち、既に429億払ってまったので、これ、名古屋市は。問題は。ほんで、大体運用で2億ずつ毎年要ると。で、100年使うとして200億と。足しますと725億ということになりますか。725億、このままいってもということでございますが。

 どうするだと、これ。皆さんの税金というか水道料金使わせていただくんですけどね、これ。太平洋戦争ならやめないかんですね、これ。太平洋戦争は、半年前にやめれたらどんだけよかったかということですわね。原爆もありませんし、沖縄よりも前になるかな。沖縄、まあ、ええわ。まあ、ええことにゃあけど。

 昨日の広島のね、あれ見とってもそうですけど、あんまり言うと感じわりいけど、何遍もNHKが映しとりましたけど、原爆碑文というのがあるんですね。原爆ドームがあって。あれ、横にあれ何で大きい建物つくったんかな、あれ。原爆ドームそのまま、そのものだったらものすごおインプレッシブ、きれいだったんだけどね、あれ。まあ、それはそれとしても。お参りする、手を合わせる前に「安らかにお眠りください」と「過ちは繰り返しませぬから」と有名なこの原爆碑文があります。これもちょっと某広島の関係者に言うと、「もう、河村さん、やめてください。それはけりがついたんです。」と。だけど、せっかくだで、その論争をまた何十年ぶりにここで蒸し返す。ぜひ、後学のために覚えとってもらわないかんけど。

 過ちは繰り返しませんから言って、誰の過ちだったんだという論争ですわ。これは。有名なインドのパール判事がですね、過ちって日本語で書いてあると日本人の過ちなのかと、これ。こんだけ被害に苦しんでですね、おかしにゃあかという主張がありまして。で、まあ確かにそうかなということで。まあ私も調べました、あの広島大学の雑賀先生という方が起文したようですけど。その後、その過ちは人類全ての過ちであるということに一応解釈をしようということになっとんですわ、ありゃ。で、何遍も映しとりましたけど。その原爆碑文の話はNHKもやらなんだけど、これ。そういうなかなか大変ディープなね、話があるというのが原爆碑文ですわ。

 それほどまでに日本人というのは戦争に負けたやつで広島20万とか、長崎も入れましてね。広島・長崎20万以上、25万という説もあり。その場ですぐ亡くなられた方と、その後、後遺症等によって亡くなられた方ありますので。ほれから、オールジャパンで大体300万人亡くなってしまったと。200万人が軍人で、100万人が一般市民と。名古屋は3万人亡くなったと。2万人が軍人と、1万人が一般市民と。今日、朝日新聞には8,000と書いてありましたけど。まあ8,000という人もいますけど、何となく僕は1万人で覚えとんですけどね。

 原爆は多かったですけど。一番多いのは、実は沖縄じゃないけどシベリア抑留でにゃあかと言われとりますわね、これ。まあ、それとしても、そんだけの悲劇いうのはやっぱ日本人の過ちだったんですかね、これ。特に原爆が落ちたのは。これはという大変重いテーマがあるのが、あの一番映っとったでしょう。みんなずらっと並んで頭下げとったがね。そこに書いてあると。

 普通、ぱっと見ると日本語で書いたるもんで。その後、英語でも書くようにしたらしいけどね。各国語でどこに書いたるのか知らんけど。書いたるとこをつくったらしいですけど。日本語で書いたると、日本人の過ちによって原爆が投下されたというふうに、ぱっと見ますとそうとって不自然ではないわねということでございますんで。その辺のとこら辺を今日の新聞にもありましたけど、空襲被害者の話の中で、そういうことも素直にそれぞれ封印せずにリアリティをちゃんと中学校時代から話し合うとええだね、みんなで。この日本はなぜ太平洋戦争、これやってまって、また半年ぐりゃあ前になぜやめれんかったんだという話が。ガダルカナルでもう負けたときに、もうだめだということになっとったんですけど。いうことで。

 何の話しとった。導水路。導水路と太平洋戦争ってどう違うんだと。

(記者)

 止めることができないって話でしたね。

(市長)

 まあ、止めることはできない。あるもんだで。徳山ダム、一遍皆さん、見に行かれるとええですわ。ああ立派なダムですよ、そりゃあ。山の奥に。あの辺は、この間あそこの会場でも言いましたけど、住まいやが本当少にゃあんですよね、これ。だから、神様に通ずる高いところにある自然の水というのを、それを赤ちゃんに飲ませるいうのは人類固有の権利ではないかと言ったら、中でやじっとった人がおって。木曽川でも上は徳山ダムだと言っておられましたけど。木曽川でも一番最上流は味噌川ダムと言いまして、一番上にあるのがダムです。これは。ということでございますが。

 まあまあ、つくってまったやつをどうするかという問題だと。ぜひ、ええ知恵があったら本当に考えますけど。わしも十何年になりますけど、まあ、専門家等によう電話したりして。一日、一日じゃにゃあわ。年に一、二回とかね。それこそ学校へ伺ったこともありますし。だけど、なかなかないですね、これ。あったのは伊勢湾の浄化にしたらどうだと、使ったら。伊勢湾の浄化、どうやってやったらいいですかそれ、いって。今でも揖斐川は伊勢湾に流れとりますんで。ようこれも分からんということで。

 結局はつくってまったんだったら、ちいとでも名古屋の皆さんの税金を750億ですか。水道料金。使ってくということになりますんで。この間言いましたように、3つの用途のどえりゃあうみゃあ水と、うみゃあ水いうのは、今のわしにいわせりゃあ、神様仏様に一番ちきゃあ水と。ほとんど人が住んどらんとこでゲットできた水を赤ちゃんに飲ませようじゃないかと。せっかくつくってまったやつだもんで。市民が750億これからのお金も、もうちょっと使いますね。これはダムの金、徳山ダムだけですから。あと、導水路のお金もありますし。

 ほれから、最近のいろんな洪水の被害が非常にようけありますので。事前放流、これについては反論する人が多いですけど。ダムがようけあったほうが柔軟にできますわね。事前放流をして、空振りになったときにでも柔軟に水を調整できると。ほれから、名古屋人の昔から言われとります堀川を。堀川いうと堀川だけでいうかあんまりややこしなるんであんまり言わんでくれというようなことありますけど。新堀川とか中川運河とかですね、ああいうところは泳げるぐりゃあのええとこにしよみゃあと。周りにいっぴゃあ飲むところもつくってと。京都の川床料理みたゃあにしてですね、雰囲気出そみゃあと、これ。名古屋城ができることだで、ということ。と、わしはこれもあんまり言うな言われてますけど、木曽、長良川河口堰は依然何のためにつくったかわしもよう分からんです、あれは。だで、一応開門調査といいますけど、一遍パッとゲートを上げてまうというのはぜひやってほしいと思ってますけどね。名古屋はこういう格好で。これは、国交省(国土交通省)にとっちゃ、ありがてゃあ話なんだわ。で、木曽川導水もちょっと堀川にやってましたけど。なしてやめるんだと、あれを。ずっと続けりゃあええがやと言ってましたけど。まあまあ、こういうことだけどしょうがにゃあ、しょうがにゃあ言うけど。だけど、しょうがにゃあと思うんだね、これ。750億使って壊すんですかね、これ。壊すという説は幾ら何でも聞いたことにゃあですけど、これは。他の人の達のためでも若干ありますんで。若干いうとかんな、ありますんでね。まあ、そういうことでございまして。

 今の本当に止めやええがやって言ってますけど、ここで。じゃあ、名古屋さようならといいますと、まあ2つあるけどね、さようならには。徳山ダムさようならと。できてまったけどさようならと。だけど、導水路さようならと、2つありますけど。

 導水路さようならは、あれは一応ルールは確かもう一回きちっとしますけど。ルールはあります、さようならの場合はと。いうんだけど、名古屋だけは本当にさようならいって、他の自治体はどういうですかね、これ。ということもある。

 ほれから、徳山ダムはさようならいってつくってまいましたから、費用負担の一応。わしが決めたんじゃにゃあでね、言ってきますけど。ありますんで、それは前の市長だで、俺知らんがやと。さようならと言い切れるもんかですね、これ。いうことがあるということでございます。

(記者)

 ありがとうございます。

(市長)

 何だこれ、聞いたか。工事の着工時期は、事業としては国ですから。検証中でございまして、今んとこはちょっと私どもでは分かりませんということでございます。

マイナンバーカードについて

(市長)

 マイナンバーカード。よう聞いていただいたと。ほれみやぁということですわ、これ。こんなの本当に氷山に一角があるかどうか知りませんけど。本当に。ものすごお出てきますよ、こんなの。誤って誰々のを出してしまったとか。それから、もうすぐ出てくるのが、英語で言うとアイデンティティセフトと言いますけど、成り済ましです、成り済まし。人のそういうカードを使って金借りたり、そういう話。これ。

 だで、やめたほうがええんです。皆さん、誤解してまったらかんけども、番号を全部いかん言っとるわけじゃないです。河村さんが言っとるのは、限定、リミッテッド・パーパス・ナンバーといいますけど。限定目的ナンバー。だから運転免許証は運転免許証ナンバー、基礎年金番号は基礎年金ナンバーと、そういうので別々に使わんと。僕が総務省行ったときに、総務省の役員が言ってましたけど、私らの社員証はマイナンバーカードになっててどえりゃあ便利でしょういって言ってましたけど。何が便利だいって。

 ほうすると皆さんも、大抵ぺけぺけ新聞の社員証としてマイナンバーカードをぶら下げて歩いてまういうことになると思いますけど。便利かね、それ、本当に。名古屋市役所入ってくるときやなんかに。全てですね、これ。だで、そんなもん便利じゃにゃあんですわ。失えたらえりゃあこったし、これ。んなもんで、やっぱり限定目的で人間は生きてくというのが、それがDX時代という、デジタル時代の知恵ですわ。

 まあ、ナチスが全部に番号をつけたのは有名な話ですわね。秦の始皇帝もつけたという話がありますけど。古い時代のほうが人間に番号つけて管理したくなるんですわ。当たり前ですけど。これ、軍隊に使えるやつかどうかとかですね、金持ちかそうでにゃあかとか、そういうことをやりかける。

 ほれから、ついでにもう一個言っときますと、よく最近言われとります健康保険証ですね。あれに使うと便利じゃにゃあかという積極論の中には、いや、不正受給受けとる人間がようけおると。人の健康保険証で治療を受けるというのがね。だから、薬なんかでもようけそういうもんの濫用があるらしいですわ。という話をしとる人がいますけども。だから、便利だで、マイナンバーカード使えと。そういう医療の不正を暴くのに便利と。

 それは、何もマイナンバーカードを使わんだって今だってみんな分かってますよ、皆さん、これ。公務員なら公務員共済、ほれから、健保組合。マスコミだと何じゃあ、健保組合か、大体。できゃあ会社だで。ほれから、昔でいうと政府管掌。全部番号があるんですよ。その番号で名寄せすりゃええんですよ、ちゃんと。この人はどういう治療行為を受け。今でも、実際名寄せされとるけど。それは表に何でか知らんけど出さんことになっとんだろ、これ。ほうすると、分かります。この人に対する投薬がおかしいと。いろんなところで。ほで、一人でやっとるはずがにゃあというとすぐわかっちまう。マイナンバーカードやるよりこっちが早いですよ、ほんで。やらないんですよ、それは。いろいろドクターのことやら、薬のことやらですね。

 そうこったで、騙されんようにね。だで、とにかくこういうことをやってむちゃくちゃ金かけるより、コンビニで交付するのに1億か2億だったかな。イニシャルで1億か2億ですわ。ほんでこの間の1億か2億で、それと毎年ランニングでも1億、2億かかるというこっでございますので。

 まあ、そんなことをやるよりも、何がええかな。手紙だと時間かかるで、地下鉄どうですか、地下鉄。地下鉄でも交付できますんで、あれ。地下鉄朝行って、ちょろっと申し込んできて。ほんで、帰りか、あとは手紙でもええわな、やっても。手紙でもやってもええ人。お母ちゃんが行ってもええですよ、これだと。代理人が。マイナンバーカードはお母ちゃんだめだろ、あれ。どうだこれ。わしのおやじのあれですが言っても、あかんだろう。

(当局)

 手続できるのは、カードを持ってる本人だけです。

(市長)

 ほうでしょう。便利だ、便利だいいますけど、マイナンバーカードまず持っとらにゃいかんですよ。今、区役所、地下鉄。地下鉄ちょっと少にゃあでいかんけど、ああいうの増やそみゃあいうんですわ、これ。コンビニでできんかと、そっちのほうで。それこそ。コンビニで、マイナンバーカードじゃなでね。わしは何の何々です。区役所で申し込むように申し込んで、これ。ほんで、じゃあ、また夜でも取りに来てと。それ、できんか、これ。なあ、できるがや。

(当局)

 何ともちょっと。

(市長)

 何とも。まあ、とにかくよ、国がよ、とんでもにゃあ間違った方向に進んどりまして。こんなことやっとるもんだで。もう半導体でも、何でもかんでも、最近のチャットGPTだにゃあか、何だった。ああいうやつでも、日本企業の、日本のにの字もにゃあですわ。全然。それになってまったということでございますんで。わしも本当に心配しとるわ、これ。今どきこんなこと時代遅れのことやってね。全く時代遅れと。

 それと、これ、関西のほうのある教授が、僕が反対運動のときやっとったけど。刑務所いうのは、昔は丸くつくったって、今はそうでもないけど。丸くつくったって、真ん中に看守棟をつくるんですわ、これが。その国民総背番号というのはそういう意味があると。人間ちゅうのは、真ん中で常に監視されとるいうと非常に従順になるらしいです、これは。河村さんみたゃあなことは言わん人間ばっかになると。減税でトロイこといっとれ言って、こうなってくわけです。だから、人間を非常に従順にさせるには素晴らしい仕組みだと。番号つけていろんな状況を役人が真ん中で監視するということになりますんで、ええことにゃあわね。ほんと。ほんなことでええか。

(記者)

 ありがとうございます。

市立小中学校におけるPTAからの物品等の寄附について

(記者)

 PTAから学校への寄附の関係で伺います。

 先週、教育委員会さん、会見されましたけれども、学校で必要なものについては公費で賄うのが原則だけれども、自発的な寄附を受け入れるのは問題ないという見解を示されました。

 自発的という根拠は何かと伺うと、寄附というものは自発的だとおっしゃるんですけれども。保護者からすると、何も好きこのんで寄附しているわけではないという反応が当然だと思います。保護者の負担軽減というのは重要な観点かと思いますが、今後、公費で賄うべきものについては、学校配当予算十分あるということですので、PTAから寄附を受け入れないんだという方針を示すことはできないんでしょうか。

(市長)

 あん時言いましたけど、本当のボランタリー的な寄附というのは、ずっと昔はある写真見ましたら、学校に、小学校ですけど大きい掛け時計っちゅうのが昔のね。あれは寄贈、PTAと書いたったかどうかちょっと覚えがないですけど。ことになるんですけど。

 今は、そういう雰囲気だにゃあよな。内申点がありますし、みんな。子供さんたちはみんな受験勉強で疲れとるし。ねえ。特に内申点を持ってますから、学校側は。中学校。ほりゃあ、相当子供にとって生殺与奪の権利が、そういうところで寄附そもそもあるんですよ、そういうものが。そういうとこで寄附というのと。

 私が聞いた情報では、予算がにゃあで必要な経費の半分とか、3分の1寄附してくれと言われたと。学校側から。ただ、この間、学校教えてくれ言いましたけど、教育委員会が。それは言えないと。悪いけど。絶対言わんという約束になってますので。やっぱみんな兄弟もおるしね。気にしとるわけですわ。学校側に反抗するいうことは。言えませんけど。

 もう一回ちょっとようあれして、学校の予算を削ったことはないですよ、わし。ないっても、電気代どうしようとか、ないわけじゃないけど。必要なことは、これ1円も削らんいうってやっとるじゃないですか。だで、そういう言い方をせないかんようだったら、一切やめるかということだけど。一切やめるのもどういうもんだ言って。本当に感謝の気持ちがあったらね。仰げば尊し我が師の恩いって、なあ。ありゃどういうもんで、あれ。私は一回ぐりゃあしか歌ったことにゃあですけど、ほんでも歌いましたで。何のときか知らんけど。先生いうのは。

(記者)

 市長すみません、置時計みたいなのは別に議論あると思うんですけれども。例えば、愛知県教委(教育委員会)のほうは、授業で使うものは寄附を受け取らないとかですね。あと、空調機器なんかはPTAから受け取ってはいけないみたいな規定があるんですけれども。

(市長)

 ああ、そうですか。

(記者)

 ええ。一般企業から寄附を受けるのと、親の団体であるPTAから寄附を受けるのと、全然性格が違うと思うんですけれども。そこに限って、他の政令市とかもでもルールを持っているところはたくさんあるんですが、そういうことは名古屋市はできないんでしょうか。

(市長)

 そういうとこ、あるの。

(記者)

 あります。

(市長)

 ほうかい。ちょっとそれ教えてまっとらんな、それ。それ。一切。愛知県は何、もともとあったのか、今回のことを受けてやめたのか。

(記者)

 愛知県は結構前からありますね。「県立学校における寄附基準について」というのが、平成27年に出てるのがあります。

(市長)

 うん。で、どういって書いてあるん。

(当局)

 寄附の取り扱い等については、当然それぞれの自治体で様々な考え方がございますので、そういった中で、本市といたしましては、様々な当然PTAさんをはじめ、様々の団体さんから学校に対して寄附を頂いているところではございますが、当然、それぞれの団体様等が子供たちを支援したいという温かな気持ちというものが寄附であるというふうに考えておりますので、これらを尊重させていただきながらそういった部分の受け皿というものはしっかり確保してまいりながらですね、ただ、寄附については当然、しっかり学校と寄附者の方々、納得をしていただく形でしっかりなされるべき問題であると思っておりますので。制限ありきという考え方ではないのかなというふうに考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

(市長)

 ご理解賜るいって、ご理解できせんけど、そういうやつは。だで、どういうふうになるんだ、ほんだで。その県か、他の自治体は禁止しとるわけですか。そういう方向はとりたくないと。

(当局)

 自治体によって様々やり方はあるかと思っておりますので、制限をかけるだけが、当然我々寄附を受ける側といたしましては、広く寄附をしっかり受けさせていただくというような形をとりながらも、それだけが解決の手法ではないと思っておりますし、それも自治体によって様々対応が異なっておりますので。

 繰り返しになりますが、ただ、やはり寄附の受け皿というのはしっかり我々確保させていただきながら、その寄附者の方々、その方々の部分としっかり相談しながら進めていくことによって、より良い方向にもっていきたいというふうに思っております。

(市長)

 ほんなら、わしが実際に聞いた話だけど、予算がにゃあもんで、半分とか4分の1助けてくれと学校から言うこと。これはええのか。

(当局)

 PTAの方々には、自発的な意見で会費の使い道を決めるように各啓発資料ですとか、研修会の折に伝えております。

 PTAから学校に対する寄附については、PTAと学校がよく話し合いながら、PTAの行為による自発的な意思で行われているものと認識しておりますし、意思決定に当たっては、PTA総会の予算案での承認ですとか、会費の執行、決算報告のPTAの承認などといったようにPTAの中で適切な意思決定を行われているものと認識しております。

(市長)

 わしは本当はやめさせてゃあんだけど。だけど、わしはこの寄附いうのは非常に減税したらその分を寄附しようと。公益寄附というんですけど。ものすごい重要視してまして。政策いうか、人生というか、これ。だから、寄附いうものをやめさせるいうのはね、相当ディープな話なんですわ。あれは大したことにゃあけどね。自治体、ふるさと納税。あれは本当の寄附なのかと。本当の寄附の場合は、受け取る団体が自分で選択せないかんのです。あれは自治体に寄附するわけでしょう。やっぱり役人じゃないすか、これは。まあ、それと土産物の話もありますけど。

 ほんだで学校はできたら禁止はしたにゃあけど、今の状況ではやめてちょうと言うよりしょうがないんじゃにゃあの、もう。今だったら。本当に、俺、聞きましたよ、直接。学校側から、半分足らんとか、4分の1とか言われてその分寄附しましたいって。これ、本当に。そういう事実は、わしはちゃんと聞いてますから、これ。そういうのはええのか、悪いのか、どうなるの。それ、いかんだろう。幾ら何でも。

(当局)

 私、生涯学習課、PTAの活動を支援する立場ですけれども、PTAの活動が自発的な活動が妨げられたり、制限されたりということについては慎重に考えいかないといけないのではないのかなというふうに思っております。

(市長)

 何か訳分からんこと言ってますけど。まあ、どんだけ足らんで金出してくれ言うのは、自発的とは言えませんけど、それ。

(記者)

 市長、ごめんなさい。皆さん、政務でも伺いたいことがあると思うのでごめんなさい。お時間とりますけども。

 少なくとも5年前、名古屋市内で入会の意思確認とってるPTAはほとんどないと思いますし、あるいは、名古屋市内会計やってるのは大体教頭先生だと思いますが、そういう状態でどうやって自発的な寄附だっていうのを判断されているのかというのを教えていただけますか。

(市長)

 どうやって自発的になる。んなこと聞いとったってしょうがないけどな。PTAの人が来てここでしゃべるとええけど、日本はそういう社会になってませんので。内申点があるもんで、学校側にはノーは言えないんですよ、みんな。

(当局)

 寄附物品等につきましては、そういった取り扱いも当然ございますし、また、60万円以下の物品等につきましては、学校において、またそれ以上の物品等については教育委員会におきまして、それぞれ責任を持って寄附の受け入れの決定を行っております。それを今回取りまとめさせていただいたというようなものでございますので、そういった中で、今後につきましてもしっかり様々今関心が高まっておりますので、そういったところもしっかり意識をするように周知を図ってまいりたいというふうに思っております。

(市長)

 まあ、何言っとるか分からんけど。1個だけ、わしから聞くけど。今言ったような学校の予算が足らんで半分とか4分の1寄附してくれというふうにPTAの方にお願いすることはええのか悪いのか、どっちですか。

(当局)

 当然、寄附の受け入れに関しましては、当然様々個々の寄附の物品の受け入れに関して学校と、また寄附者のほうがしっかり話し合いをしながらその受け入れを決定していくというようなものでございますので。

 ただ、当然やりとりの中で話した結果、当然最後にお決めになるのは寄附者の方でございますので、当然強制するというものは好ましくないと思っておりますから、あくまでそういった最終的には寄附者の自発的な意思というものがしっかり担保されているということが大切なことかなというふうに思っております。

(市長)

 まあ、何かよう分かっとらんけどね、これ。今回、寄附のことが出ましたけど、本当に学校はものすごい力を持っとるんですわ。大きいのはやっぱ内申点。高校入試。これで現に名古屋でも10人の子供さんが命を落としてるじゃないですか。未遂も入れてだけど、これ。成績とか進学ですよ。いじめじゃないんですよ、実はトップが。すごい権限を持っとるわけ、これ。その人から、どうしてもちょっとでも、何となく自分との子供のこともあるし、うみゃあことやってちょうよという気持ちにならせるわな、これ。

 だけど、根源はそこにあるんですよ。受験勉強というか、高校まで義務教育にするとか、高校入試廃止するとかありますけど。PTAの皆さんに対する異常な圧力、これ。んなことかけとらんと言うだろうけど、そんな問題じゃにゃあですわ、本当に。だで、そんな幾らか足らんで寄附してくれというのが、そんなもん、自発的じゃにゃあに決まっとるがね、そんなもの。何を言っとんのだねという話ですと、本当に。

 あんたらが誰が教えてくれいうこと自体がよう分からんの。何で俺のほうが知っとんのですか、これ。問題は。これ。んで、どこの学校か教えてくれ言うけど、そりゃ教えれんいって、それは。というのが今の話だもんで。引き続き、そういう金が足らんいうのはやめてもらわないかんよ。事実と違うから、それは。それは事実と違いますから。まあ、取りあえずそんなところで。

 なお一層といいますかね。本質論まで遡ってばっかおると、訳分からんようになるけど。本当に内申点つけたりああいうのはあかんって。もうやめないかん。日本の子供さんたちに、これは。教育の根本を変えなかんですわ。学校は子供を守るとこであってね、勉強でしごくとこじゃにゃあんですよ。なあ。だけど、変われえへんがや、こんなもの。日本中のこったで。わりいね、ちょっと。

(記者)

 ほか、各社さん、よろしいでしょうか。

(記者)

 すみません、今のPTAの話なんですけど。申し訳ない。結局、私全く分からなくて。

 これ、だから自発的に寄附は、自発的寄附っていうのが基本だってことなんですけれども。さっき市長がおっしゃったように、学校のほうからお金が足りないから寄附してくれっていうのは、これはいいのか悪いのか。それとも、今この場では分からないのか。どれなんですかね。

(市長)

 まあ、ちょっと答えてちょう。

(当局)

 繰り返しになりますけど、当然寄附は自発的なものであることは間違いございませんので。ただ、個々の掛け合いがどのようなのというのはなかなかお答えしづらいんですが。ただ、当然寄附の受け入れに関しましては、その学校に必要なものが何かというような物。または、寄附者の申出を頂きながら当然寄附という内容を固めていくというものは、当然やりとりとしてはあろうかと思っております。

 ただ、その結果、最終的に決められるのは当然寄附者の方でございますので、そこの掛け合いの部分を何を自発的ととるかというのはなかなかそれぞれの。

(記者)

 すみません。だから、聞いているのは、別に自発的じゃない寄附があったかどうかを聞いているわけじゃなくて。学校側からこれが足りないから、お金が足りないからこの備品を寄附してくださいとか、教育に必要な備品を寄附してくださいと頼むこと自体が、そういう事例があったかないかは別として。そういうことを頼むこと自体が、教育委員会として認めているのか認めていないのかって。別に、それが認めているから悪いとか、そういう話じゃなくて。事実としてそこはどうなんです。そういう取り決めがないならないでそれはいいんですけど。

(当局)

 個々の具体的なそういった細かいところまでの取り扱いがあるわけではございません。

(記者)

 じゃあ、教育委員会としてはそれは把握してないってことでいいんですかね。つまり、どういうやりとりがあったかというのは、先ほどおっしゃったように、寄附のそれぞれの個別のやりとりとか把握してないから分からなくて。別に、学校側からお金が足りないから寄附してくださいというのは、それは別に禁止はされてないわけですよね。それが分からないなら分からないでいいんですけど。

(当局)

 個々の部分は当然分かりませんけれども。ただ、当然のことながら、繰り返しになりますけど、結局個々のやりとりの中で必要な物品、寄附に関しては物品になりますので。物品について、現状を踏まえてご相談のやりとりの中で必要なものは何かどうかというやりとりは当然あろうかとは思っております。

(記者)

 で、いいんですか。結局、学校側からお金が足りないから寄附してくださいって頼むこと自体は問題はないんですかね。

(当局)

 あくまでお金が足りないというのか、当然物品の寄附でございますので、お金が足りないというのであれば当然寄附金というような形のフレームになりますので。それは、寄附の部分の手続によるという、寄附金の手続によるというようなものでございますので、それとは直接的には異なるかなとは思っておりますが。

 いずれにしても、当然お金が足りないというのが物が足りないというのか、その場の掛け合いもなかなか難しいかなと思ってはおりますけれども。いずれにしても、学校が今どういうニーズがあるのかどうかというのは、当然その場のやりとりでは行われるべきものかなと思っております。

(記者)

 分かりました。多分ここで余りやっても、手元に資料もあられないと思うので分からないと思う。この後、教えてくれたりとかってしますか。紙で出してくれたりとか。

(当局)

 ちよっと、またお話をさせていただきたいと思っています。

(記者)

 後で回答していただけますか。

(当局)

 はい。

(記者)

 お願いします。

(市長)

 まあ、予算は学校も市長だもんでね、これ。こんな金が足らんから寄附してくれなんて言ったらいかんですよ、学校は。これは。代わりに言っとくけど。とんでもねえわ、そんなの。こっちに言ってこないかんがね。予算つけてくれ言って。ほうでしょう。これはいけません。そういう圧力ですわ、これは。圧力。下手すると内申点に影響するぞという。もう、いかん、そういうのは。

名古屋城天守閣について

(記者)

 市長、よろしいですか。

(市長)

 はい。

(記者)

 名古屋城の天守閣のバリアフリーのことで。最近ちょこちょこ家にアンケート届きましたよっていう、あのバリアフリーをどうするかというアンケート届きましたよという声がちょこちょこ寄せられてるんですが。そもそも、このアンケートはどういった目的で、どういう判断をするための基準として使うものなのかということを伺ってもよろしいですか。

(市長)

 はい。一遍、皆さん、どう考えとらっせるかなということをちょっとフラットに聞いてみようということでございます。だで、参考にはさせていただきますということです。

 ただ、エレベーターつけたがええか、つけんほうがええかと、最上階までということをやりますと、つけたほうがええいう人が多なるわね、当然。まあ、こういう言い方はいかんけど。そりゃ便利ですから。これは。しかし、それとまた別個な意義で、歴史的建造物、(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された)旧国宝(であり城郭としての指定)1号であったような名古屋城を残して。また、この間、文化庁の偉い人が200年で国宝にしよう言ってましたけど。僕は200年はちょっとなぎゃあ言ってますけど。やっぱり名古屋でそういう100年、200年でもう一回国宝になるような、宝を若干不便であっても残してこうというのはまた別個の価値判断なんでどうかとは思ったんですけど。まあ、一遍、フラットにお伺いしてみようと、そういう気持ちですわ。

(記者)

 アンケートっていう形は、ごめんなさい、私も当時いなかったんですが2016年頃、2015年か2016年にも2万人でアンケートを当時やられたっていうふうに記事で拝見したんですが。このタイミングで改めて7年越しですけど、やられようと思ったきっかけっていうのはどんなところで。

(市長)

 一応、バリアフリー対応をどうするかいうのは、一応名古屋としては方針をつくって文化庁へ出すときに、それ、言わないかんもんで。参考にさせていただこうかと。

 反対に、みんなに聞いてもいない、アンケートもとっとらんのとも言われかねんですからね。反対に言えば。

(記者)

 今回の質問案なんですけど。例えば、2016年のときは、私もいなかったんですけど、事前にこうこうこういう質問項目があってというのは公表されてたように記事を拝見する限りあるんですが。今回のものというのは、例えば無作為で送られたその家の人以外に、例えば我々とかもその項目っていうのは見れるようになってるんでしょうか。

(市長)

 まあ、これ、見せてくれと言われれば、別に秘密のもんではないですから。前のときは、木造に賛成か反対かだね。前は。今度は、バリアフリー対応として5階の一番上までエレベーターをつけたほうがええか、もしくは、つけないほうがええか。それから、ちょっと話にも出とりますけど、1階のとこまではやるかという、そういうアンケートです。はい。文章も別に公表されてもええんだねえのか、これ。秘密だいうのはおかしいでしょう、これ。なあ。どういうタイミングかちょっと分かりませんけど、これは無作為抽出で送っとりますんで、ある意味じゃ公表したのと同じですけどこれは。皆さん、どう思わっせるかなと。

 やっぱり僕らの気持ちだと、文化を守るっていうのはやっぱり弱いわけですよ、当然。ぱっと聞きますと。名古屋城が(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であった歴史的なことも若干説明文章が要りますんで書いたりますけどね。そういう中で、どういうお気持ち持ってみえるかなということですけどね。そういうことですわ。はい。

(記者)

 これまでは、希望者募って、要は誰でも行きたい人は行って参加して意見交換会みたいなのが行われていたと思うんですけど。今回の場合だと、広く一般に抽出してということであると思うんですけど、例えば、本当に意見がある人とかっていうのは、このアンケートとは別でまた意見を届ける機会とか、そういったものというのはあるんでしょうか。

(市長)

 まあ、名古屋城に関しては、何遍も区役所なんかで(市民向け説明会を)ずっとやってきておりまして。その中で、木造にそのものに賛成とか反対とかいうのと、エレベーターについての意見もありましたでね、これ。

 今回の場合は、またあんまりこう言うと来る人に悪いんですけど、そうじゃなくて、やっぱ本当に無作為抽出をやった人たちのまず意見をちょっと聞いてみると。これはこれで重要な選択だにゃあかと思うんだね、わしは。本当にフラットにみんなに聞くとどうなるかと。そういうふうに私はしよみゃあということを言ってますけど、今回は今までと違って。同じではいかんもんだで、これ。

(記者)

 ありがとうございます。

市立小中学校におけるPTAからの物品等の寄附について

(記者)

 すみません。先ほどの朝日新聞さんの質問のところで出た話がちょっとすみません、重要なことだったと思うんで確認させてください。

 学校側から要求しちゃだめだというのは当然の前提だと思っていたんですが。これまでも教育委員会から各学校にもそのように説明をされているとも伺っていましたし、地方財政法で割当的寄附というのは明確に禁じられていると思うので、要求してもいい場合があるというのはどういうことなんでしょうか。

(市長)

 はい。これはなかなか厳しい質問だぞ。

(当局)

 すみません、続きの質問でございますけれども。当然のことながら、寄附は自発的なものであるというような中において、当然やりとりの中で仮に強要するような何かそういうようなやりとりがなされ、それが結果的に自発的な行為というものを阻害するに至っているということであれば、当然それはよろしくないことだとは思っております。

 ただ、一連のやりとりの中で、仮にどういうやりとりが行われているのか、個々のケース様々ニュアンスの違いはあろうかと思っておりますけれども、最終的には、やはり自発的なものというものがしっかり担保されているというようなことを、担保されているということっていうのがやっぱり大切なことだというふうに思っておりますので。個々のやりとりの部分で、その強要の部分が最終的な自発的なものについて影響を与えるということは、それは望ましいことではないというふうに思っております。

(記者)

 地財法の4の5(地方財政法第4条の5)に触れないというのをどうやって担保されているんですか。

(当局)

 地財法(地方財政法)につきましては、いわゆる負担転嫁してはならないというような、いわゆる強制的なものを排除している規定でございますので、自発的なもの自体というものを排除しているという規定ではないというところでございます。

(記者)

 特に何もしてないということはよく分かりました。ありがとうございます。

(市長)

 まあ、ちょっともう一回、やっぱこれはほかの都道府県というか、政令市でどのぐりゃああるの、禁止しとるとこ。

(記者)

 今、2、3、明確にいろいろ提示をしているところがあって。

(市長)

 2、3。どこがあるんの、ちょっと聞いてみる。

(記者)

 今、一番細かくやっているのは川崎市です。

(市長)

 川崎市ですか。川崎市は何、PTAから要求してはならないと。

(記者)

 また、個別にご説明します。

(市長)

 ちょっと見て。

(記者)

 ほか、よろしいでしょうか。

(市長)

 そういう条文があるいうことは、強制力があるいうことだから、それは。ねえ。そんなことを普通書かんですから、別に。

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