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令和5年4月3日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2023年4月12日

ページID:162832

報告事項

  • 子どもの転落事故への対応ついて
  • TIME誌「The World’s Greatest Places of 2023」での名古屋選出について
  • 名古屋城木造天守復元に関する月山松(がっさんまつ)の展示について
  • 自転車乗車用ヘルメットの着用について
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

会見動画

報告内容

子どもの転落事故への対応について

(市長)

 はい、それでは、4月3日となりますけど、おはようございます。定例記者会見を始めたいと思います。

 まず、初めに先般から報道されております子どもさんの転落事故への対応につきまして、一言申し上げます。

 3月24日でしたか、中区のマンションで2歳になる双子の兄弟が窓から転落しまして、お亡くなりになるという、誠に痛ましい事故が発生いたしました。ご遺族に対しましては、心から哀悼の意を表します。

 今回の事故を受けまして、建物からの子どもの転落防止について市民の関心が高まっており、私も「日本で一番子どもを応援し、一人の子どもも死なせないマチ ナゴヤ」を目指す立場から、そればっかりじゃなくて、一人の人間としても当たり前ですが、行政による対策が必要と考えたところでございます。

 で、そのため、建物から子どもの転落防止策を考えるプロジェクトチームを立ち上げるよう、関係局に指示をしたところで、先日、報告に、関係局が来まして、対応が始まったところでございます。今後、住宅をはじめとする子どもが利用する建物について考えられる様々な対応策を早急に検討し、具体的な施策として取りまとめたいと考えております。

 ということで、これ、初めの大きな問題が、これは一般のマンションで起きました悲劇ですけど、ああいう転落事故を前提とするのか、それとも名古屋でも児童相談所で3階から落ちちゃって、原因については必ずしもきちっとしておりませんけど、私も現場を見に行きましたが、そういうこととか、それから学校ですね、やっぱり、学校で落ちちゃった事例というのも発生しておりまして、そういうことも、僕は含むと、そちらをね、と思っとるんですけど、とりあえずは、まずはその一般的な高層マンション、それから子どもさんが遊んどってですね、踏み外して亡くなっちゃったと、ああいうところで、一般的に言ってもよくあるのは、鍵を開かんように高いところへつくって、すぐに外せんようにするとか、そういうようなことだと思いますけど、それと柵をどうやってつけるかとか、そういうところの対応ですが、それにとどまらん、そもそも事故というか、故意で亡くなる場合ですね、そういうのも起こり得るようなところの対策もやっぱり、やれるところはきちっとしておくべきではないかというふうに、僕は思っていますけど、それも含めて、このプロジェクトチームで対応していきたいということでございます。

TIME誌「The World’s Greatest Places of 2023」での名古屋選出について

(市長)

 それから、新年度最初にうれしいニュースが入ってまいりましたということで、「The World‘s Greatest Places of 2023」ということで、なぜかこの名古屋が、京都と同じでTIMEという有名なニュース雑誌の世界で50の観光地の中に、名古屋が選ばれるという、まさにアメイジングなことが起こりまして、何なんだと、間違えじゃねえのかというような、自虐的ではいけませんけど、何だという話が起きまして。日本では名古屋と京都の2地域だけということでございまして、うれしいことでございますけどね。しかし、どういうことかというのがちょっと、もうちょっと何で選んでもらったと、可能性があるということかな、これ、いろいろ。

 ここであまり言うのもなんですけど、名古屋の場合は、ものすごい空襲とですね、大体、市域の3分の2が焼けちゃったということと、それから、それだけにしときゃええけど戦後の戦災復興事業といいますけど、シティプランニングですね、都市計画で、広い道路を主につくっていくということで、一番大きかったのがお墓の移転をやりましたよね。都心にあるお墓、18万9,000(正しくは約18万7,000基)だったかな、と思いますけど、お墓を平和公園に、みんな移してもらったわけです、これが。これが、東京や大阪は3,000かそこら(正しくは東京約1万6,000基、大阪約3万3,000基)ですよ、名古屋、18万9,000(正しくは約18万7,000基)ですから、ものすごいわけです、これ。これで、何と言いますか、名古屋のまちを見渡しますと、わしは50メーター道路や100メーター道路は必ずしも反対しとるんじゃないんですわ、広い道路も要りますからね、やっぱり。東京で言いますと外堀通りとか、大阪で言や、何ですかあれ、有名な、なんだったあれ、忘れてまったな、有名な通りがありますがな、とかね、広い道路ありますけど、一本入った生活道路のね、江戸時代の香りがいっぱいになった、今でいうと路地なんて言いますけども、全部破壊してきた(焼失後、前のように復旧しなかった)歴史というのが。

 だから井澤知旦という名古屋の、名商大(正しくは名古屋学院大学を令和4年度末退職)かな、この学者、研究者は、名古屋のことを「消毒都市」と言ってますわね、「消毒都市」と。これは、わしは、本人に言ってええかと言ったら、いいよと言いましたので、井澤知旦先生が、名古屋は消毒都市と、消毒しちゃったんですわ、サニタライズドと、毒を消しておると。これは結局、今でこそ、この路地というのは非常に人気がありまして、「酒場放浪記」、TBSかあれ、何やった、あれ、「酒場放浪記」。それから、わしもよく見ますけど、ラーメン屋なんかよく「町中華で行こう」と、あれ、わし、よく見ますけど。あれは、大体が路地なんですよ。両岸何とかと言うんだけど、人間というのは両側に店があると、やっぱり落ち着くものらしいですわ、非常に。ファンキーな気持ちになると、元気出そうかというのを、全部ぶっこわしてきた、この名古屋のまちと。正直言って、これ、意図的にやったんですよ、何と、これは

 ということの中で、やっぱりいわゆる観光地というかね、こういう名所といいますか、そういうのが少にゃあということは残念ながらですよ、これ。だから、わしも何とかせないかんって。名古屋城の木造復元は、そこからもっと人間くしゃあまちになるための巨大な一歩だと言っておるんですよ、これは。もともとは、こんなふうでなかったんです。おかしいですよ、これ。名古屋のまちも、ものすごいよかったよって言って。あそこの料亭の河文の、亡くなっちゃったけど、本人とはしゃべれなんだけど、お孫さんと「おじいちゃんが言っとるよ」って、ええまちだったよって、昔は。もっと道が狭かってね、河文の前の歩道ぐらいが前の道だったらしいです。それが、3倍か4倍になっとるんじゃないですか、歩道があって、道路があって、向こう側にも歩道があります。そういう中で、何とかこの、あれですわね、世界で50の観光地の中に名古屋が選ばれたということになると、これはどういうもんだと。まあまあしかし、選ばれた以上は、大いに誇りを持たあかんと。

 ところが、ジブリパークやら、知多のウイスキーということでございますので、せっかく選ばれたんでね、知多のウイスキーも、知多ヒャーボールという、正しい名古屋の発音の銘柄で売り出したらどうだと、一遍、サントリーに、私が出向きまして、提案をしてこようと思っていますけどね、せっかく選ばれたんでね。ヒャーボールと、ハイボールではありませんということで。英語では、普通はウイスキー・ウィズ・ソーダと、大体言うんですけど、ヒャーボールも、この際、世界の英語の中の一角に、知多ヒャーボールって入ってまうように、というぐらいのことをやっていきたいということと、やっぱり名古屋城がやっぱね、やっぱり名古屋城の木造復元、本物の木造復元、これがやっぱり、もし選ばれるなら、とりあえず私は、これがならんとせやが、やっぱり。世界で初めてですからね、こんだけ巨大な木造建築物を。名古屋城天守閣というのは、法隆寺以降の日本最高の木造建築だという、これ、学者が言っていますから、これは、ということでございますので。

 もし、今で、これ、世界50選に入るんだったら、これは名古屋城の木造復元、そこには大谷選手のサインした、あれは切り株ですけど、あれのつながっとったやつ、それが一番立派な梁に使われますんで、これが。それはなかなかのものでしょう、1,000年後まで使われると。あのときに、2022年(正しくは2023年)か何か、ワールド・ベースボール・クラッシックで優勝したときに、大谷氏が名古屋に来て、サインしたやつはこれかいって、なりますわね、これ。名古屋城のストーリーの中の一つとしてなりゃせんかと、そういう気持ちではおりますけど。これも大谷さん祝福しとるいうぐらいの感じですから、やっぱりね、そういう感じがしておりますけど。

 知多ウイスキーの知多ヒャーボール、なかなか深刻な雰囲気ですので、一向にウケませんけど、本当に。そのぐらいは楽しい感じでやらんといかんのでね。ヒャーボールと言うと、みんな、喜びますよ、みんな。店の女の子も、ヒャーボール一丁と言ってね。正しく反応していただくこともありヒャーボールとちゃんと反応したら、もう一杯サービスとかね、こういうようなので、名古屋を大いに盛り上げたいということでございます。

名古屋城木造天守復元に関する月山松(がっさんまつ)の展示について

(市長)

 それでは、報告ですが、今ちょっと申し上げましたけど、名古屋城木造天守復元に関する月山松の展示についてということで、特別展示を行ったと。大変ご好評の、私も昨日行って、見てきましたことを受けまして、引き続き月山松の展示を行うと、切り株のですね、ということで、本日、令和5年4月3日、月曜日から令和5年4月13日、木曜日までは、名古屋城西の丸御蔵城宝館、正門入っていって、すぐ左にあるやつですわ、あそこに常設じゃないけど、展示いたします。その後、4月14日からは、令和5年5月7日、日曜日までは、当初の予定どおり、名古屋城本丸御殿上御膳所にて、展示をいたしますと。

 このストーリーを言っておきますと、これは大谷選手の出身地が岩手県の奥州市というところでございまして、名古屋城の(木造天守復元)、これも何回か言った記憶がありますけど、全部国産材で頑張ろうみゃあということになっとったわけです。意外と、奈良と京都か、どっちか忘れたけど、昔の有名な国宝建築物でも、あれ、外材をちょっと使っとんだわね、あれ、確か。全部国産材というのは、大抵、初めてぐらいやと思いますけど、私。それで、頑張ろうみゃあと言っとったけど、竹中工務店がやられるんだけど、竹中工務店から、河村さん、ミスターメイヤーと英語ではありませんでしたが、努力したけど、どうしても国産材で見つからんと、あんだけでっかい松が。3階かな、上んところの横に渡すやつですわ、梁というやつ、柱でなくて。で、松なんですわ。国産材でどうしても見つからんで、これ、アメリカの米ヒバというやつを使わざるを得んでって、言ってござったんですわ。いかんせん、そんなことを言わずに最後まで頑張ろみゃあと言いましたら、この、正確に誰からかは、一遍、竹中にもう一回、聞いてもらうといいですけど、この奥州市から連絡があって、いやいや、うちの地域で300年以上大事にしてきた松があると。なので、ぜひ、二本あるということで、ぜひこれを使ってくださいというお話があったんで、まず初め、検査に行ったと言ってますね。中が、300年ぐらいしか、大体、松ってもたんらしいですわ、これが。中が腐っとると、使えせんもんでということだけど、竹中さんが検査したら、いや、しっかりしとる松だということで、ということで、僕は切りに行ったわけですわね、これ。

 ようけお見えになったよ、あれ、40人か50人かぐらいおったと思いますよ、山のずっと入っていった奥にちょこっとした小屋みたいなのがありまして。そこに岩手県の副知事と当時の奥州市の市長もおったんですわ。で、ここで皆さんについでで言っておきますけど、リンゴが山なりに置いてあるんだわ。ぜひ、河村さん、食べてちょというもので、このリンゴがまた、どえりゃあうみゃあんですわ、これ。江刺リンゴといいますんで、江刺というのは北海道の江差追分ではありますけど、民謡の、そことまたちょっと字が違うんですけどね。字は同じだったかな。うみゃあリンゴがありますわ、栽培方法がちょっと違うということで。それから、毎シーズン頼んでおりますけど、それを食って、山の中をまた歩いていって、伐採したということで。非常に、そのときに、伐採するときに、おのでやりましたけど、これ、NHKでもやってくれたと思いますよ、マスコミさんも来ておりましたので、アイラブユー、アイムソーリーと言ってね、300年も生きている松ですから、謝りまして、切らさしていただいたということでございました。

 そのストーリーは大谷さんに伝えてあります、ちゃんと。ああ、そういうことならということで、私のふるさとの、マイホームタウン・パインツリーといったかな、英語できる人、おらんかな、松、違うか分かりませんので。ということで、そこに書いていただいたと。わしも本当は、ちょっと会って、握手ぐらいしたかったのよ。こっちは断られまして、大変残念でございますけど。ということでございますので、ぜひ皆さんも、今日からは名古屋城の正門入って、すぐ左側のところに(ある)宝物館(西の丸御蔵城宝館)、その、どうなっとるんだって言ったら、先ほど写真を見せてくれたけど、一番奥のところ、入ればすぐ分かると言っていました。ありますので、ぜひ見たってちょうだい。子どもさんは夢がね、将来の、ゲットできるかと思います。

自転車乗車用ヘルメットの着用について

(市長)

 というものでございまして、それから自転車乗用者用ヘルメットの着用についてのご報告と。改正道交法(道路交通法)の施行によりまして、令和5年4月1日から、全ての自転車利用者について乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。名古屋市では、令和3年10月から、既に自転車乗車用ヘルメットの着用が全年齢努力義務化となっておるところですけど、まだ定着しておりません。

 令和4年には、市内は自転車乗車中死傷者が2,330人で、市内で発生した交通事故の死傷者の約25%、県と比べると名古屋市は特に高くなっておると。そのうち6名の方がお亡くなりになられとると。愛知県警によりますと、愛知県内の平成30年から令和4年までの自転車事故の死者のうち、約70%が頭部のけがが原因で亡くなられております。頭部を守るヘルメットをかぶる重要性をご理解いただきたいと思います。

 また、名古屋市では、今年度、市内在住の全ての方ですけど、対象とした自転車乗車用ヘルメットの購入補助を実施いたします。申請の受付開始は6月1日(予定)でございますので、詳しくは公式ウェブサイトをご覧くださいと。補助率は2分の1ということで、上限2,000円と、(対象は)全ての方でございますので、ぜひ、この際、ヘルメットを買われて、着用をお願いしたいと思います。

 特に、子どもの、ちびっこのヘルメットはかわいいのある、見とると。特に女の子がかわいいですね、あれ。なかなか、今、かっこええヘルメットがあるもんだで。あれの一発、コンテストでもやったらどうだと、今言っとったけどね、子どもの、がきんちょの、ちびっこのということで。本当にかわいい、あれね。ということでございます。ぜひ、気をつけて、自転車にお乗りになってくださいということでございます。

 それにつけても、わしはよく言っておるのは、やっぱり名古屋市は道路ばっかりつくってきて、わしもこの目の前の50メーター道路とかね、それから100メーター道路とか、ああいうやつがいかんとは言っとらんのですわ。先ほど言いましたように、東京外堀通り、大阪、また忘れてまったな。

(記者)

 御堂筋ですか。

(市長)

 御堂筋、御堂筋。あるんですわ、広いのが。だけど、一本入ったところの生活道路をよ、こんな墓をめちゃくちゃ移転してもらって、真っすぐの道にして、8メーター以下の道路はつくらない(正しくは6メートル以上の道路を標準とする)と、戦後ですね、これ。これはよ、それがこの自転車事故の原因じゃないかいって、わしは言っとるんだけど、それについてはなかなか、これだと言った返事は、市役所の職員のプライドか何か分かりませんけど、ありまへんけどね。だけど、真っすぐでよ、人間と同じでね、ロング・アンド・ワインディングロードと、ビートルズも言いましたけど、人間というのは、そういうところがええところであって。そんな、向こうまでぱっと、名古屋はそうですよ、ぱっと見ると、向こうまでびゅーっと見えますよ、これ。それではあまりにも、人生、わびしいじゃないかということでございます。先ほど言ったテレビ番組、吉田類の「酒場放浪記」でもね、そんな50メーターや100メーター道路で酒飲んどるところ、やりません。これは、やっぱり一本入ったら、大体は路地なんですわ。それから、「世界の街角」って、NHKばっかりじゃないけど、イタリアもあれ、よくやっている、あれは、一杯飲んで、夜、見るのが楽しみでよく見るんですけど、みんな、大体、路地ですわ、ヨーロッパなんか、ね。

 あれを何とか戻せんかなと、墓をもう一回、戻すかと、平和公園に行ったやつを。そういうことは、半分冗談にしよう。お寺の住職が言っていましたよ、失敗したと、これ、協力したの。お寺へこんせんようになったと、みんな。墓参りに行くんですよ、みんな、お寺へ。墓は平和公園にあるもんで、肝心なお寺へ来んようになっちゃったわい、というような状況でございます。

 これ、若干、知恵のあるところ、申し上げておきますと、ヨーロッパは同じようにドレスデンでもものすごい空襲を受けとるんですよ。だけど、石とかやっぱりれんがだもんで、基礎のところだけ残るんだよね、これ、ちょこっとだけでも。だから、ここは、わしが昔住んどったところだと、分かりやすいんです。だから、そこへ復元するにしても、そのまま上につくると。昔の道のままできるわけですよ。だけど、日本のこの木造建築においては、名古屋においては、全部燃えちゃうんですこれ。だでこの際、全部真っすぐの道、8メーターの道をつくろみゃあ(正しくは6メートル以上の道路を標準とする)ということになったということで、味気ないことは確かですね。だけど、その路地というものは、先ほど言いましたように、ワクチンの話じゃないけど、路地は正岡子規とか、それからたけくらべの誰だった、あれ。

(記者)

 樋口一葉ですか。

(市長)

 樋口一葉。樋口一葉さんもみんな結核で死んどるわけです、路地の奥で。実は、本当に衛生的に非常に問題があるところだったんであって、それを先ほど言いましたように、大学教授は名古屋の場合は、全部消毒をしたと、名古屋は消毒都市であるということですから、一つの見方からすると、それでよかったんだという見方もあるやもしれませんけど。ここまで消毒技術なり医療が発展してきますと、やっぱり結核もそうだけど、BCGが出てきまして、よくなりましたけど、名古屋のまちの味というのも大事だなということでございます。

新型コロナウイルス感染症に関する現状について

(市長) 

 ということで、どこまで行ったか分からないですが、これですね、コロナは1週間で690名の方が新規患者と、先週は2名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 また、昨日発表時点で、名古屋市内の医療機関における入院者数は63名、自宅療養者数は609名となっております。引き続き、手洗いとか手指消毒、十分な換気などの基本的な感染防止対策の継続はお願いします。

新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

(市長) 

 それから、ワクチンでございます。ワクチンにつきましては、オミクロン株対応ワクチンの接種を終えた方は、87万1,083人、12歳の以上の人口に対する割合で42%となっております。ワクチン接種後の長期的な副反応につきましては、毎週出させていただきますけど、令和4年3月25日の開設以来、ちょうど1年ですね、1年超えたところで、2,146件の相談がございまして、1,020件にですね、医療機関を案内させております。

 現在の協力医療機関数は86医療機関ということでございまして、これにつきましては、愛知県看護協会の皆さんやら名古屋市医師会の皆さんの大変なご協力を得とるということでございまして、先週も言ったと思いますけど、こういうのはええことだと思いますね、これ。先週も言ったと思いますけど、こういうサリドマイドだとかエイズ、非加熱製剤、ああいうような問題も、もし、こういう仕組みがとれとれば、副反応の相談窓口できちっとやるとなっておれば、被害者をちっとでも救済できたんじゃないかというふうに思っております。

 繰り返しますが、電話番号、これ、090-1886-6370と6380でございます。ナース(正しくは看護師)さんが対応しますんで、ぜひ、本当に遠慮せずに、調子が悪いなという方はお電話をいただけたらと思います。

 また今度、厚労省(厚生労働省)に、私もこの一応の発表を、私自身が行くということのようですわ。ようです行ってまいりまして、やっぱりワクチンは人類の夢だけど、それにちょっと問題があったときは、やっぱり丁寧に対応すると。野口英世さんが有名ですわね、野口英世さんは、黄熱病だったか何だったかな、これが効くんだということだったけど、実は違っておりまして、それがもとで亡くなったんですよね。今はどうなっているか知りませんけど、このワクチンというのは非常に、人類の夢だけど、今度のメッセンジャーRNAについては特に慎重にということで、健康な子どもさんは、その中でも特に慎重にされたらええよということで、名古屋は、要するに一遍、すぐ接種券を送らずに、一遍ご案内をして、こういうことでございますけど、それでもワクチンを打たれますかという返事をいただいたのちに接種券を送るという、大変丁寧なサービスを差し上げとるということでございます。だけど、(名古屋市は)ワクチンは先進国でございますので、先進市でありますので、いろんなワクチンについては先んじて提供させていただいておるということでございます。

旧統一教会との関係性にかかる調査について

(市長)

 それから、これで終わりですけど、今日、某新聞の社説にも出ておりましたけど、(旧)統一教会の問題はね、本当にやっぱり、議会、地方議会と統一教会というのは、何か政府も変なことを言っていますわね、これ。ちゃんと調査するとは言っとらんね、あれ。どうしてもこの地方議会というのはいろんな身近な問題がありますんで、起こるんで、今のところ、私も確認しておりますけど、4回、名古屋市の議長、それから各会派団長に説明してくれと、皆さんの所属する地方議員さんと(旧)統一教会は関係にゃあかということを問い合わせ、文書でしておりますけど、いまだ自民党と公明党さんについては返事がないということでございまして、非常にこれ、どうなっとるんだろうなと思いますね。ただ、3名の自民党の市会議員の方が、政務活動費として統一教会関連団体へのお金を支出しているというのは、これ、新聞記事にもありましたけど、報告され、報告をしたのか、あれ、どっちだったかな。本人のインタビュー、コメントも載っていましたけど、みんな、それぞれ、そういうふうにはなっとるということでございますので。

 本当に多くの方は、何百万のつぼか知りませんけど、非常に傷つけ、何が何でも全部説明せよとは言っていませんよ、議会で。だけど、これほどまでに、国も法律が変わってですね、国会議員で辞めたというか、大臣を辞めた方はいましたね、何とかとかいって。それも国会議員のほうはかなり調査したはずですけど、自民党も。地方議員について、一切返事がにゃあと、これ、自民党と、それも公明党がないというのは何ででしょうかね。あまりこういうところで公明党のことを言うと、私も人生疲れるもんでよ、あまり言わないですけど、普通は。公明党さんは非常に熱心な、真面目な方も大変多いですよ、だもんで、公明党は(旧)統一教会と関係があるというのは、ちょっとあり得ないんじゃないですか。私が代わって言ってこうか、公明党の議員に関しては(旧)統一教会とは関係ありませんって。何でわしが代わりに言わなあかんのやということですわ。何ででしょうね、これ、というお話。あとの会派の方は、返事をいただいております。民主党は、市会議員さんについては関係ありませんと。減税日本とか、それから共産党さんも関係ありませんというふうに返事をちゃんといただいております。

 ということでございまして、人生疲れますわ、本当によ。名古屋の市会議員さんも(報酬が)1,455万か、手当を入れると2,000万ぐらいありますけど、税金で毎年支出されているということになると、やっぱり説明義務はどう考えてもありますよ、これは、どう考えても。私はこの写真に写っとるけど、別に誘われたからこういうふうに出ただけだとかね、いいじゃないですか、それはそれで、これは。だけど、説明しないと、一遍、3回目か何かで行ったときには、某市会議員さん、自民党の市会議員さんが出てござって、今、調査中ですと、言っていましたね。名前を言ってもええけど、あまり言うと疲れるで、やめときますわ。今、選挙中だで、あまりね、やりにくいで、これは。ということで、本当にね、お願いしますわ、議員さんというのはやっぱり立派な存在ですから、これ。年収、手当を入れて2,000万もあり、名古屋市民の税をどうするかとか、シティプランニングですね、都市計画をどうするかだとか、いろんなことを決める権限を持っていますので、やっぱり相当のオブリゲーションというか、自分は説明義務はあるんだと、市民の皆さんに向けて、やってもらわんと、そやから、河村さんもやっとれんと。酒飲まなやっとれんですわ、本当に、これ。というのを、つくづく感じておるということでございます。はい、ということでございます。

質疑応答

子どもの転落防止策を考えるプロジェクトチームについて

(記者)

 幹事社質問はございませんので、各社さんから市政一般に関する質問をお願いいたします。

(記者)

 冒頭におっしゃっていた、この転落事故のプロジェクトチームなんですけど、これ、どういう、皆さんの構成と担当課はどちらになりますでしょうか。

(市長)

 今のところ、住宅都市局が、一応、中心になってということで、全部網羅して動いているかどうか分からんけど、子青局(子ども青少年局)とか、はい、はいはい。一応、スポーツ市民局、子ども青少年局、住宅都市局が事務局で、それから教育委員会ということで、それぞれ課長級で構成すると。で、4月にプロジェクトチームの立ち上げということで、この間、打合わせ会は一遍行いましたけど。

(記者)

 まだ立ち上がっていないという理解でいいですかね。一度、だから、そういう事前の、ならした後で、正式に立ち上がるというのは、まだ初会合とかというのはまだ。

(市長)

 初会合はやっていません。

(記者)

 基本的に、外部の方呼んだりとかする予定なんでしょうか。

(市長)

 それはやらないかんでしょう、建築の専門家とか、子どもの事故の。NPOなんかあるみたいな感じも聞いておりますけどね、子どもの事故を防止するような。

(記者)

 そういう人たちもメンバーになる可能性があるということですか

(市長)

 マスクしとるで、分かりゃせんが、何を言っておるか。

(記者)

 分からないですよね。プロジェクトチームのメンバーにそのNPOの人が入ってくることがあるんですか。

(市長)

 それはこれからですけど、僕は入ってもらってええんじゃないかと、役人ばっかりではよ、信用がないで、本当に。

(記者)

 これ、どこに聞けばいいですか、(担当)課は。

(市長)

 一応、住都(住宅都市局)です。

(記者)

 住都(住宅都市局)のどちらさんに。

(市長)

 そこにおる方が、ちょっと名乗りゃあ、せっかくだで。

(記者)

 総務課に聞けばいいですか。

(当局)

 住宅都市局の建築指導課です。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

 関連で、このプロジェクトチームは最終的に何を目指すというか、例えば予算づけで、いついつの議会までにこういう何か予算をつけるとか、どういった最終的な目標を目指しているんでしょうか。

(市長)

 当然、そういうのは、全額補助なのか半分補助なのか分かりませんけど、どういう仕組みがあるかということをまず調べないかんですけど、当然、それも入っております。

 僕は繰り返しますけど、先ほど言ったけど、皆さん、ご承知だと思うけど、児童相談所のね、3階から転落して亡くなっちゃった子がいますんで、だから一般的なマンションで、その鍵を上部につけて、それが外せんようにするというのもそうだけど、児童相談所とか学校とかね、そういう危険性が身近にあるところを特に、そういうところはやっぱり別個に、きちっとこの際、議論していかなあかんと言っておるんだけど。こないだ言いましたけど、縦割りになっておりますんで、一般的にいうと教育委員会になるわけですわ。そんなこと関係ないでって、子どもの命にということで、僕は両方やるべきだと思いますけど。ちょうど3階から落下したケースが続いておりました、これ。学校とか児相で、ちょうど。一人は亡くなられて、それから一人の子は未遂ですけど。未遂といって、結果は生じています。ただ、命は助かったということですけど。こないだの交差点でのね、事故を防止するということも、予算までつけまして、相当きちっとやりますから、大体同じような感じですね。同じような感じで、こういう落下防止もきちっとやっていこうというふうに思いますね。ええことじゃないですか、誰もほめてくれんけど。

レインボープールについて

(記者)

 すみません、アジア大会の水泳競技場が東京に移るということについて、名古屋から東京に移ることについて、市長、どうお考えですか。

(市長)

 今、聞こえましたけど、テレビ、聞こえとらんか分からんで、マスクしとるで。あまり言うとうっとうしいか。

 いや、これはね、シアリアス・プロブレムですわ、重要な問題ですわ。私も関係者から指摘を受けまして、やっぱりプールの深さだけじゃなくて、横の幅も何かあったはずだけどな、そんなで、これをせなあかんということで、一応、書いたところによりますと、そちらが言うのは、今、調整中で、名古屋はレインボープール、あそこでやれるように調整しとるというのが役人の答弁ですけど、代わりにわしが言っておきますけど。

 わしは、これを一つのきっかけとして、国際標準の誰からも文句を言われん、ええプールを一個つくろみゃあと言っとる。財政危機って、うそだから、これ。で、名古屋の皆さんも、それ、ずっと市民の皆さんも使えるわけだし、すばらしいプールをつくりゃええがって、世界ナンバー1のプールが名古屋にあると。と、わし、言っとるが、こないだから。どうなったんや、あれ、無視か。

(当局)

 今、水泳のですね、競泳と飛び込みにつきましては、あそこ(レインボープール)のプールで仮決定されておりますので、私ども準備をしています。大会コンセプトで。

(市長)

 何を言っとるか分からへんわ、マスクしとるで。早口で、特に言いにくいことを早口で言うもんでよ。

(当局)

 失礼しました。事務的な補足だけ、恐縮です、アジア大会の競泳と飛び込みですね、会場が、レインボープールで仮決定されていまして、いろいろな、OCA(アジア・オリンピック評議会)等と調整していますけども、名古屋市としてはあそこで開催される前提で、様々な準備をしていますので、今も一生懸命準備している状況ですので、よろしくお願いしたいと思います。

(市長)

 それが一応、役所としてのあれですけど、大変厳しいご指摘だったんです、直接聞きましたけど、プールについては。なら、つくろうみゃあ、ええものを、世界最高のプールを、名古屋に。ええこったがや、な。何か重苦しい雰囲気で、マスクしとるで表情分からへんし。

(記者)

 その関係者からの厳しい指摘があったというのは、市長も伺ったという話でしたが、実際に、東京に移すという話を聞いているのかということと、もしそうなると、名古屋で水泳ができなくなるということだと思うんですけど、その場合は目玉競技の一つでもあると思うんですけど、市長ご自身は、やっぱりこの名古屋でやってほしいという思いがあるとか、そのあたり、二点、伺ってもよろしいですか。

(市長)

 厳しいご指摘は、あまり言ってかんことになっていますけど、名古屋で、当事者から英語ですけど、英語だもんで、どこまで正しく理解されとるか分からんけど、大変厳しいご指摘をいただいたと。だけど、東京でやるというのは、わしも知らんかったですね、これ。東京と具体的な話、オリンピックプールでしょう、これ、大抵。知らんかったですわ。

 そんなもん、そんな、水泳はメインの競技ですから、それと、それから後で残ることだでね、これ。選手村の場合はね、あと、いろいろきちっと使っていけるかどうかややこしい問題があるけど、水泳なんていうのは名古屋市民なり、別に名古屋市民に限らんけど、ここらの地域の人に喜んで使ってもらえるがね、ものすごいええのをつくれば。で、財政危機はうそですから、何べんも言っとるように。ほんだでわしゃ、本当に、またちょっと真剣に指示させていただいてもええけど、つくろうみゃあ言って、名古屋で。泣く子も黙るようなやつを、すげえプール。それは僕の意見ですよ、これはもう言ってあるんです、そうしようみゃあって言って。ちょうど言われたで、ええがやって、そういうのつくってちょうということじゃねえのと思っとるんだ、僕は。いかんですよ、東京行って、こんなばかな話が、情けにゃあ、ね。家康が聞いたら、怒るで。関係にゃあか。

子どもにかかわる施策の体制づくりについて

(記者)

 市長いいですか。今日から、子ども家庭庁が本格的に業務開始ということで、少子化対策とかですね、虐待とか貧困とか、教育全般含めて名古屋市がやろうとしている方向性とも合致してくると思うんですけど、一方でさっきの縦割り、別の話で縦割りということもありましたけど、受け皿というか、名古屋として、こういう子ども家庭庁というか、対応するというか、全般を網羅して横断的にやっていくような、そういう体制づくりみたいなことというのは、市長としてお考えは、どうお考えでしょうか。

(市長)

 こないだちょっと集まりまして、子ども青少年局、教育はあのときおらんかったか、おらんかったかな。それでね、国がやるで、対応する局を、ほかの都市でやっているところがあるそうですので、検討しようみゃあという、検討はスタートしとるけど、わしも文句ばっかり言っとったらいいわけじゃないけど、それは児童手当をどうするかこうするかとかね、保育園のお金をどうするかこうするかとかね、ああいうこともそれは重要ですけど、大変に、しかし本当の核は、それは子どもさんの自殺につながるようなね、それと発言をしない子どもさんたち、もう内申点で押さえつけられてまって、ええ子というかよ、社会的にやっぱりそういうことは言わないと、もう学校の中で、そこらをやっぱりどうしていくかということを一番コアに置かなあかんと思いますよ、わし。分かっとらんのじゃにゃあのかと、政治をやっとる人たちは。自分らで取り仕切っとるボンボンばっかが、そうでしょう。そう思わん、これ。

 わし、前、これ、実話で言うけども、フランスのランスのところと絵の交換があって、名古屋市の中学生が来てですね、それで言っとったのが、びっくりしてやったと、フランスの3人がものすごい元気だでって言って、言っていましたがね、これ、本当に。それで、ランスへ行って、ちょうどそのインタビューした子どもたちがおったもんで、向こうの人は日本人って、何かしゃべるときに考えながらというか、そういうことをしゃべるんじゃねえのかと、慣れてないねということは、本当に思ったと言っていましたので、もっと。

 高校入試やめなあかんぞ、ほんなで、こんなことばっかりやって。そっちに子ども局のね、そのためにどうしたらいいかというふうに、子どもの自立というか、明るく、楽しく。

市立小学校PTAからの寄附にかかる調査について

(記者)

 すみません、市長。PTAの寄附に関する調査について通知の締め切りがいったん先月でしたが、進捗を伺いたいのと、あと市長が呼びかけていた保護者からの情報提供というか、あったのかどうかというのを伺いたいです。

(市長)

 保護者からの情報提供はございました。ちょっと内容は言いにくいですけど、教育長には伝えてありますけど、やっぱりちょっと深刻だな、これ、下手しましたら。まだ、ものすごい網羅的じゃないですけど、何かPTAの皆さんにね、もっと大きいお金をですね、支出させとるんじゃないかということですわ。だで、きちっと調べるで、おれが。

 で、僕は子どもさんのことやら、それから医療なんかには1円も税金を惜しまないと、税金ばっかりじゃないけど、お金を惜しまないと言っとるんであって、僕は結構、深刻性を感じております。学校の持つ権力、これ。そちらのほう、そういうことをやらなあかんでしょう、子ども何とか庁(子ども家庭庁)。(子どもを)真ん中に置く、真ん中に置くって、何なんですか、それ、一体。監視社会でもつくるんかね、みんなで、本当に。

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