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令和5年3月20日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年2月26日

ページID:162185

報告事項

  • なごやハザードマップ防災ガイドブックの配布について
  • 名古屋城の木造天守復元に関する月山松の展示について
  • みどりが丘公園の樹林型合葬墓地について
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

会見動画

報告内容

なごやハザードマップ防災ガイドブックの配布について

(市長)

 はい。それでは、Good morningということでございまして、まずは、まあ、これはちょっと何か机の上に置いたりますけど、楽しみにしていただいて、皆さんにgreat presentでございまして、ええ。

 まず、「なごやハザードマップ防災ガイドブックの配布」について、ご報告をいたします。

 まあ、本市においては、伊勢湾台風、東海豪雨などの水害で大きな災害を経験してまいりました。まあ、近年は、自然災害が激甚化・頻発化しておりと。各地で大きな水害が発生しておりますと。南海トラフの発生確率も高まっておりまして、地震への備えが必要となっておりますと。

 まあしかし、これ、まあ何年も、ちょっとした大きい、震度4ぐらいの(地震)もないでね、これ。僕の経験からして。不思議な現象ですけど。

 こうした激甚化する自然災害の備えとして、命を守る行動や備えの重要性を改めて認識していただくために、ハザードマップを新しくし、「なごやハザードマップ防災ガイドブック」として、令和5年3月末を目途に、市民の皆さんへ順次配布しておりますと。

 特徴は3つということで、まああのう、全てのハザード、洪水、内水氾濫、高潮、地震、津波、ため池と。これ、あのう、名古屋の東部は意外と何にもにゃあようなふうだけど、ため池が多いというのは、どうもそうらしいですね、いつも。この間、行きましたら、皆さん、そう言っとった。

 だから、まあ、そういうのを、まあ全て網羅してあると。それから、日頃の備えなどを掲載した防災ガイドブックを冊子形式で新たに作成と。防災ガイドブックの裏表紙にポケットを設け、各種ハザードマップを差し込むことで1冊で保管することができる仕様になっとるということで、まあ、名古屋が日本で初めてというわけではないらしいですけど、まあこれがなかなか、わしもちょっと見ましたけど、まあ存外、これちゃんと置いといて、まあ、家族でみんなで、これ一遍ちょっとちゃんと読んでみると、いろいろですが、なるほどということも、まあ、分かると思います。

 (災害時に「いつ」「誰が」「どのように行動するか」を時間の流れに沿って考えていただくための)「マイ・タイムライン」の作成シートも同封しておりますので、ご活用をいただきたいということで、まあ、命を守るための地図ということでございますので、まああのう、避難行動等の検討をお願いしてゃあと思いますということでございます。

 まあ、地震というのか、あれですよね、ほんとは、まあ相当作っとりますけど、歴史的なやつがあると、なかなかほんとはええけどな。あのう、地形なんかは。災害は、まあ、繰り返しますんで、やっぱり歴史を学ぶのは、まあ単純ですけど、まあ、最近はあの東北の地震で、ようやってますわね、貞観の地震で、1,000年ぐらい前に実はあったと。この下には住むべからずというような、家を造るべからずというような記載があったと。意外と忘れますんでね、ええ、と思います。そのためには旧町名、旧地名が非常に重要だと。はよ旧町名の復活やろみゃあと言ってますけど、市役所、全然その気がにゃあもんだで、まあ、何なんだという感じですけどね。

名古屋城の木造天守復元に関する月山松の展示について

(市長)

 はい。で、次は、ここにあります、あのう、great presentですけど。これは何やと、これはということでございますが。たまには名古屋市も若干ええことを、ファンキーなことをやるということでございまして、これは、あのう、いつ取るだ。あっ、まず、ちょっと説明してから。

 名古屋城の復元のところは、まあ、木造でございますけど、まあ、木は切ってまったるわけです。ほんとの一部を除いて、まあ、全部切ったと言ってもええぐりゃあですけど。それは奥州市と。岩手県奥州市とあります。そのリンゴがまたどえりゃあうみゃあんですわ。これ、江刺りんごというんだけど。そこで、これは切ってきた、これは本物の松ですわ。で、一番できゃあやつは、この梁ですね。横たわっとる梁。これが何メーターだったかな。とにかく長さ16メーターの梁ということで。

 まああのう、竹中工務店の人が僕に言っとったけど、河村さん、まあ申し訳にゃあけど、日本では無理だわいって初め言っとったんです。これ、そんだけできゃあ。まあ、真っすぐの、で、松なんだわ、これね。ヒノキじゃないんですよ。松は、梁はええらしいんですわ。

 と言っとったやつが、まあ実は、そのう、岩手県奥州市のほうから、月山松という、月の山の松というところから連絡があって、使ってもらえんかという話があったということで、初め調査に行って。あのう、中がねえ、あのう、こう、すかすかに抜けてまう、300年も経つと、場合があるんでいって。で、調査しまして、が、きちっと、もう、ええ松ですいって。いうことが分かりまして、まああのう、私も、行ってまいりまして、そこに大谷さんが、この間、名古屋へ来るという情報をゲットしましたもんですから、これ。で、この切り株のところへ、これ、大谷さんのサインがしたりますので、ぜひ。これはなかなか、あのう非常にレア物といいますか。今をときめく大谷さんでございますので、ひとつぜひ、市民の皆さんも喜んでいただけるだろうと思います。

 今はマイアミのほうで練習されとると思いますけど、間違いなく名古屋の某場所において書いてもらったやつでございますので、それを皆さんに、ご披露しようと。で、名古屋の「ああ、あのときに、そうか」いって。あと1,000年後ぐりゃあにですね、1,000年前に大谷さんいう人が来てサインしたやつだわ、これいっていうことでございます。まあ、これはその一部ね。そん中の、その一部でございます。で、それ見えるきゃあ、横だで。じゃあ、それを。マジックではありませんで。マジックではありません。それでは、Here we go!ということで。

 はい、これが。はい。これが、まあ、その松でございまして、これ、樹齢ねえ、あのう、竹中さんが言ってまして、勘定したらしいけど、330あったいって。

 うん。これ、あのう、ずーっと。ものすごい詰まってますけど。うん。やっぱ寒いとこの松はですね。330ある。触るなと言ってますんで。これが、これがまあ大谷さんのサイン。17いうのは何でゃあ。17、背番号17?違うだろう?

 背番号17。背番号17。でこれ、日付が2023年3月4日ということでございまして。わしも頼むで、一遍会わさせてちょういって言ったんですけども、河村さんはいかん言われまして。

 なかなかガードがえりゃあんですけど。まあこれを頂けただけでも、まあ、名古屋市民の皆さんにというか、まあ、日本というか、今や世界ですけど、喜んでもらえるかなということでございます。

 ええかね。撮りましたかね。まあちょっと縦に立てようか。何人か来やええが。

 うん。やっぱり、それ、サービスせないかんでよう。ええか。ええかね。分かりますか。まっと立てないかんかね。まっと手前で、向こうへ。手前へ引かんと、向こうへぼたんと。おう、いかんぞ。ここ。重たいでほんとに。よいしょ、Here we go!

 一応きれいに、書いてあるでしょう。そういうことでございまして。はい、Thank you very much。はーい、ええか。

(記者)

 そのアクリル板みたいなやつは何ですかね。

(市長)

 これは何じゃあ、これ。割れ目があって。

(当局)

 割れてるとこは危ないので、カバーしてあるんです。

(市長)

 ああ、割れとるとこがね。うーん、なるほど。

 立派なもんで、これは、あのう、岩手県の奥州市ということでございます。そこで330年間、まあ育ってきた松をですね、まあ、いただけるいうことで。タダだにゃあですけど。タダではにゃあですよ。だけどまあ、あのう、僕がそのときに行きましたけど、これはあのう、報道陣、NHKがやってくれたような気がするけどね。あのう、行って切ってきたんですけどね。ええ。おのを入れるときに、河村さんが、「I’m sorry.I love you.」と。あれが良かったいって、あのう名古屋の、あのう古い、こういう木造建築やっとるとこの社長が言ってました。そういう気持ちで、この材木、木というものに接してもらうと違うわないって。

 だから330年。これ、行って、わりとね、古い、ちょっと公民館みたいなとこがありまして、ずっと、山ん中へ入ってかないかんで。そこでね、ようけの人が集まっとったな。40人ぐりゃあ集まっとったじゃにゃあかな。あのう、副知事さんも来てましたけどね。知事さん来れんかったけど。ほれから、そのときの、あのう市長さん、奥州市の市長さんも来ましたけど。それで、あのう、わしがすいませんねいって。ありがとうねいって言ったら、いやあ、300年の松を、真っすぐの松を大事にするいうのはどえりゃあ大変なんだよ言っとった。松食い虫もありますし。まあ、雷とか台風もありますでね。ええ。そん中で育ってきたやつだで、ぜひ名古屋で第二のふるさとということで、大事にしたってちょうでゃあという話でございまして、言っとられた。

 でも反対に非常にありがてゃあ言ってみえたですよ。ほんで、2本あってですね、そのときの。もう1本もあったんですけど、それは中がちょっともう、弱ってくらしいです、300年ぐらい経つと。ほんで、この間、倒れました、台風で、それが。ほんだで、日本に残っとる、まあ多分最大の、あのう、真っすぐの松ということが名古屋城のどこだったか、あれ使われるのが。

(当局)

 3階の床。

(市長)

 3階の。

(当局)

 はい。床を支える梁。

(市長)

 床を支える梁に。

(当局)

 はい。

(市長)

 使われる。よう見えるとこへ使わせていただきます。ええ。まあ、長い間、この岩手県のところでよう、まあ、ご苦労さま、お疲れさまでございましたいって。300年、330年間生きてきた松を使うということでございます。

 まあ、大谷さんも、これ、ありがてゃあもんで、まあ、ご活躍をということでございまして、これは、4月14日からですね、令和5年4月14日金曜日から5月7日まで、名古屋城本丸御殿の上御膳所にて、展示を行いますということです。4月14日金曜日から5月7日まで、名古屋城本丸御殿の上御膳所にて展示を行いますということでございまして、えー、ぜひ見に来てちょうでゃあと言うんだけど、ほんならおみゃあさん、ちょうど明日あるんでしょう、マイアミでメキシコ戦が。ほんだで、そのときにおみゃあさん、出してかないかんがや言うんだけど、まあ、今んとこ、何かケースを作ってどうのこうのいって言ってましたけどね。だろう?何か知らんけど。

(当局)

 展示のケースを作ってます。

(市長)

 展示のケースを作っとると。

(当局)

 上御膳所において、ちゃんと大切にしていくこの月山松の切り株につきまして、ケース等を作ってますので、そちらのほうの期間といたしまして4月14日からということにさせていただいております。

(市長)

 ええ。まあ、そういうことだそうですので。まあ、ほんとからすりゃ、市の職員が二、三十人来て持っとってもええんだけどね、これ。

 ほんなええ話はにゃあですよ、これ。ねえ。ちょうど今が、そのう、いろんな旬とよう言いますが、旬中の旬ですわ。ねえ。その将棋の藤井君もどえりゃあ強かった、昨日もそればっか見てましたけど。ほれだから、大谷さんもねえ。

 ちなみに、あのう、そこの奥州市のところ、あっ、ほんで、大谷さんは、これ、書いてまうときに、ちゃんと知ってますから。何でこんなとこに書くのか。自分のふるさとのベースとなった300年間、330年間大事にしてきた松を、今度、第二の、あのう、生まれ故郷としてですね、名古屋に今度は持ってくると。第二の故郷としてということでここに書いてもらうというのは、彼は、まあ、よく知って書いてくれたらしいですわ。ということでございますので。

 まあ、そんなことで、はよお城も造らないかんわな、これ。こういうことですから。全部国産材でお城ができるいうのは、すごいみたいですよ、これ。たしか奈良かあっちのほうの古いお寺で、やっぱり国産材でなくて外材使ったという話もありますわな、これ、たしか。ええ。あるんですけど、まあ名古屋は、まあ頑張って、(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号。何遍も言いますけど、(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号のお城は姫路城だにゃあんですわ。名古屋城なんですよ。昭和5年ですけど、ええ。まあ、それで造って、名古屋の宝にみんなしとったんだで、これ。

 まあ後で質問出るかどうか知らんけど、まあ、その、よう、10年かかるとかいうのは、まあやめてちょういって。俺、もう頼むで言っとんの。よう怒られてます、俺、名古屋の人に。河村さんいって。おみゃあさん、何考えとるんだいって。わしは死んでまうじゃにゃあかと、できる前に。ということでございますので、反対に、まあ、今度造ったら1,000年は大事にせないかん。法隆寺は1,300年生きてますので。あれもねえ、いろいろ議論があったんですけど、建ててすぐ、やっぱり火災で燃えたみたいですね。どうもほんとのようです。で、それから1,300年、再建してから。いうことでございますので、1,000年はもつんです、木というものは、これ。

 で、今の、僕が勉強したとこでは、法隆寺の65%の木が創建当時、まあ、一旦燃えたとしても、そのときのヒノキだというふうに、あのう、ある物に書いたりました。だから、この名古屋城ももちますし、まあ、大谷君と言ってはいかん、大谷さんのサインも、まあ、1,300年はもつんじゃないすか。ずーっと、これ。ちゃんと飾っといて。ねえ。大谷さんいうスーパースターが日本に現れたということでございますわ。で、バッティング法が変わったと。それまではダウンスイングということで、野球やるときに、こう、上からばしっと下へ打つというのがはやりでしたけど、大谷さんが出てくる前かどうか知らんが、今は、まあ、アッパースイングいうか、こう、ぶわーんと、あのう、下から振り上げるというふうに、まあ変わって、ええですわねえ。

 まあ、ということでございますので、ぜひお楽しみにということでございます。

みどりが丘公園の樹林型合葬式墓地について

(市長)

 はい。次には、「みどりが丘公園の樹木型(正しくは樹林型)合葬式墓地」ということでございます。

 まあ、これもまた人生の、結構お墓でねえ、なかなかお守りするのも大変だもんだで、これが墓じみゃあというやつで、結構ようけ金がかかるということでですね、お墓がお寺ん中にそのままなっちゃってというんで困ってみえる方もようけみえるんですわ。だでまあ、あのう、名古屋が初めてではありませんけど、名古屋市営の墓地では初めてとなる樹木型(正しくは樹林型)合葬式墓地の。

(当局)

 樹林型です。

(市長)

 おっ?

(当局)

 樹林型です。

(市長)

 あっ、樹林型。何だ言った、樹林型って言わなんだか、俺。

(当局)

 樹木型。

(市長)

 あっ、樹木型言ったか、俺。どうも失礼いたしました。

 樹林型合葬式墓地の募集を開始いたします。まあ、従来の墓石を造る場合と違いまして、遺骨を共同または個別で埋蔵する管理や、承継が不要な墓地ということになります。シダレザクラやサルスベリ、ウメなどの複数の樹木を墓標として、その下に、遺骨を埋蔵するものでございます。

 まあ、あのう、2つ方法がありまして、共同型ということで、まあ、遺骨をざっと皆さんで一緒にしてやるやつ。ほれからまあ、20年間、遺骨を個別に埋蔵した後に共同埋蔵する個別埋蔵型の2種類からお選びいただくことができます。

 ほんで、令和5年度は上期と下期の2回募集と。上期募集は、市内在住者を対象に、5月13日土曜日から6月12日月曜日まで受付を行います。11月1日からお墓をお使いいただけるようになります。

 なお、下期募集は、市外在住者を含めまして、令和5年秋に受付を予定しております。

 4月3日から募集の案内を開始するとともに、4月28日からは現地説明会も、開催いたします。詳しくお知りになりたい方は、みどりが丘公園会館、電話番号052-876-9877、052-876-9877まで電話でお申し込みください。

 新たなニーズにお応えするお墓ですので、生前の申込みも可能となっておりますと。これは当たり前だ。死んでからは自分でできんよ。

 何を書いとるんだと。まあ、遺族がということですけど。そんなこと当たり前のことでですね、あのう、まだ、おじいちゃん、おばあちゃん生きとるがやいうときでも、まあ、結構でございますので、ぜひお申込みをいただきてゃあと思います。

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

(市長)

 はい。それから、まあ、コロナのお話でございます。

 まあ、コロナの発生状況ですけど、昨日までの1週間で、新規患者が合計875名。先週は新たに1名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 昨日の発表時点で、名古屋市内の医療機関における入院者数は86名ということで、大分減ってきましたね、これ。自宅療養者は804名となっております。

 まああのう、減ってはきましたが、皆さんもテレビや報道等で、まあ、よう見とられると思いますけど、まあ、いろんな行事なんかありますけど、まああのう、相変わらず、まあ、どんちゃん騒ぎなんかは、まあ、考えていただいて、まあ、いろんな基本的な対策については、お願いをしてゃあと思います。

 まあ、しかし、あっ、マスクがあるね。マスクの着用は、先週13日から、個人の主体的な判断。もともと個人の判断だったんですけどね、これ、ほんとは。だけど、まあ、みんなはめるいうことになってきてまったもんだで。ということでございますけど、まあ、個人の判断でということでございますが。まあ、僕はまあ、前言ったら、それだけで、まあ、ご批判というか何か分かりませんけど、まあ、自然免疫いうのは人間はありますんで、これは。そちらをひとつ強化していただくということも、まあ、忘れんようにと。まあ、それは原則だで、人間生きてく上において。

 まあ、ワクチンとか薬とか、まあ、そういうのも、まあ、医療的な治療も重要ですけど、ぜひひとつ、まあ、お元気に、朗らかにお暮らしをいただきてゃあと思っとります。

新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

(市長)

 それから、ワクチン。ワクチンは、接種費用も自己負担なし。接種費用の自己負担なしで接種を受けられる現行の特例臨時接種の実施期間は1年延長されることになったということでございますが。まあ、今、聞いとりましたけど、ワクチンそのものは、まあ、こうやって1年、まあ、無料になるようですけど、そのための医療的な、何だったあれ。手当じゃにゃあけど。

(当局)

 今のところ、特段の事情がない限り、5月8日から5類に変わります。

 5類に変わったときの医療費、個人がかかられたときの医療費について、抗ウイルス剤といって、パキロビッドとかゾコーバというお薬は当面無料が続きますけれど、ほかの医療費、検査費などは自己負担になるよということをお話しさせていただきました。

(市長)

 ああ、体温を測ったときに、どんだけあったかとかいうことの。

(当局)

 かかった人について。ワクチンの接種は健康な人がやりますので、これからも無料が1年間続きます。

(市長)

 はい、はい、はい。なるほど。

(当局)

 はい。よろしいでしょうか。

(市長)

 まあ、そういうことでございます。

 ワクチンの接種の状況ですけど、オミクロン株対応ワクチンの接種を終えた方は86万5,785名と。12歳以上の人口に対する割合で41.8%ということでございます。

 大規模接種会場についてでございますが、現在実施している大規模接種会場のサンシャインサカエ会場の接種は、今週末の3月26日日曜日をもって終了となります。開設時間は、24日金曜日と25日土曜日は午後1時から午後8時まで。26日日曜日は午前10時から午後5時までと。

 予約なし接種は、24日金曜日、25日土曜日は午後2時から午後7時、最終日26日は午前11時から午後4時までということでございます。

 大規模接種のご希望の方は、今週末の金(曜日)、土(曜日)、日(曜日)が最後となりますので、ご注意をください。

 また、市内約1,100か所の個別接種医療機関におけるワクチン接種は引き続き実施しておりますので、今後、ワクチン接種を希望される方は、お近くの医療機関での接種をご検討くださいと。

 子どもの方へのオミクロン株対応ワクチンによる接種についてです。

 3月8日に省令が改正されまして、5歳から11歳までの子どもさんに対しても、小児用オミクロン株対応ワクチンの接種が可能となりました。

 追加接種として、従来型ワクチンで初回接種を完了したお子様が対象で、前回の接種から3か月以上の間隔を空けて、接種をするということでございますが、これはまあ、どのぐりゃあやっとんの言ったら、16.3%ですね。で、2万1,739名ということでございます。まあ、割と多くの方が慎重に考えられとるということなんで、まあ、私からすりゃあ、大変よかったんでにゃあかと、私からすりゃあね。とは思っとります。

 これに伴いまして、本市では3月22日から対象の医療機関での接種を順次開始します。今後、対象となる方へ3月31日金曜日以降に案内はがきを送付し、保護者の方の、何遍も言っとりますけど、申請に基づきまして接種時期を迎えた方から順次接種券を送付するということでございます。

 これは、まあ結構、こういうふうにワンクッションを置いて、打ちますよと、打ちてゃあよという意思表示を確認してから接種券を送るいうのは、まあ、あのう、割と市町村ではあるんですが、大都市は、これはにゃあんでにゃあの、これ、まだ。でにゃあかな。

(当局)

 政令指定都市で申し上げますと、他の自治体でこういったやり方をしている自治体は私も承知をしていませんが、ただ、県内の自治体で、5歳から11歳でこういった申請方式を取っているところが幾つかございます。また、それよりももっと下の世代、生後6か月から4歳までの方については、かなりの多くの自治体が、県内の自治体がこの申請方式を取っているというふうに私ども承知をしております。

(市長)

 ということでございます。まああのう、元気なお子さんは、まあ、慎重に考えてったほうがええと。まあ、ちょっと強い型のワクチンだもんですから、メッセンジャーRNAというのは。まあ、大相撲でも懸賞で宣伝が出てきますわ。びっくりこきましたけどね。このメッセンジャーRNAというやつはね。ほんで、まあ、子どもさんは将来もありますし、まあ、丁寧に慎重に考えられたらどうかなというふうに思っております。

 いうことでございますので、まず、案内はがきが来ましたら、ぜひ、まあ、子どもさん本人もそうですけど、ご家庭で、ようご検討をくださいということです。

 案内はがき送付前でも接種券の発行を希望される方については、市ウェブサイト専用ホームで受付を行っていますので、その方は、申請を行ってください。

 次に、名古屋市で全国に先駆けて開設しているワクチン接種後の長期的な副反応相談窓口についてでありますと。これは毎週出しとりますけど、これはまあ、ほんとに全国に先駆けてやったという。2,120件の相談を受けておりますが。どこにあった。あっ、ここで、相談件数。これは、あのう、プロのナースさんが、対応しますんで、ぜひ電話していただいて、そのうち1,010件。まあ1,000、2,000、要は、まあ、超えてきましたけど。まあ、1年ほどかかりましたけどね。に、協力医療機関をご案内しとります。

 で、長期的な副反応にお困りになる、私もこの間、ある方に、まあ、女性の方ですけど、会って、まあ、話は聞きましたけど、まあ、なかなかやっぱり相当寝込んで大変だったようですね、これ。訳が分からんということで。まあ、僕は、まあ、この後、どうなったかはもうちょっと後に、来週ですかね、に、またご報告をここでさしていただくつもりですけど、こういうことをちゃんとやっとれば、サリドマイドでも、あのう、エイズでもですね、ああいう薬害のワクチンの話があったときに、早くいろんな対応ができたんでにゃあかなと思いますね、やっぱ。うん。

 任意と言っとりますけど、まあ、実質上、まあ、強制的なようなもんですからいうことでは言っとりますんで、ぜひ、あのう、お電話をここへ。2つ書いたりますけど、お電話をいただきたいと思います。

 これは初めてなんですね、これ、ほんとに。何と、このぐらいのことやって当たり前だと思うと思うんだけど、日本で初めてのようです、これは。

 電話番号はここに書いたりますように、090-1886-6370と090-1886-6380ということでございまして、お悩みの方はぜひお電話をくださいということです。

 ほれから、新型コロナウイルスワクチン接種に係る名古屋市健康被害救済申請支援制度の受付開始でございます。

 これは、まああのう、こういう被害救済制度がありまして、国の予防接種健康被害救済制度を申請される市民の皆さんに対して、国への申請を支援する本市独自の支援制度を令和5年4月1日からスタートします。

 この支援制度では、国の健康被害救済制度を申請する際、医療費自己負担分の4分の3と診断書やカルテなどに関わる文書費用を支援する制度となっております。

 ただし、愛知県の見舞金制度により給付を受けることが可能な場合は、その額を除かせていただきます。

 これは、まあ、この文書費用を私も、まあ、苦しんでおられる方に会って話したら、これ、何か、この文書が大変みたいですね、これ、ほんとに。それだけで、まあ、えらい手間でお金もかかるということでございまして、まあ、それの支援するということで。まあどうも、泉大津市ってありますけど、これ、南出さんという市長さんがおって、非常に、まあ、こういうことで、あのう、どういうか、患者寄りのというか、市民寄りの立場をやってみえるんだけど、まあ、そこと大体まあ、あのう、名古屋は同レベルということでございまして、まあ、見舞金も出させていただいとるのは名古屋だけでにゃあかということでございます。まああのう、ぜひまず、これは一番最初の各区の保健センターか。保健センターいうことは昔の保健所ですか。ええ。昔の保健所まで連絡いただいて、ええ、遠慮なしにご相談をいただきたいと思います。

 まああのう、何遍も言いますけど、任意ということになっとりますけど、事実上、まあ、国か県か何か知りませんけど、NHKか何か知りませんけど、ワクチン打たないかんような、実際そういう雰囲気でやってまいりましたので、まあ、何かおかしいときには、やっぱり、あのう、まあ、先頭立って、行政、名古屋市が皆さんの相談に当たって救済するという気持ちでやらさせていただいとります。

 ということでございまして、まああのう、繰り返しになりますけど、ぜひ、ワクチン打ったか打たんか、おみゃあ何だとか、そういう、まあ、人権侵害にならんようにですね、ご注意をいただきてゃあというふうに思います。

 ということで、以上でございます。

質疑応答

名古屋城天守木造化について

(記者)

 名古屋城天守木造化についてですが、今年度末を目指して基本計画を策定中だと思います。大方の内容は既に明らかになってきていると思うんですけれども、どのように評価をされていらっしゃいますでしょうか。

 また、その中で石垣の保全ですとか基礎構造、バリアフリーと大きな課題である3つというのは、いずれも課題を残すような形になっていますけれども、どのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

 2点、お願いします。

(市長)

 お城のほうですけど、先ほども言いましたけど、まあ、私も若づくりにしとるけど、74(歳)だもんだでよう、これ。ほんで、名古屋の人にとってすりゃあ、まあこれ、宝なわけですよ、名古屋のお城いうのは。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号だったということで、名古屋の誇りだったわけです。千六百十、できたのは4年か5年か。2年から建てかけたと思いますけど。まあすぐ家康さんでNHKやるんだにゃあか、これ、大抵。お城を造るとこを。ええ、作業を。お城を造って、まああのう、記録はにゃあでいかんけど、大抵上に上がったと思いますよ、私は。一応造った人だで。ええ。で、ほれから大坂の夏の陣行きまして、で、豊臣家を、まあ、滅ぼしてまってですね、で、ほれから、まあ、わずか何年だったかな、1年か2年で、まあ、家康さん亡くなるということでございます。まあ、そういう名古屋の宝ということでね、まあ、とにかくはよ造ってちょういって。死んでまうでにゃあかという話が何軒からも聞いとります、わしは、ええ。

 だで、まあこの間、某新聞にですね、そのう、最短で、木造天守の完成の目安が最短で2032年いうと、あと10年もあるもんだで、これ。ほれはやめてちょういうことで、わしは文化庁さんにも、まあ、これはやっぱり私も市民の声を届けるのが仕事だもんで、これ、わしの、決定的な、これは。まあ、文化庁にも届けて、丁寧にやるのは丁寧にやりますけど、ええ。あのう、お届けに上がりてゃあと思っとります。

 でまあ、この今の10年後の話であるけども、まああのう、わしもこれ知りませんでして、この、この話は。ほれから、松雄副市長も知らなかったということでございまして、ええ。まああのう、市としての、あのう、確定した意見ではにゃあということは、まあ、断言しておきてゃあと思います。

 まああのう、これで、(3月)24日には、まあ全体整備計画、全体整備検討会議ということで、最終的な取りまとめを、まああのう、有識者の皆さんと一緒にお願いするという、まあ、スケジュールになっとりまして、まずあと、しかし、あのう、石垣の内側のことと、ほれから建物、天守の下の構造とかいうのは、一旦(現天守閣を)壊さないと分からんもんで、これ。7,000トンぐらいあると言われとりますけど、このコンクリートの天守は。だから、早く許可をもらって、でまた、そこでどういうふうにしてくかということは、まあ、議論がこれ残るのはやむを得んのです、それは分からんですから、これ内部になっちゃっとって。という状況でございまして。まあ、一刻もはよう、名古屋の宝、日本の宝、世界の宝をここに蘇らせると。と同時に、この大谷君の、大谷さんのサインもですね、これもまあ、あのう、ちょっと横に置くということで、みんなに見てもらえるということでございます。はい。

 あと何か言ったかね。何だった、何か言ったな。忘れてまったな。

(記者)

 じゃあ、ちょっとすみません。特に石垣保存については、先週金曜日の石垣(・埋蔵)文化財部会で、この状況だと了承できないと。さらなる議論が必要であると有識者の先生方からご意見が出たかと思うんですけど、その状況で、今週の金曜日に最終的な取りまとめという扱いに市としてはする方向で考えているんでしょうか。

(市長)

 まあ、あのう。

(当局)

 手続については私のほうから。

 いろいろご心配おかけしておりまして、すみません。先週の石垣・埋蔵文化財部会で厳しいご意見をいただき、ご指摘をいただいております。これまで石垣・埋蔵文化財部会におきましては、いろいろご指導をいただきまして調査等を進めてまいりました。今回、先週の金曜日に石垣・埋蔵文化財部会におきまして、我々のほうが提出いたしましたものは、石垣保存方針ですね、石垣保存方針という形で、これまでやってきました調査、そういったものをまとめる形で提出しましたが、石垣(・埋蔵文化財)部会のほうからは、文化庁へ提出するにあたっては、まだ合格できるような状態ではないということで、ご心配と、今後、しっかり議論をした上で、それをまとめて文化庁のほうに提出するようにしたいということで我々は思っておりますので、今回、(3月)24日に全体整備検討会議にお諮りする資料につきましては、その石垣・埋蔵文化財部会の場でも説明をさせていただきましたが、今回のもの以前のもの、既に出したものがありますので、それで一旦は提出すると。で、それ以降、石垣・埋蔵文化財部会のご指摘踏まえまして、合格点になるように、石垣・埋蔵文化財部会の先生方にしっかりご相談・ご指導いただきまして、それを整えていきたいというふうに思っております。

(市長)

 はい。ということです。

木曽川導水路について

(記者)

 分かりました。ありがとうございます。

 あと、木曽川導水路について、2点目伺います。

 従来、市民のご意見を賛否両方聞く集会のようなものを開くというふうに表明されてきましたけれども、いつ頃開く予定なんでしょうか。もう大体めどは立っているのでしょうか。

 また、あと、先日に国にご提案書は持っていかれたと思うんですが、それ以外、各県ですとか、あと自治体との折衝案の進捗状況をご説明ください。お願いします。

(市長)

 意見交換会は4月か5月というふうに、もう前から、あのう、そう言ったりまして、開くつもりでおります。ええアイデアがあったら、それはそれで採用しますよ。ということです。

 ほれから、まあ、国、ほれから3県ですね、愛知県、岐阜県、三重県へは、報告しておりまして、3県との調整も必要に応じて進めていくということでございます。

 まあ、そういうことですわ。はい。

護憲集会の後援について

(記者)

 ちょっと別件なんですけども、先週金曜日、ちょっと記者会見がありまして、5月3日の憲法集会、いつも名古屋市公会堂で、弁護士の皆さんとかの愛知憲法会議ですかね、で、護憲集会やってたんですけども、ずっと50年近く名古屋市が後援されてたんですが、今年はもう後援しないという決定をされたということで記者会見がありました。例年、文書で済んでいたものが、議事録と動画の提出を、昨年の集会の内容を知りたいということで求められて、それを主催者側が拒否したことがあったんですけれども、何か方針が転換された理由を改めてお聞きできればと思います。

(市長)

 はい。あのう、あれは後援と、名古屋市。後援ということは応援するということですわね。だから、その場合は、政治的な中立性を保ってくれというのは、後援の場合の要件になっとります。まあ、当たり前ですわね、これは。別に表現の自由は関係ないんですわ。後援がなかったら、どうぞご自由にやっていただけりゃええわけだから、これ。うん。検閲だとか、ああいう議論というのは包括的に禁止する場合でして、トリエンナーレでもそうだけど、あれ、なぜ僕が怒っとるかいったら、税金を使ってですね、名古屋市や愛知県、主催であることは間違いないですわ。まあ、裁判所が変なこと言ってますけど、あれ。実行委員会だから、何か任意団体であるかのようなことを言ってますけど、それは違っとって。で、今回も、あのう、名古屋市が後援する以上は、これ、一定の政治思想を応援するいうのはおかしいですからね、これ。憲法15条第2項に書いたりますから、全体の奉仕者と、公務員は。ということですので、名古屋市からすると、まあ、一定の資料ですね、政治的中立性が保たれとるかどうかを要求したところ、それが出なかったということで、ちょっとご遠慮いただいたということで、私は、至極真っ当な、考え方だし、まあ、前回最高裁で、あのう、判決出ましたけど、金沢で、そのう、庁舎の外の広場いうか、敷地内の庁舎の外ですけど、そこのところで集会をやろうとしたという場合にですね、やっぱ最高裁は、それはやっぱり役所が応援したいうように見えるじゃないかと、これ、その思想をですね。だから、そういうものは、あのう、自由にやらせてくれというわけにはいきませんよということで、これは最高裁判所がまだこの間ですよ、まだ1か月かそこらですかね、まあ、確定しとりますよね。うん。だから、まあ、おんなじような思想ですね、おんなじような。

 だから、別にどっか自分で、ほんとに、あのう、パブリックフォーラムといいますけど、みんながいろんなとこを使えると。まあ例えば、あそこですと、中区役所の上の、まあ、えー、展示スペースがありますわね。ああいうとこでやられるなら、それはまあ、あのう、どうぞというか、表現の自由な話ですけど。やっぱり役所がやったと思われると。後援の場合は、役所がやったと思われるどころか、役所が推薦するんですから、後援というのは。それは政治的な中立性は守ってもらわんと、逆の人たちはどうなるんですかな、ほんなら、これ。という話ですわ。ということです。

(記者)

 分かりました。

 ただ、長年、今のご主張はずっと多分普遍的にあるとは思うんですけども、自治体が応援するというのは。ただ長年後援をしてたという事実はあるわけで、やはりその方針転換が突然あったというふうな受け止めをしたんですけども、長年じゃあ後援してたという理由はそもそも何だったんでしょうかね。

(市長)

 そっちはわし、知らんのだわ、ほんとに。申し訳にゃあけど。知らん河村がばかだがやと言われやそうか分からんけど。これはしかし、これは、やっぱりトリエンナーレでこんだけ文句言っとるんですから、わしも。ええ。税金で名古屋市や愛知県、主催でないと、公共事業でにゃあと言ってますから、まあめちゃくちゃで、誰が考えたって、まあ、愛知県の事業ですわ、あれは。名古屋市もそれも会長代行ですけど、そういう場合は、それは政治的中立を守ってもらわんと、これ。そうでない人たちの表現の自由はどうなるんですか、これ一体。その効果はすごいですからね、これ。それ最高裁で、金沢の事例で最高裁はっきり言ってますがね、それ。うん。金沢市が応援したいうようになっちゃうと。その特定の政治思想を。

 ということで、もし今までそういうふうでええ加減にやっとったとすれば、それは僕は間違っとると思いますよ、それは。ええ。

(記者)

 分かりました。ありがとうございました。

(市長)

 ええ。

名古屋城天守木造化について

(記者)

 ちょっと名古屋城の話に戻るんですが、先ほど細かい点についてご担当の主幹からご説明あったと思うんですが、もともとこの3月末で基本計画取りまとめるというふうに我々話伺ってた、委員会とかでも伺ってたと思うんですが、一方で、この石垣(・埋蔵文化財)部会の話はちょっと、少なくとも3月24日までにまとまらなそうなふうに我々、私、受け止めてるんですが。

 もちろんスケジュールありきではないと思いますが、24日に完全のというか、ある程度の形が石垣についてはまだ、特に穴蔵石垣を反映されない形で出てくることについて、何かスケジュールのことについて、どんなふうに市長ご自身はお考えですかね。

(市長)

 私は、まあ、NHKテレビ見てびっくりこきましたわ。がっくりきたわ、正直に。正直に言わないかんで、物事は、これ、ほんとに、もう74(歳)にもなってですね。よーけの皆さんが待っとるもん、名古屋城ができるのを、これ。まあ頼むわいうの。この市民の期待というのも、まあぜひ、石垣(・埋蔵文化財)部会の方は分かってみえると思うけど、ほれから文化庁本庁もそうですけど、やっぱり地元の市民というか、国民というか、住民というか、気持ち。うん。これは分かってほしいんですよ。

 だで、石垣というのは非常に難しいものであるということは実際なわけですよ、これは。非常に難しい。決まった、その、決まった石でもブロックに切ってですね、そういうものならまだええですけど、その自然石を順番に積んでくわけだから、これがどういうふうに構造的に危ないのか、そのままいけるかちゅうのは非常に難しくて、単一的なこうだという理論はないと聞いとりますわね、わし。

 で、そん中から出てきたのが、まあ、定点観測をして、石にですね。そこから一定の距離のとこからそれを見て、上下左右、それが移動しとるかどうかというふうに見て、それが移動してなければ、仮にそれがはらみがあったとしても、それは安定しとると、に考えるということに、僕が勉強したとこではそうです。

 それから、石そのものの構造耐力、これも、そのものでは測ってはいけないと書いたりますね、これ、本には。なぜかといったら、コンクリートブロックだとか、あのう、ああいうのと違って、石をほんとにどこまでやると壊れるかどうか、実際どっか取ってですね、実際それに圧力をかけられたら、ばらばらになって壊れちゃうますわ。そのときに、もう復元できませんので、これ、ええ。だから、そういう大変な困難もあるということは分かっとりますけど、そん中では、まあ、最善の努力をしましてですね、これ、ええ。丁寧な上にも丁寧に、まあ、専門家の皆さんのご議論を経て、まあ、文化庁に持ってくということだで、まあぜひ、そういう名古屋市民の期待というのは、やっぱりねえ。

 あのう、イコモス(国際記念物遺跡会議)の方だったか、何か言ってましたよ。やっぱり住んどる住民の気持ちっていうのはものすごいでかいよいって、文化の在り方において。とわしは思うんだけどな。だで、まあ、はよ造ってちょうでゃあと。何とかね、精いっぱいの努力はさせていただきますけど、これ。という感じですけど。

(記者)

 石垣の保存とかの議論、非常に難しくて時間かかるというのは、部会見てていてもすごく分かったんですが、一方で、市民の方からすると、市長、従前からおっしゃっているように、もう亡くなっちゃうから早く建ててくれと言っている人はかなりいる中で、これまでに何度か期限というのを設けられて説明されてきたわけで、名古屋市のリーダーとして河村市長いらっしゃるわけですが、今回、3月少し越えたらすぐ決まるのかも分からないし、そんなに、どれぐらい時間これからかかるのか分からないのですが、一旦この3月末というところまでにその石垣がまとまらないことについては、市長ご自身は、市民に対して何か、どんな気持ちを抱いていらっしゃるかというか。要は、職員とか担当者がこう言ってまとまらないとか、有識者が話がまとまらないとかというんじゃなくて、名古屋市のリーダーとして、市長は、この事業がこの3月末で石垣の部分がまとまらないということについて、市民に対してどんなふうに説明したいかというのは。

(市長)

 まあ、まあ、言っていきますけど。まあとにかく、名古屋市のリーダーだいっておだててもらいましたけど、そんなリーダーというような立派な存在じゃありませんけど、ええ。だけどまあ、こうやって800万の給料で頑張らさせてもらっとるということからすりゃあ、まあ、申し訳にゃあと。ほんとに市民の、一刻もはよう造って、ぜひ死ぬ前に一遍上へ上がらせてちょうと。ないし上がらんでもええけど、いよいよ本物ができたのかと、これ。日本で初めて、世界で初めてですわね。こんな図面も完璧に残っとるやつ。それと、この大谷さんの松もありますけど、全部国産材でやるということについて、その期待に、まあ、一刻もはよ応えてゃあんだけど、そうならんことには、まあ、そりゃあ、わしは申し訳にゃあの一語ですわ。だで、この記者会見を通じて、有識者の皆さん、そしてまた文化庁にも、ぜひそういう名古屋人の、名古屋の人々の期待というやつはぜひ理解してほしいと。と思います。まあ、それ以上言ええせんもん、わしは、これは。ええ。ということですわ。何だった?どうぞ。

(当局)

 すみません、たびたび。名古屋城です。

 今回は、今週ですね、水曜日に天守閣部会、金曜日に全体整備検討会議を予定しております。その中に我々のほうで今の状態のものを資料として提出するわけですが、恐らくその中でも有識者のほうからご指摘があるかと思います。ですので、我々はそこの部分についてはしっかり加除修正をしていきたいというふうに思っておりまして、年度末にその検討結果ということで取りまとめはします。ただ、バリアフリーだとか、あるいは今回の石垣の保存方針、そういったものは引き続きやっていく必要があるかと思っております。

 ただ、石垣(・埋蔵文化財)部会につきましては、先ほども説明させていただいたように、非常に名古屋市に対して協力的で、心配していただいているところがありますので、早急にご指導を賜りながら、その部分は整えていきたいということなので、できるだけ早くその計画をまとめますし、できるだけ早く木造復元を実現していきたいというふうな思いで取り組んでおりますので、ご理解をお願いいたします。

(市長)

 まああのう、現在の技術においては、石垣をどういうふうに保っていくかということについては、世界最高の水準の技術をもって、あのう、調査・対応に当たらせていただいとると、こういって断言してもええだろう、これ。そういうことに。

(当局)

 日本を代表する有識者が来ていただいておりますので。

(市長)

 有識者も日本を代表する人が入ってもらっとるし、ほれから、いろいろな意味で、科学的ないろんなもんとかですね、それも、まあ最高の、まあ、医療でいや、治療方針ですわね、医療でいえば。まあ、そういう対応をさせていただいて、名古屋市民の皆さんの、まあ、夢というか、希望というのか、に応えようとしとると、わしは。ええ。日本国民全体もそうですよ。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号だったんだから、これ。ええ。

 まあ、外国人が見たらびっくりするんじゃないすかね。戦争で燃えてまったやつが、こんなふうに、昔のまんまに戻るんですかいって。これ、燃えちゃったやつが。と思いますよ、これ。でしょう。大谷さんのサインもあるし。

市立小学校におけるPTAからの物品等の寄附について

(記者)

 私たち取材しているPTAの問題について、ちょっと伺いたいんですけれども。

 市長、さっきおっしゃったワクチンと同じように、PTAも任意といいながら強制みたいな問題もあるようなんですけれども、名古屋市立の小中学校で、本来しなければいけない市教委(市教育委員会)との調整をしないでPTAさんからたくさんの寄附を受けているということが分かりました。教育委員会は、まず調査するというふうにおっしゃっていますけれども、市長としての受け止めをお願いします。

(市長)

 まあ、この問題は、私は非常に深刻に受け止めとりまして、あのう、PTAの皆さんとか、また、まあ、地元でなくてもいいんですけど、寄附をいただくいうのは、まあ、大変ありがたいことなんで、ほれはどっちかいうと税金でやるより、そちらのほうへ、ほんとはシフトしてかなかん状況なんだけど、まあ、どうも不透明な状況の中で行われとったんでにゃあのかということになりますと、これはいろいろですね、学校の今のね、高校入試なんかがあるやつや何やらでね、ものすごい圧力の下で子どもが苦しんどるわけですよ、ほんとに、これ。

 ほんで、内申点なんかで言いますと、学校側の、そのいろんな権限もありますし、これ、ほんとに。そんなとろいこと言うなと言われるか分からんけど、私も聞いてますからね、これ、いろいろ。だから、そういうことがにゃあように、これ。

 まあ、まず徹底的に調べなあかんと言っとります、これは、ええ。PTAの方も、もし、まあこれ、ネットか何かで見られた人がいたら、ぜひ、あのう、まあ、教育委員会でもええけど、僕のとこへ連絡、あのう、情報があったら入れていただきてゃあと思います。PTAと学校側に変な癒着関係はありゃせんかということです。ないならないでええんです、それは。ええ。ということですわ。

(記者)

 子どもが通っていると、学校から、あれ買ってくれと言われると断れなかったりとか、本来、公費でやらなければいけないこともPTAさんで買っていたりみたいなことがあるように思えるんですけれども、そのあたり、いかがでしょうか。

(市長)

 いや、だから、学校いってものすごい権限持ってますから、子どもの人生に対して。すなわち、親に対して、すごい権限を持っとるわけですよ。内申点が特に現れますけど。うん。だからそこで、まあ、とにかく公正にやらないかんですよ、これ、ほんとに。だで、PTAの皆さんが応援してくれるのは、どえらけにゃあありがてゃあことなんだけど。まあ、大丈夫かね、これ、ほんとに、これは。相当深刻に私は、考えとります。長年74年生きてきましたけど、これ。PTAとですね、この学校の、これ。子どもが何でこんな1年で、名古屋で10人ですけど、これ。まあ、未遂も入れてですけど。成績や進学を苦にして自殺せんならんかということの中でね、内申点を気にしてと、遺書に書いた人いるじゃないですか、子どもさんが。そういう中で、この内申点の持つ、まあ、教師側もやめたほうがええと思っとる人、ようけおるじゃないすか、もうこれ。こんなやり方は。うん。一定の評価をするのはいいですけど。まあ、ということだで、一応じゃなくて、きちっと調べますので、ぜひ情報提供を、反対にお待ちしとりますんで、ぜひPTAの方やら、また、その教員の中で、実はこんなことが、あのう、行われとるんだいうのがあったら、市長ホットラインにいただくと、きちっと対応します、これ。せないかん、これは、ほんとに。

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