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令和5年2月20日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2024年2月26日

ページID:161313

報告事項

  • 自殺対策強化月間における取組みについて
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

会見動画

報告内容

自殺対策強化月間における取組みについて

(市長)

 はい。それでは、2月20日でございますが、定例の記者きゃあけんを始めてゃあと思います。

 まず、おはようございますということで、本日はまず、「自殺対策強化月間における取組み」について、ご報告いたします。

 本市の令和4年の自殺者数は速報値で345名となっており、前年比では6人増、コロナ禍前である令和元年と比較すると40名増として、依然として深刻な状況にありますと。まあ、こういうの「人」で書いたりますけど、やっぱり「名」にほんとはしといたほうがええです、こういうのはやっぱり。ええ。

 3月は「自殺対策強化月間」と定められておりまして、名古屋市では、関係機関等と連携しましていろんな取組を実施しております。

 まあ、主な取組として、相談窓口等の周知を図るため、相談窓口等を掲載した携帯用絆創膏「こころの絆創膏」を金山連絡橋イベント広場で配布するほか、関係機関にご協力いただき、ポスターの掲示やステッカーの掲出、周知・啓発カード等の設置、イベントやパネル展を行いますということで、まあ今、これずっと私も市長をやらさせてもらってから、この「こころの絆創膏」というのを配っておりますけど、ほかの都市、どうなっとるんだやというふうに聞いたとこでございますが、まあ、確たる返事はにゃあけどということで、まあ、今度一遍、のときに報告をしてゃあと。

 まあ、いろんなグッズを配るのもええ、グッズを配っとるのか、単なるビラ配っとるのかと。電話番号が書いたるでええだにゃあかぐりゃあなのかですね、えーと、まあそれと、これ、数字だけ出しとったって、俺、しょっちゅう言っとんだけど、比較しないと分からんぞと、人間は。トヨタの車が何でええかいって、それはやっぱりホンダも日産もあるもんでという話でごぜえますんでね、これ。

 だで、ほかの都市で自殺者の数ってどうなんだということを、今、あのう、ちょっと前に聞きましたら、今の話で、五大都市では2番目にすけにゃあと、人口当たりは。五大都市では2番目に少ないということは言っとりました。で、それとまあ、あのう、こうやって自殺者を、まあ、少なくしよういうのは、まあ大変、どえらい重要な話なんでね、これは。だで、それが所得なのか、そのほかのいろんな要素がありますけど、人間が死にてゃあと思ういうことはですね。だで、どういう傾向があるんだと。名古屋市内でも区ごととか、それから地域ごととかでいうのは、まあ、プライバシーがありますんでよっぽど注意せないかんですけど、それやらないかんがやいって。そうでにゃあと対策としても、まあ、絆創膏を配るのもええですけど、うん、やっぱ打てれんぎゃあと、せっかくやっとるんならというふうに言ったりますんで、まあ、ちきゃあとこで何らかのデータというか、お話ができるかと思います。ええ。

 えーと、一番すけにゃあ都市と一番多い都市もあるんですけど、ちょっとまあ、ここで言うのはちょっとやめときますわ、とりあえず。いろいろこれは、なかなか相当ディープな話ですのでね。いうことでございます。

 まあ、市民の皆様には、悩みを抱いたときは一人で悩まず、信頼できる周りの人や相談窓口にご相談をいただきたいと思います。本日、まあ、皆さんの元にあります「こころの絆創膏」に相談窓口の電話番号を掲載しております。

 皆さんの周りでいつもと様子が違うなという方がいたら、声をかけていただきまして、必要に応じて市の相談窓口につなげていただきてゃあと思います。

 まあ、本市では、大切な人の命を守る、まあ、「ゲートキーパー」というんですかね、これ。なかなか本当に苦しいときに相談に乗ってくれるという門番という、人間の門番だから非常にディープなんですけどね。まあ、キリスト教の人なんか結構、エルビス・プレスリーの歌にも「夕べの祈り」いうんで出てきますけど、これは、いうことでございます。

 まあ、「愛知いのちの電話協会」では、電話相談、自殺予防を目的とした電話相談で行っておりまして、現在、電話相談員を募集しております。ぜひ協力いただける方は、愛知いのちの電話協会のホームページをご覧いただくか、電話番号052-508-8381までお問合せをいただきてゃあと思います。まああのう、大変重要な仕事でございますが、まあほんとに、人間どういうことで死にてゃあと思うということは、まあ大変、あのう、重要なというかね、まあ、極めて人間生きる上において重要なことでございまして。

 なかなか、僕があるプロに聞いたんですが、子どもの場合ですけどね、まあ、こん中の一人の子も死なせないナゴヤというのも、これもどえらい大きいですけど、ほんとに、その人が言っとったけど、あのう、子どもが死のうという場合は分からんらしいですね、これ。ええ。よほど河村さん、まあ、それはアメリカで10年、スクールカウンセラーやってきた人ですけど、向こうの博士課程(博士号)まで持っとった人ですけど、ほんとに子どもが死のうというのは、よほどのプロでないと分からないと。だからプロを養成せないかんのだと、ちゃんとということは言っとりました。

 で、よく、多くあるのは、その直前は陽気になる場合がある、意外と。心が吹っ切れちゃうとね、もう自分は死のうと思うということだと特に分からんということでございまして、まあ、そういうために、まあ、アメリカなんかでは専門職のスクールカウンセラー、または、まあ医療関係の、そういう専門職を、学校の、まあ、と一緒にいうか、中に置いてですね、やっとると。

 まあ、考え方によりますけど、学校はそういうこともやるんだというふうに思えるかどうかですよ、日本の場合は、これ。日本は、学校いうのは勉強を教えるとこじゃないすか。今だと受験勉強じゃないすか、これ。ということでしょう。

 だけど、その方が言っとったのは、学校は子どもを守るとこなんだぜということを言っとりました。まあ、それが一つに、Google見ると出てきますけど、schoolというのは、語源はschole(スコーレ)といって、あれはギリシャ語かラテン語か忘れましたけど、休憩するところという意味みたいなですね、あれ。だから、昔は子どもを労働力にめちゃくちゃ使ったり、まあ、そういうことだったこともあったんでしょう。だから、やっぱそこ、休むとこなんですよ。子どもを守るとこなんだわ、実はね、これ。

 いうことで、まあ、昨日、笘野さんという熊本大学の方ですけど、私も何冊か本を読みましたけど、大変立派な方で、まあ、教育というか、目的は、あれですわね、自由の相互承認といいますけど、ええ。わしも自由だけど、あんたの自由も大事にするということを教えるのが一番の目的だというふうに言ってましたけど、何のために学校があるのかと。何のために、人を何か、義務教育とかいって引っ張り出して教えるのかということを考えないかん時代になっとるということは盛んに言っとられましたね、これ。うん。

 ほんだでまあ、まあ、ここで言うのも何ですけど、まあやっぱり、子どもからすりゃあ、子どもの権利って簡単に言いますけど、一般教養を教えてほしいと、まず。まあ、それはあると思いますよ、やっぱり社会人として生きてくために、一般的なことをいろいろ。だけど、あとはやっぱり、やっぱ僕の好きなことをやらせてまえへんかと、私の。ということじゃないすか、これは。うん。頭がええかとか、まあ、裕福な家庭かそうでにゃあかとかねえ、ほれから、体が不自由かそうでにゃあかとかいろいろあるけど、それなりにええことがあるいうか、好きなことがあるはずなんで、それを応援するというのが本来の形だったんだろうけど、まあ、明治維新やら、まあ、戦争後の大変な不幸な時代なんかで、どうしても、まあ、まあ、軍人の予備みてゃあのをつくりたがるわなあ、権力は、これ。うん。だで、と、根本的に日本の場合は士農工商という、まあ、朱子学の精神がありますんで、身分制度みてゃあな。人をランクづけするということになってきて、まあ、そちらの面がやっぱり、もう(明治維新から約)150年ですか、何か笘野さん言ってみえたけど、ずっと続いてきて、それが変えれない日本ということにあると思います。

 まあ、その辺のとこを解決しないと。まあ、子どものほうで言うとね。まあ、ちょうど自殺防止の話でございますので。まあ、大人もおんなじような悩みだと思いますけど、あのう、いかんなあということで、まあ、名古屋はそういうのを取り組もうとしようとしとることでございます。

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

(市長)

 で、あとはコロナについてでございますが、昨日までの1週間で、新規患者の数が2,136名ということで、先週は新たに15名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 また、昨日発表時点で、名古屋市内の医療機関における入院者数は226名でございます。なお、このうち新型コロナ専用病床の入院者数は171名で、自宅療養者数は1,899名ということでございます。

 まあ、愛知県では昨年12月8日から約2か月にわたり、「医療ひっ迫防止緊急アピール」が発出されていましたが、感染状況や病床使用率の改善を踏まえ、2月19日をもって「緊急アピール」を終了し、本日からは、「厳重警戒」での感染防止対策に移行することとなりました。

 依然として、感染のリスクがございますので、十分、注意をいただいて、換気が結構大きいらしいんですけど、換気、まあ、手洗いとか手指消毒、まあ場面に応じたですけど、適切なマスクの着脱と、基本的な感染防止対策の継続をお願いしますということでございます。

新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

(市長)

 それから、ワクチンの状況でございますが、オミクロン株対応ワクチンの接種を終えた方は84万4,657名。12歳以上の人口に対する割合で40.8%。

 大規模接種会場のサンシャインサカエ会場ではモデルナの「BA.4-5対応型」ワクチンを使用しまして、毎週金曜日、土曜日、日曜日の週3日間接種を実施しております。開設時間は、金曜日と土曜日は午後1時から午後8時まで、日曜日は午前10時から午後5時までというふうになっております。

 また、予約なし接種も、全開設日で実施しています。金曜日、土曜日は午後2時から午後7時まで、日曜日は午前11時から午後4時まででございます。まあ、事前に予約をされている方の接種の優先はしております。ぜひ予約は、専用ウェブサイト及びコールセンターで行っておりますので、円滑に接種を受けていただくため、できるだけ予約してお越しください。

 それから、いつも出しております、これはほんとに名古屋市で全国に先駆けて開設をしておりますワクチン接種後の長期的な副反応相談窓口ということでございまして、ここの(昨年の)3月25日に、開設、ここに書いたりますが、開設で、2月17日までで、えーと、相談件数は2,060件の相談、2,000件突破しまして、うち、これは、あのう、ナースさんが、あのう、看護師さんか、今で言や、看護師さんが対応しとります。その方が、あのう、名古屋の医師会の協力を得まして、医療、ドクターの皆さんに案内をさせていただいたのが993件ですね、これ。(約)1,000件ありますからね、これ。だから、まああのう、なるべく早く、その後どうなったかというの。まあ、今年度中に必ず出すというふうに当局は言っとりましたけど。まあ、わしが言っても信用してもらええへんらしいもんだで、当局に一遍ちょっと、その後の。言ってってちょうでゃあ。これ重要なんですよ、この、ここからどうなったかは。

(当局)

 今、市長、ご発言ありましたとおり、副反応に関して相談を受け付けまして、その後、協力医療機関に受診された方、その症状のアンケートを行った結果、それを11月に発表させていただいたのですけれども、その後、実際の症例のさらにどういう状態になったかという詳細をアンケートで提出をしていただいたと。それをちょうど先週、編集に当たる検討委員会というのを開催いたしまして、実際にどういう症例でどういう治療が行われたかということを、公表に耐えられるような情報にまとめまして発表できるように、今、準備をしておりまして、市長、ご発言いただきましたとおり、年度内にその症例集を発表できるように準備を進めているところでございます。

 以上でございます。

(市長)

 はい。そういうことでございます。

 まあ、これを言っとりますけど、まあ、ワクチンが人類を救ってきたということも、まあ、事実でしょう。まあ、いろいろありますけど、天然痘だとかね、いろいろありますけど。だけどまあ、結核が、まあ、最近では大きいですわね、これ。BCGですわ。ええ。ほんだで、まあ、これもしょっちゅう言っとりますけど、ぜひ。樋口一葉さんとか、それから正岡子規さんというのも、Googleで出てきますわ、最期をね(結核で迎えた方が)。東京の下町ですけど。

 まあ当時は、あのう、今は、僕も盛んに言っとるけど、ああいう路地なんていうのは、まあ、潰すな言っとんですよ、こんだけ味のあるとこを、路地という。あのディープな雰囲気がね、最高で。わしも(国会議員のときは)議員宿舎に入らずに、しばらく、あのう、東京の上野の奥ですけど、千駄木2丁目か、そこ住んでましたけど。ようけ残ってますよ、東京は、さすがに。ほんで土日なんかはものすごいようけの人がですね、じいさん、ばあさんが、あのう、バックパッカー(正しくはバックパック)持って、ほんで、あのう、史跡読むと、ここに森鴎外が住んどったとか、これ。ほれから、樋口一葉だったかな、有名なとこは、のおったとこだとか、そういうとこ歩くの楽しいんですけどね。まあ、そりゃええんだけど。非常に、まあ衛生的に問題があったわけです、昔は。路地というのは実はじめじめしとって、これが。まあ、そういう中でみんな、今の樋口一葉、正岡子規の話は、これはまあ、あのう、有名な話ですので、苦しみながら死んでくわけです、これ。だから、まあ、もしその時代に、まあ、ペニシリンとかストレプトマイシンとか、ああいうのがあればね、それはようけの人が救われたということですけど、そういう面では。まあ、それは薬ですけど、抗生物質ですが、その前例としてワクチンというのがありゃよかったなということは事実ですけど、今度のこのメッセンジャーRNAというワクチンについては、若干いろんな疑義を呈される方も多くということでございますので、名古屋は、いろいろワクチンについてはこれもよう言ってますが、水ぼうそう(水痘)とかおたふくかぜだとかねえ。まあ、私も先日、帯状疱疹のやつを打ってきましたけど、ええ。2種類あって、(値段の)たきゃあほうを打ちましたけども、そっちのが効く言っとるもんで。ええ。あれでも半額補助ですわ、名古屋は。ええ。いうことやってますんで応援しとるけど、まあ、それだけに反対にいろんな問題があったら非常に丁寧にやってこうというふうになっとりますんで、まああのう、早く、まあこれが、調査(結果)が出てくるとええなということでございます。まあぜひ、あのう、ここに(パネルに相談窓口の電話番号が)ありますんで、遠慮せずに。

 まあ、これも繰り返し言ってますが、痛みとか、あのう、目まいなんかも結構大変らしいですよ、これは。ええ。仕事へ行けんとか、そういうですね、苦しみがあるようですんで、ええ。ぜひお電話をいただきてゃあと思います。

 まああのう、繰り返しになりますけど、まあぜひ、このワクチンを打ったかとか打たんがとか、おみゃあはマスクしてこんでいかんぞとかですね、そういうふうに言われんようにね、ひとつ人権には十分ご配慮をお願いしてゃあということでございます。

 私からは以上でございます。

質疑応答

木曽川水系連絡導水路について

(記者)

 市長、どうもありがとうございました。木曽川導水路事業、先週の火曜日に市長、表明されましたけれども、方針転換について表明されましたけれども、今後のスケジュール、先週の金曜日の国交省(国土交通省)の会見でも、地元の合意を見守ると、合意の状況を見守るというような趣旨の発言もありましたけども、今後、国への意見書の提出とか他県への説明などについて、どういうふうにお考えなのか、お聞かせください。

(市長)

 はい。まず1つは、今、まあ転換と言われましたけど、実際はそうなんで、一番最初に事業計画出たのは昭和47年頃ですかね、初めて認可になったのが51年ですか。その頃は、あのう、名古屋市の水道水だったんですよ、これ。うん。いう目的で、発電がね、(目的として)何かちょっと書いたったような記憶があるんですけど、いずれにしろそういうことなんで、今度言っとる話は、まあ、うみゃあ水を揖斐川からと。まあ、目的を変えてということ、転換してということで、僕は名前も変えないかんと言っとります。まあ、堀川浄水でもええんですけど、まあ、そういうようなことでございますので。おんなじものをそのまま認めるやつだにゃあでね、これ。うん。それは、まああのう、ご理解をしていただかないかんということと、まあ、それと謝ってまあわないかんと繰り返し言っとります。

 何で、誰が謝るんだいって、それは国交省(国土交通省)と名古屋市の水道局が市民に向けて謝らないかん。何でかといいましたら、要するに、ほぼ3倍の、あのう、需要見積りであったと。昭和47年ですね。まあ、大体秒速10トン使っとりますが、名古屋市民というのは。秒速だにゃあか、秒間か、1秒間に10トン、あのう、木曽川の水を飲まさせていたでゃあとると、うみゃあ水をということですけど、当時大体30トンまではいかんけど、26トンか27トンぐらいの見積りだったですわ、これ。だで、まあ、覚えると面倒くしゃあで3倍の見積りだったと、とにかく。

 詳しく言うと。まあええわ。ちょっとややこしなる。これ秒と、あのう、全体の数と、僕は秒のほうが分かりやすいもんで、毎秒。何でかいうと、名古屋市民の今飲んどるのは秒速10トンということで、区切りがええもんで、それに対してどうかと覚えてもらうとええですけど、まあ、秒速10トンの水に対して、まあ、30トンまではいかないけど、ほぼ30トンの見積りを出しとったから、そんなもん、そんなになるわけがにゃあということで、あのう、学者の皆さんも市民だんてゃあ(団体)も指摘されて、まあ、それは大変ご立派だったと思いますよ。うん。それは敬意を表さないかんですよ、これに対しては。で、僕も、そうだわなということで、そんなもん要らんがやということでやってきたということが、まあ、冒頭の話ですわ。

 だけど、もんでゃあ(問題)は造ってまったと、これが。僕が造ったんだにゃあでね、これ、言っときますけど。私の前の方ですよ。そういう過大な見積りに基づいて造ってまった、(徳山ダムの総事業費)3,300億で。うち名古屋市の負担が、まあ、その後のオペレーションまで入れると(徳山ダム建設費と今後100年間の管理費のうち、名古屋市負担分の総額)700億ですか。700億かかるということで、そういうのをどうしたらええかということで、まあ、あのう、話がスタートしてくということでございますので、まず前提として、まああのう、市民の皆さんでも、河村さんが言っとるように、用途を変更してですね、あのう、まあ、堀川をきれいにする、泳げるようにするというようなことだったら、そればっかでもにゃあけど、治水もありますけど、うみゃあ水の(安定供給)、だったらええだにゃあかという人もみえます。

 それともう一方、この間、まあ、(市民団体が)会見で言われた、ちょっと聞いとらんでいかんけども、(導水路を)やめちまえばええだにゃあかという話ですわね。そういう意見もありますので、あのう、両方で、まあ、意見を聞くような会をなるべくはやあとこで、ええ。めちゃくちゃになってまうといかんもんで。で、なかなかこういう会には、名古屋城でもそうでしたけど、最近ころっと変わりましたけど、やっぱり木造にしようという人はそう出てこんのですわ、意外と、ええ。いうことで、まあ、そういうふうになってまってもいかんもんで、まあ、今度はひとつ、今の河村さんが言っとる。

 ほかの方法でもええですよ。わし一遍、ある学者に、何でこうもかかったのか、わしも真剣に考えとったんですわ、これ、要らんいって言ったやつを造ってまった言ったら、伊勢湾の浄化に使ったらええじゃにゃあのと、ある学者が言ってみえて、どうやって使うの、伊勢湾のいって。流すだけだったらさあ、そのう、いつも流れとるもんで一遍にようけ流すときれいになるかなとかいう話しとって、どうもそれもいかんわな。

 そうなるとしかし、名古屋が、あのう、払ってきた、払うべき700億ちゅうのは、これ、名古屋のために一切。伊勢湾の浄化もええだにゃあかと言やあそうですけど、それ、無駄になるのか何なんだこれ、市民からすればという話もあったですけどということで、両方のご意見を賜って、一遍市民の皆さんに、まずね、まあ今、今日の、今の質問は、まあ、えー、ほかの、えー、まあ、あのう、国とかほかの自治体に対してどうやってフォローされるんだということですけど、まあ、それと前後はどうするかちょっと分かりませんけど、まあ、意見を賜って、皆さん、当然マスコミも来ていただいて、何でこういう問題が生じとるかいうことが市民の皆さんに分かってもらえるようなね、情報提供の場になるようなとこをつくりてゃあと、まず。両方の意見ね。というふうには思っとりますが、今んとこ、まあ、そういうのを踏まえまして、一応国へは、まあ、割とちきゃあうちに、といっても、まあ、来月ぐりゃあにはなると思いますけど、あのう、提案書を持っていきてゃあというふうに。

 ほれから、まああのう、三重県、岐阜県、愛知県とありますので、まあそこにも、まあ今、お話はしたようですだにゃあけど、しましたけど、さらに、まあ、国へ持ってくのを踏まえまして、まあ、ご相談申し上げてゃあと、まあ、説明をしてゃあということでございまして。愛知県知事には、こにゃあだ(愛知県知事選挙の)当選のご挨拶にみえましたので、そのときにはお話ししときましたけど。まあ、これはこういうふうでということで。ああ、まあ一遍、どう言ったかな。どう言ったかちょっと覚えとらんけども。まあ、相談しようかとか、まあ、そういう話だったですね。ええ。まあ、時間はかかるわないうことは言っとったんでにゃあかな。言っとらんかな。うーん、まあ、そんな感じですけど。まあ、そういうふうで進めてゃあというに思っとります。

(記者)

 どうもありがとうございました。

(市長)

 ええ。

(記者)

 それでは、幹事社からの質問は以上ですので、各社、ございましたらお願いします。

(記者)

 では、導水路の関係で、その市民への説明会について追加で伺いますけど。市民に集まってもらって、いろんな意見が出ると思うんですけど、それは何か、その後の政策というか、計画に何か影響するでしょうか。例えば、国に対する提案理由が、提案内容が今3つですけれども、4つ、5つになるとか、あるいは今検討している新たな3つを2つに減らすような内容になるのか。市民説明会の意義というか、全体の中で、ただ単に不満を晴らす場でしかないのか、そもそもちゃんとそれを踏まえて、また計画に反映させるのか、どういう位置づけなのかを教えていただければと思います。

(市長)

 はい。それはまあ、あのう当然、まあ、この道だけではにゃあですよ。実際(徳山ダムの名古屋市負担総額)700億返してもらえるかというのもあるわけですわ、700億、これ。まあ、これから(負担する)のも含めて700億ですけど。(徳山ダム建設費のうち名古屋市負担分で)払った金で400億プラス(今後負担するのは)130億ぐりゃあなかったかな。(建設費のうち名古屋市負担分の総額が)500億ぐらいだったかな、払った金でいうと。400億。ええ。払った金でいうと400億。じゃあ、それ返してもらえるかとかね、うん、これが。まあしかし、ないし、それから次は、今後の、(支払い済み額が)400億だとすると(今後100年間で負担する額が)300億。330億だったかな。300億は払わんでも、それはもう払わんでということができるかどうか。それで済むと言っとられる方もみえますが、払わんでもええいって。まあ、ここで言ってまってはいかんけど、まあしかし、これは名古屋市としてきちっと約束したことですから、これ。(前の市長で)私じゃないけど、これ。でまあ、岐阜県や三重県、愛知県の方もみえますでね。で、皆さんからすりゃあ、おまえさんとこだけ勝手にやめてかんと。やめれんと、それは。に普通はなります、普通は。そのことができるかとか、ほかの用途にほんとに使えんのかと。今言った、前、ある学者が言っとったように、伊勢湾の浄化に使うと。造ったダムね、徳山ダムをです。だから導水路を造らなくて。とか、いろんな提案がないわけじゃないです、それは。だからまあ、それはそれで。あのう、一遍出していただいてということで、よっぽどええのがあれば。

 まあ、常識から言うとですよ、これ。造ってまったもんで、700億で。となりますと、例えば、庄内川なんかも、まあ、庄内川でも泳げるようになったらええわなちゅうのはあるわけですわ、これ。とかねえ、いうことは考えられんのかというような話とかね。まあ、そういういろんな話が出てきて、ぜひまあ、あのう、こういうふうに(徳山ダムを)造ってまった以上は活用すべきじゃにゃあかと。まあ、要はやっぱり名古屋市民の皆さんのために、わし、考えるのは仕事だもんだで、これ。払った税金400億、ほれからこれからの金300億。(全体で)700億。どういうふうに使ったらええかというのは。まあ、それで活用すべきという活用案がもし出てこれば、それは当然参考にさせていただくのは当たりみゃあのことだし。やめるならやめるで、まあ、そのう、まあ、ええですよ。いや、やめた場合って、その金は、まあ、どうするんだいうことも含めて、ご提案がありゃ、ちゃんと聞きてゃあと思いますよ、これは、ほんとに。そうしないと、もう大分たっとるもんでね、わしも、この週末、ちょっといろいろしゃべっとるけど、まあ、要は何のこっちゃという方が結構多いですわ、時間がたっとるから。うん。

(記者)

 今後、例えば国や県と建設に向けて合意をしていく際に、例えば、その用途まで国や県に容認をしてもらって混ぜ込んでもらうとか、どこら辺のことを今後、国や県と合意していかなきゃいけないのかということを、ちょっと(取材の)当日伺えなかったので、改めて説明してもらえますか。国や県と建設に向けて進んでいくときに、名古屋市としてどういう説明をして、どういう合意を取っていかなければならないと認識していらっしゃるのか、伺えますでしょうか。

(市長)

 うん、そりゃあ、金だ金だ言うと感じ悪いけど、まあ(徳山ダムの名古屋市負担総額)700億ですわ、要するに。700億払う以上は何か使わないかんでしょう。それは合意せないかんですよ。国と伊勢湾、愛知県、岐阜県、三重県の皆さんと、うん。だから、そういう中で、まあ市民の皆さんが、やめてまうというのがええのか、これ。やっぱり活用すべきじゃにゃあのかと。

 ほれから、某新聞に、市長の独断ではいかんときゃあたりましたけど、わしの独断ではにゃあですよ、これ、聞いていただきゃええけど。ここからはいろんな相談が要りますので、いろいろ、これ。だで、皆さんと、あのう、表へ出ていきますけど、当然のことながら、まあ、10年ぐりゃあ前から、わしも考えとって、ほんで、あのう、市の皆さん、市としてこれは決断、決断というか判断しとるこということでございます。活用の方法を取ろうと。

 まあ、2つ道があるわけです。1つはやめてまうと。その場合、お金はどうするかと。払った400億、これから払う300億。ほれから、まあ、もう1つは、まあ、造ってまったもんだで、まあ、徳山ダムを壊してまうという議論は今んとこないですけどね。ほれはないですわ、ええ。だから、活用するようにしようじゃないかというこったけど、今んとこ名古屋市とすると、まあ活用、市民の皆さんのために活用する道を取ろうじゃないかと。水道の水で使うというのは(水需要において)3倍の過大な見積りだったでけしからんと、これ、しかし、これ。という選択の中にあるということで。

(記者)

 例えば、堀川に流すとかっていこうこともこれから合意していかないといけないわけなんですけれども、そうすると工業用水ですとか上水道として引いているので、その水を果たして堀川に流せるのかとか、そういった法的な整理って、もう市の中で済んでいるんでしょうか。

(市長)

 もう、それは、法的に、流せるのかいうのは流せる…。まあちょっと、わしは専門家だにゃあもんだで、まあ、そういう整理もしていくということですわ。

(記者)

 あるいは、何ていうんでしょう、2009年の見積りで、(導水路事業で)120億ぐらいの名古屋市は負担金があるとおっしゃっていましたけれども、2009年から物価高騰も進んでおりますし、今の時点で幾らぐらい名古屋市として負担しなきゃいけないと見込んでいらっしゃるんでしょうか。

(市長)

 まあ大抵、冒頭の(徳山ダム総事業費の)3,300億いうのも、あのう、まあ造ってまうお金は、まあ、造ってもらいましたけど、まあ、後の毎年2億かかる、いろんな維持管理費も、まあ、高なっとるでしょう、多分。

(記者)

 導水路の121億、新しく名古屋市で。

(市長)

 ああ、導水路。そうそう、導水路のほうもまだこれからですから。まあ、それもほんとに121億。今、121億で済むのか済まんのかとありますわね。ほんだけど、あれですわねえ、ほんなものすげえ高い見積り出してもらっても困るし、これ。うん。それは交渉だと思いますね。交渉というか。元はと言えば、とんでもにゃあ、3倍にも及ぶ、あのう、水量の見積りを出したほうがいかんのじゃにゃあかと。だけどそう言うと、何だあ、ほいじゃあ徳山ダムは全く要らんのかと。だから、大垣のほうなんかのあの皆さんの治水のことにも効果があるじゃにゃあかと言いますけど、そりゃダムを造ったら一定の、まあ、普通は治水に効果があるわけですよ。だけど、ダムでない治水もあるわね、遊水池造ったりとかいろいろ。もうちょっと話があれになるか。ええ。

(当局)

 当局からもいいですか。

(市長)

 東京?あっ、当局か。

(当局)

 ちょっとしゃべってもいいですか。

(市長)

 はい、どうぞどうぞ。

(当局)

 まず、導水路の事業費についてでございますが、現在、国のほうから示されているのが890億円、総事業費というのはございまして、それ以外には示されておりませんので、今後、何かあった場合には調整していくという形になると思っております。

 また、堀川への水の水利権云々につきましては、徳山ダムに確保しているのは確かに水道工水の水利権でございますので、現状の法体系では、それをそのまま流すということはできません。それから、一方で木曽川に揖斐川の水を流すことで、木曽川の水を堀川に流すというような道が開けるのではないかということで、そういったことで、今後、こちらのほうも調整していく話になるというふうに考えております。

 以上でございます。

(市長)

 はい。

(記者)

 ちょっとすみません。ありがとうございます。

(市長)

 今の八百何億いうのは全工費であって、名古屋市負担分が121億ぐらいか。

(当局)

 はい。総事業費が890億でございまして、名古屋市負担分は121億というところでございます。

(市長)

 そういうことです、はい。

 それと今言いましたように、木曽川に流すという、前の計画がなってますけど、それが。木曽川と長良川にも流すんですけど、その長良川に流すやつが何なんだいってわしは反対しとったのはあれですけど。木曽川は、まあちょっと考え方ですよ、今後の、下を通してですね、木曽川の、下を通して、(揖斐川の水を)名古屋の水道管に直接つなぐというのもないわけじゃないですがね、1つは。秒速、今だと(名古屋市水道用水分の徳山ダム開発水量は)1トンですわ。

 初め、これもひでえ話だけど、昭和49年、あっ、47年にこれを決めたときは秒速5トンだった。5トン、名古屋市は水を取れるからとなっとったんですけど、途中で3トンか2トンかどっちだったかな、なって、今、1トンになってまった。だで、納税者からすれば、あんたたち、もともと5トン使ういう話でですね、これ700億負担せよいうことになったのを、何で自分とこで勝手に減らすんだと。今、秒速1トンですから。1トンいうことは、今の水道の10分の1です、名古屋市が使っとるのは。いうことですから、まあ、そういう意見もこれあるし。うん。

(記者)

 そこら辺の、ごめんなさい、あれです、890億がいつの見積り。2009年の見積りじゃないんでしょうか。

(市長)

 それはいつだったですか、あれ。

(当局)

 おっしゃるとおり、事業実施計画が策定されました平成20年、21年のときの見積りでございます。

(市長)

 実施計画いう。(昭和)47年のときは出とらんかったきゃあ、あれ。昭和47年に、まあ、一応の構想が出てくるわけだわ。

(当局)

 具体的な890億という数字につきましては、そのときはまだ出ておりませんでした。

(市長)

 あのときはね、うん、うん。

(記者)

 そうすると、かなり物価高騰とかも見込んで、住民の方にこれから説明していくときに、堀川に今のところの法体系では、堀川に、今のところの法体系では流せないことになっているということでしょうか。すみません、そういうものが存在しないということでしょうか。すみません。

(市長)

 水利権がないということでしょ?

(当局)

 すみません。そういった水利権の枠組みがないというところでございます。

(記者)

 その法体系では流せないことになっていたり、もう14年前の見積りに基づいて額を示したりですとか、来月までに住民にちゃんと説明できるのでしょうか、そこら辺は。ちゃんと名古屋市としての考え方を、用途はこうする、これだけお金がかかるということをきちっとそれは説明できるような状態なんでしょうか、今。

(市長)

 そらあ説明せないかんがね、こんな(徳山ダムの名古屋市負担総額)700億も使うんだもんで、主に水道料金で。そりゃ仕事じゃないすか、これ、ほんとに、これ。それは説明するのは仕事ですよ。説明できんかったら、決めた人、責任取ってまあわなあかん、こんなもの。

(記者)

 なんか目指しますとしかならないんじゃないですか。

(市長)

 いや、それはまあ、相手がおるこったもんでいう話ですわね、これ。相手がおることだで、まあ、粘り強く話するよりしようがにゃあし、名古屋市民だけ、だけじゃないけど、そんだけの部分ですけど、700億払ったけど何にもならなんだと。水の1滴も入らんかったというのは、それはいかんでしょう。と思いますけど、わしは。それを避けるのが仕事だにゃあのかと、わしの、市長の。と思いますけど、これ。

(記者)

 ありがとうございます。

(市長)

 ええ。

(記者)

 ほかにいかがですか。

医療ひっ迫防止緊急アピールの終了について

(記者)

 ちょっとコロナのことに戻って恐縮です。医療ひっ迫防止緊急アピールが今日から解けまして、飲食店では4人を目安にするというような会食、その人数制限も撤廃されましたが、ちょっとこのことに関して、市長から市民へ、飲食店での過ごし方のメッセージがありましたら、お願いします。

(市長)

 まあ、前も言いまして、何か批判もあるようでございますけど。あのう、自然免疫というのありましてね、人間には、ええ。でまあ、ここへ変なプラスチック(パーテーション)が立っとりますけど、あのう、コロナのウイルスがこの辺にうごめいとるわけです。もう空気感染するということは認められております。昔は直接しか感染しないようなことを言っとったときもあるんですけど。いうことでございますので、ぜひまあ、皆さん、自然治癒力という人間の持っとる力をやっぱり十分強めてほしいと。

 だで、どんちゃん騒ぎは依然やめたほうがええと思いますけど、まあ、前のを繰り返しますと、いっぴゃあ(1杯)、いっぱい飲んでじゃないんですよ、あれ。テープ聞いてもらいますと1杯と言ってますから。1杯、乾杯のときぐらいに飲んで、まあ、カラオケでも歌って、元気になって、自然治癒力で、やっぱり病気にかからんようにすると。で、かかっても、あのう、発病しない、また、重病にならんようにする力をやっぱりつけてくというのは、1つの人間の基本的な力でございますので、それは大事にしてほしいというこってございます。ええ。

 まあ、薬がもっとはよできるとよかったんですけどねえ。僕は依然、イベルメクチンがペケ(コロナに対して有効性を確認できない)になりましたけど、ああいう審査の方法でペケにされたということについては非常に不満を持っとりますけど、ええ。まあ、そういうことでやっていただければ。

 まあ今、インフルエンザでもコロナでもない状況で熱が出るというのが結構あるんだと聞いてますけどね、わし。うん。自然治癒力も大きいですよ。うん。特に子どもさんなんかは、もうやっぱり元気にやっていただくというのは重要だと思いますよ。ふさぎ込んだことによっていろんな病気みたいになったパターンが結構あると聞いてますんで、わしはねえ、これ。

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