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令和4年12月5日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2023年1月27日

ページID:158911

報告事項

  • 海外出張について
  • 消費者被害防止セミナーの開催について
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

会見動画

報告内容

海外出張について

(市長)

 はい、それでは、12月5日、月曜日ですが、会見を始めてゃあと思います。

 まずは、おはようございますということで、「海外出張」についてのご報告と。姉妹都市提携5周年を迎えるランス市におきまして、より一層の友好親善を図るということで、ランス市及びパリ市を訪問いたします。

 出張期間は、令和4年12月9日金曜日から12月15日木曜日までとなります。

 ランス市では、5周年記念イベントとしまして、クリスマスマーケットにおいてブースを出展し、名古屋をPRしてまいります。

 それから、アルノー・ロビネ ランス市長への表敬訪問のほか、姉妹都市記念セレモニーにおいて、今後もランス市との交流を深めるため、姉妹都市提携5周年ですかね、5周年記念宣言書の締結を予定しています。

 ほれから、ランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学を訪問しまして、名古屋市立大学との一層の交流を図ってまいりますということでございます。

 まあこれ、あのう、一番最初の話は、わしも聞いた話によりますと、ランス市と何で姉妹都市になったかというのは、何かランス市のほうから、プロポーズがあったと。これ、あのう、某議員が言っとった話ですけど。そこには何が書いたったか。それはたしか僕も読みましたけどね。

 ランスは第一次世界大戦、World War1ですね、第一次世界大戦で破壊された町だと。で、名古屋は第二次世界大戦、World War 2と。で破壊された町と。それが、まあ、立ち直ったというCity of Dreams together with Reims and Nagoyaということでございまして、そういう意味で非常に共通点が深い、共通点があるということで、ぜひ姉妹都市となりたい、したいという話がありまして進んでったということで、なかなかええ話ですわね、そういう話は、ええ。ということでございます。まあ、あのう、行ってきたいと思います。

消費者被害防止セミナーの開催について

(市長)

 それから次が、「消費者被害防止セミナーの開催」についてということで、皆さんところに、これ(チラシ)ですね。これ、これがありますが、これちょっと写しときますが、こっち、これ。これはありますように、(旧)統一教会の話をめぐりまして、国では、今、法案がどうなるかということをやっとるようですけど。当然のことながらというでもないですけど、名古屋は(旧)統一教会の大きなセレモニーが、相当大きなやつでも、まあ、僕が知っとるとこでも2つありましてですね。関連団体が1つか。それからまあ、1つ、某ホテルないし空港の近所でのがありまして、いうことでございますので、各公職者、議員等におかれましては、首長もそうでしょうけども、ぜひきちっと、まあ、今流行りの説明責任というやつをですね、ええ。まあ、内閣は説明責任ばっか言っとりますけど。説明責任を果たしていただきたいということがありまして、別に何にも堂々とれば、言やいいじゃないすか、議員さんだとか。何月何日、こういう会にこういう趣旨で出席してどうだったと。とかですね、金のやり取りはこうだったとか、ありませんとかありましたとですね、言やええんだけど。まあなかなか、そのまま話が聞けれんということでございますので。まああのう、そういうこともまずありますが、やっぱり被害者となられた方は、手を差し伸べないかんということでございますので、まあ、お金のことないし、まあ、そのう、まあ、2世さんの話がよう出てきますけど、その心の苦しみというかですね、そういうことに応援せないかんもんだで。有名な紀藤正樹さん。

 これあのう、私が、あっ、これやるのは、まずは令和5年1月19日木曜日、午前10時30分から、中区役所ホールにて消費者被害防止セミナーいうことで、開催いたします。入場料とかそういうのはただでございます。ですから、まあしかし、大体500人ぐらい入るんですけど、今まあ、半分ぐりゃあという、コロナの関係でやってますんで250人ほどいうことで。まああのう、250人以内だったら入ってもらえますけど、その場合は抽選せないかんということで、申込みをいただきてゃあと思います。

 それは、はがき、往復はがき、往復はがきもしくはインターネットですか。インターネット、名古屋市電子申請サービスのとこから申込みをいただいて、12月27日火曜日が抽選(発表)となっております。

 紀藤さんは、ご承知だと思いますけど、ようテレビに出てみえて、前から、わしは民主党の衆議院議員のときに、あのう、何だったかな、オウムだったかなあ、か、まあ結構長いこと付き合っとりましたんで。不肖私も民主党の国会Gメン、まあ、党内任意組織ですけど、国会Gメンの座長もやっとりましたし、不正追及のいろいろリーダーをやっとりましたので。僕ばっかじゃないけど、何人か替わってやってましたので。あのう、そういうこともあり、仲ようしとりまして。

 この間、都内某所で、あのう、某所いって、まあパーティーで、フジテレビのパーティーですが、偶然会いましたら、やっとかめだなあと。やっとかめは通じませんので、久しぶりだなあと。ええ。It’s been a whileと。ええ。しばらくぶりだねということを言ったら、まあ、名古屋へ帰ってきたら電話がありまして、ぜひこういう(旧)統一教会の話はいかんでしょうと。いかんわさそれは、いうことで、ほいじゃあ、名古屋へ行って、こういう講演会をやりますよという話をいただいて、まあ、段取りをしたということでございます。

 まああのう、そういうことでございまして、ぜひお申込みをいただきたいという話でございます。

 まああのう、霊感商法などのと、消費者被害に遭わないために、遭ってしまったらという、まあ、ことになっとりまして、まあ若干でも、いわゆる(旧)統一教会に限られたことではありませんけど。まあ、あのう、時節柄といいますか、(旧)統一教会の話が大きいと思いますんで、ぜひ市民の皆さんも、奮ってご参加いただいて、まあ、泣き寝入りをせんように、皆さんも。まあ、このチャンスにお願いしたいと思います。参加費は無料でございます。

 初めてだ言ってましたよ、これは。あのう、あの人、紀藤さん自身が。大抵日本の自治体でこうやってやるのは初めてじゃないかなと言ってました。

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について 

(市長)

 コロナでございますが、コロナは、昨日までの1週間で、新規患者が合計1万3,938名と。先週は新たに9名の方がお亡くなりになられました。心よりお悔やみ申し上げます。

 また、昨日発表時点で、名古屋市内の医療機関における入院者数は746名と。このうちコロナ専用病床の入院者数は370名、病床使用率は61%。自宅療養者は1万3,295名となっております。

 1週間の新規患者は増加傾向が続いておりますが、若干それがスローダウンしてきたというふうに、ようでございます。引き続き、病床の確保に努めております。

 65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦などの重症化リスクが高い方と、小学生以下のお子さんについては、発熱などの症状が出た場合は速やかにかかりつけ医や地域の小児科のドクターへご相談ください。

 それ以外の重症化リスクが低い方については、発熱外来の逼迫を防ぎ、リスクの高い方を守るため、できる限り抗原検査キットを用いた自己検査と自主的な自宅療養にご協力ください。体調が悪く受診を希望する場合は、かかりつけ医や受診・相談センターにご相談いただきたいと存じます。

 これから年末に向けまして、飲み会等ぎょうさんありますんで、ぜひ、まあ、基本的な感染対策ということでございますけど。まあ、正しく恐れていただくということでええかと思いますけど、私は。お願いしてゃあと思います。

新型コロナウイルスワクチン接種の状況について

(市長)

 それから、ワクチンですが、昨日までに142万5,749名、68.8%の方が第3回目の接種を終えとりまして、また、オミクロン株対応ワクチンについては40万2,425名、12歳以上の人口に対する割合で19.4%の方が接種を終えております。

 大規模接種会場は、現在、イオンタウン有松、サンシャインサカエ、名鉄レジャック、名古屋市立大学の4会場で開設しとりまして、名古屋市立大学では12月25日、日曜日までの毎週土曜日と日曜日、そのほかの3会場では年内は12月28日まで毎日、いずれも夜の8時まで接種を実施しております。

 イオンタウン有松と名古屋市立大学はファイザー社のもの、サンシャインサカエと名鉄レジャックはモデルナ社の「BA.4-5対応型」ワクチンを使用して接種を進めております。会場ごとに使用するワクチンが異なりますので、予約の際は、ご注意ください。なお、目が不自由な方の場合は、予約支援センター、電話番号052-665-6155までと。ほれから、耳がご不自由な方は、ファックス番号が052-413-5853ということでございます。

 まあ、インターネットの利用が難しい方へは、12月14日水曜日に対面での予約受付を実施します。会場は、旧中日ビル北側にある明治安田生命名古屋ビル、イオン八事ショッピングセンター、イオンモールナゴヤドーム(前)の3か所です。皆さんでサポートいたしますので、予約方法に不安のある方は、ぜひ、ご利用くださいということでございます。

 名古屋の、今日、あのう、幹部会で言ってましたけど、名古屋の陽性者数の増え方ですよね。増えとりますけど、増え方の率が、まあ、愛知県内に比べて少ないということを、まあ、今日言ってました。具体的な数字を今持っとりませんけど、まあ、そういうことでございます。

 ほれから、ご希望の方は早めの接種をご検討くださいと。

 それから、名古屋で全国に先駆けて開設しておりますワクチン接種後の長期的な副反応相談窓口でございますが、これは、最近特にいろいろ専門家の間でワクチンの副反応について、危険なんではないかと。ワクチンの多重接種と言っとるようですが、いろいろ説もありましてということですが、まあ、それは後でちょっと言いますけど、これはまあ、全国に先駆けましてやりました、副反応の相談窓口でございます。

 まあ、相談のこの電話のほうは090-1886-6370、同じく6380ということで、まあ、相談件数が1,816件ということで、協力医療機関案内が919件ということでございます。愛知県の、まあ、看護師会(正しくは看護協会)、ナースさんたちと名古屋の医師会のご協力によりまして、日本で初めて開設したということでございまして。まああのう、よう言ってますけど、まあ、この痛みという、痛みも、まあ、ちょこっとした痛みの印象ばっか強いか分からんけど、相当苦しい痛みもあると聞いとります。が一番多いんで、相当ひどい、歩けれんというか、会社へ行けん、学校へ行けんという状況のもあるそうでございますので、ぜひ、泣き寝入りをしないように、お電話をいただきてゃあと思います。プロが対応します。

 問題は、ここからどうなったと。これ、毎週言ってますけど、一応12月19日が第1次の回答期限ということで、この、そこからドクターのとこへ行かれた人、これだけかな、電話だけの人たちも入っとるのかな。ちょっと分かりませんが。

(当局)

 今、市長ご指摘をいただきました今後の調査についてでございますが、先日、この医療機関に受診された方で、治療が治癒した、もしくは終了した方40件に対して、40症例に関する調査を今、実施をしております。具体的な調査票を医療機関、17医療機関に送付して、40症例の回答を集める期限が、今、市長から発言されました12月19日ということでございます。

 電話を受けた方だけでは具体的な医療機関へつながっておりませんので、今回調査をするのは、協力医療機関で調査に協力をしていただけるというご回答いただいた17医療機関40症例に関する調査でございます。

 以上でございます。

(市長)

 そういうことでございます。

 まあ、ほんとに治ったのか治らんのかと。どういう治療を施したのかと。まあ、その方はワクチンを打っとったのか打っとらんのかと。打っとった場合でも何回打ったんだと。で、打ってどのくらい期間がたっとったということで、まああのう、ぜひ、薬害というふうにならんようにですね、これ。ええ。まあ、全力投球を、まあ、させていただいとるということでございます。

 まああのう、そういうことでございますが。ああ、ほれから、まああのう、何遍も言ってますけど、ワクチンおみゃあ打っとらんでにゃあかとか、そういう人権侵害にならんように、ご配慮をいただきてゃあと。

 ほれから、ぜひ、これ皆さんにお願いしてゃあのは、ニコニコ動画ですけど。これがですね、国会議員のですね、どこ行った。こっちか。これのメモに入っとるか。国会議員の中で有志の、これか。泉大津市の南出市長が提言して、私も即刻Yes,I doと言ったんですけど。ちゃんと国会で、そのワクチンについてですね、どういう状況なのかということを専門家と厚労省(厚生労働省)と議論してもらおうじゃないかと。議員の話もええですけど、まあ、訳の分からんようなことばっか言っとってもしようがないもんで。これ、あのう、別に政権闘争ではにゃあもんですから、これは。命を守るということですから。となりまして、実際にやっとりますんで、まあ、あのう、僕は1回目行きましたけど、まあ特に、この「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える」ということで、11月25日の日に国会超党派議連と。参議院議員の川田龍平さんが会長で、今、25名の国会議員さんだと聞いとりますが。

 ほんで、特に、この会議が新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会というのが開かれております。で、ニコニコ動画もそうですけど、まあ今、さっき方電話したんだけど、まあ、一遍ほかのやつもちゃんと文書にして議事録にして送ってちょうと言ってあるんですけど。まあ、よく似たのはいろいろありますけど、あのう、きちっと送ってまあえんかということで、こちらも、あのう、まあ、今日中にまた連絡します。

 で、そこん中で、まあ、あのう、名古屋大学の小児科の名誉教授かな、今。小島先生という方。ばっかじゃなくて、何人か、慎重派といって言うと怒られるか分かりませんけど、そういうご意見によりますと、まああのう、超過死亡ってありまして、普通亡くなる人の数ってのは大体、アベレージがあるんですよ。それより多い数が大体、今年へ入って8万人だ言っとったかな。ほんで3万件がたしか、コロナだと。だけど、そのコロナも交通事故で亡くなった場合に、たまたまコロナ陽性だったらコロナになっちゃうんです。まあ、そういうのも入れてですけど、3万件あると。

 で、ほれから、まあ、ほうすると引くと、7万がですね、まあ、4万ぐらい、とにかく超過死亡。原因がよく分からんというのがあるということですけど。まあこれ、あのう、小島先生、中でしゃべってますんでぜひ見てほしいんだけど。それとワクチンの多重接種ですね、を、した数と非常にこのグラフがよく似ていると。因果関係まで証明できるかどうかは僕も知りませんけど、まあ、関連性があると言えるのではないかいうことで、ここについては厚労省(厚生労働省)がきちっと説明すべきだというようなことととか、まあ、ワクチンを接種した数の多いところのほうが感染者が増えてると、これ。これは秋田とか山形とか、何かお話しされてますよ、それ。実際そういう数字が出てるんだと。

 まあ、ほれから、非常に興味があるのは、厚労省(厚生労働省)に向かって、これはほかのドクター、ドクターかドクターでにゃあか知りません、専門家が言ってましたけど、厚労省(厚生労働省)の職員に対して、あんたたち何人打ったんだと、厚労省(厚生労働省)の職員の中でワクチンをと。と聞きましたところが、答えられないというのは、答えませんでしたかどっちかはあれですけど、返事でございまして。それはおかしいじゃないかと。そんなワクチンがええもんだったら、なぜ率先して打たんのだということを言っとります、これ。なるほどなあと。だで、それを聞きましたんで、名古屋市役所でどうだと今言っとります。まああのう、まだ相談の段階ですけど。名古屋市役所職員3万5,000人いますから、ええ。そんなええもんだったら、みんな率先して打たにゃいかんでにゃあかと。一遍調べてみるかと。まあ、当然プライバシーは大事にせなかんで、答えないのも含めて、まあ、あのう、誰がどうということは一切分からんようにしてですね。というような、まあ、ありましたね。いうことでございます。

 だで、まあぜひ、文書をいただくようにしますので、それをどうやって、それはそれで公開すりゃええのかどうか知りませんけど、ちょっとそれ相談しますけど、ええ。皆さんに分かっていただけるような、まあ、厚労省(厚生労働省)側の意見と、ほれから、いやいや、あのう、特に子どもさんには慎重にせないかんと言っとられる専門家、学者の皆さんの意見を両方、皆さん、ぜひ、まあ、あのう、聞いていただきたいと。と思います。丁寧にフォローさせていただきます。

 ちょうどNHKと目が合いましたけど。NHKが、まあ、打て打てどんどんとは言いませんけど、まあ、全体の流れは、打ってこうという流れですわね。まあ、NHKだけじゃないですけど、多くは。だで、えらい話が違うじゃないかというふうに受けておられるにしろ、それはやっぱり国民の皆さんの知る権利に奉仕せないかんで、これは。ええ。命に関わることだでね。そういうことでやらさせていただいとります。

 ということでしょうか。以上でございます。

質疑応答

小中学生のタブレット利用について

(記者)

 愛知県の中学校で、貸与されていたタブレットで女子生徒の着替えを盗撮していたという事案がありました。

(市長)

 マスクしとるとよう、しゃべっとることがわっかりゃせんときがあるんだわ、ほんとに。失礼だもんだで、これもよう。ほんとに、よう言っとるんですわ。

(記者)

 もう一度言います。

(市長)

 はい。

(記者)

 愛知県の中学校で、貸与されていたタブレットで女子生徒の着替えを盗撮していた事案がありました。名古屋市の小中学校でのタブレットの利用や課題、今後の対策など、お考えがあれば教えてください。

(市長)

 まあ、これは、私のとこに、まあ、報告があったのでは、残念ながら名古屋市でも、複数回、ありましたということでございます。まあ、こういうことは犯罪になるでいかんぞということを、まあ、とりあえず学校側がですね、親御さんもぜひ子どもさんに言ってあげてほしいと。まあ、いたずらで済まんよと、こういうのは。という、まあ、とりあえずそういう対応ということでございます。はい。

名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募について

(記者)

 今日、一部報道で出ていまして、今、所管事務調査で説明されているようですが、名古屋城の木造復元天守に、垂直昇降機をつける方向だということで、当初、市長はエレベーターを基本的に設置しないということをおっしゃられて、新技術をということでしたが、結果、ここに落ち着きそうだということについて、どんなふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。

(市長)

 まあ、順番でいきますと、木造復元しようじゃないかということになってきて、これはあのう、本物復元ですから、これは。エレベーターってのは江戸時代にありませんでしたし、これはですね、本物性に反するということですが、まあ、時代的な話もありまして。それはそれだけど、まあ、その程度問題もありますわね、程度問題も。だけど僕は、あのう、まあ、1・2階、下からですね、のとこらまで。何でかいうと、まあ、あのう、今の、まあ今は上がれませんけど、天守も上まで上がれない、エレベーターついてますけど。

 あれは、まあ、大体真ん中ぐらい、まあ、ちょっと下ぐりゃあか。しか上がれません、これは。コンクリートのときでもね。だから、今度は木造で、焼ける前の(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であったお城を復元して1000年、名古屋いうか、世界の宝にしようというやつだで、まあまあ、あのう、上がるとしてもそうだけど。

 ほれから、私が一番期待しとったのは、あのう、公募しましたけど、車椅子自体の開発によってですね、技術革新によって、車椅子で上へ上がっていける技術、これができるはずだと、幾ら何でも、これ。なぜかといったら、この文化財についての場合の問題もあるけど、文化財でなくて、ちょっと体が悪い、普通のうちの方でもですね、2階へ、まあ、じいちゃん、ばあちゃんばっかじゃないけど、上がってくのに、まあ、車椅子自体の構造、その新しい技術によって上がっていけるようになりゃ、それは大変ええことですから、これは。ということで、まあ、公募を始めたと。そういうのができんかなあと。

 ほんだであそこ(金シャチ横丁義直ゾーン)の南側に、その本物の、まあ、見本じゃないですが、本物と同じ構造ですけど、そこ(ステップなごや)でテストしてくれということで、まあ、名前はちょっと言えませんけど、私も、まあはや3年、4年ぐりゃあになるかなあ。あのう、某会社から、まあ、こういう技術でどうだと。車椅子で階段上がっていくわけです、順番に。という提案もいただいて、これ絶対黙っとってくださいよという、あのう、まあ、企業秘密だからということだから言わなかったけど。まあ今回、それ出してくれせんかったもんで、その方が。まあ、大変に残念ですけど。

 まあ、僕はまあ、そういうような技術でいくというのは、本来の木造復元、名古屋市の誇りというか、だと思いますけどね、これ。ええ。だで、まあ、出てきた中では、ああいう格好で上がってくということですけど。その、まあ、あのう、天守の、本質的部分というんですか、これ。については、やっぱり400年前というか、実は宝暦改修という、千七百、何年だったかな、ときのを復元しますけど。まあ、その姿にすると。うん、だから、まあ、1階、2階のところので、まあ、とりあえずはお願いしてゃあということですわね、僕の気持ちは。ええ、それは。

 なら、某人が、河村さんも年食ったら、上へ上がってくのに、エレベーター、昇降機が要るんでにゃあか言う人がありましたけど。あのね言って、私はそれまで、あと何年か知りませんけど、生きれるのは、そういう技術が、まあ程なくとまではいかんけど、まあちょっとかかるか分からんけど、車椅子で上へ上がってく技術ができりゃあ、それは、まあ、それもそれで、あのう、技術開発というか、進めてこうと、名古屋市は。だけど、それができないうちは、私自身は、そんな本質部分を破壊してまでね、後世の人に迷惑かけてまでですよ、これ。人間の。これ何で人間は文化財残すんだいって、書いたものがありますけど、これ。義務だって書いたりますね、人間の。義務だって書いたりますわ。

 例えば法隆寺だって、あれ残ってるわけでしょう。五重の塔、危にゃあで、みんなコンクリートにしてまえいう議論はないわけでしょう、これは。だから、そういう人間の、まあ、自分らの先輩が造ってきた、そういう、まあ、遺産といいますけど、そういうものをとにかく次の時代、引き継いでいく、これは人類の義務をひっくり返すつもりはありませんよ言って。何を言っとるんですかって言ったりましたけど、ほんとに。

 という話でございますので、まあ、あのう、本質的部分、ええ、歴史的事実を再現するという本質的な部分については、変更はしません、これは。ほんなことをやっとったら、ほんと恥ずかしいというか、僕は人類の義務に反すると思いますね。今を生きる人間として。

 じゃあ、よく言われますけど、熊野古道にエスカレーターつけてくれ言ったらどうなるのいって。という話になるわけですわ、ええ。だで、いろんな技術を開発するということで、まあ、まだちょっとできんかったみてゃあだね、今の段階で。車椅子でエレベーター、そういうやつじゃなく。車椅子自体の、技術開発によって上へ上がってくというのは。まあ、そういうのは、僕は、あと5年、10年もありゃあ、まずできると思いますがね、私は。という気持ちですので。ええ。

 (「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であったお城が、一番上の5階、あれ、昔は畳敷きだったんですね。ほんで、あの竹中さんが作った、あれのデジタルのあれ(名古屋城 天守閣木造復元イメージCG)見りゃ分かりますわ。ああいうふうだったですよ。国宝1号、何遍も言いますけど、日本の(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号のお城は姫路城じゃないすから、名古屋城ですから。その本質的部分をずーっと、1000年先の子どもたちに引き継いでくという気持ちは変わっておりません。はい。

(記者)

 今の関連で、このお話を総合すると、市長は今回の新技術については、天守が5階建てとしたら、1階から2階までの移動にとどめ、2階から5階までは、まさに復元、木造復元そのもので、手をつけちゃいかんというご意見でよろしいでしょうか。

(市長)

 はい。私の代わりに言っていただきましたんで。まあ、そういう気持ちです。そういう権限はないと、そもそも。今の僕に。昔のものを残して、1000年後の子どもに引き継ぐ義務はありますけど、それを変更する権限はないと思いますけど。

(記者)

 いわゆる木造復元をするということで、そこに今の技術を、現代の技術を入れる権限がないという。

(市長)

 本質部分を改変するね。だけど、まあ、1・2階のとこで。なぜかといったら、今も3階ですか、あれ。まあ一応、エレベーターで行ける部分(現天守閣は7階建てのうち、5階までエレベーターで昇降することが可能)。まあ、既得権言うと怒られますけど、いうことですので、まあ、僕もそう思いますけど。

 それでも僕の周りには、何にもつけるないう人も多いですよ。ほんとに。何考えとるいって。多いけど、やっぱり、まあ、今現にエレベーターつけてまってありますんで、その辺まではどうかなということですわ。うん。

(記者)

 分かりました。

(市長)

 多分権限はないと思いますよ。私、これ何で言うかいうと、あの旭丘高校の校舎を取り壊すかという話になったときに、わしはどえらい反対しとったんですわ。あれ、戦前の、あんだけのスケールで残った旧制中学って日本で1校だった。で、文化庁も、まあ、登録ですけど、すると言っとったときにアメリカの学者を呼んだんですわ、あの東海寺というとこへ。ほうしたら、ええこと言いましたね。あなたたちに、その壊す権限はないんだと。へえー、なるほどと。ええ。駅舎だとか、ほれから、そういう学校だとか、それはみんなのものであって、過去の人たちのもので、現在の、ほれから未来の人たちのものであって、それは権限があなたたちにないんだよ、そもそもいって。なるほど。

 ただ、それを超える、まあ、公共性がある場合。何かね、何か、道路、道路ができるはどうか知りませんけど、場合だけは例外なんだと、という話があって、ああ、なるほどと思った記憶があって、まあ、そういう気持ちですね、僕は。

(記者)

 関連なんですけれども。今、話が進んでいる昇降装置というのが、これは、市長、以前、エレベーターは設置しないというふうにおっしゃっていたかと思うんですけど、限りなくエレベーターに近いような印象を受けるんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

(市長)

 いやあ、そうですよ。何か昇降機であってエレベーターではにゃあと言っとる人もいますけど。ほんときゃあ、それいって。問題は受け取るほうの認識ですから、これ。ええ。だで、エレベーターと言われようが。エレベーターをつけないというんだけど、今言った、まあ、その、妥協言うと怒られるか分からんけど。一定のその、まあ、法律的に言うと、合理的配慮というんですけど、合理的配慮をせないかんので、まあ、あのう、1・2階までだったら、まあ、合理的配慮と十分言えるのではないかと、まあ、そんな感じですね。ええ。

(記者)

 一応ちょっと当時は私もいなかったんで分かんないんですけど、かなりそれでめぐって議論になった。で、名古屋城もちょっと遅れたみたいなんですけど。

(市長)

 それはありましたね。いやいやいや。

(記者)

 そのことについて、今改めて、ご所感はいかがでしょうか。

(市長)

 いや、ほんだからほんとに、先ほど言いましたけど、車椅子そのものの技術革新によって、エレベーターじゃなくて、昇降機じゃなくてね、上がれるものができりゃ、あのう、応募があったらよかったなあと思っとって、その方とは具体的に、あのう、相談してましたから、ええ。ちょっと名前は言えませんけど。民間の業者の方ですけど。だで、まあ、そこんとこは、まあ、残念というか、ですけど。まあ、5年、10年たてば出てくるんじゃないですか、ええ。需要がものすごいあるから、普通のうちでも。普通のうちで2階まで、じいちゃん、ばあちゃんたちが上がってくと。これですね。車椅子使って、まあ、自動で。そういう技術ができてくると思うんで。まあ、少なくとも、あのう、まあ、それまではというか。まあ、やっぱり本物性を棄損しちゃいけませんよ、やっぱり。その権限はないと、今の僕たちには。(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号であった名古屋(城天守・本丸御殿等城内建造物24棟)。せっかく図面があるんですから。何のために図面残してくれたんですか、先人は。あんな詳細な。と思うんだけどね、僕は。

(記者)

 あともう一つ、いいでしょうか。今年の10月に日本弁護士連合会が、市長宛てに、最上階までのエレベーターの設置するよう要望するという内容の要望書を出していらっしゃると思うんですけれども、それについては、1・2階までということで、どのようにお答え、そういったことに社会的に。

(市長)

 その要望書を見てないんですけどね、わし、それ、ええ、まず。まず見てないですけど、まあ、トリエンナーレでも僕のことを批判した何かを、どこ?日本弁護士会、それ、愛知弁護士会、どっち。

(記者)

 日本弁護士会です。

(市長)

 日本弁護士会ですか。まあ、出されとる、こっちの意見何にも聞かずにですね、よう勝手にやらっせるなと思いますけど、私は、ええ。それより、その文化的遺産を残すべき務めというのは、あのう、あれはね、何だったかな、いわゆるコンメンタールですね、そういう条文の。あのう、人類のと書いてあったかどうか知りませんけど、義務だと書いたりますよ。ええ。

 で、あのう、よくつけない方の論理とすると、某、あのう、まあ、あんまり言うといかんけど、中日新聞の、あのう、今の方じゃないですけど、前の方の社説に書いたりました。エレベーターつけろ。その論理はどういうことかいうと、河村のばかがとは書いてませんが、河村がですね、(「国宝保存法(昭和25年文化財保護法施行に伴い史蹟名勝天然紀念物保存法と共に同法に改廃)」により昭和5年に指定された旧)国宝(であり城郭としての指定)1号のお城で、まあ、うにゃうにゃありまして、ほんだで、その木造復元すると。ということを言っとると。しかし、その木造1号のお城は燃えたでないのかと書いたります。燃えてなくなったんだと。だから、今度造るのは新築建造物だと書いたります。あのう、俺の、あのう、あれには載ってますから、Twitterには載せてきましたから。中日新聞の社説ですわ。

 ほんだから、新築だったらコンクリートで造ってエレベーターを造れという議論ですわ。まあ、その意見に立っとる方も、それは日弁連(日本弁護士連合会)かどうか知りませんけど、あるんじゃないの。ほうしたら、今になったら俺言いてゃあけど、ほんならねえ、沖縄の首里城の前へ行って、どうぞその議論を展開してくださいと、これ、燃えましたから、あれは。戦後2回目の木造ですけど。燃えたと、新築建物だと。だからコンクリ―トで造ってエレベーターつけよ。まあ、裏、ちょっと陰にエレベーターあったんですけど、そこから別個に入ってく、あのう、形式だったんだけど。そういうことを言えますか、ほんとに。沖縄の人の前で、首里城の前で。街頭でしゃべってくださいよ、ほんなら。やっぱ違うんですよ、それは。

 で、それは、これも繰り返しますんで、まあ、何遍も言うのもわしも疲れてきたけど、文化庁は、結局、木造は燃えたり朽ちたりするんです。パルテノン神殿や、この間でもパリのノータルダムカテドラル。あれも奥の木造部分は崩れ落ちましたけど、表の石造りの部分は残っとるんですよ。残るんですよ、そりゃ。だけど、木造って、なくなったり、朽ちたりするじゃないの。そいじゃあ、文化財的なそういうものを、昔のものを直してこう、そのまま維持していこうという務めはなくなるんですか。木造の文化っていうのはどうなっちゃうんですかということで、まあ、文化庁は、もうちょっと何十年前か、何十年はまた割合近いけど、3つ要件を立てまして、「奈良ドキュメント」いって。まあ、これ、覚えといてちょう。

 1つは、その、なくなったけど、あったその真上に造ること。それから、2つ目は図面等があること、それから、3つ目は、その材料は、名古屋城でいや焼けちゃったけど、まあ、極力昔のものと同じもの使うこと。この3つをそろえた場合は、それはそこにあたかも石造りのパルテノン神殿のようにですね、本物があると、これみなすんですよ、これは、木造の文化っていうのは。

 ということになって、それの、まあ、あのう、かけがいのない、まあ、第1号と実質上にこのでかいやつは言えると思いますけど、が名古屋城だということなんです。

(記者)

 なので、今の市長のお考えでは、こういった障害のある人たちの声ですとか、日弁連(日本弁護士連合会)のこういった要望書ですとか、そういったものもあるけれども、まあやはり、その文化財の価値、本質的な価値を守るためには、まあ、致し方ないといいますか、それが優先されるべきだというふうにお考え。

(市長)

 いや、それは。だから、さっき方言った、私の務めだと。私は変更する権利はありません。だで日弁連(日本弁護士連合会)にもないと思いますよ、私は。私の考えだとね。その権利はね。意見言うのはご自由ですから言っていただいてええけど。

 反対に、本物を残してくれと。エレベーターつけるな言う人たちはものすごい多いですよ、言っときますけど、ほんとに。

 いうことじゃないの。どうも任務のようですよ。また思い出したわ。そのときやっとったの。書いたりますわ、コンメンタールに。なぜ人間はそういう昔のものを、危ないし、金もかかるし、残すんだいう議論で。それは人類の任務なんだと。人類と書いたったどうか知りませんけど。そうらしいですわ。

地方債券の利回りについて

(記者)

 すみません、ちょっと発表事項以外なんですが。よろしいですか。

(市長)

 はい。

(記者)

 地方債、債券ですね。の、ちょっと利率、利回りが上がっているという話がありまして、名古屋市も例外ではないそうなんですが、ちょっとその受け止めと、何でしょう、今後の発行計画とか、その辺りをちょっと伺いたいと思います。

(市長)

 えらい急に難しい話になってきましたけど。まあ、一般的に言われとるのは、日本もいよいよまあ、今みたいな日銀(日本銀行)の、まあ、あのう、利率を一切上げないというのは修正されるんじゃにゃあかというふうに、まあ、言われとりますわね、ここまで来ますと、そろそろ。だで、まあ、そうなりますと、日本の国債、まあ地方債、買ってもええかなということになるんで上がっとるんじゃないすか。と思いますけど。

 だけど、まだわしは金はものすごい余っとると思いますけど、相変わらず、これ。まあ、これは庶民の皆さんからすると分からんでいかんわな。どこに余っとるんだって。銀行に余っとるんです。借りる人がいないんです、借りる人が。その傾向が下がったということはあんまり聞いとりませんがね。設備投資が増えるかどうかですわ、民間の、これが。

 中国が設備投資がかなり下がってきとりますんで、その場合は金が余りますから、政府が使うということになるわけ。そうしないと大不景気になりますから。ええ。だで、名古屋も、まだ聞いとらんけど。まあ、名古屋港の貿易黒字はええんじゃないですかね。車はやっぱり輸出は非常にええと聞いとりますけど。ただ、輸入が増えとることは事実だで、エネルギーでね。 

 だで、まあ、ちょっと、どのくりゃあ名古屋の債券の金が上がったかどうか知りませんけど。ええ。えらい急に真面目な話になりましたけど。ええ。

(記者)

 お城も真面目な話です。

(市長)

 はあ?

(記者)

 お城も真面目。

(市長)

 お城もどえらい真面目です。まあ、お城がこんな、あのう、むちゃくちゃな歴史的、本質的価値を損なう。

(記者)

 ちょっと利回りの話を聞きたいんですけど。利回りがこう上がる、利率が上がると将来名古屋市が返済するお金も増えると思うんですね。その辺、どう考えるかということをお聞きしたかったんです。

(市長)

 まあね、返済するいったって、国内に、名古屋市内に主に返済しますので。あのう、ほとんど影響にゃあと思います、これは、ええ。外(国)人に返済すると、ちょっといかんですけど。だで借金じゃないということです。もし、おやじが金に苦しんでお母ちゃんから金借りて、お母ちゃんに借金返しいって、そういうのをそもそも借金というかどうかということ。そういう状況ですから、日本はいまだに。ええ。

 だから、かえって金利が上がって、あのう、民間の資金需要が増えるいうことは、経済がようなるいうことだで、ええことだと思いますよ、私は。ただ、商売やっとる人は大変ですけど、はい。まあ、景気がようなりゃいいですよ。

(記者)

 今後も名古屋市として、債券の発行計画は、そんな変更はないという理解でいいでしょうか。

(市長)

 そりゃ債券の発行は増やさないかんです、とにかく。ええ。大体、まあそれは日銀(日本銀行)の資金循環統計っていうのを読んでいただくと、大体、年間40兆ぐらい大体余ってますから、金が。で、海外にまだ今、10兆とか20兆ぐらい投資してますわ、余っちゃって、これ。信じられんだね。貧富の差が激しいもんだで、庶民からすると、どこに金が余っとるいうことになるんだ。これ、銀行と日銀(日本銀行)の当座に余ってますわ。ほんだで、コロナでこんだけものすごう使ったって、まあ、反対には全然金が足らんようにならへんじゃないかと。ということなんです。ええ。

(記者)

 ありがとうございます。

名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募について

(記者)

 木造に、ごめんなさい、エレベーターに、昇降機に戻ってちょっと恐縮なんですけど、昇降機は、これは、ごめんなさい、ちょっと委員会の方の図面など見てないので分かんないんですけど、永年というか、もう今後何十年も設置される予定なんでしょうか。つまり車椅子の技術革新があったら取り外せるような仮の昇降機になるのか、あるいはその昇降機も10年、20年、30年、100年とか、永続的なイメージなのでしょうか。

(市長)

 まあ、僕が聞いとるとこでは、取り外せれるもんだと聞いとりますけど。現実しかし、そういうもんつけちまうとですね、これを外しまして、明日から車椅子の皆さん、利用できんというのはなかなか言いにくいでしょう。

 ただ、今、NHKが言ったように、そういう昇降技術ができた場合にね、車椅子で上がってく。それもまあ、いろいろ下に何かそういうもんつけて、そこへぱくっと、あのう、やってやる場合と。これは、あのう、不自由な方が言っとったけど、乗換えはやめさせてほしいと言ってましたけど、それは、ええ。そういう専門の、あのう、車椅子昇降機というのができた場合、まあ、いろいろあり得るんですけど。

 それから、私がもう一つ聞いたのは、あのう、例のリニア技術ですね。リニア技術使って、横にですね、リニアの誘導板なんかつけて、しゅーっと上がってくような、NとSで。そういうのできんかと言いましたら、これ学会の、あのう、トップの方ですけど、留守番電話のやり取りでしたけど、理論的にはできますと、これ。だけど今はできませんのでと言ってました。例えばそういうやつですわ。そういうのは、できるのを大いに名古屋は、あのう、応援してこうじゃないかと、この際、ええ。というのは、感じとりますんで、そういうのができたら、まあ、あのう、やっぱりほんとの昔のままといってですね、そういうものでもですね、まあ外して上がってけるようにするというのはいいんじゃないですか。ええ。そういうのができたらですよ。うん。

 できると思うがな。そう思わんきゃあ、これ。ほんとに。ほんな、金星か何かしらんまでロケット行って帰ってくる時代にですね。意外とこういうのが難しいか分からんけど。車椅子の自動昇降機ですね。ええ。

(記者)

 すみません。その昇降機、もう一つ確認なんですが、一応提案としては、各階ごとに乗り換えて上層階へ上がっていけるという提案ということらしいんですが、先ほどの市長のお話だと、1階から2階までの昇降機をつけたら、もう3階以上へは上がれるようにしなくていいんだというのが市長のお考えということでよろしいですか。

(市長)

 まあ、そういうことですね。はい。やっぱり本物を壊すことはやめてほしいと。まあ、ちょっとおもしれい例で言いましたけど。じゃあ、ベルサイユ宮殿にですね、ちょっと行ったことはあるんですけど、そういう認識で行っとらんでいかんけど、マリー・アントワネットの部屋があった。で、そこへ上がっていくのに階段があるから、とりあえずなら、まあ、その部屋へ入ってくとカーテンが閉まっとって、そこをぱっと開けるとエスカレーターかエレベーターの乗降口があると。こういうのって、あのう、認められるいって、外(国)人なんかは、これ。多分いかんのじゃない、それは。と思いますよ、私だったら。ええ。

 やっぱり、そのう、これはちょっと想像だでね、本当にそうかどうか分からんけど、例えての話。いうようなことで、やっぱり本物を残すべき義務があるんであって、いや、そこらはやっぱ理解して。それを合理的配慮というんじゃないですか。うん。合理的配慮をしろと言っとるんであって、ねえ。本物性を全部棄損してでもええという議論じゃないですよ、あれ。調べてちょうでゃあ、まあ、ほんとに。

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