令和4年1月4日 市長年頭記者会見
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名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
(市長)
はい。それでは、新年明けましておめでとうございます。本日から、気持ちを新たにということで、まああのう、ずっと以前と同じですけど、市政運営に、全力を挙げてまいりたいということでございます。
まあ、市政記者クラブの皆さま方には、今後いろんな場面でお世話になると思いますが、これもよろしくお願いいたします。
また、本日は、市会から服部将也議長さん、それから、中村満副議長さんのお2人にもご同席をいただいており、後ほどお2人からもご挨拶をいただきますんで、よろしくお願いいたします。
初めに、コロナウイルスについての現状と本市の対応ということでございます。
市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、12月27日から1月2日での1週間で、新規患者が合計39名発生いたしました。前の週と比較しますと3倍増となっており、感染拡大の兆候が見られます。
なお、先週は、新たにお亡くなりになった方は、おみえになりませんでした。また、昨日発表時点では、名古屋市民の入院者数は27名となっておりまして、その内訳の入院先は、いずれも市内の医療機関でございます。
なお、健康観察の対象となっている健康観察者(正しくは濃厚接触者)などの方は、先週の約30名まで下がったんですけどね、一番多いとき1万名でしたけど、1日がね、(約)30名から増加しまして、現在(約)140名でございます。引き続き、保健センターにおきまして丁寧に健康状態の観察などフォローアップを行っております。
年末年始の期間中も発熱等の症状により相談を希望される方に、受診・相談センターが24時間体制で相談に応じてまいりました。また、「名古屋市医師会急病センター」及び各区の「休日急病診療所」において、12月30日木曜日から1月3日月曜日の5日間、発熱等の症状のある方の診察を行っていただきました。名古屋市医師会をはじめ、ご協力いただいた皆さまには、この場をお借りして感謝申し上げます。大変熱心にご努力をいただいたと聞いております。
年明け以降も、成人式や新年会など人が集まるイベントが続きますが、愛知県内でもオミクロン株の市中感染の事例も多数確認され、今後、感染力が強いとされるオミクロン、英語のやつ聞いとりますと、あれ、オミクロンといいますね。全員かどうか知りませんけど。オミクロン株による感染拡大が懸念されます。引き続き、人と人の距離の確保、マスクの着用、手洗い・手指消毒や小まめな換気など、基本的な感染防止対策を徹底してください。お願いいたします。
また、繰り返しになりますけども、市民の皆さま方におきましては、医療従事者や新型コロナウイルスに感染された方、また、関係事業者の方、ワクチンを接種されない方等が、不当な差別や偏見の被害に遭うことのないよう、個人情報の保護、人権尊重に十分なご配慮をお願いいたしたいと思います。
(市長)
次に、新年を迎えるに当たり、私の思うところをお話ししたいと思いますということで、まああのう、5分しゃべってちょういうことでございますので、まあ、短くやりますと。
まあ1つは、やっぱり、コロナのことで、まあ、今言いましたけど。まあ、ワクチン等につきましては、あのう、国からのお話等について、丁寧に対応させていただきますので、それはご安心をいただきてゃあと思います。まああのう、医療の関係もしっかりやります。
まあ、ただ、あのう最近、まああのう、よく言われておりますけど、まあ、ワクチンの後遺症がですね、深刻ではないかと。特に若い方ですね。若い方。ワクチンを否定するもんじゃありません。私も2回打っとりますし。ですけど、若い方については、まああのう、これ、泉大津市ですか。泉大津市の市長さんが、泉大津市の公式なメッセージとして、あの、ブログに出されておりますんで、ぜひ見ていただくといいんですけど。まあ、厚労省も、あのう、客観的な数字を出しとりまして、それによりますと、若い層におきましては、いわゆる、あのう、コロナの後遺症というか、コロナで亡くなった方よりですね、ワクチンで亡くなった方のほうが多いのではないかと。多いという数字が、厚労省の数字で出ていると。若い方でですよ。いう数字を発表されとりまして、皆さんにおいては、まあ、慎重というか、丁寧にとか十分お考えいただいてですね、対応をお願いしたいと思います。
で、名古屋市もご不安の方ですね、ワクチンを打つについてですね、ご不安の方、またワクチンを打ったところが、まあ、いろんな発熱等の状況があるいう方には丁寧に対応するように指示しとりますので、ぜひ、まあ、とりあえずは保健センターへお電話いただきたいということですけど。
それと、まあ1つ、今も確認しましたけど、まあ、薬がやっぱり重要なんですわ、実は。薬が。薬が。結核だったら、ストレプトマインシのペニシリン、抗生物質ですけど。それにつきまして、まあ、ちょっと本持ってきましたけど、これ。あの、ブログには、あの、ツイッターには出しとりますけど。この、イベルメクチンというやつね、この。こっち出しとこうか。ええ。イベルメクチンいうのは、これ大村、ノーベル賞の先生が発見された薬ですけども、あの、いわゆる寄生虫に対する薬なんだけど、これが、まあ、効くというのではないかということで、名古屋の興和さんですね、興和さん。これは、あのう、製薬会社の興和さんと名古屋市立大学、名市大が協力しまして。まあ、なかなか不幸中の幸いですけど、患者さんが少ないもんですから、国内また国外も併せまして、大至急この治験を、テストを開始するという状況でございますんで、僕はこの薬ができまして、なるべく早いとここれを処方してですね、ドクターによって、重症化を防いでいくというふうに、はよいかんかというのを大変期待しとるとこでございます。
まあ、これが1つ。
ほれから次は、2つ目としては、まあやっぱり、あのう、名古屋というか、この地区は日本を支えとりますので、産業でね。経済の力を、減税を核としてですね、これを落とさないように全力投球してくということでございます。
なんべんも言っとりますけど、税収の伸びは、あの、旧五大都市で、ナンバーワンになっとりますんで、その力を落とさないようにということでございます。
それから、一人の子も死なせない名古屋いうことは、これは、まあ私、最後のといっちゃ何ですけど、人生の目標としまして、専門家によるですね、学校の中に、まあ、これは昔から文部省のチームが学校ってやっとったんですけど。正式に、もう既に専用のスクールカウンセラー、常勤も入れとりますけど、さらに学校の福祉機能も充実させるという日本一の取り組みを来年度予算に向けて充実させる取り組みも開始しております。
それから、まあ1つは、お城ですね、やっぱり。名古屋のお城、世界の宝、これを千年、みんなで大事にしてく木造天守閣、これを必ず実現させると、そういう方向でしっかりやりてゃあと思っとります。
ということで、「終了」という何か変なサインが出ましたので、これで、あのう、終わりにしてゃあと思います。ありがとうございます。
それでは、服部議長、中村副議長にもそれぞれご挨拶をいただきたいと思います。
服部議長、よろしくお願いいたします。じゃあ、どうぞ。
(服部将也名古屋市会議長)
それでは、皆さま、明けましておめでとうございます。
皆さまには、健やかに新春をお迎えのこととお喜びを申し上げます。
また、昨年中は、市政記者の皆さま方には各般にわたりまして大変お世話になりました。心から感謝を申し上げたいと思います。
さて、昨年を振り返りますと、やはりコロナ対応の1年であったというふうに思います。この場をお借りいたしまして、新型コロナウイルス感染症への対応にご尽力をいただきました医療関係者の皆さま、また、感染防止のためにご協力をいただきました市民、事業者の皆さま方に心から感謝を申し上げたいと存じます。
昨年、コロナ禍により人と接する機会が制約をされ、不安を抱えている大勢の方と接してまいりました。改めて人と人とが触れ合い、誰もが無理なく活躍できる地域社会の構築が大切であると感じた1年でありました。
年末年始もオミクロン株が新たな脅威となり、感染者もやや増加傾向にあります。引き続き油断をすることなく、今年も感染拡大防止に取り組まなければなりません。同時に、地域経済を立て直していくことが喫緊の課題となっていると考えております。
昨年12月より、新型コロナウイルスワクチン3回目の接種が順次進められておりますが、市民の命を守るためには、ワクチン接種は非常に重要であると思っております。また、コロナ禍の中、職を失い、また、売上が大幅に減少するなど、大変厳しい状況にある方も多くおみえになります。そうした市民の皆さまの声を積極的にお聞きし、対策に取り組んでまいりたいと存じます。
コロナ対策に加えまして、明日にでも起こるかもしれない南海トラフ地震など、自然災害への備えも決して忘れることはできません。名古屋市会といたしましては、昨年9月、自然災害や感染症の流行など非常事態の際にも議会機能を維持するため、「災害時等における議会機能維持に関する対応指針」を策定いたしました。今後とも議決機関として市の方針等を決定し、執行機関をチェックするという議会の本来の役割をしっかりと果たし、市民の期待と信頼に応えてまいりたいと存じます。
最後に、例年2月定例会初日に開催をしております「名フィルミニコンサート」に関連をしてご報告を申し上げたいと思います。
「名フィルミニコンサート」につきましては、昨年末、コロナの状況に鑑み、今年も開催しないことを公表いたしました。また、毎年夏に開催しております、「なごや子ども市会」も2年連続で中止となりました。そこで、今回、子どもたちに市政に対する興味、関心を高める上で大きな役割を果たしてきた、「なごや子ども市会」の意義を伝えるメッセージの場として動画を作成し、あわせて、市民の皆さまに議会、名フィルをより身近に感じていただくための取り組みは継承していきたいと、そうした思いから、その動画を名フィルとコラボして作成し、配信をしたいと考えております。
詳細につきましては、後日、公表をさせていただきます。皆さまにはぜひご覧いただきますようよろしくお願いをいたします。
ご報告は以上でございます。市政記者の皆さま方には、昨年同様、大変お世話になろうかと思いますが、本年もどうぞよろしくお願いをいたします。
(中村満名古屋市会副議長)
明けましておめでとうございます。
昨年は、職員さま、また、市政クラブの皆さまには大変お世話になりました。昨年、いろんなことがございましたけれども、コロナ抜きでは語れない年であったということは間違いないと思います。局、また、各部署において、職員の皆さまの中には、命を削りながら職務を全うされた方がいたということを伝え聞いております。本年は、各局とも最優先課題をたくさん抱えておりますけれども、昨年同様、あわせて、コロナには先々の注意を払いながら頑張っていただきたい、このように考えております。
私自身、本年の願いといたしまして、議長をしっかり補佐しながら、市民の方がこの名古屋に住んで、本当にこよなくこの名古屋を愛し、そして、ぬくもりを感じ、幸福感を感じられる名古屋にしたいと、このように考えております。
我々議会と、そして、職員さん、皆、向き合うだけでなくて、時として同じ方向を向いて仕事ができるよう、深くご祈念申し上げまして、ご挨拶に代えさせていただきます。
最後に、今年1年、職員さま、また、市政クラブの皆さまには大変お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
(記者)
おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今日4日が、他の都市、自治体などでも仕事始め式をやっていると思うんですけれども、市長、市の職員の皆さんに対して今年どういう風に行動していきたいか、訓示などございましたらお聞かせいただければと思います。
(市長)
はい。ありがとうございます。
まあとにかく、市の職員の皆さんに対してですか。ほりゃあ、やっぱり、まあ、あのう、名古屋というのは、日本中の、まあ、日本で今、税金上納額日本一ですから、これ。東京はちょっと別にしましてね、ええ。減税して尚というのか、減税しとるからと。減税しとると税収も減るはずですけど、これは間違っているということがはっきり証明されとるんですけど。まあ実は、可処分所得を増やして、税収の伸びは、税収の伸びが(旧五大都市の中で)日本一になっとります。そんなことで、まあ、大いに自信を持ちまして、ほぼ9割の方が、名古屋に住んでよかったと言っておられるアンケート調査が出とりますんで、やっていきてゃあと思います。
でまあ、あのう、各局でいろいろ、まあ課題があるんですけど、ぜひ自信を持ってですね、まあ、みんな日本一を目指してやってちょうと、必ず納税者の方を、顔を見てね、やっぱり税金を出してくれるいうのはほんとにありがてゃあですわ。わしでも何が一番ありがてゃあかいうと、やっぱり800万、年収きちっともらえるということです、これ。ものすごいありがたいですね。私、零細企業やってきましたから、よくその気持ち分かるんですけど。そんな気持ちになって、名古屋市の納税者の方を向いて、ぜひ、俺んとこの局はこういう点で日本一になったるがやというのを、まあ、つくってってもらいたいと。
特にシンボルを一個言や、やっぱ、一人の子も死なせないというか、子どもにとって学校が楽しくなると。名古屋へ行くと、何か駅降りると、子どもさんがみんな楽しそうな顔しとるな言って、にこにこしとるがや言って、そういう都市を、職員の皆さんと一緒になってですね、つくっていきてゃあと、まあ、そんなふうに思っとります。
(記者)
市長、明けましておめでとうございます。
先ほど、年頭の所感の中で、ワクチンの副作用というお話されましたけれども、名古屋においてワクチンの副作用で亡くなった方とか重篤な症状に陥ったというような報告というのは、これまでに上がっているものなんでしょうか。
(市長)
名古屋では、私、聞いとりませんけど。あのう、当局はどうします。まあ、他の県では聞いとるんですけど。どうします。はい。
(当局)
保健センターのほうには、ワクチンの副反応ではないかということで幾つかご相談であったり伝えているところでございます。そういったものを、また、こちらの審査会のほうでかけまして、国のほうにも上げていくというふうな順番になっております。件数については、まだ集計はしておりませんので、すみません、よろしくお願いいたします。
相談は保健センターのほうで承っております。
(市長)
僕がフォローしてええかどうかわかりませんけど、因果関係がきちっとしとらんと言われますんですが、まあ、これはなかなか、あのう、因果関係がないという証明も大変でしてですね、そういうことがありますんで、今ので、国が出しとる1,400名だったですかね。1,400名の方についても、因果関係は、その、絶対証明された数ではないですわね、あれは。
(当局)
はい。一応ワクチン接種後に起きた反応ということではございますが、ワクチンとの因果関係というのは、ちょっと明らかで、なかなかなってないところでございます。
直接アナフィラキシー等で病院にかかられたということに関しては、何件かはっきりしているものはございますけれども、いわゆる後遺症的なといいますか、ものについては、なかなか因果関係をはっきりさせることは難しいというふうに考えております。
(市長)
まあ、そういうことですが、ええですか。まあ、若い方ですよ、問題は。ええ、若い方です。はい。
(記者)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新型コロナの関係ですけれども、オミクロンの関係で、非常に最近、県内でも事例が増えておりますが、何か名古屋市として前もって準備を進めていらっしゃるようなことというのはあるんでしょうか。
(市長)
まあ、私からしますと、先ほど言いましたように、イベルメクチンについて、全力で、興和さんと名市大、ほれから、まあ海外、国内、海外ともに、まああのう、患者さんの数が非常に減ってますので、嬉しい悲鳴ですけど、取り組んでいきたいというのが、まあ、現実的には一番多いわね。
あとは、まああのう、同じように、どんちゃん騒ぎなんかについては、ぜひ皆さん、避けていただきたいということでございます。
(記者)
宿泊療養施設の整備ですとか、あるいは既にはあるとは思うんですけれども、そういう点での何かハード面での対策というものはございますか。
(市長)
まあ、今んとこ2か所ありますわね。あそこの東横インさん(東横INN名古屋名駅南)と、ほれから、何とか言ったな、もう一つは。英語の名前ですけど(R&Bホテル名古屋新幹線口)、そこと合わせまして、大体500ベッドぐらいは保有しとりますので。だから、今んとこ、まあ、ひょっとしてオミクロンが疑われる場合は入院させてくれというような状況だもんですから、あのう、そちらの宿泊型じゃないほうに入ってみえる方もおみえになりますけど、まああのう、万全の対応を取っとります。
(記者)
明けましておめでとうございます。よろしくお願いします。
新年ですので、ちょっと抽象的な質問になるんですけど、市長として、この名古屋市での産業政策とか経済政策、こうしていきたいとか、そういうものがあれば教えていただけますか。
(市長)
どうしても東京と京都が有名になりまして、何となく東京がえらい圧倒的に人口が多いもんですから、東京が日本の経済を支えとるように見えますけど、それは半分は違っとってですね、消費も大きいですけど、やっぱりもう、その生産というところでは、先程言いましたけど、名古屋は、名古屋地域ですけどね、名古屋地域、名古屋か、税金上納率日本一いうことで、まあ、それを落とさんようにということについては、まあ、まず1つは、あのう、世界のイノベーションに負けんようにせないかんわね、これ、ほんとに。まあ、あの、やっぱり人材ですわ、やっぱり、ええ、何といっても。
ええ、まあ、私が国会議員になった頃は、まだ富士通とか、ほれからNEC、日立さんも記憶がありますけど、あの辺が世界の情報通信産業の世界のトップだったんですよね、これ。もう今はもうGAFAに全然追いつかんという状況でございますので、ぜひ、そのう、やっぱり人材を育ててくということは、先程言いましたように、一人の子も死なせないというのは、まあ、あのう、苦しい子どもさんを助けるいうことですけど。もう一つは、やっぱり勉強が楽しいという子どもんたち、子どもさんをみんなでつくっていかないかん。もう世界はもう明らかにそういう方向に向かっとりまして、黒板の前に先生が立って、これやれよと、中間試験これが出るぞと、内申点つけるというようなのも、明らかにこれは古いというか、間違ってますね、これは。だから、自分たちで、self regulated learningっていうんですけど、自分たちで課題をつくりながら進んでくと、そういう方法も、現に、既に名古屋市の2つの小学校で、モデル実施が始まっとりまして、非常に結果がいいですね、見てみますと。いうことで、まあ、人材を育ててく。まあ、できたら理科系を育ててくというのは非常に重要と。
それから、やっぱりとりあえず目先は、あのう、まあ、各種補助金をきちっとやりますけど、まあ、ナゴヤ信長基金(ナゴヤ信長徳政プロジェクト)ということで、7,000億円に、達しようかというものすごいお金が金融機関との協力によって名古屋市に供給されとりまして。企業を潰さないこと。とにかく商売を潰さないこと。これはもう原点ですが、雇用を守るということ。パートのお母ちゃんを守るということ。まあ、とりあえずそこのところに全力投球しとりまして、多分名古屋は相当いい、皆さん苦しいですけど、商売は。苦しいですけど、相当ええとこいっとるんでにゃあかというふうには思います。
まあ、よかったかね。それと正しい経済学。もう一つ言わんならん。マスコミに対して文句言うつもりはありませんけど、日本が財政危機ではないんです、あれは。日本政府というのは総務部でありましてですね、一部だけ取ってですね、何か日本中、財政危機で借金漬けだというような報道をするとこがありますけど、間違いですから、あれは。借りるとこがないんですよ、日本は。日本というか世界中ですけど。これはリチャード・クーさんが言っとられるので。河村たかしのことはどうせ信じんだろうから、リチャード・クーさんの「追われる国の経済学」、読んだってちょうだい。正しい経済学に立って、きちっと民間で借りないお金は、それは、あのう、当然ですけど、無駄遣いがないように、政府部門なりがですね、きちっと使ってくと。ほんで、人間だとか、それから、飯が食えん科学者とか、そういうとこへちゃんとお金を使ってくと、そういう方向をやっていきたいと思います。
(記者)
先ほどの教育の関係なんですけれども、市長は、かねてから高校入試はよろしくないのではないかということで、小中高のその一貫校を整備したいというお考えだったと思うんですが、これ、実現はいつ頃の見通しになりそうなのかというのをちょっと改めてお考えをお聞かせいただけないでしょうか。
(市長)
まあ、ほんとに高校入試って何のためにあるんですかね、あれ。何のためにあるんですか、あれ。あのう、大学入試は、医者になりたいとか、公務員になりたいとか、皆さんのような優秀なジャーナリストになりたいとかがあると思いますけど、高校入試って、あれ、何のためなんでんすか、あれ、あれ。人間をいたずらに区別するためにあるんじゃないすか、これ。と僕は思えるんだよね。だから、もうなるべく早く廃止したいいうことで、来年の春にもと思っとりましたけど、なかなかこれ、実際に、もう入試の準備は進んでおりますので、高校についてはですね。なかなか来年というわけにはいきませんけど、が、必ず近いところで、ええ。
現実的に、高校、今、全入なんですよ、みんな。ええ。で、オール1の子ども、オール2の子でも、みんな学校が楽しなって、その代わり、学校の中で、大きなったら何になるんだと、いろんな職業の可能性についてですね、まあ、あのう、専門家によるものすごい手厚い、あのう、英語の授業があるように、職業について、こういう可能性があるよというのをつくってくというのを、この4月からやりたかったんだけど、なかなかこれ、ちょっと間に合いませんですわ、やっぱりさすがに。ええ。いうことでございまして、まあ、その次の4月からは、もうスタートしたいと。ええ。
で、もう「十五の春は泣かせない」って昔の言葉ですけど、僕は共産主義ではありません、共産党と関係にゃあか分からんけど、やっぱ子どもが楽しくならな、とにかく学校が。ええ。
(記者)
すみません、今の関連で、そうすると、来年の4月からを目指して取り組まれるというお考えだと今おっしゃったと思うんですが、新年度のその予算案に、この小中高一貫校っていうのは計上されるような見込みになっているんでしょうか。
(市長)
まあ、何とかしたいと思いますけどね。それでも来年からでもできるとこがあるんでないかという説はあるんですけど、これは。ええ。別に学校をつくらんならんことないわけですよ。広い高校だったら、別にそこに近所の小学校から、ただ、全入にすりゃいいだけですから。全入にすりゃいいいうことですわ。その代わり、職業的なフォローは、ものすごい、日本、断トツに、専門家のこの養成も大変なんでよ。そちらのほうは、またかなり増やしますから、来年度の予算で、ええ。キャリアカウンセラーと。まあ、みんな英語ばっかになるでね、これ。ええ。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとか。なぜかというと、日本にないからですよ、これ。ええ。まあ、そういう体制をつくってくということです。
(記者)
明けましておめでとうございます。
ごめんなさい、ちょっとふわっとした質問になってしまうんですけど、皆さんに、今年1年、どんな年にしていきたいかというか、抱負というか、目標を聞かせていただければと思います。
(市長)
じゃあ、議長。どうぞ、ええよ、ええよ。
(服部将也名古屋市会議長)
まあ、様々ですね、取り組まなきゃならんことはあると思いますけれども、今年こそ、やはりコロナのトンネルを抜け出したいなと。そのための様々な取り組みを議会としても進めていかなければいけないなと、そう思っております。
(中村満名古屋市会副議長)
私は、先ほど申し上げましたとおり、市民がこの名古屋市に対して、本当にこよなくこの市を愛する、また、ぬくもりを感じ、幸福感、理屈抜きで幸福感を感じられる市にすることが第一番目だと思います。こよなく愛し、よく聞かれますけれども、これは裏を返すと、信頼です。市民がこの名古屋市に対して本当に信頼をしていただくならば、どんな名古屋の行政も素早く達成するのではないかと、このように思います。
以上でございます。
(市長)
まあ、先ほど私も言いましたように、まあ、やっぱり子どもさんですか。ええ。やっぱり子どもさんが名古屋へ来たらみんな明るいぞと。ええ。日本一、やっぱり子どもを応援するまち名古屋をほんとにやるということです、これは。相当な構造改革が要りますけど。ええ。で、子どもの福祉機能、いやいや、学校の福祉機能を持たないかんし、ほれから、あのう、何ですかね、黒板の前でみんな一斉に教育するのももう変えないかんしいうことで、大変な努力が要りますけど、まあ、私も73で年食いましたので、まあ、子どもさんには、名古屋へ来て楽しかったなあと。俺はよう、オール1か2なんだけどよ、人生、何かこんな目標があるんだ、わかったがや言って、こうやって生きてこうと、そういうふうになっていけるようにね、そういうにしていきたいと思っとります。
(中田英雄副市長)
私からも、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年なんですけども、私は、当然市長を支える立場でございまして、市長を支え、それから、議会の皆さまともしっかり議論しながら市政を円滑に進めてまいるような役割でありますので、それをしっかり果たしたいというふうに思っております。
その上で、やはり個別の課題として、やはりコロナ対応に責任を持っておりますので、きちんとコロナ対応をやっていくというのは大事だというふうに思っております。
それから、もう1つ、私としては事務方を統べる立場でございますので、職員が一生懸命、気持ちとよく働けるようにしながら、職員集団としてのレベルアップを図られるようなことを考えていきたいというふうに考えております。
以上です。
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