令和3年12月13日 市長定例記者会見
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名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
(市長)
それでは、12月13日、月曜日ですが、定例記者会見を始めてゃあと思います。
まず、「特殊詐欺被害の急増」ということでございまして、これはまあ、あのう、多発しとりまして、11月末現在の特殊詐欺認知件数は424件と。既にこの10年で最も被害の多かった28年の、平成28年の397件を超えており、過去10年で最多ということになっております。
手口の傾向としましても、役所を騙り、ATMで振り込をさせる「還付金詐欺」が156件と最も多く、令和2年に比べ約17倍に増加しております。また、子どもなどを騙り現金をだまし取る「オレオレ詐欺」が131件、警察官や銀行協会などを騙りキャッシュカードをだまし取る預貯金詐欺や詐欺盗が99件発生しております。
愛知県警察が行った特殊詐欺被害者に対するアンケートによると、約8割は、「自分は被害に遭わない・考えたことはにゃあ」と回答してます。わしは大丈夫だと、こういうわけですね。
役所の人間がATMを案内して還付金を振り込むことは絶対にありません。「還付金があるからATM」というのは全て詐欺でございます。また、キャッシュカードを預かったり、電話で暗証番号を聞いたりすることもありません。
市民の皆様におかれましては、在宅中でも留守番電話にして、犯人と直接会話をしないようにする、また、電話でお金やキャッシュカードの話が出たら、家族や警察に相談するなど、被害に遭わないように対策を立ててください。
詐欺電話を受ける際の対応を事前に決めていくことも有効です。年末年始に家族で集まる機会を利用し、どのような手口があるか話し合うなど、家族全体で被害に遭わないよう、ご注意をお願いいたします。
(市長)
次に、「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告いたします。
市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、12月6日月曜日から昨日までの1週間で、新規患者が合計12名発生しました。なお、先週は新たにお亡くなりになった方はいませんでした。
また、昨日発表時点で、名古屋市民の入院者数は4名となっており、その入院先は、いずれも市内の医療機関でございます。
なお、健康観察の対象となっている濃厚接触者などの方は、先週の約100名から、さらに減少しまして、現在、約70名ということでございますが、引き続き、保健センターにおいて丁寧な、健康状態の確認などのフォローアップを行っております。一番多かったときは1万名超えとりましたんで、それが今、70名ということでございます。
昨年も感染拡大した年末年始にかけて、クリスマス、忘年会・新年会、初詣など、人が集まることが予想されるイベントが続き、感染再拡大が懸念されております。引き続き、手洗いやマスクの着用、小まめな換気などの基本的な感染防止対策を徹底してください。
少しでも体調に異変を感じたら、外出を控え、軽度の発熱、倦怠感などの症状でも積極的な、医療機関の受診をお願いいたします。(市長)
次に、ご心配の「年末年始における新型コロナウイルス感染症への対応」ということで、何かちょっとが悪いないうの、皆さんご心配だと思いますけど、まず、新型コロナウイルス感染症に関する相談体制については、発熱時の症状により、相談を希望される方に、これまでと同様に、受診・相談センターが24時間体制で相談に応じます。また、保健観察(正しくは健康観察)の対象となってる方は、引き続き、各保健センターで対応いたします。
なお、12月20日午前9時より、受診・相談センターの電話番号とファックス番号は変更となります。療養後も続く症状、いわゆる後遺症についても、このコールセンターで対応いたします。変更後の電話番号は、050-3614-0741と。
まあ一回言います。050-3614-0741でございます。これはぜひ、まああのう、市民といたしますと、やっぱり、年末年始、いろいろ、あのう、宴会等、宴会というか、いろいろな機会がありますので、ぜひ、何かちょっとおかしいときに、どこ、どうしたらええんだいうのは、お医者さんが閉まってますのでね、全部じゃないですけど、だで、この番号をぜひ、050-3614-0741は、あのう、ぜひ皆さん、あの、広報を、記者クラブの皆さん、お願いしてゃあと思います。また、市民の皆さんにも、まあ、冷蔵庫の横にマジックで書いてくぐりゃあのことをしておかれたらどうかなというふうに思います。
次に、医療体制についてですが、症状のある方は、12月30日木曜日から1月3日月曜日までの5日間、「名古屋市医師会急病センター」と、「各区の休日急病診療所」におきまして、事前のご連絡をいただいた上でと、これは言ってってちょうよということだそうでございまして、休日急患でございますので、各区にですね、事前ご連絡していただいて、診察を受けていただくことができます。医師の診断による判断により、検査が必要な場合は、年末年始も検査を実施いたします。いうことで、まあ、ちょっと悪い方は、ここには書いてありませんけど、119番、名古屋は断りませんので。ええ。タクシー代わりいうのはいかんですけど、あのう、ぜひ皆さん、市民の税金で、まあ、運営しとる消防・救急ですので、ぜひ調子が悪かったら遠慮されんように。重病になってからだと大変ですので、119番に電話いただけたら、あのう、救急が精一杯頑張りますので、電話してくださいということでございます。(市長)
それから、「新型コロナウイルスワクチン接種の状況」について、ご報告いたします。
国のワクチン接種記録システムの本市分の統計によれば、昨日までに、174万9,940名、84.1%の方に接種を行いました。このうちの171万2,985名、82.3%の方が2回目の接種を終えており、接種を希望すると想定される方は、ほぼ2回目の接種を終えていただいていると考えております。まあ、82.3%ですからね。
今後、新たに12歳になる方や、まだ接種をされていない方で接種を希望される方の1回目・2回目の接種につきましては、市内121か所の医療機関で実施しております。対象の医療機関の情報は、市公式ウェブサイト上で公開しておりますので、接種を希望される市民の方はそちらを御覧ください。
新型コロナワクチンの追加接種、いわゆる3回目接種、ブースター接種なんて英語で言いや済むもんではありませんけど、まあ言いますけど、3回目接種についてご案内します。12月1日水曜日より3回目の接種を開始しておりまして、昨日までに1,589名の方が接種を終えております。
接種券の発送についてでございますが、令和3年5月中に新型コロナワクチンの2回目接種を完了した医療従事者の方、約4万9,000人へ本日12月13日に接種券を発送します。2回目接種を完了した医療従事者の方ですね、4万9,000人に、今日、接種券を発送します。
続いて、医療従事者以外で令和3年5月中に新型コロナワクチンの2回目の接種を完了した方、約3,000人へ向けて12月20日月曜日に接種券を発送いたします。
今後の対応といたしましては、令和3年6月以降に2回目の接種を完了した方については、その接種完了時期に応じて接種券を順次発送する予定でございます。今後の発送スケジュールの詳細等については、決定次第お知らせをいたします。
最後に、繰り返しになりますが、市民の皆様方には、不当な人権侵害が起こらないように、十分、コロナウイルス、また、ワクチンにつきまして、十分個人情報の保護、人権尊重に十分な配慮をいただきたいと思います。
私から以上でございます。
(記者)
それでは、幹事社から質問させていただきます。
まず、3回目のワクチン接種についてなんですけれども、政府が接種時期を8か月以降から6か月以降に前倒す検討なども出ておりますが、名古屋市の考えとして、前倒しを例えば希望するのか、そういったあたりはどうでしょうか。
(市長)
まあ、その辺は、あのう、総理が国会でしゃべったんかな、趣旨説明ではしゃべったかな、聞いとりましたけど、と思いますけど、まあ、8か月を待たず、できる限り前倒しするということの話がありましたので、まあ、こちら側も、それに沿った対応をしていきたいということで、問題は、この必要なワクチンがどういうふうに供給されてくかということでございますので、これはまあ、国の方針が具体的に示されることにして図っていきたいということでございます。
(記者)
仮に国が6か月で前倒しでと言った場合は対応できるような状況にはなっているんでしょうか。
(市長)
まあ、それは、対応できんのにそんなこと言うはずがにゃあでしょう、しかし、これは。国が6か月で。まあ、韓国は何か3か月とか、テレビ、間違いかな。今日のテレビで、「およはう日本」で見たような気がするんだけど、あのう、言っとるわけで。まあ、そこら辺のところは実際のワクチンの供給状況というのは大きいんじゃないですか、これ。まあ、1、2回やってますので、既に。だから、その辺のところは相当、自治体、名古屋市を信頼していただいてもええと思いますので、実際ワクチンがどういうに供給されるかというとこが、まあ、ポイントになってくると、まあ、そう思いますけどね。はい。
(記者)
ありがとうございます。あと、すいません、デジタル商品券の配布(発行)事業について伺いたいんですけども。
(市長)
はい。
(記者)
公約とは違うというような委員会とかでも指摘が多かったんですけど、キャッシュバックではなくなって、半分は紙での配布(発行)になり、キャッシュレス促進っていうにはちょっと曖昧な感じにもなっているのかなと思うんですが。その辺の公約とのちょっとズレっていうのはどうやって説明されていくのか、改めて伺いたいです。
(市長)
まあ何か、公約のズレいって盛んに、誰が言っとるんか知らんけどですね、悪いけど、議会は議決機関なんで、あんたらも知っとるがね。ほうでしょう。議会で過半数を取っとらん限り、そりゃあ、通そうと思えば、議会が原案でいいと言や、それ通りますけど、それでいかんと言ったら。そりゃあ、一定の修正をするというのは、議会制民主主義というのはそういうことなんであって。基本的に大体200億円ぐらいの規模でですね、こうやって経済を盛り上げていくということは変わっとりませんので。公約と違う、公約と違う、わしがどこを裏切ったんですか、それ。公約と違ういうのは非常に感じ悪いですよ、ええ、それは。公約と違ういうのは、多くの場合、約束を裏切った場合で、例えば、私が800万の給料でやるいうのをね、裏切って2,440万ですか、取った、それは公約と違う。
だけど、今回の場合は、議会が議決機関ですから、ちゃんと言ってくれなあかんですよ、それは。議会がこういうふうにしてくれと通さないと言われた場合ですね。それは、やっぱり、まあその状況にもよりますけど、状況にもよりますけどね。そこは柔軟に議会の修正に応じてくというのを、それは議会制民主主義の本分ですよ、それは。国会でもしょっちゅうやっとることですわ、それは。
ということで、公約と違ういうのは、わし、聞くとね、何なんだと。ほいじゃあ、過半数取らせてくれよと、ほいじゃあ、これ。思いますけど。公約と違うという認識はありません、悪いですけど。
(記者)
市長としては、その200億の還元事業をしっかりやるというところで、公約とずれは変わらないというところ。
(市長)
うん。それと五分五分だったのが四分六になったということでしょう。それと、あのう、1万円、何ですか、1万5,000円になったと。
(記者)
2万1,000円が1万5,000円に。
(市長)
ええ、そういうことでしょう。
(記者)
はい。
(市長)
そういうことは、これは、そういうふうだいって議会も言わっせるんだから、これ。ほうでしょう。それについて、やっぱり経済を、あのう、盛り上げてくと、名古屋のね、これ。需要をつくってくということは、あのう、物すげえ重要なことなんで。商売、特に商売やっとる人を応援していくという場合には、それは一定の修正をしていくいうのは、あのう、何でそれがいかんのですかね、ほれ。
(記者)
わかりました。はい。
(市長)
皆さん、知っとるじゃないの、これ。議会が過半数、自公民、共まで一緒になってまっとるときもあると。でしょう。どうするんですか、ほんなら。ええ。教えてほしいわ。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(記者)
すみません、ちょっと事前通告にはない質問で恐縮なんですけど、今朝ですね、衆議院の予算委員会で。
(市長)
今朝。
(記者)
はい。18歳以下の10万円相当の給付の事業について、首相が、年内からでも10万円の現金一括給付も選択肢に加えたいと答弁したんですけれども、名古屋市さんとしては、やっぱりクーポン5万、現金5万で配るのか、10万円一括給付でも配るのを検討するのか、そのあたりはいかがでしょうか。
(市長)
まあ、本来は、私が何遍も申し上げておりますけど、現金は、前回給付の場合にね、7割から8割貯金されたという、たしか、あのう、報告があったんですよ、うん。ほんで、資金循環統計ってありますけど、そういうのなんか見とると、ぐうっとやっぱり上がっとるわけです、家計や何かの預金残高が。そういうことで、今は、何遍もわしも言っとるけど、あの、そんな財政危機なんて大うそなんで、借りる人がいないんですよ、金を。で、貯金ばっかになっとるわけです。貯金ばっかになって借りる人がおらんと、その分、日銀の当座に置いてくだけになりますので、経済の実際の循環にならないと。三面等価の原則いうことで、需要がないと生産も起きんわけですわ。したがって雇用も発生しないと。パートのお母ちゃんの仕事もなくなってってまうということで、とにかく、ほんとは需要をつくらないかんわけ、現金じゃなくて、需要を。でまあ、名古屋もそういうわけで200億規模でやるわけでしょう、今度。だで、僕は、あのう、クーポンでやるのがええと思いますけど、まあ、いろんな、あのう、御意見がございますし、まあ、とりあえず、そんな難しいこと言っとんなと。そんな経費がどえりゃあかかるだ言いってますけど、まあ、ほれも前から、その商品券事業については、プレミアム商品券については、まあ経費の、必要な経費はええけど、注意してちょうよいって、無駄遣いがないようには言っとりますけど、まあ、あのう、そんなことで、まあ、あのう、国がどうされるかですけど、国のこれは国のやつですので、でまあ、その、それに従った予算も、この間、議会に通していただきましたので、まあ、そのようにしたいということでございまして、まあ、何ですかあれは、児童手当受給しとる中学生までについては、えーと、とりあえず年内に現金じゃなかったですかね。たしかそうでしょう。だでまあ、それはやりますし、その後も、まあ、国のことですから、まあ国の、まあ方針に従ってやっていきてゃあということでございます。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(市長)
はい。
(記者)
市長、今のクーポンの関係で、仮に国が、もう自治体の判断でどちらでもいいですと。全額一括で給付してもいいし、クーポンでやりたいところはクーポン使ってもいいとなった場合に、名古屋市はどちらの選択をされるんでしょうか。今の市長のお話ですと、国が現金一括給付でもいいよと言った場合でも、名古屋市はクーポンで給付するという理解でいいんでしょうか。
(市長)
クーポンでもらいたい人かそうでないのか聞かないかんわね、一旦、これが。うん。それがなかなかややこしいということになるわけです。どうしまかいって。18歳以下の方いっても、まあ、あのう、小学生なんかは親に聞くことになると思うんだけど、まあ、本人もいいですけど。だで、そこら辺をばらばらに一人ずつ聞いて、私はクーポン、私は現金というような。で、半分はクーポン、半分は現金とかですね、そういうのはどうかなと僕は思っとんですわ。それいくかな、うみゃあこといっていうことは思うんだね。うん。私は現金という人は現金。なら現金でと。
(記者)
いや、すいません、私の理解がちょっとあれだったんですけども、要は、つまり名古屋市としてどちらかの方針を選択しないといけなくなった場合に、市長、今おっしゃるように、一人ひとりに聞くっていうのは難しいので、これ、多分政治的な判断だと思うんですけども、どちらを選択されますかって、市長のご判断はどうなるんでしょうかというのをお尋ねしておりました。
(市長)
まあまあ、難しいね、これは。本当はクーポンにせないかん。ええ、本当は。経済盛り上げるんだったら、これが。しかし、そうも言っとれんという話にもなるわけでしょう、これ。だからまあ、それは難しいとこですね。まあ、国が一定の基準を、あのう、示すんじゃないですか。うん。と思いますけど。それぞれの自治体が、1,700ぐりゃあある自治体がみんな自分で決めるというふうにはならんと思いますけどね、私は。うん。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
先ほどの電子商品券のお話ですね、名古屋市でやる事業の。市長の公約だった。はい。そちらについてなんですが、先ほど市長のお話の中で、議会にこれじゃあだめと、通さないと言われたら修正を柔軟にやるしかないじゃないですかというお話あったと思うんですけど。それは、実際に議会とのやり取りで、市長の公約のままじゃ通さないというふうに言われたんですか。
(市長)
まあ、そんなことは言えませんわ。ノーコメント。そんなこと言ったらめちゃくちゃになっちゃうがね、世の中。そりゃあ、うん。というより、そんなこと通さないと言われなくても、あのう、議会の修正に応じて柔軟にやってくいうのは、それが別に、あのう、数が仮に、過半数を持っとったとしても、それは少数意見に配慮して修正してくというのは、むしろ当たり前ですからね、これ、議会制民主主義の。ですから、別に柔軟にやって、議会は議会の御意見だし、それは尊重してやってくと。それより、本体のやっぱり消費をきちっと拡大して、名古屋のこの巨大な日本最大級のキャッシュレス経済を、あのう、ここから起こしてくと。まあ、4年後はまたどうなってくかということだけど、もっと大きくしてく可能性もあるしね、これ。まあ、一番究極の選択は、まあ、こんなこと、まあ、言ってええかどうか知りませんけど。例えば、銀行行ってお金を、銀行に預けたキャッシュですね、例えば、10万円なら10万円を、10万円ちょっと出してくれ言って出して、その消費マネーですわ。3割増えますよだと10万円が13万になると、これが。そのかわり、そのお金は、若干不便ではないんだけど、消費にしか使えませんよと、これが。そういうことを、そういうマネーを発行することが可能なのかどうなのかと。まあ、極端なこと言うと、限度額もなしですよ、極端なこと言うと。期限も何もなしで。自治体でそういうことやることは可能なのかと。何でかいうと、日本全体の経済の問題点は、お金を借りる人がいないんだから、今。使う人が。だから、そういうことをやって、とにかく消費を、あの、拡大してくという方向を見据えてはおるんですよ。そのためには金融庁の許可がいるいう説があるね、これ。まあ、先週電話しよう思って、まあ、今日かけてみてもええけど、そういう話もあるんです、これ。だからそこら辺も見据えてますので、やっぱりこの消費に回るお金をつくってくということが、これは重要でしょう、うん。それとお年寄り、高齢者がスマホをもっと簡単に使えるように、何とか誘導してくと。それならいろんな行政サービスがスマホでできるようになるんじゃないすか。ええ。
ちなみに、マイナンバーカードは必要ありません、それは。と思っておりますけど、私は、何遍言っても、これ。かえってそんなことやると、それは時代に遅れてってちゃいますよ、前の住基ネットみたいなもんで。民間経済がすぐ役人にひっつくようになるんですわ。それが国に全部、あのう、何ですか、統一付番されたやつを経由するいうことになると。時代遅れじゃないすか、それは。はい。(記者)
先週公表されたいじめによる自死防止のプロジェクトチームの報告書について伺いたいんですが、新たな動きとしては、検証組織の設置に関しては年明けの総合教育会議で諮るということでした。ただ、検証組織の設置については、再調査委員会の報告書で既に出ていたこと、その設置してはどうかという提案は出ていたことでした。なので、この10月から始まったPTのやった意味というのは何か、どこにあったんでしょうか。
(市長)
まあ、どこに置くかいうのは、やっぱり、一応議論の必要があったでしょう。で、そんで総合教育会議いうことになってますけど、これ。だで、それは意味はあったと思いますよ、ええ。
(記者)
今回の報告書は、冒頭、プロジェクトチームが立ち上がったときからお話がありましたが、提案、意見をそのまま市長に報告するということで、提案されっ放し、意見を言われっ放しという形になっています。もともとこれは市長の号令で始まったプロジェクトチームなので、市長はもともと子どもを一人も死なせない名古屋と強いお気持ちがあるということはいつもおっしゃられています。なので、そういうお気持ちがあるのであれば、市としても何らかの方針を示すべきではないでしょうか。
(市長)
まあやっぱり、あのう、議論を、万機公論に決すべしか、決すべしだったか。万機公論に決すべしということじゃないですか。いろんな専門家の意見も聞いてみるということの中で、まあ、一人の子も死なせないというのは市長の責任なんです、これ、はっきり言いますと。教育委員会で、学校で起こる場合が大体6割ということで多いですから、まあ学校の、まあ、ほんで特に、まあ、名東の場合はね、まあ、不幸にして学校で起きちゃったわけだけど。まあ、学校が原因でですけどね、起きちゃったわけで、あのう、学校でのように見えますけど、市長の責任ですから、市長の責任を明らかにしてくというのは教育総合会議(正しくは総合教育会議)がええわけです、これ。
まあ、この間うち、わしもちょっと、あのう、文部(科学)省のほうを確認しましたけど、学校教育法6条だったかな、5条だったか、あるんですよ。あのう、学校の管理は市長の責任です。まあ、管理については、建物とかそういうやつばっかだと思っとるんだけど、そうじゃないんですね、実は、これ、ええ。
で、一方、地教行法(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)ってあって、教育公務員(特例)法。そっちは教育委員会と書いてある。これ、どうなっとるだいって文部(科学)省に聞きましたら、いや、これは河村さんが言っとるように、両方、あの、権利があり責任があると。ええ。ほんで、よう話し合ってくださいというのが、この教育総合会議(正しくは総合教育会議)で。ということだもんで、あのう、まあ、いんじゃないすか。そんで、名古屋の教育総合会議(正しくは総合教育会議)の、あのう、出しとるレポートは、あれ、本当に不肖河村さんと、その、何人かで考えてますから、ええ、これ。今度、まあ、来年度の予算でやりますけど。一人も死なせない、アメリカ、アメリカ型いうと感じ悪いけどね。うん。まあ、教員のほかにというと、これ感じ悪いですけど、その子どもをみんなで応援してくグループを、まあ、あのう、しっかりつくってくと、常勤で。全員常勤とは言いませんけど。こういうのは、まあ、あのう、こういうのをつくっていくとやっとるんだで、間違えんようにせないかんですよ。うん。教育委員会の独占場ではないです、それは。これは。
(記者)
その検証組織の設置は総合教育会議ということですが、それ以外の提案とか意見は、もう教育委員会が考えるということを私、聞いているんですが、なので、そうするとまた闇に葬られるというか、どうなるか分からない、そのおそれがあると思うんですけれども。
(市長)
事務局というか、その辺をどうするかいうのは、まあ、問題ですわね、これ。課題だけど、まあ、現実的に一番知っとるのは教育委員会と学校ということになりますけどね、これ。うん。だけど、それしかにゃあと言っとるわけではないですけど、これ。まあ、そういう話があることは事実ですけど。(記者)
年末年始の件で2点お伺いします。1年前はですね、地下鉄の終夜運行が何十年かぶりに行われなかったというようなことがありますが、今年は、今回はどうされるか、市長のお耳に入っている現時点での情報あったら教えてください。
(市長)
そういや、その話ってなんにもあらせんな、あれ。どうなったんだな、これ。日本で一番遅くまで地下鉄が走るまち名古屋ということになっとったはずですけど、これ。ええ。1時、最終、何だったな、栄か何か発1時だったかな。
1時1分。101。101、私もそれ乗りましたね、一遍。「最終列車で君のこと」いって、あれは歌でしたけど、違いますけど、あのう、ちょっとどうなったか聞いとりませんで、去年はどうだったんですか、あれ。去年どうだった。中止ですか、やっぱあ。あー。寂しいですねえ。ええ。(記者)
またもう一つ。ちょっと早いですが、新年ですね、初詣についての行動の呼びかけ、何か市民に呼びかけることがありましたらお願いします。
(市長)
まあ、当然、まあ、コロナは気いつけていただいてということになりますけど、やっぱり初詣で、まあ、神様に家族の平穏無事をですね、お願いに行くいうのは、何千年のこれは歴史ですので、まあ、そこら辺は大事にしていただいて、そういうものに対しては、私はそんな、こんな世俗の人間がですね、どうのこうの言うこともできませんわ、本来で言えば。ええ。ですから、あのう、まあ、十分コロナにはお気をつけいただいてと。私も行きますから、まあ、あのう、1月1日は熱田神宮には、これは。若干自転車に乗りまして。これねえ。ええ。まあ、そういうのがずうっと引き継がれてきた日本の伝統ですのでね、はい。
(記者)
各社さん、そのほかいかがでしょうか。
(市長)
初詣を自粛してくれいうなんてことは、世俗の市長なんかが言えるんかね、これ、そもそも。わしはそう思いますけどね、これ。あんまりそういうこと言うといかんですけど。(記者)
これ、1部で聞いてもいい話かなと思ったのでお聞きしたいんですが、今年の漢字って、いつも例年、この時期に市長もたしか質問が出て答えてらっしゃると思うんですが、今年の、その漢字を1文字で表現するとしたら、市長はどんな漢字を選ばれるでしょうか。
(市長)
まあ、それはいつもまあちょっと後に聞かれるで、それ自分、考えるんだけどよ。
(記者)
じゃあ、2部でも結構です。
(市長)
いやいやいやいや、2部でなしに、まあちょっとどうしようかなと、そろそろ考えとるんですわ。まあ、今年はいろいろなことがありまして。ええ、本当にね。申し訳にゃあことで、いろいろ、あのう、本当にご苦労をおかけしましたし。うん、ええ。アポロジャイズは英語かね。英語は漢字にならんか。というね。本当に。まあ疲れましたわ、73で、本当に。はい。いや、まあちょっと。いつも、あのう、まだあるでしょう、何かそれ、1字出してくれいうのが、たしか。
(記者)
来週。
(市長)
来週ですか。
(記者)
市長定例はあるので。
(市長)
ほうっ。来週定例あるのか。
(記者)
はい。
(市長)
なら、それまでに考えときますわ。はい。
(記者)
今日、知事はおっしゃっていましたけど。
(市長)
ああ、ほうですか。いやいや。それは何とも。英語ではいかんのかね。漢字か。
(記者)
知事が選んだ漢字は耳に入っていらっしゃいますか。
(市長)
知らん。ええ。
(記者)
「金(きん)」って選んだみたいなんですけど。
(市長)
「金(きん)」って、「かね」ですか。
(記者)
はい。
(市長)
かね。金シャチの金かね。
(記者)
金シャチの金、選んでたみたいなんですけど。
(市長)
ああ、なるほど。うん。まあ、よう分かりませんけど、まあ。いろんなお気持ちがあるでしょう、人それぞれ。ええ。
(記者)
わかりました。各社さん、そのほかよろしいですか。それでは、これで市長定例会見を終了します。
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