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令和3年3月29日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2021年4月9日

ページID:140156

報告事項

  • 名古屋駅前モニュメント「飛翔」さよならイベントについて
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナ自宅療養者への医療提供事業のモデル実施について
  • 新型コロナウイルスワクチン接種クーポン券の発送開始について



会見動画

報告内容

「名古屋駅前モニュメント『飛翔』さよならイベント」について 

(市長)

  はい。それでは、おはようございます。令和3年3月29日(月曜日)でございますが、定例会見を始めたいと思います。

  本日はまず、ここにありますか、「飛翔」解体に先立ち、まあ、よく庶民的には「ぐるぐる巻き」と言っておりますけど。この「ぐるぐる巻き」、飛翔モニュメント解体に先立ち、5月1日(土曜日)から31日(月曜日)までの間、開催される「名古屋駅前モニュメント『飛翔』さらならイベント」について、ご報告いたします。

  イベント内容については、普段は入ることができない「飛翔内でのイベント」や、今しか撮影できない「飛翔が写っている写真」などを投稿していただく「飛翔SNS写真投稿キャンペーン」を実施いたします。

  「飛翔内でのイベント」については、4月1日(木曜日)から26日(月曜日)までの期間に、参加者を事前募集します。詳しくは、市のホームページや、広報なごや4月号を御覧ください。

  「飛翔SNS写真投稿キャンペーン」については、飛翔が写っている写真を、ハッシュタグ名駅の、「ぐるぐる」と使っとる、「ハッシュタグ名駅のぐるぐる」と、SNSに投稿していただき、投稿された写真を使用してモザイクアートを作成いたします。また、イベントに併せて、5月1日(土曜日)から31日(月曜日)の間、飛翔をライトアップいたします。

  また、「『飛翔』思い出作り隊」として、名古屋アイドル「dela」も参加いたします。イベントを盛り上げていただきます。約30年間、名駅のシンボルだった飛翔ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。はい、ええですかね、これ。これがそうでございます。


「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(市長)

 次に、「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告をいたします。

 まず、市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、3月22日(月曜日)から昨日までの1週間で、新規患者が163名発生いたしました。先週は新たに2名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみを申し上げます。

 163名と、今、言いましたけど、その前の週は121名と。で、その前の週が150名ということでございまして、全国のテレビでもようやっとりますように、やっぱりこの、微増状況というのか、名古屋もまあ、そういうことでございますので、十分お気をつけください。

 まあ、ちなみに県のほうは、先週が267名。で、今週は455名ということでございまして、県のほうもようけ増えてますですね、ええ。その割に比べると、名古屋はまあ、必死になって、保健所ないし市民の皆さんが頑張っとるということでございます。

 また、昨日の発表時点で、名古屋市民の入院者数は69名となっておりまして、その内訳の入院先は、市内の医療機関66名、市外の医療機関3名でございます。

 なお、健康観察の対象となっている方は、先週の490名から増加しておりまして、現在、570名でございまして、引き続き保健センターにおいて、丁寧に健康状態の確認などのフォローアップを行っております。

 これは、500人体制でそのままキープしとるというふうでございます。ほんでこれが、県の中で名古屋市が何%を占めとるかというやつを、さっき方見ましたら、先週ですね、ここ一番近いとこの週の163名で35.8%。それから、その前の週が121名で45.3%。その前が150名で52.1%ということでございまして。まあ、こういうこと言うのも感じええか悪いか知りませんけども、まあ、愛知県の中では、名古屋は健闘しとるということが言えると思います。そういう状況でございます。


「新型コロナ自宅療養者への医療提供事業のモデル実施」について 

(市長)

 そして、次に、「新型コロナ自宅療養者への医療提供事業のモデル実施」について、ご報告いたします。

 あっ、ほいでさっきのやつは、ほんと一遍、全国のあれ出すとええですけど、まあ163名ですからね。もっとものすごい多いとこがたくさんありますんで、これは。見ていただきますと、まあ、やっぱり名古屋は少にゃあんでにゃあかと。油断はできませんけど、これ。油断はできませんけど、少にゃあんでにゃあかと。でまあ、いろんな緊急事態宣言等の話も、これ、ほかもやってますけど、こちらも時短要請のいろんなことやっとるけど、繰り返しますが、その保健所による徹底的な調査ですね。1日500人からの体制によるのは、効いとるんではにゃあかと思いますけど。

 あんまり皆さんに言うと感じ悪いけど、今、某あれで、街頭でようしゃべっとりますんで。大体5回ぐりゃあか、これでしゃべったかな、これ。5回ぐりゃあで、大体30人とか50人とか。だから200人から250人ぐりゃあの皆さんに、これ必ず聞いとるんですわ。一緒に来た人はわかっとると思うけど、「皆さん、名古屋はよう」いって、「保健所がよう、地を這う調査で、まあとにかく、一番多いときで1日3,000人。それから今400人ぐりゃあの、こういう調査やっとるんだけど、そういうこと知ってりゃあす」といって聞きまして。知っとるいう人ゼロです、今んとこ。本当に。手を挙げにくい雰囲気じゃにゃあですから。うん。「気軽に、知っとる人は手挙げてちょう」言っても、これ、ゼロいうのはね、わしもがっくりするわな、これ。ええことはええことで、やっぱり書いてもらわんと、これ。日本中に広がってってほしいじゃないですか。やっぱりこの第4波なら第4波、変異株なら変異株を抑えるためにね、これ。

 そういうことでございまして、保健所で地を這う努力されとる500人の皆さんが、張り合いがにゃあがね、これでは。ねえ。うん。それをわしはいつも心配しとるんだわ。やっぱり誰も知らんいうのはよう、これはちょっとねえ。実際ですから、ええ。実際。

 200から250人ぐりゃあかな。200から250人ぐりゃあの間の、まあ一般のとこですよね。別に動員しとりませんので。本当の市民、一般の声として、「知らんがね」ということでございます。実際。これはどういうことなんだろうかということは、つくづく考えますね。

 最近、国のほうでも、国のえりゃあ様が、やっぱりこういう保健所の調査、きちっとやらないかんのだにゃあかいうことをしゃべられとりますわね、これ。ええ。で、追跡を2週間を1週間に減じたとことかありますけど、やっぱりちゃんと、もうちょっとやらないかんのだにゃあかと。うん。

 それから、この間、あんまり、某、また言うと感じ悪いですけど、某知事と何かは、もう忙してやっとれんと。保健所がね。ということを言っとられますけど、そうでもにゃあですよ。名古屋はこうやってやっとりますで、ちゃんと。各局から助けに行かないかんわね。保健所だけでは、なかなかいかんいうことがあって。いうことが。

 効果があるのはわかっとることだもんだで、ぜひ日本中に広がってってほしいという祈りを込めまして、名古屋の優秀なジャーナリストの皆さんに申し上げました。

 それから、次に、「新型コロナ自宅療養者への医療提供事業のモデル実施」について、ご報告いたします。

 自宅や高齢者施設などで療養されている新型コロナウイルス感染症患者の方が、地域の診療所による往診ですね、往診。昔の言葉か今の言葉か知らんけど、昔は往診往診いって、ドクターがでっきゃあ鞄持って、看護師さんと一緒に来たもんですわ。その往診、外来及び電話等での診療にて、診察を受けていただける事業を、2月定例会で議会から要望を受けたこともあり、本市独自のモデル事業として開始することといたします。

 秋から冬にかけての感染拡大、いわゆる第3波においては、入院を必要とされる患者の増大により入院病床が逼迫し、自宅等で療養せざるを得ない方か多数いらっしゃいました。また、今後も感染が拡大した場合においては、同様の事態が起きることが懸念されます。

そのため、保健センターが日々行っております自宅療養者の健康観察から、適切な治療につなげることを目的としまして、地域の診療所等にご協力いただき、自宅療養者に対して医療を提供する体制の構築を目指すものでございますと。

 だで、健康観察を、まあちょっと進めるいうことかね。PCR検査はやるわけでしょう、今は。健康観察でおかしい場合は、すぐ。で、PCRやって、でまあ、あかんいう場合は、まあ、往診というのも使うと。ちょこっと説明してもらおうか。そういうようなことだね。

(健康福祉局医監)

 よろしいでしょうか、医監の浅井です。今回のこの健康観察の方は、もう陽性になった方ですね。

(市長)

 あっ、陽性になった人か。

(健康福祉局医監)

 ええ、既に。ですから、いわゆる濃厚接触者の健康観察とは違って、既に陽性になった方も、今、健康観察をしておりますので、もう既に陽性の方に対して往診とか、そういう診療をお願いするというモデル事業でございます。

(市長)

 そういうことですか。

(健康福祉局医監)

 はい。

(市長)

 はい、そういうことでございます。医療提携の促進として、診察していただいた医療機関に対して、往診または外来受診をしていただいた場合は、1回当たり1万5,000円、電話等での診療をしていただいた場合は、1回当たり3,000円、補助をいたします。

 まずはモデル事業として4月1日から5月31日までの間、実施をさせていただき、モデル事業の検証を行った上で、その後の本格実施を検討してまいります。

 医療機関の皆様には、新型コロナウイルス感染症につきまして、既に多大なご協力をいただいているところでございますが、引き続き、よろしくお願いしますということございます。

 ほんで、懐かしいですね。この往診というやつは。ええ。昔は、ドクターの、立派な先生が、ひげ生やした人も近所におりましたけど、でっきゃあ鞄をなぜか持ってですね。わしも家で寝込んだりの時に、お見えになりました。看護師さんと一緒にね。懐かしいなと。

◎「新型コロナウイルスワクチン接種クーポン券の発送開始」について

(市長)

 次に、「新型コロナウイルスワクチン接種クーポン券の発送開始」についてでございます。

 先週の定例会見で言いましたように、中区の、まあ中区はどうしても発症者が多いということで、中区の80歳以上、80歳以上の方への限定的なワクチン集団接種について、対象となる方へ、接種のためのクーポン券を本日、本日発送いたします。

 なお、予約は4月1日(木曜日)の朝9時より、予約専用ウェブサイト及びコールセンターにて受付を開始します。県内で最初となる高齢者向けのワクチン集団接種を、4月14日(水曜日)より、中区役所内のですね、栄の。中区役所内の中保健センターにて実施いたします。

 集団接種会場には、名古屋市からお送りするクーポン券、あらかじめ記入した予診票とともに、本人確認ができるものを忘れずにお持ちになってください。また、会場へはできるだけ肩の出しやすい服装でお越しいただくようお願いいたします。

 最後に、繰り返しになりますが、市民の皆様には、医療機関や不幸にも新型コロナウイルスに感染してしまった患者さん、関係する事業者の方々、健康を回復され地域に戻られた方が、風評被害に遭うことのないように、個人情報の保護・人権擁護には十分お気をつけいただきたいと思います。

 私からは以上でございます。

質疑応答

今年度を振り返って

(記者)

 今年度、最後の定例市長会見になりますけれども、この1年、新型コロナなど、かなりありましたけども、振り返っての所感をお願いいたします。

(市長)

 今年度というと、ずらっとようけありますけど、あんまりようけ言わんと、短く2つまでで絞りますと、1つはやっぱり、何といってもコロナがね、ですけど。

 このコロナで、まあ、こればっかり言っとると、ほんとにわしはよ、ええかげんにしとけ言われるけど。この保健所の調査というやつで、名古屋は、去年の今頃って、たしか日本で2番目に(新規陽性者が)多かったと思いますよ、あれ。そうでしょう、あれ。日本で2番目に多かったんですよ、ここは。実は。だけど、なかなかうちの医監(健康福祉局医監)が人徳がある方のようでございまして。ほんで、保健所がみんな地を這う調査をやってくれたということで。ええ。

 だけど、全国で報道されんのもあれだけど、市民の皆さんが知らんいうのは、ほんとに情けにゃあですね。それで相当抑え込んでいると、名古屋市内では。でまあ、それが当然、名古屋市が抑え込んどると、こう、他の地域にも行きますからね。ええ。

 だで、精一杯の努力は。日本一のコロナ対策。まあ言ったろか、やけくそだで。ほんだで、名古屋は日本一のコロナ対策が実現できたと自負をしとります。これは保健所のおかげでございます。いうことでございます。

 それともう一つ。まあ、コロナ対策いって、今、オーソドックスにやっとるのは、ワクチンと、今の保健所の調査と、もう一個、経済対策がありますんで。経済も、いろんな援助をものすごいいろいろやってきまして。一個だけ言いますと、信長基金(ナゴヤ信長徳政プロジェクト)が。97%オッケーだいうのはすごいんですよ、あれ。申込みの97%。で、実績ベースで6,000億超えたですよ。6,000億。申込みベースで6,600億だったと思いますけど。実績で6,000億超えたということは、相当ようけの皆さんに。6,000億、要するに、現金が名古屋の経済に注入されたということですので、まあ、何らかと言いますか、商売の応援ができて。で、「商売まあやめようかな」と思っとるおとっつぁんやおっかさん、ラーメン屋のおとっつぁんやおっかさんが、「まあちょっと頑張ろか」と。で、「パートのお母ちゃん、クビ切らんように、頑張ってやろうや」というように思ってもらっとるところが相当数あるだろうと思いますけどね、これ。うん。

 で、そん中の特色の大きいのは、やっぱり金融機関と協力して、何か所だったかな、(中小企業金融ワンストップ連携機関が)300か所ぐらいだったかな。

(当局)

 378か所。

(市長)

 378か所で。まあ要するに、どんな小さい商売屋さんでも、銀行とは付き合っとるわけですわ、これ。で、わざわざ市の機関に来て、態度悪いとかですね、そんな思いせんでもええで、今まで付き合ってみえる信用金庫なり、そういうとこへお話に行ってですね、378窓口があるということで。ワンストップで、やれるようになったということでございますし、金融機関も要するに、今の日本の社会は金を借りる人がおらんという、とんでもない時代になっとりますんで。そういうときに、やっぱりこの。件数で何件だった、これ。金額で6,000(億)。

 これは事業者総数か。3万6,000件か。昨年5月8日から3月24日まで、3万6,000件を超える申請をいたでゃあとります。で、市内中小企業事業者総数が11万7,000ですので、3割。3割超えとらせんか、これ。中小企業事業者総数が11万7,000で3万6,000ですから。全事業者数の3割くらいの方、3割超える皆さんに利用いたでゃあとるということで。これも、なかなか誰も褒めてくれえせんけど、ええことができとると思いますよ。

 で、事業者、事業者言うと「何だ」言って怒る人ありますけど。商売、商売がまず、とにかく続けて、働いとる人たちをやめさせんように。パートのおかあちゃんなりね。雇用につなげるというのが自由主義経済の最も根源的な営みですから。ええ。で、働いとる人が、給料ちょっと下がるかわからんけど、その給料でいただいて、何か買うというのは、これ、生産と分配と消費ということで回っとるわけで。そんなことができとるのが、コロナだと1つ。

 ほれから、もう一つで言いますと、やっぱ子どもさんが亡くなるのが悲しいね。ええ。これは、1人の子も死なせない名古屋ということで。これは僕も人生かけて、掲げとるスローガンですわ、これは。1人の子も死なせない名古屋と。わしも72(歳)だと、まあすぐ、八事というとこへ、火葬場が近いですから、まあ。やっぱり、次の子どもたちがみんなね、好きなことやってもらって、学校が楽しなって、人生伸び伸びと生きてもらうと。あんまり「夢を持て、夢を持て」言うのもいかんらしいですよ。うん。ドリーム・ハラスメントといって、かえってハラスメントになっちゃうんです。うん。

 だから、「好きなことやってちょう」いって。「生まれ落ちた人間として」ということで。1人の子も死なせない名古屋ということで、全力の取組みをしておりますけど。常勤スクールカウンセラーもね。まだ200名までいっとらんけど、全中学校にはおりますし。全小学校に増やしたいと思ってますけどね、これを。だけど、残念ながら、この公約は正直言いまして、実現されとりません。1人の子も死なせない名古屋の公約は。悲しいことですけど、実現されていないと。

 で、どうしたらええのかということをですね、今も考えとりまして、これは。うん。スクールカウンセラーは非常に重要ですけど、スクールカウンセラー200人までいってませんが、発足して以来、大体10万ケースを超える相談に乗ってますから。だで、亡くなっちゃった子どもさんは、フォローできなんだというか、力及ばずだったんだけど。必ず、何人かの子どもさんの命は救ったんだにゃあかと。このスクールカウンセラーの皆さんのね、努力によって。こっちは見えんですけど。ええ。見えんですけど。幸せなほうですから、これは見えん。いう気持ちがあって、どうやったらええかと。

 端的に言うと、数も増やすのも重要なんだけど、常勤をね。常勤スクールカウンセラー。いろいろありますけど、一言で言うと、やっぱり子どもさんが悩んで相談するという。これ、リメディアルアプローチと言うんですけど。診察みたいなやつ。これは当然しっかりやらないかんけど、その前提として、予防的アプローチと。プリベンショナルアプローチいうんですけど。例えば、親が離婚したとか。ほれから、転校してきただとか。そういうようなリスク要因のある子どもさんに早う気づいて、そこを、学校総力でやらないかんですよ。総力でこれは。教員も当然、必死になってやらないかんですわ。うん。で、やっぱり1人でも亡くしたら、「すいません」という雰囲気にならないかんですね。これ。

 あんまり言うとよ、先生に嫌われるかわからんけど。やっぱり1人の子も死なせない名古屋って、ちゃんと掲げた以上は、1人でも亡くなったら、それは、「すいません」と。「ほんとに何かできんかったでしょうか」と言って、そういう気持ちが全体でですね、学校の関係者で。社会的なものを含めてですよ。スクールカウンセラーは当然入れて。が、出てくるとだいぶ違うというふうに言われてますけど、これは。

 2つで言うと、今のこのコロナの問題と、子どもさんの1人も死なせないというのが、残念ながら実現できていないと。2つで言うとこれですね。はい。

 

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