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令和3年2月22日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2021年3月9日

ページID:138443

報告事項

  • 令和2年名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢について
  • 名古屋市高級ホテル立地促進補助金の補助対象事業の認定について
  • 自殺対策強化月間における取組みについて
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナウイルスワクチンチームの体制強化について
  • なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンターの設置について


会見動画

報告内容

「令和2年 名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢」について

(市長)

 はい。それでは、2月22日(月曜日)ですが、会見を始めてゃあと思います。

 おはようございます。本日は、はじめに、「令和2年 名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢」について、ご報告をいたします。刑法犯認知件数は1万6,225件、去年に比べて20%減少ということで、戦後最多だった平成15年の2割程度の数値となっております。また、近年、政令指定都市ワースト1位を返上した「自動車盗」については政令指定都市ワースト2位、「住宅対象侵入盗」についてはワースト3位となっておりまして。まあ、減ってはおりますが、まだまだ注意が必要な状況が続いております。

 振り込め詐欺が。「ところが」、ということで、振り込め詐欺をはじめとした特殊詐欺の被害状況ですが、件数は244件、被害総数は約5億6,000万円ということでございまして、昨年同期に比べ、件数は減少したものの、被害額は約1億4,000万円と大幅に増加しております。

 一方、交通事故情勢につきましては、交通事故死亡者数は42名と、昨年に比べ9名増加いたしました。また、負傷者数は9,344名で、前年同期比マイナス1,957人、人身事故件数は7,975件で、前年同期比マイナス1,550件と、いずれも前年を大幅に下回っております。

 ということで、死亡者の方は増えてると。事故数は大幅に減っとるということは、まあ、こっからあんまり余分なことを言ってはいけませんが、大抵道路でスピードが相当出とるのではないかと、生活道路なんかで。事故数にわたって。やっぱりあれ、ものすごい、当然ですけど、比例するらしいですから。よう言われとるように、何ですかあれ、何とか30と言いますわね。学校のそばで。30キロ以内に抑えるというようなことは、当然だけど、ダメージ、スピードの二乗にエネルギーは比例するとかいう、たしか法則があったと思うけど。

 いうことでございますので。これちょっと、ええかげんな観測してはいけませんけど。たぶん名古屋の場合、非常に車のスピードが出過ぎとるんじゃないのかということを僕は感じております。

 昨年は第10次名古屋市交通安全計画の最終年であり、年間死傷者数1万5,000人未満について4年連続で達成するとともに、昭和34年以来、初めて1万人を下回りました。しかしながら、年間の交通事故死亡者数35人未満につきましては、平成28年と令和元年の二度達成することができましたが、昨年については達成することができませんでした。

 犯罪及び交通事故の抑止につきましては、地域の皆様の日々の活動に支えられております。今後も、一人でも被害に遭う方をなくしていただくために、犯罪ゼロ、交通事故ゼロを目指し、市民の皆さんが安心、安全に暮らしていけるよう全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。

 と書いてありますけど、先ほど言いましたように、名古屋は道路が広いんですわ、やっぱり。これ。50m、100m道路もありますけど。一本入ったとこの道路、生活道路8m以下は造らないとかね。やっぱりスピードが出過ぎとる構造になっとるんじゃないかということは、名古屋市、市役所としては言いにくいことだと思いますけど、僕は。過去の都市計画に当然関連することですから。だけど、敢えて申し上げました、これはですね。よっぽど一遍、考えてみなかんです、この対策を。ということです。

「名古屋市高級ホテル立地促進補助金の補助対象事業の認定」について

(市長)

 次に、「名古屋市高級ホテル立地促進補助金の補助対象事業の認定」について、ご報告します。名古屋市では、愛知県と連携して、高級ホテルの誘致を図るため、「名古屋市高級ホテル立地促進補助金」制度を設けています。このたび、本制度初となる補助対象事業を認定いたしました。認定事業者は株式会社日本セレモニーさんで、山口県の会社になります。ホテル名は「TIAD(ティアド)」。T、I、A、Dということで、名古屋市栄矢場町の東側に建設予定です。

 久屋大通の広小路(通)と若宮(大通)との間です、間の東側のとこ。で、補助対象経費は142億1,500万円であり、愛知県、名古屋市を合わせて、制度上、最大20億円の補助金を交付する予定となっております。

 新型コロナウイルス感染症が拡大している状況ではありますが、本市に投資していただきまして、名古屋の魅力向上に寄与していただけるのは、大変ありがてゃあということで、Thank you very muchということでございます。引き続き、愛知県と連携しまして、高級ホテルの誘致を進めてまいります。

「自殺対策強化月間における取組み」について

(市長)

 次は、「自殺対策強化月間における取組み」について、ご報告します。自殺対策を総合的に推進して自殺の防止を図るため、自殺対策基本法において、3月は「自殺対策強化月間」と定められております。

 名古屋市では「自殺対策強化月間」に合わせて、関係機関と連携して様々な取組みを実施します。主な取組みとして、「こころの健康」について考えるためのイベントをオンラインにて開催するほか、プロバスケットボールチームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズのご協力を得て、公式試合が開催される会場において様々なPRを実施します。その他、関係機関にご協力いただき、ポスターの掲示、啓発物の配架等による広報、パネル展やセミナーを行います。

 市民の皆様には、悩みを抱えたときは一人で悩まず、家庭や友人、職場の仲間など、信頼できる周りの人や市の相談窓口にご相談いただきたいと思います。本日お配りしている「こころの絆創膏」に相談窓口の一部が掲載されております。

 また、皆様の周りで、いつもと様子が違うという方がいらっしゃいましたら、「心配しているよ」という気持ちをぜひ、伝えていただき、必要に応じて市の相談窓口につなげていただきたいと思います。

 なお、「愛知いのちの電話協会」では、電話相談員を募集しております。「いのちの電話」は自殺予防を目的として活動していますが、活動される方が減少しております。相談員は専門家の方ではなく、一般の市民の方が一定の研修を受講した上で、ボランティアとしての電話相談を受けています。ぜひ、ご協力いただける方は、愛知いのちの電話協会のホームページを御覧いただくか、電話でお問い合わせください。

 まあ、私からしますと、この間、NHKでやっていましたけど、女性のやっぱり、自殺が増えているということ。ほれからやっぱり子どもさんですね。これ、なかなか数字が表へ出しにくいとこがあるんですけど。一人の子どもも死なせない名古屋と言っとりますけど、まあ、実態は大変苦労しとります、これは。いうことでございますので、まあ、そこのところに対して、学校のあり方いうの、先生のあり方いうのを根本的に変えないかんのじゃないのかと。まあ、子どもさんにとって学校が楽しいと思ってもらえるですね、学校に変えていかないかん。そのために先生が変わらないかんもんで。もう挑戦はしとりますけど。大変厳しい挑戦ですけどね。スクールカウンセラーなど、常勤はもう150(名)近く、まあ、いろいろ入れますと200名近いんですけど。まあ、それはそれで重要だけど、それだけでは、まだ対策至ってないと。Educationの本質的なものを変える。子どもさんが楽しい学校ということですわ。に、せないかんのじゃないかということを、まあ、一番。一番と言っては何ですけど。いろいろな自殺対策の中で、非常にserious。英語で言うとseriousというか、真剣にというか、考えております。

「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(市長)

 次に、「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告いたします。

 まず、市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、2月15日(月曜日)から昨日までの1週間で、新規患者が合計152名発生いたしました。また、先週は新たに7名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 また、昨日発表時点では名古屋市民の入院者数は152名となっておりまして、その内訳の入院先は、市内の医療機関139名、市外の医療機関13名でございます。

 なお、健康観察の対象となっている方は、先週の690名から減少しまして、現在470名となっておりまして、引き続き、保健センターにおきまして、丁寧に健康状態の確認などのフォローアップを行っております。

 ということで、第2部がありますんで若干早くしよう思ってやっとりますけど、これはこの間、NHKで野口英世のテレビやっとったんですよ。私、見とりましたけど、野口英世さんが最後、黄熱病の病原菌について、中南米で流行ったときにですね。いろいろな調査をして、蚊が原因だということで、その蚊を、モスキートですね、これを早く撲滅しようという運動で、これで一気に減ってきたもんですから。ほんだで若干焦りがあって、黄熱病のワクチンを作るんですけど、これが違ってたと、病原体が。という話があったけど、まあ、結局そのままになって、野口英世さんは亡くなられたということですけど。やっぱりそのテレビ見とっても、そういう趣旨でやったテレビでないと思いますけど、やっぱり媒介するものね。伝染病については。これ。黄熱病だったら、まあ、蚊だけじゃないかわからんけど、蚊のことをやってましたわ。だから、まあ今回のコロナウイルスでもですね、やっぱり、媒介する言うと感じ悪いですけど、まあ、人から人へと。その感染ルートを丁寧に追ってくということが伝統的であり、原始的と言うとおかしいですけど、基本的なことであって。

 まあ本当にね。ワクチンは重要だで、まあこれ、これから出てきますけど。ワクチンについては、名古屋も皆さんの希望に応えられるように、まあ、なるべく早く確実にということで、丁寧にやらさせていただきますけど。ワクチンだけじゃないですよ、本当に。これ。何遍も言いますけど。ワクチンは重要ですけど、野口英世さんの場合は間違っとったわけです。これは。テレビでやってましたから。だいぶ前ですけど。

 ほんだで、やっぱりこの疫学調査というのが、いかに重要かと。感染経路を追っていくかということを、やっぱりなぜ日本のマスコミ等はやらないかということについてですね、非常に僕は、これ名古屋のためじゃなくて、名古屋だって、もうこれ、市境がありゃあ別ですよ。塀が建っとりゃあ。塀が建っても外から来ますけど。だけどやっぱり日本中、オールジャパンで、みんなが、まあ保健所は大変ですけど。地を這う努力が要りますけど。まあ、名古屋で言いますと、一番多いときは500人体制ということでやってましたけど。まあ、この数を出しとるのね。3,000件と。今回でいうと470まで減ってますけど。これ出しとるのは、今んとこ確認しとるのは名古屋だけと。今んとこ確認しとるの。ありゃ別ですけど。そういう状況で、どっちかいうと縮小しよういう流れもあった状況じゃないですか、これ。

 だでまあ、本当にまあ、疑問を感じとりますが、今んとこ私の感覚を言いますと、やっぱり国が、やっぱりワクチンを中心に持っていこうと。結核から始まってってですね。という流れになって、保健所はやっぱり縮小してくという大きいトレンドだったんじゃないのかと。これが、国の政策が。だから今、もう一回、いわゆる疫学調査、保健所による調査のところを充実させるというのが言いにくかったんじゃないのかと。いうふうに、僕は感じとります。これは。それに近いのは、書いた論文はたくさん見ました、私は。そういうことじゃないかと思いますね。

 だけどまあ、非常に基本的ですけど、ワクチンは非常に重要ですが、やっぱりまあ、本当に、何ですか、何とかいうの。知事がやるやつ、特措法で。何だったな、忘れてまったな。緊急事態宣言。緊急事態宣言のような手を、投網をドカァーッと打って、飲食店全部ストップさせるということもね。まあ、それもそれであるかもわからんけど、やっぱり特定の感染元を、やっぱきちっと丁寧に、保健所の地を這う、地を這う努力が要りますけど。行政としては、そちらを必死になってやってくと。行政の努力。市民に努力を、みんなテレビ見とると、知事殿が訴えかけとりますけど。それはそれで必要なことと思いますけど。行政の努力、行政しかできない努力というのは、この疫学調査だということです。これは。

 ということを、大変虚しいですけど、毎回強調させていただいとります。

「新型コロナウイルスワクチンチーム」の体制強化について

(市長)

 それから、次に、「新型コロナウイルスワクチンチーム」の体制強化についてでございます。

 新型コロナウイルスワクチンの接種に向けましては、昨年12月1日(火曜日)、感染症対策班に専任の主幹・主査からなる「ワクチンチーム」を設置し、鋭意準備を進めてまいったところでございますが、このたび、希望する全ての市民に対し、迅速かつ円滑な接種ができるよう、体制強化を実施いたします。

 今回の体制強化の具体的な内容といたしましては、ワクチン接種に係る総合調整機能を強化するため、参事を設置するとともに、各区と緊密な連携を図り、市域全体における確実な接種の実施に向けた調整を推進するため、参事2名、主幹4名、主査4名を設置するほか、応援職員を含む係員12名を増員します。

 また、前例のない大規模事業の実施にあたり、市域全体で取組みを進めるため、区役所においても、部長級職員をはじめとした各区6名、計96名の職員をワクチン担当とし、これにより、「ワクチンチーム」の体制を、現行の11名から128名体制といたします。

 希望する市民の皆様に、1日でも早くワクチンを接種いただけるよう、128名の「ワクチンチーム」を中心とする、感染症対策班総勢248名体制により、全力で取り組みを進めてまいります。なお、この体制強化は、2月24日(水曜日)から実施いたします。

「なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンター」の設置について

(市長)

 次に、「なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンター」の設置についてでございます。

 新型コロナウイルスワクチン接種に関する市民の皆様の関心が高まっておりますことから、ワクチンについてのお問合せに対応するため、「なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンター」を、3月1日(月曜日)より設置いたします。受付期間は、祝日を除く月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時30分となっております。

 なお、国のスケジュールに基づきますと、3月下旬以降に、65歳以上の高齢者の方から順次、ワクチン接種に必要なクーポン券を送付することが見込まれますが、集団接種会場の予約については、お手元にクーポン券が届いてから、受付を開始させていただく予定でございます。

 最後に、繰り返しになりますが、市民の皆さんには、医療機関や不幸にも新型コロナウイルスに感染してしまった患者さん、関係する事業者の方々、健康を回復されて地域に戻られた方が、風評被害に遭うことのないよう、個人情報の保護、人権尊重に十分な配慮をお願いいたします。

 私からは以上でございますけど、まだ、これもちょっとまあ、これからですけど、受付時間は、まあちょっと遅くしたほうがええというのを私は言ってますけど。選挙だと夜8時までやってますので。なかなかね、みんな、昼間働いとる人はようけおりますんで。まあ、これは思っとります。まあ、今後の課題で、その辺は柔軟に対応していただけると思います。

 ほれから、まずとにかくクーポンが来るらしいですわ。クーポンが皆さんとこへ届くと。で、そのクーポンを見たら、近所の開業医さんか、ほれから、このコールセンターに電話してちょうと。いうことだそうです。で、そこで自分はいつ行きてゃあとか、どこがええかという相談をして、予約をしていただくいうことが必要になりますんで。だけど、今日も言っとったけど、「そんな、どえりゃあ混雑するぞ」言って。それ。これ「大丈夫か」と言ってあります。100万人ぐらい一遍に来ますとですね、これ。いうことでございますので。まあ、その辺はどうするかは、ちょっと考えないかんですけど。そうも一遍に来んのか、来るのか。だで、ちょっと分散させてやるのかいうのは、ぜひ、マスコミの皆さんのご協力も得ないかんというところでございます。

 選挙との違いは、選挙は予約は要らないと。その違いです。選挙も案内来ますから、ちゃんと。はがきが。そこまでは同じなんです。選挙は自分の好きなときに、まあ、期日前もありますけど、期日の場合は小学校へ行きゃあええわけです。投票所へ。だけど、今度の場合は予約が要りますんで。まあ、そこはぜひ、一つ、うちの当局もしっかりやりますけど、まあ、皆さんの、マスコミの、ジャーナリズムの協力が要るということになると思うけどな、これ。一遍に何か、何本だった、100本だ言っとったか、電話は。何か言ってましたわね。

(当局)

 電話回線を今、100回線でやっていますが、それをさらに拡充する予定はしております。

(市長)

 まあ、100回線。拡充すると言いましても、名古屋市民230万人いますので。これ。

 ほんで、世帯ごとに行くのか。どういうふう。1人ずつかね。

(当局)

 クーポン券は個人ごとでございます。

(市長)

 個人ごとだわな。ほんだけど、まあ、おとっつぁん、まあ、赤ちゃんの場合は、大抵おとっつぁんかおっかさんがかけるということになりますわな。ほんだけどまあ、100万世帯。

(当局)

 今のところ、16歳未満は最初の接種券の送付から対象外になりそうなので。

(市長)

 対象外になると。ほうすると何人おるかわからんけど。まあ半分か知らんけど、まあ100万。230万ですから、100万ぐらいの方が電話することになると思いますが、そこのとこがスムーズに行くように努力をしたいと思っております。

 はい、私からは以上でございます。

 

質疑応答

新型コロナウイルスワクチン接種について

(記者)

 すいません。最初に幹事社から1問お伺いします。

 今のワクチン接種に関して、体制強化であるとかコールセンターの設置について言及されましたけど、4月から高齢者向けワクチンが本格的に始まる中で、体制強化やコールセンターの設置以外にも、会場の確保であるとか医療関係者の確保、あるいはワクチンそのものの確保など、様々な準備に必要な要素があると思いますが、そういったことを含めて、現在の準備状況はいかがでしょうか。

(市長)

 今の百何十名ですか。チームで、とにかく利用者目線で頼みますわということですわ。前回の10万円の給付が遅れましたことも正直ありました。お詫びせないかんですけど。だで、今度そうならんように。

 でまあ、電話かけるとこですね、これ。一遍にどんだけ集中してということと、電話かけても、まあ大抵相談から始まる場合があるもんで。「私、打ったほうがええか、打たんほうがええか、どっち」とかいうのはね、「高齢者の場合は、効かんとか副作用があるとかいう説があるけど、どっち」とかいうのがありますし。だで、そこらが大変混乱すると思いますけど。この辺は、まだちょこっと時間ありますので、丁寧に相談して、記者レクなんかをやりながら、皆さんにお伝えいただくと。それでええかな、これ。

 で、夜はぜひやったってちょうよ、これ。夜5時には、公務員だで5時に終わりましたではちょっと困るで、これは。ええ。受ける人、5時以降に仕事やっとる人、いっくらでもいますから、これ。いうふうに思いますけど。はい。まあ、それでええかね。

陽子線がん治療施設整備・運営事業に係る訴訟の和解について

(記者)

 先日発表があった陽子線がん治療施設のことでお伺いしたいんですけれども、どうしてこのタイミングで和解案を受け入れるかと決めたことと、あと、一部でADRの頃ならば和解金1億5,000万円で済んだのが、今、3億8,000万円になったと。そこら辺の受け止めと言うんですかね。そこだけ見れば和解額が増えたように見えるんですけども、そこら辺のご説明をお願いします。

(市長)

 ずっとこれも4年、5年。5年にならへんかね、これ。4年か。なりまして、もう治療も始まっとりますし。いわゆるキャンサーボード。名古屋が誇るキャンサーボードも進んどります。ということで、まあ早く解決せないかんというのは、ずっとありまして、まあ裁判所のほうから具体的に和解のスケジュールが出されたということです。裁判所のほうから。このスケジュールで。でまあ、慎重に検討させていただいて、名古屋市と日立製作所との間で和解が整ったということです。時期については、そういうことです。

 ほれから、ADRの話ありますけど、このADRの時、私。あ、この陽子線(施設の建設)を決めたのは私じゃないでね。言っときますけど。前の、私の前の議会であり、行政ですから。これ。いうことで、ADRはなぜオッケーとしなかったのかといいますと。まず1つは、1億5,000万だったと思いますけど。あ、ほれからこれちょっと、日立さん側から、和解の内容についてね、あんまりしゃべらんでくれという要請がありますので、これは。和解というのは、やっぱり妥協をそれぞれしとって、そこのとこで和解ですので。それいちいちやられるとですね、これ、いかんということですけど。まあ、私の責任において言わないかんとこ言ってきますと、まず、2つありますね。

 1つは、まず、これも言ってええんかな。知らんけど、言わんといかんわな、やっぱり。日立からの請求ですね、1億5,000万の。で、「ええっ」という。いろいろ「ここの工事を直したからいくら」いって、ずっと書いてあるわけです、ずらっと。で、私は、その会合で、「これ、根拠ちゃんとしとるの」と。ここの請求書が1,000万とか2,000万とか書いてあるけど。そうしたら、これはADR担当をやっとられる、まあ名前やめときますけど弁護士さんが、「いや、それはしてません」と言うもんで、「それはいかん」言って。これ。税金で支払うんだから、それが多いのか少ないのかは別としても、ちゃんとどこの会社だって、請求書が来たらですね、その請求書の中身見ますよ、それ。合理的かどうか。それがしてないと。それは、そんなことは払えないというのが1つ。

 ほれからもう一つは、もう既に今回、日立さんが後訴で、後の訴訟、後のこっちから訴えたやつを、まあ全面的に飲んでいただきましたけど。4億8,000万円ですけど。そのときから、もう言っとったんです。「ADRでこちらから金払うのはええけど、あんたんとこも期間が短なっとるで、委託料については少なくしてもらわないかんだにゃあかと、それは」と言っとったんです、これ。でまあ、それについて、向こうさんからは、まああんまり言っていかんけど。やめとくか。ちょこっとの数字はありましたけど、「いくらかまでぐりゃあならね」ぐらいの話だったと思います。だけど、4億8,000万円については何の返事もなしということでございますので、「それはいかんわ」と。「自分とこの請求だけしといて、お金が少なくなる分なしではいかんわ」ということで、まあ、これでは払えないということで、ADRは、まあ締結しなかったと。いうのが理由です。

 だけど、なぜか聞かんのだけども、この議決されたときにはですね、750人ぐらいの治療だと、もう利益が出てくるという予定になっとります。これ皆さん、ぜひ取っといてください。資料で出てますから。それは役所が作ったやつですけど、まあ議会で議決されてます。だから、もう750人ぐらい来てましたから。800人だと、もう利益が出ると、これ。そういう予定になっとったんです、これ。だけど、今、大体毎年約7億ずつ、赤字になっとりますから。毎年。これ。20年続くと150億近い赤字を名古屋は負担することになっております。これ。皆さんの当然お金で。そうなっとりますんでね、これ。だから私は、「そんなもんいかん。そんな治療いかんがや」と。いうことがあって、「ちゃんと考えないかん」と、「慎重に」と。いうことで、「それはちょっとできん」言って、こんなのは。「ストップしよう」ということで言っとったんですよ、これが。実際。

 まあ、それに対して、厚労省の、いわゆる点数ですね。医療保険から出るお金が、少なかったと。280万ぐらいの初めの治療費だったけど、160万までしか治療費、保険適用なかったということで。厚労省のせいにするかもわかりませんけど、「ほれは冗談じゃない」と。あの頃から言っとったけど、効かないわけじゃないですよ、陽子線は。言っときますけど。効かんかったら詐欺になっちゃうじゃないですか、これは。効きますけど、ほかの治療ですね。保険適用のあるIMRTとか、トモセラピーとか、そういう並みには効くけど、それを超えた分ですね。については、エビデンスはないと。証明されてないと。優位性についてはと。いう状況だったんです、それは。そういうような医療は、研究室とか、ほれから民間医療でも、僕はええと思わんけど、でやるべきだということで止めさせていただいて。完全に止めるんだったら50億出せと。完全に止めるなら。あの時に。

 まあ一遍、記者レクをするように言ってありますから。担当者がもう全部替わっちゃうもんで、一遍ちゃんと説明せんとわからんで。やるって言ってますんで、これ。ねえ。健福(健康福祉局)の皆さん。マスクだでようわからんけど。そりゃあ、やらないかんですよ、それは。ええ。やると言ってますんで、記者の皆さんに。まあだいぶ前になりますから。そのいきさつをずっと丁寧にやらないとわからない。

 ということで、まあちょっと最後だけ言いますと、今回、だから支払いするほうが、わかりやすく言うと3億8,000万。ほんで日立が請求しないと、日立からの分が4億8,000万。都合大体1億円の、市民の皆さんは利得を得たと。プラス、キャンサーボードというので、キャンサーボードって英語だでわかりゃへんだろうけど。まあ、50億払うんだったら、キャンサーボード、すなわち、僕も一遍見に行きましたけど、医者がずっとおってですね。この方には、あの時は高額医療でしたけど、まあ高額医療、280万の医療をやってええものかどうか。まあ、端的に言うと、転移しとって、もうやっても治らんタイプの癌はあるわけです。そういうのはそこで外すというのの、正確なデータを医療界に提供すると。キャンサーボード入れれば。それなら庶民のお金を使っても、高額医療であっても、日本の医学界に貢献できるのではないかということで導入させていただいて。

 だから今回、まあこの妥協案というか、和解、裁判所から示されました和解案をオッケーすることによって、ほぼ1億円の市民の皆さんへの利益と、ほれから利得ですね。利益いうか、まあ利得です。それとやっぱり、キャンサーボードという正確な医療を名古屋では提供できとると。医学界にも、いいエビデンスを提供できとるということで。またそれと500円がん検診とか、予防医学にも、大いに名古屋は努力することができていると。というのは、まあ、そういう状況でございます。はい。

新型コロナウイルスワクチン接種について

(記者)

 ワクチン接種について、国の方からスケジュールが二転三転してますが、名古屋市のほうはワクチン接種のスケジュールというのは、今、どのように考えているんでしょうか。

(市長)

 スケジュールは、ちょっと正しく言ってもらわんといかんので、当局からちょっと。はい。

(当局)

 スケジュールでございますけども、今まで国が示しておりました高齢者分を3月下旬以降に。高齢者接種は早くても4月以降ということで、準備のほうは、それに間に合うようにということで進めてまいりました。それよりさらに遅れるというような新聞報道もございましたが、それ以上の情報がない段階ですので、以前の、国の示したスケジュールに沿ってやれるようにということで、今、準備は進めております。

(市長)

 まあ、とにかく市民の皆さん、みんなこれ、テレビや何か、新聞でしょっちゅう見とって、まあ当然ですけど、全員が大変関心のあるとこだで、割と綿密に、ぜひ(記者)クラブの方と。まあ、こういう記者会見もあれですけど、別個に記者レクなどを行って、正確な情報が市民の皆さんに入るように。お願いします。

(当局)

 今のところ、ワクチンの、そもそもいつ来るかとか、そういった、どれぐらい来るかという情報は、私どもにもございませんので、スケジュールもなかなか確定させることができない現状でございます。

(市長)

 夜も8時までやるぐりゃあは特色にしてってちょうよと。今、5時って書いてあったで。勝手に言うと怒られるけど。まあ、そうだわねえ、それは。パートのお母ちゃんのこと考えたらなあかんよ、やっぱ。

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市長室広報課報道係
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