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令和2年12月21日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2021年1月21日

ページID:136095

報告事項

  • 名古屋市博物館企画展「なごやのうつりかわり」について
  • 名古屋城金鯱巡回展について
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 年末年始における新型コロナウイルス感染症への対応について
  • 小型バスを活用した移動式PCR検体採取所の導入について
  • 市民・事業者への年末年始のメッセージについて

会見動画

報告内容

名古屋市博物館 企画展「なごやのうつりかわり」について

(市長)

 12月21日(月曜日)ですが、会見を始めてゃあと思います。

 まず、名古屋市博物館企画展「なごやのうつりかわり」について、ご報告いたします。

 年明け1月9日(土曜日)から開催するこの展覧会は、明治時代から現在にかけての名古屋市の様子や日々の生活のうつりかわりを紹介する内容です。あわせて、体験学習室を開設し、クイズやパズルで名古屋のうつりかわりを楽しく学べるようにしております。

 博物館の常設展では、社会科教員の意見を参考に、子どもにわかりやすい解説や、学習用ワークシートを作成するなど、子ども(正しくは学校)と連携して子どもの理解を助ける様々な工夫をしています。毎年この時期には、名古屋市立小学校の約9割もの学校が、3年生の社会科の校外学習に博物館を利用します。生活の変化を学ぶ上で、授業とは違った本物に触れられる貴重な機会として、大変好評をいただいております。

 これまで常設展示室の一部で展開していたものを、今年度は内容を刷新し、企画展として開催するものです。新旧の名古屋駅、テレビ塔建設、市電と地下鉄、家電の登場といった身近なテーマで、名古屋のうつりかわりをたどります。子どもからお年寄りまで、たくさんの方にわかりやすく見ていただける内容となっています。

 博物館では、スタッフのマスク着用や消毒液の設置など、新型コロナ対策もしっかり行っております。じいちゃん、ばあちゃんや、おとっつぁん、おっかさんと一緒に楽しく学べる「なごやのうつりかわり」展に、ぜひ皆さんで来てちょうだいというとこでございます。

「名古屋城金鯱巡回展」について

(市長)

 次に、「名古屋城金鯱巡回展」について、ご報告します。

 本展は、新型コロナウイルス感染症対策への感謝とエールを市民・事業者の皆様に伝え、ひと・まちの元気を取り戻す一助を担うとともに、名古屋城の歴史的価値への理解を深め、魅力を知る機会を創出するため、行政と民間・経済界の連携・協力のもとに、16年ぶりに名古屋のシンボルであります名古屋城の金鯱を地上に降ろし、市民の皆様に御覧いただくものでございます。

 まあ一応、何かあれがあると思いますけど、触れるようにもなっとると思います、これね。

 また、(令和3年3月20日(土・祝)から)4月2日(金)の14日間、展示を行います。また、4月10日(土曜日)から7月11日(日曜日)の93日間は、名古屋のにぎわいの中心地である栄に金鯱を移し、「名古屋城金シャチ特別展覧」を開催いたします。会場は、ミツコシマエ ヒロバスです。こちらの会場では、ああ、こちらはね、金鯱に触れていただくことも可能でございます。

 なお、本展の開催に当たっては、市民の皆様に安心してお越しいただけるように、ソーシャルディスタンスの確保、消毒、マスク着用といった基本的な対策はもちろん、感染症対策を徹底します。皆様もご協力をお願いします。

 新型コロナウイルス感染症拡大の第3波にある中、日本全体が我慢の年末年始を迎えることになります。ここで感染の拡大をしっかりと食い止め、春には皆様と笑顔を交わしたいと思います。

 まあ、今日、俺、幹事会(幹部会)で言っとりましたけど、ここには書いてないですけど、たまには言ってますけど。4キロの、ほんとの、焼失を免れたというか、金鯱がありますので、400年前の。まあ、途中で鋳直しとりますけど、スズとね。それを今、何でか知らん、訳わからんけど、茶釜になっとりますので。尾張藩はお茶碗っていうのは非常に結構、熱を入れとったそうでございますが。それでか知らんけど、あれをもう一回金鯱に戻すと。戻し方は2つあるけど。うろこに戻すパターンと、金のそのまま、小さいですけど、4キロ、2つがた、2キロずついって。そういうのにも触れるようにしようというのは、私が言っとるだけでございますけど。そういう歴史的な、非常に本物の感覚というのはでかいよと、実は。なかなかのことです。

 ちなみに、これも言っときますけど。わしも昔は、名古屋城が焼けた、昭和20年5月14日午前9時ぐらい過ぎですけど。熱で揮発したと言われとりますけど。200キロから300キロぐらい、大体金があったんではないかと。想像ですけど、金鯱が。残ったのは4キロですから。あとは揮発したんじゃないかと言われとりますけど、私が学者に聞きましたら、「いや、揮発はしない」と、あの温度では。2,000、3,000度までいかんけど、2,000度台、2,000度台の結構上までいかんと。まず液体になって、そこから気化するわけです。で、液化はするけど、揮発はしないと。名古屋城が燃えたあの温度では、という話がありまして。実は、あの晩、あったんではないかという。この辺のところがなかなか神秘的なところでございます。まあ、そういう名古屋城の焼けてまった本物に触れる非常に重要な機会をつくってこうというのが僕の思いでございます。

 ちなみに、鬼瓦出てきましたがね。前、会見して新聞にも書いてもらいましたけど。名古屋城にあった鬼瓦が、あの燃えたときに、どういう経路をたどったかいうのは聞かんほうがええと言われとりますんで、聞きませんでしたけど。その鬼瓦所持しとる方が、名乗り出てくれまして。今、あれ、名古屋市(名古屋城)が持っとると思ったがな、今、そのまま。たしか名古屋市が持っとります。で、その鬼瓦は、昔の写真に写っとるんですよ。焼失前のね。いうのはあります。はい。

「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(市長)

 次に、「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告いたします。

 市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、12月14日(月曜日)から昨日までの1週間で、新規患者が合計613名発生しました。また、先週は新たに6名の方がお亡くなりになり、これまでに亡くなられた方の累計は、84名となりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 次に、昨日発表時点で、名古屋市民の市内医療機関への入院は、159名になっております。また、軽症者等の宿泊療養施設「東横INN名古屋名駅南」には、昨日発表時点で、市内在住80名、市外在住123名の合計203名の方が、入所されておりますと。

 これはまあ、ここには書いてありませんので遠慮されたかどうか知らんけど。入院159名で、前言っとった、とりあえず実際に入れるという数ですね。300、290になりゃええが。あれ、220のままぐらいでいいんですね、目標は。202がとりあえず入れるんですか。

(当局)

 12月の20日時点で205床というふうには把握しとります。

(市長)

 ああ、そうですか。3床増えましたけど、それじゃあ。205床、今、入れる状況になっとりまして。NHKに出てくる数字ですね、あれ。四十何%じゃない、六十何%か。何やしらんの、フェーズについて順番に何%ってやっとるやつ。あれと違いますもんで。あれもほんとは統一せんと市民からするとわかりにくいわな、あれ。うん。一般的に県には、一般的言うと怒るかわからん。割り振られた数は、名古屋でいうと297(床)です。と、実際、今、例えば、ぱっと熱が出て入院せないかんという場合は、ぱっといって、ゼロ秒という意味じゃあありませんけど、すぐ入っていただけるのは、今の205。205(床)です。ほんで、入っとる入院の方が159名ですから、205から159引くと50、何だ、200から159引くと、41名。41名の方は、すぐ。

(当局)

 申し訳ございません。205から159引くので、46に。

(市長)

 159だっけか。46。あっ、200だにゃあんだ。205ですからね。はい、すいません。46名の方がお入りいただけると。

 で、これはまあ、ちょっとまだ出てく方もおみえになりますんで。1人か2人と。ちょっと。2人と、毎日。弱か強かわかりませんけど。うん。これは大変にアバウトで申し訳ないけど。とすると、46だと、23日。

(当局)

 多いときだと9人とか10人になるときも。

(市長)

うん、まあ、そういうことらしい。多いときは9人、10人ぱっと来ますんで。非常に、あんまり言わんほうがええかわからんけど、形式的に2人で割りますと、23日ということになります。1日2人で割りますとね。だで、10人ぐらい来ると、またぱっと埋まってしまうということが、ほんとの、ほんとの現状の話でございます。はい。

 また、健康観察の対象となっている方は、前回の3,060名から減少しまして、現在(約)2,990名でございまして、引き続き、保健センターにおいて丁寧に健康観察の状態(健康状態の確認)などのフォローアップを行っております。

 PCR検査(等)の実績ですけど、実施件数は減少しておりまして、先々週12月7日(月曜日)から12月13日(日曜日)の1週間の実績は5,620件ということでございます。

 まあ、この健康観察、何遍も言っとりますけど、これ、法律が2つありまして、感染症法いうのがまずあるんですわ。これで、こういう市町村、保健所のあるところは、こういう、積極的疫学調査と。「何やそれ」いって言ったら、病気の人に症状を尋ねるだけじゃなくて、その感染に至った経路とかいうものを調査してくと。遡ってと。も、それから、この今後のこともと、いうのを積極的疫学調査っていうの、これは感染症法でやるということでございますけど。これ、あれなんだね。保健所のあるところの務めなんですわ、これ。だから、名古屋なら名古屋市です、これ。いうことでございまして、まあ、県が出さんのも、ああ、そうかと。権限が違うということらしいですね、これは。だけど、ほんとは、都市がみんな、まあ特に、盛り場があるとこは大体政令市が多いですからね、これは。うん。そういうとこはやっぱり出すとええですよ、これ。ええ。

 まあ、繰り返しますが、この間、ワクチン学会でもちょっと言ってきましたけど、昭和20年過ぎまして、昔は結核だったわけですよ、感染症というのは。伝染病と言いましたね、昔は。で、多くの若者、うちでも親戚の仁が結核で死んどりますけど。やっぱりみんな結核で前途有為な若者が死んでったわけです。で、それに対してどうするだということで、まあこの、やっぱ保健所を中心とする、人海戦術でありますけど、伝統的な方法、積極的疫学調査と。連絡してずっとフォローしていくいうのあったんですけど、やっぱりワクチンなり予防医学のほうへ、やっぱりシフトしていったということらしいですね、これ。だから、保健所の数を大分減らしたということのようですわ。

 で、名古屋は、大体200人から300人でしたかね、ちょっと、ぐらいあって。保健所の事務のほうは減らしたけど、保健師さんはそのまま温存しとったということがありましてですね。保健師さんはいろんな仕事がありますけど、その方に、こういう地を這う努力をしていただいてたと。で、なおかつ、その数を、援軍を、みんなで名古屋市、役人が協力しまして、「今、どのくりゃあおるの」言ったら、「まあ、500人弱ぐりゃあはおるんじゃないの」と。「だけどみんな疲れとりますわ」と言ってましたけど、これは。という体制を名古屋はしており、でまあ毎週、まあ今回、先週、あっ、今日ですね、昨日の夜現在ですわ、たしか。集計して、で、今日発表ということで、2,990名という数を出しとるのが、今んとこ、その後どうなったかわかりませんけど、今んとこ、当局が言っとるのは、こういう数を出しとるのは名古屋市だけというふうになっとります。

 何が言いてゃあかいうと、市民の皆さん、記者会見だであれですけどね。まあまあ、大変だ、大変だいって、こうしよう、こうしよういって、GoToストップしようとか、まあ、いろいろあるんですけど。まあ、それはそれで、それは1つかわからんけど。役所のやるべき、本体の行政のやるべき仕事としては、こういう、これですね。まあ、ほかにもそりゃ、ワクチンの開発いって、やれればやったほうがいいんですけど。こういう健康観察、積極的疫学調査という、非常に伝統的ではありますけど。隔離政策ということだけど、やっぱ隔離政策はまずいという一応のあったらしいですね、これ、読んでみますと、いろいろ。ハンセン病もあるし、結核でも隔離しちゃいますんでね。だで、予防とかワクチンでやれるのはやっていこうというのがあったために、なかなかその充実、疫学調査のほうが、積極的疫学調査のほうが、なかなか、名古屋はしっかりやっとります。よそのこと言うとややこしいで。名古屋はしっかりやっとるいうことでございますんで、ぜひ市民の皆さんにもご協力をとにかくお願いしたいと。

 保健所から電話かかってきましたら、プライバシーもありますんでなかなかややこしいですけど、どこへ飲みにいっとったのかいう話ですわ。で、誰と飲みにいっとったのかと、こういう話です。誰と飲みにいっとったいう人まで連絡しますので。で、その人には、「まあぜひ、2週間、できたら家でじっとしとってね」と、「会社も行かんでちょうだいね」と。「ほんで、体温や何か測ってちょうだいよ」と、そういう連絡が入りましたら、ぜひご協力をお願いしたいと。

 まあ、それがワクチンができりゃ別ですけど、そうではないときにおいては、役所のやる行為においては非常に重要なですね、鉄道とかそういうのストップしてしまうのもありますけど、仕事だということで、名古屋市は精いっぱいやらせていただいとるということでございます。

 それから、年末中も当然ですが、これ確認してありますけど。盆暮れ、盆暮れじゃにゃあわ、この年末年始も、この積極的疫学調査は、保健所挙げて努力しますので、ぜひ、ご協力をお願いしたいと思います。

 

「年末年始における新型コロナウイルス感染症への対応」について

(市長)

 パネルを掲げてご説明くださいということで、年末年始。

 今、今日、ちょっと幹部会でも言いましたけど、一遍、僕は僕ですけど、医師会の皆さんにどえらい応援してもらわないかんもんで、これ。医師会の皆さん、ほれからナースですね。看護師の皆さんとか、病院の皆さんに一遍集まっていただいて、市民の皆さんに、十分気いつけないかんけど、まあ、安心してちょうと。精いっぱい医療関係者はやりますよということを、一遍会見して、市民の皆さんにアピールをしてゃあとは思っとります。

 まあ、今日のところでは、ここで、まず、新型コロナウイルス、24時間体制で対応しとります。健康観察の対象となっている方は、各区保健センターでございますので、まず、ここの番号ですね。不安な方は、052-249-3703、052-249-3703で24時間体制でやっとりますんで。まず、不安だという方はここまで電話してちょうだい。で、あと、いや、ちょっとこの、あれですね、熱が、微熱があるんだけどというような、若干このコロナに疑いがもうちょっと具体的にあるいう方は、各区の「休日急病診療所」、または「名古屋市医師会急病センター」ですか、15か所で、診断が可能でございます。

 これ、12月30日から1月3日までの5日間。まあ、さっき方言った、接触のアプリ「COCOA」で通知があったような方も、この受診・相談センターか、受診・相談センターだな、ということでございます。

 医師の診断、診察による判断や検査が必要な場合は、年末年始も検査を実施しますということで、休日急病診療所の連絡先は、ぜひ皆さん、ちょこっとチェックしといていただくと。これ24時間体制とは書いとらんけど、まあ、24時間体制でしょ、これは、休日急病ですから、ね。これは。

(当局)

 医師会の急病センターのほうは、夜間、対応させていただいております。基本的に昼間のところは、休日の急病センター、休日急病診療所のほうで対応させていただくという流れでございます。

(市長)

 はい。だで、ぜひ、休日のそこのこのセンター、各区ありますから、ぜひ電話、ちょっと覚えてっていただいて、そちらへ電話いただきたいと。まあ、ただ、一切症状がない方は、まず、ここの249-3703と、こちらのほうへまず相談をいただきたいということでございます。

 それから、入院までの調整が短時間で済むように、年末年始においても引き続き、当番制での体制を市内医療機関にお願いしとります。まあ、どこか入院できますように。これは、ずっと継続して、当番制をつくりまして対応しとります。

 それから、次に、年末年始の検査体制ですが、名古屋市医師会のご協力いただき、市内15か所の休日急病診療所(等)における医師の診断による判断により、必要な方の検査を受けることができる体制を整えますと。それと別に、市内1か所設置する「臨時PCR検査所」において、必要な方が検査を受けることができます。ということでございます。はい。

小型バスを活用した移動式PCR検体採取所の導入について

(市長)

 次に、「小型バスを活用した移動式PCR検体採取所の導入について」でございます。

 PCR検査体制を拡充するため、本市では新たに、交通局の廃車予定の市バス車両を活用した移動式PCR検体採取車を導入します。健康福祉局が交通局からバス車両2台を譲り受けまして、これまでの車両と合わせて、PCR検体採取車は合計4台となります。

 まずは、年末年始における「臨時PCR検査所」において活用し、今後は幅広く移動式PCR検体採取所としての活用を開始する予定でございます。

 繰り返しになりますけど、市民の皆様には、この風評被害といいますか、不幸にも感染された方なんかの人権尊重に十分配慮をお願いしたいと思います。

「市民・事業者への年末年始のメッセージについて」

(市長)

 最後に、新型コロナウイルス感染症に関し、全体を通じて市民・事業者の皆様へ年末年始のメッセージを簡単にお伝えします。

 まず、例年では、プリントが配ってあると言ってましたけど、例年であれば新年に希望をはせる時期ですが、感染が拡がりを見せ、皆様が先を見通せない苦しい状況を大変心苦しく思いますということですけど、全力で応援します、そういうふうに書かないかん。

 連日100人前後の新規患者が発生しております。感染リスクが高まる「5つの場面」に注意し、家庭等にウイルスを持ち込まないため、「すぐに、せっけんで、30秒」手洗い3S大作戦等、感染防止対策をお願いします。

 また、これ以上感染拡大を防ぐため、年末年始における本市が関わるイベント等を一部縮小または中止させていただきます。年末年始に向け、様々な季節の行事が続きます。間近に迫るクリスマスでは、大人数のどんちゃん騒ぎを避け、身近な方とお過ごしください。

 また、熱田神宮の初詣では、露店は設置せず、混雑状況をライブ映像でホームページに配信する等の対策が取られると聞いております。初詣は3密を回避するため、分散参拝となるよう、参拝日時にご配慮ください。

 皆様におかれましては、酒類を提供する飲食店等に営業時間の短縮が要請されるなど、例年と異なる中で新年を迎えることとなりますが、静かな年末年始をお過ごしいただき、いましばらくの辛抱をお願いします。

 今後も、市民・事業者の皆様の「いのち」と「くらし」を守るため、全力で取り組んでまいります。「コロナに感染しない、させない」をよろしくお願いします。

 私からは、まあ、以上でございます。

質疑応答

新型コロナウイルス感染症について

(市長)

 ですから、普通に言うと、例の、やっぱりベッドがどんだけ空いとるかっていうと、市民からすると大変これ切実な関心事なんですよ。もし自分が倒れたときに、ほんとに病院へ入れるのかいうことは、先程言いましたように、百何%になるわけだ、パーセントでいうと。205の159ですか。何だこれ、パーセント出しますと。ちょっとスマホで割ってもらえんきゃ。159割る205。

(当局)

 77.5%。

(市長)

 77.5%というのが今の数字です。NHKのやつ、あれ見てますと、名古屋いくつだったかな、何とか危険区域に入っとるいうことで、60か50か、ほんなもんだと思いますけどね。で、これを2つ数字が違うけど、何遍もこれ、私も間違っとりましたんで、これ、謝っとりますけど。ほんとにすぐにでも入れるというのでも、77.5%まで名古屋は、病院の皆さんの、どえらい協力を得ましてですね、確保はされております。

 で、50とか、もうちょっと小さい数字のやつは、一応の国というか県が割り振った病床数ということでございます。その違いと。

(記者)

 その件なんですけども、毎回、市内の医療機関の、その病院のベッド数の埋まり具合で、名古屋市外から市内の医療機関に入院された方の人数っていうのが出てこないんですけど。これ、はっきり出していただけませんか。

(市長)

 それ、出とらんかったきゃあ。入院の分は。出とっただないか、それ。この間も同じこと言われた記憶があるんだけど、出とらんか。出とらんのかな。これ、あんたが言うんだで、出とらん。はい。

(当局)

 市外から市内に入ってくる方については県のほうで調整しておりますので、ちょっと市のほうでは、数値はちょっと把握はしてないところでございます。

(市長)

 もっと実際は入っとるいうことだね。159じゃなくて。

(当局)

 感覚的なことで申し上げますと、10名近く入っていらっしゃるかなと思います。

(市長)

 10名。ほんならまあちょっと上げないかんな。これ。例えば10名だとして、169、170だとすると、170割る205は。ちょっとスマホでやってちょう。170割る205。

(当局)

 82.9。

(市長)

 82.9%。市外の方も入れると82.9%で、10名ほどだいうことだけど、それ、正確な数字いうのは、上げにくいんもんかね。上げにくいようです。

(記者)

 市長、ただこれ、おっしゃるとおり、多分すごく重要な数字なので、きちんした数字を把握したいんですけど。これ、県に一本、昨日、調整で何人、市外から市内に入れたってことを聞けば済む話だと思うんですけど、これが何週間たっても改善されないという、この状況をどういうふうに受け取められますでしょうか。

(市長)

 それはまあ、あんまりええことだにゃあで、ほんとに。一遍電話してやれ。やっぱり気兼ねするのかね、これ。どうか知らんけど。

(当局)

 県には聞くことはできますけど、結構入院だもんですから、リアルタイムでこう移動、変わるといいますか、入退院があって変わってくる数字なので、時点をそろえるのはなかなか難しいかなというふうには思っています。

(市長)

 まあええがな。それはしようがないもんだで。せっかく大ジャーナリストが言っとるで。まあ一応。一応ではないけど、県に確かめまして。留保つきになるかわからんけど。何名かはアローアンスがあるかわからんからいうことで、お知らせすることにいたします。

2020年を振り返って

(記者)

今日、市長の会見、今年、2020年最後になると思うんですけれども、よくある質問でありますが、今年1年振り返って、コロナ対策、あるいは市政の最重要課題である名古屋城の木造復元、あるいはリニア開業に伴うまちづくりなど、いろいろな課題がありますけれども、それぞれの課題を踏まえて、市長、今年1年、市政がどうだったかというのをちょっと振り返っていただけないでしょうか。

(市長)

まあ、私の場合は、士農工商を打ち破るとかですね、まあこれ、自分で言うのも何ですけど、目標がものすごく高いもんだで、これはですね。まあ、そういうことから言うと、なかなかその、できんこともあったいうことになりますけど、まあ、点数つけりゃあ、それは130点だという気持ちでやってますけどね。

でまあ、大きいので言やあ、やっぱり減税も大きいですよ、これ。ええ。毎年全世帯1万円(正しくは1世帯にすると1万円)と。これ、減税されまして、で、年間100億、110億ですか、もうすぐ。で、減税の効果が実は倍に現れておりまして。まあ、このコロナ禍になってからちょっと数字が出とりませんので。これちょっと異常事態ですから、ちょっとわかりにくいですけど。通算10年で1,000億減税したら1,000億増収になったと。減税前から1,000億で、あれ下からいくと2,000億増収になったと。

で、いろんな指標で、去年やりましたかね、経済と、ほれから生活と。文化がちょっとこれ入っとりませんので、観光とか。では、一応、八大都市だったかな十大都市か、で、名古屋がナンバーワンということになっとります。ええ。だでまあ、これはやっぱり皆さんに喜んでいただいとるで、欲を言やぁ切りがにゃあけども、まあ、そう思っとります。

それから、私の800万も、ほんとに、やけくそといいますか、痩せ我慢の極みですけど、ちゃんと続けとりまして。まあ、これはこれでようやってきたなというふうに思いますね。

でまあ、お城もまあ、これは名古屋千年の計ですんで、千年先までぜひ木造天守を、日本のためにいうか、世界のためにも残したいということで。課題というか、文化庁からは、議会でも答弁しましたように、前へ進めましょうと。ただ、専門家、学者、専門委員の皆さんとは、仲よう、仲ようじゃないけど、話をちゃんとまとめて進んでくださいねと。ただ、1号ですから。戦争で失った天守閣ってたくさんあるんですわ。十幾つだ、13だったかな、あるんです。そん中で、これ第1号になったと。名古屋城は国宝1号ですし、またこの、コンクリート天守を造ったやつを復元する第1号ということだもんで、これ、文化庁からは、丁寧にお願いしますわということで進んどりますんで。

まあ、だけどわしが、とにかく、まあはや、若づくりにしとるけど、まあはや72だもんで、八事が近づいてまいりましたんで、「とにかくはよ、はよ造らな見れえせんがや」と、「登れえせんがや」というふうに言っとる状況でございますが。まあ大変な苦労ですわ、これもまあ。ええ。一旦コンクリートで造ってしまったのをですね、(木造復元を)やってくいうことは。

まあその、コンクリートで造ったときの議事録が名古屋タイムズに会議禄が出とりますけど。当時の名古屋市長の小林橘川さんと、ほれから、愛知県知事の桑原幹根さんとの対談の中で、名古屋市長は、小林橘川さん、どう言っとるかいうと、「まあ、お城はアクセサリーのようなもんだ」と、これ。ほんで、「まあ、そうだわ、そうだわ」言ってですね。そういう時代だったわけですわね、あれね。まあ、入場料ぐらいは稼げるだろうと、名古屋タイムズの記事の中でお二人の対談が載っとります。ですから、私らからすると、まあ、当時はそうだったかわからんけど、アクセサリーじゃなくて、名古屋のアイデンティティーの一番根幹をなす、そのものだと、それは。人間でいうと心臓か脳か知りませんけど、そのようなもんだという認識ですから。だけどまあ、一応、着実なステップで進んでいると。

あとは、子どもさんについて、「1人のお子さんも死なせない名古屋」というのをスローガンですけど。これはまあ、なかなか、あんまりしゃべれませんけども、苦しい状況があります。またこれは。だけど、さらに、「1人の子どもさんも亡くさない」。それと、やっぱ学校が楽しくなる、みんな子どもさんが。「学校へ行くのがおもしろい」と。「自分の好きなことできるがや」と、そういうふうに言っていただけるようにね。常勤スクールカウンセラー(等)も、もう150名超えて(正しくは150名程度)、延べで相談した人が10万人(正しくは対応した件数が10万件)以上になってますから、これ。こんなのはないですから、常勤スクールカウンセラー、名古屋しか。ええ。ものすげえ応援ができとるんだにゃあかなと、そう思いますね。元気を取り戻した、子どもさんのほうは報道に出ませんので、表に。わっかれせんですけど。ここは、まだスクールカウンセラーも課題がたくさんありますけど、皆さんの努力によって、何人かの子どもさんの命を救えたんでにゃあかと。ええ。命ばっかでなしに、学校が楽しなったんでにゃあかというふうには思ってますけど。

(記者)

コロナ対策については、今年1年は非常に難しい舵取りだったと思いますけど、うまくいったところとうまくいかなかったところ、あと、来年も当然まだコロナとの戦いは続くと思うんですけど、来年、コロナ対策で力を入れていきたい、経済支援の面であるとか感染防止対策だとかいろいろあると思うんですけど、その辺をまとめてお願いします。

(市長)

まあ、経済のほうでいきますと、そりゃ、やっぱり信長プロジェクト(ナゴヤ信長徳政プロジェクト)が4,500億超えてますので、これ。すっごいんですよ、これ。4,500円だにゃあでね、4,500億ですから、名古屋市内だけで。いうことですから、ようけの商売やっとる人の、力になれたんだにゃあかなと思っとります。

でまあ、ほんで、今からでも。1兆円用意しとりますんで、これ。これは、金融機関の皆さんとのどえりゃあ協力のおかげですけどね、商売やっとる人が潰れたらいかん、ほんとに。4,000万であんまり言うと、またワーワー言う人おる。お金は返さんでもええんです。何遍も言ってますけど、踏み倒せということじゃないですよ。資本主義社会においては、利息は何とか払ってこうと。でまあ、今回でも、制度中でも4,000万まで5年間。で、それも柔軟にやるとなってますんで。利息は3年間延ばして、これもまあ、金融機関と名古屋市の両方で、利子補給もするいうことで。皆さんとにかく、お金をつながんことには商売というのは、資本主義ですから、今んとこ、これは。今んとこ言うとおかしいですけど。いうことを、まあやれたと。

ほれから、10万円ずつお配りしたのは幾らになるのかな、あれも何十億ぐらい、20億か30億。ええ。あの営業やっとるとこですね、10万円という。休業補償ばっかでしたから、国が。名古屋は、接客を伴って商売やっとる、続けたとこ、10万円だと思います。

ほれから、今回、いろんな工夫ですね。例えば、換気扇入れたり、コンピューターも入っとりますけど、そういうので66億です。これも名古屋プロパーの援助ということで、相当な援助ができたんだにゃあかというふうに、自負しとります。

ほれからまあ、感染防止のほうは、国、県の話につきましては、誠実にやらさせていただいて。まあやっぱり何といっても、何遍も言っとりますけど、難しい言葉でいうと積極的疫学調査というんですね。保健所が地を這う努力で。ええ。電話かけて、この間いったら、「まあ、疲れてきました」言ってましたけど、当局は。だで、「どこ行って誰と飲んどったんだ」と。で、飲んどった人には、「あなた飲んどった人が実は陽性だったんだ」と。「だで、2週間会社休んだり、できりゃあ、こういうふうに丁寧にやってくださいよ」というやつを、まあ、今の発表で2,990名ですか、今日時点で。これやってくれとるいうことは。で、今、そのエビデンスというか、因果関係を、やっぱりそういう積極的疫学調査を、伝統的だけど続けてくということは、やっぱり発病者(発症者)にですね、少ないというなり、重症化させないというか、いろいろあると思いますけど、にはプラスになっとる数字は出んかとは言っとるんです。うん。

だけど、対象都市は、やっぱり、五大盛り場都市でないと、やっぱり地域のとことはちょっと比較にならんもんで盛り場持っとるとこ。それは、札幌、東京新宿も今最近減ってきたと聞きましたけど、新宿、名古屋、大阪、福岡ということで。福岡が最近またちょっと少ないですけど。そういう中で、どういう数字がええか知らんけど、人口10万人か、人口当たりのね、人口当たりでやらんといかんもんだで、人口当たりの、その陽性者の数とか。これは名古屋は少ないようですよ、やっぱり、これは。それをきちっと出すように、今、将来のためもありますから。将来もこういう、感染症法に基づくいろんな手当ての関係もありますんで、出してこうと。とか、亡くなった人の数とか。亡くなった人の数だと、こう数が少ないもんで変動要素が多いようですけど、パッと出ますとヒュッとなりますからね。そういうことを今出しとるいうことで。

まあ、僕からすれば、どこにも負けんことができたんだにゃあかと。ええ。僕のあれではないですけど。especially、特に保健所の皆さんのおかげによってと。まあ、そういう。名古屋は保健センターということで、保健センターの皆さんの地を這う努力によってできとるのではないかと。残念ながらゼロにならんで申し訳にゃあけど。という感じか。

ほれから、経済局もよう頑張ってくれて、ええ。商売の応援ができたんだにゃあかと思ってますけど、はい。

(記者)

関連なんですけれども、今年の漢字1字を当てるとしたら。昨年はトリエンナーレ問題をもじって鳥でしたけれども。今年は。

(市長)

今は、この間言っとったけど、「這」という字を。難しいけど。言偏にね、行人偏の上にもう一個点がついとるやつ。あれ何とか言ったな。名古屋市の職員の試験に出なんだきゃあ、これ。この行人偏の上に点がついとるやつ。「這」という。這って歩く。英語でいうとcrawlingというか。いうやつだな。

これ、何でかいうと、ほんとに、コロナがやっぱり何といっても最大のテーマでしたから、その中で、保健所が中心になって地を這う調査をずっと続けとってくれると。ええ。今なおですけど。

それともう一つ、英語でいうHow are you.の「How」と。どうやってやったらええと。ねえ。この間も、あの人は、池田公園の近所の商店街の人が来て言っとったがね。「これ、どうやってやったらコロナ止めれるんだ」言って、これ。「そうでしょう」言って。で、そのときには、あんまり言うと、皆さんが、「まあ、いつまで言っとるんだ」言って感じ悪いけどね。やっぱこのね、地を這う疫学調査ですから。電話かけてやる。ワクチンができりゃ別です。ワクチンができるか、まあ、もうそろそろ準備始めないかんけど。そちらのほうも、なるべくはよ、とにかく皆さんに届けれるように、まあ、全力を挙げますけど、ワクチンのほうもね。

だから、「這」と。だから、市民の皆さんからすりゃ、いよいよこれは大変だ、あれは大変だいって、何かの色を変えなあかんとか何とか、こうね。そういうのをやっとるけど、それはそれで、みんな注意しろいうかもわからんけど、どうやってやったら止めれるんだいうのは素直な疑問だと思いますよ、これ、ほんとに。行政というのはね。行政。

市民が旅行に行かんいうのもそうかわからんけど。行政は、何をどうしてくれるんだというのは大きい疑問で、それについては、あんまりこれ、まだ、地道に戻っちゃうでいかんわな、積極的疫学調査というのは。テレビで一切やりませんから。悪いけど、テレビ局のみなさんに。全然、やったこと一遍も聞いたことない。NHKで一遍、尾身先生が、1週間ぐらい前の特別番組の中で、「実は、積極的疫学調査いうのは大変重要なんだ」と言われました。

新年の初詣について

(記者)

 先ほど初詣の話を、分散参拝をと呼びかけられていたと思うんですが、市長、新年の初詣は、市長はオンラインで、今年は行かないとかですね。あるいは新年は行かないとか、どんな対応をされるんでしょうか。

(市長)

 これはまあ、一応、大須と熱田神宮は、やっぱりこれはね、名古屋の天地の神様でございますので。やっぱり、ぜひ行かさせてほしいと思ってますけど。なるべく地味にやりますけど。ええ。大須と初詣。初詣いっても、そうか、前は中へ入ってって、拝殿までは去年も行きませんでしたけどね。中入ってって、向こうに屋台があって、いつも決まったとこで一杯飲んでましたけど、今年なしなんだろ、あれ。なしになるそうでございますので、去年どおりだったら、あの東門のとこから、「Happy New Year」と、英語で一発言いまして、ご無礼することになるかと。まあ、かしわ手ぐらいは打たなあかんと思いますけど。うん、だにゃあかね。

 中に入らなええでしょう、まあ。だけど、名古屋はやっぱり、この熱田神宮の草薙の剣があるというのは、どえりゃあでかいですよ、名古屋の精神性の中で。


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