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令和2年11月2日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年11月27日

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報告事項

  • 南区民まつり@ONLINEについて
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 繁華街における感染拡大防止策の推進について

会見動画

報告内容

「南区民まつり@ONLINE」について

(市長)
 はい。それでは、令和2年11月2日(月曜日)でございますが、定例会見を始めてゃあと思います。

 おはようございます。本日は、はじめに「南区民まつり@ONLINE」についてご報告いたします。

 名古屋市では、例年、区民の交流を目的に、5月から11月の間に、各区で区民まつりが開催されていますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、中止となりました。

 そんな中、南区では、これまでの区民まつりとは違う形の「南区民まつり@ONLINE」を、インターネットを用いたオンラインライブ配信にて、11月15日(日曜日)に実施することとなりましたので、報告します。当日は、私も会場に行きます。

 ライブ配信の内容は、eスポーツ対戦や、南区が企画した防災体験ゲームなどです。eスポーツ対戦では、大人気野球ゲームを用いたトーナメントマッチを開催し、試合の様子を観戦していただきます。参加者は一般市民より募集し、ゲストに、プロeスポーツプレイヤーの、中日ドラゴンズ担当のプレーヤーを招待しております。

 防災体験ゲームは、ゲーム感覚で楽しく防災を学んでもらう趣旨のもと、南区が企画したものでございます。地震災害時に起こる家具転倒からの脱出や避難所運営など、災害時に遭遇するであろう様々な困難を想定したゲームで、リレー形式で勝利を目指します。

 「南区民まつり@ONLINE」は、事前に確認した関係者のみで行われ、全て感染対策を取った上で実施いたします。配信はどなたでもご覧いただけ、抽選でプレゼントの当たるアンケートも実施いたします。詳しくはぜひ、南区ホームページより「南区民まつり@ONLINE」の特設サイトをご覧ください。

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

(市長)
 次に、新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について、ご報告いたします。

 市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、10月26日(月曜日)から昨日までの1週間で新規患者が合計219名発生しました。その前の1週間の患者数が91名であり、再び増加に転じております。また、先週は、新たに3名の方がお亡くなりになり、これまでに亡くなられた方の累計は62名となりました。心よりお悔やみ申し上げます。

 昨日時点で入院中の方は71名です。本市が運営している軽症者等の宿泊療養施設「東横INN名古屋名駅南」には、昨日時点で、市内在住75名、市外在住20名の合計95名の方が入所しておられ、これまでの最大となっております。

 また、健康観察の対象でございますが、前回の700名から増加しまして、現在740名になっております。引き続き、保健センターにおいて丁寧に健康状態の確認などのフォローアップを行っております。

 PCR検査等の実績ですが、先週は中区で集中検査も行ったことから、実施件数は増加しており、市内診療所における検査を除いた先週1週間の実績は合計1,990件でございました。

繁華街における感染拡大防止策の推進について

(市長)
 次に、新型コロナウイルス感染症に関する繁華街における感染拡大防止策の推進についてでございます。

 9月に国において、「大都市の歓楽街における感染拡大防止対策ワーキンググループ」が設置され、その中で、大都市における歓楽街への早期介入や、対策の強化を図る重要性が指摘されたところでございます。

 こうしたことから、歓楽街を含む歓楽街(正しくは繁華街)における新型コロナウイルス感染症対策を推進するために、新たに11月4日(水曜日)から、「新型コロナ感染防止対策協力店認定制度」を創設するとともに、本日11月2日(月曜日)から、「繁華街飲食店等新型コロナ感染防止対策相談センター」を設置することといたしました。

 まず、新型コロナ感染防止対策協力店の認定の流れについてでございます。ということでございまして、パネルということでございます。

 まず、ここにありますようにと。主な認定の要件ですが、ここんとこですね。ここんところ。施設の所在地が「錦三丁目、栄三丁目1番から15番、栄四丁目」にあること。愛知県の「安全・安心宣言施設」の登録を受けていること。全8項目と。風営法第2条第1項第1号に規定される風俗営業の種別の許可を受けていることと。接客を伴うものということですか。平てゃあこと言うと、クラブとかいうことかね。接客。ということでございます。クラブのママさんたちにも、まあぜひ、読んでちょうでゃあということでございます。

 名古屋市の定める感染防止対策に協力できること。患者発生時における従業員名簿の提供等。それからまあ、施設の代表者等が暴力団員等でないこと。という、この皆さんに向けまして、まず、申請はインターネットで行っていただくと。で、従業員の名簿を添付してくださいということです。で、ほんでまあ店舗調査に行くという。いうことで、この辺は、愛知県はやっとらんのだろう。これはやっとらんだろう。名古屋が初めてです、これは。ええ。

 で、皆さんのプリントにあります金シャチのマークのステッカー、まだ印刷ができとらんらしいもんだで、あれですけど、そういうものが貼っていただけると。それが貼ってあるとこだと、名古屋市の保健所がちゃんと来て調査してったよと。でまあ、この、今のインターネット、従業員名簿なりで店舗調査に行くと。ほれで、愛知県の「安全・安心宣言施設」の登録内容の遵守状況の確認、名古屋市感染防止対策に協力できることの確認をしまして、従業員に対して唾液PCR検査を実施いたしますと。

 まあこれも、県はやっとりませんで、名古屋が独自ということでございます。だで、ママさんも、うちの、自分とこのホステスさんやら、ボーイさんやらみえますので、ぜひ。これタダでできますから。ええ。もういっきゃあ言いますと、タダでございますので。ええ、ぜひ申し込んでくださいと。

 で、そうなりますと、PCR検査の陰性確認後、協力店のステッカーを、この金シャチマークのやつを。ありますんで。あんまり小せえやつだと見にくいで、まあ、どデカくてもいかんけど、どのくらいか知らんけど、ちぃと目立つようにしていかないかん。なあ。直径20センチぐりゃあか。

(当局)
 15センチ。

(市長)
 15センチぐりゃあと。直径15センチぐりゃあの金シャチマークのステッカーをお店に貼ってっていただくということになりますと、名古屋市公式ウェブサイトに協力店名簿を掲載いたします。認定ナンバーも発行いたします。

 でまあ、認定してから、新型コロナウイルス感染防止対策を中心とした相談の受け付けと。個別に、このお店に対しては、まあ、非常に丁寧にですね、かゆいとこにも手が届くというぐらいのサービスを名古屋市としてはやらさせていただくと。

 でまあ、随時になりますが、これはまあちょっと、やりかけてからですけど、PCR検査機会の提供を、さらにやってくというサービスを、展開していくということでございます。

 まあ、ここまで丁寧にやるのは、ほかのところもやっとるのかね。新宿だとか。ちょっとわかりませんが。うん。首を横に振っとるのと縦に振っとるのと2つあるもんだで。どっちか。

(当局)
 初めてです。

(市長)
 初めて。全国初ですか。

(当局)
 はい。

(市長)
 ええ。まあ、外れとったら申し訳にゃあ。よその自治体の方に怒られるなら、「すいません」と言いますけど、今んとこ、うちの調査では全国初ということになります。ぜひ、接客がある、クラブのママさんですわね、端的に言えば、特に。という方は、ぜひ申し込んでいただくと、かゆいとこにも手が届く名古屋市というふうにやらさせていただきてゃあと思います。

 まあ、そういうようなことが書いてありまして、今言ったことでございますな。今回の認定制度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためだけではなく、営業時間短縮、休業要請によりお客さんの足が遠のいたお店を応援することも重要な目的の一つとしております。要件に該当する多くのお店に、ぜひ申請していたでゃあて。まあとにかく、やっぱりみんな生きてってもらわないかんで。やっぱり、何だかんだいってね。やっぱ、そのコロナは、やっぱ非常に注意せないかんですけど、同時に、クラブのママさん、またホステス、従業員の皆さん、ほれからバーテンダーいうか、ボーイさんいうのか、クラブの場合どういうんだね、あれ。うん。まあ働いとる兄ちゃん方、兄ちゃん方ではいかんか。まあちょっと丁寧に言わないかんかわかりませんが、まあ皆さん、生きてってもらわないかん。今まで納税していただいた名古屋市からすりゃあね、こういうときには丁寧にやらせていただいて。で、この金シャチマークを、貼っていたでゃあて。そこへは反対に皆さん、ジャーナリズムの皆さんで、そこへは飲みに行ってちょうと。ぜひね。ということですわ。

 まあ、どんちゃん騒ぎはいかんということで。これは前から言っとりますけど。どんちゃん騒ぎはいけませんけど、まあそんなことで、うみゃあハイボールの一杯と。うみゃあヒャアボールの一杯でも飲んでちょうということでございます。

 まあ、ここに書いてありますように、お店を応援することも重要な目的の一つとしておりますということで、役所には珍しいことが書いてありますけど、まあ、そういうことでございます。

 まあ、お店をというより、やっぱり納税者を応援するという、やっぱり基本的な姿勢が非常に重要ですよ。ええ。この役所というものはね。やっぱ、納税者によって、当たり前ですけど、税金が来まして、それでいろいろな市民サービスやっとんだから、こういうときこそ納税していただいとった、まあ今は納税どころじゃにゃあと思いますけど、そういう皆さんを応援するということでございます。

 まあ、繰り返しになりますが、風評被害等ございますので、ぜひいろいろな情報については、丁寧にですね、皆さんのプライバシー等を大事にするようにご配慮をいただきたいと思います。

ベルリン市ミッテ区に設置された「平和の像」について

 (市長)
  まあ、ほれから、これで以上になってますけど、今度文書ちゃんと出しますけど、ベルリンのミッテ区の区長に対しましてですね、慰安婦像を撤去してくれという文書を名古屋市として提出しました(正しくは、「今後提出します」)ので。これ一応、外務省、また、そのドイツの関係の代議士さんの方も通じまして、とりあえず。今、文書をもう一回、役所としてちゃんと出しますから、チェックしております。

 まあ、何でか言いますと、そこに書いてありますように、ネット情報でもなしに、これは本当に遺憾なんだけど、あいちトリエンナーレで出されました、あの慰安婦像の作家と同一作家のものが、ベルリンのど真ん中です、ど真ん中のミッテ区というところに今、展示されてるということでございます。ブランデンブルク門のすぐそばと。ミッテ区いうのは、新宿区と、姉妹都市というか姉妹区になっとるそうでございますけど。いうことで、大変にいかんことです、これは。ほんとに。簡単に考えてはいかんと思いますね、これ。こういうことは。どれだけ日本の、日本人というか、日本に対して、迷惑と言うか恥をかかせると言うのか。それから、うそだでいかん、内容が。いうことのきっかけになってしまったと。名古屋市の、あのトリエンナーレ、愛知県のトリエンナーレが。ということで、大変申し訳ないことだということでございます。

 でまあ、トリエンナーレのほうには、この文章はありませんでしたけども。碑文ね。碑文はなかった(正しくは「あった」)けど、ベルリンのほうには碑文があります。で、私は原文を僕のツイッターで載せてありますんで、ぜひ見ていただきたいんだけど。そこで、一番冒頭のとこは、まあとんでもにゃあこと書いてあるんですわ。この、「Japanese military」、日本軍は、「countless girls and women」、countlessというのはカウントできない、数が数えられないほどの少女と女性を、「abducted」、abductというのは、拉致のやつをabductといいます。拉致、まあ強制連行。拉致してって、sexual slaveにしたという文書が。今、ほんで、ミッテ区長は一旦は撤去命令を出したんですけど、そのグループ、韓国系のグループですけど、グループが裁判で仮処分申請しまして、撤去命令の執行停止を求める仮処分いうことで、今、保留になっとります。ですから、ベルリンのど真ん中に、とんでもにゃあ日本人に対するですね。で、ミッテ区長のほうが立派ですよ。うん。芸術作品だ言って出したけど、一方的に日本人のことをめちゃくちゃに言うようなのは出せれない言って。そりゃあ、いわゆる公共事業でもなくて、ほれから何ですか、税金を使ったわけでもありません。公共の広場に展示されとるものだけでも撤去命令を出したいうことで、今はまあ、係争中ということでございますので、名古屋市とすると、やっぱり日本のために意思表示をちゃんとせないかんわな、これ。

 ちなみに、日本政府は撤去してくれとはっきりこう言っております。ええ。まあ、官房長官の会見か何かで言ってますわね。いうことでございまして、名古屋市としても、その、まあきっかけをつくってしまったあいちトリエンナーレ。ほんで、私はびっくりこいて、すぐ名古屋市は関与しないと。という、すぐというか、ちょっとたって、いうことを宣言させていただきましたけど。まあ日本の国に大変な迷惑をかけたということですわ。表現の自由じゃないですよ、こんなのは、ほんとに。こういうとんでもない話ですわ。

 そんじゃあ、裁判でどうなっとるかいったら、今、県は公共事業でにゃあ言ってますからね、これ。あれは公共事業でにゃあいって。とんでもない話ですよ、ほんとにまあ。言うも、こんだけ税金使っといて、全部愛知県が、実際、事務局もやってですよ、皆さん、こういうふうに記者クラブでこうやって話して、どこが公共事業じゃないんですか、まあ。ひでえもんですよ、この責任逃れの。日本にこんだけ迷惑かけといて。めちゃくちゃですわな、これ。という状況でございますので。また、文書を今もう一回チェックしておりますので、ちゃんとドイツ語と日本語とありますので。皆さん、記者クラブへ改めて提出しますから、お願いしたいと思います。ということです。とりあえず。

質疑応答

新型コロナウイルス感染症 第3波への備えについて

(記者)
 コロナの関係なんですが、第3波に備えて、市が今まで取り組んできた施策と、さっきも言われましたけれども、今後新たに取ろうとしている取組みですね、これについて教えてください。

(市長)
 はい。それから、忘れんうちに言ってくと、先ほどのミッテ区に出したやつは、まあ私が名古屋市として責任があるのでということで、私のほうからドイツ、外務省に申し出まして、当然のことながら、外交の文書ですので、一応まあ、外務省にもチェックしていただいて。まあ、ある、自民党ですけど、代議士さんにもお話をさせていただいてやったわけで、勝手にこういう外交関係のむちゃくちゃやっとるわけではありません。はい。

 先ほどの第3波に備えた対策ということでございますけど、まず、国に先駆けてということで、先駆けた第一弾は、感染から(正しくは、発症から)2日前から健康観察を行う。これは、先駆け第二弾ですけど、身近な診療所と。かかりつけのお医者さんのところで、415になりましたかな今。410だったけど、415だったかな。まあまあその辺で、415カ所。で、全中学校区に1つはありますんで、平均で割ると4つ。110中学校ですから、大体中学校区ごと4つから5つの地元の開業医さんでできるようにしたということでございます。

 まあ公開されとるのは五十いくつだったかね。五十いくつだったです、公開はね。だでまあ、ぜひ皆さん、まずちょっと近所の、まあちょっと、かかりつけ医行かれるときに、電話して、「ちょっとわしも熱があるかわからん、心配だで」いって、「どうしたらええ」いって電話をかけていただくと。ほうと、「どこどこでやってるから」ということでですね、そこ行って、まあちょっと、お医者さんですので、一応の診察があると思いますけど、そこで、「ほいじゃあまあ、唾液取るかね」ということになりゃ取っていただくということでございます。

 唾液取りますと、1日か2日だね、1日か2日はかかりますけど、そのくりゃあで結論が出ますから、はい。今んとこ、(症状が)何にもにゃあ人は、何にもにゃあ人は、そういうサービスには今んとこなっとりません。今んとこ。これは日本中ですけど。

 ですから、ようあるのは、熱がある、咳が出る、ほれから味覚がないと。あみゃあもん食ったけど、あみゃあ感じがせんと。それ正しいかどうかわからんですけど、かりゃあもんなのか、味仙の台湾ラーメン食ったけど辛なかったがと、そういうような話ですけど。そういう方はぜひ、近所のお医者さんに、まず電話をしてください。中学校区ごとに大体4軒ぐらいありますからね、平均で。これは国に先駆けてと。

 ほれから、市衛生研究所へのPCR自動化装置の導入に取り組んでまいりまして、これで1日当たり約1,200件の検査が可能な体制を取っております。

 それから、医療提供体制については、市内医療機関と連携し、病床の確保に取り組んできたところでございます。

 そのほか、自宅療養者への配食サービスの実施や厚生労働省クラスター班による専門的知見の活用も行ってまいっております。

 ほれから、この秋冬にかけて、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されております。これに備え、10月15日から新型コロナウイルス感染症対策の一環として、県の制度を活用しまして、65歳以上の高齢者等を対象としたインフルエンザ予防接種事業を自己負担、タダで受けられるようにするということです。

 これ、まだわしも受けておりませんが、うちのかみさんが電話かけたら、1カ月ぐらい待ってくれ言われた言っとったぜ、ほんでも。で今、健福(健康福祉局)に聞いたら、「いや、まあ、自分らはやってきた」言うもんで、「特権でやったんだにゃあか」いって。「それは違う」いって、首振っとりますけど、そういうことはにゃあようでございますけど。まあ、うちのよう行くとこは1カ月かかるようなことを言ってましたけど。

 ほれから、本市の独自事業としましては、乳幼児から小学校2年生相当までの年齢までの児童と妊婦さんを対象に、1回当たり1,000円の費用補助を行っております。

 今後については、先ほど述べた繁華街対策に重点的に取り組んでいく必要は考えておりまして、協力店認定制度や小型バスによる検体採取の実施を行うことといたしました。引き続き、地道に保健センターによる健康観察を行っていくとともに、検査体制、医療体制の確保に努めていきたいと思っております。まあええですか。大体こんなところでございます。

大阪都構想・中京都構想について

(記者)
 もう一個、すいません。大阪都構想なんですが、住民投票でまた、二度目の否決されましたと。これに対する感想と、事実上、今、頓挫している中京都構想ですね。これを完全に終わらせるというような考え方はあるのかないのかというのを教えてください。

(市長)
 大阪都構想につきましては、昨日も夜まで、ずっとテレビ見とりまして、ええ。NHK、民放の方には申し訳にゃあけど、NHK見とりましたけど。まあね、僕もまあ、維新の皆さんとは仲良うしとるもんで微妙な気持ちですけど。確かに今までの政治がええことなかったことは事実なんですよ、これ。大阪市なら大阪でまず、よその自治体でもそうだけど。でまあ、そういうのの解決法として大阪市を分割すると。まあ東京都みたいにするということですけど、私の場合は、後の第2問にも重なりますけど、私の場合は、大村さんとも話しまして、あんとき、「大阪が大阪都言っとるで、名古屋もどうだ」いって、「中京都で」いって。俺はほんだで、「中京国か名古屋国でどうだ」いって言っとったぐりゃあですけど。

 まあ僕は、分割するというのは、まあ行政学の一定の常識なんですよ、これ。国の役人がよく言う。大体人口30万、40万、50万、今度大阪50万ですけど、ぐらいの都市というのが一番マネジメントがロスがないというふうのは一つの定説なんですな、これ。

 だけど、そういうところで大阪は、第1問で言やあ、大阪の皆さんはやっぱり、さすがに大阪いうのはやっぱり相当ネームバリューもある、歴史のある、大変文化の発達したですね。江戸より古いんだにゃあかな大阪って、どうかな。もっと古いのは名古屋ですけど、実は。熱田神宮入れれば。だから、それを分割するいう選択はね、やっぱり大阪市民の皆さんからすれば、やっぱプライドが許さなんだんじゃないすか。そんな気がしますな。大阪人のプライドってあるでしょう。浪速の魂が。ねえ。坂田三吉端歩もついたいってですね、通天閣の横で将棋指してみたり。近松門左衛門の曽根崎心中とかですね。やっぱり大阪の浪速の持っとるこの文化の深さってすごいわけですよ、これ。で、町並みもほとんど残ってますわね、空襲はあったけど。名古屋みたいに、めちゃくちゃ道路ばっか造らなんだということで、生活のも残っとるし。だで、大阪というものの、やっぱ都市の町、市から、を大事にしようという、やっぱ大阪市民というか、浪速の、浪速衆のプライドがなさしめたことだと思いますね、私は、これは。うん。これはまあ大事せないかんということで。

 じゃあ中京都はどうかというと、まあこれ何遍も言っとりますけど、一遍まとめてまた言いますと、初めそういう、大村さんからあったんです、初め。ええ。その「中京都どうだ」と。「大阪はこうやってやっとるで」と。「おお、まあなかなかええやないか」ということだけど、わしはそのときに。本人に聞いてちょ、本人に。まあ、違うこと言うかもわかりませんけど、僕が言っとることが正しいですから。「名古屋は分割できん」と。「名古屋は分割できんよ」いって。でまあ、理由は、やっぱお城、大阪も大坂城1つですけど、名古屋城があってですね、やっぱり名古屋人の、戦争でむちゃくちゃになりまして、あとの区画整理でむちゃくちゃ破壊された町ですけど、名古屋人というやっぱり名古屋のプライドがあって、こんな名古屋を分割する言ったら、「おまえ、バカか」言われるぞいって。いうことでできないと。

 ほれから、もう一つの理由は、愛知県ですから。これ名古屋県じゃないもんで、名古屋を分割すると、名古屋いう名前がなくなっちまうんですよ、これ。大阪の場合は、大阪、あれ分割したとしてもですね、大阪府というのがありますから、大阪は残るんですけど。なくなっちまうから、まあ、それもあってできんと。で、「できんぞ」と言っとったけど、まあ「ええわ、ええわ」というような話でですね。ほんで、まあ。

 で、僕の気持ちからすると、尾張名古屋共和国いうことで、名古屋のほうを残して愛知県をもう廃止してくと。こういう考え。江戸時代みたいな考えですね。県ちゅうのは、明治時代に日本国家の権力で、何か訳わからん、三百諸侯あったやつを県というやつで取りまとめようとした、権力そのものなんですわ、県という仕組みは。だでもう一回、江戸幕府の藩みてゃあな格好で、名古屋は尾張藩ということで、まあ独立、独立いうと内乱罪で捕まるといかんので、まあ一応、準独立というようなふうにしてって、ベクトルとすると、将来道州制になるかどうかありますけど、この県を廃止してくと。

 まああの、面倒くせゃあで書くときありますけど、政令市長会(正しくは指定都市市長会)が何か言っとる特別市(正しくは特別自治市、以下同じ)制度とはどこが違うかいうと、あの特別市いうのは、例えば、名古屋だけが、県と同様の権力をというか、権力いうとおかしい、権限を持つということですけど、僕が言っとるのはもっと広く、旧尾張藩ぐらいが、全体で特別市になるというか、準国家みたいになるいうのがイメージで、現にやってきました。尾張名古屋共和国をわしは、何遍か会合をやって、一杯飲んだりして、皆さんも喜ばれたと思いますよ、これは。

 で、やってきたら、これは、まあまあ、はっきり言ってこか。まあ言っとらん言うかわからんけど。大村氏のほうからいろいろあって、「名古屋市、二つに分割できんか」という話がありまして。「できん言っとったやろうが」いって。「それは」ということを。まあ、ここで言った以上、確認してください。ご本人に。ご本人どう言うか知りませんよ。わしが言っとることが正しいですから。

 という話があり、で、「できん」という話で。まあ、そのころから、やっぱり一旦は、やっぱ名古屋市を分割して、大阪型ね。ああいうところを目指したところがやっぱりあったんじゃないですか、気持ちの中に。だけど、県の人からすりゃそうだよね。名古屋市みてゃあな、できゃあ、うっとうしいとこがあると。まあ、減税だ言うし。ねえ。ほりゃ、いろいろ言いますわな、これは。ほんだでうっとうしいと。ほんだから、統一的に国が県を通じて、日本の国を統一的に管理するには、人口50万とか40万とか30万のほうがやりええわけです。天下りするにもちょうどええと。あんまり小さいとこだと、国の役人威張っとるのが多いですから、なかなか。「ほんなとこ、何で俺が行けるか」いうことになり、まあ50万ぐりゃあの都市だったら行きやすいということに、まあ、なったということで。

 その後、大村さんがホールディングスとか何か言われましたけど、英語にすりゃええいう問題であってですね、わしもようわからん。正直言うと。何なんだということですけど。まあ、一応ベクトルは、わかりやすく言やあ、名古屋市が大きなってって、ほんで県をなしにしていく方向というのは、まあ僕が思っとったこと。それをまあ中京都ということですけど。まあちょっと、その辺の方角は基本的に違っとったということでございますけど。

 まあ、今、一応言っときました。これ、ちゃんとまとめて言ってかんとよう、いかんもんだで。ええ、いうことでございます。

 まあ、浪速衆のプライドじゃないですか。やっぱあれ、そう思った、やっぱりテレビ見とって。「大阪だもんな」いって、これ。浪速ですから、これ。近松門左衛門だにゃあかと。太閤さんが造った町ですけど、これねえ。なかなか分割するいうのは、非常にやっぱり、浪速っ子のプライドが許さなんだんじゃないですか。ええ。と思いますねえ。ええ。

(記者) 
 すいません。いくつか伺いたいんですけれども。今のお話なんですが、中京都構想については、変わらず必要だというお考えから変わってないということでよろしいでしょうか、教えてください。

(市長)
 まああの中京都という、そういう、せっかくですから、名古屋なんかは、尾張の、一宮やら、このずっと一番向こうの、あれですわね、知多半島の先っぽまでですね、師崎のほうまで一国をなすというのはおもしろいと思いますよ。すごい経済力ですから。まあ、トヨタ自動車のおかげが非常に大きいですけど。それが日本を引っ張ってくという体制にできれば大変ええと思ってますけどね。うん。

ハロウィン当日のオアシス21の混雑について

(記者)
 すいません。別件なんですけれども、31日のハロウィンのときに、オアシスでかなり人が殺到していたかと思うんですが、警備員の方、増やしたりされていたと思うんですが、対策などですね、十分だったか、どのようにお考えか、教えてください。

(市長)
 そうですか。わし、ちょっと、オアシスは行っとらなんだけど、そんな人だったですか。ほうかね。うーん。それはまあ、注意はせないかんですけど。まあねって、これは、ほんとにねえ。経済活動も重要ですよ。ここにおられる方はみんな、ほとんど税金で食っとられる方、並びに、新聞記者を除いて、あとは給料の非常にええ方ですので。だから、何か別に、経済活動はどうでもなってもええようなふっと思いますけど。まあ、ハロウィンということになると、あれですか、どんちゃん騒ぎしとったわけ。どんちゃん騒ぎしとるという話は、聞いたことないけど。ええ。いつの間にハロウィンが日本の習慣になったか、俺よう知りませんけど、これ。日本人のパワーはすごいな、これ。しかしなあ。クリスマスはあるわ、正月はあるわ、ハロウィンまであるということで、何かようわかりませんけど。まっと花祭りとか、ああいうのちゃんとやらないかん、お釈迦さんのやつを。まあ、ええけど。

 だで、まあまあ。まあ、気いつけますけど。ええ。めちゃくちゃで何でもええとは申しませんけど。まあね、一定の、やっぱりエンジェイすると、生活を。いうのは大事だにゃあかと思いますけど、私。それがまあ、何ですか、ウィズコロナということになるんだろうけどね。どうですかね。

(記者)
 大きな混乱はなかったというふうに考えてよろしいんでしょうか。

(市長)
 と思いますけど。僕、報告がにゃあもんで。報告がにゃあで。

(記者)
 わかりました。ありがとうございます。

(市長)
 オアシスもそうだけど、久屋(大通)公園、ようはやっとるね。昨日も横通ってったけど。ああいう、皆さんが幸せそうにね、家族連れがようけおるわ、がきっちょ連れたのがね。まあ、ええことだと思いますね。

 でまあ、まだ発表あれですけど、まあすぐ音楽を、バイオリンで1人で弾いたりとか、そういうちょっと雰囲気出しますんで、久屋(大通)公園はね。楽しみにしといてちょうだい、これ。

ベルリン市ミッテ区に設置された「平和の像」について

(記者)
 ドイツのベルリン市に書簡を送るということなんですが、これ、名古屋市が送る意義というのはどういうふうに理解されてるんですか。

(市長)
 それは名古屋市のど真ん中で、愛知県と名古屋市の共催事業じゃないですか、本来。本来じゃなくて実際。でしょう。そのドイツのあれはね、何に書いたったかな、ネットに、ネットですけど、はっきり書いてあります。あいちトリエンナーレで展示された慰安婦像と。こういうふうに。ネットですけど、どういうネットだったかちょっと覚えがないけど、見ていただきゃいいですけど。で、作者も同じと。これは間違いないとこですけど。で、作品そのものは、色は違うけど、同じだといって書いてあるのも。それはいかんでしょう、責任があるでしょう。あるでしょう。朝日新聞は特に、あんたんとこが出さにゃいかんだにゃあの、ほんとは。朝日新聞が。公的に社長の名前で、私どもが、何ですか、誤審というか誤報した、この慰安婦がドイツ、ベルリンのど真ん中に飾られて大変申し訳ないと。本来、朝日新聞謝らなあかんじゃないですか、これ、ほんとに。

 ものすげえ日本人のダメージですよ、これ。で、むちゃくちゃな碑文が書いてありますで。数えきれないほどの少女と女性をabductしたと。拉致したと。で、性の奴隷にしたと。日本軍はと。明記してあります。

(記者)
 それは、市としてトリエンナーレに展示されたものと、ドイツの道路に設置されたものが同じものだというのを確認したというか、そのネットでというのは。

(市長)
 いえ、同じですね。

(記者)
 同じですか。

(市長)
 ええ。その筋の。同じというか、作家、作者は同じです。ほんで、作品については、一応はネットですね。色が違うけど同じだと。まあ見えますから、ネットで。見てみた感じで金色ですけど、ベルリンのやつは。同じだと思いますね。

 申し訳にゃあと。申し訳にゃあということですわ。わしもほんとにね、たまに言われるんですよ。昨日も岡崎で、またリコールのことやっとりましたけど。たまに、「何で河村さんもっと、あんた、会長代行なんだから、会長の責任ばっか言って、会長代行はどうなっとんだ」いって。で、わしも本当にこれ感じるんですよ。会長代行で。何でもっと早う気づかなんだかと。

 これ、少なくとも7月22日の日に、県が展示品一覧表出したとき。8月1日オープンで、あと1週間あったんです。だけど、市に言わせると、そこで「これ、(知事は)ほんとに大丈夫か」と。陛下が燃えるやつはなかったと、そこに。陛下がバーナーで燃やされて足で踏んづけられる動画は出してないんです、その一覧表に。だで、だましたんですよ、これ。これは間違いないです。だけど慰安婦像と、それから日本軍兵士の亡くなった皆さんを「idiot JAPONICA」と、間抜けな日本人だというのは出とったの。で、名古屋市とすると、「これ、(知事は)ほんとにええか」と言って、まあ、知事じゃないけど、県の担当者に確認、2回した言ってましたね、これ。

 で、もう一回言うんですけど、2回したと。だけど、それはまあ、「上がええ言っとるで」と。と、言ったいうことはないです。大村さんがそれ言ったかどうかは、また別の話ですけど。間違いないです。2回目も間違いない。2回目は、それどころか「おまえら、これをやめさせるようにしとるんじゃないだろうな」と、そこまで言われましたと。というふうに県の担当者が言ってます。で、県が「責任を取りますから」というような、てにをははちょっと、あんまり責めんどいてね、これあの、ちゃんと文章になっとりますけど。というようなことを言われたために、河村市長には言わんかったと。

 だけど、俺、これは怒っとるんですわ、ほんとは。22日の日に、ほんとに僕にも言ってくれとったら、「ちょっと待て」いって、これは。すぐ大村氏のとこ電話かけるなり行ってですね、「いかん」いって。「いくら何でも公共事業だから」、これ。「こんな、公共事業でやっては」いって。いくら朝日新聞と中日新聞が前日に特ダネ書いたとしても、「それはいかん」いって、「そんなもん」いって。言って何らかのことが。まあ、大至急実行委員会開いてくれと。というね。そういうことを論議するとこあったんだから。ないし、僕が実行委員に電話したと思いますよ、これ。「これはいかん」いって。こういうことになることわかってるじゃないですか。裏書き効果が発生して、で、ベルリンに出るんですから、これが。そうでしょう。ベルリンのど真ん中らしいですよ。ブランデンブルク門のそば。

 だから、もっと早う。それは、記者会見で当時の室長か、が謝りましたね。名古屋市側の。市長に、そういう理由で言わんかったと。で、申し訳なかったいって。だで、わし、前日のレセプションか前夜祭で「燃えよドラゴンズ!」歌っとったんだで。ほんとにまあ、「燃えよドラゴンズ!、「燃えよトリエンナーレ!」いって盛り上げとったの、アホみてゃあなもんですわ、これはほんとに。

(記者)
 市長の理解としては、トリエンナーレで展示された結果として、ドイツのベルリン市に設置されたと。そういう理解でいいですかね。

(市長)
 まあ、そういうことですね。

(記者)
 ありがとうございます。

(市長)
 結果としてというのは、裏書き効果が生じてです。書いてってちょうよ、ちゃんと。英語でいうとendorsementというんですが、政府言論。名古屋市・愛知県の主催の、まあ裁判では県側は公共事業でないいって主張してますけど、むっちゃくちゃなことを。だけど、名古屋市や愛知県主催のもので展示されましたので、まあ普通は、ええかなと思いますわね、そりゃあ。ええ。思いますわ。

豊山町長選について

(記者)
 昨日、豊山町長選の結果が出まして、ここの局長を務めていらっしゃった鈴木さんが、現金給付を訴えた2人、2候補を破ったわけですけども、岡崎市長選以来、現金給付がちょっと注目を浴びつつある中で、この結果をどう受け止めていらっしゃいますか。

(市長)
 まあ、「邦さ、邦さ」と言ってましたけど。まあ、邦さにおかれましては、年食ってから、よう踏ん張られて。まあ仲ようして。ねえ。わしは、本当はあれですよ、一緒に合併するとええわなと言っとるんだけど、「それはやっぱ名古屋から言うといかんで、あんたのほうから言わないかんわ」ということなんだけど。まあ、よかったかなということです。

 ほんで、現金給付について、非常にマスコミが何か冷てゃあようなことが書いてありますけど。健全な、反対に邦さのコメントを読みますと、それより、現金給付やっとるより、財政が厳しいんだで、財政の健全な運営のほうが大事だと言ってますけど、それは正しいのかねということありますね。うん。その根底にあるのは、もう日本の行政、政治の中に、もう深々と染み込んどります。マスコミの中にも深々とNHKの財政報道。それから日経もそうですね。財政危機だというやつ。これはうそですから、これは。根本うそですよ、それ。日本は財政危機じゃありませんよ、全然。こんな金利が低いのは全く違う。要するに、貯金したやつを借りる人がいないんですよ。で、企業が借りないどころか、借りとった金を返すんですわ、今。

 リチャード・クーさんは、これバランスシート不況だ言ってますけど、そういう時代ですから、膨大な金が実は。庶民の皆さんからすると信じられんと思うけど、これ。実は、この日本国なり、まあ民間の銀行に余っとるんですけどね、銀行に。銀行、貯金ばっかで借りる人おりゃせんもん。そういう場合は、政府は、代わってお金を使ってくと、これ。それは、国債であり、愛知県債であり、名古屋市債であり。そういうことなんですよ、これ。だから、もう昔の、今、ジャーナリズムを勉強した人たちは、財政学とか経済学を勉強したときにはない状況が生じておるんですわ、これは。みんなが金を儲ける時代じゃなしに、みんなが借金を返す時代なんですよ、今これ。

 だもんで、そういうことの結果としてね、民間に余った金をですね。だで要するに、余った分をそのままにしてきますと、ものすごい不景気になりますよ。当然、お金というのは回さないと、これ。すごい、企業が潰れますんで、すごい失業が起きて、でまあ第二次世界大戦になっちゃったわけですよ、昔は。

 だけど今は、ドイツをはじめ、ドイツ、フランス、それからイギリスも、このリチャード・クーさんの言っとる理論ですね、資金循環統計というんですけど。国の中に、誰が金を預けて、誰が借りとるのかいうことを。これ戦後できた方式なんです。が生まれまして、要するに、今の理論は解明されとります。実は貯金がものすごく増えとるんだと。これ解明されとるんです、ちゃんと数字で。四半期ごとに日銀が出してます。

 だから、そういう立場でいえば、ジャーナリズムの一部の人が言っとる、何か財政の健全化いうかね、ばらまき。ばらまきがええとも言いませんけどね。減税まで批判する人がおるじゃないですか。減税まで。ねえ。政治の目的いったら年貢を減らすことと。1円でも。仁徳天皇以来言っとるじゃないですか、これ。それが経済構造を守って、失業を減らして、人々の幸せを増していく、福祉を充実させてく、ですから、まあ僕は一概に、岡崎の市長も来ましたけど、どこまでどうやるか知らんけど、名古屋の減税のやつを資料をつけて渡してあげましたね。

 名古屋の減税、なんでできたかいったら、それは河村さんが給料を800万にし、であのときは市会議員が一旦給料を半分にし、800万に。その後、市の職員が給料というか人件費を1割カットしたんです。で、日本で一番給料高かった名古屋が13位かな。一番下がったとき18位ぐらいまで下がっとると思う。それで財源をつくって減税してったわけですよ。ほんで税収が。おもしろいのは、これ政府の、政府というか民主党だけど、えりゃあ様たちが、「減税すると福祉が悪なるんでにゃあか」いって。「まあそう思うでしょ、普通は」いって。「じゃあ、名古屋見てみやぁ」いって。減税したら税収戻って、その上まで行ったんだよ。可処分所得増やすから。

 ということは、まあわからんですので、わしは岡崎の中根さんにも、「まあね」って。いろんな行革をやって、これ。200億、百九十何億。いろんな行革プラス、これ言うと雰囲気悪いですけど、公務員の人件費を減らせば相当出ます、お金が。これは。名古屋が1割減りゃあたもんだで、みんな、公務員がみんな、雰囲気悪いがね、これ。ねえ。ずーっと続いとるがね。ほうと、議員も悪なりますよ。議員も自分の給料、次きますから。うん。だけど、今は高過ぎるの、ほんとに。民間400万、公務員600万、低くてね。1.5倍ありますから。でしょう。その代わり大変ですよ。公務員強えで、団結しとるで。ほんとは弱い者が団結せないかんけど、弱いラーメン屋の親父やパートのおかあちゃんなんか、ほんなことやっとれえせんがね、忙して。ほうでしょう。公務員、四六時中、これ職務あるんだ、給料同じもらえるもんで、ほりゃあ強いですよ。人事院までそう言っとるじゃないですか。これ。

 ということになっておりますんで、まあ長なりましたけど、一概に、すぐ財政出動するとばらまきであるとか。減税をすると、そんなことで選挙の票稼ぎだいって言った某新聞社の社長がおりますけど、まあええけどね。「何言っとんですか」いって。減税、減税のほうがほんとはいいですよ。やっぱ制度として変えますから。平成18年までは減税はできんかったんです。地方税の。だで、平成18年に、総務省というか国会がですね、法律を変えまして、自公民賛成、あっ、あれはその前か、全部か。変えまして、そのときの総務省の議論の議事録みたいの見てみますと、やっぱり地方税でも競争することは重要だと。うちは税金が安いよと。ほれから、その地方税の減税によって、行政改革を巻き起こすということによって、これ法律ができたんだよ、これ。新たに。できたんですよ、これ。

 ということですので、あの、お気持ちわかりますよ。今までの理論でいくと、財政が大事、財政が大事とずっと日本は言ってまいりまして。

中京都構想について

(記者)
 中京都構想の話にちょっと戻ってしまうんですけども、今、事実上動いてない状態なんですけども、愛知県と名古屋市の二重行政の解消については、市長は必要性というのは、今、感じていらっしゃいますか。

(市長)
 二重行政というのは、まあ、当時から議論はありましたけど、絶対いかんやつって何があるやろな。県立大学と市立大学が2つあっても別にええじゃないのと思いますわね。県の(信用)保証協会と市の(信用)保証協会2つあっても、それぞれ柔軟に融資ができれば、まあ、競争し合ってでもできりゃええと思いますね。今回の信長資金みたいに、ええと思いますね。

 ただ、公務員の数がものすごいおって、こうも要るのかと、ほんとに。県と市で。名古屋市分においてはね、特に。と、両方給料がどえりゃあええけど、議員もどえりゃあええけど、そこら辺は、俺あんまりええと思わんですね。だで、大阪でも大阪市がいかんいって言っとったがね。それは多分、私のあれでいけば、みんな給料がようなってまって、特に市長と、ほれから議員が。だで、市民の信頼を失っていると、政治に対して。これね。そこのところは、僕は大変に問題だということで、名古屋でやろうとしてやっとるわけ。

(記者)
 ありがとうございます。

(市長)
 と思いますがね。県営住宅と市営住宅は2つあるけど、それは別に問題ないでしょ。住家多なりゃ、ええんじゃないの、これ。

「シャチ割」について

(記者)
 もう1点だけ、すみません。先週土曜日にシャチ割クーポンの販売が事前販売、先行が始まったかと思うんですが。これですね。開始30分で完売と大変好調だったと聞いておりますが、1点だけ、このクーポンに科学館、あと水族館のイラストが書かれているんですけれども、利用できる先を確認すると、科学館も水族館も対象外なんですが。これちょっと、市民の方の混乱につながるのではないかなと思っております。市長、どのようにお考えですか。

(市長)
 そりゃあ大変失礼いたしました。深くおわび申し上げます。これいかんで、ほんとに、そういうのは。ちょっと大至急、副市長、ちょっとテイクケアしといてちょう、それ。

(記者)
 これ今後、第二弾、第三弾で追加で参加されるという可能性があるということなんでしょうか。

(市長)
 どうなっとる。

(当局)
 今日ちょっと担当局が来てないので、すいません。

(市長)
 じゃあ、責任持ってお応えします。

(記者)
 わかりました。ありがとうございます。

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